人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【秘】 憂愁 ライカ → かれがれ ユメカワ


「……それは、」

──君の声が、きちんと耳に届く。
聞き逃したことは、一度だってない。

「………どうしようもない、よ。
 家の都合、なんでしょ。」

正論ひとつ。
引越し。家庭の事情。友の死。
どうしたって、君の心が決まらなくても、関係のない事柄。覆らない。決定事項。

「僕らでどうにか出来るような
 事じゃない、し………。」

それを覆すほどの力は持っていなくて、
強引な愛の言葉を吐くほどの勇気だって持ち合わせてなくて。

出来るのは、訪れる別れの悲しみを
緩和させる為に、本音を押し込めるくらいだ。

だから、この話はこれで終わり。
閑話休題、として。この奇妙な肝試しの話とでも洒落込もうじゃないか。
(-108) osatou 2022/07/09(Sat) 0:03:38

【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ


「………でも、」

さて。これは長い長い余談。
僕と君だけの、遠い回り道。

「僕だって……
 皆と、深雪と居たい……よ。」

君の手の甲に、僕の爪先が僅か沈んで。
変わってくれない世界の不条理に、小さく反発して。


「分からないんだ、
 何かしたいのに何も浮かばない。
 行くなって言ったって、
 深雪は行っちゃうんだからさ!
 ああもう、ほんとに情けないなあ……!」

一度こぼれた言葉は、
ひとつ、ふたつと溢れ出していく。
今が夜の時間でよかった。
弱々しい表情は宵闇に隠されて、月にしかバレないから。



──ねえ、君を拐う方法を教えてくれやしないか。
(-109) osatou 2022/07/09(Sat) 0:05:35
ライカは、ほとり。───カメラのレンズに、ひと雫。
(a57) osatou 2022/07/09(Sat) 0:06:00

【赤】 かれがれ ユメカワ


「生きにくそう……それは、俺もそう思うな」

各々を取り巻く事情の、その全てを知っている訳ではないけれど。
ただ、死ぬ理由が無いから生きているだけのような。
そんなふうに見える同年代が身近に多い事は、事実だった。

このまま生き続けていても、
きっと状況が今より良くなるかなんて分の悪い賭けだ。
なら、ここで賭けを降りて、皆で永遠を過ごしたっていいはずだ。

そんなのはきっと、死者の傲慢でしかないのだけど。


「わかった。
 もし後から何か事情が変わったら、その時は教えてね」

あなたの笑顔にひとつ頷いて、その後は。

以前の約束通り、控えめな音量で音楽を流したり、聴いたり。
ごくありふれた学校の休み時間のような、束の間の一時。
きっとそんなささやかな時間が、どこかの教室に流れていた。
(*15) unforg00 2022/07/09(Sat) 0:08:34

【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ

『ボクはあの中身が少し不気味なものに見えていたんだ』

『だけど稔くんはどうやらおもちゃのように扱っていただろう?』

『心当たりがないかと思って』

『いや、ボクの目がおかしくなったのかな』

『キミの意見が聞きたいんだ』

誰が正しくて誰がおかしいのか。
はっきりと判断するには隔絶された環境に居すぎてしまった。
少なくとも傍にいた貴方の意見を聞けばすり合わせが出来ると思ったのだろう。
己の感じた
全ての
違和感に。
(-110) toumi_ 2022/07/09(Sat) 0:09:45

【置】 友達 ネコジマ


猫島 稔という奴は、昔から自分のことを猫島と呼んでいた。
 
 山子さんところのお孫さん。
 山子さんところの不出来な娘のお子さん。
 山子さんところの──……。

 
母さんは猫島で、自分も猫島なのに、
猫島と呼ばれないのが不思議で仕方なかった。
 
小学校の人の多くは、猫島を下の名前で呼ぶものだった。
人数が少ない分、距離が近かったし、
土地柄、同じ名字の子どもが結構いるからね。
猫島は……他にはいなかったけれども。
  

それだからなおのこと主張するように、
彼は自分を猫島だと言っていた。   
  
そうしないと、なんだか自分というものが
わからなくなってしまいそうで。
どうにも妙な強迫観念だけれども、
そんなふうに彼が思っていた事実はあって。
 
皆がみのると呼んでくれるから、
自分で言うのとあわせて、猫島は猫島 稔だった。

 

猫島の母は近々離婚をする。その予定だ。       
猫島には戻らないで、山子にまで名字を戻すらしい。  
余程のことがなければ、三途からもう出ないだろうしね。

彼が猫島 稔でいたのは十年と半年もいかないくらいで、
寅谷 稔でいたのは三年ぽっちくらいで、
これから先は、きっと死ぬまで山子 稔なのだ。
 
(L4) 66111 2022/07/09(Sat) 0:21:48
公開: 2022/07/09(Sat) 0:25:00
ネコジマは、あの頃とは違う理由で、自分を猫島と言っている。
(a58) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:05

ネコジマは、寅谷の時間が好きじゃなかった。裏切られる期待もない。
(a59) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:30

ネコジマは、山子の時間が好きになれるかはまだわからない。期待を裏切られるかも。
(a60) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:34

ネコジマは、三途での猫島の時間が好きだった。期待を裏切られない。
(a61) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:46

ネコジマは、自分が猫島 稔だったと認識している数年間の思い出に縋って生きてきた。耐えてきた。
(a62) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:59

ネコジマは、猫島 稔の周りにいた、両手の指の数にも満たないくらいの人たちのことが大好きだ。
(a63) 66111 2022/07/09(Sat) 0:23:18

マユミは、白間にどういたしまして、と柔らかな声で告げて別れたのだった。>>a54 >>a55
(a64) もちぱい 2022/07/09(Sat) 0:31:44

【独】 かれがれ ユメカワ

/*
スッパ抜いたか九割方狼やろ(推測)か、君はどっちだ!?
後者だと思う……(007lfyPCは大半が狼ヅラだから)
(-111) unforg00 2022/07/09(Sat) 0:49:54

【独】 かれがれ ユメカワ

/*
よく考えたらこの赤窓会話死体の真横でやってるのか(今更)
言い逃れのできない異常空間……ですね……
(-112) unforg00 2022/07/09(Sat) 1:46:10

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ

「いや?夢の中で念仏となえてたんだけどな……」

この男のとってあれは念仏のようなものらしい。
都会慣れしたように見えて根っこが田舎者なのかもしれない。
ただのバカかもしれないが。

「なんか化け猫がいたような……お前か?俺を倒したのは」

倒れる前の記憶があいまいだ。

「大人をからかうもんじゃないぜ……」

年下相手だからと盛大に大人ぶっている。
(-113) kotorigasuki 2022/07/09(Sat) 3:11:35

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


君の手を握り返せば、きっと半端な形は少しはましになって。
すぐ傍の君に歩幅を合わせ、歩調を合わせ、ゆっくりと。
静かな廊下に、足音が二人分。

少しずつ、いつも通りが戻って来たような気がして。
つまりは自分にとって、いつの間にか。
傍に君が居る事が当たり前になっていたんだろうな。

「……そう。家の都合、どうしようもないこと。」

そんなふたりの間に、どうする事もできない事実がひとつ。
いつだって不条理な現実は唐突で、
自分達が答えを出すのなんか待っててくれやしなくって。

「どうしたって母さんや父さんの事情があって、
 姉さん達にだって、向こうでやりたい事があって。
 三途を離れたくないからって、俺一人が嫌だって言ったって
 きっと困らせるだけだって、わかってて」

自分には、尊重されるような事情も、将来の夢も無くて。
ただ皆と離れたくないだけだ。この日々を続けたいだけだ。
きっとそんな子どもじみた願望は、
家族全員の今後の人生に関わる選択に関与できはしない。

現実では、愛と勇気で解決できる事なんて限られていて。
(-114) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:42:28

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


「…でも、嫌だって。言ってみる事すらできなかったのは。
 結局俺の気持ちってその程度だったのかなって……
 俺が、夏彦の事を好きじゃなかったみたいで、わからなくて」

あの日から、わからなくなってしまった。

自分の気持ちも、君の気持ちも、何もかもが。
今までの自分の全てが、ただ君の優しさに甘えているだけの
ひどく軽薄で一方的な押し付けだったように思えてしまって。
楽しかったはずの日々も、つまらなくなってしまった。

だからその程度の気持ちでこんな事を言って、
家族も君も、いたずらに困らせてしまうよりは。
どうにもならない本音なんてくだらない言葉で覆ってしまって、
あの日で終わりにしてしまった方がよかったのかもしれなくて。

「だって──本当に好きなら、できたはずなんだ」

──いったい何が?結局答えは今もわからないままだ。

結局のところ。
あの日、自分が君に、自分に、どんな答えを望んでいたのかなんて。
あの時も、今も、自分でさえわかりやしない。

だから君があの日何も言えなかった事は、
たしかに君のあやまちではなかった筈だ。
(-115) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:44:04

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


漸う歩む足は徐々に速度を落とし、いつしか歩みを止めていて。
行き止まりでこそないけれど、回り道も岐路に差し掛かる。
行く道を迷う事ができるのは、きっとこれが最後。

薄暗い廊下では、先を行く二人の背中もすぐに見えなくなった。

「………それでも、」

片手は君の片手を捕まえたまま。
もう片手に持った明かりを一度手放した。

きっと今は俯いてしまっている君の頬に触れたくて。
顔を上げるのは君がそうしたいと思った時で構わないから、
触れようと伸ばしたこの手だけは拒まれないといいな。

「やっぱり諦められもしないし、諦めたくもないよ。
 もしもこれが、……独り善がりな俺の我儘でも」

「夏彦の事が好きだから、離れたくないんだ…」

そうして、叶うならば、もう一度。あの日をやり直そう。
互いにどうにもならない想いで雁字搦めになって、
本音を隠したまま、すれ違ってしまった日の事を。

ここまで随分と遠回りをしてしまったけれど。
勇気を出して、今度こそ君が応えてくれたなら。
あの日をやり直せたら、また君の隣に戻れるはずなんだ。
(-116) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:45:22
ユメカワは、今でも、きっとこれからも、君の事が好きだ。
(a65) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:51:34

ユメカワは、もしかしたら、その想いが一方的でない事さえ伝えられたなら。
(a66) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:55:19

ユメカワは、あの日も、それで十分だったのかもしれない。
(a67) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:56:00

【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ


『俺には何かの骨に見えたよ』

それが何の骨かまではぱっと見ではわからなかった。
何も別に、まじまじと見たわけでもないから。

そう、ぱっと見だけでは。
それが真実何であるかまではわからなかった。


『皆が同じものに見えてるかはわからないけど』
『同じに見えていたとしたら
 稔が鹿乃姉に渡すのも、鹿乃姉が受け取るのも変な話だし』

片や素直でこそないけれど、そんな悪戯をする質でもない。
片や気弱で、骨なんて手渡された日には吃驚では済まなそうだ。

『正直よくわかってないんだ』
『明日香ちゃんにはどういうふうに見えた?』

よくわからない。返答は意見未満のものに留まる。

何せ君に見えたものが何であるかもあやふやなものだから。
誰の認識が正しく、誰の認識がおかしなものなのか。
夢川は聞いた事と、自分の目に見えるもの以上の事は知らない。
(-117) unforg00 2022/07/09(Sat) 4:38:27

【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ

「あえぁ」


リピートをしてすこしの間をあける。
くすくすと声を出して笑ってしまって。

「突然すぎたか、誰もいないようだね」

「ボクは探険中。保健室探しだ。
 ここには、
大怪我した人たち
もいるじゃないか。
 一番背の小さいキミが、事故に遭ったらたまったものじゃない。
 無事なひとことで安心させてくれないかな?」
(-118) toumi_ 2022/07/09(Sat) 10:06:26

【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ

「ぇう」


無理難題が降ってきたみたいな鳴き声。
ぎっ、床に脚を下ろすと、ぺた、と腰骨のあたりに円盤の。
蚊取り線香のホルダーが揺れて、当たる。

「お …おちつい、とんな。……」
「ねーちゃんは……ねーちゃん なんに、だめやなぁ」

き 
 の、
ことぉ……


俯きがちに、上目遣いの瞳が。
野暮ったい前髪と、フードの影を透かして。

「うぅん ん。
 ……ありがとなぁ、こずちゃん」
(-119) 榛 2022/07/09(Sat) 11:57:23

【秘】 陽炎 シロマ → 奔放 クリス

────焼けた肉の臭い。


この校舎にそんな臭いはしていない筈だ。
恐らく、感じているのは白間梢だけである。

「とは言えずっと感じてるから、現場にだけ漂っていたとは言い難い。
 だから、怪しくないと思う。あまりこの件には関係ない筈だ」

少女はそう断言する。
貴方はどうだろう。

(-120) wazakideath 2022/07/09(Sat) 14:07:49

【秘】 陽葉 シロマ → 奔放 クリス

どうもしない。
謎を解きに来ただけ。

その言葉を聞いて、ああやはりか、と思う。
自動人形は見たことが無いが、悪態であることには違いない。

「私は犯人に対して何もしない。
 というよりは、何もできないんだ。
 犯人を知っているからね」

大したことでもない風に、少女は犯人について口にする。
しかし、まだ教える気はないと態度が示していた。

「さて、栗栖。回りくどくてすまない。
 本題に入ろうか」

教卓からするりと下りて、手を後ろに組む。
ゆったりとした足取りで、貴方が座る椅子の周りを歩き始めた。
小説の後半、探偵が推理を披露する時のように。

「もし犯人を見付けたら。
 私は、その
動機を君に明かしてもらいたいんだ

 正直手段とか、その辺りには興味がないんだよ。本人に聞けば良いし」

犯人を見付けるだけなら、それは警察の仕事。
探偵なら、背景まで明かりの下に引き摺り出してもらわなくては。

「君が犯人さえ見付ければ満足なら、話はここまでだけれど」
(-121) wazakideath 2022/07/09(Sat) 14:09:18

【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ

ぁあぅ…


かわいらしい笑い声と重なった、
しゅんしゅん小さくなるときの声。

どこかに立ち止まって話しているらしい。
声以外の音、床が軋む音なんかはたぶん殆ど、しない。

「えぅ。ぅ、ひとり」
 だいじょぉぶ、けが、しいん…」

んぁ。……
 
んん?



「ぉ 
大怪我した人たち
、て 言ったか」
(-122) 榛 2022/07/09(Sat) 14:50:28

【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ

>>54(トリカイ見つけたあと)からたぶん、どのくらいか後の話。


空き教室に一度戻ったカナイ。
腰には蚊取り線香のホルダーが吊られている。
これを探しに昇降口に行って、見つけて、帰ってきた。

うらみち、おるかいね。
そう広くはない教室の入り口で、姿をもとめる。
(-123) 榛 2022/07/09(Sat) 15:32:24

【秘】 陽葉 シロマ → 長女 カナイ

「姉ちゃんだからとか、そういうのは関係ないよ。
 私は
慣れてるから
、あんまり驚かなかっただけでさ」

それは貴方という個を尊重した上での言葉であるけれど。
歪んだ捉え方をすれば『ねーちゃん』であるカナイは必要ない、という意味にも取れてしまう。

「今ここにいる皆は、カナ姉がお姉ちゃんじゃなかったら縁を切るような子達じゃないだろう?」

まるで最年長であるかのように、少女は諭した。

/*
襲撃予告し〜ちゃお!
(-124) wazakideath 2022/07/09(Sat) 17:03:47

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「どいつもこいつも、全く」

大袈裟にため息をつく。

「例えそれが、きみだけが感じていたのだとしてもだ」

相馬栗栖という男は、それを言うことを躊躇しない。

「それは異常だ」

お前は異常であるという事を、別になんでもないことのように断言した。

「何を勘違いしているか分からないけどね」

「きみも容疑者な以上、関係ないわけないだろう?」
勿論、僕もね。なんて言葉は、別に聞こえてなくとも必要のない言葉だ。

(-125) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 17:50:26

【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ

相手を見つけるとずかずかと近寄ってきた。

「おい!お前勝手に何処に行ってんだよ!」

気付いたらいなくなっていたのでめちゃくちゃそわそわしたチャラ男だ。
貴方の心配というよりは置いて行くなよといった色が強いかもしれないが。

「あ?なに?蚊取もってきたのか?」
(-126) kotorigasuki 2022/07/09(Sat) 18:12:25
ネコジマは、あなたと同じで寂しがり屋だけど、見栄っ張りでもありますから。
(a68) 66111 2022/07/09(Sat) 18:13:56

ネコジマは、夢川にスタンプ送信。『( ・´ー・`)』 多分ちゃんと了解しました、これは。
(a69) 66111 2022/07/09(Sat) 18:15:25

【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ

「そう、大怪我した人たち」

「痛そうで、ずっと治らない傷をもった人たち」

「連絡を見なかったかい?
 みつかった、彼、動かなくなっていたみたいだからね」

悲しそうに、慈しむように、丁寧に言う薬袋の表現は
あまり死という言葉を使いたく無さそうな気配を感じさせた。
(-127) toumi_ 2022/07/09(Sat) 18:34:52

【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ

『同じように骨にみえた
 遺骨というには大きくて、違和感がある』

『戦時中の物かな
 貴重な物かも知れないから触るのも取っていくのも考えたんだ』

『だけど、稔くんはあんなに平然とみていて
 キミもなんだか普通そうだから
 ボクが幻覚を見始めたんじゃないかと疑った』

・・・・

暫く、何かを打とうとしている時間があった。
書いては消して、書いては消して。

『ごめん、少し嘘
 
同じ物が見えていると信じてなかった
かな
 何が見えているのか知りたかったのは本当
 直接彼に聞くしか無いみたいだ』
(-128) toumi_ 2022/07/09(Sat) 18:40:30

【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ

「猫島が裏ニイのこと倒せるわけないじゃん」

「大きくなったのに弱体化したっつーなら別すけど、
 そうじゃないでしょう?」

猫島は年下の自覚があり、そして友達みんなへの印象は
昔に抱いたものと大きく変わらない。
きっと昔から背伸びをしがちだったあなたの態度をそのまま受け取って、
すげーにいちゃんの扱いをしていただろう。
けど白間や永瀬には倒されると思っている。


「こずネエと麻弓ネエは外のはずだから……牧ニイすかね?」

猫島は幽霊が出たとも、
あなたが猫に負けているとも思っていない。
だからあなたを倒した誰かの可能性として、
考えられるのは彼くらいだった。
 
──これはまだ、無残な姿の彼が見つかる前のこと。

「んー……くるしいくるしいのところがあったら
 明日香ネエのとこに行くんですよ?」

結局猫島は見ただけでは具合はわからなかったから、
自己判断に任せることにした。
(-129) 66111 2022/07/09(Sat) 18:44:52
ユメカワは、スタンプで返信。👍。
(a70) unforg00 2022/07/09(Sat) 18:50:41

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「とんだ茶番だと言ってやってもいいんだけど」

そう見せている以上ぼやく資格もないのだけれど。

「何でもできると思ってるのかい、僕が」

ただの事実など、スパイスに過ぎないのだ。
犯人が犯人である、それはただの事実。
それは香りづけになろうと、主食にはなりえない。


   「解明してやろうじゃないか」

周りに漂うきみの姿へ視線をやるわけでもなく、ただ。
ただ、そこにあったはずのきみの目を見ている。

「まずはきみからと行こうか」


「なぁ、白間?」



どこまでも回りくどいこの女は、きっと答えを言うまでそれを曝け出すことはない。


(-130) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:55:33

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ



  「言ってる意味。きみなら、わかるだろう?」
(-131) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:55:56

【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ

/* マ?? わ〜〜い、気合い入れて襲撃されるぞ


「そぉやろ」

諭されるや否や、同調する。
そんなの、考えるまでもなくその通りだ。頷く。
皆がいい子だなんてのは、カナイねーちゃんがよく知ってる。

「けどな……ぼくは、ねーちゃんなんだ」


昔っから迷惑ばっかのぼくが、言えることじゃないんけどな。
目の前の
気丈に振る舞う子
だってまだ17歳で、
1学年ぶん下の高校生で、腕だってあんなに細いんだ。

「ぃ 、いくら慣れてるからって、きみが―――」

(-132) 榛 2022/07/09(Sat) 18:59:16

【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ

『したねー、随分と』

『普通の人さ、あいつは。普通で、平凡で、悪くない』

『だから厭なことがあったら嫌だと思う』

『つまらないぐらいにね』


『だから、いやだったんじゃない? きみの質問が』




『元気さ。何も気になるところもない』
『きみの方こそ、どうだ?』
(-133) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:59:54

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

「きみは相変わらずだな」


約束は履行されて、新しい約束がある。
守ったという事実だけが残されて、新しい事実は更新されるかすらわからない。


だから知られているのだ。
それを真実にしようとする姿がそこにあることを。


「じゃあ」






相馬栗栖は悪魔にはなれなかった。
良く知られていた。
よくわかられていた。

未知の生き物は、そこには。いなかった。


   「またな」

猫が好きだった。
(-134) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 19:08:31
陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。
wazakideath 2022/07/09(Sat) 19:09:02

陽葉 シロマ(匿名)は、メモを貼った。
wazakideath 2022/07/09(Sat) 19:09:37

【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ

『私は
慣れてるから

あんまり驚かなかっただけでさ』


………… 
 ぇ?」


バヂ、と脳裏に火花が散らばった。
「おろぉか、」

もつれる舌に構わず、思考こえが垂れ流されていく。
こういうとこもだめなんだ。ぼくって奴は。

「ぉ 驚かなかった 



何に?




こず ちゃ、
 きみ」
「死んだ人に 慣れてる。」


のか?
間抜け面が、月光をかすかに纏うきみを見る。
(-135) 榛 2022/07/09(Sat) 19:13:31