人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【独】 奔放 クリス

──これでいいのだろうか。

──これで、合ってるのだろうか。


自分は、上手くできているだろうか。
(-1) chizuaquarii 2022/07/06(Wed) 21:06:28

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『所詮どれも創造された話だ』
『それが形を持つと想像したって、何ら悪くないだろう?』

然し乍ら、その手の話は探偵とは無縁であり、不得手の部分だ。
つまり、探偵と名乗りながらも、その事実ではなく、真実をそこに並べるだけ。


『甘言を齎すのが悪魔とは聞くね』
『然しながら、どういう物であっても、悪魔と名づけてしまえばいい』
『“ここから現れるのはきっと悪魔だ”なんてね』


つまり、“わからないもの”が悪魔であると。


自らにとって、悪魔と呼んでしまえる人を、ふと思い浮かべて。
ポチポチと打ち込みながら、フフフ、と笑いをこぼした。

『そっちの方が』
『なんだか身近な存在に感じれて、おもしろいからね!』


相馬栗栖は、きっとそういう考え方をする。
(-4) chizuaquarii 2022/07/06(Wed) 21:21:20

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

どのタイミングだったか。
この男がずっと誰かといるわけがない。

気が向けばどこかへいく。
気が向かなくてどこかへいく。

気分屋を演出して。
誰かの意思は尊重しない。
そんな彼がどうしてこうやって暮らせていけているのか。

きっと、巡り合わせが良かったのだろう。

「やあ、猫島」

一人分の足音が二人分になったときから気づいているのに。

「だあから、あの時に言えばよかったのに」
なんて、言葉だけで笑った。
(-5) chizuaquarii 2022/07/06(Wed) 21:53:52

【独】 奔放 クリス

昔は逆だった。

本当は、今向こうに行っているのは自分の方だったのじゃないかと。

想像を超えない。自分は届いていない。

早々にリタイアした。倒錯した復讐劇は、今もなお続いている。
(-6) chizuaquarii 2022/07/06(Wed) 22:14:22

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

相馬栗栖は探偵を名乗っている。

「解いてほしいのかい」

だけど、相馬栗栖が好むものは、事実ではなく、真実だ。
作り上げられたものがたり。求められる答え。

事実は、スパイスに過ぎない。

そこから導き出される真実が、何を示している、のだと。


──ま、どっちにしてもパーツが足りないけどね。

「“彼”は何を思ったんだろうね」


「“彼”は何を祈ったのだろうね。暴かれることか。或いは、ちゃんと真実が導きだされることか」


静かに吐息を含んだ声で、どこか微笑をその声に称えながら。
相馬栗栖は呼びかける。

「猫島」

何度か言ってるだろう。


「“上の子”が殺した」
そう受け取ってほしいかのような文面が、そこに連なってるから。
(-15) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 8:41:08
奔放 クリス(匿名)は、メモを貼った。
chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 8:49:47

【神】 奔放 クリス

『うるさいなあ!!!!!!!!!!!!!』


『なんだよ!!!!!』


『なに? タオル?』
ふぅん、と写真を眺めて。

『まだ赤いじゃん、血。ついさっきついたやつじゃないの?』
『てことは此処にいる奴らか、或いは誰か此処に入り込んできた人の血がついてるのは間違いないから』

さて、

『ちょっと鳥飼に聞いてみるか! まだみつかんないのあいつ』
(G3) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 9:00:30

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

「上の子のことがが好きだから」
「上の子に命令されて逆らえないから」
「あるいは両方」

「読み取るならそこが一番有力視されるだろう」

瞬きが一つ落とされる。

「だけど、」

きっとここに合理性は必要ないから。


「死んでほしかったからじゃないかな」



相馬栗栖は、その目を見ている。
(-21) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 15:34:51

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『そうなのだとしたら、逆もありえるんだろう』

『打ち込まれたがゆえに存在する物語と、物語が存在するがゆえに打ち込まれたもの』

『きみはどっちの方が好きだ』


残された人には、それがどちらか判断する術はない。
悪魔と同じように。ただの創作だと信じ切っているそれが、物語がある故に打ち込まれた文章だったかのように。


『そりゃあ勿論』
『どうか悪魔のままでいてくださいね、ってお願いする』

『悪魔が悪魔じゃなかったら、興ざめだからね!』
(-22) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 15:42:03

【神】 奔放 クリス

その向こうの淡々とした声が想像できるかのように投稿される。

『すぐ行く』
(G8) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 2:12:47

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『だから悪魔でいて貰いたいんだろう?』


空想の生き物。それが現実に成り下がったとき。
それでもそれを掴めない時。身近にいるのに、それが何も分からない者。
そんな物語。

相馬栗栖は、一人笑った。





『言えよ』
(-50) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 11:13:04

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

その笑顔を。

尊ぶこともなく。

切り捨てた。


「気持ち悪いな、その顔」



「後押しでも欲しかったの?」

「じゃあ」


「そう言えよ」

それしかない奴の言葉なんか、面白くない。

「それとも」

「こういって欲しかったの?」


「なにをどうやったって」
「結局どうにもならないって」

猫は好きだ。
(-51) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 11:24:45

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

「僕を使うなら」

「うまく使えよ、猫島」
(-52) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 11:25:02

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ



   「──僕が、もう大丈夫だ、なんて言うわけないだろう?」


相馬栗栖という男は、やっぱりそこにある感情を尊ぶことをしない。
楽しいとか、嬉しいとか、悲しいとか、疚しいとか。


ただ、そこに言葉と共に涙が一つ落とされた事実のみがある。

相馬栗栖は大した男ではない。
ただ、昔。憧れてしまったものがある。それはある種、悪魔とでもいうのかもしれない。
自分を規定したわけでもないし、適応させたわけでもない。
ただ、憧れが模倣に。模倣が、自分の形に。

拙い模倣など、自分の形でしかないことに気付くことは。もしかしたらもうないのかもしれないけど。

そいつは、こう言っている。

                       ────
(-80) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:08:35

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ




  「解決してあげようじゃないか、猫島」


きみのそれを、終わらせると。



約束を落とした。
真新しい約束は、拘束力を生まず。
因果は逆転しえない。

何の発展性もない、ただのそんな約束をしたという事実。


そいつは、それを約束した。


「僕は優しくないって」

「よおく知ってるだろう?」
(-81) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:11:01

【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ

『きみたち知り合いだっけ?』

普通の文章。タップの速度も普通。なんでもないこと。


『知らないな、僕。あいつと仲良くないからさ』
『ていうか嫌われてんの僕! いやだねー』
(-84) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:13:09

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「回りくどい」


相馬栗栖は変わらずにそこにいた。
教室の古ぼけた椅子。まるであの空き教室を占拠した時と同じように。我が物顔で、自分の空間にして。

「行ってきたよ。永瀬はああいってたが、どうにもおかしな状況らしい。今は見るだけに納めておくけどね」



「僕らの中の誰がやったのかって言えばいいだろう、まどろっこしいな」
(-90) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:46:43

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「かんがえちゅー。流石に当たりを付けるにはパーツが少なすぎるだろ。聞かせて」

非日常の光景だ。
日常的ではない。
死体なぞ、軽々しく登場していい物ではない。
だけれどこうも落ち着いているのは、だからが故か。
或いは、そういう人格か。

目を見やる。相馬栗栖は人の目をよく見る。

人を、よく見ている。
椅子に座ったまま、その距離のまま。

「一応聞いておくけどさ」
「白間は、見つけてどうすんの?」

自分達の中に。誰かを殺すような何者かが混ざってることを。
悲しむ、恐怖する、終わらせる、とでもいうのならば。


相馬栗栖は、笑わないで。
吐息の中に、微笑みを乗せて。

笑った。

それらしい振りでもしてほしい物だね。
(-94) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 22:11:16

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「へえ」

相槌。
促す。
受容する。

「何の匂いがしたんだ?」

この二人だからか。或いは相馬栗栖という男がそうなのかは、普段が示すことだけれど。
会話はどこか、必要な手順を飛ばして、その先を描く。
それは相馬栗栖にとって必要ではない手順だと示すように。

(-102) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 23:12:23

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「どうもしないよ」

「そう言うのは他の奴に任せるさ」


「僕は謎を解きに来ただけさ、どういう意図をもってその謎が示されたかをもってね」


その瞳に濁りはない。
あれはそう考える。
彼はそうでもない。
ま、どっちでもいいかな。結局、積み上げられたパーソナリティには違いないからね。


「大体、聞いてるのはそうじゃないことぐらいわかってるだろ、白間」

回りくどい、と言っておきながら。自身が回りくどい聞き方をそこに置いてることなど知ったことではない。

「なにがしたいって聞いてるんだ」
それしかない奴の言葉なんて、やっぱりつまらないから。

「自動人形でももう少しましな答え方するよ」
(-105) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 23:31:29

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「どいつもこいつも、全く」

大袈裟にため息をつく。

「例えそれが、きみだけが感じていたのだとしてもだ」

相馬栗栖という男は、それを言うことを躊躇しない。

「それは異常だ」

お前は異常であるという事を、別になんでもないことのように断言した。

「何を勘違いしているか分からないけどね」

「きみも容疑者な以上、関係ないわけないだろう?」
勿論、僕もね。なんて言葉は、別に聞こえてなくとも必要のない言葉だ。

(-125) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 17:50:26

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「とんだ茶番だと言ってやってもいいんだけど」

そう見せている以上ぼやく資格もないのだけれど。

「何でもできると思ってるのかい、僕が」

ただの事実など、スパイスに過ぎないのだ。
犯人が犯人である、それはただの事実。
それは香りづけになろうと、主食にはなりえない。


   「解明してやろうじゃないか」

周りに漂うきみの姿へ視線をやるわけでもなく、ただ。
ただ、そこにあったはずのきみの目を見ている。

「まずはきみからと行こうか」


「なぁ、白間?」



どこまでも回りくどいこの女は、きっと答えを言うまでそれを曝け出すことはない。


(-130) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:55:33

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ



  「言ってる意味。きみなら、わかるだろう?」
(-131) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:55:56

【秘】 奔放 クリス → 不知 ミナイ

『したねー、随分と』

『普通の人さ、あいつは。普通で、平凡で、悪くない』

『だから厭なことがあったら嫌だと思う』

『つまらないぐらいにね』


『だから、いやだったんじゃない? きみの質問が』




『元気さ。何も気になるところもない』
『きみの方こそ、どうだ?』
(-133) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 18:59:54

【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ

「きみは相変わらずだな」


約束は履行されて、新しい約束がある。
守ったという事実だけが残されて、新しい事実は更新されるかすらわからない。


だから知られているのだ。
それを真実にしようとする姿がそこにあることを。


「じゃあ」






相馬栗栖は悪魔にはなれなかった。
良く知られていた。
よくわかられていた。

未知の生き物は、そこには。いなかった。


   「またな」

猫が好きだった。
(-134) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 19:08:31

【秘】 奔放 クリス → 元弓道 マユミ

『きみの真似をしてやるよ』


『きみにとっての悪魔とはなんだ』


相馬栗栖が考える悪魔に願うような事じゃない、そうだろう?

願いなんて叶えてくれるかさえも分からないのだから。



『本当に欲しいのか、きみ』


『それがあると信じてみたいだけじゃないのか?』
(-145) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 21:25:32

【秘】 奔放 クリス → 陽葉 シロマ

「嬉しそうにするな」

ぼやくように呟いた。何が嬉しいのかさっぱりだ。
──それに理解を深めるべく、動くのだ。


結局、不出来な模倣でしかないのだろう。
あれのようには必要な物だけ以外打ち払う事が出来ない。

結末として、こうなるのもまぁ当然だったのだろうが。
それを打ち切る機能は自身には搭載されていない。



「美談にはなりやしないのだろうから」

「僕の何を知ってるっていうんだ、あいつは」

投げかけるわけでもなく、呟いて。
なぞがそこにあるから。

立ち上がって、歩き出した。


「暴いてやるよ、白間」
相馬栗栖という男はきっと。

探偵には向いていない。
(-150) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 22:13:26

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「うわ、出た」


歩みを続ける先に、それはいた。

「なにやってんの?」
(-151) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 22:15:01

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「なんだ、つまり迷子か」

合流すればいいだろ、とは態々言わない。
マグライトに思い入れがあるわけでもなし。


「推理。頼まれたから」
「考え中だ」
(-154) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 22:27:29

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「戻れないのか? いいだろ、別にマグライトで怒る奴はいないよ」

怖がりの癖に変な行動力だけあるそいつを珍獣を見るかのような目つきで見やり。

躊躇はない。誰に対してもこうだ。
いつもの続きかのように言葉を吐く。

「鳥飼が僕らの中の誰に殺されたかの推理」
(-156) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 22:41:53

【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ

「あのさあ、違うなら違うって言いなよ」
「僕だって全部合ってるとは思ってないんだからさ」


そんな言葉を吐きながら、目を細めた。

吐息をこぼす。へえ。とでも。

そういう
反応するんだ」

(-159) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 23:23:20
 




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