人狼物語 三日月国


221 Pledge ~sugar days~

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視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
イザヤが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

楽観
人狼なんているわけないじゃん。みんな大げさだなあ。
誰かが死んでしまったのも部外者の仕業だよ。人狼なんているわけない。

だから処刑だなんて、そんな物騒なことはやめようよ。

現在の生存者は、ルーリ、田臥 志麻、大守 威優の3名

田臥 志麻は、メモを貼った。
(a0) 2023/08/17(Thu) 1:33:12

【人】 大守 威優

――翌朝――

[休日ということにかまけて起きない男がいる。
好きな男が隣にいるのだから仕方がない。]


 ん、志麻……


[彼の方が先に起きたなら、寝言も聞こえたかもしれない。*]
(0) 2023/08/20(Sun) 23:02:15

【人】 田臥 志麻

── 翌朝 ──

[疲労感を訴えた後の眠りは深く。
 ふ、と意識が浮上した頃には、
 日もすっかり昇っていた。

 開けたままのカーテンの向こうには
 青い空と雲が広がっている。

 その景色が見えるということは、
 目の前に威優が居ないということだ。]


  …………──、


[けれど、程よい腕の重みが二の腕に掛かっている
 ことに気づいて後ろにいるのだと気づいた。]


  んー……、……?


[名前を呼ぶ声に腕の中で向きを変え、向かい合う。
 先程のは起きているのかと思えば寝言だったようだ。]
(1) 2023/08/20(Sun) 23:33:40

【人】 田臥 志麻

 
  ……寝言かよ、


[ふ、と思わず吐息に笑いが混じった。
 ころんと威優の腕に頭を凭せ掛けて、
 まじまじと眠っている寝顔を見つめる。
 
 朝起きるとき、どちらが早いかは日によってまちまちだ。
 平日の朝は決まった時間に出社する志麻のほうが
 早く起きて二人分の弁当を作ることが多いが、
 休日には抱き潰された志麻がなかなか起きられず、
 威優にブランチを用意させてから目覚めることもある。

 今日は自身の方が早かったようで。
 久しぶりに見た寝顔に思わず微笑んだ。]
(2) 2023/08/20(Sun) 23:33:55

【人】 田臥 志麻

[寝入っていると切れ長の瞳が閉じているせいか、
 普段よりも幼く見える。
 
 むに、と頬を指で抑え、今度は鼻先へ滑らせ。
 そのまま下へずらして、唇に触れる。]


  ……ふっ、


[柔らかな悪戯で目覚めるかどうか伺うように。
 ふにふにと唇を人差し指で押していれば、
 直接触れたくなって、伸び上がり。
 
 ちゅ、と唇を啄んで、濡れた唇に吐息をふぅと吹きかけた。*]
(3) 2023/08/20(Sun) 23:34:59

【人】 大守 威優



 んん……


[良い匂いがする。
食べ物ではないが、腹がすくような匂いだ。
おまけに唇が気持ち悦い。

覚醒には至らない浅い眠りの中、
求めるように口を小さく開ける。

引き寄せたそこがどこであっても、
唇と舌で吸い、舐め、やわく噛んだ。]
(4) 2023/08/20(Sun) 23:46:21

【人】 大守 威優

[――そして暫く。]


 志麻……?


[ゆっくりと目を開ける。]


 今、何時だ……?


[スマートデバイスを呼べば、8時半の答え。
休日でなければ真っ青になる時間だが、
休日だからもう少し寝たい時間、とも言える。

だが志麻にとってはもう朝食の時間かもしれない。
どこかに食べに行くならば支度は必要かと
背伸びをして欠伸をした。

何食う?と聞く声がまだ寝ぼけている。**]
(5) 2023/08/20(Sun) 23:46:38

【人】 田臥 志麻


[唇を弄んでいれば、ぐずるような声が上がった。
 起きたのかと思えばまだ瞳は閉じている。

 目覚めのキスで起きない物語はないだろう?
 
 ちゅ、ちゅ、と数度に渡ってキスを落としていれば、
 威優の口が薄く開いた。]


  ……ぁ、おき、……ッ、ン、ぅ


[開いた唇が自身の唇を食む。
 目は閉じたままなのに舌まで出されて突付かれ、
 逆に吸い付かれて、唇を湿らされて、
 朝の光にそぐわない艶めいた声が零れた。]
(6) 2023/08/21(Mon) 0:54:44

【人】 田臥 志麻

 
  ン、……ぁ、


[柔く歯を立てられただけでも、
 昨夜の情事を思い出して甘く疼いてしまうのに。
 寝ぼけながらこんなことをしてくるのだからタチが悪い。

 仕掛けたのは自分だということも忘れて、
 睫毛を震わせ、吐息を零し。]


  ……ン、……
おはよ、



[少し無愛想な声で応えた。
 平日なら会社に向かっている時間を機械音が告げる。

 朝食の準備もしなければと思いつつも、
 休日だからもう少しシーツの上で
 寄り添っていたい気持ちもあった。]
(7) 2023/08/21(Mon) 0:55:29

【人】 田臥 志麻

[尋ねる声がまだ眠気と戦っているのが面白い。
 少し弟を見ている気持ちと重ねてしまう。
 夜とは違って、目元に掛かる威優の前髪を
 今度は自身が緩く梳いて、避けてやりながら。]


  ははっ、まだ眠いんだろ。

  もう少し寝る?
  シャワーする?

  それとも、
……オ・レ?



[まだくっついていたそうな目尻にキスを落として、
 最後だけは昨日の仕返しとばかりに耳元に甘い声で囁いて。**]
(8) 2023/08/21(Mon) 0:56:59
田臥 志麻は、メモを貼った。
(a1) 2023/08/21(Mon) 1:00:22

【人】 大守 威優

[暫く柔らかな感触と甘い味、奏でられる声を堪能し、
漸く意識を手繰り寄せる。

ぼうっとしたまま志麻を見れば、
朝だというのに旨そうな色を纏った表情で。]


 ん、流石にまだ……、


[再び瞼が閉じそうになる。
笑う志麻の声色からは覚醒前の艶が霧散していたが]


 その選択肢で志麻を選ばない俺がいると思うか?


[耳元に囁きを落とした時には意図的に甘く味付けられているのが
わかった。
ぶる、と反射的に震えた後、薄目のまま志麻を抱き寄せる。*]
(9) 2023/08/21(Mon) 17:27:11

【人】 田臥 志麻

[威優が覚醒するまでの間、
 くすくすと笑いながら様子を窺っていた。
 柔い髪を撫でたり、戯れのようなキスを落として。]


  ん、いいよ、そのまま……っ、


[多忙な威優を知っているだけに、
 まだ眠いようならこのままゆっくり寝かせようと
 朝の誘い文句も冗談のつもりで
 まだ、と言われたら引くつもりだった。

 が。
 
 不意に眠気に満ちていた声に鋭さが帯びたような。
 
 懐に居たから身体を引き寄せられるのは一瞬で、
 ぽすんと、いとも簡単に腕の中に落ちて。]
(10) 2023/08/21(Mon) 19:15:29