人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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ペネロペは、塩分と油分とアルコール最高〜。
(a19) unforg00 2023/09/17(Sun) 12:18:19

カンターミネは、《今日もいい腕してるねえ》と鳴いた。テディが。
(a20) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 12:19:13

【神】 コピーキャット ペネロペ

>>a20

「どういう台詞だよ」

物言わぬ……言うテディに独り言ちた。

#アジト
(G49) unforg00 2023/09/17(Sun) 12:23:06

【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ

男は黙って、真剣な表情を浮かべ、貴方の言葉に耳を傾けていた。
聞き落とさぬように、聞き零さぬように。
その内容は今の自分に足りないものを示してくれている、と思ったから。

「……だから。
 思いやれて疑える人が、警察に向いている」

貴方の説明に唱えたい異はなかった。
聞き終えた頃には心から納得して、腑に落ちていた。

「独裁者には、なりたくないです。
 今みたいなのはいやだって」

「でもオレ、割となんでも信じがちで。
 ……今からでもせんぱいが言うみたいな。
 向いているひとには、なれるのかな。
 疑い続けるのが癖になったら、今度は信じるのができなくなりそうで……」

弱音ばっかり吐いていてよくないな、とは思うのだけれど。
つい落ちてしまった、情けないなとは頭の片隅に。
(-464) mspn 2023/09/17(Sun) 12:35:02

【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡

「オレだって大人だけど……?」

聞き捨てならなかったのでついそれだけは異を唱えつつ。
フルーツには興味を示してくれているようだからよかった、と微笑んでいた。
しかしクロスタータに対しての驚愕の声にはびくっと肩を震わせて。
……なんだかそうやってまじまじと眺められると恥ずかしいんだよな。
「うん」と頷きと共に返した声は小さく、少し視線が逸れていたが。

「……ゎ、」


髪をぐしゃぐしゃに撫でられてきゅっと目を瞑る。
いつものそれよりも力強くて……痛い。

「ほ、褒め過ぎだって!
 まだ見た目くちゃってなってるし……
 あと髪取れる!ちょっと痛い!」

声を荒げたのは照れ隠しも込みだ、むす、と頬が膨らんだ。
でも嬉しいのも間違いないから忙しない感情に顔に熱が灯る。
貴方の顔は真っ直ぐに見られないまま、ぼそぼそと付け足した。

「……なんか大変だったみたいだし。
 息抜きにでも食べて」
(-465) mspn 2023/09/17(Sun) 12:42:46
テオドロは、アリーチェに「用意ができたら呼べ」と連絡を入れた。
(a21) backador 2023/09/17(Sun) 12:47:16

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「うんうん!」

困ってること、があるのはよくないが。
それでも手伝えることがあるのは嬉しいから前のめりだ。

「……お友達、ですか?
 ええっと、そういっぱいってわけじゃないけど。
 いるにはいます」

「友達じゃないけれど繋がりって意味なら。
 多いところもある……かな」

貴方の頼みごとにそれらが何の関わりがあるのかは分からないが、素直に答える。
前者は警察じゃなくても遊びに行く家族のような人や、友達は確かに居るしの意味。
後者は出自からスラムや養育院にはよく足を運ぶから、顔見知りは多いの意味。

「それがどうかしました?」

こてんと首を傾ぐ。
何にも気が付かないまま。
(-466) mspn 2023/09/17(Sun) 12:47:24

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ

「そうだなぁ。
ニーノならなれるさ。」

落ちてしまった貴方の肩をポンポンと叩く。
大丈夫だ、と元気づけるように。

「たくさんの言葉を聞けばいい。
俺の言葉だってほんの一意見に過ぎない。
別の奴の意見で見える事もあるしな。」

貴方の姿は、ニコロにとっては眩しいもの。
真っ直ぐに、警察官としての道を悩みながら
それでも正しさを探そうとする純粋なものに見えたから。

「信じられるのはある意味では美徳だよ。
誰かの救いになる事だってある。
その感性はきっと、お前を助けてくれる筈さ。」
(-467) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 12:48:56
ダヴィードは、家にテディベアが増えるらしい。
(a22) NineN 2023/09/17(Sun) 12:53:14

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

良く調べた。
良く調べても、掴めたのはこの程度。それだけ貴方が丁寧に仕事をしていたということ。偶然、このタイミングで、男に機が向いたというだけのこと。

だが、そう、今。このタイミングであれば。
今であれば、これは充分に効力のある代物。

男は貴方のかんばせを見つめていた。
綻びひとつ、動揺ひとつも見逃すつもりはなかった。
けれどその完璧な微笑が揺らぐことはなくて、歪んだのはこちらの口の端。

「……好きにしろ。」

ああ、不愉快だ。吠え面ひとつ、かいてくれやしない。
そのくせ、今だってそうやって。
さもこちらの知らないことを知っている、そういう顔をする。


「それは答える必要があることか?」
「俺にその義理はない。」
(-468) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:06:06

【秘】 情報屋 エリカ → 黒眼鏡

/*
🍷
(既読スタンプのワイン)(ありがとうございます〜!)
(-469) 66111 2023/09/17(Sun) 13:16:18

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「あんたの伝手で助けを得るの、
 いよいよもって法令に喧嘩売ってる気がするなあ」

迂闊な真似をするな、と𠮟りつけながら、
ここで漸く抵抗の意志を見せて振り払う。
あんまりにも遅すぎる抵抗な気がしなくもなかった。

「俺にとっては恐怖の象徴ですよ。
 以前言った通り。一番ろくでもない手合い。
 ……重ねて言っておくが、あんた自体にはそこまで思入れは無いからな」

これはただ突き放す言葉というよりかは、
線引きを明確に示している、切実なところからの発言。
勘違いしないでよねというツンデレ的なものではおそらくない。

「いい度胸ですね……首輪じゃなくて手錠のがいいか?
 曲がりなりにも現職の警察なんだから、
 度を超えたら普通にしょっ引きますからね。お忘れなく」
(-470) backador 2023/09/17(Sun) 13:24:37

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

男は犬が好きだ。忠実で、利口で、真摯な生き物だから。
とりわけ大きいやつはいい。より温厚で、落ち着いて見えるから。
職業柄自分で飼おうとは思わないが、道で散歩中らしき姿にすれ違えば目で追うくらい、好きだった。
犬のおまわりさん、と歌う童謡に、見る目があるなと感心したことさえある。

反面、猫は苦手だった。
嫌いではない。やはり飼ってもいないから、関わりも少ない。
それでも野良や捨てられたものに出会うことはあるもので、そういう奴らは見るなり威嚇してくるか、哀れっぽく鳴いて縋ってくるかだ。かと思えば道の真ん中で寝転けていたり、怯えて逃げたりする。
気まぐれで、弱々しくて、理解することが難しい生き物。
それが男にとっての猫だった。

貴方は猫に似ている。
面倒そうに仕事に当たる様子。こちらの気遣いを退ける態度。食べ物の好き嫌い。それでいてこうして寄ってくる。
何とも理解し難い。
理解し難くて。

(-471) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:28:15
イレネオは、それが、嫌いではなかった。
(a23) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:28:31

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

むしろ、厭わず分かろうとしてきたつもりだ。今日のように。
それはやはり、身内に対し情深い男の性質によるものだったのかもしれない。
単なる性質。性格。男にとっての常、だったのかもしれない。


だんだん小さくなる声を聞く。
その真意をやはりこれは解ろうと・・・・して、再び覗き込むように近づけるのだろう。
息が触れるかどうかの距離。
貴方の頬に朱がさすのが見えただろうか。

どうあれ。
きっと理解した男は、少し口角を上げた。

(-472) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:29:06

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「なんだ。」
「貴方も、俺が好きなんですか。」
(-473) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:31:01

【人】 無敵の リヴィオ

>>72 ルチアーノ

隣を横目に見れば眉をしかめる様子が目に入る。
それに何を思ったのか僅かに目を細めるが、
マダムからの声に戻された視線は何も語らない。

「はは、なるほど。それじゃあカボチャスープにしよう。
 実はまだ秋の味覚を食していなくてね。
 是非レディの店で秋を感じさせてくれ」

手当を終えた男は君からのおすすめを注文し、
店内で食べていくのだろう。
そのまま席へ座り続け、スープが運ばれてくるのを待った。

「…ルチ、君はどうする?
 この後に食事予定があるなら俺と半分にしておくかい?」

#路地裏
(73) sinorit 2023/09/17(Sun) 13:33:14

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「いいよお、ちょっとくらい、歪んでもお。」
「それはそれでえ。」

けたけた、それでいて控えめな笑い声。
あんまり笑うと揺れてしまうから、すぐにそうっと落ち着いた。

「…うん。」
「………うん。」

「…………………、うん…」

毎日。どこでも。いろんな場所で。
お互いを守るために決めた、月に2度の逢瀬。
自分の立場を思えば、絶対に捕まってはならないことに変わりはないけれど。
少しだけ、怯えは減った。王子様が傍にいてくれる。傍にいたい。

左手小指に咲いた太陽の花。
艷めくそれを見つめては、目を細める。
…これで、もう、忘れない。
大切なものを、間違えない。


(1/2)
(-474) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:33:52

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

「…えへへ〜。」
「ミネ、じょおずう。」

――果報者だ。
大切なものが、ふたつもある。
ひとつはもちろん、あなた。
もうひとつは、…父親代わりの、papà gambalunga 。

そのどちらも守りたい。これからはこの小指を見る度に、そのことを思い出す。
手の甲に記した、メモみたいに。

「ありがとお、…ミネ。」

静かに、万感込めて女は言った。
そうしてまた幸福そうに、へにゃり、と笑う。

(2/2)
(-475) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:35:57

【独】 法の下に イレネオ


/*
こいつ童貞のくせになんでこんな自信満々なんだろう 恥ずかしくなってきた
まあなんか……好きな人とかいないしいいんじゃないですか? と思ってたタイプだと思います
(-476) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:40:13

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ

「そっかあ。なら、よかったあ。」
「あんねえ、実はあ、家に大量に果物が届いてえ。」
「…冷凍庫、まだ蟹で埋まってるからあ。どおしよおって」

用意していた言葉を吐く。

間延びした声。そこでえ、と続く。

「減らすの、手伝って欲しいんだあ。」
「あの、警察のみんなには、あたしが配るからあー。」

ここまで言えば、質問の意図も伝わるだろうか。
へらりとまた気恥ずかしそうに頬をかく。

「こんな手伝いでも、いいかなあー?」

そうして小首を、こてん。
頷いちゃ、だめだよ、
それは、ただ心に浮かんで蓋をされるだけの、口にはできない言葉。
(-477) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:55:10

【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ

「変わり者へ関わりたくない人間は多い。
 仕事上の関係で終わらせる方が楽だしね」

まともに話が出来ると感じているのは一部だろう。
今まで積み上げた"リヴィオ・アリオスト"という人間が、
他者にそうさせてしまっていた。

「どうして、か。保てなかったからだろうか。
 心も、体も……俺は案外劣等感の塊らしいからね」

背後のベッドへ背を預け、コルクが抜かれていく様子を眺める。
その表情はいつも通りとは違う、素の"リヴィオ"だ。

「君には話したことがないとは思うが、
 俺は親に捨てられて児童養護施設に引き取られたんだ」

「だからね、昔は大人しくて暗い人間だったよ。
 …ただ、捨てられた人間だと。要らない人間だと。
 そう思う度に生きているのが苦しくてね、
 生きるために俺は、そうするしかなかったんだよ」

そのおかげで、今の家に引き取ってもらえた。
要らない人間じゃないって、思えた……はずだった。

「…でも、俺がどれだけ努力しても"本物"には叶わない。
 嘘のリヴィオが誰かの目に憧れとか、
 そういうものを抱かれる度に俺は……苦しくなったんだ。
 生きるために嘘で描いて、その結果苦しむなんて」

馬鹿だろう?男は自嘲するように笑い、視線を落としていく。
(-478) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:02:38

【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ

「ああ言えばこう言う……
 それは現物が金と等価な時に通用する話ですよ」

本気で、心の底から嫌悪してはいないのか、こちらも苦笑交じりで答える。

「お世辞はいい。価値ある行動だという自負はあるが」

「勘違いされるならそれに任せておけばいいでしょう。
 気づくまで好きに言わせておけばよくって……
 事の仔細を掴まずにレッテル貼る相手、普通に願い下げだし」

性格に対しても、デートに対しても同じこと。
あるいはもっと大枠の、出自に関する話にも触れているのかもしれない。
職業に大まかな当たりをつけているというのに、
法に触れても、未だに関係を持つ。気を許しているその所以を。

「俺に付き合っている奴がいないのはいいとして、
 あんたって本命がいたらちゃんと身を落ち着けるタイプだったりしますか?もしそうなら1セント単位で見直してやります」

脱いだジャケットを丁寧に畳みながら。
意外でもないが、それなりに偏見はあったもので。
(-479) backador 2023/09/17(Sun) 14:07:39

【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ

「?」
「どうして法令に喧嘩を売ることになるの?」

あなたに自分の立場を話したことはないから、きょとんとした顔。
そもそも逃げ場を作る時点で後ろめたいものがあると言われたら、言い返すことは出来ないのだが。

叱られたのなら素直に手を離す。
何もないよりはカップルにでも見せかけたほうが誤魔化しが効くのではないかとも思うのだが。

「もう、あんまり言われると私でも傷つくわ。……なんてね」
「いいもの、これから嫌でも気になるようにしてみせればいいんだから」

初めからあなたからの感情に期待なんてしていない。きっとそんな余裕もなかったのだろうと勝手に想像して、それなら積み重ねていくしかないのだし。それ自体は苦でもないのだから。
それに、今すぐに新たな線引きをさせることばかりが大事なわけではないし。

「手錠をかけて家に閉じ込めちゃう?
 でも、お留守番は苦手なのよね。そうなると嫌だから大人しくしてることにするわ」

肩をすくめる。

「って」
「え?
テオ、警察の人だったの?


初耳だ。まあ、と手を口に当ててぱちぱち瞬きを繰り返した。
(-480) otomizu 2023/09/17(Sun) 14:17:32

【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「どういたしまして、エリー。」

にへ、と笑顔を返して立ち上がる。
今度はちゃんとした着替えを用意した。
あなたのものと、自分のものと。

「……さあ、少し休んだら俺はベッドのお片付け!
 そして……『エーコ』は、朝帰りだな?
 なんか聞かれたら言わせんな恥ずかしいとか言っときな。
 じゃなきゃ……首筋にもうひとつくらい付けとくか?」

へらへら笑ういつもの顔。『先生』にしては過激な発言。
その内に幸福と愛を込めて、頬をもう一撫で。
約束の通りに、これはあなたと共にある。
あなたを送り出してなお、魂はあなたと一緒に歩く。

情報を盗んで食らい、生きてきた。
人の口から出る言葉が、次の瞬間裏返るのを知っていた。
カンターミネにとっては、全てが疑う対象でしかなかった。
たったひとつ、あなたを除いて。
これからも、あなたは不動の位置に在り続ける。



何があっても。
(-481) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 14:19:47

【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ

「ニコロせんぱい……」

ぽんぽんと肩を叩かれながらも貴方の瞳を見つめる。
自分ではなれるかどうかなんて、全然想像がつかない。
それでもせんぱいはそうやって言葉にしてくれるから。

「……はい」

例え未来が上手く見えなくても、教えてもらえたこと。
貴方の言う通りたくさんの言葉を聞く必要があるのだと。
その行為を通して見えてくるものはきっとたくさんあるのだ。
今教えてもらえたみたいに。

「ありがとうございます。
 ……へへ、なんかそういわれるとちょっと照れるかも」

「今日はニコロせんぱいに色々話聞いてもらっちゃった。
 すみません、折角の休憩中なのに。
 でもオレ、話せてよかったです!
 なんかちょっと、すっきりしたっていうか」

いつか貴方みたいに、己も誰かにアドバイスできる日が来るだろうか。
来たらいいなと思う、だから今はその為に一生懸命を尽くすしかないのだろう。

「そろそろ時間終わりですよね?
 ……途中まで着いていってもいいですか?」
(-482) mspn 2023/09/17(Sun) 14:22:37

【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ

「利益を出すのが上司の仕事さ」

世知辛いモンだ。そうボヤくが、家族ファミリーという言葉にはああ、と頷く。
当然・・のことだ。

「ああ、何もかわらねえ。
 前よりちょっと、周囲に若いのが増えただけさ」

泥水のような珈琲をいつも飲んでいる男は、アーア、とのんびりした声をあげて。

「――そいつは楽しみだな。
 はいはい、景気よく、景気づけをな」

肩を並べて、日の暮れ始めた街を歩く。
その日は普段あまり深酒をしないアレッサンドロも、妙に酒が進んでいて。
――あなたをそこそこ遅くまで突き合わせたりしただろう。


「それじゃあ、またな」

去り際、彼はそういってあなたと別れる。
しばらくじっとあなたを見てから、肩を竦めて去っていった。
――何か言う言葉を考えて、きっとそれが浮かばなくて、そのままに。
(-483) gt 2023/09/17(Sun) 14:26:43

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → マスター エリカ

/*
回答遅れており申し訳ありません。

1) 本日の能力行使
能力行使についてのRPが行えていないので、
パスで考えております、遅れてしまってすみません。
もしくは運営及びエリカ女史の今後の動きに作用してしまわないなら、
空振り前提でエリカ女史に設定するのは変ではない……というか、
役職選択したのにパススルーすることに申し訳無さを感じていて空欄にすることを上手く消化できてない感覚がする……(ぐるぐる)
念のためのお伺いとなりますが、どちらがよろしいでしょうか。

2)魔術師の占いについて
こちらについては妖精陣営であり、占うと死亡する可能性があること伝えて問題ありません。
また、占うかどうかについても先方にお任せいたします。
その場合RP的にどうするのかな? というのが現状わかっていないため、
先方に予定などあれば伝えられる範囲でお伺いいただけると助かります。

3)ニ者の縁について
問題ありません。
『いつから縁があるか』についてであれば大丈夫です。
伝え方については、『スラムに出入りしていた25年ほど前から』という感じで問題ないでしょうか。
(-484) redhaguki 2023/09/17(Sun) 14:26:56

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「まさか花屋でもやってると思ってましたか?」

ボランティアとは言っていたから、
まさか勘違いされてるとは思っていないが。

「むしろ、今日それだけ不安がるあたり、
 気づいているものだと思っていたが……
 ……思えばだいぶ余計なことを言ってしまったな」

警察がここまで気を許しているのって、
結構な弱みになるんじゃないかと思わんでもない。

事の善悪は肩書ではなく人を見るべきだと思っているから、
その道理が通らなかった次点で付き合う気もないが。

「後ろめたいことがあって、
 逃げるんだったら今の内ですよ?」
(-485) backador 2023/09/17(Sun) 14:27:09

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「ないなら、いいさ。
 俺も特に興味はない」

なのに挙げたその名前――アリソン女史――には、
ほんの少し感情が揺れていた。
彼にとってそれは、何か嫌な相手の名前なのだろうか。

それ以上、余計なことは口にしない。
アレッサンドロはただ粛々と手錠を受け入れ、連行されるがままになる。
その過程であなたが暴力を振ろうとも、乱雑に扱おうとも、うめき声をあげる程度で抵抗もしないだろう。

好きにしろ、と。
何もかもを、捨て鉢ではなく、さっぱりと受け入れるように。
(-486) gt 2023/09/17(Sun) 14:29:18

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「蟹の次は果物が……?」

以前貴方が話していたPapà gambalungaの新しいお届け物だろうか。
しかし冷蔵庫が蟹で埋まっているとなればそれは大変だろう。
だって果物は傷みやすいし、と。

何も疑わない。だから。
(-487) mspn 2023/09/17(Sun) 14:36:32
ニーノは、笑って頷いた。
(a24) mspn 2023/09/17(Sun) 14:37:07

【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ

涙を流すことの何がみっともないのか。
そう思う心はあれど、君が隠すなら暴こうとは思わない。
代わりに、浮かんだ笑顔に笑顔を返そう。

「誰かに問える君は強い。顔を上げられる君は強い。
 だから君は、君なら、
大丈夫
だ」

もう一度君に大丈夫を唱え、笑みを深める。
君なら君の道をいつか、見つけられると信じているから。

「そうして悩める君は強くなれるよ。
 迷うことは悪じゃない、立ち止まることもそうだ。
 諦めてしまわない限り、君の道はちゃんと続いている」

「いくらでも迷っていいから、いつか。
 …いつか、君がその迷路を抜けられる日を俺に」

語る男の瞳は細まり、そのまま緩やかに閉じられた。

「──俺に、見せてくれ。見守っているさ、ずっと。
 だから俺で良ければ、いくらでも」
(-488) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:38:12

【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ

「──任せてください!」

「それぐらいならお安い御用……っていうか。
 お手伝い権なくても手伝うぐらいですよ。
 いっぱい届くとほんと大変ですもんね〜」

職場に持ってきているのだろうか。
それとも大量だって言うぐらいだから家に置いたままだろうか。
そんなことを考えながらも男はただ。

「あ、ちょっとだけオレの分も貰っていいですか?
 家族も食べるかなって思って……」

貴方に頼ってもらえた事実に、嬉しそうにしていた。
(-489) mspn 2023/09/17(Sun) 14:39:12

【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ

「そういうことか。
やっとしっくりきた。
だから疲れて自棄になってたんだな。」

貴方の生い立ち、過去を聞いて
ようやっとその点と点が繋がってきた心地になる。

「今も、誰にも必要とされてない不要な人間だと
そう思っているのか。苦しかったな、それは。」

ぐり、ぐり、と更にコルクにねじ込んでいく。

「だったら俺はお前を縛っちまうのかもな。
俺にとっては、リヴィオは必要な存在だから。」
(-490) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 14:48:55

【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ

「────」

……あ、やっぱだめかも。


過った次の瞬間には一滴だけ零れてしまった。
だってあんまりにも貴方が真っ直ぐに、己を信じてくれるから。

「……ぁー……」


大丈夫の一言を貰えるだけでこんなにも安堵する。
見守ってくれる誰かがいるというだけでこんなにも幸せに満ちる。
己の為にと贈られた言葉ひとつひとつを胸の内、大切に抱きしめながら。
ぐしぐしと目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出した。

「……せんぱい、だいすき」


ありがとうの方が先だったかもしれないとは形にした後に。
だから次いで震えた声で「ありがとう」もちゃんと伝える。
そうして顔を上げればまだ少し潤む瞳を細め、それでもにっと笑った。

「──へへ。
 せんぱいのお陰で明日からもがんばれそー……です!
 ね、オレ、無敵のナンバーツー目指すんで!」

もちろんナンバーワンは既に無敵の貴方だ。
そんな軽口を叩けるぐらいどこか心が軽くなった男の声に、沈んだ色はもう無かった。
(-491) mspn 2023/09/17(Sun) 14:59:44