人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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[犠牲者リスト]
加藤

二日目

本日の生存者:村岡 薊、ローレライ、サモエド、サクライ、紫川 朔月、シロウ、ミヤビ、不和 直継、要 薫、柊、寿 達也以上11名

[目隠しをしていなければ何をされるのか見えて心構えも出来たろう。
腕の自由を奪うのも、脇を愛でられ不意の動作に反応するのも、大人のおもちゃを用いるのも。
見えていないことが次第に未知への扉となっている]


聞いたのはね、感じ易い方を教えてもらうため。


[秘芽の周囲へと振動する棒の先端を触れさせ丹念に刺激を与えていく。
下着越しではあるけれど中心の実と周囲の被膜をゆるりと責め立てる。

大きくなった嬌声に呼応するように蜜はとめどなく溢れ出してきていた]

ショーツもエッチなのを選んでくれてるね。
後ろが透けててお尻が見えいるしそこまで濡れていってる。
ふふ、イっちゃった?


[どの程度かは分からないけれど達してしまったのだろう。
けれど大人の玩具は振動を止めてはくれない。
秘芽への刺激は続けられたままで、花弁の奥口をあやしていた指先は濡れたクロッチ部の縁へと指をかけた。
指を動かし布地を横へとずらせば艶やかとなった花弁が露わとなろう]


こちらも随分とエッチになってるね。
奥も、もっと欲しいよね?


[ゆるりとした所作で大人の玩具を動かし、今度は直接秘芽の周囲を刺激していき指は指で蜜を纏わせると快楽に咲いた花の蜜壺へと指を埋めて内側の媚肉を愛でるように撫でていく*]

[目隠しをしていると普段より気持ちよく感じるけれど、心構えができない。
だからこそ素直な反応になるし、見えない事に戸惑いもする。
けれど、見えなくても彼が愛でて可愛がってくれるから。
身を委ねる事が出来る]

そ、なんです…ね…ふぁっ…!

[丹念に刺激を与えられ、気持ちよさに蜜は溢れて鼓動が早くなる。
溢れた蜜がお尻の方まで流れて下着を濡らしても、気にする余裕なんてなかった]

は、はひっ…!

[達してしまい、言葉を返したくても言葉がまとまらない。
それでも振動は止まらず、刺激は与えられ続けて。
閉まらない唇から嬌声が流れていく]

あっ…ほし、もっとっ…。
くださ、いっ…!

[もっと欲しいかと言われれば、こくこくと頷いて。
欲しい欲しい、と求めた。

下着をずらされ、振動が直接秘芽の周囲を刺激する。
指に蜜を纏わせ、蜜壷へと指が埋められて身体が疼く。
内側を愛でるように撫でられ、蜜壷が待ちわびたというように彼の指をキュウッと締め付けただろう*]

[本当に史郎が初めてならば
 もっと時間をかけて肛門を割り拓いて
 此処に雄を咥えることの快楽の全てを
 教えこんだろう。

 ─────そういや、本当に俺が初めての時は
 そんな余裕のひとつもなくて
 俺自身、男になるのに必死だったっけ。

 あの時、俺達は─────]



[─────…………]






  …………そっか、初めてか。


[甘くて苦い思い出には蓋をしよう。
 少しだけ唇の端を噛んで、笑みを形作ると
 ゆっくりとディルドを動かしていった。

 ゆっくり円を描くように回した張りぼてで
 腸壁をくるりとなぞっては
 史郎の腹側目掛けてずん、と突く。
 時折精を溜め込んで鬱血した袋が
 何か訴えるようにびくりと引き攣ったり
 ぴくぴくと孔口が震えたり。
 俺にとっては、史郎の反応全てが愛おしい。

 そしてディルドの先に、こり、と手応えを感じた瞬間
 組み敷いた身体が跳ねた。]


  …………ふふ、みーっけた。


[空いた手で史郎の姿勢を引き戻しながら
 抽送を繰り返す手の方は、容赦なく
 見つけた勘所を責め立てていく。]




  ダメ、なんて言わないでさ。
  此処から見えるシロくんの中、すっごいから。
  偽物おちんちんなのに、美味しそうにしゃぶって
  突く度にきゅって締まって……
  本当に、女の子みたい。


[嫌だ、怖い、と繰り返して
 未知の感覚に怯える史郎を宥めるように
 俺は辱めの言葉を選んでいく。

 ふにふにとした睾丸を掌に握っては
 徒に竿に走った血管を、指先でつぅ、となぞったり。

 それと同時に、じわ、と腹の底から
 黒いものが湧き上がっていく。
 本当の雌の快楽を知らないまま
 男の身体を受け入れてきた史郎にとって
 「セックスの快楽」とは、なんだったのか。

[捕まえていた脛の裏の柔らかな皮膚へ
 ちゅ、とひとつキスを落とすと

 俺はおもむろに、史郎の放出の時を願って
 張り詰めていた睾丸を、指でぴん、と弾いた。
 男の急所だから俺にも分かるが、
 多分これは痛い……が、セックスの快楽を
 中断するほどのものではなくて。

 代わりに逃げ道を与えるように
 ディルドは相変わらず、
 史郎の気持ちいいところだけを狙って
 中の媚肉を捏ね回している。]


  ほら、おしりの穴の方が
  おちんちんよりも気持ちがいいね……?
  怖くない、大丈夫。だーいじょーぶ。
  全部、見ててあげるから。


[続けざまに二度、三度、袋の中の精巣に
 優しくデコピンを喰らわせながら
 俺は中を穿つ動きを早めていくだろう。
 大丈夫、大丈夫、と言いながら
 過去の記憶をどんどん黙って塗り替えてしまおうと。]

【人】 Dom サクライ

  ー むかしむかしのはなし ー

[それから度々、榛原と二人出掛けては
 写真を撮るようになった。

 
には電車を乗り継いで海辺を走る電車を、
 
には一面紅葉に彩られた山を、
 
には二人で繁華街の片隅に作った小さな雪だるまを。
 
 最初に撮った写真より、踏んだ場数の分だけ
 ピントをどこに合わせるだとか、
 被写体の選び方や光の反射のさせ方とか、
 基本的なカメラの使い方を覚えていった。

 榛原の父親はカメラで有名な会社の部長さんで
 母親はピアノ教師、妹が一人。
 俺とは違う平々凡々で恙無い家族の話を
 外出や、眠りに落ちるまでの時間に話したっけ。

 俺の話も、もちろん。]
(0) 2021/03/22(Mon) 2:29:54

【人】 Dom サクライ




  どんな成績だろうと、多分煙草とか吸っていようと
  父さんは跡取りの話しかしないと思う。


[ある夜、俺は榛原に胸中を打ち明けた。
 消灯した後の寮の部屋の中、
 隣のベッドにいる榛原の相槌は
 なんだか、とても心強かった。]


  ……本当は、さ。
  家がどうこうじゃなくって
  ちゃんと俺を見てほしいって思う。
  「こんな成績じゃ跡取りに出来ない」じゃなくて
  「将来どうするんだ」とかさ。


[それが当たり前になってしまえば
 言われてただうざったいだけかもしれないけど、
 俺にはその当たり前が羨ましくて、眩しくて。]
(1) 2021/03/22(Mon) 2:30:29

【人】 Dom サクライ



  ……カメラを構えて、被写体と向き合ってる時は
  そういうこと考えずに
  静かに相手と向き合える気がする。
  写真を見た誰かは、
  「この写真を撮ったのがどこの家の人間か」
  ……なんて、考えないでしょ。普通。


[ひとりで笑った声が、明かりの無い室内に
 わぁん、と響く。
 心細くなった俺が「榛原」と呼ぶと
 暗闇の中から「えいちゃん」と返事が返ってきて
 それでようやく、安心できた。]


  「えいちゃん、来週も、再来週も
  えいちゃんの気持ちが晴れるまで
  一緒に写真撮ろうな」


[そんな静かな声が、どんな慰めよりもうれしかった。]
(2) 2021/03/22(Mon) 2:31:16

【人】 Dom サクライ

[その週、いつものように連れ立って
 俺達は寮の外の公園へと足を伸ばした。
 連日暖かな日が続き、凍えていた春の新芽が
 地面から顔を覗かせ始めた時期の事だった。

 被写体を探して、俺がファインダー越しに
 公園の中を見て回っていた。
 そして樹上に芽吹いたばかりの桜の芽から
 ふとレンズを背けると─────


 フレームの向こうに
 同じように此方に向かってカメラを構える
 榛原の姿が、見えた。


 「キレーだと思ったものしか撮らない」と
 言っていたはずの彼が。
 俺がカメラを下ろすと、
 榛原もカメラを下ろしてバツが悪そうに笑った。]
(3) 2021/03/22(Mon) 2:31:53

【人】 Dom サクライ



  「何もかも忘れて、
  自由に写真撮ってるえいちゃん
  俺はキレーだと思うよ、って言いたくて」


[そう言って榛原は、ポケットから
 数枚の写真を取りだした。

 全部、俺。
 今まで一緒に撮影に行った先で
 被写体と向き合う俺の顔だった。]
(4) 2021/03/22(Mon) 2:32:20

【人】 Dom サクライ

[そうして、まだ蕾も開かない桜の木の下で
 俺達はそっと唇を重ねた。

 初めてのキスは、生まれて初めて勝ち得た
 自由の味がしたと思う。

 それから二人で逃げるように寮に帰って
 正しい方法も知らないまま、見よう見まねで
 ただ猿みたいにセックスした。


 ─────そこまでだったら、
 ただの甘酸っぱい恋の話で終わってた、のに。


 結局、生まれてこの方
 何かの型にハマって生きていた俺は
 「自由」というものに相容れなかったのかもしれない。]
(5) 2021/03/22(Mon) 2:34:06

【人】 Dom サクライ

[榛原と結ばれてから、学校に行ってはセックスして
 寮に帰ってもセックスをする毎日だった。
 多分あの頃の俺達は猿にすら
 軽蔑されていたかもしれない。

 だけれど、それが当たり前になるにつれて
 何となく、物足りなくなって。

 「確かにマンネリなのかな?」と
 あっけらかんと笑った榛原と色々調べて
 行為を写真に収めるのを知った。
 野外で人目を盗んでヤるのを知った。
 男根ではなく異物を挿入するのを知った。

 知ったものは片っ端から試していって
 俺達はそれを学園生活の清涼剤にし続けた。

 いつしか、清涼剤無しじゃ
 幸福を感じられないほどに。]
(6) 2021/03/22(Mon) 2:35:21

【人】 Dom サクライ

[榛原は誰より自由な男だった。
 そいつが俺の下に組み敷かれて
 恥ずかしい場所を晒して、
 人格を疑われるような恥ずかしい行為をする。
 全部、俺のために。

 ……そんな光景が日常になる。

 月日が経ち、学生寮を出て
 二人で暮らすようになったら
 もっと歯止めが聞かなくなった。

 それでも、榛原は根を上げて
 俺の元から去ったりはしなかった。]
(7) 2021/03/22(Mon) 2:36:16

【人】 Dom サクライ



[「牛乳とゴム買ってくるわ」なんて、
 最期の一言に相応しくない台詞を残して
 事故で死んでしまわなかったら、
 ……多分俺は榛原と今日までずっと一緒にいたと思う。]*

 
(8) 2021/03/22(Mon) 2:39:21

[宥めるようなトーンでかけられる言葉は、
 その優しい穏やかさとはかけ離れて
 耳を塞ぎたくなるように淫猥で、
 辱めて追い詰めるためのポイントを的確に突く。


 セックスって、こんなだったっけ───



 どんどんと高められてほとんどなにも
 考えられなくなった頭の中で、
 髪の一本ほど残った理性、
 極微な脳細胞の一片でそんなことを思っていた。]
 


[けれどサクライさんの手が、ぱんぱんに
 膨らんだ袋をやわやわと握ったり、
 薄くなった皮膚に透ける血管を撫でたりしながら、
 玩具では前立腺をしつこく刺激するものだから、
 すぐにそれも頭から消えて。


 ─── 翻弄される。
 優しい、穏やかな笑顔の、容赦ない責め。
 未だ肌さえ見せない彼に、
 完璧な支配者の、色。

 抗えない、ぜんぶ、捧げたい、

 ……ああ、もう、       ]
 




   
落ちる。



 


[そう思うのに。
 たしかにそう思うのに。

 イきたいのに、後ろの快感だけで達することが
 慣れない僕にはできなくてもどかしい。

 身体をくねらせて逃れようとしても、
 すぐに引き戻される手の力は、圧倒的で。]
 


   ん、……ぅっ、ん…ッ、─────っ!


[腿裏にまた小さく落とされた唇の感覚さえ
 敏感に拾う神経が突然の痛みに悲鳴を上げる。]


   ぁ…んん、い゛っ、ぁあ…っっ!


[ぴし、と袋を弾く指の力は多分、
 さほどでもないと思うけれど、
 出すことを許されないまま膨張したそこには
 充分過ぎるほどで。

 生簀から上げられたばかりの魚みたいに
 身体が跳ねる。]
 


   い゛、っう、 ゔゔ……んぁ、───ッ


[情けない僕の身体は、痛みにさえ反応する。
 さらにぷっくりと膨れた前立腺を
 しつこく弄られ、苦しいほどの快感は
 溜まる一方で、下腹部が痺れて痙攣した。
 出せないはずの鈴口から、透明な液体が
 だらだらと涎みたいに溢れて屹立を伝っていた。


 サクライさんの声が脳を直接掴み上げて揺さぶる。

 気持ちいい、怖くない、大丈夫、大丈夫

 繰り返されるそれは、まるで催眠術のようで、 ]
 


[のたうち回る全身がこわばって、つかんでいた枕さえ
 もうどこにあるのかわからない。

 性器だけじゃない、下腹部、ぎゅうと丸めた爪先から
 乾いた地面に水を撒いたようにじわりじわりと
 広がって、身体中に広がる、
 これは苦痛じゃない、


 ───快感。


 硬く握りしめた拳の皮膚に爪が刺さる。
 視界が滲む。
 かちかちと歯の根が鳴る。

 こんなイき方知らない…だめ、むり、……だめだ、]
 


 しぬ 



 そう思って、サクライさんの身体をタップ、
 しようとした、その時。


 ───サクライさんの、乾いた声が、聞こえて、 ]
 

 




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