人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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ナフは、パーティー会場でふな寿司foodを食べている時に、ある噂を聞いた。
(a1) 2021/07/01(Thu) 20:14:45

【人】 異国人 ナフ

「…明日から、ここで抽選があるのか」

少し変わった匂いを放つ食事を口に運びながら、聞こえた噂を口にする。
あまりそういった催しに縁がなかった為、少しばかり興味を惹かれているようだ。
(6) 2021/07/01(Thu) 20:40:37
ナフは、緑茶drink を持ってきた。
(a9) 2021/07/01(Thu) 20:45:01

【人】 異国人 ナフ

>>8 ラサルハグ
「いいものが…当たるらしい。…船を、もっと楽しめる…だとか。
 そういう話が、聞こえてきた」

緑茶を啜りながら、鮒ずしを口に運んでいる。
見慣れないし変わった味だな、となんとなく呟いていた。
(9) 2021/07/01(Thu) 20:47:08
ナフは、金髪の従業員に、目もくれなかった。
(a12) 2021/07/01(Thu) 20:50:15

ナフは、パッシモモヒートsakeを手に取った。
(a13) 2021/07/01(Thu) 20:51:29

隠れ家に定めた鑑賞室。そこに、ぱちぱちと乾いた拍手が一人分。

「お疲れ様、グラトニー。副船長の彼に相応しい素晴らしいものだったと思うよ。まるでパレードを見ているようだった。

最高のスタートを切れたと思うけれど、君はどうだったかな。
スロウスもどう?やれそう?」

淡々とした調子で紡がれる声だったが、どこか熱を孕んだように僅かに弾んでいる。
興奮が隠し切れない様子のまま、共犯者は二人に問いかける。

【人】 異国人 ナフ

>>11 ラサルハグ
「おれも、噂を…聞いただけ、だからな」

分からないな、と答えて
ずんだ餅を一つ、有難く頂く。
受付は、いらないかもしれないのだけれど。仔細は青年も把握していないのだった。

「いいものが当たるのなら、おれも…あやかりたい、ものだ。
 家族に見せられるものが…増えれば、増えるだけ…良いからな」

もち、もちと小さくお餅を食べながら
穏やかに笑みを浮かべる。

「そういえば、迷っていた時は…済まなかった。
 まさか、こんなに難しい構造をしているとは…思わなくて。振り回して、しまった」
(15) 2021/07/01(Thu) 21:09:36
「────ええ、この船に相応しい、見事なものでした」

拍手喝采を贈る事は無く、
狂熱を声が瞳がそのはらわたが宿す事も無く
無機的で無感動な瞳がただじっと、あるがままを見つめている。

「ご用命とあらば、こちらは万事恙無く。
あなた達のように華やかに、とは行きませんが」

たまにはそんな趣向もいいでしょう。
これは『お客様』の為の余興なのだから。
職務に忠実な共犯者は、ただ事務的に考えを述べる。

隔壁を開く。周囲には誰も立っていない。
扉を開けば仮面の従業員が両脇を固めていた。
二言三言合言葉を交わせば、隔壁が閉じた後に更に分厚い扉が開かれる。

――ああ、それはまるで鼓膜を弾き飛ばすように!
女の歌声、突き抜ける音楽。されどそれは豪勢な生演奏にて。演奏家はだれもが仮面をつけて。
シルクハットの紳士風のパフォーマー、きわどいレオタードを晒すカンカンの踊り子たち。
そしてそれらは誰もが皆仮面をつけている。並ぶ踊り子はモレッタを噛んでさえいた。
遊び半分にコロンビーナマスクをつける客はいても、必要があればそれを下ろせる。
それが、誰が主で、誰が従者であるかを徹底的に分けていた。

「皆様。船旅をいかがお過ごしでしょうか。食事に景観、ギャンブルを楽しんでらっしゃいますか?
 ええ、まだ刺激が足りない? そうでしょうとも! お集まりの皆様おまたせいたしました!」

司会のためにハーフマスクで口を開いた『グラトニー』は、きわどい姿で客の前に出た。
シャンデリアを照らし返すためだけのアクセサリだけを身に着け、ほとんど体は隠れていなかった。
くるくると手足を動かすたびに、細い肩から流れる上質なサテンが揺れ動いた。

「今宵お集まりの皆様の為、我らが副船長がおもてなしにあがるそうでございます。
 さあ、彼に拍手を! 寛大なる御心に接吻を! ご入場ください、副船長!」

合図をすると、ステージの奥から猫脚のソファが運ばれてきた。其の上には人影がひとつ。
上着を剥がされた副船長が、手首を繋がれくったりとうなだれていた。
けれども声は上げない。気丈さゆえか。いいや、その目はぼんやりと夢見るようだった。

「……おや」

始まる催しに口を噤む。グラトニーのパレードはまだ続いていた。
シャツの襟を直し、終わるまで静観に徹する。

ソファはステージから落っこちてしまいそうなほど前に置かれた。
服をはだけ、鍛えられた肉体が布の合間から覗くのを見て嬌声が上がる。
ヌンキは頬を上気させ、唇を薄く開いて歌うような声を発するばかりだった。
そんな彼の手に『グラトニー』は手を掛けて、そっと衣服を剥いでいく。

「さて、皆様。"従業員"となっていただく前の少しの催しと教育についてですが。
 これらを見学するのが初めてで、どのようにするべきかわからないお客様もいらっしゃるでしょう。
 そんなみなさまのために、参加しやすいように少しばかり手を加えさせていただきました。
 御覧ください、このように――」

『グラトニー』は片手に細い鈎をとった。立った爪はホチキスの爪くらいで、傷つけるのは難しい。
それをヌンキの肌につきたてると、彼の体がぴくりと動いてあえぐような声を上げた。
身を捩り、目を細めて明らかに快楽を得たというのが見てとれる。それを見て、また微笑んだ。

「ただの快楽は勿論の事。少しの間、痛みをも快に変える薬をお飲みいただきました。
 まだまだ慣れず、不器用なお客様でも副船長に"悦んで"いただくことができるでしょう。
 そればかりではなく、こそばゆい快楽もまた、彼の肉体には普段より喜ばしいものと感じられます。
 こんなふうに、ほら……」

桜色に塗った爪がそろそろと服を剥いでいく。一枚一枚と剥ぐだけ、布が肌に掠れるだけで。
船長は喘ぎ、身を捩った。下着の下に透ける肌が、快楽を感じていることをしっかりと示している。
群衆の目の前で肌をさらされていくヌンキの体は、とうとう一枚の下着だけになった。
小さな歓声をあげて盛り上がっていく客たちを前に、『グラトニー』はふたつの道具を掲げた。

ナフは、会場を見回している。
(a20) 2021/07/01(Thu) 21:33:55

一つは豪奢な鳥の羽。ふさふさと毛並みの揃った羽は、撫でるだけでくすぐったそうだ。
一つは手にしているものと同じ鈎。刃は短くとも何度も肌を掠れば傷つき、肉に達するだろう。
それらを乗せたカートは、仮面をつけた従業員の手により客一人ひとりの前へ運ばれる。
興奮しきった紳士淑女は、思い思いに羽か、あるいは鈎を手にとった。
それらが向けられる先は一つしか無い。涙を流すように一筋の血の垂れる、逞しい体。

潮風の匂い立つようなしっかりとした体が、弛い快楽に震え、淫楽に塗れた声をあげた。
その顔をそっと『グラトニー』の指が持ち上げ、唇の横にくちづけた。
真っ赤なルージュがヌンキの口元にべったりと摺りつく。まるで激しい情事の後の情事のように。
飼い犬にそうするように頬をそうっとなであげて、そのまま手がまっすぐに挙げられた。

「――さあ! 皆様、副船長に"感謝をお伝え下さい"!」

それを合図とするように、一斉に羽と鈎がヌンキの体に向けられた。
或いはくすぐり、彼の体をなであげた。柔らかな快楽は肉の内側に貯まり、肌に朱みを刻んでいく。
全身は玉の汗をかき、子犬のような声をあげて身を捩った。男性器は上を向き、露を滲ませる。
或いはひっかき、幾重も傷をつけた。流れる血が照明に輝き、汗と混じった匂いを漂わせる。
痛ましさを覚えるような様子だが、それさえ今のヌンキにとっては快楽だった。
傷を与えられるたびにだらしなく口を開け、震える舌から唾液を滴らせる。
深すぎた傷が肉を抉った途端に、性器は大きく震えて汁を迸らせ、彼は絶頂した。

それに歓声があがっても、興奮した客がおおと声をあげても、まだ祭典は終わらない。
彼の体が快楽の限界を迎え、忘れ得ない法悦を脳に刻みきるまで。
己が誰がための従者であるかを、その身にたっぷりと思い知るまで、終わらないだろう――。

……今日一番の催しが終わり、客たちも引き上げ夜の眠りに帰るところ。
仮面の従業員たちは会場を撤収し、『グラトニー』もそれを少しだけ手伝う。
傍にいたからだろう、ヌンキの血を少し浴びた裸体のままで、『エンヴィー』と『スロウス』に駆け寄る。

「どうだっただろう、プレビューとしてはこんなものかな?
 まだ彼が副船長であることを降りたわけではないもの、まだまだ、軽めにね。
 オーナーの判断如何によっては、ふふ、彼ももっと、いいモノを味わうことになるかもだけど……」

間近のショウはやはり演者としても興奮するものなのだろう。瞳は興奮に濡れていた。
まだ疼く体をサテンに包み、ぎゅうと柔らかい女体を覆い隠した。
その腹の下部では、屹立した男性器がシャンデリアの方を向いている。

【人】 異国人 ナフ

「……」

パッシモモヒートを傾けて、ぼんやりしている。
眠たげに目を細め、ぽうと頬を淡く赤が染めた。

慣れない酒に、酔っているのだ。
(27) 2021/07/01(Thu) 22:07:53
「お疲れ様です、『グラトニー』。
きっとお客様方にも大層満足して頂けた事でしょう」

この船に娯楽を求めて来る者は当然ながら派手好きが多く、
そして何より、愉しい愉しい余興を求めている。
ああ、眼前の貪欲者は自分より余程この仕事に向いていそうだ。

「オーナーの意向、というよりも
彼が自ら望み好んで、更なる悦楽を求めるかもしれませんが。
そのような事例もあると聞いています」

ともあれ、それはこれからの話だ。
自分は飽くまでも手引きを請け負ったまで、
その後の事にはあまり興味がない。

「……それ、適当な『スタッフ』を呼んで
鎮めておいた方がいいですよ」

未だ昂りを見せるものをちらと見て、何とも言えない顔をした。

ナフは、酒を飲み慣れていない。口直しにシャンボールクランベリーsakeを持ってきた。
(a27) 2021/07/01(Thu) 22:29:01

『──…!』

今朝になって増えていた気配の先を辿る。比較的近い部屋にいるのだろう"その人"に対しての呼びかけを耳から伝えるのではない声──声以外であれば感覚という言葉で表現できるだろうか──で問いかける。昨日から語らっていた"もう一人"にもきっとこの声は届くはずだ。

『私の声が聞こえていますか。』

「………………想像以上。文句のつけようがないよ。その手腕、憧れてしまうな」

拍手も忘れ、ぽつりと呟く。呆気に取られている様子が滲んでいた。
自分もまた率先して船側の人間として出来ることはやるつもりではあったが、ここまで華やかで煌びやか、そして狂気を纏った催しを開けるかと言われると難しい。

「……あは。自分は興味あるな、副船長の末路。
…………まあ、それは一旦さておき」

自分が纏っていた上着を脱ぎ、懐から取り出したシルクのハンカチと一緒に共犯者へと差し出した。
笑みの下に憧憬と、憧憬を通り越した焼けつくナニカを潜めながら。

「お疲れ様グラトニー。随分魅惑的な装いのようだけど、風邪ひいてしまうよ。誰かからブランケットを借りるまでの間だけでも良いから、よかったらこれを使って。

…………必要なら、この"自分自身"も使う?」

未だ興奮冷めやらぬ演者の熱の塊を見下ろしながら、普段と変わらぬ調子でそう告げる。


「気に入っていただけたようでなによりだよ。なにせ、私も雇われだし。
 パフォーマーとして一定の成果は挙げていかねばね。笑えぬ道化師はお払い箱さ。
 副船長は……きっととっても大事にされるのではないかな? 自分から求めるようになるかもね」

空しいように言いながらもやはり表情は喜色に溢れていた。
華美なコロンビーナマスクに隠れた目元は夢見るようにほほえみ、うっとりと細められている。
これはまず第一歩。彼の心体を掌握すること。
そして、まだ慣れぬ客をも当事者にし、快楽を愉しむことに慣れを生じさせること。
もっと大胆な、或いは直接的で規律正しいショウでも、平然と飲み込めてしまえるように。

「自分自身――勘違いや聞き間違いなら申し訳ないのだけど。
 それは、『エンヴィー』? 貴方を使って、ということ?
 それなら、ええ、もちろん。『スロウス』は……そういうのは参加しないほうかな?」

かつりとヒールが床を叩いた。すらりと伸びた足は『エンヴィー』のほうへ向かう。
けれども押し入ってしまいきらずに、いじらしさを演出するように身を捩って。
それからちらり、『スロウス』のほうも輪に加えるように流し見る。

『…───なるほど。』

『こうなる訳だ。』

 骨を使う音声伝導にしくみが開発された
 なんて噂を聞きもするが。
 これはそんなものじゃない。
 もっと脳髄の芯をふるわせるような、感覚だ。
 少し慣れない。

『やあ。聞こえている、聞こえている。
 ───私のことばも届いているね? "師匠" 』

 にっこりと。態とらしいくらいの、笑みの思念。


『──…』

思念を通してこれだけ感情表現をしてくる相手なのだ、よほど素質があったのだろう。そう思いはすれどこれだけ上手く使われてしまっては少なからず圧倒されてしまうものだ。思念にため息が乗らなくて本当によかったと思っている。

『聞こえていますよ、"弟子"。とはいえこれだけ上手く使いこなしているのであればいつ目覚めてもおかしくはなかったと思いますが。
 …アンタレス、全く警戒するなとは言いませんが少なくとも私達の敵ではないと宣言しておきます。あなたにとっては無害でしょうからご安心を。』


『おはようございます、ちい兄様。
 どうかなされまし──』

>『こうなる訳だ』

『……一体どなたでしょうか?』

見知らぬ"声"に警戒する。
兄妹の共感覚に割り込める者とは一体。
師匠とは一体。

「ただの雇われにしては随分と手慣れているように思いますが。
一つ所に留まらず、主を転々とする方ですか?
ともあれ、彼の今後に僕は関与致しませんのでご随意に。」

無感情な瞳を閉じてそう告げる。
餓えた獣の檻の最中にぶら下げられた哀れな小動物を、
慈悲を以て掬い上げもしなければ、一思いに落とす事もしない
ある意味最も残酷な宣言。

「起伏の無い身体がお好みであれば、お付き合いしますが。
人形を抱くのはお勧めできかねます」

怠惰は情欲には揺らがない。それを使うのは自由だけど。
品の良いスーツを纏った怠惰の獣の身体は、
それでもやはり男性とも女性とも付かない。
事実、その通りというだけだ。


『ダビー兄様、事情を知っておられる様ですけれど。
 お聞かせ頂いても?』



"嫉妬"の名を冠する共犯者は頭の片隅で思案する。『私はこの船に欲を貪りに来た』、グラトニーのその言葉に嘘偽りなどなかったと。
落ちた者も、自分たちの上に立つ者も、有象無象の客たちも。全てを愉しみ味わい尽くして飲み干すのだろう。

「その通り。きっと舌が肥えているであろう君を満足させられるかは分からないけれど、鎮めるくらいなら出来るんじゃないかな」

素直に飛び込んできてくれない体へ向かって求めるように手を伸ばす。純粋な心配をもって差し出された上着もハンカチも床へと投げ捨てて。

「……好みじゃなくても、グラトニーにはスロウスも食べてほしいな。自分が見たいもの。

……それに、今回の主役は副船長だったけど、もしお客様に自分たちを求められたらどうするの?
折角の機会なのだから、三人で"勉強"してもいいと思うんだけどな」

伸びる指先、溢れる吐息。徐々に艶を滲ませ始めた体をよそに、表情は変わらず淡々とした微笑を浮かべたままだったが……共犯者たる"怠惰"へ投げかける声だけは、分かりやすく面白がっている。

この者もまた、呼び名の通り"怠惰"に満ちた反応を見せるのだな……そう思いながら。


『…アン、それは私の口からではなく"弟子"から聞きなさい。
 "弟子"はアンに懇切丁寧に説明するように。それと、私の妹に手を出すのは許可しませんよ。』

/*
かっこよく丸投げしましたがこれは地方の言語でいうところの「その辺すり合わせるのすっかり忘れておりましたわやっちまいましたわねお好きに設定でっち上げてくださいまし」の意味ですわ。

『わかったわかった。』

 これまでの流れを実に愉しそうに
 まるで一寸したラジオをかけるように
 静観していた"弟子"であったが。
 話を向けられて漸うとことばを投げる。

『ありていに言えば。
 私と"ダビーお兄様"はただならぬ仲という訳!
 ははは!』

 完全にこれは煽りだ。
 それ以外の何物でもない。
 遇々クジで選んだ者に師事を願うことを決めたら
 何が上手く嵌ったものか
 二人の念に割り込める力を得たことなんて。
 事情をくだくだしく喋ってもつまらないじゃないか!

「きゃあ」

はしゃぐような声をあげて腕の中に収まった。長い腕を伸ばして、上着とハンカチもしっかり抱き締め。
差し出された何もかもを愛するかのように『エンヴィー』に頬を擦り寄せ、くんと鳴いた。
稚気じみてすりつくばかりではなく、先走りの滲んだ男根もまた腹に当てられる。

「いつだって出会いは新鮮なもの。初めての抱擁は乙女のように初なものだよ。
 それに、ねえ、『スロウス』。私にはそれは魅力のないものには聞こえはしないよ。
 なだらかに伸びる体と御足、それは美しいものじゃないか。私達なら気兼ねなく愛そう。

 ね、だから。おいでなさいな」

片腕は『エンヴィー』を抱きしめて、片腕は『スロウス』に伸ばされて。
まだかすかな血と汗、性臭の残る会場で、三人だけが特別な仮面の持ち主。
そして――

「あっ! 覚えているうちに、次のお客様の目付も調べておかないとだったね!」

はっ、としたように声をあげた。VIPのアンケートは集約済みだ。

『……答えになっていませんよ。
 "弟子"と申されるのなら兄様の言葉に従ってはどうです?』

煽り直撃。
久し振りの兄妹水入らずの場に降って湧いたのだから心中穏やかでは無い。

/*
宜しくってよ。
なんかこう、イイカンジにフィーリングでいきましょう!

【人】 異国人 ナフ

>>16 ラサルハグ
「おれも、詳しいことが分かったら…教える。
 気になるのは、同じ…だからな」

迷子になると大変ですからね。
きっと青年は後ほど、この会場で噂について確認したりするでしょう。

「そうか。それなら…良かった。
 まさか、ついてきているとは…思わなくて。好き勝手に、歩いていた。

 …気付いたのは、だいぶ…後になってから、だったな。

 行き倒れになるほど、弱くはないが…それを、言うのなら…あんたの方が、心配だ。
 あまり…健康には、見えない」

散々咀嚼された餅を無事に飲み込んだら、相も変わらずコーヒーを飲むあなたの顔をじっと見つめた。
表情の薄い顔が見ている。

「いや、おれは…踊り手として、呼ばれている。
 招待枠、というもの…らしい。

 だから、故郷を離れて…ここにいる」
(60) 2021/07/02(Fri) 0:35:30
ナフは、ほろ酔いだ。
(a36) 2021/07/02(Fri) 0:38:23

「求められれば応じますが……」

自分が見たい、という言葉に苦い顔をした。
本当に喰えない共犯者達だ。
けれど、今は個人の感情は関係が無い。
自身の差し出す全てが、けだもの達の望みに適うかも関係無い。
自らは決して動かぬ"怠惰"らしく、
『求められれば応じる』だけだ。

淫らな空気の残滓の中、相反して少女のように抱き合う共犯者達に
その背に、うっそりと指を這わせて囁いた。

「次の『標的』に関してはご心配なく
あなた達に代わり、この『スロウス』が然と覚えていましょう」

互いを愛し合うのなら、貪り合うのなら、今この時だけは
ただ目の前に居るものの事だけを考えて。

/*

せっかくならえっちはえっちで全振りしたいのでこうしましたわ。
この場はこのまま暗転でいい気もしますが。
お二人がよさそうならえっち会話を締めた後に
事後というテイで[[/who]]でも振りましょうかね。

『理屈を知れば、納得できるのか?
 納得したところでお前と"兄様"の蜜月は
 もう戻ってきやしないのに───?』

 顔を合わせず会話していて幸いだろうか。
 この者の、愉悦に綻んだ表情だけは
 伝わらずに済むのだから。

『どの道私たちはもうよすが無き他人じゃないんだ。
  ───仲良くやろうよ。なあ、"アン"?』

 家族か、親しい者にしか、許されないだろう愛称を
 わざとらしい、丁寧な発音で、口にした。

/*何もかもがアドリブとフィーリングでなりたっておりますの。
 改めて宜しくお願いしますわ!共鳴者先輩お姉さま方!

 




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