人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>5 御山洗

「彰良兄、どうしたの?」

 誰かのお手伝い?なんて
 ぐったりと座り込む様子を覗き込んだ。
 大人を隠すには随分と小さいけれど、少しだけ影が差す。

 百千鳥の手は大した荷物も無く、
 日に数えるほどしか来ないバスに乗りに来たというよりは
 ただ偶然通りがかっただけ、という様子だった。
(11) 2021/08/11(Wed) 0:41:58

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>13 御山洗

「うん、おはよう!
 そっか、川遊びかあ…またみんなで遊びに行きたいな」

 思い出の中の河原は、今も記憶のままだろうか。
 そんな事を思いながら、太陽を仰いで目を細めた。
 まだ日は高いから、今から皆を誘えば間に合うだろう。

「ねえ彰良兄、よかったらモモチ、みんなを誘ってくるよ!
 だから彰良兄は休んでて大丈夫、あと……」

 はい、と涼風の祖母から渡された水筒を差し出した。
 宿泊先の家を出る際によかったら、と持たされたものだ。
 あまり時間は経っていないから、中身は冷えたままだろう。

 もしかしたら水分補給はしているのかもしれないけど、
 随分と汗だくだったものだからつい心配になってしまって。
(14) 2021/08/11(Wed) 1:15:03
百千鳥は、首を傾げて夜長を見送った。なんとも鮮やかな手口だった。
(a8) 2021/08/11(Wed) 1:28:31

百千鳥は、全員を川遊びに誘った。目に付いた人を片っ端から!
(a25) 2021/08/11(Wed) 14:20:48

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「わっ、もう殆ど来てる?」

 御山洗と別れて暫くの事。
 百千鳥は目に付いた人を粗方誘い終えて、
 少し遅れてみんなの集まる場所へとやって来た。

「ついでに着替えて来ればよかったなあ、
 うっかりうっかり…まいっか」

 ぽいぽいと履物を脱ぎ捨てて、冷たい細流に足を浸す。
 わあ冷たい、なんて笑う顔はやっぱりあの頃と変わらなくて
 みんな、今だけ思い出の中に戻ったようだった。
(49) 2021/08/11(Wed) 14:22:04

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「あっ、夕凪姉!お〜い!」

 手を振る夕凪にこちらも手を振り返した。
 幼い百千鳥はこの双子の兄姉と、それから呼子鳥と
 一緒になってよく外遊びをしたものだ。
 きっと、この沢にも皆で来た事はあるのだろう。

「………あれっ」

 それから目に留まったのは、先程通り掛かった男性。
 固まっているけど大丈夫かな、なんて思ったけど
 もしかして釣りのやり方がわからないのだろうか。
 なら百千鳥もわからない。

 誰か知っていそうな大人を呼んだ方がいいのかな。
 そんなふうに思って辺りを窺った。
(52) 2021/08/11(Wed) 14:56:43

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>54 >>55 御山洗 夕凪

「いいの、いいの!モモチがみんなと遊びたかっただけだから!
 へへ、やっぱりみんなも遊びたいと思ってたのかな?」

 だったらなんか嬉しいな、なんて。
 素直に喜びを表すさまはまだまだ子供と言って差し支えない。
 岩場で足を切らないように、との言葉に元気に返事をして
 サンダルを履いて、ぺたぺたと地面を踏む。

「……うーんと…雪子さん、雪子さん…
 呼子お姉から聞いた…ような気がする…ような〜…」

 少し上の呼子鳥はともかくとして、幼い百千鳥にとっては
 鬼走や夜長といった、時折田舎へ帰ってくる大人の印象は
 親交の有無に関わらず、どうしても薄くなってしまうだろう。
 案外話せばすぐに思い出す、かもしれないけれど。

「あ、はあい!彰良兄がサンダルくれたからだいじょーぶ!
 夕凪姉、いってらっしゃい!」
(62) 2021/08/11(Wed) 16:13:46
百千鳥は、夕凪に手を振った。
(a31) 2021/08/11(Wed) 16:14:22

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>71 宵闇

「……あっ、おうい!」

 遅れてやってきた人影に、川べりから手を振って呼び掛ける。
 皆それぞれに成長してはいたけれど、
 やっぱり何処か面影は変わらないものがあるもので。

「翔兄!…だよね?覚えてるかなあ、モモチだよ!」

 帰ってきた際にもその姿を見掛けてはいたものの、
 歳上の面々で話し込んでいたようだから
 気を利かせて遠慮しておいた…
 というよりはただ、清和を問い質すのに忙しかったのだけど。
(74) 2021/08/11(Wed) 18:38:21
百千鳥は、手を振る清和に悪戯っぽく笑った。さて宵闇は様子を見るだけで済むだろうか。
(a40) 2021/08/11(Wed) 18:51:33

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>79 宵闇

「呼子お姉がこーんな可愛いことするわけないでしょ、おばか!
 ていうか彰良兄も言ってたけどさ、
 モモチそんなちっちゃくなかったってば!」

 翔兄たちがでっかかっただけだし!モモチまだまだ伸びるし!
 なんてわざとらしくむくれては見せても、
 やっぱりその声色はじゃれ合いの域を出ない。

「あーあ、せっかくこれだけみんな居るんだから
 やっぱり呼子お姉も来れたらよかったのになあ。
 …翔兄、元気だった?」
(82) 2021/08/11(Wed) 19:27:26
百千鳥は、適当な水鉄砲を見繕って宵闇に投げ渡した。これを使いな!
(a44) 2021/08/11(Wed) 19:29:19

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>86 宵闇

「なにさなにさ、翔兄はモモチに可愛いままで居てほしいの?
 しょうがないなあ、まだ可愛いモモチが付き合ったげる!
 翔兄の作戦はいつも大ハマリだったからねぇ…」

 期待してますぞ、なんて言ってにたりと笑って
 当然の事のようにまた悪戯の片棒を担がせようとしている。

「うん、呼子お姉は部活の用事で来れないって。
 …うーん、クールかなぁ。モモチの知ってるクールとは
 なーんかちょっと違う気がするんだけどなぁ……」

 いい歳してチープな水鉄砲を構える大の男二人を見て、
 まあでも、見た目だけはかっこよくなったかもね
 なんて言って、愉快そうに笑った。
(88) 2021/08/11(Wed) 20:15:44
百千鳥は、「モモチは最初からこっち側だもん」と高みの見物だ。
(a49) 2021/08/11(Wed) 20:16:58

百千鳥は、わざとらしく考える素振りを見せた。「なら清和に付こうかな〜?」
(a52) 2021/08/11(Wed) 20:34:37

百千鳥は、どちらも捨てがたいけど、中学生の財力ではなかなか食べられないケーキを取る事にした。
(a56) 2021/08/11(Wed) 20:55:54

百千鳥は、『取引』の内容を変えた清和に少し考えてから……
(a60) 2021/08/11(Wed) 21:02:53

百千鳥は、にやりと笑って水鉄砲を構えた。敵が一人だけだと誰が言った?
(a61) 2021/08/11(Wed) 21:03:31

百千鳥は、あらゆるセミ事件を呼子鳥から聞かされていたかもしれない…
(a72) 2021/08/11(Wed) 21:49:54

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>109 宵闇

「翔兄、色男って自分で言うことじゃなくない?
 百歩譲って色男だったとしてもみんな結構毛色違うから
 クールなだけじゃ人気は出ませんぞ〜?」

 モモチは可愛い色男になって独占市場を展開するもんね
 なんて口ぶりからすれば、
 特に可愛さの種類に拘りがあるわけではないようで。
 意地悪な笑みと冗談に、脇腹をつついて応えた。

「それを言うなら素直にクールでかっこいいね〜って
 言ってもらえない我が身を省みるところじゃないのさ、
 プロの歌手になった宵闇翔さん?」

「なぁんちてね!おめでと、翔兄!」
(119) 2021/08/12(Thu) 0:39:19

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「あーあ!やっぱり着替えてくればよかった!」

 大の大人二人の水遊びに参戦した後、
 言葉とは裏腹に、心底愉快そうな様子で言う。
 賄賂よりも楽しさを取って乱戦に持ち込んだ最年少は、
 上手く漁夫の利を得る事はできたのかどうか。

 それからぺたぺたとサンダルの底を鳴らして、
 一休みついでに釣り糸を垂らす大人達の方へと向かった。
(121) 2021/08/12(Thu) 0:56:31

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@5 >>t8 夜長

「……あれっ、ええっと…」

 そうだ、和臣さん。
 少し前にそう呼ばれていた人がわたわたとしている所を見て
 そんなふうに独り言を零してから、少し考えた。

 魚が掛かって、釣り上げようとしている最中のようだから
 声を掛けずに見守った方がいいのだろうか?
 遠い記憶の中、釣りをしている所を見ていた覚えはあるけれど
 何か有益なアドバイスができそうにはない。

「…だいじょうぶ?」

 結局、サンダルを鳴らしながら声を掛けてしまった。
 活きの良い大物は、そろそろ釣り上げられただろうか。
(123) 2021/08/12(Thu) 1:05:01

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>122 宵闇

「ざーんねん!モモチは弟子は取らない主義なんで!
 参考にするくらいならまあ許してしんぜよう!」

 師と仰ぐには随分と軽い調子で笑う男に対し
 これまた大げさにふんぞり返って見せて笑って、
 ふ、と何かが引っ掛かって、まだ遠い上背を見上げた。

「……あんまり嬉しくない?」

 ただの杞憂かもしれない。
 目の前の人はたとえ褒めそやされたとしても
 自分のように、それこそ大喜びするようには見えないし
 その違和感は、本当に何となく、でしかないけれど。
(128) 2021/08/12(Thu) 1:25:59

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@6 >>131 夜長 鬼走

「だ、だいじょうぶではない…!!」

 成程。ではやらねば。
 百千鳥は固く決意した。
 殆ど人の見様見真似ではあるものの、
 釣りに興じていた人々の様子を覚えていないわけでは…
 ない……………はずだから!!

「わっ、えっと…
 わ、わかった!力入れて、握り込んで、流されないように…!」

 突然の助太刀に驚いて、それでもちゃんと網を受け取った。
 言われた通りに網を持って、しっかり踏ん張って……
 これでいいのかな、記憶の中のみんなはどうしていたっけ。

 鬼走の助けもあって、夜長の釣りを上手く手伝えた!
(135) 2021/08/12(Thu) 1:43:18

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>153 鬼走

「わとと、捕まえられた?あ、思ったよりでっかい!
 ええっと……鬼走さん、で合ってるのかな…
 モモチだけじゃダメだったかも、手伝ってくれてありがとう!」

 泳ぐ魚を覗き込んで、大物だ、と声を上げた。
 それから、落ちないようにと背中を支えてくれていた人を
 ぱっと見上げて、貸してもらっていた網を返した。

 ついさっき周りの人たちがそう呼んでいたのを聞いたから、
 名前は間違っていない…はず。多分。そんな気持ち。
(164) 2021/08/12(Thu) 9:47:10
百千鳥は、タオルでふかふかになりながら、心配性だなあと笑った。
(a96) 2021/08/12(Thu) 9:52:55

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>172 清和

「ああわああああわ!!
 なんだよ、油断した方が悪いんじゃん!」

 無茶苦茶な鳴き声を上げて、清和の手を軽く叩いて抗議する。
 ぐしゃぐしゃと髪を拭き乱されて首ががくんがくんと揺れた。

「……うん、楽しかった!
 やっぱりみんな昔と変わってないや!
 でも清和、呼子お姉の分までって約束忘れてないよね?
 夏休みだってまだまだこれからなんだから…」

「…あれ、清和っていつまで居る予定なの?」
(181) 2021/08/12(Thu) 19:25:50

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>176 >>177 宵闇

「……そう?」

 特別根拠も無い、子供心に抱いた微かな違和感は
 穏やかな声に包まれて、すぐに形を失ってしまった。
 
変化は決して喜ばしいだけのものではないと知っているから

「…あはは!いいね、たまにはそれくらい素直だった方が
 クールなだけより可愛げもあって、いいんじゃない?」
 
だから不安になってしまったのだろうか?なんて

 霧散した違和感の元を辿る事も無く、
 戯けた様子で喜んで見せる姿に楽しげに笑った。
(183) 2021/08/12(Thu) 19:44:44
百千鳥は、焼けた魚をもらって、豚汁ももらって、程よく焼けた野菜ももらって…
(a112) 2021/08/12(Thu) 20:31:11

百千鳥は、おかわり!!
(a113) 2021/08/12(Thu) 20:31:17

百千鳥は、夜長にお礼を言って、分けてもらった魚を食べ始めた。「おいしい!」
(a116) 2021/08/12(Thu) 20:43:44

 




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