遊戯に軽〜い声援を送った。

冷蔵庫を漁っている。
中身の入っている冷蔵庫。なんだか、不思議な気分だった。

栗蒸しパン^food

レンチンしてほかほかになるやつだった。

「……」
「……誰かレンジやって」

使い方を知らないのだった。

>>8　カガミン

「ほんと？やってやって！
　レンジあんま触ったことないんだよな〜」

キンキンに冷えた栗蒸しパンを差し出した。
亡骸唐揚げを目に止めれば、首を傾げた。

「……それなに？要らないなら食べていい？」

>>10　カガミン

亡骸唐揚げを色んな角度から眺めている。衣がついてるので何だかよくわからないが、唐揚げなら何かしらの肉だろう。

「へ〜唐揚げなんだ。じゃあ食べちゃお」

美味しさ53点

>>13　カガミン……？

「……？」


まあまあ……美味しいかも…？？

「わりと……いけるかも。なんかサクサクしてる」

ﾊﾞﾘ……ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ…………

>>16 カガミン！？

「」

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｻｸｻｸ感に納得がいった。最初に言ってほしかったね。

「セミって思ったらなんか嫌になってきた〜……。
　もう要らない。お茶はいる」

ジャスミン茶を頂くと栗蒸しパンに齧り付いた。
口直しできるものがあって良かった。

>>榊



厨房の中から大声で呼び出した。
現れない場合、たとえトイレに隠れていても引き摺り出しに行く。
放っておけば状況が悪化することは、容易に想像できるだろう。

>>53 カガミン……

蒸しパンを食べながら、ふと思い出したように顔を上げる。

「そういえばさ」

人懐こいこの少年は、初めて出会った時から距離感が変わらない。


「カガミンは外に出たい派？
　みんな出たいもんだと思ってたんだけど、なんか違うみたいでさぁ」

口振りからして、少年は出たいと考えているようだ。
企画の報酬も、収容期間の短縮に使うつもりだった。

>>56 カガミン♡

貴方の言葉に相槌を挟みながら、同意を示していく。
問われれば、「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりの笑顔を浮かべた。

「夢を叶える！ま、なんかダメって言われたけどね。
　内容も言っちゃダメってオッサン達がさぁ〜……」

明るかった抑揚は次第に暗く、終いには口を尖らせ不満を露わにする。
ころころと変わる表情は演技というわけでも無いのだろう。

>>59 カガミン！

頑張ってね、と言われれば素直に喜んだ。


「害はね〜、多分無いと思う。……けど、一応聞いとく！
　カガミンの周りにさ、悪い奴っていたりする？」

温厚かつ比較的新顔な貴方からは、あまり有益な情報が出るとは思えない。
けれども、万が一ということもある。
友人を悲しませることは、決してしたくないから。

>>65 カガミン！！

「じゃ大丈夫！カガミンにはなーんも関係ないことだよ」

言い終えれば、蒸しパンの最後の一切れを口に放った。温くなったジャスミン茶で流し込む。

「そうだ、カガミンって嫌いな食べ物ある？
　オレ料理作ろうと思うんだけど、食べてくれる人がいた方がいいし」

誰かに食べてもらうことが前提らしい。
レンジの使い方もわからない子供が作る料理だ。どう考えても美味しくはないだろう。

しかし、期待を込めた眼差しでを見つめている……。

>>92 榊

「ジュンちゃんさぁ、料理よくするじゃん。だから知ってると思って」

手元の薄いレシピ本に目を落とす。冷蔵庫の中を見る。

「、どこにしまってんの？」

何故か少年は、避妊具を冷蔵庫にしまうものだと学んでしまったらしい。

>>119 榊


「え〜？ゴム無いとできないんだけど」

レシピ本にはと書かれている。

「じゃあ今から入れとく」

鞄から避妊具を取り出して入れた。これで万全だ。

>>123　榊

「何にしようかな〜。ジュンちゃん料理上手いし、食レポよろしく！」

冷蔵庫の扉を閉じる。
レシピ本を抱え、意気揚々と駆け出した。
実はひとりで作るわけではないので、準備ができたことを伝えに行ったのだ。

「うわー！なんかでけーケーキある！セレブじゃん！」

大はしゃぎで天辺の方から取った。
ちゃっかりデコレーションが多い部分を確保している。

>>@2　朝倉

「マジで？サンキュ〜！」

砂糖菓子とかチョコプレートとかあると嬉しくなる。子供なので。

「ゆみむーどう、順調〜？」

早速人形に齧り付きつつ、世間話をし始めた。
元々頭が取れてたので、某アニメの３話みたいなビジュアルになっている。

>>@3　朝倉

「オレ痛いのやぁだ！」

ぷい、と拗ねるようにそっぽを向く。
デコレーション部分を崩しつつ、ケーキを頬張った。

「まあでも、ヤってはいるから大丈夫。
　多分、後でオッサン達に怒られたりはしないんじゃね？」

>>@4　朝倉

「え？アキちゃんとなおひー」

何てことのない抑揚で、サラリと返す。
黒塚と普川であるらしい。

「ゆみむーはどうなん？」

その口振りは完全に世間話だった。
少年にとって、性行為は大した話題ではないようだ。
さして憚られるものでもない。

>>@5　朝倉

よくわからないが、褒められた気がしたので良い気分になった。
ケーキを食べ続けながら、席を立った貴方を呑気に見上げている。

「ゼロちゃんとしたんだ。
　ってかそれ、ゼロちゃん生きてる？」

何故照れるのかわからない、といった面持ちだ。
先ほどの発言から貴方が抱いたと思っているようだ。

>>@6

「その通りなんじゃん」

食事に集中する貴方を見れば、こちらもケーキに視線を戻す。
所々に乗っているミントを避けながら食べ進んでいく。
こうしてウェディングケーキは消費されたのだった……。