情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス/* ごきげんよう、トラヴィスPL55555様、ナフPLの高弾力衝撃吸収です。無計画の秘話投げてもよろしいでしょうか?のご確認に参りました。 具体的には『突撃⭐︎隣のカンシュサマ!』をする予定でありまして、 廊下やバトルフィールドにいるところに強襲をかける導入がしたい なぁ…などと思っておりまして……あくまで導入ですので、その後バトルに入るも軽くいなして雑談するも、お仕置きするもギャグに転ぶもなんでもありの所存です。 もし襲い掛かられるのが困るなどありましたら、普通に話しかける導入にもできます!要は、絡みに行きたいですの主張であります。 匿名箱での体調不良との言葉も拝見しましたし、もし不都合ありましたら無視していただいても構いません。お大事になさって……無理はせずに…… (-290) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 23:37:28 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ/*かまわん!来い!!! なぜならば頭痛は改善したからだ! 何だったんだろうあれ 怖い 今はもう踊れるほどに元気180倍トラヴィスマン!!!!! 襲い掛かられるのも構わんがセクシーになってしまったらすまんな!!!!隠しきれぬ色気が服の破損であんなことに!!!!!! では待っているぞわが城で!!! さらば!!!とうっ!!!!(白馬で走り去る) (-293) tasukete 2021/10/04(Mon) 23:43:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィスたた、と裸足特有の足音を鳴らしながら、誰かを探すようにかける。 どこにいるだろう。城…… いや城はなかろう流石に恐らくきっと。いやでもバトルフィールドとか景色投影できてたな怖い。 ともあれ、あなたの姿を探す。 見つければ加速、踏み込み、思い切り飛び込んでいくだろう。あなたの様子にもよるが、ドロップキックやらその辺になると思われる。 (-298) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 23:52:34 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ気配に気づき振り返ったのは反撃が可能かどうかというほどに足裏が間近に迫った時だった。反射的に得物を掲げようとして、回転する思考が幾つかの問題点を挙げ始める。 ・間に合うか? ・キック程度で足を灼き落とすのは流石に問題があるのでは? ・治療費用を何度も同じ囚人に使ってたまるか ・私なんでこんな武器使ってるんだろ ・剣自体そんな便利なもんでもないのに… ・間に合わない ゴモシャ、と、鈍くもつれるようにして2人分の体重が床に叩きつけられる。青いコートがはらはらと広がり、深い湖が波打つようなドレープの輝きをつくった。 「………………何の 真似だ」 男が、なにやら呻いている。 ここは城などではなく、普通の廊下である。強いていうならばベンチと観葉植物がある。 (-302) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:03:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス振り返ったあなたが、こっちをしっかり捉えてあまつさえ剣に意識まで向けたのに、何も行動を取らずにいたのを見た。 見たので、キックは空中で(間違いなく空中で、体勢を変えるのを見たはずだ)ただあなたへと飛びかかる動きへと変わった。 結果、ゴモシャ、となった割にはダメージは少なかったかもしれない。少なかったらいいな。背中とか尻は打ったかもしれないけど。 あなたの上で馬乗りになりながら、男はふふんと機嫌よさそうに笑って。 「話したくなった。ついでに遊ぼかなッてェ。せっかくだし」 なんにせよ飛びかかる必要は感じられないだろう。どこにも。 (-304) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 0:09:24 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「…………蘇生もしたばかりだというのに、躾が必要か?…… ……いや、私は彼ほど簡単ではないぞ。貴様の暇潰しに傷などつけられてたまるか」 はあ、と息を吐く途中で幾つか咳き込む。受け身は取っていたとはいえ、ダメージ・ゼロとはいかない程度には速度がついていたわけだ。 とにかく。貴方も知るように、彼は貴方に苦痛を与えるためならば『何もしないことを選ぶ』のも辞さない人間である。この場もまた、そのような判断によって反撃を選ばなかったのだと、貴方なら思い至るだろうか。 「処理速度が速ければ、その分刺激も少なく感じるものか」 (-309) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:21:56 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「だからァ、顔とか蹴らンかったじゃん。 多分そうだろーなとは思う、別にィ、簡単だったとか思ってねーけどォ」 躾けられる筋合いはない、と言わんばかり。そんなことはない。看守に飛びかかっているのである。 けれどあなたの思惑通り、それ以上なにかするほどの熱意も削がれたらしい。そしてそれはあなたの思惑通りなのだろうとも理解した。それに反発するように、あなたの上から退きはしないままなのだが。 「処理速度ォ?……かんがえたこともねーやそンなン」 (-312) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 0:33:17 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「顔を蹴っていたら……前言通りの拷問を行っていただろう。貴様の判断は正しいな」 麻酔付き・視覚聴覚封印拷問。彼以外にはそんなに重くもないペナルティだろうが、彼に限ってはそれなりの脅しになる……というのも、なんだか手応えの無さに呆れてしまうけれども。 ぺち、と自分の上の男の腿を叩くが、さほど大きい抵抗はしない。彼との会話を優先させてみようかという意図だった。なにせ、躾はいつでもできる。というか、いつでも彼が歓迎することだろう。……なんだかなあ。 「貴様は常人よりも出来はいい。でなくば、『大きな犯罪』というものは犯せない。世界はそれを厭い、犯罪を起こせないような仕組みを長い間作っているのだからな。……だから貴様は暇なのだ。貴様の処理速度に適切な刺激は、常人にとっては強すぎ、そして多すぎる」 (-315) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:43:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラあなたとすこしだけやり取りをしたしばらくののち。 あなたのデスクに、トラヴィスからのメッセージが届くだろう。 『あなたは今日の襲撃が誰の手によって行われたかを、もう知っているのではないか?』 (-320) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:59:08 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……なァそれホントやだ、ほんッとにやだ、顔蹴らン」 割と、無礼講始まって以来の…いや、普段からしてもかなり珍しい切実な声を上げた。本当に嫌なのだ、どっちか片方ならまだ痛覚やら視覚聴覚やらで暇を僅かには潰せるものの。 叩かれた、ということの理由を分からないではない。退けって言われているのだと理解できる。 それでもやだとその場に居座るのは、その位置があなたに一番近い位置だからである。 「………ンン、」 一旦、言われたことを噛み砕くために黙った。聞いてますよ、と示す唸り声を上げつつ。 「……一理あるかもしれン。本、たくさん読ンだけどォ、結局オモロいとこしか覚えてねェ。ここ最近で一番楽しかったンは昨日死んだときだったし」 そうして、噛み砕いてから、納得の声。 (-321) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 1:05:18 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス返ってくるメッセージは然程貴方を待たせはしないだろう。 『なぜそう思うのかな? 僕はあくまで僕と、もう二人の犯行でない事しか分からないよ』 (-323) konaKURAGE 2021/10/05(Tue) 1:07:37 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス男は、知性の犯罪者は、ターコイズの瞳にずっとあなたを映していた。 優れた迷宮と呼ばれた男には常人の群れが唱える言葉を完全には理解しきれない。自らの持つ認識が世間一般の認識と異なることは知っている。常人の唱える論調に疑問を抱いたところで誰も己を納得させることができないことも、また。 「……謎は解かれるためにあるのでしょう。不可能は可能にするために存在するのです。不完全を許容できないからこそ、人は完璧を求めるのではないのですか」 独白のようなものであり、問いかけのようなものでもある。見て見ぬ振りをして、見えないよう捨て去って、そうして作られた真実と虚しい完全の中で周囲に倣って鈍麻に生きることを男は考えられなかった。 なるほど墓守とはそのような存在だったのだ、と男は唐突に理解した。 限りなく邪悪の傍に立つあなたの足元は常に揺らいでいるのだろうし、油断すれば死人の群れに足を引きずられこちら側に堕ちてしまうのではないか。 「私が言える言葉ではありませんが。よくよくお気を付けください、トラヴィス様。貴方様は私の情という宝を得ましたが、つまりそれは私という迷宮の奥に足を踏み入れたことと同義です。私はただ貴方様の侵入を許します、しかし帰り道はお伝え出来ません。 ……無能を望まぬのならば、私を暴くと良いでしょう」 (-327) uni 2021/10/05(Tue) 1:14:43 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……難儀なものだ。貴様の頭脳を求めてやまない人間は大勢居るだろうに」 まして、それを用いて為されたのはそれらが夢想する『なにか偉大なこと』のどれでもなく、人々の未来を奪う歴史的な犯罪だ。結果。人類は、トラヴィスをはじめとした看守は、彼の苦痛を求めて無刺激にたどり着く。持ち主さえ真っ当ならば有効に使える筈の頭脳を、ただただ苦しめる──── 「貴様にとっては、世界の動きは鈍すぎるのだろう。だから、波打つような真似を好む。自分の起こした波の反動で楽しむほか、貴様の暇を潰せるものはないのだと無意識が学んだのだ」 (-328) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:19:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「………や」 否定の一音。 「俺の脳味噌はァ、イカれてっからァ、いくら他より出来が良くても、いらンよこんなモン」 特に自重ではなく。ただ事実を述べるように、尚且つ世間話のように曰う。 「世界を知らン。見える場所にいなかった。どこにも行けねーから、それでも行けるとこに行こうと思った。行ける場所の最終地点がここだ」 「世界に俺はいらン。ここにもいらンかもしれンけどォ、罪人いなくなったらアンタらの仕事もなくなンだろ?だから、ちょっとくらい俺も混ぜて」 (-331) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 1:28:06 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラやや、長い時間をとって。 『ならば、相談はもう少し待つことにするよ。 それなら、お互いに不安だものね 』返ってきたのは、そんなメッセージだ。 彼はしばらく、メッセージを返さないままだろう。 (-332) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:29:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……私が、貴様の宝を、ね。 言葉では何とも言えるけれど……」 はあ、と深い息を吐く。肺が震える感覚を覚えるたび、トラヴィスはこうして誤魔化している。震えが表に出てきてしまえば、己を形作る壁のどこかに、致命的な罅が入るような気がしていた。 アマノの論は一部正しく、そして一部間違っている。それは狂人の、 愚かではない人間の 感覚だ。ただびとは、完璧を理解できない。完璧とはどういうことかを想像できない。求めようにも届かなければ、『自分の手に入れたこれこそが完璧だ』と思うしかないのだ。彼は全く有能だ。だから、そもそも不完全と完全の区別がつけられない人間のことを、理解できていない。「貴様には私がどう見える。迷宮で虚勢を張る私は、宝を強請る赤子に近いか。お前たちはどうして『そう』在るのか、私には分からない……最後には、感情すらも踏み越えて、『成し遂げる』。恐怖も、情愛も……貴様の求める完璧を防ぐ壁にすらならないのか」 グラスを置いて近づいた。 ふらつく足取り。 全く無様な役者だと、己の役柄の一つが嗤う。 (-338) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:53:15 |
【神】 墓守 トラヴィス「ま!個人が好き勝手に投票するというのも、もちろんアリだと思うよ、私はね!」 ウインクした。誰にともなく。 「結果発表で盛り上がるってこともあるだろうし。発表するときはやっぱりランキング式で豪華な画面がいいかなって思ってて……」 (G99) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:58:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「貴様がどう思うかは、この際問題にならない。世界は君を必要としただろう。ただ、『必要とした形が違った』し、貴様もそれは呑めなかった。時代が違えば、あるいは貴様は英雄であったかもしれんが……」 それは叶わなかった。 現代においては、彼は犯罪者という形になるしかなかったのだろう。彼の『暇』は、彼にとってもだが、社会にとってもまた悲劇ではあったのだ。 「別にこの仕事が無かったとしても私の行くべき場所はどこにでもあるものだがな。 拷問官 というのは、裏にも表にも引く手数多だ」とはいえ。 混ぜて、と、殊勝に願うのならば、それなりの餌をやらないわけにもいかない。これは無礼講なのだから。 故に彼は、一つの波紋を投げ入れた。 (-342) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:07:31 |
トラヴィスは、ニア避けられたのでちょっとショックを受けたが、華麗なので立ち直った。 (a55) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:09:15 |
トラヴィスは、脱字もしたのですごく悲しくなった。 (a56) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:09:43 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス『おやおや。 いたずらっ子になってしまったんだね?それもとても楽しいけれど。 その時が来るまで。お互いが生きているのを祈っているよ』 (-344) konaKURAGE 2021/10/05(Tue) 2:12:25 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「宗教が違えば、俺も求められたかもしれンて思う」 自分の意思は関係ない。あくまで客観的…ではあるが、随分と思考が偏っているらしい、との自覚くらいはある。 「拷問官、」 あなたの思惑通り、その一言は胸中を揺らした。 聞いてますよ、のポーズである唸り声もあげることを忘れ、暫し黙り込む。 「………無期懲役ッてェ、減らせたりすンの?」 そんなことを聞いた。何になれる可能性があっても、囚人ではどうしようもなさそうだから。 (-348) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 2:21:32 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「あるいは、貴様にやや劣る程度の、しかし貴様の運用が可能な上司が見つけられれば。また、違った形があったのかもしれないが…… ひとところの同時代に、貴様と同じ程度の頭脳が生まれるというのは、……なかなか。望むべくもない確率だ」 犯罪者を語る上で、『親さえ』とよく謳われるのは、それなのだ。それを上手く運用できる上司。人生に関わるもの。 だが、目的を果たすのならば親である必要はない。人生をかけて頭が上がらない相手が『親』であるのが理想的、というだけで、そのような相手が他にいれば。 「……ある程度の利益をあげれば、無期懲役の撤回は可能ではある。金銭的にというよりは、社会や人類に有益なもの。今の貴様は社会悪だ。だが何らかの形で『人類に有用である』と示せれば、条件付きで自由を与えられるだろう」 同時代に、偶然に、生まれることは望めなくとも。 長い間。 牢獄で彼が燻っている間。 彼の『親』となり得る存在が、どこかで生まれている可能性はそう低くないと、トラヴィスは考えている。 (-357) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:44:10 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……私は、私をこの墓に埋めた常人が……人間が今でも好きです。最期まで人として在りたいと思うほどには、私が人であることを願っています」 訥々と語る言葉はあなたに嫌悪感をもたらす告白だったかもしれないが、長い監獄生活の中で男が抱え続けていた思いだ。男が人権を失い、ペットとして他者に屈することを選んででも得ようとしているものだ。 「虚勢も葛藤も、人だからこそ許されている行為です。故に、仮面の向こうにいたあなたという人間がただ人であったことが喜ばしい。 ……きっと、分からないという結論に至る『どうして』を積み重ねてきたのでしょう。これからも積み重ねていくのでしょう。それでもなお迷宮を知ろうとするあなたが……答えを得ないことを願うのみです」 その疑問に答えが出てしまったのならば、理解してしまったのならば。 あなたもこちら側の人間だから 。男もまたグラスを置き、避けも近づきもしないままあなたをただ見つめる。あなたが何を望むのか、何を奪うのかも知らぬまま。 (-361) uni 2021/10/05(Tue) 3:02:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「俺の親は俺を悪魔の子だって閉じ込めた。だから上司はいたことねーしィ、……、ンー……」 上司に恵まれなかった、というならそうなのだろうと思った。それをうまく伝えるほどの脳はない。伝える技術を必要としなかったから、この男は上手い話し方はできない。 「………金銭なら楽だったンに。俺ェ、仕事は真面目だぜェ?」 素行は悪すぎるが、仕事に対する勤務態度だけはいい。そこを評価する看守は今まではいなかったが。 「兄さ、……チャンドラ、サマァ、がァ、無礼講終わったら、仕事手伝わせてくれるてェ、話はしてくれた」 今のところの上司っぽいもの、はカンシュサマたちだ。この前途多難な落ちるとこまで落ちている獣を使い熟してくれるかはともかく。 (-362) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 3:03:04 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……貴様から見れば、揺れる私も所詮は人か」 自嘲。 先ほどまで拷問を為していた手は、しかし迷宮では無力だ。あの男、脱走犯のテラとて、痛みに、恐怖に心の臓を止めた。 だがそれだけだ。 ありもしない望みにかけて、己の罪にまつわる秘密を明かしたりはしなかった。拷問官の情に訴えようとした唇は、しかし己の情を明かしたりはしなかった。ふざけた態度でも、あれもまたこの牢に封じられる死体の一人だ。人類が匙を投げた邪悪。「あるいは。貴様は既に邪悪に染まり切った怪物ゆえ、私のような『小さな怪物』が人に見えるだけかもしれんぞ」 座っている男の腿に、トラヴィスの膝が乗り上げた。 「私を殺してみないか?」 (-370) tasukete 2021/10/05(Tue) 3:42:31 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「ふむ。ああ、宗教、とはそれか」 為したことと宗教学が結びつかないな、と内心訝しんでいたが、納得し、同時に(やっぱり回転自体は早いのだよなあ)と辟易する。会話速度、ついていけてるのか?私は。 表面上は冷静な顔でいられるけれども、この牢獄ではどこまで通用しているものやら。 「……彼が導くならば、出るまでの道は、そう困難でもない。あの人の器は大きいからね。私と違って『ひっくり返して』言動が変わるということもそうそう無いさ」 自分の弱さには自覚済みだ。 だから、善意にも邪悪にも揺れる。どちらか一方に留まりきれないからこそ、自らここに在るのだ。 「外に出て、やりたいことはあるのかい。暇潰しとはいえ、飛び出す方向くらいは検討をつけておくものだろう?」 (-372) tasukete 2021/10/05(Tue) 3:50:46 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「そォ。母さんが熱心な宗教家ッてェヤツだったン。祈って生まれたのがコレだったからァ」 あなたとの会話で興味を失う様子は今のところない。証拠に、あなたの上から退かない。 退かないったら退かない。 暇潰し、よりもう少し強めに、あなたとの会話を楽しんでいるように見えるだろう。 「……あの人一番宗教違うと思う。俺をひとだッて言う。でもあの人にとってひとならァ、あの人のとこではひとなのかもしれン。……でもォ、それだから、俺ェ、アンタのこと嫌いじゃねーよ」 あなたは言動こそ奇抜で派手であるが、ちゃんと己を知っている気がする。繕って仮面の下に隠していても。 尊敬する、とまではこの男の性質上、思わないが。揺らぐからこそ信用には値する、とも思っている。 「ない。……今ンとこ。でもなンか、………、」 人の話を考えて脳内で纏める時は黙る男だが、そうでない要因で黙り込んだ。掴みきれていない何かがある様子で。 (-375) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 4:04:04 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「命を授かるという事象だけで満足できないのは、富の弊害だな。母子ともに無事に生まれたのなら、それこそを加護と呼ぶのが本来の宗教の在り方だと思うがね……」 だが、人類はそれを当然にするほどに豊かだ。どこの宗教も、神が施す奇跡は、『当然の事象』から範囲を広げざるを得ないのが現実だ。……トラヴィスの生まれは古い家柄だ。だからこそ原義的な考えから逸脱した教義には、多少物申したいところはある。 「そういった意味では、私もチャンドラ殿寄りではある。貴様を語る上で悪魔のような行為と切り離すことはできないが、……生まれたということ、そのものに罪を求めることはない。それをチャンドラ殿は『ひとである』と称するのだろうし、私は、……」 忌々しい死人ども。 人であったとは、たしかに、口にしている。 「……貴様の運用が上手くいくのなら、貴様にも未来はあるだろうと、認めてはいるよ」 為したこと、を思い返せば沸き上がる嫌悪と同時に、しかし一度承認した筋は通し切る。……苦しんで殺されるべきだ。彼の中の潔癖な部分はそれを望む。だが、潔癖故に、それがフェアな感情ではないことも理解している。 黙り込んでしまった囚人の思考を邪魔しないようにと、トラヴィスは静かに息を続けた。 (-377) tasukete 2021/10/05(Tue) 4:29:17 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……カンシュサマたちッてェ、やっぱカンシュサマやってるだけあンね」 慰めととったわけではない。ごく自然に、『教養』『学習』『視野の広がり』として受け取り、飲み込んだ。 「俺の、……母さんの宗教が歪かもしれンてのは、考えたことァなかったな。俺ァ悪魔だ、身体が優れてて頭のネジがない、タチの悪い獣でバケモンで悪魔……俺もそー思う。 ……でもアンタらの宗教を否定する気はねェ。アンタらの前では、俺ァひとなんだな」 あなたの上、あなたの息の音。聞こえはするが、どこか落ち着くもので。少しの間考えて、考えて。 罪人は漸く、思考する事を許されたような気がした。 「……会えなくなンのがちと惜しいヒトがいる。ここにいてもいーけど、自由の方がきっともっといい」 ぽつ、と呟く。曖昧なものではなく、確固たる意志として吐き出す。 顔を上げた。 「アンタ、亡霊名乗るの似合わねーよ」 なんて。笑い混じりに言ってのけた。 (-380) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 4:45:40 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……母君と、私とは悪魔の解釈が異なる。私の言う悪魔とは、生まれてはならないもの。人と敵対するさだめのもの。貴様は……為したことさえ真っ当であれば、特筆すべきところなど無い単なる天才に過ぎんよ」 『単なる天才』とは、妙な話だが。 しかし、そう、なのだ。才の使いどころさえ間違っていなければ、人類の進歩を早めた歴史的偉人たちに名を連ねていただろう鬼才たち。それが彼らだ。なにせ、1000年前とは人類の知恵も技術も富も何もかもが向上していて、犯罪への対策もまた同じことだった。それでも。それでも、 行えてしまった 。才を、望まれるものにさえ使っていれば、彼は辞典に載る様々な────凡百の偉人たちと変わりはしない存在であったろう。 「…………全く。忌々しい。全くもって認めがたい。」 だからその言葉に情があることも認めなければいけない。 彼は人間だ。 そう認めたからには、その呟きが、偽りであると嘯いて切り捨てるわけには、いかないのだ。 「しかし。貴様、やはり『聞ける』のか。 それは、さぞ暇潰しに向いた役割だな……」 急に疲れが襲ってきたような感覚に、全身から力を抜いた。 座っている肉体がふにゃんとなったかもしれないが、座りにくさには気遣わないぞ。あれもこれも聞かれていたのなら、もう、釣り針の意味とかまるで無いんだもんな。 (-399) tasukete 2021/10/05(Tue) 6:36:37 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「母さんにとっては、俺が正しくそーだったンじゃ、……ンン、」 生まれ持ってしまった性質が、嗜好が、おかしくて。持つべきものだった思慮が、罪悪感が、欠けている。 そういうものだと思っていたのだが、どうにも。あなたの言うことを否定して自分の中での当たり前を主張するには、自分の常識も知っていることも『弱すぎた』。 あなたの言葉をそのまま受け取れば、ほらやっぱり忌々しい存在だ、なんて言えただろうに。あなたの発する忌々しさがどこに掛かるのか、分からないままにそう返すわけにはいかない。 「そーだよ。……命乞いも兼ねて、今言った。 ゲームを長引かせるならずっとは生きらンねーけど、暫くは生かしといてほしーなー、てのと。一手無駄にすッから俺は噛むな、てのと。 ……セファーとオリオンにも共有していーぜ」 そう。暇潰しには最適なのだ。頭の上に両手を立てて掲げ、ぴょこぴょこ動かした。 (-401) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 6:59:02 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新