人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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視点:


知情意 アマノ(匿名)は、メモを貼った。
uni 2021/10/03(Sun) 21:00:30

【独】 知情意 アマノ

/*なるほどそういうことか!!!!!!!!ああああすげえや昨日までとチャット欄下部の色が違え!!!!!!!!!!窓が白窓含めて6つある!!!!!!!!!!!!バカタレ!!!!!!!!!!!!!!!
(-4) uni 2021/10/03(Sun) 21:04:20

【独】 知情意 アマノ

/*ささやかながらファースト投票(仮決定)を差し上げますわ。私は狼だからいずれ死ぬとは思いますけれど、それはそれとしてあなたの命は私が預かっておりましてよ!!!!!!!!!!
……ロール次第で投票相手変わるかもしれないけれどもね。
(-5) uni 2021/10/03(Sun) 21:06:41

【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ

 貴方が『無礼講』で使用する部屋に、いつの間にか鍵が用意されている。
 一粒のガーネットが埋め込まれた鍵を重しに、簡単な地図とそっけない文字が赤いインクで綴られていた。

『話がしたい。応じるなら此処に来るように』

 一方的すぎる用件であった。来るか来ないかは貴方次第だ。

/*
決闘者の感度71000000000倍ドッコイ太郎です。サプライズしたかったので事後報告となりました、申し訳ございません。対戦よろしくお願いします。
(-9) もちぱい 2021/10/03(Sun) 21:23:17

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

「60トンです」ええ。
「今はそのうち30トンを解除してもらいました、快適ですね!」

そうなんですか。インフレがすごいですね。
恨むならfortuneを恨んでください。単位はPLのせいです。
(-10) hundred 2021/10/03(Sun) 21:25:16

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

反応を伺い、あなた好みのいい塩梅の力量を把握して腕に力を込める。少しとはいえきつめであることから確認を取ろうかとも思ったが、あなたの表情を見れば聞くまでもないと思ったので特に尋ねることもなかった。

続いてあなたの口から生まれ出た『楽しい』の言葉にほんの一瞬だけターコイズ色に驚きが滲んだものの、それもすぐに微笑みによって流されていく。

「そうか、君にとって楽しかったのなら何よりだ。ではお言葉に甘えてお邪魔しよう、……部屋の様子を見てから返答は決めるとする」

抱きしめたままでは互いに動きにくかろうと思うが、あなたが離れないのであれば数歩歩いてから抱き上げようとするだろう。逆にそれまでにあなたから抱き上げられるのならば驚きはすれど抵抗はしない。いずれにしてもあなたの部屋に向かうことにはなるはずだ。
(-11) uni 2021/10/03(Sun) 21:26:32

【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー

部屋自体はベッド以外がろくに使われていないような有様だったから、きっと目に付くところに鍵と地図を置こうと思うのならばベッドの上に置かれていたことだろうし、自室に戻ってきた男は当然すぐに気付いたことだろう。
暫くの思考の後にそれら二つを手に取った男はそのまま踵を返す。あなたの要求に応じるために。


/*
決闘者の感度28000倍ドッコイ太郎様いらっしゃいませ!
チャット欄の名前右横に「★絆」がついている
のを見て大笑いしましたそういうことだったのね!!?対戦よろしくお願いいたします!!!!!
(-13) uni 2021/10/03(Sun) 21:34:30

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

驚いた色が、何に対してなのかは察しなかった。が、それもしっかり認識して、しかし微笑みを見たことによりまあいいかになっていく。

「ンー、俺としては散らかってても許して欲しい……うォあ!?」

離れない。離れなかったので恐らくぐだぐだと数歩進んだ後に抱き上げられる羽目になっただろう。結構びっくりしたのか、咄嗟にがっしり首元にしがみついたかもしれない。やめろと言われたらちゃんとやめる分別はある。

男の部屋は、物が散乱していた。まだ1日目だというのにだ。
水を飲んだコップがテーブルに置きっぱなしだったり、固形栄養食が半分食べかけで置かれていたり。スリッパが脱ぎ捨てられていたり。
監視カメラを隠そうとしてカメラに怒られたんであろう形跡のテープと布が放置されていたり。
ベッドのうえ、くしゃくしゃとタオルケットと毛布が偏りずり落ちていたり。 ベッドのそばに、分厚い本がいくつもいくつも山積みになっていたりだ。

いつも人をじーっと見る柘榴色が、ちょっとあなたの顔から逸らされている。
(-14) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 21:38:37

【魂】 知情意 アマノ

あなたが過ごしている部屋の前にひとつの気配が立ち止まり、僅かな開錠の時間を経て扉が開かれる。そこにいたのはあなたの想像通りの人物である、無表情の中にターコイズの瞳を宿した男だ。他者の介在を避けるために速やかに閉じられた扉は再度鍵がかけられ、数歩あなたのもとに近づいて、それから。

「……U-681よりダビー様にご挨拶申し上げます」

猫背気味の背を伸ばしてから恭しく頭を下げた。
(_2) uni 2021/10/03(Sun) 21:41:41

【魂】 知情意 アマノ

/*目がァ!!!!目を逸らしてもしばらくちかちかするぅ!!!!!!!
(_3) uni 2021/10/03(Sun) 21:42:37
アマノは、チャンドラ様の放送を聞き終えた。特に何も反応を示さない。
(a1) uni 2021/10/03(Sun) 21:44:30

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「60トン」

思わず復唱した。なんて???
fortuneと単位については仕方ない。そういうこともある。

「30トン解除したところで残り30トンはあるはずなのだが、本当に君はその……凄まじい力の持ち主だな。何かしらの改造等を受けているのか?」
(-16) uni 2021/10/03(Sun) 21:51:36

【人】 知情意 アマノ

「……私には興味のない分野の話だな。わざわざ見て気分を悪くする必要もあるまい」

遺体を見に行くつもりはないらしい。ロビーの端のほうで壁に背を預けている。
(14) uni 2021/10/03(Sun) 21:53:50

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

あなたの驚く声にほんの数度ではあるが喉奥がくつくつと鳴って笑いを示した。そうしてやってきた部屋の有様を見れば確かにこれは散らかっているという状態だろうと判断はする。するだけで特に何も言いはしないが。首元にしがみつくのならばコードも巻き込んだことだろう、男は小さく呻き声に近い吐息を漏らした。

「強く引っ張りさえしなければ構わないよ」

それだけを告げた男は余計なものを踏まないように気をつけながらベッドまで行き、あなたをベッドに下ろそうとする。あえて引き寄せて男をもベッドに引き倒してもいいが、あなたが素直に下ろされるのならば男はその隣に自然と腰かけることになる。距離が空くことはない。

「……後で片付けを手伝おう。今は君の話が聞きたいのでね」
(-22) uni 2021/10/03(Sun) 22:05:29

【赤】 知情意 アマノ

 あ お ー ん … 


昨日とは趣向を変えてみました。

「トム、オリオン。セファーは二人に確認を取りたい。
 現段階で二人にはこのゲームの間に殺害したい相手はいるのか?」
(*0) uni 2021/10/03(Sun) 22:08:55

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

笑い声がすれば、笑っていることに気付く。が、何やらこの笑い声は微笑むのとはちょっとニュアンスが違うような。
それを考えているうちにコードをも抱き込み、呻きと取れるおとを聞き、ちょっとだけ力を緩めた。

「いてェ?これ」

自分の身体にはない、やっぱりよくわからないもの。引っ張りはしないが、よくよく観察するようにじっと眺め。

踏んで困るものはあまりない。多分。あなたの足の下敷きになるものはきっとなかっただろう。
ベッドに降ろされても首に回した手を離すことはない。引き倒すまでは行かないが、引き寄せて顔を近付けはする。
内緒話すら出来そうな距離だ。今は二人しかいないが。

「またどうせ散らかッちまう。ンー、ふふ、何の話聞く?さっきの戦闘?ありゃ楽しかッた、俺でも楽しいてちゃんと分かった」

酷く機嫌良く、思い出しては目を細めて悦に入る。小さく笑いながら。
(-25) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 22:17:55

【魂】 知情意 アマノ

あなたの言葉と勧めに応え、男は椅子に腰掛けた。自然とあなたと向き合うことになるだろう。
そうしてあなたの説明を聞き、また、一定の評価をされている事実をも知り、座ったままではあるが軽く会釈で以て謝意を示す。

「貴方様と言葉を交わす栄誉を賜ったこと、また、私をそのように評価していただいたこと、心より感謝いたします。
 私と語らう時間が貴方様にとって何かしらの利となることを願いつつ、私自身もまたこの時間を楽しみたく思っております。話題も分野も問わず、私の可能な範囲で答えますのでどうぞ気兼ねなくお聞きください」

手の内に収めていた鍵があなたの持つものと全く同じデザインであることは容易に想像ができるため、尋ねることはない。

「それではお言葉に甘えまして。休息の際、こちらを利用させていただくこともあるかと思います。が、もし私の同席を望まないのであれば席を外しますのでこちらも併せてよろしくお願いいたします。
 ……追加の報酬というほどではないかもしれませんが。この部屋で話している際は、多少の無礼をお許し願いたく思います。議論を行う前提があるのならば必然言葉の荒れが生じる場合もございますので」
(_6) uni 2021/10/03(Sun) 22:32:08

【魂】 知情意 アマノ

/*これはこれで目が慣れてくればきっと大丈夫になるはずですわ!ご安心くださいませ、目が焼かれようとも言葉の質は変わりませんので!
(_7) uni 2021/10/03(Sun) 22:33:08

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「そこまで痛くはないものの若干の痛みが生じる。私との戦闘の際はここを狙うといい」

男はなんてことないように己の弱点を語る。両手が塞がっているため無防備にあなたの眼前に晒されているコードは襟足のユニットから生じ、胸元へと消えているようだった。詳細は着衣の上からでは読み取れないが。

あなたとの顔の距離を詰めることも離すこともなく至近距離であなたと向き合う瞳は一度さまよい、それからあなたの柘榴色を覗き込むように見つめた。それから、あなたのことを先程移動する前に抱きしめていたように腕に力を込める。

「君は本当に楽しそうに駆けていたな。戦闘技術の高さも観戦していただけでも伺えたよ、……死を厭わない動きだったのは死に慣れているからか?」
(-44) uni 2021/10/03(Sun) 22:56:43

【神】 知情意 アマノ

「……私は明確な投票基準を用意していない。気が向いたように投票する、と言うべきだろうか。
 だからこそ。殺害したい相手がいる者は、私をその気にさせてみたまえ。その理由や提案者如何では票を合わせよう」

組織票というと若干性質が変わってくるものの、男は誰かの呼びかけに呼応し票を変える可能性があると宣言した。
(G10) uni 2021/10/03(Sun) 23:03:07

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「じゃーそーする」

明かされた弱点を指先でつつく。軽めに。どうなっているかはわからないが、脱がすには手を離さなければいけないので今のところは諦めた。

そうしてベッドに転がった後も近くにいてくれる顔だ。それだけで満足げな息が漏れる。
男はといえば、ずっとあなたを見ている。彷徨う視線も、覗き込んでくる視線も。柘榴色にターコイズを映して。

「別に慣れるほどは死ンでねーよ、久しぶりに死ンだ。折檻は嬲られる方が多いしな、殺しても俺効果薄いから仕方ねーンだろーけど。
……関係ねーかな、死ぬとか怪我するとか。あンとき、楽しかったから、止めたくなかっただけェ」
(-51) rustyhoney 2021/10/03(Sun) 23:08:54

【赤】 知情意 アマノ

「トムは、それだけ身体が休養を求めている、というだろう。ご自愛ください」

ひとつ頭を下げて。

「……セファーは、
ゲーム上殺害したい者がいる
。だが、具体的にその名を挙げるには時期尚早であると考えてもいる。立場上その人物を殺害することが容易であるからこそ、セファーの口から告げるのは差し控えたい」

生死を握る立場にいるからこその、すっきりしない物言い。もちろん他者から名前が出る、あるいはランダム選出でその名が出るようであれば喜んで襲撃するだろう。

「セファーには拷問ができない。……より正確にいうのならば、拷問の恐ろしさを理解したから、するのもされるのも拒否したい」
(*3) uni 2021/10/03(Sun) 23:14:46

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

「鍛えていますので!」
鍛えてどうこうなるもんじゃあねんだわ。ゴリラが

「改造の類は…収監時に合わせて不老の処置は施されましたが、恐らく強化の類はないかと」
「アマノ殿は、そういう方ではありませんものね。罪状について、拙は詳細を存じませんが」
(-55) hundred 2021/10/03(Sun) 23:17:45

【魂】 知情意 アマノ

「承知いたしました。……私の都合は優先されなくて結構です、元よりこの船における囚人に人権などあったものではありませんので。利益関係というのであればそれはこうして同席を許可いただいていることが私にとっての利です」

と、言ったものの。あなたの続けた言葉を聞くと僅かに肩を震わせた。それはあなたがこの男の名前を呼んだ時だったように思う。

「ええ、ありがとうございます。……かしこまるのをやめたところで元の話し方がこうである以上は柔らかくなりようはないがね。それでも幾分か話しやすくなるのは間違いない、より正確に私の意思を伝えやすくもなるだろうよ。
 それで……君は私に何を聞きたい? 罪状?罪を犯した理由?それとも、初めて人を殺した時の感想だろうか」
(_9) uni 2021/10/03(Sun) 23:26:49

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

軽くつつかれる度にたわむコードから小さな刺激が男のもとに伝わる。コードそのものから感じる刺激はないに等しいが、たわむことでコードの両端にあるユニットの接触度合い等に微弱な変化があるようだ。

男はあなたの漏らす息に宿るものが何であるかは曖昧にしか分からないが、あなたの視線がずっと自分を捉えていることは明確に分かるので、胸中に広がる不思議な感覚の輪郭を探っていた。
眼鏡のグラスを隔てて見つめ合う距離感は近く、
遠く、
なかなかどうして心地良い。
いっそ外してしまえばもっと近くで眺められるだろうか。


「そういえば君にはいくらか罪を被ってもらっているんだったな。……おかげで私はこの通り無事でいられているし、そんな私が言うことではないのかもしれないが……折檻には、痛みにはきっと慣れないほうがいい。
 楽しいことが止められない気持ちならば私も少しは理解が示せるつもりだ。そうして楽しかった満足感の余韻がなかなか引かないことも分かる」
(-63) uni 2021/10/03(Sun) 23:46:46

【魂】 知情意 アマノ

「ああ、いや。そうではない。……アマノは名前ではないから、呼ばれたところで不快にはならない。ただ、君にそう呼ばれることなど考えてもいなかったから驚いているだけだ。君は囚人との接触を望まない性質だろう」

男は、あなたが囚人の手伝いを望まず囚人に対して厳しく接するのを見てそう認識しているようだ。罪状等についても聞かれればいくらでも答えるのだが、まずあなたが投げかけた問いかけには少しばかりの沈黙を生み出してから口を開いた。

「……その問いに答える前に、前提条件を確認したい。

 大衆とは『世間一般』を指すのか『所属している集団』を指すのか、はたまたそれ以外か。
 醜いとは『見目の美醜』を指すのか『嫌悪感を抱く物事』を指すのか。
 悪とは、誰もしくは何処に対しての悪なのか」
(_11) uni 2021/10/04(Mon) 0:01:36

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「なるほど。強化の類なしに鍛錬のみでそこまで行けるのならば、それは君の肉体のほうに何かしらがあるということだな」

それで納得していいことかはともかくとして。多分納得してはいけないものではある。

「私の罪などそこまで大きなものではないよ。君の罪状からすれば塵芥に等しい。国家プロジェクトのデータを全て破壊して研究所内の多くの者を殺害しただけだ」
(-68) uni 2021/10/04(Mon) 0:05:44

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

コードを触るくらいでは特に痛みなどはなさそうだ、と認識した。そこから接続部、と発想が出るほど機械類に詳しくはない。

眼鏡越しのあなたは、今までで言えば十分近い距離に思えるのに、もっと覗き込んでみたい気もする。ぐ、と首に回した手に力が込もり、さらに引き寄せようと。鼻先が触れ合うくらい。
……眼鏡を外しているあなたを、きっと男は見たことがない。だから、それを退けてやろうという発想がないのだ。ただ単純に近付きたがる。

「それァ別に、俺が絡ンでるンだしいーけど。俺はヘーキだし。……慣れない方がいい?なンで?…折檻の効果薄くてよくねーよな、て話はァ、他のやつとちょっとした。そうじゃねーッて言われた。わからン。
……なンかな、余韻?すげー満足したしアレ以上あのときはないだろッてェ思ったンだが、……もう次が欲しい、もっと欲しい。これはおかしい?フツーのこと?」
(-72) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 0:13:43

【赤】 知情意 アマノ

「ありがとう、オリオン。ならばセファーは頃合いを見計らってその名を挙げるとしよう。障害になりそうな者はあまりいないように思えるが。
 セファーもトムを殺害するつもりはない。看守の方々も、……いや……」

言葉を選びかねているといった様子だ。セファーの立場や環境を思えば候補がいないとは言い難いし、それとは関係なくその
ゲーム上殺害したい相手
がいるのかもしれない。

「…………セファーも、そのあたりの肉体派は避けての襲撃を行いたく思う。メサはどうか分からないが、ナフは勘がいいほうであるとセファーは考える。
 非戦闘タイプの囚人は……話したこともないが、警戒している者がいるにはいる。セファーはその囚人達に対して、狂わせられる可能性を思うのならばと接触を避けている」

この狼は知性や精神の破壊を特に厭っているようだ。
(*6) uni 2021/10/04(Mon) 0:21:43

【魂】 知情意 アマノ

歯切れの悪い言葉に、また暫し思考の時間を設けてから。

「世間一般が正しくない行いだとするものに惹かれ、嫌悪感を抱くが故に嫌い避けられるものに目を奪われることが、間違っているか否か。きっと君も理解しているのだろう、世間一般の答えは『悪である』になると」

理解しているからこその問いであると男は考えた。そして、誰にでも答えられるような答えを聞くのであれば自分のような囚人に声を掛ける必要もなかったのだと考える。

「だが、
思うだけなら自由である
と私は考える。思い、行動し、法を犯した時に初めて悪になるのだと思っている。
 後世に語り継がれるような物語や今も歌われる歌、奏でられ続ける音楽……そういった空想が今も存在することこそが、思想を許されている証左だとは思わないかね?」

もちろん、思想の統制が行われている国であれば話は別だが、と続けた。
(_13) uni 2021/10/04(Mon) 0:37:30

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

「そうですね、両親に感謝です!」
範馬の血でもこうはならんと思う。

「──これは自分の罪を擁護するわけではありませんが…
 程度は違えど罪は罪です。プロジェクトの内容は知りえませんが、亡くなった人の事を塵芥とするのは…よくない事ではないのでしょうか」
拙にはわかりません。拙は殺した人を、死体となって初めて認識するような、そんな殺人ばかりでした。
(-95) hundred 2021/10/04(Mon) 0:55:17

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「ナフ、少し待ってくれ。眼鏡が邪魔だ」

引き寄せられるままに近づき鼻先が触れ合った段階で一度あなたの背を叩いた。もしあなたが腕の力を緩めるのならば、男は眼鏡を外し互いが潰さないような位置へと置くだろう。腕の力を緩められなかったら……それはそれで、近づいたはずなのにもどかしさに眉を寄せることになるのだが。

「痛みというものは人間の肉体が発する拒絶なのだよ。……苦しい、辛い、哀しい……といったものに慣れてしまうのは。気持ちいい、楽しい、嬉しい……というものが得られないことが当たり前になってしまったことを意味する、と私は思う。それは嬉しくもないし幸せでもないから、君の幸せを願う『他のやつ』もそう言ったのではないかな」

誰が言ったかも分からない言葉だが、それでもそれを告げた誰かがそれに近しいことを思ったのではないか、とは考えて。

「……君が身体を動かすことが楽しかったのなら普通のことだと思うが。ナフ、君はあの戦闘の中で何が一番楽しかった?」
(-97) uni 2021/10/04(Mon) 1:04:32

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「ン」

短く返事をして、素直に腕の力を緩めた。そして、それが外されるのを見て、なんだか不思議な気持ちになった。知っている顔の、知らない状態。
眼鏡が置かれた微かな音を聞き、あなたが近くに戻ってくる前に我慢できずにまた首を引くだろう。今度こそ鼻先触れ合う距離、じーっとその目を覗き込むために。

「……ンン…、あー、俺の幸せを願ったのか……変なヤツだなァ……。庇護欲そそる、心配する、つったンだよソイツ」

ということは、目の前のあなたも、と考えて。それは前の時に伝えられたな、と思い出した。喜びや幸せを分かち合うのを嬉しいと思うあなた。
……少し考えてから口を開く。それは答えられないから、ではなく。

「アイツの感触」

めり込む足、皮膚、折れる骨の音。痛がる呻き声と顰められる顔。

「アイツに痛めつけられる感触」

抉られる肉、滴る血、向けられた容赦のなさと、最期。

……淀みなく答えた。それが、あなたと分かち合えるわけがない、と、半ば確信を持ちながら。
だから少し、言いたくないななんて思いながらも。
(-100) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 1:16:29

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

……これは、相談ごとが終わってからの、囁き。

「ヴィオラ弾き。予定が無ければ、……私の部屋へ。
 音が聴きたい……耳が。脳が、生の演奏を求めている」

強制ではない。
凶行と表現しても足りない拷問を成し遂げた人間と時間を共に過ごすのは、苦痛を伴うことだろう。
けれど彼は、貴方を呼んだ。

そのまま、自室へ立ち去っていくことだろう。
追うも追わないも、貴方の自由だ。
(-101) tasukete 2021/10/04(Mon) 1:19:08

【魂】 知情意 アマノ

「そう、実害がないからこそ許される。思うだけならば許される」

一度、男は話を区切った。眼鏡を押し上げる動作を挟む。話題の切り替え先は、あなたが確定しきれなかった『悪』に対して。

「……ところで、『世間一般』の認識としては概ね『悪は滅ぼすべき死に絶えるべき』であるかと思うのだが。そこには重要な見落としがあると思わないかね? 
そう、悪は本来何者であったのか。

 『世間一般』は、悪もまたかつて善の中にいた
人間である
という単純な事実を忘れ去り、悪を人間と認識することなく扱う。『人間を殺すのは悪だ』と唱える口で『悪は殺す』と言えてしまう。
悪も人間であるにも関わらずだ


あなたの前でそう語る男は人間だろうか。
あなたの前でそう喚く悪は人間だろうか。
あなたの目には、コレはどう見える?

……君は……
いや、そうだな。どちらとも語れるが少々話が長くなる。それでも構わないか?」
(_15) uni 2021/10/04(Mon) 1:59:29

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「ありがとう」

男にしては比較的穏やかな声で礼は紡がれた。引き寄せられることへの抵抗は相変わらずなく、鼻先が触れ合うのならば笑み混じりの吐息を零してそっと鼻先を摺り寄せた。吐息は当然あなたにもかかるだろう。男の瞳の奥に宿る、形のない好意があなたにも見えるかもしれない。

「……その『変なヤツ』に、もしかしたら覚えがあるかもしれない。もし私の考えが正しければ、その人は幸せと……あと、君が人間であることを望んだのだと思う。獣でも化け物でも悪魔でもなく、ただ君が人間であることを」

伝える言葉は違ったものの、きっとその人とは近しい思いを持っているのだろう。……あなたという人間が少しでも幸福であるように。そう、願っていると考える。

続いてあなたの告げる言葉には、あなたの思う通り、男は共感することはできない。できないが、だからといって反発することもなかった。それはあなたを抱きしめる腕の力が証明している。

「そうか。私にはその感覚は分からないが……君は、君だけでは感じられないものが好きなのかもしれないな」

それは戦闘だけに留まらない。こうした触れ合いや言葉を交わすこともその枠に入る。
(-124) uni 2021/10/04(Mon) 2:25:30

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「……痛いところを突くな。返す言葉もない、全くもってその通りだ。
 私は私のような化け物と、それをともに作った研究員を殺害した。塵芥と呼んだ彼らが84人であることも覚えているし彼らの名前も覚えている。彼らに失礼だったと気付いたよ。
 ……君は、どうしてそのような真っ当な感性でもって、それだけの人を殺害するに至ったんだ?」

男はあなたのことを知らない。知らないが故に、そう問いかける。
(-125) uni 2021/10/04(Mon) 2:31:13

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

あなたの囁きに男は暫し反応することができなかった。立ち去っていくあなたが遠くなってから漸くその背を追いかけ、ついて行きながらも言葉を紡ぐ。

「それは構いませんが。……私のようなものが、トラヴィス様の部屋にお邪魔してもよろしいのでしょうか」

確認を投げかけた。男は自分が何であるかを理解してこの場にいる。
(-128) uni 2021/10/04(Mon) 2:35:05

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「逆だよ。今の私に同僚を近づけさせたくない」

常ならば朗々と響く声は、冷たく沈んだように囁かれた。

「私の望みを叶えるのには、お前が適切だ」

苛立ちを露わにした吐息。
お前に拷問させろ、という表現にもとれる言葉は、トラヴィスの中で精査されたものではないのが理解できるかもしれない。

部屋の扉の前で、トラヴィスは立ち止まる。

「……止めておくか。帰るなら今だぞ」
(-131) tasukete 2021/10/04(Mon) 2:44:52

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「ふ、ふふー」

ありがとう、に対しての言葉も知らないし、何故礼を言われたかも良くわかっていないが。あなたが近くなったので、嬉しそうに笑う。吐息がかかればその距離にくすぐったげに笑い、その目の奥にある、……わからない。分からないが、なんだか悪い気はしないような色にまた、機嫌良く息を吐き。

「……そー、そォ、そォだよ、アイツもやっぱ宗教違うンだなーて思った。ひとだって。ひととして扱うって。友人を気取るって…なンかそのあと兄を気取るになったけど」

きっと、頭に浮かべる人物は同じなのだろうと推測した。そして、子どもが逐一報告するように述べる。満更でもなさそうな様子で。

離されてもおかしくないなと思った手が、離れない。
罵倒されるのが当たり前の心情が、罵倒はされなかった。

「……アー、…そうかもしンねェね。誰かとなんかすンの、好きなのか。……今も気分いーもンな、お前いてェ、近くてェ」
(-132) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 2:45:29

【魂】 知情意 アマノ

あなたの呟きも吐息も、どちらともを男は見ていて、しかし言葉でも視線でもそれ以上あなたを追い詰めようとしなかった。普段無表情であるあなたの表情が移り変わる様子を見ても言及だってしない。そんな行為に利がないことはよく分かっているつもりなので。

一度はこちらを映した翠色が逸らされても、男はそれを追うことなく話し始めるだろう。

「かいつまんで説明すると。……私は、人智を超えた力を持つ存在、神と呼称すべきモノを創造するためのプロジェクトに参加していた。当初は肉体・精神・知性のすべてを求めていた計画は、途中から肉体強化による武力にのみ比重を置いたものとなった。

 強化人間ばけものを生み出す研究へと変わっていったのだよ。 

 私はそれが嫌で、知性がなければなしえない計画で人間の知性を軽んじられるのに耐えられなくて、…………。
 罪を犯した理由はその程度の激情で、反抗に及んだ時の私は全てを破壊しようとして……ああ、私も同じになってしまったのだと、思ったよ」
(_17) uni 2021/10/04(Mon) 3:02:20

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

常のあなたと異なる声に男は静かに息を飲んだ。そのような冷たい囁きをこの男はきっと聞いたことがなかっただろう。
精査されたものではない言葉であるのならば、苛立ちのありありと見える息をつくのならば、きっとこの扉をくぐった先には安寧はないのだろうと考えて。

「……いえ。このヴィオラ弾きめをお使いいただけること、心より感謝申し上げます、トラヴィス様」

それでも、男は進むことを選択する。
(-140) uni 2021/10/04(Mon) 3:08:42

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

トラヴィスの部屋は、貴方が彼の部屋を想像したそのまま、あるいはその延長線上にあるようなものだ。
大理石の調度品。血を思わせる深い赤を基調にした、細かな装飾の壁。品の良い布張りのカウチソファに身を投げ出したトラヴィスは、そちらを見ることなく硝子戸のワインセラーを指差した。

「……何れでもいい。お前が詳しいのならお前の好みでもいい。共に呑むことを許す。適当に空けろ」

墓守を名乗る男は、今宵、しこたま酩酊するつもりらしかった。
(-143) tasukete 2021/10/04(Mon) 3:20:37

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

あなたが楽しげで、嬉しげで、機嫌良さげで。それらが積み重なれば積み重なるほどに男もまた表情が穏やかなものになっていっているのだが、本人の自覚は伴っていないようだ。あなたの見える範囲ならば和らいだ目元がその証左とも言えるのに。

「あの方は人間らしい者がお好きだからな、君にそう仰るのも理解できる。君が人間であると君に伝えられる人が増えて私も嬉しく思うよ。私のような者にも友人のように語り掛け、刑期を終えた後の道筋を作るとまで仰られる方だ、……私が死んだとしても君を託すことのできる方だと、思うよ」

あなたの報告する様に穏やかな声を返していた男は、己を飼う主人の姿を思い浮かべている。互いの利のための関係であったはずなのに、個人として友人のように己の生を望む変わった主人を。

「近くにいて、こうして話すのもいいが。……二人でできる他のことに手を出してもいいかもしれないな。何をしようか、ナフ」
(-151) uni 2021/10/04(Mon) 3:42:25

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

あなたの和らいだ目元はわかる。わかるのに、その理由がわからないまま。
首に回した手の片方を、あなたの頬へ滑らせようと。それが叶えば、その和らいだ目の下を親指の腹で撫でたがり。

「……ン、変なヤツだなーとは思うけど、やじゃねェ。
でもなァ、アマノ、お前はお前だしなァ」

ヒトではないと思う、と言った瞬間の悲しげな顔を覚えている。その顔はあなたの思い浮かべるものと同じだ。
それは、それとして。あなたが死んだあと、という言葉に何とも言えない顔をした。悲しげとはいえない、寂しげともいえない、少し思いを馳せるような。
託されても、あなたに会えなくなるのに変わりはないのだろう、と、思う。思うだけ。

「お前のことが知りたい。……パーツか、…ンー……身体でもいい。なー、脱がしていい?」

間も開けずに即答した。了承されるなら、その体勢のままであなたの服を脱がそうとし始めるだろうか。
(-154) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 3:53:39

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

男は初めて訪れる他人の部屋をきょろきょろ見回すような人間ではなかったものの、なるほどあなたらしい部屋であるという感想を抱かずにはいられない。
あなたの指が指し示すワインセラーへと視線を投げかけると同時に受けた命に粛々と従う。酒に詳しい人間ではないので、たまたま目についた中の一本を手に取って、それから。

今自分が手にしたこのワインが開封済みであってくれと願わずにはいられなくなった。

未開封のものを空けるのならば当然コルク抜きを用いることになるだろう、しかし、自らの目の前でいくつもの穴を開けられ死んでいった男の姿は記憶に新しい。

「…………」

手元に視線を落とすこともできないままあなたの元へと戻ることだろう。グラスを回収するところにまでは意識が向くが、さて。
(-155) uni 2021/10/04(Mon) 3:57:20

【魂】 知情意 アマノ

あなたの手袋の下に隠された笑みも、巡らされていた夢想も、男には知ることができない。
男はその時きっと慟哭していたのだろうし濁った瞳で同僚だったものを見下ろしていたのだろうが、それも遥か遠い過去のこと。若気の至りなんて言葉で茶化してしまえる程度には諦観に彩られた思い出であり、その地には二度と戻らないのだろうというあいまいな確信だけがあった。

「私が守りたかったものを私以外が望んでいなかった、それだけのことだよ。君の言うように変えようのない事実であり、覆せぬ過去であり、未来永劫剥がれることのないラベルだ。……人間相手ならば気遣いの言葉を投げかけられるのが良いと聞く。謝られる理由はないが、今後のために学んでおくといいのではないだろうか」

あなたの謝罪に対しては僅かにふざけるような声音と言葉だ。実際、男は気遣いを求めているわけではなかった。

「……私は、今でも人間が好きだ。私自身も人間で在ることを喪いたくないと思う。……償いを終えた先で、最期まで、知性を持つ人間として在りたい」
(_21) uni 2021/10/04(Mon) 4:15:47

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

貴方にとって悲しむべき情報は、それが当然のように未開封であったということ。

「はあ…………もう少し度数の高いものを揃えておくのだったな。並べた時の見目は良いが、今の気分はワインじゃない」

しかし男は赤熱した剣で『瓶の首ごと』落とした。コルク抜きの出番が無かったのは、彼もまた同じことを考えていたから、だった。同じ道具を使い続けた手は、鈍い痛みを訴えている。

「ほら。好きなぶんだけ飲むと良い。貴様らの環境では手の届かんクラスだぞ」

そのまま手酌でグラスに注げば、荒々しくも飲み下す。……長い年月を経て熟成された葡萄酒が本来の味を取り戻すには、封を明けてからもやや時間がかかるものだ。それを知りながらも待つことすら惜しむ様子は、やはり優雅さに欠けていた。
(-162) tasukete 2021/10/04(Mon) 4:45:05

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

頬に滑る手も目の下に触れる親指も当然拒むことはない。それどころか、その頬に一度擦り寄ってみせて、そうして漸く自分の表情の和らぎを自覚している。

「ならきっと君にとってもいい隣人になる、……。……確かに私は私しかいないが……そのように言われると若干面映ゆいな」

生き辛い世界で長くを生きるつもりがないからこそ、ここを出たら自分自身をも終わらせようと思っていたはずだったのに。そうして眠ることこそを幸福な死であると思い息を殺し続けていたというのに。ここに来て俄かに決意の揺らぎを感じてしまっている。
男はあなたの即答に胸中を満たす何かを思いながら、続く問いにこちらも即答を返すだろう。

「構わない。
……君の好きなように、私を知ってくれ……


抵抗をする気が毛頭ないため、男の衣服はベッドや床に落ちていくことになる。己の肉体を隠すことはこれっぽっちも考えていないのか全裸にするのも容易だっただろう。
幾重にも秘されていた服の内側に潜んでいた肌は白く、かといって繊細などとは表現できそうにない至って普通の男性体のように見えた。しかし、その肉体の各所に埋め込まれたユニットが冷たく存在を主張し、男の下腹には男の象徴たる陰茎だけでなく、その下に取ってつけられたように女の蜜壺が存在している。男の襟足から伸び服の内側にしまわれていたコードは鎖骨の僅か下に埋め込まれたユニットに接続されていた。
(-163) uni 2021/10/04(Mon) 4:53:34

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

擦り寄る動作は全くの想定外。ぱち、と瞬いた柘榴色が、次にはなんとも嬉しそうに細められ緩められる。
爪を当てないようにゆるゆると何度か撫でてから、手を下ろした。

「うン、お前はお前しかいねーがァ、……そッかァ、いつかいなくなるンだなァ、そーいや」

あなたがここから出たあとにどうしようとしているか、男にはわからない。わからないが、無期懲役の男は、あなたがここから出たら二度と会うことはないだろうということを知っている。
だから、今のうちにたくさん知らねばならない。特に、それが許されたこの宴の期間中にでも。

了承を得て、指が動き始める。あなたの下にいるまま。布が多いな、なんて考えながらも、乱暴に剥ぎ取るなんてことはしなかった。特にボタンを外す手つきはそれなりにもたついていたが。
シャツの前を開けて、ひたと手のひらを胸元に当てた。鼓動があるな、と同時に、知らない微かな駆動音などもあるのだろうか。シャツを、そのあとはズボンを、下着も全て。のんびり脱がして床に落とせば、いろんなユニットが見えた。

「……あ、これか、繋がってンの。これ役割なに?」

さっき気になったコードの先。緩やかに指先で撫でる。
(-166) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 5:14:10

【魂】 知情意 アマノ

数拍。それがあなたの愉快でめちゃくちゃな屁理屈を聞いた男の硬直していた時間だ。そんな僅かな沈黙を破ったのは概ね吐息と言っていいような、辛うじて笑みが混ざったかもしれないような吐息だった。

「……私を人間として扱おうとする看守は君で二人目だ。ありがとう」

一人目はきっとあなたの想像した通りだ。普段の監獄生活において、この男が毎日のように付き従い手伝いをしている看守などたった一人しか思い浮かばないはずなので。

「私が法を犯し84人を殺害しプロジェクトデータを全て破壊したのは事実だ。それにこんな化け物を隣人として迎え入れたくないという感情は概ね理解できるからな。……理解など無理にする必要もないさ」

男は己を人間だと言っているが、それでも化け物の一面を持つこともまた否定せず受け入れている。

「私で良ければいくらでも付き合おう。君の価値観に何かしら良いものをもたらせているといいと思うし、何かしら思うことがあったら例えまとまっていなくとも聞き役になるから気軽に声をかけたまえ」
(_23) uni 2021/10/04(Mon) 5:15:24

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

気もそぞろだったからだろう、一瞬何が起こったか理解できていなかった男は数度目を瞬かせて、それから常の振る舞いと大きく異なるあなたが抱く心情のほんの一端だけでも受け取ることができただろうか。

「ありがとうございます。ありがたく頂戴いたします」

男もあなたに倣いグラスにワインを注ぐ。テイスティングなどしていられるような心地ではなく、また、ひどく喉が渇いていたため、注いだ分をすぐ飲むような慌ただしくも拙い飲み方をしていた。

「ワインの気分ではない、度数の高いもの……となるとウィスキーなどでしょうか。恐れながら酒類には詳しくなく」
(-167) uni 2021/10/04(Mon) 5:25:12

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「……いなくなるつもりでいたのだがね。あの方は私に、看守としてここに残る未来を提示されたのだよ。私が生き続けることを望まれたんだ」

答えは出せていない。考えてこなかった生の道筋に困惑している。声音に滲んでしまうかもしれないが隠すつもりもなく。
ただ、未来を変える気がないのならばいつか必ずあなたとの別れが訪れるため、男もまたこの限られた時間の中であなたと知り、知られることを望んだ。

あなたに覆いかぶさったまま、男は徐々に纏うものを失っていく。許されるのならばあなたの服にも手をかけようとするが、嫌がるようであれば男だけがあなたの上で裸になっていった。
鼓動の下を走る僅かな駆動音はきっと身体のあちこちから聞こえる。けれど、あなたが手のひらを当てた先にある鼓動はあなたにはっきりとこの男の生を伝えていた。
鼓動が常より早いのはなぜだろう。彼の高揚が移ってしまったのだろうか。


「ん……それは電圧調整ユニットだ。簡単に言うなら私が私の雷で死ぬことのないようにつけられた安全装置のようなものだな」
(-168) uni 2021/10/04(Mon) 5:43:15

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「……看守」

考えもしなかった、というような顔を隠しもしなかった。ぱちぱちと目を瞬かせ、じっとあなたの目を覗き込む。目だけでなく、声にすら困惑が滲むのを感じ取って、今それ以上を聞くのはやめた。

服に手をかけられようが、拒みはしない。それどころか、脱がせづらそうなところでは積極的に身体の位置を変えるなどしてそれを手伝った。あなたよりはだいぶ薄着な男は、下手したらあなたより先に一糸纏わぬ姿のなるのかもしれない。
色の濃い肌に、所々入った白い刺青。よく動くせいで引き締まった身体は、それでも常識の範疇にあるように見える。見た目だけは、ただの若い男だ。
どくどくと鳴る鼓動と、微かな駆動音。ふ、と息を吐く。

「あー、へェ……じゃあ大事な部分だ」

あなたの命を助ける装置を、労うように撫でる。
そのまま、手はあなたの胴体を流れるように撫でて下肢へ下っていこうとし。

「お前さァ、どっちもあると、どっちも気持ちいいン?どっちがより一層、とかあンの?」

ちら、と目視でも確認しながら明け透けな質問を。
(-170) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 5:58:29

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

「っ…、拙は真っ当になれているでしょうか。それは光栄です」
あなたの問いに、最初に返したのは喜びであった。

「拙があなたのいう感性を身に着けたのは、収監以降の話になります。
 それまでは罪状通りの人間…いえ、人は拙を兵器とも呼びました。
殺した人の名前、人柄…どれも知ることはありません。
 時に人相は見ることがありましたが、それは命を奪ってからの事ですので」

「なので、今回の機会は非常にありがたいものです。
 なにせ、生きている人とこうして話が出来るのですから」
(-185) hundred 2021/10/04(Mon) 12:49:58

【赤】 知情意 アマノ

「……セファーは、殺したい相手を具体的に決められない。だから殺したい相手ではなく、処刑ではなく襲撃で死亡させたい相手を選ぼうと思った」

狼は言う。死ぬべきであり殺される可能性も踏まえこの無礼講の場にやってきた人の命を握るのなら、見世物にしたくない、あるいは死の過程を他者と共有したくない人物を選んでの襲撃を選ぼうという心持ちだ。

「セファーが襲撃で死亡させたいのは、現状だと看守に2人と囚人に1人。トムやオリオンはこの中に含まれない」

具体的に聞くのであれば狼はその名を挙げるだろう。ただ、この狼の交友範囲の狭さを思えばある程度察することもできるかもしれない。
(*10) uni 2021/10/04(Mon) 13:53:26

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

あなたがその時の自分と全く同じ反応をしたものだから、少しおかしくなって笑ってしまう。柘榴色に覗き込まれたターコイズは柘榴色の中に映る自らの色が赤らんでいるのを見て、あなたに溺れているようだとどこか遠くで感じた。

互いに何も纏わなくなった時、男は己の下に横たわるあなたを見下ろしたままで口元に弧を描いた。何故か不思議と満たされているのだ。満たされる理由を正確には掴み切れていないものの、衝動的に己と異なる色を持つ肌、あなたの首に唇を寄せることだろう。
その衝動こそが理由であるとも気付かずに。


ユニットを撫でる理由は分からずともその手つきから悪い思いはなかったのだろうと男は判断し、けれど胴体を撫でる手には思わずといった様子で笑みとは異なる吐息を漏らして、僅かにちらついた快楽を指先に逃がすようにあなたの髪をくしゃりを撫でた。

「……そ、うだな。どちらもそれぞれ気持ちよくなれる。前の主人が性交のためにつけたこちらは当然感覚を調整されているが、」

自らの前の穴を撫で、それから尻のほうに指を滑らせ。

「ほとんどはこちらを使われていたからこちらでも快楽を拾える。……男としての役割を求められるのは稀だったよ」
(-196) uni 2021/10/04(Mon) 14:47:06

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

あなたが笑う様子も、あなたの目に自分がいるのも、酷く心地いい。予想外の言葉に呆けていた顔はすぐにまた笑みの形に戻りかけ、

「……ッん、」

首に感じる唇の感触に、笑みは笑みになり切らずに終わる。ぞわ、とそこから熱が広がり、心臓まで到達する。たったそれだけで、高揚していた名残りを引きずり出されて、目の奥に欲が灯るのだ。
あなたの息にも、自分と同じ熱を、色を、感じる。それが嬉しくて、髪を撫でる手に擦り付いた。

「……俺なァ、お前が気持ちよくなってるとこ見てェなーて思ってさァ、どっちが気持ちいいか聞いたンだが、」

は、と息が溢れる。そわ、と身体が動く。
それをあなたにも押し付けてやろう、とあなたの唇を奪いに行く。避けられなければ、軽く。

「ダメだ、選べねェ、全部欲しい。女としても男としても抱きてェ、でも稀だったていうお前の男も欲しい、抱かれてェ」

欲のままに言葉を紡ぐ。手はあなたの腰に回し、時折すりすりと撫でるようにしながら。
あなたはどうだろうか、と窺うように。熱を孕んだ柘榴色が見つめる。
(-200) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 15:29:08

【魂】 知情意 アマノ

「私は人間全てに願われた化け物ではないということだよ。私の観測しうる『世間一般』は狭く、この広く果てない宇宙に住まう人間全てに願われたかなど確認しようもない」

悉く諦念に塗れた思考ではあるか、それもまた人間を愛するが故、人間を恨まぬようにと培われた思考なのだろう。だからあなたが『共益関係を結ぶに相応しい者』であると、己を人間として見るのであれば僅かに心の濁りが取り除かれるような心地になった。

「ならばもう暫く私はここにいよう。……こちらこそありがとう、ダビー。君のこれからがどうか明るいものでありますように」

男は席を立たずにあなたを見送った。こちらが投げかけた声音もまた当初よりは穏やかなものだったことだろう。
(_26) uni 2021/10/04(Mon) 15:55:08

【魂】 知情意 アマノ

/*感度18000倍ドッコイ太郎様へ
えへへへへこちらこそありがとうございますダビー様好き〜〜〜〜〜!!!思想デュエル楽しいし頭ホヨホヨになりつつも滾って大変元気になっております……感謝……ビッグラブ……

ソロールについても承知であります、じゃあ任意に反応しますね。反応したいので……隙あらば……特殊窓の様子を見つつ……こちらも適度に……。
話しかけていただくのも嬉しいしこちらからも話しかける可能性もありますが、いたのならば声が聞こえるだろうくらいのていでぶん回す気がするので気が向いたらお付き合いいただけますと幸いです。

雑絡みはね、オアシスですよ。心の。なのでぜひぜひ。胡乱も時折飛ばすかもですがその時は「ああコイツ疲れてるんだな」と思ってください。感度70000倍ドッコイ太郎様の楽しく快適なロールライフを綿棒(特大)も45本で願っております。
(_27) uni 2021/10/04(Mon) 16:00:00

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

互いに互いを映しているのだから、互いしか映していないのだから、この室内でともに宿した熱が同一であることくらい容易に分かる。手の内であなたの擦り寄りを感じたのならばそれに応えるように手を添えて優しく撫ぜて。

軽く唇が重なった、ただそれだけで男はあなたの高揚を喉奥へと流し込み、腹底に浅ましい熱をじわりと滲ませた。吐息もしぐさもいじらしい。己の全てを求め、言動のどちらでもそれを伝えてくるあなたを見れば、
なきそうなくらいのよろこびとともに
情欲が熱い吐息となって漏れる。

「君に、なら。……っナフ、それならば私を抱いてくれ。私が最も疎ましく思う私を、女としての私を……君に塗り替えてほしい」

望まず両性となった
男が、
男だったものが、女としての快楽を探ろうと思うのは初めてのことだった。腰を撫でられるのに合わせて小さく身を震わせてしまうほどに身体が快楽を覚えているにも関わらず、だ。僅かに勃ち上がる男の下、湿り始めた女を意識しながら男はあなたのすぐ脇に横たわろうとするだろう。いつまでもあなたを腕の中に閉じ込めてはおけないから。
(-209) uni 2021/10/04(Mon) 16:46:27

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「私から見た君は至極真っ当だ。このような場所におらず、また、罪状がなければ、少々腕っぷしの強い至って善良な一市民のように見える。
 ……兵器と呼ばれていた? それはまた、他人事ではないが周囲に恵まれなかったな。君はどう育ってきたんだ、メサ」

周囲の人間や環境に恵まれなかった者を他に知っているからか、少しばかり道場のような何かが瞳にちらついた。

「生きた人と捉えられるのは非常にありがたいな。……形はどうあれ我々は人間と扱われにくい」
(-215) uni 2021/10/04(Mon) 17:03:20
アマノは、ミズガネの死に気付かないだろう。少なくとも今は。
(a42) uni 2021/10/04(Mon) 17:04:24

【独】 知情意 アマノ

/*ロールを返し続けるモンスターになっていてなかなか独り言できていないんですけど(前提)
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜皆好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
(-216) uni 2021/10/04(Mon) 17:05:06

【神】 知情意 アマノ

「誰を殺す、どう殺す……か。こだわりはないが私も長引かぬよう速やかに殺してもらいたいものだ。それと胸上部と襟足を繋ぐコード、もしくはその両端に存在するユニットの破壊を推奨する」

弱点の開示。位置や役割を思えば脳や心臓と密接していることも伺えるかもしれない。

「現状、私にはまだ投票先の決め手がない。看守様方で鬱憤を晴らしたい囚人も、囚人の死を見世物へと昇華させる看守様方もおられることだろうよ」
(G90) uni 2021/10/04(Mon) 17:17:48

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

撫でられることが嬉しい。……常であれば、さっきまでであればそれだけでも満足だった。今は違う。足りない。
次から次へと欲が溢れ出して、あなたに流し込んだ分を差し引いたって止まらぬくらいだ。 あなたの息の熱さが、心地いい。

「ッ、」

あなたの言葉、僅かな快楽を拾って震える身体、隣に横たわる様子。その全てが男を焼き切りそうなくらいに昂らせた。
あなたに抵抗はきっとないのだろう、とたかを括って、勢いよく身を起こしてあなたに覆い被さる。

ふ、ふ、と荒い息を吐きながらあなたを見下ろす目は、獣のそれだ。ギラギラと熱を宿し、どこから食らいついてやろうかと狙う目だ。
けれど、男は歯を噛み締めてその衝動に抗う。食い潰して犯し殺してやろうとする自分の獣性を噛み砕き、喉の奥に生唾と共に押し込んだ。 
ひととして、あなたをあいしたい。このときだけでも。


指をあなたの内腿に滑らせる。ゆっくりと、あなたの女に触れて、構造とあなたの感覚を知ろうとする。湿り気が指に触れたところで、耐えられずに合わせ目に指を滑らせるかもしれないが。
(-219) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 17:52:43

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

端末へ。簡素なメッセージを送る。

≪アマノちゃん、いまお暇?≫
(-230) konaKURAGE 2021/10/04(Mon) 19:06:46

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

あなたの思う通り男は抵抗を示さないし、それどころか覆いかぶさるあなたを見上げて期待から微笑みまで浮かべる始末だ。知性の内に押し込めた熱は抑えられないあるいは抑えたくないと言った様子であなたの名を呼ぶ。あなたが名もなき獣でも名を呼ぶことすら躊躇われる悪魔でもなく、ひとりの人間であると伝えるために。

これだけの情動を向けられたことなどない。この個人をただいっときでもあいしたいと願ったのはきっとあなたが初めてだ。例え獣欲のままに貪られたとて男は悪い気はしないが、それでもあなたというひとからのあいを受け取ることができるのは嬉しい。

「……あ、」

内腿から蜜壺までをなぞるだけの指の感触に、普段淡々と言葉を紡ぐ男らしからぬ上擦った声が応える。情事の際に声を殺しがちなのだろう、片手は口元に添えられ、もう片方の手はおずおずとあなたの首へと伸ばされる。柘榴色に溺れるのならばより近くでと願う男に応えるかどうかはあなた次第だ。

女の象徴は然程使われなかったのだろう、男を苛ませているものであるはずなのに綺麗なものだ。通常の女の秘所と異なるのは感覚周りが大幅に引き上げられている点と生殖能力が存在しない点くらいだろうか。男はあなたが探る指に合わせて小さく喘ぎ、指先が湿り気を捉える頃には蜜を湛えてすらもいた。指を滑らせることは容易だろうし、その先にあるのは喜び抱擁する肉と甘さを増した喘ぎだ。

「ナフ、ナフ……」
(-231) uni 2021/10/04(Mon) 19:08:45

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

確認する時間と入力する時間と、……それよりもう少しだけの時間。
それらが挟まってからメッセージは送り返されることだろう。

『はい。どうかされましたか、チャンドラ様。御用があるのならばそちらに参りましょうか』
(-233) uni 2021/10/04(Mon) 19:11:08

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

≪うん、お願いしていい?
僕の部屋で待ってる。鍵は開けてるから勝手に入ってきて≫

いつも通り。気まぐれな主人の気まぐれな呼び出し文章だ。
(-234) konaKURAGE 2021/10/04(Mon) 19:13:55

【独】 知情意 アマノ

/*
静かなPCっつっとったやんけ私ィ!!!!!!!!!!!!!!!

全然静かじゃねえ。いやどうかな。従来比静かめかも。
チャンドラ様・ダビー様・トラヴィス様・メサ・ナフ・ミズガネ・キンウ……

……

もう7人!?!!?いやいやマジで??
(-235) uni 2021/10/04(Mon) 19:15:32

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

『承知しました、すぐに参ります』

メッセージを短く返しあなたの部屋へ。勝手に入る許可は得られたが、二回ほどのノックを挟んでから扉を開け室内に踏み入れる。

「お待たせいたしました。……チャンドラ様?」
(-236) uni 2021/10/04(Mon) 19:18:45

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「やっほ〜♡わざわざありがと♡」

貴方が室内に踏み入れば、いつものようにこの看守の前には紅茶とマカロン。お決まりのティーセットだ。
しかしそれらは一切手が付けられていない。

「そっち座って座って?結構ふかふかで気持ちいいから」

そういって指し示すのは向かいのソファ。
クッションも自由に使ってよい、らしい。
(-237) konaKURAGE 2021/10/04(Mon) 19:24:58

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

「いえ、当然のことですから。それでは……失礼いたします」

あなたに指し示されるままソファに座る。クッションは必要があれば抱きかかえるなり背に挟むなりしようか。
あなたの前に置かれたティーセットが手つかずなのをちらと見てからターコイズ色の双眸をあなたに向けた。

「いかがなさいましたか? ティータイムのお供、でしょうか」
(-238) uni 2021/10/04(Mon) 19:30:48

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「ん〜…そう、だね。それもいいかも。
実をいうと、あんまり考えてなくって」

この主が考えを持たずに何かを指示することは少なくない。
けれど聡明な貴方なら、それが普段から"思考を伏せているだけ"であるのも気付けてしまうのかもしれない。

紅茶に視線を落として、少しの間の静寂があったのち。

「………あぁ、けど。お願いしたいことはあるな。
アマノちゃん、そのままそこに座っててくれない?」

僕はちょっと動くけど、と。
(-243) konaKURAGE 2021/10/04(Mon) 19:50:33

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

「そうでしたか。……そのようなこともありましょう、何せこの場は無礼講。普段と異なることだらけですから」

男は、一部とはいえ思考をさらけ出したあなたのことを面白がることはない。ただ常と状況が異なることだけを告げ、聞かれたくないのならば聞かないという姿勢を保つ。……あなたの表情を伺いはしているが。

それから、提案とも命令とも言い切れない――お願いというのが一番しっくりくる――言葉を聞いて一つ頷いた。

「はい、承知しました。どうぞお好きなように」
(-244) uni 2021/10/04(Mon) 19:57:11
知情意 アマノは、メモを貼った。
(a48) uni 2021/10/04(Mon) 20:13:48

【独】 知情意 アマノ

/*
1日目時制でセックスしている我々、閉口!!!!!

こう……カップルではないんだよな……互いへの思いは大きいけど……感情の種別は分からないけど……
(-250) uni 2021/10/04(Mon) 20:25:39

【人】 知情意 アマノ

「…………」

アマノはただ黙って龍眼水drinkを飲んでいる。酒を飲むのはまた今度。
(59) uni 2021/10/04(Mon) 20:48:29
アマノは、アンタレス様に視線を向けて、それから近寄った。
(a51) uni 2021/10/04(Mon) 20:53:17

【人】 知情意 アマノ

>>58アンタレス様
「U-681よりアンタレス様にご挨拶申し上げます。飲料を手にしながらのご挨拶となり申し訳ありません、……ご機嫌はいかがでしょうか?」

ものすごくいい、以外の答えが返ってくるのはわかっているものの。恭しく一礼してから尋ねる。
(60) uni 2021/10/04(Mon) 20:58:25

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「わたしもそれほど、詳しくはないさ。貴様は学者だったのだろう?概要を摘む程度なら、信頼できる資料を区別する程度なら、素人でもやることだ。それを銘柄や店に置き換えるだけだよ。詳しいというのは、実践や開拓を行なってからさ」

ただ、ブランデーの類いは持ち込むべきだったな、と酒気混じりの息を吐く。

「貴様は情深い方だったのだな。交流をしている相手を独り占めしたいだなんて、常日頃の様子からは到底想像がつかない」
(-256) tasukete 2021/10/04(Mon) 21:02:30

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

「はい、元は研究員をしておりました。なるほどそのように捉えれば少しは詳しくなれたのかもしれないと愚考いたします。酒の席自体に縁遠かったため、あくまで可能性のひとつではありますが」

男もまたワインを揺らしながらそう言い、飲もうとして……あなたの言葉に思わずふっと吐息を吐いた。普段淡々としている男にとっては珍しい、笑いが薄っすら滲んでいるようなものだ。

「独り占めというと語弊が生じます、トラヴィス様。常日頃は私語を慎んでいる故そのように見えるだけかと。
……見世物にされたくないと考える者の意思を汲みたいだけです


男が周囲にあまり興味を示さないのは事実だ。しかし人間らしい情動というのはまだいくらか残っているため、こうして交流を許されてしまうとそのあたりが活性化するのだろう。
(-258) uni 2021/10/04(Mon) 21:17:19

【人】 知情意 アマノ

>>61アンタレス様
「であればよかったです。……私、ですか」

普段ならば返って来ない問いかけに驚き僅かな沈黙を生み出してしまうことを止められなかった。それから思考を巡らせて。

「無礼講の場故だと理解はしておりますが、こうして言を交わす栄誉を賜ったことを嬉しく思っております。どうか常よりもアンタレス様の御心が軽くありますよう」

ちらとプレッツェルを見た。流石にプレッツェルほど軽くなくてもいいが、あなたが気乗りしていない側の人だったように男は記憶していたので。
(62) uni 2021/10/04(Mon) 21:26:30

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「……頭の回転が売りどころの職業ならば、そういうこともあるのだろうね。だが、何事も使い様だよ。忘れたいものを酒で誤魔化す……記憶力の良いものにこそ、必要不可欠……あ、でも……」

ワインの瓶ラベルに視線を走らせて、微妙に表情を歪ませる。
経験の少ないものに飲ませるには少々ランクが高すぎた。この味に慣れてしまうと、生半可な味で満足できなくなるのが困りものだ。酒をそれなりに愛するものとして、なんというか、初心者へ勧める順番を間違えた感がすごかった。

「……世の中の酒に満足できなくなったらごめん」

率直な謝罪であった。
気を取り直し、少し真面目な顔を取り繕う。

「どちらにせよ、情か。貴様に情を認めるものはそう多くなかろうに。貴重なものを見ているのかな、私は」
(-261) tasukete 2021/10/04(Mon) 21:38:39

【赤】 知情意 アマノ

←これはリストを作るのもタダじゃないんですよ……と思っている狼の顔。思うけどツッコミに繋がらないしボケを積み重ねてしまうので困った。
PLが。


「オリオンも襲撃死で済ませてやりたい者がいるのならば挙げるといい。
 セファーは
チャンドラ
ダビー
ミズガネ
を候補に挙げる」
(*12) uni 2021/10/04(Mon) 21:44:55

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

「こればかりは知性を扱う職業故の娯楽への疎さと認識しておりま……? ああ、いえ。世の中の酒を飲み比べるような時間は恐らく私にはありませんのでお構いなく」

監獄生活はまだまだ続く上に刑期を終えたとて元凶悪犯のラベルはもう一生剥がれない。酒を楽しむような人生にはならないだろう。
そもそも人生が続くかどうかも分からない、主人の提案を飲みでもしない限り。


「少なくとも誰もが当然知っている一面ではないかと愚考いたします。仮面をつけているつもりはないのですが、……トラヴィス様にとって情を持つ私はどう見えるでしょうか。人間らしいと思うでしょうか、それとも人の真似事が上手い化け物に感じるでしょうか」
(-263) uni 2021/10/04(Mon) 21:58:06

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

/*誤字しました。
×少なくとも誰もが当然知っている一面ではないかと
○少なくとも誰もが当然知っている一面ではない、と
(-265) uni 2021/10/04(Mon) 21:59:56

【独】 知情意 アマノ

/*
ああ、君は、君はそう言うだろうなオリオン!!

……ご主人様はオリオンによく会いに行かれているようだし、オリオンとしても望むことがあるのだろう。であれば、……譲ろう、君に。
(-266) uni 2021/10/04(Mon) 22:05:39

【魂】 知情意 アマノ

>>ダビー
どこかのマジでこの男inこの無礼講inこの船にとって珍しすぎるかもしれないとっても平和な時間帯。
ヘルプを求められた男は多分スティックキャンディvilあたりを食べていたんじゃなかろうか。

「ああ、私でできることであれば。それだけ大変で重大なことに私が対応できるかどうかはともかくとして、対応しようという気概だけはものすごくあるぞ」

あ!言葉がふわふわしているぞ!
(_30) uni 2021/10/04(Mon) 22:09:01

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「そう言うな。貴様の働き様によっては、便宜をはかることもできるのだぞ、私は。……貴様が信じることはなさそうだが」

それはまさに、知性のありようだ。
提示されたものをそのままの意味で受け取ることなど、そうは無いだろう。疑い。そこに意図を見る。

「凶悪犯というのは、その在り方は死人だが…… 仮に人として、その生を解釈するならば。私に見える姿は、迷宮だな。穏やかな、あるいは攻撃的な。壁が幾つも立ち並ぶ。当然、その迷宮の中には情も、弱みもあるだろう。だが……」

凶悪な犯罪を成し遂げることが、『できてしまう』というのは。それは、やはり常人とはいえない。社会は彼らの様な存在を封じ込めるために、あらゆる手段を用いている。それでも、起きる。犯罪は起きてしまう。
迷宮としての格はこちらが上だと睥睨される錯覚すらある。


「……時たま、自分が……迷い込んだ迷宮の中で虚勢を張る、道化のように思えるよ」
(-270) tasukete 2021/10/04(Mon) 22:10:24

【赤】 知情意 アマノ

無論だ。


オリオンに視線を投げかけたこの狼は即答した。
きっとこの狼よりもオリオンのほうが彼の襲撃に望ましいため。

「存分にやりたまえオリオン。セファーはオリオンを唆したことなど素知らぬ振りで悼んでみせよう」
(*16) uni 2021/10/04(Mon) 22:14:34

【人】 知情意 アマノ

>>63アンタレス様
「囚人の私語を望まれない看守様もいらっしゃるため、このような対応をしております。お気に召さないようでしたら申し訳ありません」

もちろん、あなたの言葉の意図をある程度汲み取った上で言っている。ここが無礼講の場であることも理解した上でこの言だ。

「恐れ多くも申し上げますと、アンタレス様と会話させていただいていることを楽しんでいるのは事実です。それ以外であれば……ああ、これを久方振りに飲んだので若干心が躍っております」

手に持った龍眼水を揺らしながら。
(64) uni 2021/10/04(Mon) 22:21:44

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

「……トラヴィス様もご主人様と近しいことを仰るのですね……。……生死に関わる事柄である以上、相手を信じるか否かだけを考えて済む問題ではありません」

道筋を提示されても真意が見えない。意図が読めない。自分のこれまでとこれからを大きく変える決断を前にしてすぐさま飛びつけるほど愚鈍ではなかった。口の中に広がった苦い言葉を喉奥に押し流すようにワインを煽る。

「迷宮。なるほど、言い得て妙です。生まれ持ったもの、後から作られたもの、時に壊され、あるいは放棄され、……そうして奥底に情や心といった宝を隠し、踏み込んだ者を傷付けることもある。
 ただ、罪人とてかつては常人の枠で生き人間であると認められていた者で、
これらの特徴は常人も持ちえます


男は考えている。『人間を殺してはいけない』と掲げる民衆が『罪人は殺し排除しろ』と唱える矛盾を、ずっと。

「我等凶悪犯の生のみが迷宮ならば、迷宮の中で虚勢を張っておられるトラヴィス様はきっと我らの生に関心を持っておいでなのです。貴方様が私に情を見出したのがいい例でしょう、貴方様は凶悪犯の内にあるものを理解しようとされている」
(-272) uni 2021/10/04(Mon) 22:43:20

【赤】 知情意 アマノ

「愛、か。セファーが言うのもどうかと思うが、そんな歪な愛を持たれてしまうチャンドラに心底同情する」

ひとらしさを好む彼がこの"愛"を受け取った時に何を思うのか、セファーは知り得ない。

「……セファーは……」

口をつぐんだ。ミズガネはなんかさっき死んでたし……名前を具体的に挙げて指定したくはないし……どちらもセファーの口から言いにくくて……明日チャンドラなら今日は[[.or]]を振って決めるしかないのでは……?みたいな顔をしている。
(*19) uni 2021/10/04(Mon) 23:01:48

【赤】 知情意 アマノ

/*もちろん今日チャンドラ明日[[.or]]でもいいと思っています。念のため付け足し。
(*20) uni 2021/10/04(Mon) 23:03:47

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ

「拙の最初の記憶は、戦場です」
「殺して、生きて、食べて、寝て、殺して、殺して、生きて、寝て、生きて、生きて、殺して、殺して、殺して、食べて、殺して、殺して、殺して…」
「育つことも、生きることも、食べることも、学ぶことも。全ては殺す事でした」

「そんな獣とも変わらぬ日々を、ここに来るまで。いえ、それでも拙にとっては今生きているだけ重畳なのです」
「そして今、そうでない日々を送っています。
 拙はあなたを、殺さなくていい。とても幸いな事です」
(-273) hundred 2021/10/04(Mon) 23:08:03

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

名前を呼ばれる。ただそれだけで背筋を悦が下っていく。溺れているのは果たしてどちらなのだろう。或いはこの場では、どちらもなのだろうか。

いつもと違う、上擦って上がる声に目を細める。その上で、口元に添えられた手にも、また違った意味で目を細めた。
引き寄せられるままに顔を近付け、ターコイズに潜り込むように覗き込む。それから、ほんの少し非難するように、口元の手に口付けようと。この手が邪魔だと言わんばかり。

「……ァ゛ー……、」

湧き上がる情欲で言葉が上手く出てこない。あなたに伝えたいのだ、こんなに今あなたを見ている。
纏わる蜜を絡めて、あなたの中へと指が進む。あなたの様子を見ながら、少しずつ、埋め込むように。その肉の感触にも、あなたの甘い鳴き声にも、猛りは増すばかり。
雄の象徴はもうとっくにたち上がり。これだけ密着していればあなたの太腿、或いは同じ男としての象徴に触れてしまっているかもしれない。熱さと硬さを伝えるように。

「……アマノ、」

言葉は、呼び返すだけで精一杯だ。けれどそこにどうしようもなく、焦げるほどの熱を帯びている。
(-274) rustyhoney 2021/10/04(Mon) 23:09:42

【秘】 金糸雀 キンウ → 知情意 アマノ

/*
大きい数を出した方が先手でどうでしょうか!!!!!!!!!!!


なんでミズガネ様は死んでらっしゃったんでしょうかね……?


返事を待たずに振りますがNo!!を叩きつけて頂いても構いません。
セイッ!!! 19
(-275) sym 2021/10/04(Mon) 23:13:42

【秘】 金糸雀 キンウ → 知情意 アマノ

/*
←うわっ・・・私の数値、低すぎ・・・?の顔
(-276) sym 2021/10/04(Mon) 23:14:53

【秘】 知情意 アマノ → 金糸雀 キンウ

/*
おっけ〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡


ご主人様とミズガネの間に何かあったんだろうけどアマノも私も知らないのでメタ視点アマノとPLがヒョエになっています……ヒョエ……


やってやりますわ任せてくださいまし!!!!!大きい出目を出すことには自信ありましてよ!!!!行きますわよソレソレソレソレソレソレ!!!!!!!!!!
45
(-279) uni 2021/10/04(Mon) 23:18:11

【秘】 知情意 アマノ → 金糸雀 キンウ

/*
←これはいえ〜〜〜いI'm winner〜〜〜〜〜の顔。
(-280) uni 2021/10/04(Mon) 23:19:06

【秘】 金糸雀 キンウ → 知情意 アマノ

もしかしてキンウのターゲット……ヤバい……?


「―――それではセファー様。よろしくお願いいたしますね」

これは急に落ち着く人。

/*
よろしくお願いしますわね!トム様には伝えておきますわ〜〜〜!!
(-282) sym 2021/10/04(Mon) 23:23:30

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ

/*
突然のPL連絡失礼します!!!!あの 殺られる前にペットちゃん仲間として事前に連絡取るべきでしたね……!???こちらの確認不足で本当に申し訳ないです!!!!!

そして度々すみません!!現在ちょっと死んでるのとは別時系列で持ち物検査中でして、ちょっと全裸で調べられてる状態(セッしてる訳ではないんですが雰囲気がエッチに見える感じのアレ)で あの これ綿棒(特大)さん的に大丈夫ですか!!!!!?????
(-283) smmmt 2021/10/04(Mon) 23:25:29

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「……なるほど。戦場だったのなら当然、そうしなければ殺されていたのは君だったのだろうな。本当に……周囲に恵まれなかった者が多いな、ここは」

ひとつため息をつくも、続くあなたの言葉を聞いて僅かながら苦笑に近いような渋面を作った。しかし紡がれる声は普段よりも若干穏やかだ。

「殺さない学びと成長を行え、食も生も保証される。償いのためにこそ生きられる。……君が償いを望んでいるのであれば、この場は君にとって過ごしやすい場所でもある、か。
 私も思うよ、君に殺されなくてよかったと。君を殺す環境にいなくてよかったとね」
(-286) uni 2021/10/04(Mon) 23:28:20

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「……無論、そうだ。常人もまた小さな迷宮を持っていて、その点は貴様らと変わりはない。……どちらが悪なのかなどは問わない。当然、『為した方』が悪だ。……ただ、」

その境は。

「『為した方』が、為さなかった方よりも、より複雑で攻略困難な迷宮であったなら…………そう、アマノ。知性の犯罪者。貴様はどう思う?
より高度な謎を解きたい
と感じる感性は理解できないか?常人の群れが何を望んでいるか、優れた迷宮の貴様に解るか?」

常人と、彼らの違いはなんだ?
正義と『常軌を逸した邪悪』との決定的な違いとはなんだ?

「常人は邪悪になれない。無能だからだ」

────だから我々は、常人は、彼らを墓に埋める。
己が得られない宝物庫を、解けない迷宮の真実を、他の誰にも奪われないように。

「私はいつも、そこに踏み込んでは立ち竦むばかりだよ」
(-287) tasukete 2021/10/04(Mon) 23:28:49

【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ

/*
突然のPL連絡に大笑いしながら文字を打っています!!!送られる頃には打っていましたに変わると思います!!!!!びっくりはしたけど面白いしきっと色々あったんだろうなと思うので大丈夫です!!!!!!チャンドラ様ともミズガネともお話させていただいていたので、噛み合うとしたらあっち方向かなーというのもあったので!!!!!!!!!

あとえっちな雰囲気についてもこちら問題ないです!!!我々えっちな関係ではない!!!あとそれを言うのならこっちもあのその恋人ではないんですけど
1日目時制でセックスに至っている相手がいる
ので大丈夫です!?!!?!?!?!??
ナニが大丈夫なのか分からなくなってきましたわ。ちんちんとは。セックスとは。アタイとは。
(-291) uni 2021/10/04(Mon) 23:38:39

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ

/*
スミマセ……スミマセ……匿名箱にも投げましたが、GMに連絡取ったところこの場合は大丈夫との事でした……早とちりクッソ恥ずかしくて地面にめり込み土下座したい気分ですわ……

そして問題ないとの返答ありがとうございます!!!!!!!勢いよく調べられてきます!!!!!!!!!
あと一日目でセックス早すぎませんこと!???????アタイびっくりよ そしてこちらは全然問題ないです!!!!!すみません!!!!!!!!公開楽しみにしてます!!!!!!!!!!!!!
(-292) smmmt 2021/10/04(Mon) 23:43:09

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「やーった♡」

貴方の言葉に嬉しそうに兎は立ち上がり。
ぴょん、と軽く机も、貴方の座るソファも飛び越えて。

貴方の背後に立つとそっと手を伸ばし。

「えいっ」と、小さな声と共に抱き着こうとする。
けれど気配を隠していないそれは避けようと思えば子供でも避けられるだろう。
(-297) konaKURAGE 2021/10/04(Mon) 23:52:32

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

きっと、どちらも溺れている。今ここで熱を分け合う互い以外に溺れようもない。互いが互いに溺れるこれを何と呼ぶのかは未だ分からぬまま。

「ん、っふ……、ぅ、」

漏れ出る声は鼻にかかっていてどこか熱に浮かされているようだった。あなたの顔が近づいたことには気を良くして喘ぎの中に笑みを混ぜ込んだ。あなたの髪が頬を撫でてもくすぐったさに意識が向かないほど、あなたに組み敷かれた男はその柘榴色に溺れている。
だから、手に遮られた口付けにもどかしさを感じ、自らそれを取り払う。それによって先程よりも啼いてしまう分に関しては今度はこちらから口付けようと。

「……はァ……っあ、ッ、は……」

笑い混じりの喘ぎには腹の底に溜まり疼く熱が滲む。あなたの視線が言葉以上に思いを伝えるものだから男もまた心地良さを覚え、女の蜜壺は既にしとどに濡れているにも関わらず奥底から蜜を零す。
あなたの指を迎え入れしっかりと咥え込んでいく内側をあなたは感じることだろう。男の呼吸に合わせ収縮を繰り返すそこは更に貪欲に快楽を求めているようにも思えるかもしれない。快楽を得たいが故にあなたの行動を阻害したくない己の意識とは反し、腰は快楽を逃しきれずに悩ましげに揺れているばかり。男の肌にはすっかり朱が差していた。
密着しているからこそ触れ合う昂りに、男の反り返っている下腹の熱が先走りをあなたに塗りたくる。熱く硬いそれはあなたが自分に欲情している証左でもあるが故に、男の秘所はきゅっと締まる。ああ、それを、私に、

「ほしい。……ナフ、お願いだ、早く、」

焦がされる。あなたに焦がされるのであれば、理性を飛ばしてしまっても構わないと思える。だから。
(-311) uni 2021/10/05(Tue) 0:31:30

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

溺れている自覚もない男は、自覚する分の脳味噌まであなたに注ぎ込んでいる。息つく暇もないこの状態を、溺れていると言わずしてなんと言うのだろうか?
答えは出ない。今はそれどころじゃないんだ。


「……かー、ァ、わ、い、」

笑い喘ぐあなたを、可愛いと評する。その言葉に嘘はないし、それ以外どう言えばいいのかもわからない。何かを可愛らしいと思ったこともないのだ、だからこれが本当にその言葉であっているかどうかも、わからない。もっともっと熱を帯びた、湧き上がる感情の気もするのだが、それも後回しだ。
今は、貰った口付けが大事。離れる前に追いかけ、軽く啄み、熱い吐息を二人分共有したがる。それすら許されるなら、熱く湿った舌があなたの唇をべろりと舐めようとするだろう。

いつもは多弁な方である筈だが、すっかりもう言葉は無くして、ただ荒い息を吐くだけの音を溢す。自身を濡らす先走りも、もうどっちのものかわかったもんじゃない。
指は性感帯ではない、と自認している。にも関わらず、包み込まれ濡らされ、腰を揺らして扱かれるのがこんなに気持ちがいいのか。あなたのより一層反応のいい場所を探そうと、緩やかに蠢かしていた指も、強請る声が聞こえれば一度ぴたりと止めて。

「………食い殺すぞお前ェ、ホント、」

久しぶりに発したあなたの名前以外の言葉は、全く余裕のないもの。
腹癒せとばかりに指をぐるりと回して中を押し広げてから、ゆっくり焦らすように抜き去った。口元へ今抜いたばかりの指を持っていき、てらてらと付着した蜜をあなたのよく見える位置で舐めとる。

それから。のんびり、とすらとれるくらいに慎重に、早る気持ちをどうにか押し込めながら、破裂しそうに思うほど昂った雄をあなたの中に沈めていくだろう。
(-318) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 0:55:38

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

男は、知性の犯罪者は、ターコイズの瞳にずっとあなたを映していた。
優れた迷宮と呼ばれた男には常人の群れが唱える言葉を完全には理解しきれない。自らの持つ認識が世間一般の認識と異なることは知っている。常人の唱える論調に疑問を抱いたところで誰も己を納得させることができないことも、また。

「……謎は解かれるためにあるのでしょう。不可能は可能にするために存在するのです。不完全を許容できないからこそ、人は完璧を求めるのではないのですか」

独白のようなものであり、問いかけのようなものでもある。見て見ぬ振りをして、見えないよう捨て去って、そうして作られた真実と虚しい完全の中で周囲に倣って鈍麻に生きることを男は考えられなかった。
なるほど墓守とはそのような存在だったのだ、と男は唐突に理解した。
限りなく邪悪の傍に立つあなたの足元は常に揺らいでいるのだろうし、油断すれば死人の群れに足を引きずられこちら側に堕ちてしまうのではないか。


「私が言える言葉ではありませんが。よくよくお気を付けください、トラヴィス様。貴方様は私の情という宝を得ましたが、つまりそれは私という迷宮の奥に足を踏み入れたことと同義です。私はただ貴方様の侵入を許します、しかし帰り道はお伝え出来ません。
 ……無能を望まぬのならば、私を暴くと良いでしょう」
(-327) uni 2021/10/05(Tue) 1:14:43

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

あなたが机もソファも飛び越えるのを眺め、そうして抱き着かれるのを回避することもない。ただ口を開くだけ。

「チャンドラ様、ソファが邪魔ではありませんか? 大丈夫だとしても、貴方様を立たせておくなどと恐れ多くてとてもできません。どうか着席いただけませんか、……同席させてしまうことは、本当に心苦しく思うのですが」

抱き着かれるのは構わないので隣にお越しください、と。そういう意図らしい。
(-330) uni 2021/10/05(Tue) 1:25:03

【魂】 知情意 アマノ

「おさけののみかた。」

復唱する声は男の中でも一際珍しい呆気に取られたものだ。マジでこんな声最後に出したのいつですか?

「……グラスを傾けてごくりという話でも、酒の種類や銘柄についてでもないな。酒との付き合い方でいいのかね?君の許容量がどの程度か知らな……、……そもそも飲酒の経験は?」
(_33) uni 2021/10/05(Tue) 1:31:40

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「……私が、貴様の宝を、ね。
 言葉では何とも言えるけれど……」

はあ、と深い息を吐く。肺が震える感覚を覚えるたび、トラヴィスはこうして誤魔化している。震えが表に出てきてしまえば、己を形作る壁のどこかに、致命的な罅が入るような気がしていた。

アマノの論は一部正しく、そして一部間違っている。それは狂人の、
愚かではない人間の
感覚だ。ただびとは、完璧を理解できない。完璧とはどういうことかを想像できない。求めようにも届かなければ、『自分の手に入れたこれこそが完璧だ』と思うしかないのだ。彼は全く有能だ。だから、そもそも不完全と完全の区別がつけられない人間のことを、理解できていない。

「貴様には私がどう見える。迷宮で虚勢を張る私は、宝を強請る赤子に近いか。お前たちはどうして『そう』在るのか、私には分からない……最後には、感情すらも踏み越えて、『成し遂げる』。恐怖も、情愛も……貴様の求める完璧を防ぐ壁にすらならないのか」

グラスを置いて近づいた。
ふらつく足取り。
全く無様な役者だと、己の役柄の一つが嗤う。
(-338) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:53:15

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「…ん、じゃあ、そうする。同席、僕は気にしないし」

お行儀は悪いが。改めてソファの背をひょいと飛び越えた兎はぽすん、音を立てて貴方の横に落ちる形で座る。近くのクッションが反動でほんの少し弾んだ。

そうしてから、肌寒い時のための星空色のショールを頭までかぶって。改めて貴方に抱き着く。きっと見ようと思わなければ貴方からこの兎の顔は見えないだろう。

「聞かなくていい。覚えなくていい。だから、少ししゃべらせて。
…きょう、さっきのこと」

ぽつり、ぽつりとつぶやく。このような姿を人に見せてしまうのなんて。もう100程、時を遡った先だったろうか。

「"俺"はアスカを、ミズガネを。………殺した。首を刎ねたんだ」

貴方ならば。この気まぐれを謳う兎が首を刎ねる事が"滅多に起きない"ことを知っているだろう。

「感触も残ってる。…忘れたく、ない、忘れちゃいけない。
それで僕が欠けたとして。あの子の事を一つでも多く覚えておかなきゃ。そうじゃなきゃ、あの子をきちんと見送れない」

「…あの子の願い事を、叶えてやれない」

「あの子も君も。ひととして生かして、しなせてやりたいんだよ」
「罪がなんであれ。ひとつの命であるきみたちが誰かに消費されるだけなんて、絶対に」

「絶対に、許せないんだ」
(-341) konaKURAGE 2021/10/05(Tue) 2:05:54

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

情事において己に投げかけられる「可愛い」はいつも嘲りを含んでいた。浅ましい己を煽り情けない己を笑うものであった。
それ故に、あなたから告げられるその言葉に宿る熱を受けて胸中を何かが駆け巡ったことに一瞬理解が追い付かない。遅れてそれが多幸感であることに気付き、常の男とは掛け離れた恍惚に近しい微笑みを浮かべた。

そう遠く離れることのなかった唇は再度合わさることだろう。共有し合う吐息のなんと熱く情に塗れていることか。しかしその自覚でまた気持ち良くてたまらなくなる。どこまでも高められていきそうな快楽の中であなたの舌に舐め取られた唇はすぐさま喘ぎの中でまたあなたを呼んだ。
あなたを呼び、求める声が止まらない。普段寡黙で淡々とした男は今、あなたの下で色付きシーツの海と柘榴色に溺れて、荒い吐息が肌を掠めることにすら快楽を拾っている。きっとあなたはこの男の一層感じる場所を探り当てただろうし、快楽に身悶える指があなたの背でもがいたこともわかっただろう。あなたの余裕のない言葉だって心地良い男は笑う。

「ひとかけらだけ、残して……くれたら、っあ、あ……!」

この船において全く冗談になり得ない言葉だって紡げてしまうのに、言い切る前に押し広げられる感覚に大きく喘ぐこととなった。非難するように、あるいは期待するように見上げたあなたが舐め取るものが何であるかを理解しているが故に蜜壺は空白を埋めるものを求め蠢いた。

タマキ・アマノという雌はあなたという雄を求めていた。

「……っぁ、は、あ……っ、んぁ……! ……ナフ、あ、っつ、」

だから、迎え入れた雄を下腹はそれは嬉しそうに迎え入れたことだろう。内壁の襞のひとつひとつまでもがあなたを雄を抱擁した。
(-350) uni 2021/10/05(Tue) 2:25:35

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

あなたを嘲ることなど、一度たりともあるものか。恍惚のような笑みが網膜に焼きつく。雷に打たれたように痺れ熱を発する脳味噌が、また可愛らしいと感想を叩き出す。口にする余裕はなくとも、視線が、柘榴色が訴えている。

名前を呼ばれるたびに身体の芯まで感電したような心地になる。ゾクゾクと腰は震え、それだけで先走りの量が増えるほど。
きっと今まで…71年間全てで名を呼ばれた回数を、今のあなたが楽々超えてしまっていた。嬉しい。強く浮つく胸中が、これは嬉しいのだと強烈に訴えてくる。
もっと欲しい、もっと、たくさん、あなたが欲しい。背でもがく指がその皮膚を裂いてくれないかなんて思う。かといってそれは口に出さず、精々もっと抱き締めるようにと手を再誘導するくらいではあるのだが。

「生き返るまで待てン」

あなたが生き返るまでの間、退屈で死んでしまう。笑いながら更に冗談を返した。あなたが、押し入られる感覚で聞き逃してくれても構わないなんて思いながら。
なぜそんな事を思うのかはわからないが。


「……ッく、ァ、」

柔らかく抱擁してくる内壁の快楽と言ったら。堪らずあなたの頭を掻き抱くかのように力を込める。気を抜いたらすぐにもっていかれてしまいそうだった。
どくどくと脈打つ雄が、あなたの雌をゆっくりと侵略していく。全て収め切って、最奥をツン、と突くことが叶えば、一度動きを止めて大きく息を吐いた。

「……ッふ、ふふ……な、入っちまった、ァ」

嬉しげに、機嫌良さそうに笑いながら、ほんの少し腰を揺らす。
存在を示すように。
(-359) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 2:50:57

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

「……私は、私をこの墓に埋めた常人が……人間が今でも好きです。最期まで人として在りたいと思うほどには、私が人であることを願っています」

訥々と語る言葉はあなたに嫌悪感をもたらす告白だったかもしれないが、長い監獄生活の中で男が抱え続けていた思いだ。男が人権を失い、ペットとして他者に屈することを選んででも得ようとしているものだ。

「虚勢も葛藤も、人だからこそ許されている行為です。故に、仮面の向こうにいたあなたという人間がただ人であったことが喜ばしい。
 ……きっと、分からないという結論に至る『どうして』を積み重ねてきたのでしょう。これからも積み重ねていくのでしょう。それでもなお迷宮を知ろうとするあなたが……答えを得ないことを願うのみです」

その疑問に答えが出てしまったのならば、理解してしまったのならば。

あなたもこちら側の人間だから


男もまたグラスを置き、避けも近づきもしないままあなたをただ見つめる。あなたが何を望むのか、何を奪うのかも知らぬまま。
(-361) uni 2021/10/05(Tue) 3:02:10

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

隣に座ったあなたを眺め、抱き着いてきたあなたの顔が見えないことには特段触れることもなかった。あなたが見られることを望まぬのならば、男は見ない。あなたの意思を男は基本的に尊重してきたはずだ。そして、今も"そのように"振る舞う。

常ならば思考を開示しないあなたが紡ぐ言葉なのだ。
「聞かなくていい」と言うのならば聞く。「覚えなくていい」と言うのならば覚えている。
本当にあなたが望まぬのであれば、そもそも自分を呼んで話すことなどないはずだから。"そのように"。

ミズガネを殺したという言葉には肩が震えたものの、続いていく言葉を聞くと瞳を閉じた。彼の死を悼み、彼の生を思うように。

「……先日、ミズガネから投獄される前の話を伺いました。彼にとって消費され続ける今は苦痛に満ちたものだろうと思いますし、……彼が、この扱いに慣れてしまった私を見て、慣れたくないと零したのも、聞いています」

訥々と語る。この無礼講が始まる前まで大して会話もなかった二人は、二匹ではなかったからこそ言葉を交わし互いの罪を分かち合った。そうして、この監獄を出た後に生を続ける気が互いにないことを理解した。

「けれど、我々が消費されるのは、貴方様のせいではありません。
 私達が自分で決めた最期を得て眠りにつけないのは、チャンドラ様のせいではない」

……無礼な行為だろうと分かっていて、男はショール越しにあなたの背に軽く触れようとする。
(-364) uni 2021/10/05(Tue) 3:18:37

【独】 知情意 アマノ

/*秘話を見て「ナフえっちーーー!!!」となり、神窓を見て「ナフかわいーーー!!!」となり、情緒。
(-365) uni 2021/10/05(Tue) 3:22:57

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

背に触れられるとは思っておらず、びくりと体は震えて。
けれど拒む事も、なにか文句を言うことも無い。ただ兎はそこにいる。

「……少しは、手に入れたと思ってたんだ。
だれかを、友人を…守れる立場も、その為の覚悟も。

……でも、足りない。こんなんじゃ、俺はまだ…」

「ごめんな…アスカ、タマキ。無力な主人で」

「………なりそこないで、ごめんな………」


小さな懺悔だけが続く。
(-369) konaKURAGE 2021/10/05(Tue) 3:37:59

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「……貴様から見れば、揺れる私も所詮は人か」

自嘲。
先ほどまで拷問を為していた手は、しかし迷宮では無力だ。あの男、脱走犯のテラとて、痛みに、恐怖に心の臓を止めた。
だがそれだけだ。
ありもしない望みにかけて、己の罪にまつわる秘密を明かしたりはしなかった。拷問官の情に訴えようとした唇は、しかし己の情を明かしたりはしなかった。ふざけた態度でも、あれもまたこの牢に封じられる死体の一人だ。人類が匙を投げた邪悪。

「あるいは。貴様は既に邪悪に染まり切った怪物ゆえ、私のような『小さな怪物』が人に見えるだけかもしれんぞ」

座っている男の腿に、トラヴィスの膝が乗り上げた。

「私を殺してみないか?」
(-370) tasukete 2021/10/05(Tue) 3:42:31

【秘】 模範囚 メサ → 知情意 アマノ


「とはいえ、殺してしまったのは事実です。
 あの時拙は、どうするのが良かったのでしょうね。いえ、その時の拙にそのような事を考える学もありませんでしたが」

そちらの笑みにつられるように、穏やかな表情に変わりつつ。

「ですが…今夜には誰かを殺さなくてはならないのですよね。ままならないものです」
(-422) hundred 2021/10/05(Tue) 8:41:18

【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ

『ミズガネ』

あなたのもとに短いメッセージが届くだろう。端末を借用しているのならば端末に。そうでないのなら手紙とも言い難い書き置きとして。

『君はまだ生きたいかね。それとも、少しでも早くこの見世物の舞台から降りたいだろうか』
(-432) uni 2021/10/05(Tue) 10:47:44

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ

あなたの部屋に書き置きが残されている。
彼は現段階で、端末を利用していない。

『チャンドラサマから話を聞いたのか?』

『ゲームの事なら、僕は脱落が早かろうと遅かろうとどちらでも構わない。
 強いて言うなら長引いて欲しい。貴方の質問の理由が僕に対する気遣いのつもりであるなら、アンタレスが言っている件の根拠を僕は知っている為、彼には投票しないで貰えれば有難い』

……普段粗暴な彼からは少し想像が付き難い、丁寧な字で書かれている。
(-435) smmmt 2021/10/05(Tue) 11:23:11

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

男は自らが男であるという認識を捨てず、また、自分が可愛いと呼称される見目をしていないことも理解している。それもあって本来反応に困るはずの「可愛い」と伝えられる行為はしかし、熱に浮かされあなたを求める今のアマノにとっては悦びをもたらすものでしかない。これほどの幸福を感じたのはいつぶりだろう?

手を誘導されるままにあなたの背を滑った手は先程よりも強くあなたの背に縋り、されど力が入り過ぎないように爪は立てられていない。今はまだ、そこに気を配るだけの理性があるから。
それから、己の冗談に返された言葉を認識するだけの思考能力を失っている男はあなたが奥に進めば進むほどに背を丸めて震えることとなった。
今は溺れることに忙しい。感情を紐解くのは後でいい。今はこの熱を、この瞬間に。

足先に抜けて行った快楽が爪先を震わせる。

頭を掻き抱かれあなたの胸に顔を寄せる。きっとあなたの肌も汗ばんでいるのだろうがさほど問題なく、こちらも強くあなたを抱き締め返した。機械化された部位にも体温が染み渡って、まるで人に戻れたかのような錯覚を抱く。
最奥で受け止めた雄の輪郭はもちろんのこと、脈動すら感じられそうなほどに肉はあなたの形を覚えようとするだろう。男の持つ雄ですらも喜びにむせび泣くようにだらだらと先走りを零している。当の男といえば、心身ともに満たされる大きすぎる快楽に眉を寄せ、快楽の頂に昇りつめてしまうのを堪えているようだった。腰を揺らされすっかり蕩けた男の身体は、あなたによって塗り替えられていく。

「はい、った……よか、あっ、よかった、……嬉し、イキそ……だ、」
(-436) uni 2021/10/05(Tue) 11:30:25

【赤】 知情意 アマノ

この狼は半分安堵半分残念といったところ。
……理由は、狼自身ですら理解できていないが。
(*25) uni 2021/10/05(Tue) 11:30:52

【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ

『ああ、チャンドラ様から話を伺った』

『あの方も気に病んでおられたが。君もまた気に病んでいる可能性を思い、確認を挟ませてもらった』
『そういうことであれば私はアンタレス様に投票しない』

『私は、君が処刑によって殺害されないことを願っている。見世物にならないよう願っている』

あなたの丁寧な字に男は少しだけ目を丸くして、それから筆跡を指先で撫でた。
あなたの部屋に再度差し込まれた書き置きの文字は無機質極まったものであっただろう。
(-437) uni 2021/10/05(Tue) 11:39:44

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ

『感謝する』

再びあなたの部屋に差し込まれた書き置きには、それだけのたった四文字が、やはり丁寧な字で書かれていた。
(-439) smmmt 2021/10/05(Tue) 11:53:19

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

「……貴方様の言うなりそこないが何を意味しているのか、私には分かりません」

とん、とん、と。軽く背を叩く手の力はそこまで強くない。

「我等は二人とも貴方様の庇護の下にあります。庇護の下にあるからこそ、ミズガネは投獄前のような地獄に身を蝕まれずにいるのではありませんか。彼のような能力を持たぬ者がこの一方的で理不尽な無法の中で感情ある人間でいられているのは貴方様の力によるものです」

主人に対する言葉とも年上に対する言葉とも言えない、語り掛けるような言葉を紡いでいる。

「貴方様が仮に無力であるのならば。私もミズガネも貴方様を主人としていない」
(-441) uni 2021/10/05(Tue) 11:54:43

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

「貴方様は限りなくこちらに近い、いつ我等同様になるか分からないものをお持ちではありますが。しかしそれでも人であると愚考いたします」

あなたが拷問について語るのを聞いて、拷問していく様を眺めて、男は確かに恐怖を抱いた。しかしそれは拷問という技術に多くが向けられていたし、あなたという迷宮の一部を手を引かれ歩いたことであなたという人間への理解が高まったものあってトラヴィスという一個人への恐怖は部屋に入る前よりもずっと薄いものになっていた。

男はあなたが乗り上げるのを止めない。ただターコイズをあなたに向けて言葉を聞いて――僅か、目を見開いて――問いを投げ返す。

「――私として?セファーとして?
 どのような理由で、どう貴方様を殺そうと言うのですか」

あなたを非難する言葉のようでいて、しかしその意図がないことがあなたにも分かるだろう。男にとってこれは確認だ。
(-443) uni 2021/10/05(Tue) 12:04:50

【神】 知情意 アマノ

「ふむ。偏ってしまっては面白みと選択肢の幅に欠けるか。
 ならば私はT-028……ミンに投票しようか」
(G113) uni 2021/10/05(Tue) 12:07:25

【赤】 知情意 アマノ

「セファーは襲撃先を決めた。ゲームの脱落は早くても遅くても構わないと聞いたから、高みの見物と決め込めるようにという意味合いもある」

見世物ではない死を望んでいるのもまた事実だが。
狼は口を開く。

「セファーによる、今日の襲撃対象は――
ミズガネだ。


ランダムを振らずに決めた、対象の名を二人へ。それと、これを盗み聞く君へ。どうか止めてくれるなと。
(*26) uni 2021/10/05(Tue) 12:17:20

【魂】 知情意 アマノ

「……もう一つの苦手なものが何かも気になるが、まずは酒の話か。身体や思考が言うことを聞かなくなるのが嫌という気持ちは分かる。だからこそ私に聞くのは間違いな気がしないでもないが……一般的な知識に基づいたアドバイスならできそうか」

実はこの男、
酒の席につくことがそう多くなかったのである
。お酒にも詳しくない。しかしアルコール度数が低いほうが酔いにくいことを知っているし、○○割りなんていう概念も知っているからきっと大丈夫だろう。多分。なおお酒の強さは64くらいでいかがですか。
酒瓶をじっくり見分する。度数の高いものや辛いものを避けていく。

「喉を焼く感じとなるとそれなりに強いものを飲んでいたのではないかと思うが。ものや飲み方次第ではジュースのように楽しめるものもある。飲み方というのは、そのままかアルコール以外のものと混ぜ合わせるか、という点だな。水割りとかジュース割りとか、そういう言葉に聞き覚えはあるか?」

初心者向けっていうと甘いものらしいから……甘そうなフレーバーのものをピックアップしていく……。サポートAIにしれっとジュースとか牛乳とかっていう割りもの系を申請した。
飲めない分は他の人間にあげてもいいな……と思った。ミズガネとかナフとか。

「届くまで実際に作るのは待つが……そもそもとして、酒の場だから酒を飲まなければならないわけではないのでは? 飲めない人間に飲ませて問題があっても困るのだから、先に飲めないと宣言してしまえばいい」
(_35) uni 2021/10/05(Tue) 12:40:36

【秘】 知情意 アマノ → 模範囚 メサ

「君が何に重きを置くか次第だが、当時の君にとっては殺しが正解だったんだと思う。もちろん殺人が正しい行いというわけではない、しかし殺さなければ君は死んでいただろう。人間であるために死ね、なんて誰も言えない」

「……君は人を殺したくないのだな。殺すくらいなら殺されるほうがましだと思うかね?」
(-448) uni 2021/10/05(Tue) 13:00:06

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

あなたが男であることも、そう呼称される見た目をしていなくとも。いや、男もその二つはしっかりと認識している。後で思い返せば不思議に思うかもしれないが、それは後で。今はただあなたを『可愛がる』ので忙しい。

誘導した手が自分を抱きしめるのに、痛みはない。ないにも関わらず、ただ抱きしめられている指の感覚だけで背筋が粟立つような。もうどこもかしこもあなたに侵食されていて、あなたに触れるどこもかしこもが快楽を生んでいる。
腰を進めるたびに震える身体に、男もぶるりと身震いをした。
普段ならひっつく際に汗をかいていれば汗をかいていると進言するのだが、今これだけ熱く汗ばんでいても、そんな余裕はなかった。離れたくもなかった。どろどろに溶け合ってしまいたかった。

「いくらでもォ、イッていー、からなァ。……一発じゃ済まさンが」

多分一度あなたの内側を蹂躙する程度じゃ満足できない。
自分だって余裕なく、今この瞬間にでもめちゃくちゃに動いて果ててしまいたいのをグッと堪えて。
ぬかるむあなたの内壁を引きずるかのようにゆっくりと腰を引き、さっき見つけたあなたの感じる部分を甚振るように律動を始めた。
(-457) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 15:01:25

【赤】 知情意 アマノ

「ファンサだな」

ありがとう。でもウインクできてないぞ。
(*28) uni 2021/10/05(Tue) 15:25:00

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

どろどろに溶け合う今をあなたと分かち合う男もまた、汗が己の髪や頬をしっとりと濡らしてもそれすらも心地いい。離れずにい続けたいと願う感情が男の抱え続けた未来と相反するものである自覚は、ない。
あなたの言葉を聞いて、この一発では済まない、まだこの悦楽は続くのだと理解し、笑って、

「……な、んぁ、何度でもいー、から……何度でも、ほし、」

言いかけたが。一度は引かれた腰がその一点を狙いすまし突くのであればもう言葉など続けられようもなかった。男の快楽に喘ぐ口の内には唾液を纏った舌がちらつき、あなたの口付けを誘うようでもあるが、塞いでしまっては喘ぎはあなたの咥内にのみ与えられる刺激になるのだろう。

「あッ、あ、気持ちい……っく、っん、あ、あぁ、イく、ナフ、っ……あ、……――ッ!」

そして、二度、三度と執拗に甚振られてしまっては限界が近かった男には当然耐える術などなく。あなたの背に回された手指は縋るように爪を立て、されど男の身体は弓なりにしなることとなった。
快楽が全身を駆け巡っているのか、快楽の中に身も心も落とされてしまったのか、もう判断できない。男の陰茎から吐き出された白濁が腹を汚し、蜜壺は幾度となく痙攣しあなた自身を締め上げる。
あなたが律動を続けるのであれば絶頂から降りることができぬ男が言葉にならない声で大きく啼き続けるのを耳にするだろうし、一度止めてやるのであれば力の抜けた腕があなたの背から滑り落ちシーツに沈むのを見届けることになるはずだ。
(-467) uni 2021/10/05(Tue) 16:03:53

【独】 知情意 アマノ

/*ナフかわいいね〜〜〜♡♡♡♡♡
君がウサチャンなのか……でも高く跳ねる君は確かにウサチャンみがあるな……、……ウサチャンを溶かすか吊るかしなければ勝てない……アッ……ナフ、君にはもう少し先で死んでもらおう……
(-468) uni 2021/10/05(Tue) 16:05:47

【独】 知情意 アマノ

/*とはいえ真に長引かせるのであれば狼陣営とて一人生き残れるかどうかだ。私が死ぬ未来もまた近いのだろうよ。さあ、どちらが先に死ぬかな?
(-469) uni 2021/10/05(Tue) 16:06:53

【魂】 知情意 アマノ

「正直な話をしようか。
それはそう。

 ……そう、その割りだ。アレはアルコールと非アルコールを混ぜることでアルコールの強さを弱める意味合いがあって、」

説明している間にあなたがせっせこ作った大変な飲み物に関してはなんかこう……何してんのコイツ……みたいな目をしているかもしれない……言わないけど……。
そっと今あなたが使った酒瓶を手に取ってアルコール度数を指差した。うわ何これたっか。

「………………………………。
 ……ダビー、ここにアルコール度数という文字があるのが分かるか? ここの数値が高ければ高いほどアルコールが強い、つまり酔いやすいものとなるから避けるべきだな。
 また、酒と酒を混ぜて飲むと悪い酔い方をしやすい。色んな種類の酒を飲むのもそうだな。いわゆるちゃんぽんというものだ。
 どうしても酒を飲むのならばそのあたりに留意したまえ」

言いながら届いた牛乳を使ってカルーアミルクを作った。メジャーな飲み方だと瓶に割り方とか書いてあるよね。あなたの作った
殺傷兵器
日本酒のウォッカ割りをそっと回収してカルーアミルクを差し出した。

「飲むように言われるのは、上の立場の人間が君が酒に弱いという前提を知らないからなのではないか? 酒の強弱を伝えるのは自分のコンディションや性質を進言し共有するのと同じだ、君は酒との戦闘に向いていないのだから戦闘するべきではないだろうよ」
(_37) uni 2021/10/05(Tue) 16:20:37

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

またどうせ乱れる、意味はないと知っていても、汗ばんで頬に張り付いたあなたの髪を避けるように撫で。
何度でも、と強請られ、誘うように舌が蠢くのを見、元より強欲で我慢なんかする気もない男が誘われぬはずもなく。半ば強引に口付ける。あなたの舌を追い、自らの舌で絡め、あなたの嬌声さえも飲み込んでしまおうと。

「ッ、………、は、」

背中に傷が付く心地で口を離す。殺されることですら悦と変換する男が、鋭い痛みをそう受け取れないわけもなく。その上、最も敏感な昂りはあなたの雌に、甘く搾り取られそうなのだ。ぞくぞくと背を震わせながら、しかしそれでも、これで果てるのは勿体ないとばかりに耐え。
止まらぬ。あなたよりひとまわりばかり小さな身体が、あなた全てを腕の中に収めたがって抱き締める。ゆっくり動かしていた腰はどんどん速度を上げ、あなたの中を暴れ回っている。

啼き続けるあなたの声が耳を、脳味噌を愛撫する感覚。溢れるあなたの蜜と男の先走りで水音が上がる。限界が近い。もう一度、とどこか甘えるようにあなたの唇を啄みに行くだろう。どこもかしこも触れ合って、達したい。
(-470) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 16:28:31

【独】 知情意 アマノ

男は端末を操作し、とある一室のロック開錠申請を行う。

開錠時刻は深夜、処刑を終え皆が寝静まった頃。
その部屋が割り当てられているのは、己と同じ主人に飼われる叛逆者。
……オリオンがチャンドラ様を殺るというのならば、自分は自分が生きているうちに彼の手を引き舞台から降ろそう。

もう目覚めたくないだろう。もう殺されたくないだろう。

そう、思っていたいだけなのかもしれない。

「……慣れていないことを。慣れないことを、願うよ」


死ぬことに。
死なせることに。
殺されることに。
殺すことに。
奪われることに。
奪うことに。

アスカ
(-472) uni 2021/10/05(Tue) 16:36:38

【独】 知情意 アマノ

/*ところで私、実は秘話の内容次第で作業用BGMを変えていて……いやまあ皆結構やってることだと思うんですけど……
ナフとのセックスに打ち返す時は梅とらさんの威風堂々にしています。えっち。
(-473) uni 2021/10/05(Tue) 16:48:21

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

頬を撫でるあなたの手指が優しいものだから、何か大きな感情を伝えられているような心地になる。
誘うほどに待ち侘びた口付けを受けると熱に蕩け切った瞳を悦びに細めて。舌はあなたのより深い侵入を誘うように奥へと逃げたがやがて絡められ、互いの唾液と熱が混ぜ込まれた雫を舌に染み込ませるように塗りたくる。くぐもった声があなたの咥内を震わせ、鼻から抜ける甘い吐息を漏らす男は一度は近づいた柘榴色に見入る。

震える背になにか、おおきなかんじょうを抱いたはずなのだが、言葉にできないので。他の言葉など発しようもないくらい、あなたの名前以外の言葉が頭から抜け落ちてしまっているので。男もまた、快楽に跳ね続ける身体に半ば抗うような形で、己よりも小さく若いあなたに己の全てを手中に収めてほしいと願い強く抱き締め返した。
こんなに満たされることなんて、知らない。


色の異なる肌がぶつかり合う音、律動に合わせ悶える男が生み出すシーツの衣擦れ、どろどろに溶け合った交接がかき混ぜられる水音。そういったもので満たされた室内の熱に終わりが近いことはきっと言葉にせずとも互いに理解していたのだろう、男もまたその啄みに応えて、更に舌をあなたの咥内に這わせようとする。奥にほしい、ともに至る絶頂をも分かち合いたい、私という女の奥にあなたを教えて、どうか。
(-474) uni 2021/10/05(Tue) 17:24:40

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

抱き締められることが気持ちいいことだと言うことは元より知っていた。だが、こんな情交の最中にこれほどきつく抱きしめあって、互いの汗と体温に溺れることの快楽と言ったら。
快楽だけには止まらぬ、胸の内に広がる何かはある気がするが、それを追求することは今はない。

男は貪欲だ。もっと、もっともっと欲しい。
欲しがるこの心境すら、焦らすように、いつまでも続けばいいと思っている。

脳味噌が空気の熱や音や雰囲気で色に浸かり淫蕩に溶け。啄んだ口から、更に快楽が送り込まれる。侵入してきた舌を、柔く歯で押さえ、舐り、吸い上げて愛撫する。腰がより一層震えて、腕に力が籠る。

「……ッ、う、ーーーーーッ、!」

合わせた口の間、くぐもる呻き声。あなたの最奥に押し付けるようにして、熱が爆ぜる。びく、びく、と数度身体を震わせてあなたの奥へ精を吐き出すと、大きく息を吐いて余韻に浸り。
(-480) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 17:59:37

【魂】 知情意 アマノ

「甘いだろう? しかしそれも酒だ、飲み過ぎたら当然酔うから気を付けたまえ」

喉を焼く度合いは低めではあるが、それでも身体が温まるのは否定できないはずだ。塵も積もれば山となるとも言うし、酒も積もれば酔いとなるのだろう。多分。

「アンタレス様が看守様方にどう接するのかは知らないが……チャンドラ様やトラヴィス様は笑って許してくださる方だろう。ああ、ぜひ進言するといい」

それから、実年齢132歳のふわふわした男はあなたの問いかけに首を傾げる。

「私は元研究員だからな、君と同様思考が鈍るからという理由であまり飲まなかった。投獄されてからも飲みたくなったことはないが……ミズガネとゲーム期間中に酒盛りしようという約束はした」

同じ主人に飼われているとはいえど二人の会話自体は極めて少なく事務的だったことをあなたは知っているかもしれない。
(_39) uni 2021/10/05(Tue) 18:13:43

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

あなたの咥内に忍び込ませた舌が迎えられ、求められ、抱擁されるのがたまらない。互いの触れられる限界まで触れ合い達した瞬間の視界を白ませるほどの快楽と弾ける熱に、男もまたあなたを咥え込んだ下腹を幾度となく収縮させ、男としての熱も何度目か分からぬ熱を吐いて己とあなたの腹を濡らすことだろう。

「んぁ……ふ、は……」

奥の奥があなたの精を蓄える。内襞のひとつひとつまでもがあなたに染まっていくような心地がする。肩を上下させながらどうにか息を整える最中、許されるのならばあなたに再度啄むようなキスを行うだろう。許されようが許されまいが、男の腕の力が弱まるのは暫くしてからにはなるだろうが。

「……ナフ、」
(-486) uni 2021/10/05(Tue) 18:51:13

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

男は、貴族めいた凛とした空気を捨て去り、娼婦のように囚人の膝へ跨った。

「……貴様らに、近いというなら、それが理由だよ」

瞳は揺れている。そうだ。わかっている。自分が為したことだ。自分は『許されているだけ』の罪を犯した。時代が変われば、国が変われば正義となったものではない。あれはどの時代でも、どの国でも唾棄すべき行いとされていて、だから、だから誰もが恐れている。
ここで許されているだけだ。
それは罪ではないのか?

「……他の。貴様らでなければまだ良かった。まだ私は怒りを保っていられた。共にあれを楽しむ素振りを見せたなら。あるいは下劣に己だけは逃れようとするなら。私は憎悪と嫌悪を抱いて演じ抜くことができた。苦痛こそが贖罪だと、絶望を捧げよと嗤うことができた。
だがお前たちは嫌悪した!


両手を広げた。
どちらが正義か?
────正義は人に宿るものではなく、行いに宿るもの。トラヴィスはそう認識しているからこそ、

まだ2日だ。
まだ2日なのだよ、ヴィオラ弾き。私が舞台を降りることはあり得ない。ゲームを降ろされても、舞台は続く。炎が足りない。私の頭が灼けつくほどの怒りが足りない。故に殺せ。私を舞台に繋ぎ止めろ。この宴を踊りきるために」
(-487) tasukete 2021/10/05(Tue) 18:51:25

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「はッ……ん、ァ、」

ぱちぱちと煌めくような視界で、柘榴色はずっとターコイズから目を離したがらなかった。唇触れ合う距離で、上手く焦点が合わなかろうと、視界をあなたの色で塗りつぶしたがった。
それだというのに達した直後はあなたの様子に気を配ることも忘れ、収縮する内壁に一滴残らず白を塗りつけることにのみ気を取られていた。染まればいい。塗りつぶされて、俺の色になってしまえ。 口にはしない、言葉にはならなかった。

唇を啄まれてやっと、意識があなたに向く。返事をするように啄み返し、あなたの力が緩まるまでは、頬を擦り合わせたり額やら唇やら鼻先やらに口付けを落としたがる。あなたがどれだけ受け取るかは自由だ。

「……はー、ァ、……なァに、アマノ」

まだ甘さの残った声を、小さく紡ぐ。
(-489) rustyhoney 2021/10/05(Tue) 19:04:16

【魂】 知情意 アマノ

「酒は記憶力の良いものにこそ必要不可欠だと聞いたことがある。思考を鈍らせたい時、忘れたいことがある時に用いると良い、と。
 ありがとう、楽しく飲めるように私も頑張……ミズガネが酒に強いことを祈っていてくれ」

酒瓶は大人しく押し付けられます。あるに越したことはないので。

「……私もミズガネも、積極的消極的の度合いやその結論に至った理由は異なれど……ご主人様に飼われている理由は単純明快だよ」

日本酒とウォッカのちゃんぽんというとんでもないそれを飲み、喉を焼いてから。掠れた声で言う。

「――
庇護を受けるため。
強力な看守という後ろ盾を得ることで理不尽な暴力から逃れ、人間として在るため。
 ……ミズガネは恵まれているよ。最初の主人がチャンドラ様なのだから」

後天的な両性である男はそう、囁くように言った。
(_41) uni 2021/10/05(Tue) 19:04:19

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

己に跨るあなたの揺れる瞳を見遣る。仮面を捨てたあなたという個を捉える視線は、逸らされることがない。
男もまたあなたと同じ疑問を抱いていたのだ。人殺しが罪であるのならば、罪人を殺す者もまた人殺しとして罪に問われるのではないかと。それが法によって、規律によって許されているからこそ正しい行いになるのだと男は諦観していたが、あなたは違ったようだった。

あなたの仮面の裏にあった憎悪を、嫌悪を、男は今この時に初めて理解した。感情を踏み越えて『成し遂げて』しまった、境にいるあなたに対して男がはじめに取った行動は両手をあなたの太腿から腰へと回すことだ。普段であれば無礼な行為だと腕を焼かれるであろう行為をやってのけて。

「貴方様が舞台に立ち続けるのを願うのならば、舞台に彩りを添えるのがヴィオラ弾きの役目であると愚考いたします。……さて、どう殺せばあなたの怒りをより激しく燃え上がらせることができるでしょうか? 私の能力は雷ですから、落雷死で即座に殺して差し上げることも可能です。ですが、肉弾戦をも得意としていますから、」

腰に添えていた手をするりと滑らせて、あなたの首まで。

「――暴行による時間をかけた殺害、首の骨を折ることによる殺害等も可能かと」

選ぶがいい。あなたの死に方を。
(-493) uni 2021/10/05(Tue) 19:43:14

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

/*トラヴィス様ーーーーーーーーーーー!!!!!これどうブッ殺してほしい等ありますか!?(エロ方面なら関係者にヤっていいか確認を取りに行きますし、そうでないなら普通にニコニコ楽しい死をプレイしましょうという気持ち)
(-494) uni 2021/10/05(Tue) 19:43:34

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

互いの視界を互いの色で塗りつぶす。ターコイズもまた柘榴色の内に溺れ続け、また、あなたが己に溺れることを願うからこそ閉ざされることもなかった。
男は、声を殺し、逃れようと藻掻き、それでも敢えて媚びねばならない性交しか知らなかったが。あなたとの情交はそれとは全く異なるものだった。自ら溺れ、声すらも求められ、自分の全てを求められることのなんと甘美なことか。

明らかに異なる余韻に浸っている男は、あなたからのそうしたスキンシップに気を良くしてくすくす笑っただろうし、こちらからも何度か同様の行為を行っただろう。

「初めてだ。こんなによくて、……幸せなのは……」

普段あまり大きな声を出さない男の喉は嗄れかけて掠れてしまっているものの、柔らかく甘い。
(-499) uni 2021/10/05(Tue) 20:05:00

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

「即死など赦さない、赦されるものか、私は、私に」

小さく、速く、しかしはっきりとした意思で囁いた。
恐怖が無いとはいえない。むしろ、自分で思ったよりも、彼は怯えていた。引き返せるという意識は、服越しの男の手の大きさに否定される。そうだ。だから彼女ではなく、この男を選んだのではないか。為し得る男を。その知識を。力を。必要として。

「苦しみを。苦痛を。己にも罪にも怒りを燃やし続けるための炎が欲しい。……お前が、……学者なら、その雷があるのなら、
神経を、痛みそのものを叩き込むことができる
だろう。お前の知を使え。力を使え。この私に、」

首が震えた。

「恐怖させろ」


それを為せと命じるのは、罪ではないとでも?
(-501) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:10:56

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ


「理想の主人にも、誰かの友人にも。…なににもなれやしない。
そんなの、なりそこないだ」

息が詰まる、泣いているような、みだれた呼吸音がする。
ぎゅうと握りしめた手は、貴方の服を少し巻き込んでしまったかもしれない。

「……けれど、そう、そうだ。君の、いうとおり。君たちの主人はまだ、僕で…まだ、君たちを。力を、完全に喪ったわけじゃない。
ぼく、は…」

「ごめんね、アマノ。すこし、だけ…やすんだら。もう一度進むから…かた、かしてて…」

意識はあるままだが、普段は隠している耳さえ本来の形になって。崩れるように、貴方にもたれかかって脱力してしまっている。
(-504) konaKURAGE 2021/10/05(Tue) 20:15:47

【魂】 知情意 アマノ

男は元来研究員だ。多少腕っ節は強くとも、能力を封じられている状況では数の暴力にはどう足掻いても勝てないし、看守という絶対的な存在にはそもそも反抗する権利を持たない。
……投獄当初は男性体だったこの囚人は、前の主人の不可逆な暴力によって、ただ男である資格すらも奪われた。

「ああ、喜んで。
……それならもう少し度数少なそうなものを飲むんだったな……まあいいか……


あなたのそれが慰めなのか、慰めによく似た別の何かなのか、男には判断できない。ただ、形はどうあれ男はあなたとの対話を楽しんでいるから、少しだけ強い度数の酒を入れ直したことだろう。

酒瓶については邪魔にならないところに避けておいた。
(_43) uni 2021/10/05(Tue) 20:17:08

【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ

/*ヤッホー!実は何にも考えてないトラヴィスだよ!

アマノくんが本命いるボーイなら私とエッチなことしない方がいいとおもうの君本来NTR的なアレダメだろう?!って感じだし、その辺問題ない上で《アマノというキャラクター》が苦痛を与えるためにそれを必要とすると判断すればよろしく頼むよ!という感じだ!

つまり、『これは苦痛を目的としたやりとり』であるので、君が定義した苦痛をくれ!というのが本題だ!

苦痛を与えるために苦痛を与えないという選択も……もちろん存在する!フリープレイ苦痛!よろしく!
(-505) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:19:41

【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス

/*
考えてないんかいお前!!!!!
ですわ!!!!!!!!

本命ってどこからが本命だと思う?えっちしたらかな?思いを伝えあったらかな?なんかすげえでっけえ感情をぶつけ合っているけどこれ愛なのかな?恋とは?愛とは?アタイとは?(この一文だけでアタイなのバレますわちくしょう) それはそれとしてNTR的なアレダメなのはそう。ドレスコードに倫理観なかったから倫理観置いてきちゃって……境目がわからず……
アマノというキャラクターは『望まれるのであれば』という感じなのでえっちなことしない方向でやります!

それはそれとして苦痛を与えるために楽しく殺らせていただきますわね♡フリープレイ苦痛♡どうぞ私達だけの一幕で苦痛と死をプレイなさってね♡

というわけで日付更新に間に合うかどうかはともかくとして今から返信打ちますのでゆるりとお待ちになってくださいな!
(-507) uni 2021/10/05(Tue) 20:30:09

【赤】 知情意 アマノ

「さて、腕の見せ所だ。……優秀な狩人殿はおられるかな?」

狼は去っていく。今宵の獲物を狩るために。
(*32) uni 2021/10/05(Tue) 20:59:25
 




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