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人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【独】 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
見てるよ〜。
あとで声を掛けにいってやろう。
(-12) tamachi 2021/10/29(Fri) 21:17:10

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「まぁた可愛くないことを言うねぇ……先輩は悲しいよ」

よよよと泣き真似。ものすごく下手だ。

「……安全という経験があるからこそだろうが
 偶にはちゃんとしたものを食いなよ?
 勢喜クンとか喜んで料理を振る舞ってたりするじゃないか
 たしか、同じクラスだろう?」

出費を抑えるために、それは聞き及んでいたことだが。
それでも栄養やら何やらと心配にはなる。
偏った食生活は、年を取った時に大変だと聞くしな。

「さぁて……そろそろ時間かねぇ?」

時計を見れば、もうすぐ下校の時間。
よっと、ブースの扉を開けて中へと入る。
扉を閉めて、その窓からぐっとあなたに親指を立てる。
(-18) tamachi 2021/10/29(Fri) 21:33:41

【神】 朧げな陽光 守屋陽菜

昨日の放課後のこと。

ピンポンパンポーン

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

『繰り返します』

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

ピンポンパンポーン
(G1) tamachi 2021/10/29(Fri) 21:37:49

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「はいはい。小劇場はその辺でいいですよ」

大して寂しいなんて思ってないだろうに。
少なからず僕はそう思わないものだから、そう決めつけた。演技も下手だし。

「偶にくらいは食べてますよ。
 それこそその、勢喜の作った残り物とかね」

普通に食べて欲しいと思われているらしいのは気にしない。
普通に食べて貰えなかった残飯の処理は僕にしか出来ないんだし、それでいいと思っている。

「……そのようですね」

行ってらっしゃい、とブースに入る先輩を見送った。
サムズアップを見はしたが、返しはしない。
流れる放課後の音を聞けば、今日の部活もおしまいだ
(-22) oO832mk 2021/10/29(Fri) 21:40:26

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

ピンポンパンポーン

『おはようございます 朝の放送です
 本日は快晴で、最高気温は高くなりそうです
 野外で活動する生徒は水分補給をこまめにとり
 体調の管理に気を付けてください

 天気といえば、予報も順調で
 体育祭本番も晴れ渡る青空となりそうです
 学園内に晴れ男、晴れ女の比率が多いのかもしれません
 当日もまた、熱中症には細心の注意を払って
 準備にあたりましょう

 それでは朝のHRに遅刻しないように
 今日も一日頑張りましょう』

ピンポンパンポーン
(4) tamachi 2021/10/29(Fri) 21:47:29

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「おつかれー」

一仕事終えて帰ってきた。
といっても大した文でもない、いつもの事務的な文言だが。
なんにせよ、今日の部活はおしまい。

「さぁて、じゃあ私らも帰るか
 鍵持ってくよ?」

ほれ、と手のひらを差し出す。
(-29) tamachi 2021/10/29(Fri) 22:09:09

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「はい、お疲れ様です。
 ちゃんと機材の電源は切りましたね?」

聞くまでもないことだけど聞いておく。
ケアレスミスは誰にでもあることだ。

「じゃあ、施錠はお任せしますよ。
 また明日。守屋先輩」

手にした鍵を渡すと、床の鞄を拾い上げた。
あとは寮への家路を辿るだけだ。
(-33) oO832mk 2021/10/29(Fri) 22:12:47

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「うわ、なにこれ?」

騒動を野次馬的に、もとい心配して見に来たら動物たち。
動物園だってこんな放し飼いはしないよな……、
なんて暢気に考えながら人混みから外れて様子を窺う。

「……ううん、これは……」

事態の収束に関して、無力なので傍観を決め込む。
せめて邪魔はしないようにしようか。
(14) tamachi 2021/10/29(Fri) 22:14:36

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「また明日ー
 気ぃ付けて帰れよぉ」

机に腰掛けながら、片手をひらと振って見送った。
(-36) tamachi 2021/10/29(Fri) 22:16:34

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>17 鏡沼
「おー鏡沼クン お互い大変だねぇ
 お疲れぇ」

ここ空いてるよと、誰のものでもない廊下の壁を差し出す。

「中、どんな感じだった?
 っていうかこの道は塞がれちゃった感じ?」

遠回りしなくちゃななんて言いながら、
騒動から目を離さずにいる。
(21) tamachi 2021/10/29(Fri) 22:33:34
守屋陽菜は、ああやって人相が悪くなっていくんだなと思っている。
(a30) tamachi 2021/10/29(Fri) 22:49:20

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>30 鏡沼
「へぇ、勢喜クンが?」

それはまた一体どうしてと、少し意外そうな顔をした。
改めて騒動の中心を見るもここからじゃ見えそうもない。
ましてや風紀委員のご登場だ。

「…………はぁ、遠回りがてら他のところも見てくるよ
 鏡沼クンも一緒にどうだい?
 女の子一人じゃ不安でねぇ」

からからと笑う。
(33) tamachi 2021/10/29(Fri) 23:00:40
守屋陽菜は、普川 尚久に軽い視線を送った。
(a34) tamachi 2021/10/29(Fri) 23:02:30

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「いやぁ、付き合わせてすまんね」

動物教室の騒ぎから離れて、校舎の廊下を歩く。
人気は少なく、ともすれば騒ぎを見物しているようで。
窓から、その辺りを眺める。

「……あれもまた、薬の影響なんかね?
 見るに、同意の上でのものには見えんが
 勢喜クンも災難だねぇ」

ああ、それと。

「鏡沼クンも、だね
 “友達”があんなことになったんだ、辛くはないかい?」
(-58) tamachi 2021/10/29(Fri) 23:24:37

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「いえいえ、大した事じゃねーですから」

同じ様に、窓から騒ぎの方を見下ろす。
渦中のお姫様は、どうやら目を覚まされたご様子で。

「どー見たって、薬の影響でやがるでしょうねぇ。
 前からアレなら、異能抑制剤が手放せねぇですよ。
 …………、……。」

何でもない様に、そう答えて。
あなたの言葉には、どう答えたものかと僅かな間。
笑みは崩れない。
けれど、こうして言葉に詰まるのは
あなたの前に居る鏡沼が紛れもなく本人だから
だ。
でなければ、いつもの様に軽い調子で答えていただろう。

「……何処までお気付きでやがりますかね?
 と言っても、咎められる様な事をした覚えはねぇですが」

小さく溜息を吐いて、そう答えた。
(-67) RIN 2021/10/29(Fri) 23:42:03

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「咎めるだなんてとんでもない
 同じ神出鬼没仲間じゃないか
 私がガールで、君がボーイ
 ……もっとも、本質的には違ってそうだけどね?」

おっと、動物たちが散っていくね。
……それで片付けていいのかと言う話ではあるが、
難しいことは教師たちが対応するだろう。

「私は単純に心配しているだけだよ
 そう、可愛い後輩たちが悩んでないかなってね
 生徒会も、風紀委員も、手助けになる集団もあるが
 そういうのが眩しいって思う人もいるだろう?」

「君たち二人はお互いに秘密を打ち明けられる、
 そういう間柄だったんじゃないかと
 まぁ、邪推してしまったわけだ
 ……こういうのは気に入らない?」
(-79) tamachi 2021/10/30(Sat) 0:11:06

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「そうですねぇ。
 本質は別物でやがるでしょう」

少なくとも、鏡沼が自動ドアに反応されなかった事は一度も無い。
『自動ドアに反応してもらえなかった鏡沼』を見た事がある人は
探せば居るかも知れないが。


「邪推と言う割には、見てたかの様に言うじゃねーですか。
 …………そりゃあまあ、全く悩んでねぇと言ったら
 嘘になっちまうでしょうね。
 勢喜があんな状態にさせられちまったんで」

視線は、散っていく動物達へと向けられる。
元は制御出来てた彼で、あの状態だ。
逃げ隠れで後れを取るとは思えないが、もしもがあったなら。

「ああ、安心しやがってください。
 気に入るとか気に入らねぇとか、そういうのはねぇんで。
 もし本気で気に入らねぇなら、一生隠れ続けるくらいは
 簡単に出来ちまえるでしょうしね」
(-88) RIN 2021/10/30(Sat) 0:31:12

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「否応なく、噂話には敏感なんだよ
 どうせなら人の逢瀬みたいな、明るい話がいいんだけどね
 ……お節介って、人の恋路の邪魔になると思うかい?」

真面目な顔で、ふざけたことを言う。

「ん、それなら安心だ
 だが、そういうのは気をつけたまえ
 異能の制御に自信があるのはいいが、
 本当に誰にも見つけられなくなってしまえば大問題だ」

先程の真面目な顔から、数段本気の目で。
あなたを……鏡沼創を見据える。
やがて、にへらと顔を崩して。

「……何より、私は気にするぞ?
 そうなる前に、相談して欲しいな
 ……まぁ、勝手に耳に入るかもしれんが」

さて、そろそろ行こうか。
勢喜クンをよろしくとだけ付け加えて、また歩き出す。
(-94) tamachi 2021/10/30(Sat) 1:02:07

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「時と場合によりけりじゃねぇです?
 本人達が望んでねぇなら、却って邪魔になっちまうでしょうし。
 あと一押しがありゃって思ってんなら、その逆でしょう?」

こちらは『いつもの鏡沼創』の顔で軽く返した。

「…………、……。
 そう聞こえちまいました?
 実際は全くの逆で、半分も制御出来てねぇんです。
 ……なぁんて言ったら、どう思います?」

本気の目で射抜かれても、鏡沼創は微笑んだまま。
……いや、本気で見据えたならわかるだろう。
これは、笑みを模っただけの無表情だ。

『皆が抱いている鏡沼創像』と言ってもいい。
テンプレの如き表情・作られた口調。
それに沿わねばならぬ程度には、鏡沼は
自分を見失っている。


 ・・・・・・・・・
「守屋先輩が望むなら、有難く相談させてもらっちまいます。
 するより先に、気付かれちまいそうですけどね」

あなたの言葉に「ええ勿論でやがりますよ」と返し
こちらもまた歩き出した。
(-103) RIN 2021/10/30(Sat) 1:47:11

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 何処にでも居る 鏡沼 創

「…………ちょい待ち
 ……制御出来てない、ねぇ……」

歩き出したばかりだが、
すぐに立ち止まることになるとは思わなかった。
ふむ……このままだと授業に遅れてしまうな。
まぁ、たいした問題じゃないか。
今、目の前のあなたを放っておく方がよっぽど問題だ。

「鏡沼クン、屋上に上がらないか?
 なぁに、私たちなら顔パスみたいなものさ」
(-105) tamachi 2021/10/30(Sat) 2:01:08

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「……? ええ、構わねぇですよ。
 施錠されてでもなきゃ通過出来ちまいますし」

すぐに立ち止まったあなたに首を傾げるも、すぐに同意した。
授業の事は気にも掛けてない様子だ。

屋上へは、誰に見咎めらる事もなく上がれるだろう。
仮に先客が居ようと気付かれないという点は、鏡沼の異能も
あなたの異能も、同じだろうから。
(-111) RIN 2021/10/30(Sat) 2:21:12

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「────う〜……思ってたより寒い」

第一声がそれ。
季節も季節だが、屋上ともなれば寒風に直接当てられる。
やっぱり防寒の備えは急務かもしれない。
せめて、温かい飲み物でも買ってくればよかったか。

「……でさ、どうよ最近? アオハルやれてる?」

話始めのきっかけにと、くそアバウトな質問を投げかける。
(-162) tamachi 2021/10/30(Sat) 8:30:18

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>a49 御旗
「うわ」

通りがかりに見かけて、そんな言葉を漏らす。

「君、大丈夫かい? ええと……御旗クン、だったか
 ハンカチでも使う?」

さっとポケットからハンカチを差し出す。
(59) tamachi 2021/10/30(Sat) 8:35:11

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

メッセージが届く。

『すみません先輩』
『今日学校休むことにしたので』
『部活にも顔を出せません』
(-164) oO832mk 2021/10/30(Sat) 8:44:57

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>60 御旗
「しかしそのままにしておくわけにもいかないだろう
 どこかで上着でも借りてこようか?
 こんな学園だ 貸出の制服くらいあるだろうさ」

それが君なりのお洒落じゃなければ、だが。
大丈夫アピールを見て、怪我そのものへの心配は減った。

「ああ、無理に動かんでいいよ
 そう守屋先輩だ
 光栄に思うほどの大した先輩じゃないさぁ」

「今朝の? ああ動物園みたいになったことか
 ……それで? いや、身体を張ったねぇ君」

ぽんぽんと、小さく拍手でも打とうか。
(61) tamachi 2021/10/30(Sat) 9:01:49

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

メッセージが返ってくる。

『了解』
『休むことにした、んだね?』
『お見舞いにでも行ってやろうか?』
(-168) tamachi 2021/10/30(Sat) 9:03:48

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

『体調崩したわけじゃないんで』
『サボりですよ』

手を抜くことは多々あったけど、学校ごと休むほどのサボりは僕には珍しい。

『お構いもできませんし、お勧めはしません』
(-169) oO832mk 2021/10/30(Sat) 9:12:46

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

『それは安心だ』
『私に言えるくらいの余裕はあるってことだ』

『了解』
『何か欲しいもんある?』
(-171) tamachi 2021/10/30(Sat) 9:21:21

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

『お勧めできないって言ったんですけどね』
『まあいいですけど』

『暇つぶしになるものあった方がいいですよ』
『本当にお構い、できませんから』
(-175) oO832mk 2021/10/30(Sat) 9:43:27

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>63 御旗
「おいおい、褒めてもなんも出ないぞぉ?
 あ、アメちゃんいる?」

すぐに物が出てきた。ちょろい女。

「ん、保健室いくの? 道分かる?」

心配からか、着いて来ようとする様子。
(64) tamachi 2021/10/30(Sat) 9:48:49

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

『じゃあカップヌードル持っていく』
『勢喜クンのご飯がなくてお腹空いたんだわ』

『ポットくらいあるよね?』
(-178) tamachi 2021/10/30(Sat) 10:14:30

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

>>65 御旗
「私含めてみんな子供だよ」

ふふんと押しつける。
マスカット味。

「運動部だろうと帰宅部だろうと、怪我はない方がいい
 お医者さんだって、暇な方が嬉しいだろうさ」

「ほいほい
 忙しくなるかもしれんが、
 それは未来の自分に期待しよう」

ってなわけで、レッツゴー。
(66) tamachi 2021/10/30(Sat) 10:20:01

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

『ありますよ。原始人じゃないんですから』

『僕の分は必要ないので、先輩の分だけどうぞ』
『それじゃあ、待っています』
(-179) oO832mk 2021/10/30(Sat) 10:29:40

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

メッセージを送った僕は、部屋に向き直って嘆息した。
苛立ちに任せて散らばった本が、床やベッドに数冊。

……片付けないとな。
でなければ、余計な心配をかけまいと、普段通りに接した意味がない。

この苛立ちも、その理由も、誰にも話す気などないのだから。
(-180) oO832mk 2021/10/30(Sat) 10:30:13

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「お邪魔しまーす」

こんこんと扉をノックする音。
男子寮だろうと、苦も無く辿り着くことができる。

中に招かれれば、ずかずかと入り込んでくる。
手にはコンビニ袋。

「おーっす、元気そうじゃん?
 あ、流し借りるね」

顔を見るや否や、早速とお湯を沸かそうと。
(-183) tamachi 2021/10/30(Sat) 12:30:09

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「はいはい、いらっしゃい」

ノックが聞こえると戸を開けて、招き入れた。
本棚が2つ。どちらもデザイン系の本で埋まっている。
フォントデザインからプロダクトデザインまで、その内容は多岐に渡っていた。
荒れた形跡は一切残っていない。

「どうぞ。
 そりゃ元気ですよ。サボりですから」

流しを明け渡して、パソコンデスクの前の椅子に座る。
他にも食事用のローテーブルとローソファがあるから、必要になればそこへと促した。
(-184) oO832mk 2021/10/30(Sat) 12:38:01

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「いやぁ、それにしてもけっこうやるもんだね?
 巻き込まれたんだろうけどさ
 ……忙しいだろうに、大変だったねぇ」

保健室。
騒ぎに対処するように、養護教諭は出払っているようだ。
適当に、包帯や消毒液なんかを見繕っている。
もっとも、あなたの方が詳しいだろうが。

「私もびっくりしたよ
 勢喜クンのことは全然聞かなかったからさ」

あ〜と、違いの分からない瓶を見比べながら。
世間話のように、話しかける。

「そういえばあれから椿屋クンはどうなったぁ?」
(-185) tamachi 2021/10/30(Sat) 12:41:17

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「サボりだろうが、元気じゃないことだってあるじゃんよ
 学校が面倒だと気が滅入っただってそうさ」

ぺりぺりと包装をはがしつつ、お湯を待つ。
シーフード味。
他にも数個持ってきたが、それは残り物。

「なんの勉強してんの?」

遠目から、パソコンに向き合う背中に。
(-188) tamachi 2021/10/30(Sat) 12:58:55

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「あ、付き添いです」

保健室で物色しています。
(69) tamachi 2021/10/30(Sat) 14:11:50

【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 朧げな陽光 守屋陽菜

消毒液はそれで、包帯とガーゼは確か〜、など、
怪我人だというのに率先して働いていく。

「よくあることですよ。
 特にB組は現地でいろいろハプニング起きますからね。
 なんだか慣れちゃってます、こういうのも」

それで、椿屋の名前を出されると、
ちょっとだけ渋い顔。皆やっぱ気になるよな。

「それなんですけど……
 勢喜の異能の暴走と同じく、
 向こうでもちょっと異能が変なことになってるらしくて。

 無関係じゃないのでは〜とか噂されてます。
 体育祭前ですからね。みんな噂に飢えてます」
(-198) backador 2021/10/30(Sat) 14:20:08

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「滅入るような繊細さはないですからね。
 そもそもそうだったら、見舞いの許可なんて出さないでしょう」

包装が剥がされる音。粉末ソースの匂いがした。
この時間まで食事を摂っていないから、鼻が敏感だ。
僕は気付かれないように先輩に背を向けたまま、トラックボールを転がす。

「勉強じゃないですよ。暇潰しです。
 建築CAD検定の過去問を解いていました」

フリーソフトのCADソフト、傍らには過去問を添えて。
この図を製図しろ、と問題文は言っている。
画面に映し出されるのは、書きかけの間取り図だ。

別に建築家になりたいわけじゃないから、本当に暇潰しだけど。
(-199) oO832mk 2021/10/30(Sat) 14:24:58

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「ん〜……」

ぽりぽりと頬を掻く。
そういう話じゃないんだよなぁと、ちゃんと向き合おうか。

「……御旗クンさ
 
彼女を“説得”して付き合ってもらったんでしょ?

 その後、どうなったのって話」

必要なものを渡しつつ、あとは元の場所へと。
ちゃんとわかってるお薬だから、簡単に戻せるだろうさ。
……どこかの謎のものじゃなくてね。

「噂ってのは無責任なものだからねぇ
 私もよぉく耳にするよ
 ……これも、その一つの“噂”だけどさ」

「竹村クン、登校してるみたいだけど大丈夫なのかね?」

眼鏡の奥、瞳があなたを捉えて。
(-202) tamachi 2021/10/30(Sat) 14:40:15

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「保健委員が来たのなら話は早いかなぁ?
 あ、白入〜
 誰もいない間に包帯とか使っちゃったから
 あとはよろ〜」

辻ハグして、元気な女は退散していった。
(79) tamachi 2021/10/30(Sat) 14:42:31

【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「───へえ」

座っていた後輩は、僅かに目を見開いたかと思うと、
次の瞬間にはあなたの目の前に。

でも。事を起こすにも、ここは、マズい。
人が今もごった返す寸前であるというのに。
何をしようとすぐに怪しまれてしまう。

「盗み聞きとは、感心しないなあ、なんて……
 御託はいいですよね。正直に言いましょう。

 薬を服用してもらって、それだけです。
 そのあとに休んだのは薬の効果によるもの。

 ……普通に悪い影響が出てないか気が気じゃなったので、クラスメイトの人脈を辿って経過を気にしてました」

かくん、と首を傾げた。
そのちょっとした勢いのまま、背中を向けて、
床に伸びた、少し色濃い影を踏みしめ戻っていく。

「勢喜のように分かりやすいものなら助かります。
 故、竹村が大丈夫かどうかは俺の知るところになく。

 守屋先輩は……止めたいですか?この騒ぎ」
(-206) backador 2021/10/30(Sat) 14:55:42

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「……なんだって?」

耳慣れない単語。
え、そんな検定あるの? 過去問解いてる?
やっべ〜……全然知らない世界だわ。

「……暇つぶしでやることかね?
 資格は多い方がいいとは聞くけどさぁ」

漢検や英検といった、
学業からの延長線にあたるものは取得しているが。
それ以外のものは、手をつけるまではいかないものだ。
あぁ、異能検も取っておかないとなのかね?

そんな現実逃避をしつつ、三分。
部屋主のことを気にもせず、昼食の時間だ。
ずるずる……。

「……それ、面白い?」

背中に向けて。
(-207) tamachi 2021/10/30(Sat) 14:55:46

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「私からすれば、内緒話を目の前でされたもんだよ
 ……ま、それも私のせいなんだろうけどさぁ」

目の前に立ち塞がる男の子。
いくら後輩だろうと、どうしたって自分より大きくて。
少しだけど、威圧感があるなと思ってしまう。
……ううん、実際にそういったつもりもあるだろうか。

「誰かさんにも言ったけどさぁ……
 “納得”して処方されてるんだったら、なんも言えんのよ」

「私は小心者だからさ
 異能が“変質”するっていうのに期待を持ってはいるんだ
 だけど、同じくらい危険視もしてる
 ……治験には参加したくないけど、
 美味しいところは食べたいとは思うんだよ」

ズルい女だなぁと、薄らと口を歪めて。

「けっきょくは薬次第なんだよ
 止めたいか、続けさせたいかは」

「御旗クンは……どうして自らそっちに志願したんだい?」
(-209) tamachi 2021/10/30(Sat) 15:11:38
守屋陽菜は、白入 熊がもふもふだ。 またね〜!
(a54) tamachi 2021/10/30(Sat) 15:13:55

【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「まさか。俺も似たようなもんですよ。
 変なことになる危険性があるから自分で使わなくて、
 あの手この手で人に使ってもらってる。
 
 だから、もし薬が危険だらけだったら。
 きっと俺はそのうち降りるでしょうね」

あーもうわかったわよ!なんて言葉を聞いたのは、
昨日の事の様に……いや昨日の事だったな。

「……さあ、何故でしょう。
 聞いてたなら分かると思うんですけど。
 自分ですらコレ!って理由がないんでね。

 ああでも、思い当たるものが一つあるとしたら」

「俺は、俺の胸を張れる御旗を模索している最中。
 この道の先にあるかどうかは……不安だけど」
(-212) backador 2021/10/30(Sat) 15:27:35

【独】 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
自分を見失ってる人たち多すぎませんか?
それとも、そういう人にばっかぶつかってるだけ?
(-214) tamachi 2021/10/30(Sat) 15:32:22

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「建築 CAD検定。機械製図の検定ですよ。
 どれだけ効率的にソフトを使えるかの検定みたいなもんですけど」

検定なのでもちろん制限時間もある。
タイムアタックのように取り組めば、大体ゲーム感覚だ。

「まあ、面白いですよ。
 人にはお勧めできませんけど」

白濁とした魚介のスープの香りに麺をすする音。
トラックボールから手を離して、椅子ごと身体を向けた。
立っていても座っていても、僕の姿勢は悪い。

「先輩こそ、美味しいですか、それ」

向き直って漸く、『残り物』の存在に気が付いた。
僕はこめかみを軽く掻く。
(-216) oO832mk 2021/10/30(Sat) 15:33:39

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「……そこまで考えてて、そう仕向けるのは悪い男だねぇ
 出来れば、早いうちに判断がつくことを願ってるよ」

はあ、と溜息。
きっと私の期待とは違う、あなたの希望があるのだろう。
褒められたやり方ではないがね。

さぁて。

「胸を張れる、ねぇ
 ……それはやっぱり、周りと比べて、なのかな?」

たまに見る、誰かを遠くに見る様子を思い浮かべる。
(-224) tamachi 2021/10/30(Sat) 15:50:07

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「昼になりゃ、もうちょいマシかもしんねぇですが。
 今年は、ほとんど秋がねぇ感じでやがりますねぇ」

おお寒、と少し大げさな物言いをしてみせた。

「そうですねぇ。
 こうして美人の先輩にお誘いされて屋上、ってのは
 アオハルそのものじゃねぇです? 守屋先輩の言う
 アオハルの定義次第ではありやがりますが」
(-227) RIN 2021/10/30(Sat) 15:57:50

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「…………はあ」

思わず空返事をしてしまった。
どうにも、理解が追いつかなくて。
まぁ面白いならいいか。うん、本人がそう言ってるしな。

「ん? 美味いよ
 よくあるカップ麺だけどさぁ、
 こういうのが食べたくなるときってあんだよねぇ」

もういいのかなと、視線だけ向けながら麺をすする。
なんだかんだ言って構ってくれんだよなぁ。

「朝日も食べる?」
(-229) tamachi 2021/10/30(Sat) 16:04:30

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「お〜! お世辞が上手いねぇ?
 そういうの大事だよ」

うんうんと頷きながら笑う。

「アオハルって定義が難しいよなぁ!
 私が思えばいいのか、鏡沼クンが思えばいいのか、
 関係のない誰かが思えばいいのか……
 まぁここは、こういうことにしよっか!
 鏡沼クンは学園生活、楽しんでるかい?」
(-231) tamachi 2021/10/30(Sat) 16:10:29
守屋陽菜は、教室で見かけない。 どうやらそういう日らしい。
(a56) tamachi 2021/10/30(Sat) 16:11:57

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「やーですねぇ、お世辞だなんて」

と、調子を合わせて

「アオハルに限らず、大体のモンは難しいんじゃねぇです?
 ここで、『楽しい』の定義をーなんて言い出しちまうと
 ややこしい事になっちまいそうですよねぇ」

「……さて、どう見えやがってます?
 そーいう質問来るって事は、あんま楽しそうじゃねぇって
 思われちまってそうですが」
(-235) RIN 2021/10/30(Sat) 16:23:57

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「………いえ、僕は」

ただでさえ廃棄パン生活だ。
勢喜が煩いし、と言おうとした口は止まる。

「………。
 なら、後で戴きます。今はいいです」

少し不快感を抱いた僕は、眉を顰めた。
前髪の下で見えないだろうけど、妙な間は空いた。
僕は嘆息する。そういえばアイツは、あれから目を覚ましただろうか。
(-236) oO832mk 2021/10/30(Sat) 16:25:50

【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「む。挙句踏み込んでくる。
 ……周りもそうですね。皆はきらきら輝いてて。
 俺はまるで地面を這う──そんな気持ちで」

ほんの少しだけ言いよどむような間があって。

「でも、結局一番の敵は自分なのかもしれません。
 俺は、自分の異能が嫌いで。
 それが有る限り、どこまでも上を目指してしまう。

 ただでさえ目覚ましい成績がないから……
 だから、こんな手段をとってるのかも、ですね」
(-238) backador 2021/10/30(Sat) 16:26:30

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「質問者の心情を考える、よい考察だねぇ
 現代文のテストは得意かな?」

にやりと眼鏡を光らせて。

「そうだねぇ……
 あくまで、私から見える鏡沼クンの話だ」

「君は、とても広範囲に活動しているように見える
 それこそ、私には把握しきれないほどだ
 部活動や委員会、全てに足を運んだいるという話さえ
 ……忙しそうだなと、そう思うよ
 月並みな感想だけどね」

「無理はしてないかい?
 その全てを、楽しむ余裕はあるのかな、とね」
(-244) tamachi 2021/10/30(Sat) 16:38:34

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「……ふぅん?」

やけに素直に受け取るなと。
どちらにせよ、残すつもりだったのだが。

さてと、空いた間を考える。
話す途中で間があったということは考えた、ということ。
何かを取り繕おうとした、とも。
とはいえ、だ。

「そういえば今朝のこと聞いたかい?
 動物園になったって話だけど」

「なんか関係ある?」
(-248) tamachi 2021/10/30(Sat) 16:50:05

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「取り立てて、現代文が得意って訳じゃねーですねぇ」

あなたなら知ってるかもしれない。
鏡沼創は、全教科で大体学年20位以内くらいに居る。
勉学に全てを擲っている人間に目の敵にされない程度で
且つ、優秀とは判断される位置と言っていい。

「……仮に、の話になっちまいますがね。
 もし、分身の術が使える人間が居やがったとしたら
 言うほど疲れねぇと思いません?
 ほら、『身体がもう一個あったら、いろんな事出来るのに』
 なんて言いやがるでしょう?」

実際、鏡沼の異能は分身ではないのだが。
限りなくそれに近い状態になっているのは確かだ。
鏡沼創を知る人間の数だけ、鏡沼創は存在する
のだから。

「だから、肉体的疲れは然程でもねぇんです。
 けど、楽しんでるかと言われると、ビミョーなとこで
 やがりますねぇ。
 言葉を借りるなら、余裕がねぇって事になっちまうかと」
(-250) RIN 2021/10/30(Sat) 17:00:28

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「あぁ、ごめんね 心配だったもんで」

君が、というのはもちろんだが、
また知らないうちに知り過ぎてしまうことも。
ならせめて、正面切って聞いた方がマシだろう。

「……自信がないのか、はたまた理想が高いのか
 出来れば後者の方だといいんだけどねぇ
 ……自分と異能が切って離せないものだから
 上手く付き合えるようになるといいね」

その目はあなたを見ているようで、どこか遠くにも。

「……カッコいい男を目指しなよぉ?
 きっとモテるぜ」
(-251) tamachi 2021/10/30(Sat) 17:01:30

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「色んな人に頼られてるってもんだからねぇ
 分身したところで、それぞれが意思を持って動くんなら
 それは各々、似た顔の別人たちなんだろうねぇ
 最終的に全部オリジナルに返ってくるんだろうか?」

だったら、まさしく人以上に疲労しそうだと。
仮に、の話に嫌そうに顔を顰める。

「……うん、そっか
 あんま、君のことは詳しくないからさ
 異能のこととか含んで、無責任に言うのも違うかもしれん
 ……その上で言わせてもらうと、隠れ続けたっていいよ」

「一番に、自分のことを大事にしな
 それが出来るのは、自分なはずだからさ」
(-254) tamachi 2021/10/30(Sat) 17:14:42

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「……その、『自分のこと』ってのがわかんねぇんですよね」

さて、どう説明したものか。
これはもう、百聞は一見に如かずというやつかも知れない。

「えーっと。守屋先輩は、好きな動物って居やがります?
 別に、めっちゃ好きーとかでなくても構わねぇですが
 取り敢えず、突然出くわしても悲鳴上げて逃げ出さねぇって
 レベルの動物を指定してもらえると有難てぇですね」
(-259) RIN 2021/10/30(Sat) 17:27:56

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

しらばっくれるのは簡単だ。
部屋にいたから何も知らないとそう言えばいい。

「先輩、あの野次馬にいたりしました?」

僕は溜息をつく。
割と目立つことをした自覚はあったから、しらばっくれたところで無駄だと判断した。
どうせ今を誤魔化せても、そのうちどこから僕の関与は知れてしまう。

「まあ関係はありますよ。サボりの理由としては。
 でもそれだけです。
 ……結局騒ぎは、収まったんですかね?」
(-260) oO832mk 2021/10/30(Sat) 17:29:41

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「好きな動物? そうだね……
 animalとか、かね?」

ふむと、パッと思い浮かんだものをあげる。
(-261) tamachi 2021/10/30(Sat) 17:42:22

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「野次馬にはいたよ
 危ないんで離れて見ていたけどね」

「そうか……うん
 ……ああ、あのあと動物たちは大人しくなったし、
 それぞれ戻ったり、戻したりしてたよ
 しばらくは騒然としていた……いや、今もしてるかな」

学校を抜け出して来ているのだから。
まだ、対処している人間もいるのだろう。

「……心中が落ち着かなければ、しばらく休んでてもいい
 当日も休まれると困るけど、それまでは何とかするさ」
(-264) tamachi 2021/10/30(Sat) 17:51:11

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

ということは、勢喜は目を覚ましたんだろう。
大型の動物たちの中でその姿を見ることは出来なかったけど、あの騒ぎの中心が誰だったのか僕は確信していた。

それについては素直に安堵して、続けてまた不快感が湧き上がる。
誤魔化すように立ち上がって、僕は麦茶をいれた。
ついでとばかり先輩の分もローテーブルに置く。

「大丈夫ですよ。
 今日は部活に穴を開けましたけど、以後はこんなことはありません。
 安心してください」

ソファでなく床に座ると麦茶を煽った。
(-269) oO832mk 2021/10/30(Sat) 18:00:37

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「鯱って、動物園より水族館に居やがりません?
 ま、問題ねぇですが」

そう言った次の瞬間、あなたの隣には鯱が居た。
そしてあなたは、
その鯱を鏡沼創だと認識している
自分に
気付く事だろう。
この鯱は、一片の疑いの余地もなく鏡沼創なのだと。

「……とまあ、こんな感じで。
 
『相手の脳に干渉して、鏡沼創という存在を書き換える』

 いうのが、僕の異能でやがるんですよ。
 しかも、半分も制御出来てるか怪しいモンでして。
 居て欲しいだとか、居るかも知んねぇだとか思われたら
 其処に居るって認識されちまうんですよね。
 逆もまた然りなんで、居ても居ねぇ事になっちまいます」

鯱は当たり前のように喋る。
喋っても何もおかしくない。この鯱は鏡沼創なのだから。

「当然、僕はどういう風に書き換わっちまってんのか
 把握してますから、オリジナルに返って来るかって問いの
 答えは、Yesになりやがるんでしょうね。
 僕とどういう風に過ごして、どういう印象を持ったかって
 いうのも、『鏡沼創という存在』の範疇みてぇなんで」
(-270) RIN 2021/10/30(Sat) 18:04:09

【独】 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
気ぶってもいいかい?
是非とも、二人の絡みを見てみたいよ。
(-273) tamachi 2021/10/30(Sat) 18:18:54

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「…………」

出されたグラスに口をつけ、水面を傾ける。
表面をなぞる程度を流して、またテーブルに置く。
一息ついた。

「まぁ、そう言うなら仕方ねー
 たまには先輩に甘えてくれたっていいのによぉ」

ずるずると最後の一口。
流れるように合掌。ごちそうさま。
念入りにゴミを片付けつつ、戻る準備を始める。

「あぁ、そうだ
 朝日も噂くらいは聞いたことあるだろうけど、
 薬には気をつけろよ〜
 今朝のも、もしかしたらそういうのかもしんねぇから」
(-279) tamachi 2021/10/30(Sat) 18:51:26

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「甘えてますよ、これでも。
 ……お見舞い、ありがとうございます」

でなければここに来るのを拒んでいた。
誰の顔も見たくないから学校だってサボったのだし。

「薬って。例の新薬ですか?
 今朝のがその薬のせい、と言えばそりゃ納得もできますけど」

片付けを始めるのを見て、ゴミはこちらで預かると提案をした。
他のゴミと一緒に捨てるだけだし、大した手間じゃない。

「……僕より先輩の方こそ気を付けてくださいね。
 アレ、異能が強くなったりするんでしょう?
 行方不明になられたら、部員みんな困りますから」
(-282) oO832mk 2021/10/30(Sat) 19:21:07

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「…………うぉお……」

目の前の“鏡沼クン”に思わず後ずさる。
先ほどまで眼鏡の優男であったはずなのに。
最初からそうであった気すら思えてくる。
……触ってみても、鯱なのだろうか?

……流石に、遠慮しておこう。

「……他人の意識下の鏡沼クンを、
 その本人のみに認識させるということ?
 しかも、君の意思のみに関わらず、か……」

その上、どう変わったのかも反響があると。
……異能が本人の手を離れて一人歩きしている。

「……それは、異能抑制アイテムを使った上でかな?」
(-283) tamachi 2021/10/30(Sat) 19:24:40

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

「どういたしまして」

くくくと、白い弧を描いた。
スープだけ流しを借りて捨て、後は任せると。

「そそ、何が起きるかはわからんらしいけどね
 嫌なことを言うねぇ
 その時は、代わりにマイクを任せるからなぁ!」

冗談めかして豪快に笑い飛ばした。がはは。
朝日なら、流れは頭に入っているだろう。

「じゃあ、またなぁ
 何かあれば連絡してくれ」

邪魔したなと、部屋を後にした。
(-285) tamachi 2021/10/30(Sat) 19:44:57

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「僕の放送なんて聞くに耐えませんよ。
 放送部の威光を守りたければ、
 …って、言わなくても分かりますね」

ゴミを預かると、1度流しに置いておいた。
あとで水洗いくらいしておこう。

「はいはい。先輩こそ。
 今日の部活、また何かあれば連絡ください」

寮には校内放送は届かない。
そうでなくとも体育祭の準備の真っ只中なのだから、事務連絡くらいはいつでも受け付けるつもりだ。

見送った後、また僕は嘆息する。


(……薬、ねぇ)



先輩がいなくなるなど、本当に縁起でもない話だ。
そうなってしまったとき、見つけられる自信なんてものはどこにもなかった。
(-286) oO832mk 2021/10/30(Sat) 19:56:26

【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「どうも。モテるのは男の夢です。
 まずもっと器用に生きるべきなのは分かってるけど。

 ……カッコよくあるために、
 どんな形の自分を望むか、だなあ、あとは」

保健委員の声が近付いてくるのを感じて、
内緒話もここまでかな〜、なんて思ったり。

「何から何までありがとうございます、先輩。

 出来れば、ですけどあんたに薬を持ち掛けるのは、
 よほど急を要さない限りはよしとくことにしますよ」

結局、今この瞬間は見逃してもらえるんだ。
だったら、ちゃんと見返りもあった方がいい。
(-287) backador 2021/10/30(Sat) 20:07:10

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

ちなみに、触っても鯱である。
五感へのフィードバックも完璧だ。
つまり、
実在しない鏡沼にも触れる事は出来る。

『鏡沼創に触れた』と脳に認識させる事によって。
あくまでも脳への干渉なので、実在しない鏡沼相手だと
自動ドアは開かないが、実在しないので問題無い。
逆に、本人が誰にも認識されてない状態でも、自動ドアは
正しく開くのだ。

「こうして大袈裟に弄るのは、まだやり易いんですがね。
 あんま弄り過ぎると、相手に負荷掛かっちまうんで」

そう言って、鏡沼はまた人間の姿に戻った…様に見える。
今の鏡沼創は、眼鏡の優男だ。

「文字通り何にでもなれるんで、恵まれちゃいるんですが。
 細かいトコってなると、自分でも、僕ってどんな感じで
 やがりましたかねぇ?って感じになっちまいまして。
 相手側の負担を考えても、各々が想像する僕に沿わせといた
 方が、色々丸く収りやがるんです」

「ええ、お恥ずかしながら。
 そりゃ薬飲みまくって常にゼロにしときゃ、こんな事には
 なんねぇでしょうがね。
 完全に無能として生きていくの、キツくねぇです?
 そうでなくても、昨今色々と不穏じゃねぇですか。
 自分の身ぃ守れる程度には、残しておかねぇと。
 コレが暴走しちまったら、洒落になんねぇですから」
(-291) RIN 2021/10/30(Sat) 20:23:34

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠

「“あんた”じゃなくて“守屋さん”だろ?
 口の利き方がなってないぞぉ!」

たいして気にもしないが、わざとらしく胸を張ってやろう。
張る胸もないが。
どんな男になるのか見ておくよ。

「ちゃんと傷の手当てはしてもらいなよ
 動物の牙や爪って、病原菌とかあるかもしんないから」

と、そこでばたばたと人が雪崩れ込んでくる。
二人っきりの保健室もおしまい。
内緒話だってそう、おしまい。
(-327) tamachi 2021/10/30(Sat) 23:58:13

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「────それもそうだがねぇ……」

元に戻った、と見えるあなたを見てうーむと腕を組む。
認識に影響がある以上、模造品でないと言えないのだから。

「……異能の暴走に、問題の大小なんてないよ
 そりゃ、周りから見れば被害を受けるものが危険だろうさ
 でも、たとえ他に迷惑をかけなくたって、
 本人が苦しいのは一緒なんだから」

そこは比べるものではないし、並べることもできないと。

「ちなみにそれってさ
 鏡沼クン自身も影響を受けてたりとかするのかね?」
(-330) tamachi 2021/10/31(Sun) 0:06:57

【神】 朧げな陽光 守屋陽菜

お昼の放送はない。

ただ、音楽だけがかかっている。
流行りのJ-POPがランダムに流れ続けている。
(G3) tamachi 2021/10/31(Sun) 0:09:44

【独】 朧げな陽光 守屋陽菜

「────…………」

また耳にした“噂”。
聞こえると言っているのにと、苦笑していたが。
ある生徒の名前が発せられて、凍りついた。

「────……そう、か」

自分が挙げられることは想像していたくせに、
後輩が、朝日元親が浮かぶことは考えもしなかった。
数多くいる中でどうして、よりにもよって彼なのかと、
……そんな卑怯な考えが過ぎる。

……眼鏡を深くかけ直そうとする手を止める。
度の入っていない、一見するとただの伊達眼鏡だが、
自分にとっては大事なアイテム。
制御の利かない、日々強まる異能の恐怖を、
抑制するためのアクセサリー。
この世界を鮮明に見るための、魔法の眼鏡だ。

「────……あんな話しておいて、
 大事な後輩だからやめてくれって……言えるかよ」

竹村クンはどうでもよかった、のかと。
自分の曖昧な態度が、回り回って首を絞め始める。

「────…………はぁ」

見て見ぬ振りは出来ない。かと言って止めることも違う。
……どうしたらいいんだろうね? 独りの世界で呟いた。
(-344) tamachi 2021/10/31(Sun) 0:30:01

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「──……鋭いですねぇ。
 流石は守屋先輩、大正解でやがりますよ」

あなたの指摘に、暫し間を空けてから小さく両手を挙げた。
降参ですと言い添えて、あくまで軽い調子で続ける。

「弄り過ぎると負荷が掛かる、って言ったでしょう?
 ……いやぁ、ガキって怖ろしい生き物ですよねぇ。
 自分の異能の特性なんざ、まるで理解してなくて
 いろんなものになれんのが、ただ面白くて。
 馬鹿みたいに使いまくって、自分と両親の認識野
 ぶっ壊しちまったんですよ。
 まあ局所的なモンですから、生活に支障はねぇですが」

そこまで言うと、トンと自分の眼鏡を指した。
実は、度の入っていないそれを。

「コイツ通さねぇと、自分の姿がよくわかんねぇんですよね」
(-349) RIN 2021/10/31(Sun) 0:48:38

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「────あぁ、よぉくわかるよ
 眼鏡がないとよく見えないもんなぁ」

両手で眼鏡をかけ直す。
口は大きな弧を描いていた。

「なんにでもなれる、なんてたいそうな話だよ
 私には想像もつかないや
 きっと、色んな人が羨むだろうね
 ……本当に、子供には過ぎたものだよ」

眼鏡越しに、歪みのない目を細めてあなたの姿を見る。
確かなものは一つとしてないけれど。
ただ異能に振り回される、一人の少年を。

「……しかし、困ったことだね
 なんでもなれるんだから、
 逆に、なりたい自分はイメージし辛いだろう?
 今の君は、したいこと、やりたいことは思いつくかい?」
(-364) tamachi 2021/10/31(Sun) 1:26:55

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「────柏倉ぁ、いるか?」

どんどんと生徒会室をノックする音がする。
乱暴なのはいつものことだが、それにしたってやりすぎだ。

扉を開けば、血の気の引いたような顔色の女。
いつもの笑みを浮かべた様子もなく、中を窺う。

「……他の生徒会、特に織田はいない、よな?
 ちょっと、柏倉に相談があんだけど……大丈夫か?」
(-367) tamachi 2021/10/31(Sun) 1:35:55

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「──はい、どうぞ…」

乱暴なノックには動じる事も無く。
けれど扉を開けた先に居る知り合いの、その様子にやや考えて。

「……ただ事ではないようですね。
 どうぞ、今は俺以外居ませんよ。」

一歩引いて、入室を促す。空いている椅子はご自由に。
言葉の通り、今は他に誰も居ないようだ。
(-370) unforg00 2021/10/31(Sun) 1:41:59

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「……ホント、眼鏡屋に足向けて寝らんねぇですよね」

あなたの反応に、“同じ”ものを悟った。
そもそも、仕組みこそ違えど似た異能ではあるのだ。
共通点が無い方がおかしい。

「そうですねぇ。仰る通り、イメージ出来ねぇです。
 出来る事なら、幾らでも思い付けちまいますが
 やりてぇ事なんて、ピンと来ねぇですよ。
 他人からすりゃ、贅沢な悩みでしかねぇでしょうがね」

思い付ける程の我欲があったら、既に実行していただろう。
異能に振り回されている、異能の奴隷とも言える状態だから
こそ、異能の悪用には至ってないのだ。
(-376) RIN 2021/10/31(Sun) 1:57:37

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「そっか……ありがと」

部屋には入りはするものの、椅子に腰掛けずにゆらゆらと。
落ち着かないようで、視線が行ったり来たり。

やがて、ぽつりと語りだす。

「……あのさ、これは私自身の相談なんだけど
 どうしたらいいのかと思ってて……
 なんていうか、迷ってるのに……選択肢も見えてこない」

不安そうに、自らの腕を抱えながら。
言葉を探すように、躓きながら紡ぐ。

「…………柏倉はさ、貧乏くじってどう思う?」
(-377) tamachi 2021/10/31(Sun) 2:04:22

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「貧乏くじ、ですか。」

椅子に掛けないようであれば、無理に勧める事は無い。
手袋をした両手を軽く組んで、少し考えるような間。

「そも、引かない事に越した事はありませんが。
 それでも、誰かは必ず引いてしまうものでもあります。」

その後に、徐に口を開いて。
貧乏くじ、という言葉は、決して他人事ではないもので。

「引いてしまったなら、引いてしまったものとして。
 自分にできるやり方で向き合い、立ち向かう他ありません。
 たとえそれがみっともなくじたばたと足掻く事でも、
 或いは背を向けて逃げ出す事でもね。」

「人の努力や選択に、決して貴賤は無い。
 あなたの努力や選択が、まったくの無価値であったり
 誰かのものに劣るという事は無い。
 それがあなたの選択なら、胸を張って良いのですよ。」

たとえ、それが失敗に終わっても。
それでも、決断し、努力したという事には。
きっと、しない事の何倍も価値があるのだと。
(-381) unforg00 2021/10/31(Sun) 2:22:34

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「やりたいこと探しなぁ……」

こういうとき、好きなことは何かや楽しいと思うことは?
なんて訊くものだろうが、それは彼にはそぐわないだろう。
好きだと認識したいならそれは誠になるし、
楽しいと感じたいなら、嘘ではないのだから。

なんとも、幸運で不運なことだろう。

「……思いつかないんじゃ、試していくしかないなぁ
 やったこともないことを探してみようじゃないか
 幸いなことに私たちはまだ子供だ
 ……経験を積む時間はあるはずだよ」

たとえそれが、どこかの鏡沼クンが通ったものだとしても。
君には違ったものに見えるかもしれないから。

目の前の、年相応に悩み苦しむ鏡沼創を、私は信じるよ。
(-384) tamachi 2021/10/31(Sun) 2:32:57

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「…………はぁ」

溜息。
背中を押されたというのに、だ。

「おっけー、貧乏くじについてどう思ってるかはわかった
 すごい良いことだし、流石我らが副会長様だ」

話して、聞いて、少し余裕が出てきたのか。
キレは悪いものの、軽口も飛び出すように。

目を閉じ、深呼吸。
今度はあなたを見据えて。

「──じゃあ、貧乏くじを引かせてるのを見てしまったとき
 どうするのが正解だと考える?
 ……ただ見てるだけは、悪意があると思わないかい?」
(-385) tamachi 2021/10/31(Sun) 2:41:54

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「はは、どうも口ばかり達者になってしまう」

軽口にはやや肩を竦めて見せた。
生徒会に入ってからというものの。
聞こえの良い言葉で言い含める事ばかり上達してしまった。

「見ているだけという事は、つまり現状維持を選ぶという事。
 介入する事で事態が好転する可能性は勿論ありますが、
 却って無用な混乱を招く事もあるかもしれません。」

「俺は生徒会、それも副会長ですから。
 その立場から言えば、介入はせざるを得ないでしょう。
 とはいえ介入した上で、干渉しない事を選ぶ事もある」

柏倉陸玖という男は、何事も。
"上手くやる"なら、つまり問題にならないよう立ち回るなら。
そういう時は、目を瞑る事を選ぶ事もある。

「看過し難い事が起きていると知っていて、
 その上で看過するという事は難しい。
 けれど、自身にできる事をきちんと弁えて
 そうして今は静観を、事の次第を見守る事を選ぶのであれば。
 俺は決してそれに悪意があるとは思いませんよ。」
(-390) unforg00 2021/10/31(Sun) 3:07:39

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「やった事もねぇ事…でやがりますか。
 例えば、何でやがりますかねぇ?
 んー……ま、思い付いたらって事で。
 仰る通り、時間は在りやがるんですし」

取り敢えず、こちらの話は一区切りと判断したのだろうか。
鏡沼は、あなたへと疑問を零す。

「……しかし、何だって他人の悩みを聞いてやがるんです?
 僕にだけ、って訳でもねぇでしょうし」

純粋な善意からだと信じられる程、純粋無垢ではない。
その行動に、意味を求めてしまうのだ。
(-392) RIN 2021/10/31(Sun) 3:33:11

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「……そう、現状維持
 そうだったはずなんだよなぁ……
 介入する事もできた、だけどもう少し見極めたいと、
 思っていたのにね……」

貧乏くじの話はどこへやら。
段々と、言葉で取り繕う事も忘れて、感情で話し始めて。

「……次の対象が友人だった
 その途端、静観の構えを解くのは卑怯じゃないか?
 それは、見逃してきた二人にあまりにも不誠実でしょ?」

鼻で、口先だけで嗤う。
それはあなたに向けてでは決してない。
揺れに揺れて、不確かな女。
輪郭がぼやけてゆく。
(-400) tamachi 2021/10/31(Sun) 4:00:39

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「可愛い後輩たちに手を差し伸べるのは当たり前だろう?
 ……なんて、カッコいいことが言えたらよかったんだけど」

そう言ってしまえるだろう人は他にいる。
カッコいい人間だよ。

「そう……全部、私のためさぁ
 異能に振り回される人を、私を見てるようでほっとけない
 そんなところ」

あとは……。

「アオハルしてるのを見るのだってアオハルさ
 みんなが、きらきらと輝いて欲しいんだよ
 鏡沼クンも、その他の生徒も」

これで納得できるかな?
(-403) tamachi 2021/10/31(Sun) 4:14:03

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「それが本気で言える人間、カッコいいって言うより
 胡散臭せぇって思っちまいますがね。僕は」

十人中八人が「胡散臭い」と言いそうな笑顔を浮かべて
鏡沼はそんな事を言った。

「そう言うって事は、守屋先輩も異能に振り回されてやがるん
 でしょう?
 よかったら、ちぃと吐き出しちまいません?
 解決は約束出来ねぇですが、神出鬼没仲間でやがりますし」

「守屋先輩自身は、輝きてぇって思わねぇんです?
 見守る方が趣味に合ってやがるってんなら構わねぇですが」
(-408) RIN 2021/10/31(Sun) 4:41:22

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「ここだけの話ですけどね。」

生徒会副会長はいつも通り、穏やかな笑顔のまま。

「俺が守屋さんの立場だったら。
 生徒会副会長として、使えるものは何でも使って。
 そうしてでも助けようとすると思いますよ。」

これまで見捨てて来た人に不誠実な行いだとわかっていてね。
そう言葉を続けて苦笑する。

「善とか悪とか、
力を持つ者の義務
だとか。
 そういう事より大事な事って、あると思いますよ。
 だって、友人を助けたいと思うのは。
 何も、人として当然の事じゃないですか?」
(-409) unforg00 2021/10/31(Sun) 4:44:45

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「とはいえ、今起きている問題は恐らく学園ぐるみのもの。
 ならばやり方は慎重に選ばなければなりません。」

"貧乏くじ"の正体には、おおよそ察しは付いている。
これが学園側の意向であるならば、きっと。
どう退けようとしたって徒労に終わるのだ、とも。

「未然に食い止める事は難しい。少なくとも俺は無力です。
 けれど、一度は看過する事になっても、その後に。
 どうか一人の友人として、寄り添って差し上げてください。
 それもきっと、あなたができる事の一つですから。」
(-410) unforg00 2021/10/31(Sun) 4:47:21

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「そう思うのも君の自由だ
 うん、いいんじゃないか?」

その調子だと、君の言葉にそう応えよう。

「私はゲロったら面大変だぞ?
 もしかしたら夜通し泣いてるかもしれんからな」

もちろんそんなつもりはないが。
簡潔に伝えられる自信はないな。

「……なに、私は三年生だ
 鏡沼クンより一年先に産まれた、ね
 その分、輝かせてもらったのさ
 それに……私の名前は守屋“陽”菜だぜ?
 元から輝いてんだよ!」

くだらない駄洒落で笑い飛ばす。にしし。
(-417) tamachi 2021/10/31(Sun) 5:33:58

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「……ほんと、よく出来た人間だよ柏倉は
 君が副会長でよかったよ」

同い年なのかと疑いたくなる。
実は留年してたりとかしない?

「寄り添うねぇ……
 言うのは簡単だが、難しいもんだ
 何がしたいのか、理解してあげなきゃいけないんだから」

さぁて、それじゃあこっちにも準備をしなければ。
なに、可愛い後輩たちのためだ。
……私らの一個上も、こんな気持ちだったんだろうか?

「ありがとよぉ
 とりあえず、やるだけやってみるわ
 ……柏倉も、なんかあったら相談してくれよ
 礼もあるしな!」

女は確かに在った。
こっちの用事は終わったと、片手をひらと振って去る。
(-418) tamachi 2021/10/31(Sun) 5:44:29

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「ははは。権力の私的利用を仄めかす副会長は
 果たしてよく出来た人間なんでしょうかね。」

そんな軽口を一つ。
留年してる副会長、アリかナシかで言えばナシ。落選する。

「必ずしも何かをしてやらねばならないという事もありません。
 ただただ、何をするでもなく。
 誰かに傍に居て欲しい時だってありますでしょう?
 だから、『そこに居て』あげてくださいね。」

いつも通りの笑みと共に、もう一つだけ背中を押して。
今のあなたの姿は、随分輪郭がはっきりしたように見える。
それは何も視覚的なものでもなく、きっと印象的なもの。

「……そういえば、
 どうして会長が居るとまずかったんです?」

片手を振って、送り出し、かけて。
その背に疑問を投げ掛ける。

入室の際に問われた事。
わざわざ名指しで在否を聞いた事には、少し疑問が残る。
(-420) unforg00 2021/10/31(Sun) 6:01:05

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「んじゃ、そういう耳障りのいい言葉吐く奴よりも
 『私のため』って言える人間の方がまだ信用出来るって
 思っちまうのも、僕の自由って事でやがりますかねぇ?」

「面倒だろうが、夜通し泣いちまいそうだろうが
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 本気で守屋先輩がそうして欲しいと思うなら、僕はそれに
 付き合えちまえるんですよねぇ」

異能の制御がしきれてないのもあるし、鏡沼自身も
自分という存在への解釈を、他者へ委ねている部分がある。
だから、強く望まれるとそうなってしまうのだ。
現に、今も。
鏡沼創は、この学園の誰かの『理想の友達』をしている。

「輝かせてもらったって、なんかもう終わったみてぇな物言い
 じゃねぇです? さっきの言葉を借りれば、僕らまだまだ
 子供でやがるんでしょう?」

笑い飛ばすあなたに、逆にコンプレックスの様なものを感じて
しまい、駄洒落に対してはそのまま流す事を選んだ。
(-421) RIN 2021/10/31(Sun) 6:22:27

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖

「あー……ちょっと約束しててねぇ
 噂のこと、何かわかったら教えて欲しいって言われててね
 ……気まずいじゃん? だからこそこそやってんのよ」

振り返った顔には、苦々しい笑みが浮かんでいた。
あの会長のことだ。何かしら追及はされそうだ。
そして、それに耐えられそうにない事も。

「──あと、」

背を向け、扉を閉める直前。ぼそりと。

「カッコ悪いところばっか見せらんないじゃん?」

ぱたん。……女は笑っているような気がした。
(-426) tamachi 2021/10/31(Sun) 7:15:25

【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
閉まる扉、その向こうへ消えて行く背を見送って。

「……ふむ」

そろそろ経過報告をしなければ、と考えていたけれど。
そういう事なら、この事は伏せておく事にしよう。

「終わり良ければ、全て良し。
 最後には、これもまた我が青春、と笑えればいいのですが。」

静かになった生徒会室で一人呟いて。
さて、こちらも自分の仕事に取り掛からなければ。
(-427) unforg00 2021/10/31(Sun) 7:30:44

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「ば〜か 生意気言ってんじゃないよ?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 鏡沼クンが付き合いたいと思わないと、
 私からはアプローチしないぞぉ?」

軽い女じゃないんだなぁと、今日一の軽さで宣う。
甘え方を間違えるなよ?
ちゃんと自分で考えるんだぞ。

「ん〜……まぁそうだね
 大半はもう終わったことだ
 ……子供だろうがね、一番上は大人の真似事をするもんさ
 案外こういった先輩に憧れるもんなんだよ」

私みたいにさ。
(-428) tamachi 2021/10/31(Sun) 7:34:00

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「普川ぁ! いるー?」


一日ぶり二回目。
これがデジャヴというものなのだろうか?
眼鏡の女が、あなたを探してやってきた。

「ちょっとデートしようぜ?
 そこの自販機でお茶しよ」

そこと指した先は、部室棟横の自販機。
運動部が帰りに寄るのが定番となっている。
休憩時間に行くようなところではない、
遠いから。
(-430) tamachi 2021/10/31(Sun) 7:40:37

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「疲れですかね?ここ体育館裏じゃないですよね?」

デジャヴを感じて溜息を隠さない。
女性からの誘いなのに失礼極まりない。

指し示された場所を見て一瞬目を細めたが。

「奢りませんからね?」

瞬きする合間にもいつも通りの表情だ。
(-432) poru 2021/10/31(Sun) 8:21:27

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「…………ち」

自分の財布から小銭を入れてポチ。
ガコン。
出てきたのはコーンポタージュ。
栓を開いて、まず一口。ぷはー!

「さぁて、今日も会議といきますかぁ
 普川クン、例の資料を」

さあと、手を差し出す。
(-434) tamachi 2021/10/31(Sun) 8:39:51

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「あはは、こりゃ一本取られちまいましたねぇ。
 やりてぇ事なんてピンと来ねぇって言っちまったトコなんです
 から、今『付き合いてぇ』って言うと噓臭せぇじゃねぇですか」

それこそ僕が軽い男になっちまいますよ、とケラケラ笑う。
わかっているのだ。
あなたに必要なのは、本気であなたを救いたいと願う人だと。
そして、あなたを本気で救いたいと思える程の意志を持った
人間であれば、自分の様な問題なんて抱えもしないのだ。

「そういうモンです?
 来年の今頃は、僕らも大半終わったモードに入っちまってん
 ですかねぇ。
 あ、もしや守屋先輩、憧れて欲しかったりしやがります?」
(-435) RIN 2021/10/31(Sun) 8:40:54

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「奢らせる気だったんですかい」

この頻度で奢らされると財布がピンチになる。
風紀委員も金欠にはいつでも悩むものなので。
とはいえ自分のブラック珈琲はちゃっかり買ってる。

「いやいやどの資料ですか。
会議の内容すら不明な人間に用意させないで下さい」

言いながら今日配布されたばかりの体育祭についての注意書き的なプリントを手渡した。要らないのでとも言う。風紀をやってるとこんな物頭に叩きこまれてるからだ。

「で?此度のご用件は?」
(-436) poru 2021/10/31(Sun) 8:47:47

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「もーそういうとこだぞ」

合わせるようにげらげら笑う。

そうじゃないんだがなぁ……。
嘘臭い言葉だろうが、軽薄な物言いだろうが。
今の君が口に出すなら、信じてやるのに。
……まったく、
都合のいい相手を演じてるのはどっちだろうかね?

「おう、敬ってくれていいぞ
 大した御利益はないけどな
 あー……けっこう踏み込んじまったが、楽になった?」

そろそろ戻るかいと。
(-438) tamachi 2021/10/31(Sun) 9:12:48

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「とかなんとか言ってちゃんと……
いらねっ


ごみを押し付けられた。
紙飛行機にリサイクルでもしようか。

「あぁ、そろそろ真面目にしようか」

ぴりっと、目が鋭くなって。
昨日よりも幾分か冷たい視線を向ける。

「今日はうちの部活の後輩なんだって?
 ……しかも君が“説得”するらしいと
 流石に、看過はできんよね」

「相談がある」
(-440) tamachi 2021/10/31(Sun) 9:19:48

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「ほう、さすが耳が早い……広いですかね?
放送部の後輩を心配に思う気持ちはあると。

まあ“説得”の担当は俺ですけど……
どう言うイメージを俺に持たれてるか知らないので念の為言っときますが、いきなり暴行とかそんなのはしませんからね?」

缶コーヒーを一口飲んでから、その視線に目を合わせる。
引く気はまるでなさそうだが、無闇に争う気もない。

「相談」の続きを促すように顎で指し示した。
(-441) poru 2021/10/31(Sun) 9:34:44

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

促されて、続きを話す。
誰かのお陰で、そうしようと決められたことを。

「心配だからさ、その“説得”立ち会ってもいいかい?
 ……大丈夫、邪魔はするつもりはないよ
 朝日がどう対応しようと、ね」

それから。

「薬、いくらか予備があるんだろ?
 一つ渡してくれないかい?」
(-442) tamachi 2021/10/31(Sun) 9:48:59

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜


「はぁ、…守屋女史が『心配』してる事ってなんですかね?
正しく説得が行われているか?
あるいは無理強いされていないか?

俺が見る限りあの朝日後輩、気が弱そうな容姿して、
実際は普通に喋ってくるし舌戦も弱くなさ気でしょう?
ご自分の後輩を信じてあげたらどうですかね?」

聞かれたくない話があるとかではない。
ただ純粋に複数人での話が面倒なのと……

男は変な所でプライドを持つものだ。
先輩がいると、聞き出せたのが聞き出せなくなる。
何てこともないとは言い切れない。それは非常に困る。

「……しかもまた急に。はいどうぞで渡せませんよ。
誰に使ってどのような効果が出るかも含めた治験です。
いくら何でもそれも聞かずに二つ返事は無理です。そも、
ここで安易に渡す男の方がそれこそ不安になりません?」
(-443) poru 2021/10/31(Sun) 10:06:37

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「わかってるよ、あいつは頑固だし、太い奴だよ
 譲れないもんだってある、それこそ男の子ってやつさ」

君と同じ、ね。

「……心配なのは君たち二人のこと
 “自分”というものを蔑ろにしてないかとね」

無頓着だったり、何かに追われていたりと。
見ていてとても不安になる。
見える景色が全てではないと分かっているつもりだが、
危うく思えてきて……。
だから友人として、先輩として寄り添うことに決めた。

「それで遠巻きに見てるだけなのが許せなくてね
 一部始終を見て、判断したいってわけだ
 ……どうしたらいいのか、答えは出てないからさ
 止められても、盗み見する気概も持ち合わせているよ」

堂々と、不正を公言した。

「あぁ、薬は自分用だから気にしなくていいよ
 同じ立場になりたいってだけ
 普川たちにとっては都合いいように思ったのだけど?」
(-444) tamachi 2021/10/31(Sun) 11:04:59

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「“自分”、ね……。…………」

珍しくペラペラ憎まれ口を叩く男の割には、長い間が空いた。
それに近い悩みを別の人間に向けて苛立ってたなんてとても言えないからそれは黙っているけれど、
自分はさておき彼女が後輩について悩む気持ちはわからなくない。

サラリと選択肢から己を即座に外した時点で、もう染みつき切ってるのだが、それも思考を読める異能がいないから今まで無事だった。

「……はぁ。同席されると話もできなくなりかねないですから、普通に止めはしますよ。でも、気概の有無については俺はもう知りませんね」

守屋は強い女だから、恐らくそれでもやるのだろう。
不正をしてまでやろうとするなら、
自分はもう目を瞑る。ただ公式に聞かせることができない。
そう暗に伝える事が、この役職に就いた男にできる最大限の譲歩。

「代わりに薬についてはいいですけど、もし飲む事があれば報告してくださいよ?
そちらも万が一暴走した際に、フォローの有無があるかで安心感も違うでしょうから。」

懐から小さな無色透明の液体が入った小瓶を一つ。
小型容器なのに半分すら量は入ってない。

色んな形状があるだろうが、その程度で効く薬なのだろう。混ぜたりして使ったりもするので、1度の接種に使う量が多いと困るのもあるが。
(-451) poru 2021/10/31(Sun) 14:50:02

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
こんばんは、PLのうなうなダブルピースです。
普川が普通に頑固な上に、実はもう朝日くんとの秘話が開始してしまってるのもあって同席は出来ない形で、聞き耳を立てて頂く事になると思うのですが……

ここからはシステム的な問題になるのですが、襲撃ロールは普通の秘話でやりとりをしているので、守屋ちゃんが異能などを使って聞こえる設定だとしてそちらに会話内容を流す場合、朝日くんに送ってそれと同じものを守屋ちゃんに秘話で2回送る事になると思います。

うなぴとしましては全く問題ないのですが、朝日くん側は大丈夫か、もしそのような感じの手法で聞こうとしているなら朝日くん側への打診をお願いしてもよろしいでしょうか?許可が出たなら私は秘話横流しも全く問題ありません。よろしくお願いします。
(-453) poru 2021/10/31(Sun) 14:57:12

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「こういう所でやがりますかぁ。
 ……ま、そんだけ抱えてるモンがありやがるなら、どっか
 吐き出せる場所が見つかりゃいいなと思ってますよ」

それが自分であっても、なくても。

「ご利益あったら、先輩じゃなくて神様になっちまいますよ。
 ええ、お陰様で。ありがとうごぜーます。
 しっかし、結構長居しちまいましたねぇ」

風邪ひいちまわねぇ内に戻るとしましょう、と校内へ足を向けた。
(-454) RIN 2021/10/31(Sun) 15:12:38

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「……まさか、私の方が“説得”する立場になるとはねぇ」

“納得”して貰えたのかどうかはわからないが。
とりあえずの妥協は提示してくれた。
それで十分。
……声を掛けるだけが寄り添う形ではないと、
見守る選択肢だってある。
それに関しては、私の右に出るものはいないだろう。

「あぁ、ありがと
 その時は君の目の前で飲んでやるとも
 ……私だって怖くはあるのだから」

小瓶を傾けて、中の液体を揺らす。
透明な存在、どうなるのか見通せはしない。
(-467) tamachi 2021/10/31(Sun) 17:25:48

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

/*
こんばんは。PLの焼肉garden米店です。
こちらから相談させていただく前に、されるとは……!

こちらもシステム上そういった解決を考えてはいましたが、
負担をかける行為ではありますので。
振り切られてしまったなどの、
現場を見れない理由も考えてはおります。
とにかくまずは、
青じそドレッシングさんにご相談をさせていただきます。
ご丁寧な対応、提案ありがとうございます……!
(-469) tamachi 2021/10/31(Sun) 17:34:17

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

/*
こんばんは。PLの焼肉garden米店です。
この度は、相談事がありまして参りました。

現在、弊守屋が風の噂で銃撃のお話を伺っておりまして、
その現場を一部始終見届けたいと動いております。
普川くんには直接声をかけ、
PLとしてのご相談もさせていただきました。
可能なのは、異能を活用して盗み見ることになりそうだと。

そこで朝日くん、並びにPLの青じそドレッシングさんに、
確認とご相談を。
秘話の横流し、を許容することは出来るでしょうか?
もちろん突然の上、プライベートに踏み込む行為なので、
断っていただいて全然大丈夫です!
どうか、ご一考の程よろしくお願いします……!
(-471) tamachi 2021/10/31(Sun) 17:44:02

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創

「いやぁ、丸々一限サボってしまったね
 こういうのは真似しないように」

あくどい笑顔を抱えて、くつくつと笑う。

「帰りに温かい飲み物でも買って帰ろうか
 そんくらいなら奢ってやるよ」

そうして、二人きりの屋上を後にした。
(-472) tamachi 2021/10/31(Sun) 17:48:20

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
守屋の焼肉さんこんばんは。こちら、青じそドレッシングです。

もちろん可能です!
時系列的に夜、勢喜くんの部屋に行って帰ったところで普川くんに待ち伏せされていた形となっています。
そのまま部屋に招いていますので、留守の隙に部屋に来ていたでも、普川くんと一緒にそっと入室したでもお好きなようにお願いします。

朝日くんは表向き普通にしていますがとても気が立っているので、守屋先輩の匂いには気付きません。
そんな形でどうでしょうか!
(-473) oO832mk 2021/10/31(Sun) 17:53:36

【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜

「誘った側が言うセリフじゃねぇんですよねぇ。
 そういう事なら、有難く奢られちまいます」

苦笑しながら、ホットの紅茶を奢ってもらうだろう。
(-475) RIN 2021/10/31(Sun) 18:03:55

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

/*
ありがとうございます!!
快く受け入れていただいて感謝です……!

それではそのようにお願いします!
うなうなダブルピースさんにも、こちらからご報告致します。
それでは、普川くんと一緒に入ってきた(尾けてきた)体で同席させていただきます。
見守るつもりなので、こちらは気にせず思いっきりロールしてください!
ありがとうございます!
(-476) tamachi 2021/10/31(Sun) 18:05:39

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
はい!こちらこそ気にかけて頂きありがとうございます〜!

こちらが普川くんに投げたロールと同文をその都度送る形になりますかね?
会話文抜粋などでよければこちらから、普川くんの台詞も纏めてお送りします。

どのようにしましょう?
(-477) oO832mk 2021/10/31(Sun) 18:17:13

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

/*
お疲れさまです。
朝日くんPLの青じそドレッシングさんから許可をいただけたので、戻って参りました!

朝日くんのお部屋の中でお話しされるとのことで、
普川くんの後を尾けて一緒に乗り込みたいと考えています。
うなうなダブルピースさんには負担をとてもかけてしまいますが、
どうか何卒よろしくお疲れさまします……!!
(-478) tamachi 2021/10/31(Sun) 18:18:27

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

/*
可愛い後輩だもの。つい構いたくなってしまいます……。

その点に関しまして、普川くんPLのうなうなダブルピースさんにおまかせしようかなと。
かの方がご提案してくださったものでもありますし、
何よりお二方にはロールに集中していただきたいなとも……。
私が言えた義理はないのですが!
こちらは全て終わった後でも大丈夫ですので〜!
(-480) tamachi 2021/10/31(Sun) 18:33:58

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
なるほどありがた〜い!
では普川うなぴさんにおまかせしてしまいます!

襲撃ロール、日付変更までには間に合わなさそう〜ですが、ごゆるりとお付き合い頂ければ。
がんばります!
(-482) oO832mk 2021/10/31(Sun) 18:40:59

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 朝日元親

/*
どうぞ〜! ゆっくりしっぽりやっちゃってください!
どんなことになっているのか、今から楽しみです……!
ぜひ、がんばってください! 応援してます!
(-483) tamachi 2021/10/31(Sun) 18:45:48

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「ここが談話室ね……!
 ん? 談話室?
 …………」

中を見て、外の札を見て戻ってくる。

「何してんの?」
(150) tamachi 2021/10/31(Sun) 19:10:39

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「鍋なら仕方ないな」

「後輩諸君、お椀と箸は余ってるかね?」
(157) tamachi 2021/10/31(Sun) 19:20:24

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「三年生が率先して事務的なことやってら
 白入あんがとなぁ」

黒花弁茸kinokoをつまんだ。

「んで、抑制剤の話?
 市販されてるのって苦いよなぁ」
(161) tamachi 2021/10/31(Sun) 19:24:16
守屋陽菜は、ぺっ!危ないところだったぜ……!
(a79) tamachi 2021/10/31(Sun) 19:26:42

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

 
「本当ですよ。何で俺が説得されてるのか理解に苦しみます。
いいんですけどね、別に後ろ暗い事……いやまあ多少は?ある?かもですけど、ちゃんと対話してますよと言うの聞いててくださいよ?」
 
まあ、こんな事を言っていて結局拒否されまくった挙句、無理やり飲ます場合になると非常に面倒なのだが……そもそも彼女の異能的にも、その場合は一度仕切り直して協力者と相談案件だ。そこまで愚かでもない。

「えー…俺の前ですか?他の協力者の前でもいいですよ?
俺、止めるの向いて無くはないけど荒事になるんで女性相手だと後で傷がとか面倒な事言われたらいやなので……

ま、恐怖心は理解します。俺も全然言われたタイミングで飲む気ですけど、嫌って気持ちは当然ゼロじゃないんでね」

チラリと時計を確認する。さすがにそろそろ動く時間だ。

「では、朝日後輩をこちらも“説得”する必要があるので、
 今日はこれで失礼しますね」

そう言って踵を返して立ち去る。
その後貴方がつけようと、何らかの方法で盗聴していようと気付いても特に咎めないだろう。最も見つけられる異能でもないのだが。
(-495) poru 2021/10/31(Sun) 19:49:41

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
うなぴです。了解しました!
では先程、朝日くんに秘話を投げた所なので、そこまでの秘話の流れを一気にコピーで送信させて頂きますね。

今後朝日くんの発言も私経由からか、そちらは朝日くんから送ってもらうかは相談中ですがお任せください。よろしくお願いします。

と言う事で以下連続投下になりますが、今の所は「31(Sun) 19:33:09」までのが最新となります。
(-496) poru 2021/10/31(Sun) 19:51:13

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親
 
貴方の寮の部屋。来訪したけど不在。

居留守と言う雰囲気ではないので、そっと様子を見ながら近くの壁に身を隠している。
いかんせんただでさえ嫌われがちな風紀委員が扉の前に立っていれば、帰って来る者も帰って来なくなるだろうから。

貴方が部屋に帰宅して鍵を開ける際に、声を掛ける。

「はいこんにちは。或いはこんばんは。風紀委員です。
 さてさて、朝は見逃しましたけど、そのまま何もなしとは言ってませんでしたよね?……お話、させて貰っても?」


さて、嫌とは言わせないと言う雰囲気が漂っている上に、ここで断り切れても明日以降も続くのは目に見えているだろう。

2021/10/31(Sun) 1:27:57
(-498) poru 2021/10/31(Sun) 19:53:10

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久
外出をしていた僕は、自室の前に差しかかる前、嗅いだことのある匂いに一瞬足を止めた。

「…………」

逃がしちゃくれなかったか。当然だけど。
諦めるように嘆息すると、声をかけられるのを待った。

「驚きましたね。わざわざこんなところまで。
 お仕事お疲れ様です、普川先輩」

別に驚いちゃいない。
ただ本当のところがどうなのか、口ほどにものを言うと言われる目を前髪で隠していれば察することも難しいだろう。

「これでも学校を休んだ身の上なんですけどね。
 まあいいです。上がりますか? 何もお構いはありませんが」

部屋の鍵を開けて扉を開く。
電気は当然消えているから、その向こうには薄闇が拡がっていた。
2021/10/31(Sun) 13:30:55
(-499) poru 2021/10/31(Sun) 19:55:23

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親
 
「はいどうも。労わって貰えるなら
 お話を調子よく進めて頂けるともっと助かりますね?

 またまた。外出する程度に元気なら会話もできるでしょ。
 何なら熱でベッドで寝てても会話するんで安心して下さい」

普川も風紀委員とは言え、人の個室に口を出す程度……の時もあるが、少なくとも今はその気分じゃないのか、或いは特に嫌味を言うほどの部屋に感じなかったのか。
大人しく上がった後は、促されたソファに座る。

「見舞いで清涼飲料水持ってきた方がよかったですかね」

微妙なら嫌味なのか本音なのかラインの小言は出たが。

「まあさておき、朝のお話です。まず一つ確認しますけど、
 あの時、
朝日くん何か異能使いました?

 ついでに、
“例の薬”の噂についてご存じな事あります?」


2021/10/31(Sun) 15:31:00
(-500) poru 2021/10/31(Sun) 19:56:19

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*

【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久
「……藪から棒ですね。僕の異能?」

何のことだかと僕はしらを切る。
名簿に載った僕の異能は残り物には福がある≠ニされているはずだ。
それを怪しんでいるからこその言葉だということも重々に理解している。

「あの騒ぎを抑えられるほどの力は持ってませんよ。
 ……それ以上のことは、いくら先輩とはいえ答える義務はないはずですけど」

僕は真実を口にする。僕は異能を使って干渉はしていない。
寧ろ異能に干渉されかけた被害者であるというのに
、と。
チクリとした苛立ちを隠すことに尽力した。

「それにしても薬についてですか。
 先輩も守屋先輩と同じで、今朝の事件と噂の新薬が絡んでいると思ってるんですかね。
 そちらについてもノータッチですよ。
 見ての通り、そんなものを手に入れる伝があるほど交友関係も広くありませんので」

「知っているのは異能に作用する薬らしいと言うことくらいです。
 ……ただ勢喜は、多分それを飲まされたって言ってた気もしますね」

知っていることはこれで全部とばかり、僕は軽く肩を竦めた。

「言われた通り協力はしましたけど。
 他に何かありますか? 先輩」

2021/10/31(Sun) 15:55:17
(-501) poru 2021/10/31(Sun) 19:57:41

【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/*【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親
 
「そうですか。いえ、それが聞けて良かった。
あの時、朝日後輩が“異能を使っていた”のか、
朝日後輩が“異能にかけられようとしていた”のか、


風紀委員としてはそちらを気にしていた物で。
なら後者と言う事ですね。勢喜後輩の“声”が聞こえたと」

既に勢喜光樹から彼の異能の詳細は聞いている。
あの現場、状況、朝日と勢喜の異能の不明度からして、
上記のどちらだったのかは非常に知りたい事だったからだ。

「まあまあもう少し聞いて下さいよ。
さて今朝の勢喜後輩の事件、“噂の薬の副作用”です。
絡んでるも何も、ガッツリイコールで繋がっていますね」

あれ、基本はあそこまで大事にならないんですけどねえ……うちが関与してないので何とも……
と、ややぼやきを入れて。

「率直に言いましょう。
“例の薬の治験者”を探しています」


「『楽して強くなる薬』の噂、聞いた事ありません?
まあ間違いではないんですけど、それは一部にすぎません。
効用は異能への作用。「変化・強化・弱化」のどれか」


「そんな訳でですね。薬に興味のある人を探しておりまして。
 
──朝日後輩、飲んでくれたりしません?」


淡々と語る姿は、別に無理やり襲い掛かって飲ます──そんな雰囲気は特に見当たらない。今の所は。それどころか、質問があるならどうぞとばかりに手で促している。
2021/10/31(Sun) 19:33:09
(-502) poru 2021/10/31(Sun) 19:59:16

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

「私の異能で荒事になるような事態は想像つかんけどなぁ
 それこそ、変質してしまったという証左だろうが」

捕物にはなるだろうがねと、笑いながら缶を煽る。
上手く飲み切れはしなかったが、ゴミ箱へと。

「今日みたいに、一緒にお茶する感覚で飲むかぁ
 赤信号、みんなで渡れば怖くない
 ……ま、気をつけなよ」

そういってその背中を見送る。

かちゃり。眼鏡を外す音。

それっきり、女の姿は溶けて見えなくなった。
(-503) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:00:10

【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久

/*
決着がついたり、落ち着くまでそちらに集中していただいて大丈夫ですよ〜。
って言う前にいっぱい並んでいらっしゃる……!

うわぁ……!ありがとうございます……!
しばらく見守らせていただきます……!
(-505) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:06:25

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「双子といえば」

三年生の双子の顔を思い浮かべる。
今年も活躍するんかな? 体育祭だし。

「最初の方、けっこう見分けとかつかないもんなんだよなぁ
 やっぱ人間、顔で覚えてるもんで」
(174) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:10:24
守屋陽菜は、バトルを肴にサイダーの蓋を開いた。シュワワ。
(a86) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:20:39

【人】 朧げな陽光 守屋陽菜

「やめとけやめとけ
 男同士のサシの戦いだ」

「ま、そろそろ放送に戻るかぁ
 下校時間近いから気をつけろよぉ」

後片付けから逃げていきました。
(183) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:26:47

【神】 朧げな陽光 守屋陽菜

ピンポンパンポーン

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

『繰り返します』

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

ピンポンパンポーン
(G4) tamachi 2021/10/31(Sun) 20:35:29

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

/* 普川うなぴさんと相談の末、各々ロール全文を送る形となりました。以下、今送信した分です。


「……」

僕はその提案に、呆けたような態度を見せたように思う。
噂の薬が本当にあるのは勢喜から聞いた。
しかしまさか、目の前の風紀委員が関与しているなんて思わなかった。

「返答の前に、ひとつ、いいですか」

頭の中を整理しようとしたか
転がってきた機会に緩む口許を隠すためか
、僕は頭を搔く。
短く一息意識的に吐き出すと、普川先輩に視線を戻した。

「勢喜の異能について聞いたんですよね。
 その声を聞いた僕の異能がどのようなものか、少しくらい察しはついているんじゃないかと思います」

その詳細までは語らないまでも、ぼやかして伝える。
僕の異能は動物≠ノ関わっている。


「本来ならお断りしますよ。
 変化・強化・弱化のどれかなんて、つまりどうなるか分からないって事でしょう?
 だからこそ、治験者を探しているんでしょうけど」

「​──​─でもそれは、
本来なら
です」
(-510) oO832mk 2021/10/31(Sun) 20:41:23

【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜

そう言って嗤う僕の口許は、きっと肉食獣のそれだった。

「鼻を明かしたいやつがいるんですよね。
 あいつの異能がその薬のせいで強くなったから、
こんなこと
になった」

僕はいつも通り、淡々と語る。
笑みを称えた姿は、悠然とすら見えただろう。

「強くなろうが弱くなろうが、別のものになろうが僕は構いませんよ。
 どう転んでも僕には利点しかないですから。
 ……本当は、『薬には気をつけろ』と言われているんですけどね。
 でも、こうして目の前に提案がチラつけば魅力的にしか映らないんですよね」

そこまで言い切って、僕はまた1つ息をつく。

だから、ええ。飲みましょうか。

 先輩もその方が、データも取れて助かるんでしょう?」

それでも僕の口許は、愉しげな笑みを浮かべたままだった。
(-511) oO832mk 2021/10/31(Sun) 20:42:17
 




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生存者 (5)

若井匠海
1回 残 たくさん

永遠の命題だ

鏡沼 創
7回 残 たくさん

此処に居たい

白入 熊
2回 残 たくさん

秘話〇もふもふ

柏倉陸玖
14回 残 たくさん

手の掛かる奴。

普川 尚久
10回 残 たくさん

戻りました秘○

犠牲者 (10)

椿屋凜子(2d)
0回 残 たくさん

 

竹村茜(3d)
2回 残 たくさん

 

朝日元親(4d)
1回 残 たくさん

秘話〇

シオン・グレイヴズ(6d)
2回 残 たくさん

 

市川 夢助(6d)
0回 残 たくさん

全が、遅

笹原絵莉(6d)
0回 残 たくさん

諸々○入眠

世良健人(6d)
0回 残 たくさん

未来は手の中に

尾関春歌(6d)
0回 残 たくさん

えへへ…/秘話○

織田真宙(6d)
0回 残 たくさん

 

楢崎大地(7d)
2回 残 たくさん

 

処刑者 (6)

勢喜光樹(3d)
0回 残 たくさん

余裕少

神谷 恵太(4d)
4回 残 たくさん

 

守屋陽菜(5d)
0回 残 たくさん

最後の体育祭だよ

透 静(6d)
0回 残 たくさん

★おいしい天然水

御旗栄悠(7d)
4回 残 たくさん

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7回 残 たくさん

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