人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ

「絵乃君が笑ってると、……特別なものをみた気分になるような、そんな雰囲気です、よ」

はっきりとはみていない。
柔らかさを感じている気になっているだけだ。
だけど、悪くはないもののように思っているから。

「一番幸せなときに死ねば幸せでいられる、
 そういう話と一緒ですかね……?
 なんだか、嫌です。それがではなくて……。

 ……そんな話が綺麗に見えて、そんな話で救われて。
 そんな話を目指すのが悪くないと思っていることがです。
 たくさん時間があって、未来を夢見て、
 多くのものを見に行く旅路がもしあったのなら、俺はみたかったです。この制度がない次代に。
 少なくとも、今は求めるような時勢でも心持ちではないので……」

落とし所。
我慢したような言い方で、気になるけれど。
悪くはない言葉ではないだろうか、幸せは自分達で決めるものだ、と。

「……寄りかかられることも考えないと行けませんでしたね。
 それなら……いまは。 此方からなら、痛くないので……あの、……どうぞ気にせず来て下さい……」

姿勢をずらして手を引っ張る、胸元へと引き寄せてあなたを受け止める。
食べながらの姿勢で少し無作法ではあるが、どうせこんなところ誰も見ていないし咎めないのだから。ちょっとぐらいなら良いだろう。
(-126) toumi_ 2022/02/27(Sun) 14:36:28

【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ


「なんで。
 僕別に、誰のことも嫌いじゃないけど。」

きょとん、と目を丸めて不思議そうに君を見上げた。
自分の横暴な態度が、生への執着が、『死を受け入れる者』に対して摩擦を生んでいるなんて考える訳もなく

「今、言ったから、伝わったか?」

君を嫌っていないこと。
君の事を少し理解したこと。
君のぬくもりが温かいこと。

今日、行動しなければ、きっと分からないままだった。
だから

「良かった、」

だなんて、柄にもなく、思うのだ。
(-144) osatou 2022/02/27(Sun) 16:27:31

【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ


「笑うな………」


男は、初心だった。
この数日、女性に手を取られただけで逃げ出したことすらある。

「良いよ、別に、気にしないなら
 僕も気にしないし!」

君が顔をずらすのと同時、
君に預けていた上半身を持ち上げて
真逆を向いてやった。

「残り全部飲んで良いよ!
 飲んだら、帰る!」

飲み切るまでは、居るつもりらしい。
(-145) osatou 2022/02/27(Sun) 16:28:04

【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ

「特別感があるんだ。」
「じゃああんまり笑わない方が良いのかも。」

レアものにしようかな、と呟いて。
まぁ、何もせずともレアものだ。
どうにも笑う機会に乏しい。

「そんな感じかな。」
「……まぁ、仕方ないよね、この時代に生まれて、この時代にしか生きられない。」
「空は暗すぎて、飛ぶ気になれないな。」

そんな諦観はきっと、現代の人間全員が少なからず持っているはずで。
だからこそ、それに抗うように3に〇を付けた人を、凄いなと思ったりしたものだ。
何故そうも辛い道を行こうとするのか、理解ができない。

「……おわ……………」

すっぽり、体が倒れて胸元におさまる。
温もりと、鼓動が聞こえる気がする。VRの世界なのに。
…………落ち着く。安心、なのかもしれない。

「……悪くないね………でもこれは……眠くなりそう………」

ちらり、と君を見上げて。
下から見上げた君の顔、君の顔ではないけれど。
また印象が違うように思えた。
(-154) arenda 2022/02/27(Sun) 17:42:58

【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ

「伝わったよ。」

やはり人と交流するのは良い事だと思った。
少しの理解で、がらりと印象は変わる。
たとえ、明日印が浮かぶのが自分であったとしても。
この交流に時間を割いてよかった、そう思えた。

「でも君は、もう少し態度を正した方が良いと思う。」

あんまりつっけんどんだと狙われちゃうかもよ、なんて。
投票とか、あるいは。
『提供候補になった人を救うために、"臓器提供者"を作りたい人』とかに。


青年は、そんなに初心ではない。少なくとも触れ合いにおいては。
しようとしたことも、誰にでもできる、ただの挨拶の一環だ。

「避けられちゃった。」

くす、くすと、やはり揶揄うように笑う。
照れなくて済むようにしようとしたのに、なんて言いながら。
そうして、残りをくいっと口に運んだ。

「……ご馳走様。」
「ありがとう、アクタ君。話してくれて。」
「君を理解できて、気持ち良かった。」

明日も免れるといいね、と、青年なりの言葉で君を応援して。
そうして、君が帰るのを見送るだろうか。
(-157) arenda 2022/02/27(Sun) 17:50:01

【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ

図星。う、と声を漏らす。
自分の態度が悪いことぐらいは、理解している。
けれどすぐに正せるものでもなくて、肩を竦めるばかりだった。

「……わかんない。
 僕の中の常識、みたいなもの……全然通用しないし
 誰も彼も、死ぬのなんて、怖くないみたい。変なの。」

今はまだ、分からないなとぼんやり思うだけ。
狙われたくは──勿論、無いけれど、いかんせん、立ち回りが下手。自覚があるものだから、尚更タチが悪い。


「……え、何。避け……?」

君に笑われて、やっと、WそれWに思い至って、先程よりも顔を赤く染めた。

「う、う……う、うるさい!
 ぼ、……ぼく………帰る!!」


君が飲み切るのを見守って、立ち上がる。
3日目の、議論が始まる前の事だった。この後君と別れて、各々出廷するのだろう。

去り際、あ、と声を漏らして振り向いて

「明日も……ブラブラしてると思う。多分。
 どこにも居なかったら、寮に居るだろうし、
               ……………それだけ!!」

何とも人任せだが、君と過ごす時間は心地よかったらしい。
やっぱり最後までひねくれたまま、見送られるまま君の隣から離れていった。
(-167) osatou 2022/02/27(Sun) 18:20:18
美術 エノは、メモを貼った。
(a33) arenda 2022/02/27(Sun) 19:06:53

【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ

「しかめっ面や、作り笑顔よりも。
 笑顔が好き……みたいです」

「絵乃くんは、無理しないでください」

特別になって、回数が減ったとしてもそれがいい。
この世界で足掻いて、翼がおれてしまうぐらいなら綺麗で整えられた柔らかい檻の中で。

何処かで間違ってる、と頭の片隅で警笛がなる。
それでも抗う術も、それ以上のものを与えられる力もないことが心を締め付けた。

「あ、え……こ、こんなところで、眠くならないで。
 部屋に、戻りましょう?
 お肉はほどほどに食べれたし……。
 あ、……デザートが、ハートがたのアイスなんです。一口だけでも食べていくとか。
 それと……あの、このあと………」

いくら合議を終えても変わらない価値観。
動かないスタンス、安心ができてしまっている。

「……寝ますか? 一緒に」

夜に予定をいれていないからはじめから扉の前にいた、と重ねてあなたの前髪を見つめた。
さらりと指だけで撫でて、考えて、眉間を少し押して不器用に笑った。
(-197) toumi_ 2022/02/27(Sun) 20:04:10

【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ

「ふぅん………まぁ、でも俺も」
「多分、君の笑顔の方が好き。」

そんなものなんだろうな、と思った。
もっと笑ってみてよ、なんて胸に頭を擦りつけて。
色んな表情を見たい。その分だけ理解できるから。

チョコフォンデュのような幸せを追い求めている。
甘い甘いチョコで、何かが全く見えなくなるように覆い隠して。
チョコの甘さだけを楽しみたい。

「んー……アイス、食べる……半分にしよう。」

ちょっと食べるから、残りは食べて、とお願いして。
そうして、提案が齎されれば。

「………」
「……部屋まで運んで。」

君の首に腕を回して、抱き着くようにして。
運んでもらう気満々の体勢になるのだった。
(-342) arenda 2022/02/28(Mon) 10:52:11

【赤】 美術 エノ

─────────。


『これって、カミクズ君見えてるのかな。』
『まぁ、見えてなくてもいいんだけど。』
『ツルギ君に投票して、ユスくんにバツを付けるつもり。』
『二人とも、仲が良さそうだから。』

『人って、人生で本当に理解できる人、一人いればいい方だと思うんだよね。』
『だから、あの人たちはもう俺の事、理解できないと思う。』
『っていうのと。』

『二人とも、楽しそうだから。』
『でも人間って、変わっていくものだから。』
『これから先、二人が楽しくなくなっちゃうかもしれないから。』
『だったら、楽しい今のまま終わらせてあげた方が良いよね。』

死は時を止める。
最も幸せな時に死ねるなら、それは幸福なことだ。
青年は、そうしてあげたい。
(*0) arenda 2022/02/28(Mon) 10:55:52

【秘】 清掃員 カミクズ → 美術 エノ


"二回目"の参加者専用のメッセージログ。
清掃員のステータスは、昨日の夜からずっとオフラインのまま。
でも。
発信の権限を失っただけで、閲覧する事はできる。

『自分もそう思います』


『きっと それでいいんです』

だから、一般向けのメッセージで。
極力当たり障りのない肯定を送った。
個人間のメッセージを覗き見る人は居ないだろうけど、一応。

それでいいかどうかは、
きっと自分が、誰かが決める事ではないのだと思う。
でも、そのように思う事は、自由だから。
(-347) unforg00 2022/02/28(Mon) 13:49:09

【赤】 美術 エノ

『うん、よかった。』
『肯定してもらえると嬉しいね。』

『せめて死ぬまでの間に、良い事を沢山しなきゃね。』

『頑張らないと。』

いい子の方が、理解されるだろうから。
ぽい、と端末を寝ていたベッドに転がした。
(*1) arenda 2022/02/28(Mon) 14:18:18
エノは、北東の区画に薬局を作った。
(a44) arenda 2022/02/28(Mon) 14:21:08

【人】 美術 エノ

「作れるんだ…………」

出来上がった薬局を見ておぉ……と感嘆している。
VRの世界に薬局があるのは中々不思議な光景だ。
効能もあるのだろうか、ちょっと気になる。

「…内装も……薬の種類も。」
「本当にちゃんと再現されてるな。」

うろうろ、たまにパッケージを手に取ってしげしげ眺めたりしつつ、時間を潰している。
(6) arenda 2022/02/28(Mon) 14:22:52

【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ

「……好きになられることしてない、ですよ」

なんだかまるで、という言葉を飲み込んで。
理解という言葉をぼんやりとしながらきいて、その頭をなで続けた。
一緒に食べるというのに、寝かしつけてしまいそうな体制だ。

「ほら、口開けて。
 こぼさないように、……

 半分こ? ま、あ、じゃあそれで」

まるでここだけ現実から離されたようにわざとらしく日常を送る。
これが、理解することと――溺れきってしまいそうになる。

駄目だな、理解したいのに。考えることをやめそうになることが。
いつか君とそういうことでぶつかることになってしまうのだろうか。



「……おいで絵乃くん」

ペロリと、残りのアイスを食べてから抱き上げて。
あまり楽ではないけど、弱くもない身体になっているから。
息を吐いてそのまま運んでいく。

抱きかかえるのは弟と妹で慣れている、
さすがに……身長が高くなってからはやっていないけれど。
少し顔が近くなって、無意識にそらしながら
あの暖かくなる部屋へと歩いて行った。
(-353) toumi_ 2022/02/28(Mon) 14:42:38

【秘】 美術 エノ → 不運 フカワ

「理解しようとしてくれてるよ。」

それだけで十分。
理解者のいない青年にとって。誰も歩み寄ってくれない青年にとって。
それはとても大きなことだった。頭を撫でられながら、口をあける。

「…ん………冷たい…………」
「……おい、しい…………」

案の定口の端から少しだけ零しながら。
つかの間の平穏のような、甘ったるい空気に身を浸す。
揺り籠の中がこんなにも気持ちいい。
今、どのくらい君を理解しているのだろう。
今、どのくらい君は理解しているのだろう。
この触れ合っている体の面積と同じくらいの割合だったならいい。そう願うばかりだ。

「ん………」

抱えられる。
誰かに抱っこされたことなんてない。
赤ん坊の頃にはあったのだろうけど。
だからやっぱり、温もりが心地良くて。

「………フカワくん……眠い………」
「……部屋に着いたら…………」
「……好きにして、いいよ…………。」


その言葉を最後に、背中からは。
か細い寝息が聞こえてきて。
きっとしばらくは、目を覚ますこともないのだろう。
(-380) arenda 2022/02/28(Mon) 17:43:09

【人】 美術 エノ

>>+24 ヒメノ
「うーん、痛み止めとかくらいはあった方が良いのかな。」
「怪我くらいはするかもしれないし………」

と、これと言って何の警戒もしていなかった青年は。
例え素人と言えど、気配を消す努力をした君を。
察知など、できるはずもなく。


「────っ!?」



体の中に感じた、冷たい感触。
から、すぐにそれを上書きするような、熱さ。
熱と共に感じる、痛み。
それらを背中に感じて、訳も分からないままに振り向いた。

「……ヒ、メノ、さん………」

振り向いた勢いすら殺せる力も出なくて。
よろ、よろと後退して、薬棚にぶつかり、派手な音を立てて倒れ込む。
ぬるりとした感触が背中を覆う。

「……っづ……ぅ………っ!」


倒れ込んだ衝撃で、傷口が酷く痛んだ。
君からすれば、無防備な人間が倒れ込んでるようにしか見えないだろう。
(7) arenda 2022/02/28(Mon) 17:49:31

【人】 美術 エノ

>>+25 ヒメノ
血だまりができる。
痛みで回らない思考でうっすら、
あぁ、また掃除をお願いしなきゃな、なんて思った。

「なん、で」

踏まれるように拭われて、痛みに苦悶する。
倒れ込んだ視点から見る君は、大層大きく見えた。

「どう、して」

状況にそぐわない明るい声に、疑問の声しか出ない。
なんでそんなことをするのだろう。
どうして、そんな思考になったのだろう。
人を殺してでも生き残りたいのか。
なんで、どうして。
なんで
なんで
なんで

(8) arenda 2022/02/28(Mon) 18:33:10
美術 エノは、メモを貼った。
(a54) arenda 2022/02/28(Mon) 18:34:02

【人】 美術 エノ

>>+25 ヒメノ





───パンッ!!







と、乾いた音が遠くまで響いた。
(9) arenda 2022/02/28(Mon) 18:36:30

【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ

───青年の手には、拳銃が握られている。
今、データの海から作り出したのだろう。
手慣れているようだ。VRでの振る舞いに。
まるで。

まるで


初めてここに来たわけじゃないみたいに。




君が事前に危険を察知していないなら、
君の体のどこかに、穴が開く。
(-390) arenda 2022/02/28(Mon) 18:38:16

【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノ

パン!と乾いた音がして驚いた。
一瞬何事かわからなかったが、胸が熱くなるのを感じてその場に膝をついた。

「っ……な、……なに……?」

フリルのブラウスを染めていく鮮血に触れ、漸く今の状況を理解した。

「──はぁあ!?!?
なにしてくれてんの!!?!

 銃とか……!あんた、なん…なのっ……」

痛みに胸を押さえてその場に蹲った。
(-391) kotorigasuki 2022/02/28(Mon) 18:50:36

【人】 美術 エノ

>>+26 ヒメノ

「そうじゃなくてさぁ。」


よろり、火薬の匂いが漂うそれを投げ捨てて、立ち上がる。
幸い、女性の力ではそんなに深々とは刺さらない。
寒がりで、厚着をしていたのも功を期しただろうか。

「なんで」

なんでそんなことをするのだろう。
どうして、そんな思考になったのだろう。
人を殺してでも生き残りたいのか。

とかじゃなくて。


「人を殺そうって思う時、どんな気持ちなの?」
「背中を刺した気分は?楽しいのかな。」
「無防備な人間を見た時、テンションが上がった?」
「知りたいんだよ、君の事。理解してあげたいんだ。」
「教えてよ、一つひとつ、細かに。」

蹲った君の、その背中側に回る。
よろり、よろりとした足取りで。
滴る血が、地面に僅かばかりの縁を描く。

「それとも、実践するほうが早いのかな。」


あぁ、君のことを理解してあげられそうだ。
嬉しくて、楽しくて……気持ちいい。
(11) arenda 2022/02/28(Mon) 18:59:22

【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ

「何をしてくれてるの?」

君の言葉を、おかしそうに鸚鵡返しする。
くす、くすと笑う。

「急に切ってくるから。」
「同じことをしたら、君を」
「理解してあげられるのかなって。」

でもナイフじゃ届かなかったから、と。
作った銃は彼方へ放り出した。
君への報復とか、そんなのじゃない。

ただ、理解してあげたいから。

だから、作った銃で追撃なんて、しない。

「あぁ、聞いてくれてありがとう。」
「おかげで、伝えられた。」
「俺の事を、理解してくれてありがとう。」

恍惚の顔で、君に言う。


君は、痛みをこらえて走って逃げ去ることはできる。
無論、反撃してもいい。
(-395) arenda 2022/02/28(Mon) 19:02:56

【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノ

「ヒメノに……こんなことして、許されると、思ってんの……?!
 〜〜っヒメノ、は……アイドル…、なんだから……」

痛みに呼吸を乱しながら、相手を睨みつける。

「キモすぎでしょ……っゆるさない、許さないから……!!!!」

半身だけ必死に起こし、一度落とした包丁をひっつかんで貴方の脚向かって再び刃を振り上げる。
(-397) kotorigasuki 2022/02/28(Mon) 19:50:03

【秘】 美術 エノ → アイドル ヒメノ

「アイドルを傷つけるのは許されないんだ。」
「なんで?同じ人間だよね。」
「何が特別なの?特別じゃないと嫌?」
「俺は普通な方が良い。皆と一緒で、安い店に入って。」
「適当に遊んで、気兼ねなく話して帰るだけの。」
「普通の生活がしたかった。」

君は特別な方が良いんだね、と。
くす、くす、血で青ざめる顔はしかし、嬉しげに笑う。
君が、心を剝き出しにしてくれるのが嬉しい。

「っぐ、づ、ぅ………!!」

こうして、気兼ねなく傷つけてくれるのも。
あぁ。

「……君を選んで良かった!」

跪いた状態で、刃渡りの長いナイフを出して。
同じ様に君の脚を狙い、振るった。
(-402) arenda 2022/02/28(Mon) 20:03:38
エノは、嬉しげに笑っている。
(a63) arenda 2022/02/28(Mon) 20:55:32

【秘】 アイドル ヒメノ → 美術 エノ

「同じ、じゃない……」

ヒメノは特別なの……

「ふ、つう……なんて……」

いらない、普通の“私”なんて

「ぁあ゛──っ!!!」



仕返しをされる様に突き立てられる刃。
絶叫が室内に響き渡る。

「嫌い、……きらい……、殺してや、る……殺してやるん、だからぁっ……!」

再び反撃し返そうと包丁を手にするが、力がぬけて地面へと突っ伏してしまう。
(-435) kotorigasuki 2022/02/28(Mon) 23:00:08

【人】 美術 エノ

#薬局

目にした光景は。
かたや、背中と足に切り傷を負い、
刃渡りの長い血濡れの刃物を持って、
少女を見て笑ってる青年と。

かたや、胸と足から血を流し、
呻きながら地面に突っ伏する少女。

僅かばかり、おそらくは最初の獲物の分と、
少しばかりの力の差の分、青年の方が優勢で。
故に。
青年の方が加害者に見える構図だ。

「あれ、もうしないんだ。」
「そう……あぁ、俺も、力、抜けてきたな……」
「……ふふ、……お揃い…………」

汗をだらだら流して、手をつく。
アドレナリンが切れてきた。痛い。

「…普通の何が悪いの………」


そんな呟きは、誰に聞こえるとも知らず。
(17) arenda 2022/02/28(Mon) 23:42:32
エノは、薬局の再現度はとてつもなく高い。商品のラインナップも。パッケージのデザインや細かな注意書きすらも。
(a65) arenda 2022/03/01(Tue) 0:30:30

【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ

好きに、して良い。
なにも思い付かなかった。
その夜はなにも思い付かなかったのだ。
ただ共に好きなものを食べて、教えて。

あなたの体温を知って、おかしいほど甘い海に溺れた感覚になって。
理解ができた気になって、……その日はそうだった。

俺たちの理解に、違和感はなかった。
別の日に、他の人のいう理解という言葉を知るまでは。



「……」

ベッドに寝かせて小さく息を吸う。
首を絞めたくならないのにその喉に指を当てた。
理解をしたい、知りたい、どうやって。


「俺、……理解できなかったら」

「……君のこと理解できなかったら」

なんのために生きているんだろう?

どうすれば、すぐに君を知れるのか。
同じ時間を過ごしたのになにも思い付かなくて、それでもただ、隣に人がいるのは好きなような気がして覆い被さるようにあなたを抱き締めた。
暖かさのなかであなたを抱き締めているのはこちらなのに眠気に包まれはじめた。

いっそ血肉でも食らった方が理解ができるのだろうからなんて、ぼんやりと思うほどには脳は蕩けて崩れ始めていた。
(-446) toumi_ 2022/03/01(Tue) 1:06:05

【人】 美術 エノ

>>薬局

目の前の少女が手当される。
別に、どうでもいい。
殺したいわけでもなかった。
ただ。
同じことをしてあげたかっただけ。
理解してあげたかっただけ。

「うん…………大丈夫…………」
「そっちの手当てを、ちゃんとしてあげてよ………」

まだ少し高揚した顔で、ナイフはデータの海に返して。
座っているのすらきついから、ぐったりと横になって。
上着を使って、ぎゅうっと患部を縛る。
背中の方はどうにも塞げないけれど。
それはもう仕方ない。

か細い息をする。
放っておかれたら死ぬんだろうな。
理解される前に死んでしまうな、なんて。
ただぼんやり考えながら、天井を見上げていた。
(19) arenda 2022/03/01(Tue) 1:35:41
エノは、ぐったりとして治療を受ける。こちらは切り傷だけだ。
(a69) arenda 2022/03/01(Tue) 12:15:16

【人】 美術 エノ

>>薬局

もうだいぶ意識が朦朧としている。
聞こえる音もすごく遠くで。
寒い、と言うのに汗はとまらない。
薄ぼんやりとした視界の中で、思い浮かぶのは。
「寂しいな」と、ただそれだけで。

眠くなってきたな。
もう仕方ないかな。
そう思えてきた頃。
僅かばかり、聞き取れる声が聞こえてきた。

「……僕、まだ、
 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」


………あぁ、そう。
まだ、誰にも………理解、されてない。



やだな。



「───っはぁぁ……!はー……」


止まりかけていた息を、大きく吸い込んで。

特別を押し付けられた贅沢な男の鼓動は、響き続けた。
(26) arenda 2022/03/01(Tue) 17:24:36

【人】 美術 エノ

>>薬局

心臓がバクバクと動いて、熱くて痛い。
沢山走った後みたいに息切れする。
まだ死なぬようにと、体が力を振り絞っている。
ここが薬局だったのが、功を期したか。
あるいは、手当をしっかりしてもらったからか。
ぎりぎりで、踏みとどまっている。

「合議………………」


青年は、あの場が嫌いじゃない。
人との話し合いが、嫌いじゃないし。
あと。
顔を出さないと心配をさせてしまうような人も、居る気がするし。
だから、小さく、呟いて。
そこに行きたいのだと。

ただそれだけを告げるのが、精一杯だった。
(35) arenda 2022/03/01(Tue) 19:42:44

【人】 美術 エノ

>>薬局

あまり多くを語れないし。
あまり回りも見えない。
音だけで何かを判断するしかない。
女性の声が聞こえた。

「………あぁ…………」
「………オレンジジュース、ありがとう………。」


そう言えば伝えてなかったな。
伝えに行くつもりだったんだけど、と。
どうでもいい事ばかりが浮かんで。

「……ごめ………しゃべるの、きついな………」
「……適当にしといて…………」


意識を失わないようにだけ、手を尽くす。
今できるのは、それくらいだった。
(47) arenda 2022/03/01(Tue) 20:51:58
 




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生存者 (3)

ナツメ
0回 残 たくさん


カイ
1回 残 たくさん

 

ハナサキ
1回 残 たくさん

 

犠牲者 (3)

ミィ(2d)
0回 残 たくさん

 

ヒメノ(3d)
0回 残 たくさん

 

ユス(4d)
3回 残 たくさん

俺はお前のもの

処刑者 (5)

カミクズ(3d)
0回 残 たくさん

おやすみなさい

アクタ(4d)
3回 残 たくさん

埼玉

ツルギ(5d)
5回 残 たくさん

俺はお前のもの

フカワ(6d)
5回 残 たくさん

 

エノ(7d)
10回 残 たくさん

死にたくないよ

突然死者 (0)

舞台 (2)

ユメスケ
3回 残 たくさん

泡沫、黄昏に消ゆ

メイサイ
2回 残 たくさん


発言種別

通常発言
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内緒話
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舞台
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南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
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