人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 少年水夫 カイル

 
[少々買いかぶりすぎでは……?>>206
 いや少々どころではなくて、恐縮してしまう。
 占い師のお姉さんに言ったことに、嘘偽りはない。
 しかし、これを強さと言って良いのだろうか。
 なまじ後ろめたさがあるだけに、
 "誉め言葉"になってしまう言葉は、
 自分には不相応だとしか思えない。]



           そんな立派なものではないですよ。
           目的の為なら手段は選ばない
           ……と言うようなニュアンスで、
           いつまでも子供ではいられないと
           思っているだけですから。 
 
 
(0) 2022/05/27(Fri) 3:13:37

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  現実って結構きついですから、
  振り落とされてしまう事もありますよね。
  色々なことが重なりすぎて、
  目を開けていられなかったり。


  自分を責めても辛くなるだけだから、
  一時的に見ないふりをするのって、
  そんなに悪い事じゃないと思います。


[あんな身の上話をした後だから、
 現実のきつさについては説得力があると思う。]
 
(1) 2022/05/27(Fri) 3:14:20

【人】 少年水夫 カイル

 
[でも、だからこそ僕は思う。]


  占いで未来を知ったとしても、そうでなかったとしても、
  結局どうするか決断するのは自分です。
  その先に待つ未来は、全て本人の責任ですよ。
  もし何かに依存して、決断を放棄したなら、
  それも決断を放棄した、本人の問題です。


  自分の運命背負うだけでも、結構辛いものなのに、
  他者の運命にまで責任を感じて、
  一人で背負い込むことはないんじゃないですか?
 
 
(2) 2022/05/27(Fri) 3:16:26

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  相手が大切な人だったりして、
  自分も背負いたい!って
  思う事もあるかもしれませんけど、
  それで心が潰れてしまったら、
  きっとその相手は申し訳ないと思うんじゃないですかね。

  これでは、どちらにとっても辛すぎるでしょう。
  二人で二人分背負うとかなら、ありかもしれませんね。


[生前の知り合いの殆どを失った僕だから、
 自分のやりたいように生きても
(死んでるけど)、

 苦しむ人はいない筈。それだけが、身軽で心地良い。]

 
(3) 2022/05/27(Fri) 3:18:03

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  客観的に見れば死は不幸な事ですけど、
  僕にとっては唯一の救いの道でした。

  いえいえ。
  僕も、お話を聞けて良かったです。 
     
貴女に話せて



[「気にしてない」と言ってくれたから、>>2:207
 頭を下げるのはそこでやめた。]
 
(4) 2022/05/27(Fri) 3:18:29

【人】 少年水夫 カイル

 
[お姉さんから助言を貰えば、僕は目を瞬かせる。>>2:209
 
人の想いは、人智を超える。

           
……それが、負の想いでも?

 
一瞬表情が陰ってしまった気がするが、振り払った。]



  なんだか、すみません。
  僕のことを一緒に願って貰うなんて。>>2:210

  でも必ず叶えたいと思っているので、
  きっと実現させますよ。


         [引き留められることもなかったから、
               僕はそのまま席を離れた。]
 
(5) 2022/05/27(Fri) 3:19:15

【人】 少年水夫 カイル

 
[流れ星に願い事をするおまじない。
 確かにこれは西の方の文化だから、
 東の方に住んでいるであろう
 お兄さんには馴染みがないかも知れない。]



  僕もそこまで詳しくはないんですけど、
  西の方の経典が起源だと聞きました。


          [お兄さんが描いてくれて地図を見る。
           頭の中にある地図との照合を始め、
           場所の特定は出来た。]
 
(6) 2022/05/27(Fri) 3:20:34

【人】 少年水夫 カイル

 
 
      有難う御座います。
      これで、問題ないかと。

      僕はお酒の用意をしてきますね。


  [お兄さんの方に何もなさそうなのを確認したら、
   僕は厨房の方へと向かった。**]
 
(7) 2022/05/27(Fri) 3:20:55

【人】 少年水夫 カイル

 
[厨房に戻ってきて、お土産用のお酒作りを開始する。
 と言ってもフルーツやスパイスを予め漬け込んであるから、
 僕が手を加えることは、そんなにないのだけれど。



 赤ワインのサングリアは、
 苺、オレンジ、ラズベリー、
 ブルーベリー、柘榴が漬け込まれている。
 これに砂糖やシナモンなどの調味料も入っていて、
 お酒が得意じゃない女性とかでも、
 飲みやすいんじゃないかな。


 預かった瓶に丁寧に、サングリアを注いでいく。
 僕はここで
スターフルーツ
をスライスして、一切れ入れた。
                
指を組み、目を閉じる。]

 
(33) 2022/05/27(Fri) 20:19:29

【人】 少年水夫 カイル

 
[今日はとても霧が深いからね。
 残念ながら星どころか周囲も見えないけれど、
 ここから目的地は離れている。
 帰り着くまでに、何度か夜を迎える筈だ。



 
僕は毎晩、ここで流れ星を探すよ。

 見つけたら今度こそ、きちんと本物の星にお願いする。
     事情は知っているみたいだし、
     ウーヴェに言ったら一緒に探してくれるかな?

 今日のこれは、予行練習。
 願い事3回に所在地まで、
 星が落ちる前に言い切るのは中々大変だからね。]
 
(34) 2022/05/27(Fri) 20:21:03

【人】 少年水夫 カイル

 
[用意が整えば、またターバンのお兄さんの席へと戻る。]


  お待たせしました。
  お持ち帰り用の、赤ワインのサングリアです。

  僕がサングリアを選んだ理由は、
  生前ホットワインをよく飲んでいたからなんです。
  あれは過熱してアルコールを飛ばしているので
  お酒ではないですが、

  材料があまり変わらないので、
  サングリアも味に馴染みがあるように思えて。

  寒い北の海で、オーロラを眺めながら父と飲みました。
  毛布にくるまって、二人身を寄せあって。


[どんな奇跡をもってしても取り戻せない、僕の
宝物
。]
 
(35) 2022/05/27(Fri) 20:22:25

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  飲んでいたのは普通のホットワインです。
  でもこの味は、僕にとって特別なもの。
  今でも冬になると時々飲みます。この店で。


  失ってしまった悲しみを呼び起こしても、
  僕はこの味が恋しくなる。

  一人だったら絶対に飲む気にならないと思います。


  ここには少なくとも僕にとって、
  "大切な仲間いいゴースト"しかいないから……。
  だからここで飲むホットワインは、
  とても美味しいんですよ。

 
 
(36) 2022/05/27(Fri) 20:23:21

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  さっき別の店員と、
  そのお友達と飲んだらいいって話しているの、>>2:194
  一寸盗み聞きしてしまいました。すみません。
  ゴーストになった後のご友人と一緒に飲んだことは、
  今まで無かったみたいですね……。



  ここで働いていると分かるのですが、
  出会ったばかりの相手でも、一緒にお酒を飲むと、
  一人で飲むよりもずっとお酒が美味しくなります。
  皆で乾杯した後の一口は、
  一味違ったりはしませんでしたか?
>>2:200
 
 
(37) 2022/05/27(Fri) 20:23:47

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  魔法をかけるより確実に、特別な製法よりも強く、
           誰かと一緒に飲むことは、
           お酒を何倍も美味しくします。



  それが、自分のことを深く
  大切に想ってくれる友人だったら、
  尚の事、味は変わってきますよね。

  だからこのお酒を"特別"にするのは、出来るのは、
  僕はお客様ご自身なんだと思いますよ。

 
 
(38) 2022/05/27(Fri) 20:24:23

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  ……とは言っても、お約束通り、
  僕は全力で祈りました。
  お二人に、美味しく飲んでもらえるように。
  
想いがが通じること、心から願っています。



[希望を託すように、僕は瓶を手渡した。
 これが、お客様の求める答えではないだろうことは、
 僕も分かっている。

 それでも僕は奇跡を起こす役割を果たすのは、
 見ず知らずのゴーストではなく、
 友達の為にここまで頑張れる、
 お兄さんであってほしいと思う。

     
人の想いは時に人智を超える。
>>2:209
     ついさっき僕は教えて貰ったばかりだからね。**]
 
(39) 2022/05/27(Fri) 20:25:15

【人】 少年水夫 カイル

 
閉店後:MiraggiO


[夜は明け、霧幻の宴は終わった。
 お客様が帰り始める頃、
 僕は食器やテーブルの片づけをしながら、
 ペガサスナイトのお兄さんの席の会計だけは
 横目でしっかりと見守った。

 本当に全部お兄さんの奢りだったのか……。
 それは会計を見届けた者のみぞ知る。


 明け方にウーヴェが肉じゃがを
 食べているのを見たけれど、>>16
 残ってしまった料理はきっとそれだけではなかった筈。
 そんな料理を従業員たちで、互いを労いながら食したい。
 「皆でお疲れ様会をしようよ!」なんて
 提案してみたけれど、
 参加してくれた人はいたかな?]

 
(46) 2022/05/28(Sat) 7:19:20

【人】 少年水夫 カイル

 
 
(占い師のお姉さんには、悪い事をしちゃったな)

 
(47) 2022/05/28(Sat) 7:19:49

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕の願いが叶う様にと、純粋に応援してくれた。>>2:210
 そうと知らないと分かっていながら、
 悪事の片棒を担がせてしまったようで心苦しい。




       僕の会いたい人は、大切な人でも何でもない。
       寧ろその逆、―――憎い
だった。]

 
(48) 2022/05/28(Sat) 7:20:31

【人】 少年水夫 カイル

 
[僕の話を静かに、
 じっくり味わうように聞いてくれた。>>51
 お兄さんの内心を駆け巡る思考は、どんな色なのだろう。
 互いに知らないことは多いけれど、
 繋がる想いもあったんじゃないかな?
 交わることがなくたって、
 並行して寄添うのも素敵な事だと思う。


 逆にお願い事を聞かれると、>>52
 予想外だったのもあってちょっと考え込んでしまった。]


  そうですね……。


["こうあって欲しい"と思う事は沢山あるけれど、
 あまりにも願いの規模が大きくなりすぎてしまう。]
 
(131) 2022/05/29(Sun) 14:04:39

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  では、ここに居る店員たち僕の友人の行く末が、
  温かなものになるように願って貰えますか?


[その中に僕は含まなくていい……とはっきり示さずに、
 けれど"僕の友人"と言う事で、
 僕自身は対象から外れる言い方を選んだ。
 
狡かったかな?伝わらないかもしれないけど。]

 
(132) 2022/05/29(Sun) 14:05:26

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  道中、気を付けてお帰り下さいね。
  せっかくここまで来て、お酒も手に入ったのに、
  
飲むことが出来なかったら悲しすぎますから。



[自分が既に命を持たない身だと、
 やはりそこは心配になってしまう。
 しっかりと酒瓶を託せば、一礼して店内を見回した。**]
 
(133) 2022/05/29(Sun) 14:06:30

【人】 少年水夫 カイル

 
回想:僕がここで働く理由



[死後に目を覚ました時、僕は海岸にいた。
 砂浜に突っ伏すようにしていたのに、
 砂の感触がなかったのを覚えている。
 自分の姿を見れば、いつものセーラー服を着ていて、
 けれど死んだその時のような、衰弱した体ではなかった。
 


 目を閉じて波の音を聞く。
 
僕も遂に非業の死を遂げた……それは覚えている。

 まるで夢だったかのように、僕にはその痕跡がなかった。
 
だからと言って、失ったものは失ったまま……。]

 
(172) 2022/05/29(Sun) 22:30:04

【人】 少年水夫 カイル

 
[どうしていいのか分からずに、
 闇雲に何処かへ向かった。
 辿り着いたのはプロテア。
 その頃には自分がゴーストとして
 現世に居座っている状態であると、
 流石に自覚するようになっていた。
 触れることも、声を届けることも、
 瞳に映ることもできない。



       そんな中、とても興味深い噂話を聞いたんだ。
       「ゴーストが店をやってる」 
       「あの世に連れてかれちまう」

       そんな霧の夜にだけ開店する、
       酒場があるのだとか。>>0:n3>>0:n4

 
(173) 2022/05/29(Sun) 22:31:07

【人】 少年水夫 カイル

 
[命も無ければ、魔法も使えない。
 生者に一切干渉できない筈の僕にも、


          この店でなら出来ることがあるのだと。]
 
(174) 2022/05/29(Sun) 22:32:32

【人】 少年水夫 カイル

 
[早速噂話を頼りに、町外れの酒場へと向かった。
 聞いた通り、その時は霧の夜ではなかったから、
 店内に灯りがついている様子はないけれど……。



 僕が生者であればそれで終わりだったけれど、
 同じゴースト同士だから、
 姿を見ることも声を聞くこともできる。



 そこで店長と出会って、
 親切にも色々説明してくれたから助かった。>>0:97
 そして、やはりここは噂通りの店なのだと知った。]
 
(175) 2022/05/29(Sun) 22:33:10

【人】 少年水夫 カイル

 
会計時:MiraggiO



[お客様方が店を出始めるより少し前、
 スマートに会計を済ませようとしている
 ペガサスナイトのお兄さんに気付いて、>>188
 僕はつい熱視線を送ってしまっていたらしい。
 お兄さんに見つかってしまった……。]



  
……本当に奢りだったんですね。いえ、何でも……。

  お口にあったなら、僕も嬉しいですよ。

  わ!ご丁寧にどうも。
  僕はカイルと言います。


[ペガサスの名前まで教えてくれたのには、にっこりした。

 幽霊相手に名を教えるのを警戒するのは当然のことで、
             僕もそれが分かっているから、
             気になったけど聞けなかった。]
 
(210) 2022/05/30(Mon) 2:52:00

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  ……手土産ですか?
  お客様、随分とお人よしですね。

  夜が明け始めて無事に帰れそうだから
  安心しちゃいました?
  でも、世の中には良い幽霊も悪い幽霊もいますが、
  悪い幽霊の方が圧倒的に多いと思うので、
  少し気を付けた方が良いですよ。


  僕がここで、
  
「ではお客様の命を下さい」
なんて言ったら
  どうするんですか?


[善良で、気前が良くて、紳士。……顔も良い。
 美人は得をするというけれど、
 彼の場合は苦労の方が多そうな気がする。
                 
完全に偏見だけどね。

 
(211) 2022/05/30(Mon) 2:53:37

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  では、お土産話をお願いできますか?
  アリアと見た宝石のような景色でも、
  日常で遭遇したちょっと面白い事でも、
  何なら上司に対する愚痴でも良いです。

  僕はこの通り若くして命を落としましたから、
  世界に知らないことが沢山あります。

  
僕はお客様のお話を聞くの、大好きなので。



[普通の日にここを訪れる生者はそう多くはないけれど、
 万が一話している所を見られたら、引かれる可能性は高い。
 でも愛馬に語り掛けている風を装えば、
 切り抜けられるのではないかと思う。多分。]

 
(214) 2022/05/30(Mon) 2:54:22

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  なので、限りある生を満喫してくださいね。
  
またのお越しをお待ちしています。



         [唇は弧を描き、ふわりとお辞儀をする。
          また一つここで働く楽しみが増えた。*]
 
(215) 2022/05/30(Mon) 2:54:50

【人】 少年水夫 カイル

 
閉店後:MiraggiO



[全てのお客様が退店して、掃除や片付けが一段落した後、
 僕の提案したお疲れ様会に
 ユスターシュが乗ってくれた。>>170
 ウーヴェは何か思う事があるのか、
 答えはなく店を出て行ったので、>>126
 ユスターシュと一緒にその背を見送った。]



  うん。>>171
  残り物料理は特に、賄いって感じするよね。
  いいね。マスターも勿論、呼ぼう。


[僕の方はと言うと、主に残っていたのはパエリアかな?
 あとは残った材料使って、ブイヤベースを継ぎ足そう。]
 
(216) 2022/05/30(Mon) 2:55:43
 




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