［　マスターにこの言葉を進言したのは
　　数日後。

　　思い立ったらすぐ行動だ。
　　本当は黙っていなくなるつもりだった。

　　でも、世話になったし
　　何より此処は俺の帰る場所でありたかった。

　　だからまた戻ってくるさ。
　　俺の魂が消える方法がわかったら。
　　

　　長期休暇が許されればな。

［　なあ、マスター

　　アンタの道は明るいか？
　　
　　近くに居られなくとも
　　俺は照らしたいと思うよ
　　ゴースト達の道を>>0:57　］

［　もしかしたらお嬢ちゃんが来た時には
　　俺はいないのかもしれないな？>>160　］

　　［　店の前。誰にも告げずに。
　　　　　お辞儀を一つして。　］

　　どうか、いつまでも良い夢を。
　　甘い優しさ嘘は貴女の傍に、ある。　］

紙に描きとらずに覚える…暗記術は得意だ。
わからない単語があったとしても、
カナに置き換えて覚えておき、後で調べればいい

アンナモノやソンナモノもあるのかな？

アタシは彼の心が平穏に向かうための、
その、一欠けらになりたい
小さな小さな一欠けらでいい……なれるといいな。

　　見送ってきた人はもはや数知れない。
　　君たちの考えていることなら
　　わかっているよ。

［　　未練の魂が彷徨う先の果てに　此処はある　　］

あの日、店を後にしたのは何番目だったかな？

何時頃だったかまでは覚えていないけど
ハバネロまみれのピザを
フィアンメッタと食べたような気がするんだけど…
どうだっただろう。お酒も大分入っていたから記憶違いかも？

彼女には真名が陽葵ヒマリだということを伝えて。
それから、吹き矢のこと、自分に追手がかかっているということ、
シノビは“抜け忍”を絶対許さない掟があって（国家機密の漏洩を恐れるから）
常に死と隣り合わせの毎日で
一つ所に中々落ち着けなかったということ、
そんなことを打ち明けたはずだ。

それから、エアハートさんのお会計する姿を盗み見て
ゼロが一桁違うのでは、と、思ったのも記憶に残っている。
奢ってもらいすぎたから、何かお返しをした方がいいのか。
例えば、アリアへ極上の人参を持っていくとか…