人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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モモイ3票

処刑対象:モモイ、結果:中断

[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:モモイ、エウロパ、ユスティ以上3名

【人】 教師 モモイ



   「ユスティ、あなた。
    自分が何をしたか分かっているのでしょうね?」



(0) 2023/10/11(Wed) 3:33:53

【人】 ユスティ



   心身も回復した後日、
   エウロパ共々モモイ呼び出されたユスティは
   職員室で入学以来初めての説教を食らっていた。

   他の先生も呆れたような顔でユスティを眺めるが
   当の本人は至って真剣な顔でモモイに向き合っている。


   結局エウロパの件を誤魔化せなくなった
   学園の理事がエウロパを退学させるかどうか
   議論するほどに事態は荒れに荒れていた。

   そこに重要人として呼ばれたのが
   モモイ、そしてユスティだったのだが……



(1) 2023/10/11(Wed) 3:35:08

【人】 教師 モモイ



   「あなたね。
    いくらエウロパを悪く言われたからって
    あんな風に啖呵切ってどうするの?

            皆あなたの発言に
            顔を真っ赤にしてたじゃない。」


(2) 2023/10/11(Wed) 3:36:05

【人】 教師 モモイ



  「半年後にエウロパが魔法を制御出来るように
   してみせるし、今回学園側が何の役にも立たなかった
   腰抜けってことも黙っててやるから見逃せ、なんて。

   しかも出来なかったら自分も退学にしろですって?

   理事会に向かってそんなの、前代未聞よ?」


(3) 2023/10/11(Wed) 3:41:08

【人】 ユスティ



   「ボクは当たり前のことを言っただけですよ。
    それに二言なんてありませんし

            これがボクなりの覚悟なんです。」



(4) 2023/10/11(Wed) 3:43:28

【人】 ユスティ



   エウロパにとっては
   何の話か不思議だったかもしれない。
   しかしユスティは間髪入れずに言い放つ。


    「大丈夫です。ボク達なら出来ます。
     あなたの自慢の教え子ですから。」


   そこまで言えば他の先生は黙ってしまった。
   あの日エウロパを助けに行けなかったことへの
   後ろめたさもあるのか、それともユスティの実力を
   知っているからなのか。


   モモイも観念したかのように首を横に振ると
   エウロパに向かって課題をひとつ出すのだった。


(5) 2023/10/11(Wed) 3:44:04

【人】 教師 モモイ



   「仕方ないわね……。

    エウロパ。あなたに秘密の部屋の
    開き方を教えてあげる。

    前に一緒に行ったことがあるでしょう?
    そこをあなた達だけが入れる
    特訓の場として貸してあげるわ。」


(6) 2023/10/11(Wed) 3:46:21

【人】 教師 モモイ



   「ただし部屋の扉にかかった鍵は
    あなたが自分で開けなさい。いいわね?」


(7) 2023/10/11(Wed) 3:47:39

【人】 教師 モモイ



   あの秘密の部屋の鍵は少し特殊だ。
   元々あの部屋は鍵を開ける人が
   その時行きたい場所を強く想像することで
   その通りの姿に部屋が変わる仕組みとなっている。

   例えば自習がしたいと願えば自習室に
   泳ぎの練習がしたいと願えばプールに

   そして肝心の鍵は、
   より強く想像を働かせて扉に触れるだけ。


(8) 2023/10/11(Wed) 3:52:08

【人】 教師 モモイ



   「それと、念願の恋人が出来たからって
    人前でうつつを抜かして色ボケしないように。」


(9) 2023/10/11(Wed) 3:54:19

【人】 ユスティ



   モモイから出された課題は
   ユスティにとっては簡単でも
   エウロパにとってはそうではないかもしれない。

   ユスティもまたモモイと同様に
   エウロパの隣で答えを待っていた。
   ありがたいお言葉も聞いておこう
   聞き流しなんてしたら何されるか分からない。



(10) 2023/10/11(Wed) 4:00:07

【人】 エウロパ



   魔力が完全に回復したとはまだ言えないけれど
   魔法も使えるし、怪我も回復してからのこと。

   職員室に呼ばれるのは初めてじゃない。
   お説教されるのも。

   なんでユスティが呼ばれたのかは
   分かってなかったし、
   私がこの間起こしたことで怒られるんだろう、
   今度こそ退学処分かな……と
   思っていたのだけれど。

  
(11) 2023/10/11(Wed) 16:22:26

【人】 エウロパ



   どういうこと……?>>0
   とユスティとモモイ先生を交互に見ていれば
   モモイ先生が理事会での出来事を教えてくれた。

 
(12) 2023/10/11(Wed) 16:22:48

【人】 エウロパ



   …………退学を止めてくれたんだ。
   私自身は、そうなっても文句は言えないし
   逆らうつもりはなかったんだけど。

   誰一人死なずに済んだとはいえ
   森はひどい有様で、
   中の動植物は被害を受けている。

   森には貴重な植物も自生してたらしく……
   シトゥラにどれくらい貴重なのか聞いたら
   無言で目を逸らされてしまった。
   教えてもらえなかったけど
   損失が大きいってことは伝わってきて。


   人が死ななかったのは本当に運が良かっただけ。
   私みたいな危険な生徒、
   置いておきたくないという話に
   なったとしても不思議じゃない。


  
(13) 2023/10/11(Wed) 16:24:58

【人】 エウロパ



   それなのに。
   君は理事会を相手に色々言って
   私の退学を止めてくれた。>>3

   学園側が何の役にも立たなかったというより
   ユスティとシトゥラが飛びぬけて優秀で
   私のことを大事に思ってくれたから
   出番がなかった……ってことだと思うけれどね。
   医務室の先生には、適切な応急処置と
   薬師も顔負けの薬のせいで
   私の仕事がほぼない、と言われてしまったし。
   シトゥラにそれを伝えたら
   私の薬が一番なのは当たり前だよ、って
   笑ってたから、凄いと思う。


  
(14) 2023/10/11(Wed) 16:28:47

【人】 エウロパ



   覚悟、って何の話だろう。>>4
   首をかしげていてもそれを聞く間もなく
   自信たっぷりに出来ると言い切るユスティとは
   対照的に、私はあまり自信なさそうな顔をしていた。

   あんな暴走を起こしておいて
   しかも問題を起こしたのは一度や二度ではなくて。

   それでもできると言い切れる君は強いと思う。
   私の事を信じてくれるなら
   それに応えなければ、とも。


  
(15) 2023/10/11(Wed) 16:29:20

【人】 エウロパ




   「ユスティがいっしょなら頑張れると思うし
    ……取り返しのつかない失敗をするのは嫌です。
    
    誰かを守るために、傷つけないために。
    制御の練習の機会をください。」


   ぺこりと頭を下げる。
   退学は嫌だ、じゃなくて。
   もう少しここで学ぶ機会が欲しい、と。


  
(16) 2023/10/11(Wed) 16:29:56

【人】 エウロパ


   
   モモイ先生は私達の言葉に折れたのか
   私に課題を出した。


   「あの部屋、ですか……。」


   あんまりいい思い出がない。
   というか、モモイ先生のことはちょっと苦手だ。
   生徒のためを思っているのは分かるんだけど。
   
   でも、そんな我儘を言ってる場合じゃない。
   課題は、部屋の鍵は自分で開けること、だった。


  
(17) 2023/10/11(Wed) 16:30:26

【人】 エウロパ



   魔法を使う上で大事なのは想像力。
   私に鍵を開けるように求めるのは
   そのトレーニング……ってことなのかな。

   多分、曖昧な想像じゃ開かないんだろうな。


   「分かりました。
    ユスティの力は借りずに自分で開けます。」


   意図が分かった、と自信を持っては言えないけど
   モモイ先生が私にあけるように言うなら
   自力で開けないと意味がないんだろうってことは
   想像できたから。素直に従うんだ。

  
(18) 2023/10/11(Wed) 16:31:28

【人】 エウロパ



   そのあとの忠告にびっくりして
   あれ、なんで知ってるんだろうって
   あわあわしていたんだけど。

  
(19) 2023/10/11(Wed) 16:31:53

【人】 エウロパ



   退学を止めてくれた人はユスティだけじゃなく。
   エウロパを退学処分にするより
   魔力暴走を起こすと知っていて
   エウロパに悪意をぶつけた生徒を
   退学処分にする方が先じゃないかと
   やけに素直に、企みをしおらしく白状する
   生徒二人組を突き出しながら
   直談判しに行った生徒がいたという話は
   エウロパの知らない話。*


  
(20) 2023/10/11(Wed) 16:34:35

【墓】 エウロパ


***


   「理事会の人たちに色々言ってくれてたんだね……
    普通なら庇える範囲の問題じゃないのに
    私の味方でいてくれてありがとう。

    
腰抜け呼ばわりはどうかと思うけど…………。」


 
(+0) 2023/10/11(Wed) 20:10:10

【墓】 エウロパ



   ユスティ以外の誰も助けに来なかったことに
   私は何も思ってないんだ。
   だって、あの嵐の中来るなんて危ないし。

   あの時どうなってもいいと思ってたのも
   事実だし、私は助けられるほどの人じゃないし。


  
(+1) 2023/10/11(Wed) 20:11:19

【墓】 エウロパ



   「魔法の制御、半年でできるようになるのかな……
    ユスティがいっしょなら頑張れるけど

            
自信はない、な…………。」


 
(+2) 2023/10/11(Wed) 20:12:22

【墓】 エウロパ



   今までのことを考えると
   すぐに前向きになるのは難しかった。
   
   少しだけ俯いて、それでも歩くのはやめない。
   向かうのはモモイ先生が言っていた秘密の部屋。

   あの日の課外授業は今もしっかり記憶に残ってる。
   一人じゃ制御を覚えられないけど
   ユスティと一緒なのは心強いけれど。
   同時にちょっとこわくもあるんだ。

   先生に魔法をぶつけた時のことを思い出すから。
   もし、失敗してしまったら
   ユスティに怪我させてしまうかもしれない。


  
(+3) 2023/10/11(Wed) 20:12:58

【墓】 エウロパ



   それが怖くて、嫌で。   
   ユスティのことは信じてるけど
   私自身のことは信じられない。
   
   この意識はどうにかしないと、と思いつつ
   気づけば秘密の部屋の目の前。


  
(+4) 2023/10/11(Wed) 20:14:22

【墓】 エウロパ



   「………強く想像する、だっけ。

    魔法の練習がしたいんだから………。」


  
(+5) 2023/10/11(Wed) 20:15:02