情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロニコロという男について 簡単に言いますと 世界を知らない馬鹿な子供だったんです 暖かい屋根のある教会で お腹いっぱい食べられて 遊ぶ友達も 勉強を教えてくれる牧師様もいて そんな暖かい教会を私は飛び出したんです 牧師様はいつも「この教会の敷地の外に出てはいけません。外はとても危険なのです。」 そう言っていたのに 教会から出れないその環境が幼い子供には物語の中に出てくる牢屋のように感じて… 教会は街から離れた森の中にありました そこから゙彼女゙と私は抜け出して、たどり着いた街は荒れ果てていました 私の母国はどうやら、当時内乱があったそうです 街の外には薄汚れた服を来た人ばかり どの人も目は落窪みやせ細って 絵本のゴブリンのようだと思いました 小さな子すら襤褸を纏ったような…骨と皮の状態で瓦礫の横に蹲っていました そう、私はあの教会がどんなに私たち子供を守ってくれていたのか知らなかったのです (211) 2020/09/29(Tue) 18:43:42 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ彼女はとてもショックを受けていて 私もこの現実を信じたくなくて そのせいで気づくのが遅れてしまいました 大柄の男性が小さな彼女の体を押さえつけニタニタと笑っていました 私は彼女を取り戻そうと手を伸ばし ガッ 後頭部を何かで殴られてそこから記憶はありません そして、私たちは本物の牢屋に入れられ 奴隷として売り出されることになりました 「ニコ…ごめん。わたしがそとにでたいなんていったから」 (212) 2020/09/29(Tue) 18:43:52 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ彼女のいつもの太陽のような笑顔は見る影もなく 「ううん。ぼくがちゃんと止められなかったから。だいじょうぶ!きっと牧師様たちがたすけてくれるよ!」 そう励ましても彼女はぽろぽろと 涙を流していました 悔しかった その笑顔を守ってあげられない自分自身の不甲斐なさに… (213) 2020/09/29(Tue) 18:44:16 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロWhat a friend we have in Jesus,all our sins and griefs to bear!What a privilege to carryeverything to God in prayer!O what peace we often forfeit,O what needless pain we bear,all because we do not carryeverything to God in prayer 」 彼女がいつも歌っていた賛美歌を どうにか彼女にいつものように少しでも元気になって欲しくて歌いました 「Have we trials and temptations? Is there trouble anywhere? We should never be discouraged; take it to the Lord in prayer. Can we find a friend so faithful who will all our sorrows share? Jesus knows our every weakness; take it to the Lord in prayer. Are we weak and heavy laden, cumbered with a load of care? Precious Savior, still our refuge; take it to the Lord in prayer. Do thy friends despise, forsake thee? Take it to the Lord in prayer! In his arms he’ll take and shield thee; thou wilt find a solace there.」 彼女は「ニコ、いつも口パクだったのに…こんなに、きれいなこえだったのね…」 そう言って優しく微笑んでくれました。 それから、奴隷商がくるまで ふたりで歌い続けました どうか、またあの温かな世界にもう一度 彼女と… (214) 2020/09/29(Tue) 18:45:03 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ「な、なんだお前たちはっ!」 牢屋のある地下室の上をドタバタと 奴隷商や仲間のゴロツキ達の怒鳴り声と 剣戟の音と銃声の音が聞こえました 「い、いまならっ」 私は子供用の檻じゃなかったのか 少し隙間の大きな鉄格子の間から必死に手を伸ばし、鍵を掴み取りました ガチャッガチャッ 「あかない!はやく!はやく!」 焦っていたぼくは必死に彼女の手枷を取り外しました。 (215) 2020/09/29(Tue) 18:45:36 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ僕はそのまま牢屋の鍵を開けて 彼女を先に逃がしました 「ニコッ!?」 「後から行くからっ だから、先に教会にっ」 「うん!」 彼女が地下室の横の抜け道らしき所から出ていくのを見た後にほっとして ぼくは自分が恐怖と疲労のために 熱が出ていることに気づいていませんでした 目の前が暗く、足に力が急に入らなくなり その場で倒れました 「チッ ガキが一人逃げて嫌がる しかも、高く売れそうな女のガキの方だ」 「いいから早くずらかるぞ なんでこの場所がバレたんだよ あれは聖騎士だっ!あんなヤツらに 勝てるわけがないっ」 そう言っていたのは覚えています (216) 2020/09/29(Tue) 18:45:58 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロぼくは男たちにボロ布で包まれ そのまま別の国に連れていかれ 今度こそ売られました 彼女がちゃんと逃げられたのか それは、今でも分かりません 私が奴隷にされていた屋敷からにげ 老人にヴァイオリンを渡されたあと あの国に戻り教会のあった場所に 行きましたが 最初から何も無かったかのように 綺麗に消えていました そう、まるで魔法のように… ・・・・・・・ (217) 2020/09/29(Tue) 18:46:16 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロこの街は幸せな音で溢れています あの時のあの国の悲鳴と銃声と 剣戟の音しかないあの街を思い出すと 醜くも少し嫉妬してしまうのです 本当に私はダメですね… けど、私なようやく前に進める そんな気がするのです 不思議なことに昔から音で 相手の感情や思い出が見えるんです あ、今嘘だって思いましたか? ふふっ本当なんです [ ニコロそう言うと少し明るく笑った ] 昔はこの力も嫌いだったんです けど、今はこの力があって良かったと 心の底から思います 素敵な出会いがたくさんありますからね* (218) 2020/09/29(Tue) 18:48:09 |
【独】 ヨシュア/* 暖かで熱量に満ちたロルを見る度に、 メイレン様におめでとうと言ってもらう為だけに 音楽に精通しているPCにすればよかった欲が…… (-228) 2020/09/29(Tue) 18:55:54 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* >>206でイチイを選んだ理由は @イチイ=1位 Aイチイは常緑樹で永遠の象徴でもある 「その才能と名声よ、永遠なれ」 Bイチイは寿命が長い「音楽寿命の長さを願って」 Cイチイは影でも育つ「影なる努力を忘れぬように」 D木材は美しく長持ちしやすい「多くの者の礎となれるように」 とか何とか即興で考えてましたという裏話。 (-230) 2020/09/29(Tue) 19:01:46 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* >>-228ヨシュア様 ( 後からこっそり音楽学んで 帰ってくるルートもワンチャン )才能厨おばあちゃんするはずがどうしてこうなったやら() メイレンは特に暖かといいますか、 私が言うのもなんですが光属性に近いPCだとは 動かしてひしひし感じておりますね…… 熱量もトップクラスかもしれません。 (-232) 2020/09/29(Tue) 19:05:33 |
【独】 ヨシュア/* 音楽を学ぶ……楽器ならわんちゃん? と、そわっとしつつ ←芸術センスは皆無な気がします リュートとか格好良く弾き鳴らしてみたかったですね! まごうこと無き光で、皆を照らしてくださいましたね もし闇属性だったらと思うと、 その説得力のあるロルにどれだけのPCが 奈落に叩き落とされたかと。 見てみたいような恐ろしいようなです…… (-234) 2020/09/29(Tue) 19:22:16 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* >>-234ヨシュア様 楽器ならわんちゃん(頷きながら) 芸術センスがなくとも、パーカッションなら! ヨシュア様のリュート滅茶苦茶似合いそうですわ! ちょこまか動いて皆様のことを 直接的に間接的に照らしまくる動きしか 今回してませんでしたわね笑 闇属性だと>>1:15路線フォローなしという 路上で刺されそうなPCになる予感しか 致しませんわー(目逸らし)** (-235) 2020/09/29(Tue) 19:33:28 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* ヨシュア様は一見、闇属性寄りに見えますけど 根底・信念そのものはアメリア様やエヴィ様起点の 光属性ですわよね、ロルを見ながらそんなことを感じたり。** (-236) 2020/09/29(Tue) 19:35:38 |
【人】 花屋の主 メルーシュ【コンペ2日目、宮廷前広場での回想】 [>>2:167 花束のいっぱいにつまった花籠を抱えていると、花たちの声が重なりハーモニーとなって聞こえる。 その心地よいハーモニーにあわせ、風がそよと吹けばそれにかき消されるほどの微かな声で歌いながら歩いていたメルーシュは、ひかえめにかけられたその声に気が付くと立ち止まった。 振り向いたそこに立っていたのは、ひとりの少女。 メルーシュはにっこりとその少女に微笑みを向ける。 直接交わしたことばは多くはなく、何かの折に聞いた彼女の名前は覚えている。 「こんばんは、エヴィさん」 目の前の彼女は礼儀正しく微笑み挨拶を返してくれるが、なぜだろう、その表情がいつもとは違う翳りを帯びているように思えた。 メルーシュは、彼女が時折花屋に来てくれるときのことを思い出した。 (219) 2020/09/29(Tue) 20:42:17 |
【人】 花屋の主 メルーシュ【かつての花屋にて】 [>>2:168 彼女はいつも、御使いできたという様子だった。 いくつかの注文を、間違わないようにと慎重に伝える。 まるでほんの僅かでも間違いがあると、恐ろしいことが起こるかのように。 メルーシュも丁寧に注文を確認すると、いつものようにソファを促す。 彼女は果たしてソファに腰掛けたことがあったろうか。 注文は丈の長い花器に活けるための、豪奢さと荘厳さを思わせるような花束。 アマリリスの透き透った白にあでやかな紫紺のリリーを合わせていく。 注文にはできるだけ応えながらも、小柄な彼女が抱えて帰るときに危なくないようなかたちに仕立てる。 やがて、メルーシュは出来上がったその花束をしばし見つめると、うんうんと満足そうに頷いた。 急に声をかけて驚かしたりしないように(彼女は周りの気配にとても敏感だったから)、やや大げさに仕立て上がったことを素振りで伝えてから、「お待たせしました」と声をかけるようにしていた。 少女が花を抱えて店を出ようとしたそのとき、 急にメルーシュは「ごめんなさい、ちょっと待っていただけますか?」と声をかけた。(このときばかりは彼女を驚かせてしまって、ごめんなさい) 少女からもう一度花束を預かり直すと、丁寧にリボンをほどく。 そして花束のかたちを調整しながら、今度は、小さなスズランの花束をアクセントのように添えて結びなおした。 彼女のもとに行きたいというスズランの願いをかなえるために。 「スズランです。枯れやすいのでよかったら【花束を活ける前に外して】水に浸してあげてください」 (できることなら、あなたのそばにわたしを飾っていただけたら) 声ではないその声が、果たして彼女に聞こえただろうか。] (220) 2020/09/29(Tue) 20:47:26 |
【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン/* そういや招聘してくれたリジィのこととか何にも書いてないな…。 明日までにいろいろ収束させたいが厳しい (-238) 2020/09/29(Tue) 21:01:26 |
ティグレは、ニコロさん……待ってね返すね 2020/09/29(Tue) 21:05:04 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* >>-238エリクソン様 私も第二王子殿下と第三王子殿下に触れておらず(目逸らし) 私が色々と振って申し訳ありません、 どうかご無理なさらず返せそうなものだけでも 私は全然構いませんわ(お疲れ様です) ティグレ様、メルーシュ様もお疲れ様です。 (-239) 2020/09/29(Tue) 21:05:51 |
【人】 花屋の主 メルーシュメルーシュはいつも願っている。 花たちが、その内なる生命をすべてかけ、最も美しく咲けるようにと。 そしてその花を、心から美しいと愛してくれる方と出会えるようにと。 エヴィさんのそばにいることを願ったスズランは、 きっと、その可憐な見た目には不似合いなほどの強引さで、 きっと彼女のそばで、美しく花を咲かせてくれたと、メルーシュは信じずにはいられない。* (221) 2020/09/29(Tue) 21:17:32 |
【独】 花屋の主 メルーシュ (-240) 2020/09/29(Tue) 21:24:13 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* >>-239メルーシュ様 私、>>-53でもお伝えしましたが メルーシュ様の花を愛し、花の言葉を聞ける PCとしての魅力大好きでした! ありがとうございます、臨場感等は意識しているので 火山の国の民の合唱含め「らしく」出来ていたのであれば 大変光栄です。 (-241) 2020/09/29(Tue) 21:27:36 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―表彰式・宮廷 舞踏用大ホール― [ 4位という結果に茫然となりながらも 鉛のような体を無理やり動かし、 機械仕掛けのように賞状を受け取った。>>124 メイレン・シュレグマーの顔を直視できず、>>146 審査員席から目をそらしてしまう。 順位決定までの紆余曲折や、彼女の抱えたジレンマを 知る由もなく。>>146>>147>>148 ……午前中の王立劇場ロビーの演奏会で感じた、 『これは彼女が俺達に向けた演奏だ』 という確信は?>>185 ……終演後のカーテシーの後、くすりと笑った彼女の 『昨日のあなた達とおんなじね』>>186 とでも言いたげな目は? ] ……すべては俺の妄想だったのだろうか? (222) 2020/09/29(Tue) 22:21:57 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新