人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【人】 商人 ミロク

>>13 フジノ

あなたが戻ってくれば、静かに座ってどこかを眺めて居た。
やってくると気づいて、濡れている服に首をかしげる。
一度席を外して、タオルを持ってくれば、
丁寧に髪や顔を拭き始めるだろう。


「お話は、そうですね。
 あなたがこの村でどう過ごしていたかなど聞きたいですが。

 不都合があれば私の話でもいいですよ。
 あまり面白みがないかもしれませんけれど。
 少しだけ、贅沢な。運だけがよかった男のお話です」

瞳を見返す姿はまたやけに温かみを帯びていて、
いつか肉の香りが漂う近くまで話はされた。

取引でも、なんでもないただの会話。
あなたがどう答えようと男は語っただろう。
(22) 2021/07/06(Tue) 21:08:58

【人】 商人 ミロク

>>13 >>22 フジノ

男は両親の顔を知りません。
赤子の頃、少し裕福な商人の主人に運良く拾われ育てられることになりました。
世渡りと、ほんのすこしの芸を身につけて金を稼ぐ幼少期を過ごして。
大きくなれば、商人としての知識を学び、
ようやく"客を見る"役目として表で活躍が出来るようになったのです。
色々な客と関わるうちに、一つの夢ができました。
つい、今日まで商いの生活で忘れかけていたが、やはりずっと胸の中には残り続けていました。



「教師になりたかったんです。
 しかしまともに学徒として勉学を嗜んでいませんから…。
 ほぼ難しいといわれ、諦めていました。
 実際、人より少しだけ多く本を読んだ程度です。
 このご時世、仕事は選べるものではありませんが、
 夢を持っていたことは忘れたく有りませんね」
(23) 2021/07/06(Tue) 21:10:15

【赤】 被虐 メイジ

メイジは、誰もいなくなった手術室で
大きなため息を吐き、どさりと椅子に座り込んだ。
吐いたせいで体力を消耗したのか、立っているのも怠かった。

ふと、懐から取り出したのは、お茶の缶のようなモノ。

"どんな痛み"でも"一時的"に取ってくれる薬。

「…………オレは、まだ大丈夫」

メイジはすぐにそれをしまった。
(*18) 2021/07/06(Tue) 21:10:40

【人】 諦念 セナハラ

>>20 >>21 【肉】

「ハルミさんとメイジくんもどうですか?
 少し硬いので、よく噛んでくださいね」

薄い肉と、大きな肉。
両方を皿に載せて、調理台の上に置く。丁度、ロクの手前だ。

猿肉なので
、少し癖が強いですよ。
 水は用意しておいたので、辛かったらこれで流し込んでください」

新たに二つの皿を取り出し、焼いた肉を置いていく。
この村周辺に猿がいないことは、村人なら誰もが知っている。
しかし。
人間は流されやすい生き物であることを、男は知っている。
(24) 2021/07/06(Tue) 21:16:21

【人】 遊惰 ロク

>>+6 ニエカワ
「具合、よくねェのか。
 出直したほうがいいかねェ……」

 言いつつ裏腹、病室のドアを開けて。
 スルリと中へ入り込んだ。▼
(25) 2021/07/06(Tue) 21:17:14

【秘】 遊惰 ロク → 発熱 ニエカワ

>>25
「あれきり顔見る間もなかったんで、
 ちっとばかし話でもと思ったんだが」

 室内。少しばかり気まずげな気配を漂わせ乍ら、
 後ろ手に戸を閉めつつ。
 少年の身に起こった事を何一つ知らぬ男はそう、口にした。
(-119) 2021/07/06(Tue) 21:20:23

【人】 被虐 メイジ

>>20 >>24 【肉】

「あ、なんかみんな集まってる?
 食べる食べる。お腹空いちゃったし!
 ……フジノも入ろ!」

メイジは入口付近で止まるフジノの背中を、そっと押した。
調理台の前に座り、皿に乗った"猿肉"をじっと見つめて

「……いただきます」

手を合わせた。
おもむろに手に取って、また見つめて──噛みちぎった。
味わっているのか黙って咀嚼している。
村の山に猿などいないことは知っていたが
忘れているのか、特に何も言わなかった。

「お腹減ってるからかな……おいしいかも……はは」
(26) 2021/07/06(Tue) 21:40:26
メイジは、"猿肉"の味を知った。
(a7) 2021/07/06(Tue) 21:42:08

【人】 商人 ミロク

>>セナハラ

しばらくして肉の香りがまだ漂っているだろうか。
人がまばらになった頃、商人は、医療従事者の男に声をかけた

「すみません、お時間いいですか?
 ニエカワさんのことです。

 先程"お話し"したのですが伝言があります。
 ここで、聞きますか? それとも、」

別室がいいですか。
何となしに訪ねる声が、病院内に静かに響いた。
(27) 2021/07/06(Tue) 21:51:20

【人】 諦念 セナハラ

>>27 ミロク

ニエカワ、と聞けば僅かに目が開いた。
が、直ぐ元通りの柔和な笑顔に戻る。繕う事には慣れていた。
言語が通じなくとも、
笑顔でいれば殺されることはない。

そう身体に染み付いている。

「時間は大丈夫ですよ。
 ……そんなに人目を気にするような伝言なんです?」

少し、体は強ばっていただろうか。
遺言にも等しいのだから当然だ。
(28) 2021/07/06(Tue) 22:30:01

【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ

「……ありがとね」

"できる事があったら言ってね"に対してのお礼を。
メイジはこそりと小さく、囁いた。

「あれは寧ろハンカチ貸してもらった
 お礼みたいなものだから、気にしないで」

まだ借りっぱなしだけど、いつか返すつもりではいた。
(-120) 2021/07/06(Tue) 22:30:53

【独】 被虐 メイジ

/* メイジのチップ、今日も怪我しちったーテヘヘ☆

みたいな感じだと思うんだけど
オレは重い設定をつけてしまった……
(-121) 2021/07/06(Tue) 22:36:56

【独】 被虐 メイジ

/* ところでこれ投票どうしたらいい?
  一番信用してない人でいいかな……
  自殺票はあぶねえよな……
(-122) 2021/07/06(Tue) 22:39:04

【独】 被虐 メイジ

/* みんないい人だから悩むんだけど・・・・・・・・
  フジノちゃんは女の子なので守るべきと思っているし大人かな・・・・・・ロクロクコンビのどっちかです。とりあえず麻薬密売人のミロクおじさんにしたけど・・・・・・・
(-123) 2021/07/06(Tue) 22:48:30

【人】 商人 ミロク

>>28 セナハラ

「はい、どうやら彼はここにいる方々に
殺された
ようです。
 ご存知でしたか?
 ショッキングな内容ですと気にされると思ったんです。
 病院の体面的にも」

気にしていたのは技師の方だったが、一応、告げることは告げて。

「世迷言だと思いますか?
 それでも構いませんが、聞かないという選択肢はありません。
 最大限考慮をさせていただきますので、好きな条件でお聞きください」
(29) 2021/07/06(Tue) 23:10:24

【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ

「困らせるぐらいで良いですよ」

もし、今。
そんな顔をしていると言われていたらとても驚いただろう。
男は、自分にそんな表情が出来るとも思っていないからだ。
不器用な笑い方は、誰かを怖がらせたりするらしい。
そして、自然にこぼれている笑みには気づいていない。


「いえ、まだ余っていますから大事に持っておきますね。

 ……それでは。

 ―――また縁があれば会いましょう」



自分から背を見せ、そして、歩き出す。
そうでないと、また目の前から消えてしまうかもしれない。
誰かのように。

それは―――少し悲しく、
違う存在であると思い知らされる。

だから、ここでは別れを告げよう。
次出会えるときは憂いが亡くなっていると信じて。
(-124) 2021/07/06(Tue) 23:45:31

【独】 被虐 メイジ

ミロクおじさん……お前を……殺すか……………

お前は……知り過ぎた……
(-125) 2021/07/06(Tue) 23:54:58

【独】 流転 タマオ

・×× 博(名字は記憶にない)
 享年22歳。大正〜昭和初期ごろに東京駅で銃に撃たれて死亡。警察官になりたかったが、あおいめ故に「健康」と認められなかった(健康でないとなれない職)。制服が警官服に似ていないこともないからという理由で駅員になった。

 非童貞処女。浅草にはよく足を運んでいた。色んな文化に触れたがりだし、基本的に寂しがり。ある意味では悪霊と言われて正しい存在。
(-126) 2021/07/07(Wed) 0:05:23

【独】 流転 タマオ

気が付いたら7月7日ですね。おめでとうタマオ、あおいめの幽霊さん。
(-127) 2021/07/07(Wed) 0:06:19

【独】 被虐 メイジ

ところで狼の囁き、ほぼ一生話してるから
通知してなかったな・・・・・・・・・・

自働のでぃすこ通知ほしすぎるな
(-128) 2021/07/07(Wed) 0:09:28

【秘】 商人 ミロク → 遊惰 ロク

「贈りもの、ですか。
 ……ありがとうございます」

―――僅かに                唇を食む。


「ええ、だから。
 彼らが生きてくれる未来を望みましょうか一緒に」


そのためになら、               。
     になら、   って。
きっと 、私は   のでしょう。
          で            から。
    、今すぐに          。


「『人生には、二つの道しかない。
 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ』」

「ロクさん。
 私は、後者でした。」

それでは御機嫌よう。と。
男は告げ背を向けて部屋を出て行った。

また次に話すとき、
男はあなたに一体どんなことを告げるのだろう。

それは男以外、誰にもわからないことだった。
(-129) 2021/07/07(Wed) 0:17:48

【独】 商人 ミロク

「贈りもの、ですか。
 ……ありがとうございます」


―――僅かに声が震えて、何かをこらえるように唇を食む。

「ええ、だから。
 ……彼らが生きてくれる未来を望みましょうか一緒に」


そのためになら、私はいくらでもこの手を汚します。
取引のためになら、なんだって。
きっと今、私は嬉しいのでしょう。
思いも寄らないところで欲しいものがもらえましたから。
それこそ、今すぐに死んだって良いぐらい。

「『人生には、二つの道しかない。
 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ』」

「私は、後者でしたよ」


「『人生は刺激に満ちた仕事ですが、
  もっとも刺激的なのは、人のために生きるときです。』」
(-130) 2021/07/07(Wed) 0:19:29

【人】 諦念 セナハラ

>>29 ミロク

「……確かに暫く、彼の姿は見ていませんね。
 何故殺されたという発想になったのかは、気になりますが」

男は霊魂の類を信じない。
それは医者としての思想ではなく、
そうであってほしいと願う個人的な思いだった。

「まさか“お話し”って彼としたんですか?」

こんこん、と。
返事を聞く前に、診察室の扉を小さく鳴らす。
“中に入れ”と促しているのだろう。

「……どうも、あなたは気が滅入っているようだ」
(30) 2021/07/07(Wed) 0:19:58

【独】 流転 タマオ

>>30
Foooooooooooooooooooo⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴
(-131) 2021/07/07(Wed) 0:23:35

【独】 諦念 セナハラ

くっそ〜〜〜〜〜
後で話すことあるってそういう事かよお!!!!!!!!!!
霊感太郎がいじめてくるよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜エンエンエン
(-132) 2021/07/07(Wed) 0:24:52

【人】 焦爛 フジノ

>>22 >>23 ミロク
どこか戸惑うような雰囲気を出しながら、大人しく拭かれていく。
抵抗なんてしない方がいいと、随分昔に学んだから。
けれど。
こんなに優しい手つきで触れられる事なんて、ほとんどなかった。

「この村、で?
……面白い事なんて、何も、ないよ。
畑や家の仕事を手伝って、学校で勉強をしてただけ」

誰かと遊ぶこともなく。
家と学校を往復して、外の仕事が終われば中の仕事をこなす。
それがフジノの今までの、そして恐らく今後も続くはずの日常だった。

世間話と呼ぶには多少、踏み込んだ会話。
貴方の語る話を、フジノは静かに聞いた。
(31) 2021/07/07(Wed) 1:06:39

【人】 焦爛 フジノ

>>23 >>31 ミロク
「……教師。
ミロクさんは、いろんな事、知ってるし。
優しいから……きっといい先生に、なれただろうな」

本心だ。貴方が自分達を見つめる優しい目を、覚えている。
そして貴方の語りの後、フジノもぽつぽつと語る。

顔も知らない祖父は南へ出兵して、終ぞ帰ってこなかった。
半年前に祖母が亡くなるまで欠かさず線香が立てられていた仏壇には、今も空っぽの桐の箱が置かれている。

母の顔も知らない。否、覚えていない。物心ついた頃には祖母と父しかいなかった。
母はフジノが大やけどをした後――祖母曰く、目を離していた間に囲炉裏に落ちたらしい――姿を消したという。
残されたフジノに、この見た目では嫁に行くのは大変だろうと、亡くなるまで祖母は案じ嘆いていた。
村の人々は歪な跡を晒すフジノを遠巻きに眺め、大人達の反応を見て子供達もそれを真似た。
色眼鏡無く接してのは、アユミを始めとする余裕のある大人。
……そしてここに偶然にも集まった、少し変わった人々ぐらいだ。


そんな風に育ったものだから、ミロクのような『夢』や『目標』はなかったのだと、ぽつりと零した。
応えようと思う周囲の期待も、助けたいと思う誰かもいなかった。
貴方に話した『取引』の内容が。フジノが初めて抱えた意志だった。
(32) 2021/07/07(Wed) 1:08:36

【人】 焦爛 フジノ

>>24 >>26 【肉】
……猿?


絵本ぐらいでしか見た事のない生き物の名に、つい疑問符の混じった呟きが漏れる。
……それでも、医者であるセナハラが用意したものだ。
メイジに促されるままに部屋へ入り、取り分けられた肉を、見つめる。

食わなければならない。
これが何の肉であったとして、腹を満たしてくれる事は確かだ。
なら、食べなければならない。
フジノはそうしなければならない。

いただきますと、小さな声で告げて。
小さく切り分けられた肉を、口の中へ入れる。

味の感想は特に告げず、水で流し込んだ。

部屋に充満するこの匂いは、祖母を火葬した時に嗅いだ匂いに似ているなと、ぼんやり思った。
(33) 2021/07/07(Wed) 1:21:56

【秘】 発熱 ニエカワ → 商人 ミロク

「だめだよ?あんまり虐めたら……」

誰目線なのか、そんなことを冗談ぽく言って笑う。
貴方に微細な表情まで見えているかはわからないが。

「そう……?
 じゃあ、"またね"おじさん」

立ち去っていくどこかもの悲しい背中の彼を見つめ、少年はまた病室に一人残された。
(-133) 2021/07/07(Wed) 1:26:52

【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ

「……困った時は、お互い様って、言うでしょ」

今の今まで、使ったことも実感したこともない言葉を口にする。

「だから、そっちも気にしないで、いいから。
……私も、感謝してる、もの」

お菓子一粒が、この状況下ではどれだけ貴重なものか。
ハンカチを貸したぐらいでは割りに合わないと、フジノだってわかってる。
それをなんともない顔をして分け与えてくれた貴方に、なにかを返せればいいなと、思っている。
(-134) 2021/07/07(Wed) 1:30:18

【秘】 発熱 ニエカワ → 遊惰 ロク

扉を開けると、声の近さから目の前にいると予想されたはずの少年はいなかった。

「ありがとう、話しに来てくれて……」

少年は微笑みを浮かべてベッドに腰掛けていた。
その実態を目にすれば、霊感のある貴方ならそれが生きているモノではないとすぐに察することができるだろう。

「何の話をしようか……やっぱりトウキョウの話?」

少年はいつもと変わらない……否、いつもよりむしろ楽しげな様子で貴方に語り掛ける。
(-135) 2021/07/07(Wed) 1:41:45
 




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