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【墓】 木峰 海斗[ 自分の甘い声に、羞恥心が刺激されて なんとか、いつもの調子を戻そうと声を出すが やはり、快感に弾んでしまうのは抑えられなくて] ま、ッ……て、よ本当…… 風呂、くらい……大人しく入っとけよ [ 身を捩って、指から逃げるように腰を動かした 広いバスルームだから、逃げる場所はあるだろうけど 顔を真っ赤にしながら、逃げる俺を やっぱり兄貴は逃がしてはくれないんだろう、な**] (+86) 2021/07/16(Fri) 7:12:21 |
【墓】 木峰 夏生[ バスルームの壁に小さな甘い声が反響する。 悪戯な手を叩く力は強くなくて、 あっさり身を捩る様子ににんまりと口端が 上がってしまう。 嫌だ、と言うくせに、手を振り払い押し返す そんな動きも優しいもので。 構わず身体中を撫で、指を伝わせる。 霧雨のような細かい水滴を浴びながら 息を弾ませる腕の中の海斗は ぞくぞくするほど色っぽい。 こわいわー小悪魔こわいわー。 掻き抱く腕にも、皮膚の上を蠢く手にも力を込めて 途切れない愛しさと欲求が伝わればいいと願う。 ] (+87) 2021/07/16(Fri) 10:50:06 |
【墓】 木峰 夏生触られると、 ─── なに? [ 後ろに触れた指に海斗の声が艶を帯びる。 意地悪く聞き返して、取り繕うような声で逃げを打つ 細身の腰をがっつり掴んだ。 ボディソープの滑りを借りて後孔の襞をなぞって、 指を少し沈めるけれど、滲みたり身体に障るなと 思い直して手を止める。 一夜だけの相手にこんなこと思うことはなかった、と 苦笑いを密かに閉じ込めて、 シャンプーが途中になったままの海斗から 少しだけ体を離した。 ] (+88) 2021/07/16(Fri) 10:51:29 |
【墓】 木峰 夏生[ 顔が真っ赤になっているのは、湯温のせいじゃ ないと思うけれど、手を伸ばして少し温度を下げて。 ボディソープを掌に足して、そっと前に触れる。] うしろ、触られると、 抱かれたくなる? [ いい匂いの滑りを纏わせた指でやわやわと 刺激しながら、またわざと口にする。 ] (+89) 2021/07/16(Fri) 10:53:02 |
【墓】 木峰 夏生[ シャワーの水音に紛れて素直な希望が聞こえたなら 跳ねる心臓を宥めて宥めて、海斗の望むことを 望むままに与えよう。 あくまで意固地に口を開かないなら、 勝手に体を離して、贅沢なダブルシンクの パウダールームからちょっと不似合いな潤滑剤を 手にして戻ろうか。 どちらにしてもバスタブの縁に腰掛けて、 赤く火照る顔を、似たような表情で見上げて。]* (+90) 2021/07/16(Fri) 10:54:56 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[「ちゆ」ってあの夜みたいに呼んで 柔らかい髪を梳いてあげたら もっと喜んでくれたのかな。 でも、ごめん。もう、そんな資格はない。 抱いた体はどくどくと脈打ってて、 確かな生命の匂いがした。 それがまた、胸がぎゅうっと 締め付けられるような心地になって また新しい涙が頬を伝っていく。 辛かった。 でもそれを泣くのが、自分で許せなくて。 家も、絵美も壊して、梨花からママを奪って、 それでどの面下げて泣くの?って。 千由里の肩を濡らしても 振り払われなかったのをいいことに 今しばらくだけ、自分の心を解き放った。] (59) 2021/07/16(Fri) 11:24:03 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[そうして話を聞いてもらえれば 少しずつ落ち着きを取り戻していく。 「話聞くだけ」って千由里は言うけれど 聞いてくれるだけの魔法はすごい。 ずっと俺のこと考えてくれてた、って 今この状況になってそれほど嬉しい言葉はなくて つい、また嗚咽を漏らしてしまう。] 保育園行ってみたら、同い年くらいの 女の子達、結構凝った髪型しててね。 「パパだから出来ない」って、 思われたくないし、言いたくもないんだ。 [三つ編みを習いたい理由を打ち明ける時は やっぱりちょっと恥ずかしくて 照れ笑いで誤魔化した。 千由里が笑顔の奥に秘めた気持ちにまだ俺は届かない。 隣にいる体温が、嬉しくて、つい ベンチの上でそっと指を絡める。] もうすぐ3歳。 もう、ずっとずっとしゃべってるし、 それ以上にずっと歌う子なんだ。 [絵美が遺していった、俺の子ども。 今一番、守らねばならない存在。] (60) 2021/07/16(Fri) 11:25:06 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙会ってみる? やんなっちゃうくらい俺に似てるよ。 [くすくす笑って、それからふとあの夜を思い出す。 「ママになってよ」なんて 責任を取る気もないのに吐き出した自分に 今更、心底腹が立つ。 怖いけど、千由里の方を向いたら どんな顔してただろう。 瑣末事に溢れかえった脳みそで それでも千由里への気持ちを整理して……] ………………正直、ね。 いろんな事があって、考える余裕も無かったけど この夜景を見て、ちゆ、のこと、思い出してた。 あの時デートしたアクアリウムみたい、って。 [少しずつ、吐き出していく。] (61) 2021/07/16(Fri) 11:29:03 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙全部人に押し付けて、逃げて そのくせ「愛してる」なんてよく言えたなって 今となっては恥ずかしいけど…… でも、ちゆが幸せでいてくれたら、って その気持ちは嘘じゃない。 ずっと俺の事覚えてくれたのも、嬉しい。 …………だから、もし良かったら、さ。 またこうして、会って欲しいと思うんだ。 [あれだけキスして、獣みたいにセックスしたくせに 今は手を繋ぐのが関の山。 だけど、震える手で千由里の手を握って 心の奥の寂しい部分を、晒け出す。] (62) 2021/07/16(Fri) 11:29:26 |
【墓】 木峰 海斗[ ―― なに?と、 聞き返す声に、悔しそうに呻く 逃げたくても、腰を掴まれてしまっては、 容易く逃げることは叶わなくて ぬめる感触が、沈む気配に後孔が ひくり、と僅かな期待にひくついた] ……ぁ、 [ だけど、予想した感触は訪れなくて、 無意識に切なげな声を漏らして、 はっ、と慌てて、口に手を当てて、 余計な音が漏れないようにした シャワーの音で、掻き消えてることを祈るしかない 体温よりも幾分も温くなったシャワーが 火照った身体に心地良くて、ひと息 落ち着く間を与えて貰えるかと思えば、] (+91) 2021/07/16(Fri) 14:27:54 |
【墓】 木峰 海斗[ 既に、芯を持ち始めているものを 緩く優しく触れられて、腰が揺れた 触れられる度に、硬さが増していくのが分かる] ッ、ん、……マジ、で、する気なのか? [ 不安と期待が入り混じった 問いを口にすれば、また問い返される わざわざ、聞くなよ と、内心で悪態を吐いて、 心と身体の天秤が、どちらに傾いているなんて、 たぶん、もう明らかで、だけどそれを認めるには まだ、俺の理性がはっきりしすぎてる] (+92) 2021/07/16(Fri) 14:27:56 |
【墓】 木峰 海斗[ そうすれば、意図は伝わったようで 取りに行くと言って、漸く身体を解放される はぁ、と、甘さを含んだ溜息を零せば、 バスルームの壁に手をついて、 流しっぱなしのシャワーで残った泡を洗い流した いつもは跳ねている髪も、濡れて落ちてきて 前髪が邪魔だと掻き上げれば、 もう一度、息を吐くのと、同じタイミングで、 兄貴が戻ってきたので、そちらを見る バスタブの縁に腰かけて、 見上げてくる目が楽しそうに見えて 手のひらで踊らされているようで、 無性に、ムカついて―― 近付けば、頬を撫でて、首筋を撫でて 胸の辺りを擽りながら、覗きこんで、にやりと嗤う] ……てか、兄貴はまだ、勃つのかよ? ふっ、勃たせてやろーか? [ 翻弄されっぱなしは、性にあわねーと 根元から茎を、一撫でしながら、 自分の唇を指差して、煽った――**] (+93) 2021/07/16(Fri) 14:28:01 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[一番じゃなくてもいいやって、一度は確かに思ったの。 だってちゆには届かないと思ったから 彼には奥さんがいて、リカちゃんがいて、 そこに入り込む隙間を見つけられなかったから。 ――――だけど今は違う。 目の前に彼がいて、彼の愛する奥さんはもういない。 タイガさんをちゆだけのものにして ちゆがタイガさんだけのものになって、 二人で「普通の」幸せな恋をするのに 邪魔なのは小さなあの子だけ。 期待しちゃうの、タイガさんのせいだよ。 そうやってちゆの目の前で泣いて 他の人に見せられないような弱いところを晒すから。 手が届くような気がして、欲しがってしまうんだ。] (63) 2021/07/16(Fri) 15:24:23 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里ふぅん、そうなんだ。 [タイガさんがリカちゃんの話を始めたら 鼻歌を歌うように暢気な声で相づちを打った。 今が夜で良かった。外が暗くて良かった。 目だけは笑えない、可愛くない笑みを浮かべてしまうのも 本当はそんな話をすこしも楽しいと思えない本心も 全部暗がりが隠してくれるから。] おしゃべり好きなんだ、可愛いね 一人でお世話するのは大変だろうけど…… [遠くの景色を見つめたままで返事した。 顔を見ない割に、絡めた指だけはぎゅっと握って。] (64) 2021/07/16(Fri) 15:24:35 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[ごめんね、ちゆはやっぱり子どもが好きじゃないみたい。 彼が笑うのを聞けばつられて笑って、 「タイガさんの子どもだもんね」なんて零して。 知ってるよ。 目のかたちも鼻筋も、 笑い方もよく似てるって。 それであなたに似てないところは 奥さんの面影を残しているんでしょう? 彼がちゆの方を向けば、笑ってみせる。 あの日より静かな笑みを浮かべてみせる。] 覚えてくれてたんだね、嬉しい。 連絡先も交換してなかったから、 もう忘れちゃって会えないと思ってた…… [ちゆはこっそり知ってたんだけどね。 さっさと掛けちゃえば良かったな、電話。] (65) 2021/07/16(Fri) 15:26:19 |
【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[そうして彼が一つ、また一つ語り出す。 後悔だとか嘆きだとか、それと少しの愛だとか。 繋いだ手はちゆより冷たくて震えてた。 それでも熱は溶け合って、同じ温度に染まる。 あの夜みたいに寂しさを分け合って――だけど、 彼が知らない本心を伝えるつもりはなかった。 「愛」の形なんて知らない。 リカちゃんがどんなに大切かなんて知りたくない。 あの子がどんなに可愛くて 無邪気でかけがえのない存在だとしても ちゆにとってはタイガさんと誰かの子どもで いらない存在でしかないの。 ひどい?ひどいよね、分かってるよ。 でも、だって、だってさ、] (66) 2021/07/16(Fri) 15:26:39 |
【墓】 木峰 夏生[ ゆるゆると動く手の中で兆しを見せ始めていた 茎がどくりと脈打つ。 感嘆と興奮の混ざった吐息を落として、 硬さを取り戻していくそれを柔らかく扱いて、 ] え、しないの? [ と、熱っぽい吐息混じりに耳元で囁いた。 肌を滑るボディソープが立てる音にすら 消されてしまいそうな声。 抱けよ、 とそれはたしかにそう聞こえた。肩越しに振り返る、その顔は火照って紅く、 言葉以上に雄弁に物語る瞳には滾る熱。 ] (+94) 2021/07/16(Fri) 17:50:57 |
【墓】 木峰 夏生[ 覆い被さって一瞬、深く口付けて立ち上がる。 ぼたぼたと雫が垂れるのも構わずバスルームから出て 必要なものを手にして戻れば、前髪をかき上げた 海斗が息を吐くのがわかった。 露になった額が大人びて見えて、大きな水滴が飛んで きらきらと跳ねる。 綺麗で、ちょっと見惚れた。 バスタブに腰掛ければ上から見下ろすように 覗き込んで、体に触れる手の熱さに ずく、と下半身に血液が集まるのがわかって 我ながら苦笑いしてしまう。 ] (+95) 2021/07/16(Fri) 17:52:39 |
【墓】 木峰 夏生────── ! [ 唇を指してにやりと嗤う、海斗のその口から 飛び出した爆弾発言に僅かにのけぞって、 眉を上げた。 根本から撫で上げるその手なら、わかってるだろ もうゆらり勃ちあがっているのが。 ああ恐ろしい。 無自覚な小悪魔ほんとに怖い。 ばちん、と理性がショートしそうな音が頭の中で 弾けて、髪に触れて押し込みたくなる衝動に襲われて ぎり、と目を閉じて頭を振って振り払う。 きつい思いなどさせたくないというのは 紛れもなく本心なのに、煽ったのはお前だからな とも言いたくもなる。 ] (+96) 2021/07/16(Fri) 17:54:07 |
【墓】 木峰 夏生見くびらないでくれる? [ かいとがえろいから、と囁いて 後頭部に差し入れた手で髪を玩ぶ。 男としたことないって言っていたから、 口ですんのもきっと初めてだよなと考えたら、 わざわざお手を(お口を?)煩わせなくても 大丈夫なくらいには反応してしまうのだけれど。 ] ……それでもしてくれんの───? [ つう、と唇を親指で撫でる。 その口が、もう充分に兆しているものを 迎え入れてくれるのならば、 生暖かい粘膜の感触にぞくりと腰は 簡単に震えるだろう。 ] (+97) 2021/07/16(Fri) 17:55:30 |
【墓】 木峰 夏生[ 髪を撫でながら、吐息を噛み殺す。 耳に触れて、耳殻を掻いて、指を差し込んで。 海斗の口の中を存分に堪能しながら、 時々わざと動かして、 頬の内側や上顎のあたりに先端を擦り付けて。 ごめん、苦しいことしたくないって思ってたのに 上から見る海斗の顔がさ、 かわいくてえろくていじらしくてあんまり唆るから。 髪を掴んで、ぐ、と押し込んで、様子を伺って 大丈夫そうならそのまま喉奥を抉る時に 歯ァ、立てんなよ、と低く嗤う。 ちょっと加虐心に火がついてしまったことに ついてはあとで謝ります。 ]* (+98) 2021/07/16(Fri) 17:57:01 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[至近距離でゆらゆら見つめながら、 また交わしたキスははじめての味。 柔らかな微笑みを向けてくれるから、 それが嬉しくて首をすこし傾けて、 もう一度重ねて、ちゅ、と音を立てた。 からん、と口の中で鳴った飴玉は甘くて、 だけど少し喉に絡む。 じわ、と口内をうるおす唾液を飲み込んで、 その問いかけににっこり笑って頷く。 忘れてしまいそうになる、この関係が 今日、このとき限りであることを。 男性にこんなふうに甘やかされることは、 今までなくて。はじめての心地は、なんだか 中毒性すらあるように感じた。] (67) 2021/07/16(Fri) 19:47:39 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[彼が、ルームサービスをコールしているその間 一人、ベッドの上でその姿を見つめる。 ずっとくっついていたから、なんだか 一人でいることが、違和感で。すこし、寂しくて。 はやく帰ってこないかなって思いながら 体を包む薄い布の中で、ころころしていた。 何が食べたい?と聞かれても、すぐには 思い浮かばなくて、とりあえず、スムージーが 飲みたいとお願いしただろう。 あとは、彼が注文したサンドイッチに、 わたしも、と同調して。 やっとこちらに向いた視線に至極嬉しそうに 微笑みかけて、頷く。 すると、その腕が背中と膝裏に周り、 ふわりと持ち上げられるから、 首に腕を回して、引き寄せて頬にキスをひとつ。] んー……お父様に小さい頃、 運んでもらったことはあるけれど…… こんなふうにしてもらうのは、はじめて。 [と答えてもう一つ、今度は唇に、キスを。 彼が歩むたびに少し揺れる体。 そのリズムが心地よくて、自然と口元は綻んだ。] (68) 2021/07/16(Fri) 19:48:05 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉[たどり着いた浴室は、自宅にあるものと 似た作りになっていて、ふむ、と頷く。 ガラス張りの壁の向こうは、夜景がよく見えた。 けれど、彼の感想はどうやら違ったようで。 困っている様子の彼を見ながら、 楽しそうに笑っただろう。 ぱらぱら降ってくる温かな霧雨。 少し上を向いて、汗をかいていた額を流す。] ふふ、そうかも。 なんか……体に良さそう……? [くすくす笑いながらそんな返事をして、 心地よさに目を細めた。 清潔感のある花の香りが鼻腔をくすぐる。 彼の問いかけに、「んー」と間延びした 思考時間のあと ] とくには、ないです [と答えると、その指が耳裏をなぞる。 急な刺激にゾクゾク、としたものが 駆け巡ってびくん、と体が震える。] (69) 2021/07/16(Fri) 19:48:22 |
【人】 大学生 廣岡 珠莉くすぐ、ったい [閉じかけていた目蓋を開いて 見つめれば、目は合っただろうか。 合ったならば、じぃ、と見つめよう。 彼の手のひらが体を滑って 洗ってくれるから、その度に微かに震えながら その瞳の奥を、覗き込むように。 前面が洗えたのがわかれば体を捻り、 首に腕を回して軽くその胸板に擦る。 ぬる、とした石鹸で滑った素肌同士 胸の蕾がひっかかって、その刺激に また主張を始めるのが自分でもわかった。] ……はじめさ、ん [体を滑っていた指が敏感な箇所に触れるなら、 びくん、っとまた跳ねて、同時に、 見つめた瞳がとろりととろける。 舌を差し出すようにして近づけば、 それを吸ってキスしてくれないか、と。]* (70) 2021/07/16(Fri) 19:48:43 |
【墓】 木峰 海斗[ 命令口調で、不遜な言い方しかたできないのに 兄貴は、それを"かわいいおねだり"などと言う 長年、可愛くない弟を好いてくれただけはあるよ 本当に、……その想いに、俺はどれだけ返せてるのか 兄貴に言ったら、どういう返事が返ってくるか 想像できそうではあるけど まぁ、こんなこと口が裂けても言うわけがないから 悩んでも、想像しても意味がないことだと 浮かんだ想いは、掻き消した――] (+99) 2021/07/16(Fri) 20:23:06 |
【墓】 木峰 海斗[ 根元から撫で上げたものは、 既に熱く、兆しを見せていて、 俺が勃たせてやる必要はないのだけど それでも、一泡吹かせたかった 煽った理由は、たったそれだけ 深い理由があったわけではないのだが、 無知、というのは、時に恐ろしいことをしてしまう 何かに耐えるように瞳を閉じて、 被りを振る様子に、どうしたのかと首を傾ぐが 再び、目があえば、後頭部に伸びる指 耳裏から、後頭部を撫でられると、ぞくぞくする ん、と微かに、声を漏らして瞳を細め 見くびるな、と落ちてくる声に] してやるって、言っただろ? ただ、下手くそでも文句言うなよ…… [ 今は気分がいいから、とでもいうように ふふん、と得意げに笑い返した 小さく一言、事前に言っておけば ちらり、と一度視線を逸らして、覚悟を決めたように タイルの上に、膝をついた そっと、撫で上げていたものに唇を寄せる] (+100) 2021/07/16(Fri) 20:24:02 |
【墓】 木峰 海斗……ッ、ん、ぅ、 [ ちゅっ、と先端に挨拶をするような軽いキスをして、 はぁ、と熱い吐息を吹きかける 別に、焦らしているわけではなくて、 まだ、完全に勃っていないけどやはり、大きく見えて これ、口に入るのだろうかと、躊躇ったせい 迷っているのを誤魔化す為に、 ぺろり、と先端を舐めて、 裏側の根元から先端までを舐め上げる 脳裏に手本にしてるのは、さっきの兄貴の動きと ]いつだか見たAV女優の動きなんだが、 正直、よく覚えてない―― 特に兄貴のは、気持ち良かったのは憶えてるけど、 どんなことされたかは、少し記憶が飛んでいたから (+101) 2021/07/16(Fri) 20:24:31 |
【墓】 木峰 海斗ん、ッ、……は、ッむ、 [ 意を決して、とりあえず先端を口に含む 歯を立てないように気をつけながら、はむり、と 妙に可愛らしい音を立ててしまって、 羞恥を覚えながらも、兄貴の腰が震えるのを 間近で感じ取って、気分が好くなる――] ――ッ、ふぁ、ん……ンッ! ん"、 [ 耳を擽る指が、輪郭を確かめるように弄ぶと くすぐったいのか、気持ちがいいのか、 むずむずとした感覚に、唇と雄の隙間から、 鼻にかかった甘え声を漏らしてしまう 少しずつ、頭を前後させながら 喉の奥へと導いていれば、時折、 わざと腰を動かして、内頬や上顎を擦られて、 高い鼻濁音を発しながら、身体をびくつかせた 上顎の裏を擦られると、 ]ヤバイ かもれない―― (+102) 2021/07/16(Fri) 20:25:03 |
【墓】 木峰 海斗[ キスをされた時も、感じてしまったのを覚えていて 兄の悪戯な動きに、翻弄されつつも、 なんとかそこにあたらないように、 小首を傾げるようにして、非難するように見上げる たぶん、こういう時は、 わざと意図を受け取ってくれないんだろうけど 兄貴のものを咥えているという状況に、 口の中を熱いもので蹂躙される感覚に、 言いしれない昂奮を覚えて、俺の両腿の間のものは いつの間にか、しっかりと立ち上がって、 僅かに先走りを溢れさせていた 時折、苦し気に目を細めながら、 生理的に込み上げてくる涙に濡れた瞳で見上げれば 何に、煽られたのか、髪を掴まれ押し込まれる] (+103) 2021/07/16(Fri) 20:25:41 |
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