人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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【人】 よろず屋 シラサワ

「アザミはん……選ばれても元気やな。
 大概選ばれたら、しおらしゅうしとんのに。」

まぁ、それも島外のモノ故でもあるのか?

あの豪気な様子なら、
祭が終わるまであの調子なのかもしれない。
等と考えながら、まぁそのうち
印はあっても出て来るかもな、と。

…まぁ、これぐらい呑気な方がかえって良いかもしれない。
(21) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 9:46:01

【赤】 よろず屋 シラサワ

/*
蝶間はんが賢者なんは意見一致やなぁ。

…まぁ確かにそやな。
俺以外で煽動者らしい動きしとんのは五十鈴はんぐらいやな。
……そう考えたら、俺は偽情報を流されたか?
考えがある言うんはそういうことかもな。

はは、俺は道化やけど、交わす言葉に全て嘘は言うてへんで?
"言ってないこと"と"紛らわしいこと"があるだけでな…。
もし二人の煽動者がどうにかなるんやとしたら、
信じるんはどっちやろな…?
…ちょっと今自分でも外道やな思うた。

モクレンはん、ユヅルはん、シキはんは
俺では見抜けんかったなぁ。
せやけどまぁ、確かに残りは共鳴、黒鳴、水仙か。
(*42) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 9:55:42

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

はたして、己の身に迫る"それら"を気取ったかのように
暫し暗がりへと姿を隠していた青年は
呆気なくその身を捕らわれ、島の掟に依って囚われた。

如何なるようにしてそれは為されただろうか。
青年は、己を捕らえた者たちの顔を垣間見れたのだろうか。
何れにせよ、しかない書生に努めるだけの若人一人に
迫る"遣い"たちの手を払う力など有りはせず。

「......。」

闇を孕むような祠の中に在って、己に刻まれたその印を
ただ指でなぞり、顔をもたげ、暗い目を凝らし
周囲から聞こえる不徳な音色に、耳を塞ぐばかりであった。

「...シラサワ、さん」

貴方の声が聞こえれば、青年は表情を向ける。

蒸れるような熱に満ちた、肉を貪る獣の窖の中で
煌めく海をじっと見つめる若き眼は
哀疑交々な色に濡れ満ちていた。
(-28) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 13:56:57

【赤】 よろず屋 シラサワ

微熱に浮かされているかのような
戸隠の身体を受け止める。

「ぅ、く…つれ、ないね………ッ沙華。」

意識を失い、脱力した人間とはかくも重いモノ。

自分と同程度の背丈の重み。
確かに重量はあるだろうが、
本来ならシラサワ程の見た目ならば、
問題はあるまいに、男の声と動きは軋みを上げた。

とはいえ沙華が気にしなければ、
軋んだ動きのまま、祠から
あの家まで連れ出そうと、歩み始めるだろう。
(*47) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 14:06:27

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

まぁ、自分の存在がシキに
安堵を伝えられるとは思っていない。

それでも調子変わらず明朗に、
狂気の熱をモノとも思わぬように。

男はシキの眼前に立っていた。

「……言うたやろ。選ばれるて。
 まぁ、島外のもんばっかり選ぶ思わんかったけど。」

シキを真っすぐに見つめる海は、
嘘偽りの濁りなど在りはしなかった。

するりと隻手を軽く振れば、
ブレスレットの揺れる音と共に、近くに居た島民が遠ざかる。
出来るのだ、この男には。それが、彼の前で証明された。

人払いをし、数歩、そちらへ歩む。
島民のギラついた舐めるような視線よりはマシか。
はたまた、この男相手から逃げようとするか。
(-29) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 14:24:18

【赤】 よろず屋 シラサワ

/*
なるほど水仙鏡か。単独の恋人陣営やな。
あんまり盤面には影響せんタイプや。よう見抜くな沙華はん。

いやぁ俺は立ち位置的に狼というよりは狂人かとね。
赤は島民のもんが成るか思うてたわ。
まぁ狼側かなり忙しいし、時間都合で
出来んかったのもおるんちゃうかな。全体見る感じ。
(*48) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 14:29:14

【人】 よろず屋 シラサワ

>>22 沙華
>>23 ユヅル

「誑かす言うて人聞き悪い事言いなさんなや。
 俺は別に嘘は一つも言うとらんで?」

反省するとこあったんか? と言わんばかりだ。
出す商品に嘘を乗せれば
バレた時の価値の暴落具合は博打処の騒ぎではない。

「なんでそうなるねん。」

コテコテがついたような突っ込みを入れてしまった。

叩かれるんに痛みが無いんのは普段のよしみか?
…いやこれ単にユヅルはん相手への
照れ隠しなだけなんか…?

「ほれ、ユヅルはんが心配しとるで。」

具体案を考え切れておらずに
思い切り話題を誤魔化した。

…あぁ、飴のように甘いのは確かなのだ、この男。
(24) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 14:47:10

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

「……っ…」

未だ、一縷の機会を探っていたかのように。
眼前の男の印象を曖昧に捉えていた青年の感情は
掲げられたその一挙によって、瞬く間に晴らされる。

青年に、貴方が"そちら側"であることを誇示するには
たった一度のそれだけで、十分に事足りることだった。

「そんな……あなたは……」

名も知らぬ獣たちの視線から解放され
貴方と相対する青年の表情に次いで浮かんだのは
昨夜までの貴方と、その周囲で丁々発止していた
大人たちの言葉に対する、やり場の無い不審と憤り。

されど、青年は返すべき言葉を手繰り寄せられず。
ただただ、その場に座してその海を見つめ
まるで、未だすがるように目を細めるばかりだった。
(-35) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 15:13:56

【独】 よろず屋 シラサワ

■確定役職
(狼陣営)
戸隠   智狼  (襲撃役職を判明)
沙華   皇狼  (一回だけ吊られない)
シラサワ 囁き狂人(狼会話出来る村人)
アザミ  魔術師 (狼会話見れる占い師)

(村陣営)
リェン  反魂師(一度だけ死者を蘇生)
シキ   水仙鏡(単独QP)

■残灰  |■残役職  
蝶間   |共鳴者(共有者)
ユヅル  |黒鳴者(共有者で占うと黒になる)
モクレン |賢者 (占い師)
五十鈴  |煽動者(死ぬと次の日の投票で二人吊られる)

■役職予想
蝶間   賢者
五十鈴  煽動者or黒鳴者
(-34) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 15:16:11

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

男は何も嘘は言っていない。
全員に告げた言葉は、確かに全てが真実だ。

煽り動かすような言葉と、
己が選ばれたら"二人"面倒を見ると。

ただ、"言っていない言葉"があるだけ。
ただ、"紛らわしい言葉"があっただけ。

…ずるい男だろう?


「……ごめんな。」

謝った所で、俺も逆らえへんのや。


シキが動かなければ眼前まで歩み、
書生の袖を掴んで引き寄せようとする。

しかし、その力は成人男性にしてはかなり弱い。
振り払って逃げようと思えば出来るだろう。

とはいえ、その後のシキを待ち受けるのは。

/* エロール仕掛けますが大丈夫ですか。
(-38) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 15:27:24

【独】 よろず屋 シラサワ

/*
俺は本島居た頃にヤンチャして怪我しとってなぁ。
それのせいで舞が出来んのや。
島来たんは出身追われたんもあるし、養生もある。

『無知のせいで怪我をして後悔する』
言うんは実体験の話でな。

まぁ頑張ったら日常生活問題は無いんやけどな。
頑張らなあかんから普段力出してへんねんな。
(-39) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 15:34:16

【赤】 よろず屋 シラサワ

>>*50
「言う気、…無かったんや、て。」

のしかかる重みが減る。この男は嘘は吐かない。
ただただ"言わない"のだ。

祠を出て、集合場所だった古民家へと三人で向かう。

ああ、この男が狼でなくて道化なのは。
ああ、この男が狂人だと言われるのは。

「逃がして、くれへんかなぁ……。
 沙華はんに、弱み見せたないやん…。」

装う言葉に、隠したいという訴えが。
とはいえ狼よりも立場の弱い道化に逃げる術はない。
(*51) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 15:45:57

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

囁くような言葉が、青年の意識を撫でる。
その音色は、青年があの時に感じたものと同じだろうか。
それとも、別の思いが滲むものであっただろうか。

早々に悟った己の立場に対する諦観。
されど滲み出る感情に溺れるように
青年は、ただ黙して貴方を睨み付ける。

「____」

そうして、青年は貴方の力に抗わない。

寧ろ、まるで広大な獣の胎のように
湿り気の漂う、この薄暗い祠の中で
貴方の背後で跋扈する爛れた狼たちの視線から
少しでも身を隠し、逃れるかのように。

青年は、顔を伏して自らを貴方に委ねる。

閉じられた瞼からは、小さな雫が溢れ落ちていた。


/*
狼藉フリーです、お好きにドウゾ★
(-41) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 16:04:13

【赤】 よろず屋 シラサワ

古民家に到着し、
布団を引っ張り出してきて、戸隠を寝かせる。

一息吐く間も無く普段の丸眼鏡を取られてしまった。

「こら、返しぃ……ああ、もう。」

逃げられないのが分かってか、座布団の上に座り、
ぽつりぽつりと話し出す。

「……満足じゃないっていうのは普段からだよ。
 別段、力使うような場面じゃなかったら
 ああならないだけで口先は大体万全だよ。

 言ってただろ。『無知で怪我して後悔する』って。
 俺が好き好んでこの島に居る理由だよ。
 リェンとかは少し知ってる。」

二重三重に蓋をしていたというのに、
結局言う羽目になってしまった、と。
(*53) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 16:07:17

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

引き寄せる事が出来たならば。

ひとまわりほど大きな男の身体が、
露出を控える長丈の服の全てが、
狼たちから青年を隠すように包むことだろう。

間近で見た海色が、目立つ。

耳元に唇が近づいて、言葉がぽつぽつと落ちる。


「…シキはん、舞は出来せん…やろな。島来て短いし。
 まぁ、舞出来るサクヤはんかてあの調子やけどな…。」

始まりの巫女は、代わる代わるその肉を喰われている。
男の服で隠したとて、その音は嫌でも響いている。

零れる雫を見て、するりとその黒髪を撫でる。

「…どないする。相手はすることなる。
 俺やったら俺が選ばれんうちは、俺だけで済む。

 …それとも、素直に皆に喰われるか?」

それはあまりにも、ずるい選択肢を。
それでも、男に出来る精一杯の救いの手を。

/* それではよろしくお願いします…!
(-43) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 16:20:34

【赤】 よろず屋 シラサワ

皇狼の力もある今の沙華に力で敵う訳がない。

やめやめと止めてはいるが、
幾重に肌を隠している衣を剥がされ、
肌着一枚だけになれば、肩や腹、片腿に赤黒い傷痕が見えた。

「狼の時はこれでもマシだったけどね。
 本島に居た頃に無知で失敗して大怪我したんだよ。
 まぁ十中八九、自業自得だけど。

 それで、出身追われて、養生でこっちに来たんだよ。」

島に居る理由、島を出られない理由。
男が言葉を装う理由、慎重にならざるを得ない理由。

……あぁ、本当に100年に一度だな。
(*56) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 16:33:08

【赤】 よろず屋 シラサワ

「人間色々あるって…やめぇや痛いわ。」

傷痕は塞がっているとはいえ皮膚が薄く、
つつかれれば引っ張れて痛い、と。

改めて服で傷痕が隠れ、隙を見て奪われた丸眼鏡を取り戻した。
ついでに言葉も装う。

「まぁせやな。昔の俺みたいなもんやからな…。
 ……茶入れて来るわ。沙華はんかて"乾いて"るやろ。」

戸隠の分もついでに用意しようとばかり、席を立つ。
男は横になる気は無かった。
(*58) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 16:52:00

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

淀み漂う空気に入り混ざる、巫女の濡れた声。
狼たちの享楽に沈め込まれた者の末路を
これ見よがしと響かせる祠の中で
青年は、あなたの胸へと抱かれる。

青年の書生としての体つきは
幾分細い印象を持つものではあったが
年相応の重みを感じさせるだけのものは有るだろう。

__そうして。

「嫌です。」


聞こえるのは、震える呟き。
貴方だけに聞こえるそれは
最早、許しにも似たような声色で。

「"まだ"あいつらに食われるのは、嫌です」

「お願いします、シラサワさん」


その様子は、かつて外で見せていた不穏さは無く。
ただ、この場の苦しみから最も遠く居られるであろう
目の前の海の色を、見つめるばかりだった。
(-49) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 17:13:24

【赤】 よろず屋 シラサワ

「誰が従者や誰が。」

あんまり間違ってへんけど、と内心思いつつ
氷の入った冷えた茶を持って戻って来た。

「目ぇ覚めたか。俺の事は覚えとるか?」
(*62) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 17:14:22

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

「…そうか。」

残酷な選択肢を。地獄のような二者択一を。
互いに選ばざるを得ない背徳感を"囁く"。

男の灰髪のように、青年の髪眼のように這い寄る。

「ああ、"これ"は俺の獲物や。
 "智狼"と"皇狼"はん以外は手出し無用や。」

周りの獣を、そうして男は遠ざける。

あぁ、男は…この狂気の中で、
己の狂気で持って立ち続ける"狂人"なのだ。


そうしてなるべく祠の中でも
宴から離れた場所へ、シキを連れて行く。

寝具など上等なモノは無い。
せいぜいが衝撃をどうにかしようとする
綿の詰まった何かしらの布程度。それに座らせる。

ゆるりとした動作で、何度も宥めすかすように撫でやり、
強引さを感じさせないように、顔を近づける。

その瞳に湛える海に引きずり込むように、
溺れてしまえば、口付けが待っている。
(-52) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 17:32:22

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

貴方に引かれ、青年は歩を共にする。
辺りを見れば、そこは狼たちの餌場かねぐらか
あるいは座敷牢のかくやと思えるような
爛れた宴を成すための様々が見に写った。

「……。」

そうして導かれるように腰を下ろせば
やはり、声もなくあなたの手を受け入れる。

目の前にいる男もまた、外様である己に
哀れむような情を見せるこそすれ
それもまた、この島の掟に従うまでの
ただそれだけのことでもあるのだろう。

しかし、それでも。
この窖の中を満たす不純な気から
少しでも気を逸らすことができるのなら。
今は、目の前で紡がれた言葉が
嘘か真かなどということは、些事でしかなかった。

ならば、その海に沈んでしまえることは
今の己にとって、どれ程の救いであろうか。

「__お願い、します」

ようやく口を開いた青年は、
あなたの瞳に浮かぶ色へと、その身を浸して行く。

後はもう、貴方の心の匙次第だ。
(-56) Jagd_Katze 2021/07/23(Fri) 18:36:28

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

歩みの折、確かに誰も二人を追わず。
遠巻きの視線すら打ち払うように。

そうして二人となり、シキの言葉を聞く。

「……"優しくはするよ"。」

言葉の装いを外し、そう告げ、唇を重ねる。
後頭部を男の大きな手が撫でやり、
固定しようと僅かに力を込める。

「……ン、。」

何度か啄むように口付けし、
角度を変え、思考するための酸素を奪い、
懊悩する脳を溶かし、徐々に徐々に、溺れさせる。

青年が薄くでも唇を開けば、
歯列をぬるりと熱い舌が舐め、相手の舌を導き出そうとした。

甘い、甘い、飴のような痺れを。

同性などと、忘れてしまえと。
この獣の胎にいることなど気にするな。
目の前の狂い人が、そう手招きをする。
(-61) souko_majyutu 2021/07/23(Fri) 19:08:55

【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ

「っ……ぅ…」

慣れない感触に、青年の小さな声が響く。
嫌がる素振りは見せぬままに、しかし
反射的な震えが、貴方の手へも伝わっていく。

それでも尚、薄く小さく開かれた眼は
目の前の深く輝く海を捉えて離さず。
その色へと、深く沈み込むように。

「____。」

継ぐべき息を奪われれば、青年は
ますます深くあなたへと沈み込み
互いの熱を、分け合うように体を寄せる。

この場を染めるおぞましい現実から
己の意識を遠く離し、それを忘れる為に、
しかし同時に、己を抱くあなたの存在は
決して見失わない様にと、その両手を
あなたの背へと大きく回して、力を込めた。

「は、っ……」

__やがて、互いの唇が離される頃には。

額に小さな汗粒を浮かばせた青年の
ぼんやりとした目付きが、あなたの顔を
眺めるように見つめ続けるばかりとなって。
(-67) Jagd_Katze 2021/07/24(Sat) 1:43:20

【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ

「ン、く……ッは……」

青年の夜髪を撫で、決して黒一色ではないその瞳に
優しく熱を灯すよう、海から水音を響かせる。

呼吸を奪い、相手の力が抜け、
己へと縋るように抱き着くのを受け止めれば、
男の身体は僅かに軋むように肩を竦めた。
空いた手をシキの背へ回し、赤子をあやすように、
熱のやりとりとは裏腹に柔らかく叩く。

その行動一つ一つが、
本来男性が持っているであろう力強さが無かった。
身体を預けるほど、海へ沈むほど、
それは青年にとって良くわかるかもしれない。

何かに枷をはめられているように。
このシラサワという男は、
普段は言葉で弱さを隠しているのだと。


「……シキ。」

ぼうと見つめる青年に。狂い人の囁きを。
夜海の灯台は此処にある。

青年の顎に零れた唾液を舌先で追い、
そのまま唇を落とし、首筋を食み、
撫でていた隻手を下ろすと、
かっちりと纏う衣服を乱れさせようと手をかける。
(-69) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 2:55:05

【人】 よろず屋 シラサワ

>>26 沙華
>>27 ユヅル

「誰が負けや言うたんや。
 沙華はんに黒星んなるとか嫌やわ。」

そんな訳あるかいと言わんばかりに反論する。
話題を逸らせていなかったのは一重に自分の拙さか。
もう少し捻れば良かった。

「ユヅルはんはほんまに……。
 こないな甘えん坊によう優しくするなぁ。」

ユヅルの返しを聞くと、良い子だなとつくづく思う。
しかしあまりにも全面的な受け入れ用に心配になるのだ。

所でモクレンとリェンは健在だろうかと、
口論の傍らに周囲に視線を走らせる。
蝶間は昨日の別れ際に見たが…。
(28) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 3:06:05

【赤】 よろず屋 シラサワ

これ俺まで患者に入っているのか?
入ってるんだろうな…。

そんな考えが頭を過るも、自分も茶を啜る。
子狼が寝るまでの間、静かにしているだろう。

「…まぁ、また晩にやな。
 片付けの手伝い必要やったら行くけど?」
(*68) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 3:09:34

【赤】 よろず屋 シラサワ

沙華の囀りは聞こえたのか否か。
青緑の眼を細めるのみ。

「さっき従者言うたん誰やいな。」

天邪鬼と言われてなんら否定しなかった。
その通りでしかないのだから。
狂人は狼に従うのみ。

…全く、毎年顔を突き合わせて
言葉を交わしているというに、
互いに知らない事はまだ山程あった。
(*70) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 4:28:22

【赤】 よろず屋 シラサワ

/*
道化は気付こうが気付かまいが何も言わない。
道化なので…(?
(*76) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 8:17:17

【人】 よろず屋 シラサワ

>>29 沙華
>>31 リェン

「勝手に根無しにしなさんなや。島に店あるやろ。」

心外やなと切り返しつつ。
確かにブレスレットをした残りの面々は、
顔馴染みのモノばかりだった。

と、意識の外から声をかけられ、リェンの方を向く。
咄嗟の動きは少々鈍い。

「…おお、リェンはん。モクレンはんやあらへんのやから、
 急に出て来られるとちとびっくりしたわ。
 …薬は欲しいけど鼻薬はいらんわ。」

リェンが出かけて戻って来ても
変わらずに言葉で殴り合っている。

「出かけ…あぁ、そうやったな。」

そういえば確かに行く所は一つ聞いていた。
(34) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 8:32:14

【赤】 よろず屋 シラサワ

/*
落ち着いた所で定期アナウンスしとこかー
なんやかんや今晩更新やで

■襲撃
・次回は戸隠が蝶間を襲撃
・沙華は襲撃をパスにセット

■確定役職
(狼陣営)
戸隠   智狼  (襲撃役職を判明)
沙華   皇狼  (一回だけ吊られない)
シラサワ 囁き狂人(狼会話出来る村人)
アザミ  魔術師 (狼会話見れる占い師)

(村陣営)
リェン  反魂師(一度だけ死者を蘇生)
シキ   水仙鏡(単独QP)

■残灰  |■残役職  
蝶間   |共鳴者(共有者)
ユヅル  |黒鳴者(共有者で占うと黒になる)
モクレン |賢者 (占い師)
五十鈴  |煽動者(死ぬと次の日の投票で二人吊られる)
(*78) souko_majyutu 2021/07/24(Sat) 13:33:28
 




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生存者 (4)

ユヅル
1回 残 たくさん

まったり。秘話◯

リェン
0回 残 たくさん

不穏歓迎

モクレン
2回 残 たくさん

コミット○

シキ
0回 残 たくさん

 

犠牲者 (3)

サクヤ(2d)
0回 残 たくさん

 

蝶間(4d)
0回 残 たくさん

コミット〇

五十鈴(5d)
1回 残 たくさん

23在秘話歓迎

処刑者 (4)

アザミ(3d)
0回 残 たくさん

秘話〇21-24

戸隠(4d)
0回 残 たくさん

まったり置きレス

シラサワ(5d)
6回 残 たくさん

20〜2時前後眠

沙華(6d)
0回 残 たくさん

秘〇朝夜出没

突然死者 (0)

舞台 (1)

■■■
0回 残 たくさん

あまりいない

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




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夜月町 by 夜月けい
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closure / closure' by 閉
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文明開化 by sin
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月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
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po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
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曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
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瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
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