人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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【赤】 よろず屋 シラサワ

「人間色々あるって…やめぇや痛いわ。」

傷痕は塞がっているとはいえ皮膚が薄く、
つつかれれば引っ張れて痛い、と。

改めて服で傷痕が隠れ、隙を見て奪われた丸眼鏡を取り戻した。
ついでに言葉も装う。

「まぁせやな。昔の俺みたいなもんやからな…。
 ……茶入れて来るわ。沙華はんかて"乾いて"るやろ。」

戸隠の分もついでに用意しようとばかり、席を立つ。
男は横になる気は無かった。
(*58) 2021/07/23(Fri) 16:52:00

【赤】 右方舞 戸隠

「う……」

 呻きながら、身を起こす。
 がんがんとした鈍痛が頭を焼いている。
 手足が鉛のように重たくて、
 けれど。

「……あー……おは、よう?
 ごめん、えー……これ何?
 どうしたんだっけ俺」

 暢気に呟いた。
(*59) 2021/07/23(Fri) 16:55:25

【赤】 忘れ屋 沙華

「やあ・・・。しまそとの舞手、踊り疲れてぶっ倒れるとは仕方のない奴だね。」
「俺だよ。今茶が入るからな、ほらどうした従者。」
(*60) 2021/07/23(Fri) 17:07:02

【赤】 右方舞 戸隠

「踊り疲れて?
 ……ううん、そうだっけ。
 まだ訓練が足りないな」

 額に手を当てて、ふる。
 いやに喉がかわいていた。

「ええと……ああ、たすかる。喉が、かわいたよ」
(*61) 2021/07/23(Fri) 17:12:32

【赤】 よろず屋 シラサワ

「誰が従者や誰が。」

あんまり間違ってへんけど、と内心思いつつ
氷の入った冷えた茶を持って戻って来た。

「目ぇ覚めたか。俺の事は覚えとるか?」
(*62) 2021/07/23(Fri) 17:14:22

【赤】 右方舞 戸隠

「えーっと……シラサワさん。
 そちらは沙華さん。 だよな?
 話を……聞いたよな。
 ……ええと」

 目を覆うように掌を当てる。

「……なんだっけか……」
(*63) 2021/07/23(Fri) 17:15:40

【人】 奉公人 ユヅル

>>24
>>26
肩から顔を覗かせる沙華と、
いつも通り言葉を売り買いするシラサワの間に挟まれながら。

「私は常より沙華さまに目を掛けて頂いておりますし
 同じだけ沙華さまに身を尽くすは道理かと存じます」

甘やかす立場になることは
特に疑問もなく受け入れている様子。
どちらもどちら、なのだろうか。
(27) 2021/07/23(Fri) 17:32:20

【赤】 忘れ屋 沙華

「毎晩この隠れ宿で打合せとつうくらいかね。」
「今日の役目は終わってるんだ、まあ休めとしか言えねえな。」
(*64) 2021/07/23(Fri) 18:56:48

【赤】 右方舞 戸隠

「わ、わかった。……ごめん、少し横になるわ」

 ああ、と。息を吐いて、横になって。

「─………」

 腕で目を覆い隠す。
 閉じたその網膜の裏に。



 "おんな"の肌の白さが、焼き付いていた。

 まじないは、ほんの少しの効果しかない。

 ──ほんの少しは、効果があった。
(*65) 2021/07/23(Fri) 19:03:52
沙華は、シラサワに勝利を確信した。
(a3) 2021/07/24(Sat) 0:02:55

【赤】 忘れ屋 沙華

「せいぜい養生してくんな。」
しばらく茶を啜っていれば見守りも十分かという所で立ち上がる。
「患者"共"の相手はこれで十分かね。」

「俺は始末を後回しにするのも億劫なんでね、
終わってなかった片付けを済ませに戻るとするか。」
(*66) 2021/07/24(Sat) 0:11:52
沙華は、秘〇朝&夜間出没
(a4) 2021/07/24(Sat) 0:17:18

【人】 よろず屋 シラサワ

>>26 沙華
>>27 ユヅル

「誰が負けや言うたんや。
 沙華はんに黒星んなるとか嫌やわ。」

そんな訳あるかいと言わんばかりに反論する。
話題を逸らせていなかったのは一重に自分の拙さか。
もう少し捻れば良かった。

「ユヅルはんはほんまに……。
 こないな甘えん坊によう優しくするなぁ。」

ユヅルの返しを聞くと、良い子だなとつくづく思う。
しかしあまりにも全面的な受け入れ用に心配になるのだ。

所でモクレンとリェンは健在だろうかと、
口論の傍らに周囲に視線を走らせる。
蝶間は昨日の別れ際に見たが…。
(28) 2021/07/24(Sat) 3:06:05

【赤】 右方舞 戸隠

「………はい、はい……ありがとよ」

 はぁ、と溜息。

「……ああ。……そうか。
 それで──……」


 ぶつ、ぶつと。
 何かを呟きながら、瞼を閉じた。

 瞳の裏には、きらきらと万華鏡。
 赤、黒。
 モノクロォム。
 反転し、暗転し。

 白。
(*67) 2021/07/24(Sat) 3:06:17

【赤】 よろず屋 シラサワ

これ俺まで患者に入っているのか?
入ってるんだろうな…。

そんな考えが頭を過るも、自分も茶を啜る。
子狼が寝るまでの間、静かにしているだろう。

「…まぁ、また晩にやな。
 片付けの手伝い必要やったら行くけど?」
(*68) 2021/07/24(Sat) 3:09:34

【赤】 忘れ屋 沙華

「ふくく、弱者扱いをすれば自分から乗り出してくれると思ったよ。」
「結構安上がりだね・・・。」 「あはははは...」
枯れたようにひびきのない囀りは
万一にも子狼の耳を揺らすことはないような溶けるだけの風音で。

灯りを持ち、戸を出てから振り返る。
「とんだ天邪鬼ちゃんだな、万屋。」
「あした用に、俺の場を作りにいくんだよ。そんな要件でもいいの?」
(*69) 2021/07/24(Sat) 4:13:30

【人】 忘れ屋 沙華

>>27
>>28

「けへへ、言ってろ根なし草め。」
手の中の愛子はそうそう去っていかないと判ってか、
最早この自信を崩せる点穴も他にあったかわからない。

「だか薬師の旦那にお知恵を拝借てのは賛成するところだな。」
「己よりかなんぼも気前がいいよ。」

はしゃぐやしょげるやてんこ舞の偏食家。
- いまだに同じもん食ってやがる

ひとふたこと挨拶をした片目の。
- あいつにも警策入れておく必要があったかもしれねえ

随分と出来がいい吟遊詩人。
- 神出鬼没もいいとこだ

「思えば島の連中ばっかり残っていやがる訳だな。」
いいながらまたコラーダの屋台に硬化を投げにいくのだった。
(29) 2021/07/24(Sat) 4:14:54

【赤】 よろず屋 シラサワ

沙華の囀りは聞こえたのか否か。
青緑の眼を細めるのみ。

「さっき従者言うたん誰やいな。」

天邪鬼と言われてなんら否定しなかった。
その通りでしかないのだから。
狂人は狼に従うのみ。

…全く、毎年顔を突き合わせて
言葉を交わしているというに、
互いに知らない事はまだ山程あった。
(*70) 2021/07/24(Sat) 4:28:22

【人】 忘れ屋 沙華

「或いは問題があるとすりゃあいつかも知れねえなあ‥‥。」
視線の先にはひたすらに舞う青年の姿を捉えていた。
(30) 2021/07/24(Sat) 4:31:17

【人】 呪術師 リェン

>>28
「誰かお捜しかな? シラサワ」

狙っての事かはたまた偶然か、意識の外から声がする。
見渡した時には既に、ぬるりと背後にリェンが立っていた。
カラカラと笑いながら、さも当然の事のように。
誰かに気づかれるでもなくそこに現れた。

「用向きがあって出かけるとは伝えたはずだけど、
心配してくれるとは嬉しいね」

>>25五十鈴
>>27ユヅル
>>29沙華
「ユヅル殿に沙華も、お勤めご苦労様、変わりないようだね。
――五十鈴嬢も変わりなさそうだ。
ブレない芯の強さは美徳と言えるのかね」
五十鈴のソレは酷く物騒な物だが。
(31) 2021/07/24(Sat) 4:50:13

【人】 右方舞 戸隠

 今日も今日とてひとり舞い。
 しまそとから来た青年は、
 余暇の時間をひたすら舞って過ごしているようだ。

 話すことも特にはなく──ときたま、顔布をとっているようではあるが。

 しかしくるくる、くるくると
 尾を引く袖は、
 舞踊の衣装は、
 言葉よりもよほど雄弁だった。

 彼は舞を楽しみ、
 必要としている。
(32) 2021/07/24(Sat) 5:15:13

【赤】 忘れ屋 沙華

/*
こうして古小屋から忘れ屋と万屋はきえる。
残った右方舞はお望みの通りに・・・・。
(*71) 2021/07/24(Sat) 5:28:22
沙華は、戸隠に自分の"活"は必要ないと判じた。
(a5) 2021/07/24(Sat) 5:31:42

【赤】 右方舞 戸隠

 古小屋で、はたと目を覚ます。

 気が付けば、あのふたりの姿はどこにもない。

 ゆっくりと身を起こせば。

 
 
ずぐ、と脳の奥。
 じわ、と胸の奥。

 
 熱く血が滲むように、
 甘く蜜が滴るように。

 
あの脳が弾けるような快楽が、
 満ちて溢れて留まることなく。


「……っあ、……っく、う……」

 自らのからだを、かきいだくように抱きしめる。
 "忘れ屋"の施術は完璧だった。
 欝々と、泥々と、
 奇々怪々としたあの"祠"での情事。
 その忌まわしい記憶のほぼすべては封じられた。

 ……わずか。
 わずかに、一滴。
 あの女体と肌を重ね、埋める、
 焼けるような快楽悦楽の残滓だけが、残って。
(*72) 2021/07/24(Sat) 5:47:39

【人】 忘れ屋 沙華

>>31
「よっ、先生。」お出ましとばかりに。
「眠たいことばかりいってる万屋はきつめの鼻薬をご所望なんですとさ。」
(33) 2021/07/24(Sat) 5:48:35

【赤】 右方舞 戸隠

「……………抜いて寝るか」

 ……とはいえなんだか今日はもう目いっぱいという気がしたので、
とりあえず自己処理する
ことにした。

/* 時間軸的に直後だから……
 
(*73) 2021/07/24(Sat) 5:48:58

【赤】 忘れ屋 沙華

/*
(2)1d3
1.気付く
2.気付かない
3.気付かぬふりをする
(*74) 2021/07/24(Sat) 5:53:50

【赤】 忘れ屋 沙華

/*
青年のプライバシーは運命の選択に護られた。
(*75) 2021/07/24(Sat) 5:54:20

【赤】 よろず屋 シラサワ

/*
道化は気付こうが気付かまいが何も言わない。
道化なので…(?
(*76) 2021/07/24(Sat) 8:17:17

【人】 よろず屋 シラサワ

>>29 沙華
>>31 リェン

「勝手に根無しにしなさんなや。島に店あるやろ。」

心外やなと切り返しつつ。
確かにブレスレットをした残りの面々は、
顔馴染みのモノばかりだった。

と、意識の外から声をかけられ、リェンの方を向く。
咄嗟の動きは少々鈍い。

「…おお、リェンはん。モクレンはんやあらへんのやから、
 急に出て来られるとちとびっくりしたわ。
 …薬は欲しいけど鼻薬はいらんわ。」

リェンが出かけて戻って来ても
変わらずに言葉で殴り合っている。

「出かけ…あぁ、そうやったな。」

そういえば確かに行く所は一つ聞いていた。
(34) 2021/07/24(Sat) 8:32:14

【人】 忘れ屋 沙華

>>31 リェン
>>34 シラサワ

「己にゃ"連れ"が居らぬと言ったんだよ万屋君。」
しょうもない追撃もしながらに。

「そうだな、めったに何か変わったことはないと思うけど。」
薬師に報せがあるかは忘れ屋にとっても関心事のようだ。
(35) 2021/07/24(Sat) 9:06:43

【人】 奉公人 ユヅル

>>28
>>29
>>31
「沙華さまは甘えん坊……なのでしょうか」

傍目には間違いなく甘えているのだろうが、
これの主観では今一つぴんと来ていない。
勝ち誇る沙華を肩にぐるぐる考えていたところに、
ふらりと薬屋が現れた。

「リェンさまはお出掛けされていましたか。
 ええ、祭礼で島全体が浮足立っている以外は
 特に変わりは無いと存じます」

五十鈴や戸隠など、気になる振る舞いの者はいるが。
何か新しい報せを運んで来たのだろうかと
奉公人は薬屋を気にしている。
(36) 2021/07/24(Sat) 12:12:20

【赤】 右方舞 戸隠

/* 守られました
(*77) 2021/07/24(Sat) 13:26:27
 




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沙華(6d)
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