綺麗な色をしているな

[鮮やかな色とは裏腹に辛口な味わい
最初の一杯は水のようであったが
味覚がなくなったわけではないようで
答えの出ないことを考えるよりも
今この時間を楽しむべきだな。]

　おい、ミツコも飲めよ
　乾杯しようぜ

[そうして次の酒を頼んだ。*]

　
―　祝賀会の準備　―


　エル・ルカさん、エル・ルカさん。
　ちょっとよろしいですか？
　ご相談があるのですが。


[祝賀会が始まるよりも前。今日のお料理とお酒は
ミツコさんが腕を振るってくれると聞いて、>>n7
私はエル・ルカさんのところへ行き、そう声を掛け。]


　前にミツコさんの酒場で話していた、
　しょっつるのこと覚えていますか？
　よかったらこの後ミツコさんに教わりに行って、
　一緒に作ってみませんか、しょっつる鍋。


[と、エル・ルカさんをお誘いしました。

フェリックスさんのお料理教室、もしかしたら
ゴウキュレンの宿でクエストの合間に
開かれていたこともあったかもしれませんが。
その時に私の塩麹差し出して、作ったとしても
ミツコママの味とはやはり違っていたでしょうからね]
　

　

　あと。よかったら、
　エル・ルカさんの故郷のお料理も、
　何か一つ、作っていただけたら嬉しいな。
　もう一回食べたいんです、私。


[それは私の、ちょっとした我儘だから。
エル・ルカさんも祝賀会の準備忙しいでしょうし、
無理そうなら、大丈夫、わかりましたと笑って言って
素直に引き下がったことでしょう。


　

[好きの種類が違うでしょ、ばーか。
つい言いそうになる言葉を飲み込み掛けたわたしは凄く偉くないですか？誰か褒めて？そうだ、エルちゃんに頭撫でて貰おう。

やめてよね、諦められなくなるじゃない。



この人も無自覚たらしかぁ
なるほどなるほど
]

どう？可愛い？え、可愛いって？
当たり前でしょーミツコママが腕によりを掛けてくれたんだから。
あなたが惜しくなる位のいい女になってやるんだからいまに見てなさい？


[子供扱いするんじゃないわってあっかんべーして、ひらひら、手を振ったの**]>>145

―　中ボス戦　―

[ダーラ・ケタイリベンジ大作戦！
キヨヒコくんは魔王だと思ってるし
皆で伝説の武器なんて使っちゃってるけど、
中ボスくらいなんだよね。オーバーキルだったりして。
これはこれで、そんな装備で大丈夫か？な気がしなくもない。
でも負けたくないからこのまま行くよ。]

　はーい、伝説の防具１つ欲しいです！>>16

[ユラちゃんが引き取り手を募集していたので立候補。
紙防御で事故ったのにクエストで入手してなかったんだ。


武器はこれ【クラウ・ソラス】、民話に登場する光の剣だよ！
確か画家の人のクエストで入手したんだけど……あの人何者？
実はシラスとかの偽物じゃないよね？]

[キヨヒコくんが勢いよく勇者スライディングして
カバーに走りにいった時だった。
ステラちゃんの見事な……攻撃魔法！？>>132
使えたんだね！？敵は痛そうに顔をおさえて……]


　


[私気付いた。この宙に漂ってるの、鼻毛だ。
これは惨い。2〜30本以上は軽く飛んでるように見えるけど、
鼻毛って大事なんだよ。あと痛そう。絶対痛そう。
ステラちゃんは出来る女。

実は漂う鼻毛に突っ込むの少し躊躇っちゃったんだけど、
キヨヒコくんが気にせずに行ったから後に続くね。


私も貢献したかったので、
脇腹とか膝にクリティカル攻撃をちくちく入れたりして
今度は無事に勝利をおさめたのだ！

余った薬草は転んでダメージをくらっていた
キヨヒコくんの鎧にねじ込んでおくね。]

　……んん？？

[野生のカンで何かの気配>>n5は感じたけど
今勝ったばかりだから後にしてね。*]

　
―　祝賀会　―


　えっ。お洒落ですか？
　いえ私は別に…、　…いえ。

　そうですね。今日くらいは。
　お願いします、ミツコさん。


[会場に入った私にも、
ミツコさんは声を掛けてくれて。>>n7
最初は遠慮しようとした私ですが、
考えを変えて、ありがたく申し出お受けしました。

今日着たのは、深い濃紺から下に行くにつれ
色の淡くなる、グラデーションのドレスです。
ふわりと広がるチュールスカートは、
ボリュームがある分、やや短めのミディ丈で。
…私にはこれくらいカジュアルな方が落ち着きます。

髪は編み込んで、小さな石をきらきらと散らして。
お化粧は、…気持ちチークを濃く入れて、
血色がよく見えるようにしてもらいました。]