―　現在：酒場　―

[カジノで十分酔っ払う時は
気をつけろって体に教えたはずなんだけどなァ
今日はお祝いだし仕方ねぇか。]

　へーへー、本番はこれからなら
　眠くならねぇように気をつけとけよ

　ふーん、素直じゃねーか
　じゃあチョコレートサワーをいただくか
　ハハッ、おごりとは格好良いねぇ

[俺からはそのグレープフルーツジュースを
奢ってやんよ。笑いながら伝えて>>203]

　ああ、お疲れさん
　俺がいるんだ、同じヤツに負けはもうねぇさ

[乾杯とグラスを鳴らして口元へ運ぶ。]

[何だか
首輪って本格的に飼う算段か？？]

　
　可愛くおねだり出来たら
　首輪つけてやってもいいけどなァ

　首輪は冗談なんだろ
　もう、困らねぇだろーよ
　お前も強くなったわ
　鼻毛…ククッ
　笑わせてもらったわ
　

[戦いの後は何があった知らねぇけどよ
自分にも掛けて欲しいと志願した
キヨヒコにも掛けなかったじゃねーか
]

　
　・・・ああ。楽しいぜ
　酒も沢山飲めるし


　ただ少し、寂しいのかもな
　俺はお前達とは違って先がねぇから

[それは先を見据えてからこその感情か
ただの自分の感情か
どっちも含まれていたかもな


変なことを言ったな。
聞かなかったことにしてくれや。
そう後に言葉を続けて
チョコレートサワーのグラスは空になった。*]

―　祝賀会　―

　
　

[すでに５杯目だね。
次は魔界への誘い^sakeにしてみようかなってターゲッティング中。

ポーカーの時は背中空きセクシーめドレスだったので
今回は白っぽいワンピース型にしてみたよ。
スカート部分にいつも付けてる花飾り（チップ参照）
みたいな刺繍がしてあるよ。
メイクはミツコちゃんにお任せ。]

[ステラちゃんと作った
しょっつる鍋〜ミツコちゃんの逞しい腕付きedition〜は
何処に出しても恥じない味になったと思う。

故郷の味はマトン肉と玉ねぎなどの野菜を煮込んだ
ポトフのようなシチューにしてみたよ。
ハーブで香りをつけて牛乳をプラス。
マリネも添えるんだ。
こっそり裏メニューに加えてくれたみたいで嬉しい>>162]

[見知らぬお兄さんが酔って腕相撲対決するのを
密かに筋肉査定しながら見守ったり。
キヨヒコくんが食べていたハム野菜サンド^foodを一口貰ってみたり。

私は目も耳も良いほうだから（知らない言葉は多いけど）
やろうと思えば会話もすこーし聞こえたりはするんだけど
勝手に聞いちゃうのも野暮だよね。


そしてお菓子を沢山持ったフルリーちゃんを発見だよ>>213]


　わぁ、凄い数のお菓子だね？
　ちょっと分けてー。*

［でも元からの性格は変えられないのよね。>>224
　まさかそんなところが見抜かれる材料になるなんてね？

　挨拶の時は正直アタシも何を話したのか覚えていないわ。
　きっと定型文の挨拶だったわね。>>225
　それこそ、誰にでもやるような世辞も含めた。


　結局婚約者は別の令嬢に決まって
　そっちはそっちでお高く留まった束縛系の
　アタシが一番苦手なタイプで。
］


　そう、なら良かったわ。


［人生を謳歌しているという言葉>>226には、
　心からそう言うのよ。
　アタシが過去に何の力になっていたのかは
　わからなかったけど、ご心配なくと言われれば
　やっぱり同士ね、ってことでグラスを掲げるわ。］

［ドレスの用意があるくらいだものね。
　店内にはワルツなんか流れちゃって、>>227
　他にも誰か踊りに向かう人はいたかしら。
　お誘いの言葉が聴こえれば少し目を丸くして、］


　料理も絵も上手いし多才だとは思っていたけど、
　ダンスも上手いのね？

　きっとバカ騒ぎしながら適当に
　踊ったことの方が多いわよ、アタシ。
　体が覚えてるか怪しいわ？




［カジノの時のように出自を思い起こさせるような
　行動は慎んできたわ。
　でも少なくともここに高貴な方々はいないし、
　そんなことを言われてしまっては受ける他ないわねと、
　椅子から降りて手を差し出すの。

　エスコートくらいは、ちゃんとできたと思うわ。*］

　
―　回想：カジノの後宿屋で　―



…って心の中で叫ぶ朝。
現実に叫ぶ口は止めました。
そうアッシュさんの突っ込みで>>222]


　………………黙秘です。


[叩く枕も動きを止めて。私はひたすら目を逸らし。
ええ、だから隙だらけだったんでしょうね。
難なく引き寄せられた、耳元で>>-376]


　　　

　

　
[売り言葉に買い言葉。




…でも朝からそれは耐えられません！>>223
]


　やぁ、もおおおお！！
　


[片手で、口付けされた（！！）耳を押さえて。
もう片手で、安全な距離を作ろうと
アッシュさんをぐいぐい押しながら。

　

　
―　現在：酒場　―



グレープフルーツジュースを素直におごられ。]


　そうですね。
　アッシュさんがいれば、負けませんよね！


[って言いながらグラスを合わせ、乾杯しました。]
　

　



　
　いや…う〜ん…おねだりねぇ…
　考えておきます……？

　…そこまで言うならを
　にしましょうかぁ〜？


[本当の冗談には冗談で返し。
ほら、東の方の国で。悪いことしたら、お仕置きに
頭痛くなる道具、付けるお話ありませんでしたっけ？
あんな感じで。魔法、遠隔で打てるように改良して。



　

　
[楽しいぜ、と返ってきた言葉に安心して。>>231
でも、寂しいって言葉が聞こえたら

思わず酔っ払いの顔、少し落としてしまって]


　…へ？先がないってなんですか、
　
　それは私のことじゃないですか？


[きょとんと普通に返してしまったの、
アッシュさんにどう見えたかはわかりませんけど。

アッシュさんは、努力して。>>1:6
まだまだ強くなれる人じゃないですか。>>1:98



聞かなかったことにはできなくて、
自分のグラス空けるより前に、
あなたの顔、まじまじと見ました。]*
　

[婚約者が決まった時は、別段驚くこともなく。
誰が選ばれるのかなんて、
ほぼほぼ出来レースみたいなもので。
候補に入って、お目通りが叶っただけで
わたくしは満足していました。

グラスと掲げられると、>>235
初めてパーティに正式加入した時>>0:162
のことを思い起こします。
素直にわたくしもグラスを掲げて。]

　

[控えめにそう言いました。
傾けられたグラスに注がれた色は、
片や貴方の。片や貴方の。
皮肉に感じてしまうくらい符合してしまって、
きっとそんな共通点を見出そうとしてしまうのは、
わたくしだけなんでしょうねって、
苦い笑みが浮かびました。]

[内心かなり胃痛でしたが、
ダンスのお誘いには承諾して頂けました。>>236
知人は見えないように思いましたけれど、
踊っている方は他にも数人いらっしゃいました。]

　わたくしは有能ですのよ？
　性別さえ違えば、相当大成できたかと。

　失望だなんて意地悪を言いますね？
　
　

[おずおずと、差し出された手を取ります。
ほらやっぱり、
卒なくエスコートしてしているではないですか。
なんて、小さく笑みを零しました。]

[向かい合い、自然と手を取り合って……。
触れ合う手が熱くなって、
そのまま全身を駆け巡るようで。
おかしいわ。わたくし、
アルコールなど1滴も飲んでいないのに。
酩酊するように、ふわふわと。
"酔う"というのは、こういった心地なのですね。


傍から見たら、どういう状況なのでしょうね。
片やドレス姿の淑女。片や伝説装備の紳士。

体はしっかりと3拍子を捉えて。
先ほどはあんな風に言いましたが、
わたくしにだってブランクは御座います。
でも少しも、そんな風には感じなかった。
或いはわたくしに、それを感じる
余裕がなかっただけかもしれませんが。

美しい……今は見るのが怖い。
溺れて、沈んでしまいそうで。
その瞳が何に揺れているのか。
想像するだけで、のです。]