人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

縋るような手つきと、肩に擦り寄る貴方の頭。
それらをそっと受け止めて、ぎこちないけれど慈しむようにそっと撫でる。

「ああ……俺も好きだ、暁」

こんな時に限って言葉が出てこない。けれど、自覚してからとめどなく溢れ続ける貴方の想いは、きっといくら言葉をかき集めても完璧に言い表すことなど出来やしないだろう。
貴方がきっとずっと秘めていたであろう「好き」を一つも残さず拾い上げ、それに応えるかのように自分もまた体を擦り寄せた。

目に見えない幸福を理解できる日など来ないと思っていた。
ああ、でもきっと。きっと、己にとっての幸福とは今の状態のことを指すのだろう。

(-186) もちぱい 2021/09/22(Wed) 16:09:30

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

悪戯っぽく問いかける貴方を見て、ほんの少しだけ目元が柔らかく弧を描く。未だ変化は微々たるものではあるが、貴方の前では上手く力が抜けるようになってきた。

「いいや。俺の前で好きに食べてほしい。俺はお前と共に過ごすお茶の時間も好きだから。

それに……暁自身が言ってくれただろう?
俺は、忘れるよりも見慣れたい。だから遠慮なんかしないでくれ」
(-187) もちぱい 2021/09/22(Wed) 16:09:44

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+17 迷彩


そっと手を伸ばし、指で涙を拭ってやるが
いくら拭っても止むことがないので、次第に手を下ろす。

こういう時は泣くなよ、ではなく、
泣いてしまえの意を込めて「いいよ」と囁く。



貴方の手が熱い。



「取って………?
 取るって………なに………」

(+18) osatou 2021/09/22(Wed) 16:12:49

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+17 迷彩


    「…………………、
       ………、……………、」




(+19) osatou 2021/09/22(Wed) 16:13:52

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+17 迷彩


ここは廊下。
人目があっておかしくない。


   ここで? 取る?
   ベルトを? ズボンを?


えっ
あっ、えっ、えーと、…………」


………
……


両手を空に彷徨わせて、
暫くしてから自ら衣服を寛がせる。
ベルト。次にズボンのファスナーを下ろす。

それ以上は……それ以上は………



視線が彷徨い始めた。
(+20) osatou 2021/09/22(Wed) 16:14:38

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


貴方の手が、温かい。
ぎこちなく撫でる動きが、快い。
緩む視線が、愛おしい。

好きだと言えば、受け取ってくれる。
悪くないな、と思った。

自分の腕の中に貴方が居る。
それ以上を、もっと、と欲張るのは
またもう少しだけ、先の話。

「そ、
 じゃあ遠慮なく。」

ぺろ、と舌を見せ付けるように出して
貴方を解放すれば、普段と変わらないように
ケーキへフォークを突き刺し、口へ運ぶ。

咀嚼。飲み下す。ごくん、と喉が揺れた。
唇にくっつくチョコを舐め取り、
自分の料理の腕に満足。



さく、と次の一口をフォークに刺して
貴方に差し向ける。


あ、
…………あーん。」
(-198) osatou 2021/09/22(Wed) 18:36:27

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+21 迷彩

躊躇っている間にほとほと潤滑油が落とされ
それは次第に中まで染みてきて不快感に変わる。
                
本当に不快感だけ?


鼓膜を声で刺激されれば、下腹部を指で押されれば
これから行われる行為に期待で震える。

「全部、ここで、脱ぐって………」

無理だ。
ここを何処だと思っている。
いつ人が通るかも分からない。
普段なら絶対にしたくない。




       そう、
普段なら。


「……待っ、て、」

膝で立ち、腰を上げれば弱々しく指先で衣服を摘み、下ろしていく。
脱ぎきれば、シャツを引っ張り細やかな抵抗を見せた。

「………………」

色欲に濡れた視線に、声に弱い。
自分に欲を教えた小豆色の瞳が浮かんで、すぐにかぶりを振った。
(+22) osatou 2021/09/22(Wed) 20:13:09

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+24 迷彩

その熱の苦しさは理解しているつもりだ。
だからこそ大切な弟分を、拒めない。放ってはおけない。

             
「、ひっ」


体勢が変えられ、耳を、本来受け入れる場所ではないそこを弄ばれれば小さく声が漏れて、慌てて唇を噤む。


「────怒らない。
 それ、苦しい……よな、早く楽になりたいよな………。」

貴方の頬へ手を伸ばし、
ゆるりと撫ぜれば、許す、と囁いて
水音を立てる自らの窪みへ指を挿れる。動かす。
増やして、広げて、WいいところWを探るように。
                
あいつはもっと、こう、


痛みへ対する防衛本能か、
快楽の貪り方を覚えた身体が疼いたのか───

  それとも貴方の熱に、当てられたのか。



暫くはそうして、水音だけが廊下に響いた。

次第に瞳が緩み、甘い吐息が漏れ始めれば指を引き抜く。
誘うように、貴方へ熱のこもった視線を向けた。
(+26) osatou 2021/09/22(Wed) 23:35:00

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+27 迷彩

自分達が今何処に居て、何をしているのかなんて
最早考えられない程に思考は蕩けていた。


「ぁ、────ッ!」

はく、はく、と口を開閉する。
勢いよく挿入された性器が、やけに熱い気がする。
薄い壁がないせいだと知るのは、きっと互いの熱が燃え尽きてからだ。

内側から揺さぶって、焼き割かれてしまいそうな感覚。
何度受けても慣れようが無い。

「ッ、……んぅ、………!」
             
がぶ、



漏れる自分の嬌声が、吐息が鼓膜をくすぐって、かっと赤面する。
反射的に己の手の甲に歯を立て、声をくぐもらせれば
内心でほっと胸を撫で下ろした。


誰にも見つからないように、
このまま誰も通り掛からないように。
紫の瞳は貴方を通して、貴方以外に意識を向けている。


鞄の中のレンズが、まるで二人を煽るかのようにちかりと光った。
(+29) osatou 2021/09/23(Thu) 2:13:30

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

貴方の歯を、舌を、唇を。
小豆色の瞳が追いかける。追いかけてしまう。
小さな動作一つとってもやけに扇情的に見えてしまって、たまらずこくりと口腔に溜まる唾ごと息を飲み込んだ。

次に息を吐き出すまでの間に、無意識に左手が己の首元を押さえたことに気づかないまま。

……ああ、自分はその唇から溢れる薬で癒してもらったのいうのに。
今となっては腹の底を撫ぜる毒にしか見えないのだ。

「……ん。あー……、……ん」

恥じるように瞳をわずかに伏せていたものの。フォークを差し出されたことに気付くと、数度目を瞬かせてから唇をかぱりと開けてフォークを中へと招き入れた。

喉を上下に揺らせば先ほどまでの恥ずかしさごと甘いケーキが胃の腑へと滑り落ちていった。
優しい甘さに思わず口元がやんわり緩む。

「…………美味い。こうして連日お前の美味しい手料理を食べられるとはなんて贅沢なんだろうな」
(-241) もちぱい 2021/09/23(Thu) 3:14:45

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「贅沢って……大袈裟だよ、いつも。
 料理本の通り作ってるだけだから別に………………」

言いながら、此方も顔を緩ませる。
気持ちが通じ合っていると言うだけで、
細やかな言葉にすら幸福感を得てしまう。

貴方の表情の変化が楽しくて、独占している事実が嬉しい。

「お前がそうやって褒めるから
 どんどんレパートリー増えていくんだけど。
 ………何か好きな食べ物あるなら
 挑戦してみるから、何でも言ってみてくれ。
 
作れるかは分からないけど……。



そうして頬を掻く。照れから来る動作。


「……あと、その、何だ。
 言いたく無いなら言わなくて良いんだけど、」

(-245) osatou 2021/09/23(Thu) 4:32:54

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志




「な、
 ほんとはまだ傷、痛むんじゃないのか……。」



貴方が首元を摩ったのを
見逃せる訳が無かった。

自分が貴方に刻んだ傷の有る場所。
気にならない訳が無かった。
(-246) osatou 2021/09/23(Thu) 4:33:30

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「美味いものは美味い。褒めて何か問題でもあるか?レパートリーが増えるのであれば尚更いいことづくめだ。
……それにしても、好きな食べ物か。和食などは慣れ親しんでいるから、出てくれば嬉しいが……ああ、そうだ」

ほんの少し暫く考えて、閃いたように顔を上げる。

「暁が勧める料理。

お前が持ってきてくれたものは、皆美味しかったから。暁が勧めてくれるものなら、俺もきっと好きだろう。お前自身が作ってくれるのなら、尚更」

どうだ?と訊ねる声には自信が滲んでいる。間違いないと言わんばかりの、はっきりとした回答。

ただ、そんな堂々とした態度はそこまでで──

(-247) もちぱい 2021/09/23(Thu) 5:10:03

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「傷。………………」

言葉に反応して左手が浮き上がる。漸く、無意識に動いていた己の手に気がついた。

「痛くはない。大丈夫、これは本当だ。
だから暁が心配することなど何も無い。

……無い、が…………」

言葉尻が萎んでいく。言うべきか言わないべきか迷っているのだろう、視線がきょろきょろと落ち着かずに泳いでいる。

「…………。言わないままにして、暁に迷惑をかけてしまうほうが嫌だな。

……白状しよう。暁、その………………」

きゅ、と首周りに置かれた手に小さく力が込められる。

(-248) もちぱい 2021/09/23(Thu) 5:11:27

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「…………お前がつけた傷、が…………。

時折、むしょうに…………


欲しくなってしまって…………

……………………」
(-249) もちぱい 2021/09/23(Thu) 5:12:05

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「和食か。」

和食に絞った料理本は図書室にあっただろうか。
そう思案しつつ、顔を上げる貴方へ視線を向ける。

「………、
 ………………お前、俺の事、大好きかよ。
 そんだけ信頼されてると
 安心するようなハードル上がるような……。
 頑張ってみる、けどさ。」

自信満々の貴方が何だか可愛らしくて
なんだそれ、あまり期待するなよ、と綻ぶように笑った。


(-254) osatou 2021/09/23(Thu) 12:05:24

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


傷。
貴方が痛く無いと言うなら信じたいが
気になるものは気になってしまう。

「迷惑って程じゃないが、
 お前が思ってる事は何でも知りたい。白状してくれ。」

頷く。
明らかに落ち着きを手放した様子に
こちらも固唾を飲んだ。



「───
へっ、

 あ、あ、えっ、と…………、」

ぼん、と瞬間的に顔を赤くする。
自分との情事の証──まるで自分を求められているように思えてしまって
からん、とフォークを取り落とした。

「い、い、言えば良いだろ、いつでも。
 お前が欲しいなら……何だって、やる。」

その手でカトラリーを拾う事はなく
貴方が首元に置く手に、自らのそれを重ねた。
(-255) osatou 2021/09/23(Thu) 12:05:56

【墓】 1117 闇谷 暁

>>+30 迷彩

浅く息を吐く。
忙しなく上下を突き上げられる感覚にくらくらする。

「っ、ぅあ、あ、あぁッ!?」


ごりごりと容赦なく弱点を責められれば
浅ましく快楽を貪る声が抑えきれずに廊下に響く。

「あッ、ぅ、んんん、っ」

互いの結合部から溢れる水音ばかりが耳に入ってきて
足音ひとつに気付くこともない。
手の甲を更に強く噛み締めて、口内に鉄錆の味が広がり一層眉間を寄せた。


後孔が貴方をぎゅうぎゅう締め上げる。吐精を促すように。

抱き寄せられれば、それを受け入れるように貴方の頭部へ腕を回し、抱きしめる。
自身の張り詰めたものが互いの腹に挟まれ、ふるりと身を震わせて先走る液を吐き出す。

より一層、貴方を絶頂へと誘うだろう。

体の境界線を溶かしていく感覚。
目尻に雫が降りてきて、視界がぼやりと揺れた。
(+31) osatou 2021/09/23(Thu) 13:47:13

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「ああ。大好きだ。俺の世界の中で、一番大切だ」

己を殺し続けて生きてきたのだから、自分で選んだものなどあまりに少ないけれど。
その中でも、いっとう大切なものは貴方だと、それだけははっきり言い切れる。

(-260) もちぱい 2021/09/23(Thu) 13:53:58

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

自身の手に貴方の手が重なる。心を許す相手に触れてもらえるのが嬉しくて、薄く開いた唇からたまらず吐息がこぼれ落ちる。児戯にも等しい触れ合いだけで、凪いでいたはずの心に漣が生まれて落ち着いていられなくなる。

「……お前を困らせたくない。それは本当なんだ。
……でも、誰かと寝ても、物足りなく感じてしまって。自分で首を引っ掻いても埋められなくて。
はしたないと分かっているんだが、その……

……っ、…………」

言い淀む。
もう片方の手で貴方の手を包む。それだけならまだいじらしい反応だと言って終わりに出来ただろう。
だけど、上から貴方の手を覆った少年は人差し指をにわかに動かす。
桜色の爪の先が、戯れに貴方の手をくすぐり引っかく真似をした。

「…………暁」

(-261) もちぱい 2021/09/23(Thu) 13:54:18

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

そこから先は、言葉にならなかった。
けれど。

──欲しい。

貴方を求める唇は、確かにそう震えた。
(-262) もちぱい 2021/09/23(Thu) 13:54:39

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「………俺も。」

対して日々に思い入れを持って生きてきた訳でもない。
だらだらと過ごしてきた17年。
世界と天秤に掛けられるかは、分からないけれど

「大好きで、大事……だ。」

(-265) osatou 2021/09/23(Thu) 15:44:25

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


   
誰かと寝ても。


……………。


触れた手から、貴方の温度が伝わってくる。
手の甲を擦られればぞくりと背筋が震えた。

「……好きにやれって言ってるだろ。困らない。
 言ってくれない方が、色々考えちまって……嫌だ。」


包まれた手を振り解いて、有無を言わさず貴方のネクタイを解き、シャツの前を寛げた。

「……嫌って言っても、辞めないからな。」

露わになる首元に顔を埋め、古くなった噛み跡、それからまだ新しい引っ掻き傷に……そっと舌を這わせていく。

赤い線を舌先で追うように、丁寧に丁寧に嘗めずる。
時々貴方に聞こえるようにちゅ、と、リップ音を立てる。

そうして肌色をたっぷりと味わった後、唾液でぬらりと光るそこに───歯を立てた。



           
が、ぶ、


ぐ、と力を込めて白い刃を刻み、傷を上書きするように。痛くはないだろうか。
僅か視線を上げて、貴方の反応を伺う。
(-266) osatou 2021/09/23(Thu) 15:46:32

【墓】 1117 闇谷 暁

>>26 >>+32 廊下

───名前を呼ばれた気がする。
暖かい、安心する声色だ。
                  
……きど?


淫欲に溺れていた意識に冷や水が浴びせられたかのように目を見開いて、途端にぼやけた世界が、かちりと小豆色に染まった。


「── 待っ、止めて、
 リョウ!待ってッ!き、きどっ、
ふ、ぁっ、
 見っ………んん、あっ、
 
やだやだ、
やだ!見るなぁ!!



力の入らない腕でゆるゆると迷彩を押し返そうとするが、体は欲を貪るのに精一杯で、行為を中断させるまでには至らない。

体内の性器が強く脈打って、熱が吐き出される感覚。何だこれ。知らない。熱い。知らない。混乱。色んな思考があぶくのように浮かんではぱちぱち消えていく。


「待て、あっ、止まっ、んぅ、見ッ、……
見るな!見るな見るなっ!
見るな貴戸お!!



嫌がる言葉と共に甘い声が漏れ、意思とは裏腹に肉壁が畝り暴力的な悦楽に身を痙攣させ
ぱた、と白濁を吐き出して、絶頂を迎える。

「はーーっ、は、ぅあ、
あっ、あ、んん、ふっうあ、あ……、……っ!……!!


息を整えようにも、達して敏感になった場所を殴り付けるように再び揺さぶられれば、それを止める術はない。
ただ声を押し殺して、涙を溢した。
(+33) osatou 2021/09/23(Thu) 16:27:20

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……は、…………ぁ」

有無を言わせぬその強引さに胸が締め付けられる。これから求めるものが与えられるのかと期待してしまって、それからかつてのひとときを想起してしまって、唇の端から漏れる吐息が熱を帯びる。

あかつき。
あかつき。
はやく、はやく、はやく。

あかつき。

指先がそっと貴方の服をつまむ。刺激が意識を揺らすたびに血の通った指に力が込められて白く染まった。
捕食される仄暗い悦びが、貴方の口づけによって淑やかに咲いていく。期待で腰は軽く浮き上がり、普段ぴんと伸びていた背筋はやわらかくしなった。貴方から齎される快楽を求める体が自然と強請り始めている。

──あかつき。

赤色に顔を寄せる貴方を見るほどに心臓はとくとくと早鐘を打ち始め、唇が音にしないまま貴方の名前を呼んだ時だった。

「────ッ」

(-268) もちぱい 2021/09/23(Thu) 16:40:29

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁



来た。


本来なら痛みしか生まれないであろう刺激の筈なのに、この体は言い逃れできない程に悦び善がっている。
声の代わりに吐きだされる吐息。熱と艶を帯びるそれは、快楽を感じている証明に他ならない。

急所からじわりと広がる快感にどれほど溺れていたのだろう。は、は、と短く呼吸を繰り返して余韻を貪り尽くした後……ようやく、小豆色の瞳がゆるりと貴方のほうを見下ろした。

「…………ぁ、は……、あかつき……あかつき…………」

心の底から愛おしそうに。
瞳を蕩かせ、少年は笑む。
紫色を見つめ唇を動かす。

すき。
(-269) もちぱい 2021/09/23(Thu) 16:41:41

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


生命に危機を与える程じゃない。
けれども戯れと呼ぶには刺激の強い、擬似的な捕食行為。

「──………、……。」

止めないとは言ったが、苦痛に顔を歪めていれば離そうと思っていた。

視線がかち合う。惚けた小豆色が、自分だけを映している。

      ───おれも。


首元から、鎖骨へ。薄い皮越しに骨を舐める、甘く噛む。
そのまま肩口へ舌を這わせ、ぴちゃ、と唾液の音を鳴らす。

歯を突く度に貴方から漏れる吐息。
このまま、自分以外で満足出来なくなれば良い。
醜い独占欲。支配欲。そんな感情を肌へ押し込んでいく。



さて。口の中に薄く血の味が広がって来た頃。

最後に貴方の唇へ舌を這わせて、ぱ、と離す。貴方を味わい尽くしたと言わんばかりに。

「………ごちそーさま。」

異能を駆使する気はない。
貴方の首元を見れば、満たされたように頷いた。
(-276) osatou 2021/09/23(Thu) 18:16:04

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「ぁ、あ、あ」

貴方の全てを甘受する。
体の全てを明け渡し、好きにさせ、代わりに与えられたものを余さず味わう。

生き物としての弱点を晒した事で齎される破滅的な快楽。その味の罪深さといったら!
抗い難く、いけないと分かっていても止められない。蕩ける頭が、痺れる体が、もっともっとと次を強請る。麻薬を取り込めばきっとこうなってしまうのだろうかと徐々に茹だり始めた脳の片隅で呑気にそう考えていた。貴方のどろりとした欲望に気付くこともなく。

かつて傷一つ付いていなかった少年の首筋は愛撫で艶かしく濡れそぼり、鮮やかな赤色の嗜虐的な愛が咲き誇った。

「……は、……ぁ」

貴方が唇を舌でなぞれば、その軌跡を追いかけるように自分の舌で名残り惜しむかのようにちろりと唇を舐めた。

そうして戯れに溺れた後。幾度となく聞いたであろう食事の終わりを告げる挨拶と共に解放される。今だけ非日常的な熱を含んだその声を聞くや否や、貴方のほうへ倒れ込むように前へと体を折るだろう。

「……あかつき。

…………きもちよかった。ありがとう」


拒まれないのなら、貴方の肩口に顔を埋めてそう呟く。
表情は見えない。けれど、髪から覗く耳がほのかに赤く染まっていることには気付けるかもしれない。
(-278) もちぱい 2021/09/23(Thu) 18:53:45

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


元々、情事の快楽に耐え切れずの行動だったが
貴方がそんな表情を、視線を、声を発すのだから
……こちらまで、癖になってしまいそうだ。

唇を舐める動作。
成る程確かに、その赤さに、艶めかしさにくらりとする。

とさり、と貴方が寄り掛かってくる。
自分が貴方を溶かしたのだと思えば、拒むなんて事は勿体ない。ただただ愛おしくて堪らない。

……ずくり、と腹の奥が疼く。


今朝手渡された、机上のハンディカメラを一瞥。
それに手が伸びる事は無い。
貴方の蕩けた表情を、決して誰にも見せてやるものか。



「……きど、俺も
 
気持ちよく、なりたい、…………


企画でも、課題でもなく、
ただ好きだと言う理由だけで貴方の背中へと腕を回し、誘うように赤らむ耳を甘く噛んだ。

貴方が拒まなければ、
今宵もまた二人きりの、誰にも邪魔されないW夜更かしWが始まるだろう。
(-286) osatou 2021/09/23(Thu) 19:37:19

【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁

「そうかな?人に縋る事は悪でも何でもないんじゃない。
暁くんだって、人が悩んでいる時に苦しみ続けて立ち続けるよりは、差し伸べた手を取り合う世界の方が平和と思わない?その延長戦と思えばいいよ」

一般論ならまだしも、それに特別な『性行為』が絡むから故の悩みだろう。けれども、南波靖史にとってそれは限りなく他の行為と変わらない。だからそんな言葉が普通にと出てくる。

「申告なしでも苦しいのが意外と好きだったら、その方面開拓して探っちゃうかもしれないけどそれはよろしくね」

サラリと物騒な事を述べた。冗談か本気なのかが非常ににわかり辛いのが物騒さに拍車をかけている。

「……いや」

「『嫉妬』って言うんだな、と思っただけさ。……何か、何となく懐かしいと感じてさ。まあ、別にそれで暁くんとの言葉を違えようとは思わないよ。今すぐと言うのもおかしいし、適当に良い状況になったら声かけてくれたらいいよ」

今から楽しみ、の言葉に、一瞬だけ呆けた顔をして。
「任せて」と嬉しそうに微笑み返した。
(-287) poru 2021/09/23(Thu) 19:39:23
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:闇谷 暁 解除する

生存者 (3)

素崎 真斗
0回 残 たくさん

新規◎秘話◎

普川 尚久
0回 残 たくさん

溺れたかったのさ

市川 夢助
0回 残 たくさん

 

犠牲者 (5)

遊城 憲義(2d)
0回 残 たくさん

 

闇谷 暁(3d)
10回 残 たくさん

かかってこい

鏡沼 創(3d)
0回 残 たくさん

 

貴戸 高志(4d)
5回 残 たくさん

si俺達は昔から

榊 潤(5d)
2回 残 たくさん

俺は置きで戦う

処刑者 (3)

迷彩 リョウ(3d)
13回 残 たくさん

ギャハハハハ……

南波 靖史(5d)
0回 残 たくさん

ぴよぴよ

黒塚 彰人(6d)
2回 残 たくさん

スゲー置 ごめん

突然死者 (0)

舞台 (2)

朝倉 弘
0回 残 たくさん

 

有楽 澪
0回 残 たくさん

 

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.15 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa