人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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ポルクスは目を覚ました。

泡沫の夢のよう。
宙に漂いながら俺は見た。

――被害者の顔をして泣く少女。


    
可哀想だ、ごめんねと思う。


――夢の中でも何かを探しさまよう夜の少女。


    
ありがとう、その温もりを手放さないでと思う。


神隠しの顛末にしては陳腐だろうか。
俺の身体は一線を画するこの空間にすら降り立てないらしい。

【人】 探偵 キエ

「……………
物は言い様だねェ


キエはソファで仰向けに寝転がりながら林檎を齧っていた。即興劇に一度意識が向いたが直ぐに興味を無くした。
誰かにとっての喜劇とは誰かにとっての悲劇で――逆もまた然り。事実も空想も視点を変えれば善悪などひっくり返ってしまう。

同一人物二重人格でも判り合えないんだもの。そりゃあ争いが無くならない筈さァ。
 誰かが笑う時必ず誰かが泣くというのに、人とは何時何処まで行っても身勝手なものだね。有り難い事だけれど」

林檎をまた一口齧れば劇の内容はもう忘れてしまった。
咀嚼音の中で、キエは玩具箱の奥底に押し込まれ忘れ去られた透明な子供の叫びを聞く。只聞くだけで何も思う事など無かった。
(26) 2021/10/23(Sat) 0:58:54

【人】 探偵 キエ

>>
???
>>15 >>16

座ったまま視線を上げて目を細め、一度瞬きをすると満足気に頷いた。視線が交わっているかなどキエの知った事ではない。

「確かにそうだね。僕もつい先日同じ様な事をしたからよく判るよ。だが君は自身に悪意が在ると思うのだね。其処も僕と違う。
 僕らは同じく理から片足はみ出した者同士じゃないかと思うのだけど、君は随分と……そう、枠に入りたがる様に見えてしまって」

声が僅かに上擦った。カップを持つ指は細く白い女のものだ。言葉の途中で性別が変わったらしい。

「僕は其処が僕の趣味を満たしてくれるんじゃないかって今期待してるんだ」
(27) 2021/10/23(Sat) 1:22:11

【人】 探偵 キエ

>>
???
>>15 >>16

見えない目を見る。
其れを見たとキエは決める


「………君、夢は見るかい?」

しんと静かな部屋に声が反響しない。

「言葉ってさァ、不便だと思わないか。言い表せない事だって在るのに言葉という音に嵌め込めば真相とずれてしまう。
 しかし言葉が無ければ人と人は意思の疎通ができないから仕方が無い事なのだろうね」

「でも人の理に従うなんて面倒だもの、
だから僕は夢を覗く
。其の方が手っ取り早いだろ?」
(28) 2021/10/23(Sat) 1:24:01

【人】 巫女 ユピテル

>>@7 トラヴィス

「あら、ブランクなんて見えなかったわ?
“悪くない”、じゃなくて“凄く良かった”!

でも、トラヴィスがそう言うなら脚本家がいた場合は
更にどうなっていたのかは気になるわね。
もっと凄いものが見れるって事でしょう?誰かいないかしら」

竪琴を抱えながらそちらに他に座る人がいなさそうち見ると
その隣に許可なく座り、先程の即興劇についてそう話します。

「おつかれさま」

言いながら、ようやく持ち歩くようになったハンカチで、
もしトラヴィスが汗をかいているなら拭おうとするでしょう。

「……竪琴?……。う〜ん、貴方なら壊さないと思うけど、
いいのかしら……弾かない?ミズガネ、何か言っていた?」

先程の演劇の内容。唐突な竪琴の話題。
勿論、急にユピテルが持ち歩くから目についた。
その可能性はゼロではありませんが、彼も会話できたが答え。
その方が納得できます。とは言え珍しく少し渋っています。

トラヴィスを信頼していない訳ではありません。
むしろ館の中では上位です。ただ、ミズガネがどれほど
この竪琴を大事にしていたか知っているから、迷います。
(29) 2021/10/23(Sat) 1:25:04

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>25

「そうだな………、」

顎を撫でる。腕を卓上で組んで、長い足をゆるりと組み替えた。

「不器用な詩人には、どちらも救うなんて不可能だから
 他の全てを捨てて、一番大切な少女を選んだんだろう。
 決して死神だけを見捨てた訳じゃない。」

自分だって、きっとそうする。
大切な者達が危険に脅かされた時。
それら以外を捨てる覚悟は─────………覚悟、は、……


かぶりを降った。
脱線している場合では無い。

「死神は……そうだな、一線を超えてしまったからね、
 因果応報。救われる可能性は低いんじゃないだろうか。
 君達は神にでも願って、死神を隠せ投票すればどうだい?」

これは詩人の意思では無い解釈。

以降の舞台に演出は加えないし、その結末は自分の知るところでは無い。
とても無責任な、たった一つの意見であった。

「けれど、この戯曲の結末は、
 君達次第で喜劇にも悲劇にも姿を変えるよ。
 舞台の上の君達よ、どうぞ悔いのない選択を。」
(@9) 2021/10/23(Sat) 1:27:04

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>29 ユピテル

「そう」

短い言葉。
代わりに表情に、喜色が余す事なく溢れている。

「居ないよ。
 私を一番輝かせてくれる脚本家は、もう私の側には。」

普段ならば、発さないであろう言葉。
他人の言葉を吐いた後だからか──それとも、この数日で貴方から受けた眼差しのお陰だろうか。
今だけは、少しばかり素直になれた。

汗を拭って貰えば、
やっと有難うと礼を言う。

「君が持っていると聞いたんだ。
 つまりそれは、その竪琴に触れても良い証左だと思わないかい?
 けれども、そうだね、壊すつもりはないよ。
 ……弦を張り替えてやるつもりさ。
 それは私にとっても必要な事だから。」

その瞳に、曇りはない。
貴方の信頼に報いることが出来ると、自信を持てる程に。
(@10) 2021/10/23(Sat) 1:39:59

【人】 死神 ゲイザー

館の協力者は言った。
 
『此処の主人による意向で消える客が決まる訳だが⏤⏤
 ある程度は此方の意思を汲んでくれるらしい。
 長くいる使用人曰く複数人に願われた結果消えた者もいたそうだ』

この場所で願いは無為ではない。
それを知るひとは数少ないだろうけれど。

リーパーは、どのような由縁あろうとただの殺人鬼だ。
無為の人々を殺害した、法で裁かれるべき人間である。

その前提の上で。
けれどここに法はない。それを決めるのはあなた達だ。
あなたの思うままに、夜の星に願うと良い。
(30) 2021/10/23(Sat) 1:51:02

【人】 浮遊騒 テラ


“は〜ん?すべてを裁く神さまの目に入らなくなっちまえば、 
“死者の国に送り返されるよりかは死神にとって 
“救いになるかもしれないって? 

“そんなもの一時しのぎかもしれないねぇ。 
“それにすらならないかもしれないねぇ。 

“ くっ くっ くっ  

“いいぜぇ、乗ってやろうじゃないか詩人役様よぉ? 
“それで死神役が救われなけりゃ、お前は惨めな道化役!! 

“もしもなにかがあって、神の御許に死神が隠されて、 
“それで救われてしまったなら!! 
“それはそれで酷い出来の劇になってしまうもんだねぇ 

“ご都合主義の大団円! 
”大衆演劇としちゃあ一流とは言えないだろう。 
“勧善懲悪ッ、世間様に求められるのはそんなモノ! 
“悪者が悪い目に遭わずして心がすくものかい? 

あはは、あははは、あっはっは!!! 


 
(31) 2021/10/23(Sat) 2:34:12

【人】 浮遊想 テラ


……まぁ拙者oreテラ はそれでいいとも思うけどね。
死神が何処かに隠されてしまうよう、願って投票して差し上げようともさ 


そうして宇宙服は、パッと消えてしまいました 
(32) 2021/10/23(Sat) 2:35:32

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>31

「道化で結構さ。ご都合主義で上等。
 芸術と愚鈍は紙一重とも言うさ。
 嘲笑の一つくらい、想定内だよ。」

男も、からからと笑った。
二人が笑い合う、それはそれは穏やかな空間だった。

「君がこうして舞台に降り立って、言葉を発した時点で、
 『興味を惹く』狙いは、既に果たされたからね。
 これで良い、私はとても無責任な主演見学さ。」

男の目的は、詩人の言葉を多くの人に伝えることであって、
少女や死神を救うなんて事は関係がなく、どうでもいい。

それの更に先──大衆に受ける事などは視野にない。
最も貴方は、それを理解した上で、
ただ引っ掻き回したくて述べたのかもしれないけれど。

それよりも無反応が一番の批判であると、男は考えている。


「また観においで。次があるならね。
 君は貴重な感想をくれた観客だから、
 その時は、とびきり良い席をご用意させてもらうよ。」

消えるそれを、見送った。
男はどこまでも穏やかに、貴方を見ていただろう。
(@11) 2021/10/23(Sat) 3:00:11
プルーは、いつも通り。
(t8) 2021/10/23(Sat) 3:08:49

プルーは、いつも通りだった。
(t9) 2021/10/23(Sat) 3:08:58

プルーは、いつも通りではないものを見た。聞いた。
(t10) 2021/10/23(Sat) 3:10:03

【人】 巫女 ユピテル

>>@10 トラヴィス

返答が短いのをユピテルは一切気にしません。
トラヴィスの表情が全て物語っていましたし、
ただユピテルは感想を伝えたかっただけですから。

「……そう、なの?…………」

けれど続けられた言葉にどうしてと尋ねていいのかわからず。
聞き返したい表情と視線だけが、貴方に投げかけられます。

勿論トラヴィスを引き立ててくれる他の作曲家は多くいても、
トラヴィスの中の脚本家はその人だけと短い言葉で理解して。
だから、問い返して良いのかすら迷っていました。

「そうなんだ。うん、持ってるよ。
それに、弦を替えるだけなら怒らないと思うもの。
きっとさっきの公演を見て、ミズガネも喜んでると思うから、
許してくれると思うわ。トラヴィスにとって必要なら尚更ね。

……でも、どうして必要なの?それともいつかのお楽しみ?」

その自信に満ちた眼差しを信じて
大切な人の大切な竪琴を手渡しました。
(33) 2021/10/23(Sat) 3:16:25

【見】 トレジャーハンター プルー

「―――」

「なんだ」

「まだ舞台に上がれるんじゃない、トラヴィス」
(@12) 2021/10/23(Sat) 3:50:36

【見】 トレジャーハンター プルー

プルーはいつも通り舞台には上がらない見物人だ

彼もそうだと思っていた。
いつも通りを望む彼はどこか、隠者のような雰囲気をしていたから。

でも、そうではなかった。
きっと望めば舞台に戻れるのだ。
今しがた、いつも通りをやめたように。
(@13) 2021/10/23(Sat) 3:51:43

【見】 トレジャーハンター プルー

停滞をやめた彼はどうするのだろう。
再び足を止めるのか、それとも。

「……」
「ま、アタシは何も変わらないわね」

願い事がまたひとつ浮かんで。
けれどもそれを振り払うように片手を振る。

そうして女はいつも通りに戻っていった。
(@14) 2021/10/23(Sat) 3:58:37

【見】 トレジャーハンター プルー

―――後、トイレ近くの廊下。

なんで殺すリストにアタシも入ってんのよぅ


聞こえた叫びに八つ当たりぃ〜〜〜と呟きながら、殺人鬼が出てくる前に女はダッシュで逃げた。
(@15) 2021/10/23(Sat) 4:02:26
「……トラヴィス。礼を言う。
 …………前のことは一生根に持つが、この恩もまたきっと忘れないだろう」

舞台人の一挙一動を見届けて、独り言つ。
皆が同じように願ってくれるか分からないからこれは賭けだ。
でも、「願えば何かが変わるかもしれない」という予感だけは男の中でほんの少し芽生えていた。
揺蕩っていた夢の底から、少しずつ浮き上がってきているのだろう。


「リーパー。俺を殺して満足したか?神隠しに遭わせてしまえば何も出来ないと思ったか?
 俺が壇上から引き摺り下ろされて大人しくしている人間だと思ったなら。

その身をもって考えを改めることだな、ご愁傷様。
自堕落に溺れる俺を動かしたのは、お前だよ」


男は身勝手な性格で、身勝手な理由で動く人間だ。
だから、どこかの宇宙服に身を包んだ男にもし問いかけられたとしても、「俺が救いたかったのは少女だから知ったことではない」と述べるだろう。
……
少女が『彼も救いたい』と願うなら話は別かもしれないが。

今その少女は、眠りについたままだ。

「本当はお前のこと、もっと知れたのならよかったんだがな」

「少女の内側に潜む殺人鬼。題材としては非常に面白い。
作家はそこからミステリでも悲劇でもなんでも膨らませるだろうし、詩人ものびのびと感情を乗せて歌い上げるだろう。

でもな……」


「すまないな」

「女を傷つけ苦しめる奴の物語など、俺は死んでも歌えない」

メモを貼った。

【見】 技術指揮 シトゥラ

トラヴィスの舞台は"美しかった"。
感想はそれだけ、そして―――。

「誰が――俺を、彼らを殺すって?」


一人見えない眉をひそめて。
ゆらりとナイフを握りしめる"彼"の声を聞いた。
この声は届かない。
己に刃を向けるのであれば
殺し
に向かおうかと思っていたけれど。

今は集中が出来ない。


何処だ、何処に行ってしまったんだ。
居なくなるなら、言ってくれよ。


何度も独り言のように繰り返されてその言葉は霧散していく。


「―――――やっぱり、本当に居なくなったのか」


彼女はずっと自分の前に姿を現さなかった。
呼んだのに、いいえ、来て欲しかったのにです。
彼女のために料理を作ると約束をしていたから。

たったそれだけでした。

彼女が消えたことに文句があるわけではありません。
(@16) 2021/10/23(Sat) 4:15:44

【見】 技術指揮 シトゥラ

「――俺が殺す前に、手を出されたのは許せないよな。
 こうなるからこんな狂った館に死神[ヒトゴロシ]は一人でいいんだ」


新調したナイフを再び懐に収める。
口元に残った血の味をまた思い出して、苦い顔をした。

何度拭っても染みが抜けない。
何度ゆすいでも口の中は鉄の味がする。
そんな幻覚。


「こんなことになるなら、早く殺しておくべきだったな」

誰をとは言わずそのまま足を進めた。
今は誰にも会いたい気分になれないし。

ああ、早く一人になれる場所を探そう。
(@17) 2021/10/23(Sat) 4:20:59
ユピテルは、知っています。
(a22) 2021/10/23(Sat) 4:23:54

ユピテルは、間接的なものを含めた殺人を、殺人者と言うなら
(a23) 2021/10/23(Sat) 4:24:26

ユピテルは、この地上の九人の内の五人は『殺人者』だと。
(a24) 2021/10/23(Sat) 4:25:45

ユピテルは、──
(a25) 2021/10/23(Sat) 4:26:42

ユピテルは、────己を含めて、五人なのを知っています。
(a26) 2021/10/23(Sat) 4:27:09

ユピテルは、だからこそ、『殺人者』だからと、
(a27) 2021/10/23(Sat) 4:28:32

ユピテルは、本当に、彼をそれだけで終えていいのでしょうか?
(a28) 2021/10/23(Sat) 4:28:59

ユピテルは、──まだ、願い先を決められていません。
(a29) 2021/10/23(Sat) 4:29:42

【人】 巫女 ユピテル

>>+11 ミズガネ

トラヴィスとの会話を終えた後、
目を閉じれば、怨嗟を吐く貴方の声が聞こえました。
その傍に寄ってきて、背中合わせになる椅子に座ります。

「あのね、ミズガネ。
今はまだ、他の人に聞くべき事を聞けていない。
だから答えはまだ変わるかもしれない。願う先だって、
貴方の意思通りリーパーかもしれないけれど、……」

「私、『あの子死神』の話も聞きたいって思ってる」

「だって、まだW死神の彼Wしか知らないわ、私。
どうしてゲイザーの中に死神がいたのか、何か知ってる?
もし理由があって、救えるのなら、救いたいと思っている。」

「あなたは、その判断をする私を許さないかしら」

(34) 2021/10/23(Sat) 4:52:22
ユピテルは、呟きます。「愛する貴方を殺した相手なのに」と。
(a30) 2021/10/23(Sat) 4:57:42

ユピテル

「……ユピテル」

男は振り向かない。貴方は自分と再会した時のように目を閉じているのかもしれないと予想はつくけれど、それでも、顔を合わせる事ができなかった。
断末魔を上げる少女を見捨てる事ができなくて、どうにか考えて動いた結果だ。後悔などしていない。
……けれど、自分だって事情を何一つ聞いていない。

「……いいや、知らない。
 俺だって、聞けるなら聞きたいさ。
 あいつに殺された瞬間はまだはっきり思い出せる。死ぬほど辛くて苦しくて、今も思い出すと怖くて仕方がないけれど」

 誰にも見えないくせにッ! 
 オレと同じ、ひとりぼっちの癖に!!


「……救えるなら、救ってやりたいよ。
 その判断をするユピテルを、俺は否定しない。許さない筈がない」

頭の奥で、かすかに聞こえた似た者同士の残滓が響いている。
殺人鬼の苦しみを完全に理解する事が出来なかったとしても、ひとりぼっちの苦しみは、自分もよく知っている。

……けれど。


「でも、もしそれで、ユピテルが危険な目に遭ったら?」

自分はユピテルのように多くの為に心を砕く事ができない。
自分は親しい者を優先する。酷く身勝手で、ろくでもない人間であることは自覚している。

「もしそれで、お前が襲われて死んでしまったら?」

「そんな考えばかりが、頭に浮かんでしまうんだ」


「お前が死んだら俺はきっとあいつを一生許せない。
 例えお前があいつを救ってくれと願ったとしても」

「俺自身が死ぬことより、お前が死ぬほうがたまらなく怖くて苦しいよ、ユピテル」

消え入る声で呟いた。「本当に、身勝手でごめん」

顔を上げる事ができない。

メモを貼った。

探偵 キエ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/23(Sat) 6:29:26

キエは、背中に叫ばれた言葉を思い出す。
(a31) 2021/10/23(Sat) 6:29:47

探偵 キエ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/23(Sat) 6:30:24

キエは、キエは気が短くはないが長くもない。粗暴でもないが温和でもない。感情の起伏というものが乏しくもある。
(a32) 2021/10/23(Sat) 6:31:22

キエは、しかし自分の在り方を変えようとしてくるならば其の限りではない。
(a33) 2021/10/23(Sat) 6:31:34

【人】 巫女 ユピテル

>>+14 ミズガネ

「ふふ、困ったわね〜。私、元は死ぬ事は怖くなかったの。
だから何でも言えたわ。だからこそ動いてくれた心だって、
今まで沢山あったのかもしれないわね」

でもそんな事言われたら、死ぬのが少し。
……少しだけ、怖くなっちゃった。
貴方を苦しめさせたくない。……それでも、


「ね、ミズガネ。貴方は身勝手なんかじゃないわ。
貴方が思う事は当然で間違ってない。嬉しいとすら思う。

それでもW死神の彼Wを知りたいと思う私だからこそ、
きっと貴方は好きになってくれたって思ってる。
このまま、何も知らずあの子を殺したら。私、それこそ、
自分もあの子も。誰も赦せなくなる。きっと耐えられない」

知ってるわ、ミズガネ。これを聞かせれば聞かせる程、
万が一の時の貴方の後悔が膨れ上がるって。
だから、私を好きになってくれてありがとうは言わないわ。
本当はもっと考えてる事もあるけど、心に秘めておくわ。
貴方に選択肢を渡さなくて、渡せなくて、ごめんね。


「でも私、慈悲深くなくて我儘で欲張りだから。
貴方がそこまで言ってくれてるのに諦めない頑固な女なの。
その代わりね、もう安易にW死んでもいいWって言わない。
泣いてくれる人がいると知って、抱えた上で行くわ」

(35) 2021/10/23(Sat) 6:54:17

【人】 巫女 ユピテル

>>+15 >>+16 ミズガネ

「無理はしない。私、絶対死なないわ」

「だから、貴方を、貴方の性格を知った上で、
こう言うね。
W私を信じてW
って」

これだけ言ってもし失敗したら、傍でいっぱい怒ってね?
なんて、本当は思ってる事は絶対怒られるだろうから言わないけど。
でも、放っておけないの、ゲイザーを。あの子を。
逆の立場なら、貴方も考えてた可能性は0じゃないって思ってるよ。


本当は抱きしめたくても、視覚がない上では叶わなくて。
貴方の語りかけがないと触れられないから、寂しいけれど。
ふふ、……わがまま通そうとしてる罰かもしれないわね。
(36) 2021/10/23(Sat) 7:03:08

【置】 空想 ゾズマ

とあるお金持ちの家に、病弱の一人娘がいました。
甘やかされて育ちました。でもお家以外ではうまく人と話せない、よく言えばおとなしく、わるく言えば内弁慶でした。

娘には、幼い頃から他には見えない友達がいました。
ふわふわで、あたたかくて、ぬいぐるみのような姿をしていて

そう まるでお話ができるテディベアのような!

兄弟もおらず、外でともだちと遊ぶことも
あんまりできなかった娘の親友でした。

だけど時がたつにつれて、娘が成長するにつれて
ある日それはみえなくなってしまうのでした。

唯一の友達でしたから、とてもとてもさみしかったのです。
ママは言いました。大きくなると見えなくなるものなのだと。
本当の友達ができたときのために助けてくれた存在なのだと

その時娘は、納得して、うなずきました。
きっといつかすてきなともだちができますようにと!
(L3) 2021/10/23(Sat) 7:09:59
公開: 2021/10/23(Sat) 7:10:00
ユピテルは、もうひとつ。あと一人、聞きたい事がある。
(a34) 2021/10/23(Sat) 7:10:04

【置】 空想 ゾズマ

だけど、娘に友達ができることはありませんでした。
病弱でみんなと同じことが多くはできなかったせい?
世間知らずだからでしょうか?
娘が引っ込み思案だったからでしょうか?
怒ると手がつけられなくなるからでしょうか?

きっと、些細なことでした。
でも、娘に、子供とってはそうじゃなかったのでしょう。
せっかく、メアリー<テディベア>がたすけてくれたのに!
やっぱり、みえなくなったのは、わたしがわるいの?

ひとりぼっちに退屈してしまった娘は
そのうち、空想を描き始めるようになりました。

自分とはかけ離れた生活をした男の子と出会う空想です。
ちょっと乱暴で、一匹狼で、だけど優しいところもある。
箱入りはちょっぴり悪い男の子に惹かれるものです。

彼はいつも窓の外をみてばかりの自分のところへ
窓から入って来てくれて。お話をしてくれて。

時々親にナイショで外に連れ出してくれます。

……空想でした。
(L4) 2021/10/23(Sat) 7:11:24
公開: 2021/10/23(Sat) 7:15:00

【人】 巫女 ユピテル

>>26 キエ

「そう。誰かが笑う時、誰かが泣く」

仰向けに寝転がるキエを、反対側で上から覗きこむ。
髪が落ちないように、軽く髪を抑えながら、
トラヴィスとミズガネと話した終えた後の娘は、
最後に尋ねる事があると、キエの前に来た。

「簡潔に言うわ。
誰かが笑い泣く事は、そこに大きく感情が発生する事となる。
……それがW同一人物Wであるなら尚更、
反転するかの様なものだから大きくなる。違う?」

「感情を食す貴方が放置するとは思えなかった」

「ねえ、キエ。貴方、ゲイザーに何か干渉しなかった?」
(37) 2021/10/23(Sat) 7:11:46
 




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生存者 (4)

テラ
1回 残 たくさん

ぷわわ〜

ゾズマ
10回 残 たくさん

 

アマノ
6回 残 たくさん

 

ユピテル
33回 残 たくさん

ブイブイ〜

犠牲者 (4)

クロノ(2d)
0回 残 たくさん

 

ミズガネ(3d)
42回 残 たくさん

透明に触れたい

ポルクス(4d)
11回 残 たくさん

 

チャンドラ(4d)
16回 残 たくさん

賢者では、ないの

処刑者 (3)

キンウ(4d)
7回 残 たくさん

 

ゲイザー(5d)
4回 残 たくさん

 

キエ(6d)
13回 残 たくさん

僕は僕だよ

突然死者 (0)

舞台 (3)

トラヴィス
34回 残 たくさん

アクセルだけ踏む

シトゥラ
19回 残 たくさん

 

プルー
9回 残 たくさん

宝物はもうあるの

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
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closure / closure' by 閉
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文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
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