人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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 やらしい乳首。
 赤く腫れて、…こんなになるなんて
  どんだけ虐めたんです?


[指先で扱くように其れを刺激し。
引っ張っては、パッと離し。ぷるんと揺れる乳房を愛でた。我慢の利かない、おっぱいだな。なんてわざとらしい言い方でいじめ。手は下肢の方へ伸びる。濡れる下肢、ピンク色の球体を飲む淫花へ。

そこで咲き誇る赤花を摘み]


 此処も―――
  こんなに赤くして
    先を尖らせて、ふっ。
      可愛い。


[これが貴女の興奮の証なんですね。
なんて、明るく楽し気に。手は摘まんだ其れをつつき。姿見に映る彼女に気づけば薄く笑い。ご褒美あげないとねと繰り返し、それから彼女の足を開くのを手伝い。

扉を一度気にして]

 えっちで可愛い、ナナミさん。
 …ご褒美、何が欲しいっすか?
 言って


[貴女は素敵だ。
蔑むことも不快に思う事もない。
だから、大丈夫だと彼女の心根を知ったら伝えただろう。

いやもっと、体で言葉で示して欲しい。
そう示し、彼女の淫花に雄の先端を押し付け、ぱくぱくと吸い付く其処に何度もキスをして、ちゅぱちゅぱと淫らな水音を響かせ、此処で言ったら、外に聞こえるかもっすけど。なんて悪く。
片手は球体のスイッチを探し

彼女が喋りやすいように刺激を強から中に、
それでも苦しいのなら弱に変え

少しばかり中から引っ張って
位置を変えて、花のみちを
刺激させる*]

 
[横たわった彼女の上、抱きしめられる。
 流歌が何に苦しげに息を吐いていたのか
 それも僕にはわからない。

 わかったとしても。
 流歌を邪魔するのがほかのきみでも。
 僕が大切にしてきたきみのかけらでも。

 僕はやっぱり面白くないんだろう。

 流歌は僕だけ見てて。
 僕だって、流歌しかみてないよ。
 もう、ずっとさぁ……。]
 

<lucent>

 ……っく 


[ 今更所有者みたいな顔しないでよ、
  息をもってかないでよ、
  ……堪えきれず小さな咳をしたら
  あのときみたいに血がまじってる。

  ……このまま目を閉じてしまったら 
  幸せなおばあちゃんになる、約束も果たせない。

  潮音に心配かけちゃったかな、
  ちょっとだけ潮音の顔に落胆みたいなのが、見えた。 

  ……頭の中、子守唄が流れた。
  大丈夫ですよ。

  私なら、きっと、何度だって
  シオンを見つけ出すことができます。

  何千年も、何万年も、
  もう彼だけを愛していますから。 


  ――安心して、眠って。
  また、……出会えるから。 ]

 




[ 大好きな人と引き下がれようとする悲劇を
  神様が叶えてくださろうとするものだから 

  乙守流歌とは欲深いもので
  もっと好きになってほしいとか
  独り占めしたいって思えるような女の子になりたいとか

  魂の果ての果てから 願ってる。 

  カミサマ目が私に向いてる?
  実際そうだったとしても、潮音の思い込みでも
  どっちだったとしても私にはわかんない。


  私には、潮音しかいらないの。
  それすらも理解しないカミサマなんていらない。 ]


  

 
[主の思惑を外れたがる一匹と一人──、
 もう二匹、だろうか──は。

 どちらが愛されていたのか、どちらもなのか、
 最早確かめる術もないけれど。

 与えられた楽園を捨て去り
 自らの居場所を互いの隣に定めた。

 原罪に下された最も大きな罰は
 「いつか必ず死ななければならない」だというが
 今度の罰は、それとは真逆。

 永遠に止むことない苦楽を共にしていく。
 その果てなき果てに、あるものは────…]

 

 あ……っ


[彼が優しく頭を撫でてくれて、丁重な仕草で玄関に寝かせてくれる。それはまるで王女にでもするかのような優しい仕草で。

早く彼が欲しいのに、彼の視線や興味は胸の方に行ってしまい、おもちゃで遊ぶかのように、先端をいじめられては、やらしいと言われて―――その意地悪な言い方に、ぞくっと首筋から肩にかけて粟立つのを感じた。
引っ張られて揺さぶられて、そうされると、じくじくと彼を求める部分がうずいて仕方がない。
それに気づいたのか、ようやく彼の手が触れてほしい場所に伸びる。

 ローターを外して、そしてその肉棒を奥まで突き込んでほしいのに
 少しばかり弱めてはくれたようなのだけれど、彼は位置を調整しただけで、それを抜こうとはしない。

 だって、彼のモノはこんな振動だけとは違う。

 彼のモノの固さ、柔らかさ、しなやかさ、強さ、熱さ、滑らかさ、そういったものが与えてくれる満足度は、心まで抉って満たす。
 何よりも、彼の熱っぽい言葉に、自分を求めてくれるという視線などが、自分の女としての価値を上げてくれているような気がして、それが感じさせてくれるのだ。
 こうして、彼にお預けされ、焦らされるのも前戯であり愛撫の一環だと信じられているせいかもしれない]

 泰尚くんが欲しいのっ……。
 貴方の大きくて太いおちんちんを中に入れて、かきまわしてぇ、突いてぇ……っ


[自ら腰を突きだすように、先端部分を押し付けるだけで中に入ってこない意地悪な剛直を、少しでも飲み込もうとして。
 指先で、赤く膨れた淫芽ごとくぱぁと開いて、入りやすくさせただろうか。

 彼の大きなもので中を抉られたら、まるでそれが紙鉄砲のように奥までローターをおしこんで、一番感じる箇所にぐりぐりと振動を押し付けられてしまうかもしれない。
 ただでさえ感じすぎているのに、そんなことをされたら失神してしまうかもしれない。

 しかし、後のことなど考えられないほど、待ちかねて。

 早く入れてぇ、とおねだりをするしかできなかった*]



[ 薄ら瞼を開けば
  愛おしい人と視線も交わった。

  かみさまの楽園から逃げだして
  ヒトであることをも拒絶して

  ただひとつの凸と凹を埋めるために。


  はじめまして。
  私はあなたを攫いにきたの。
  私はあなだだけを食べるあくま流歌。 ]

[玄関先でこんな風に乱れる彼女は美しい。
触れた箇所から焼かれてしまう。そんな気持ちすら抱きながらも、彼女の姿に嗜虐を擽られ、虐め焦らした。虐める程に彼女は感度を増していく。気づいたのは、反応の良さから。其れをもっと見たい。嫌だと言われたら傷つく癖にのめり込んで、彼女の全てを求め。

その声を聞いた。]


 ……ナナミさん
  嬉しいなあ。沢山味わってくださいね。


[ふっと笑う顏は心底嬉し気に。
自ら突き出すように露わにする其処は熟れた花、喰らうことを求める食中花。自分を彼女は求めている。自分が欲しいと彼女は言ってくれる。それが嬉しい。

独占欲を抱えて
脚を更に開き、片手で背を抱いて
入りやすくなった其処へ
雌の花へと]

 


 ……っ。
  中、 に……くっ


[突いてという言葉に応えるように
彼女の中をいく。ピンク色の球体を抜くこともなく、行われた其れは太く大きいモノで彼女の中を侵し、同時に球体で彼女の良いところを押した。線が剛直の横からたれる。そのまま掻き抱く身を起こし。

立ち上がれば、彼女を抱き上げ]


 ……はっ、ナナミさん・・・


[上下に揺さぶり。
彼女を快楽の海にと落とし、唇と唇を重ね。
人工呼吸を繰り返し、下から上へ、肉体を突き上げ。唇を離し、合間合間に彼女を呼んで。

雄の先端で球体をおし
彼女の奥、大事な処へ振動を当て続けた*]

[ああ、ようやくだ。
痛苦に近いような快楽を与えてくれる肉の刀を、今か今かと待ちわびて。

―――そして]


 ひっ、ぐぅううううっ!


[嗚咽のような悲鳴のような、獣のような深い声。
 自分の漏らす高い喘ぎ声も知らなかったけれど、こんな声を自分が出せるなんて知らなかった。
膣道を彼の大きなものが割り開いて、そしてピンクの球を奥へと押し込んでいく。
その振動を生み出す物は彼のモノの窪みにぴたりと収まったかのように入り込み子宮口まで運ばれていくのが、彼に抱かれてもまだ狭い中がその形と共に教えてくれる。

ぶぶぶ、と体の奥底で震える振動が、もっとも感じる二人の弱い箇所を刺激している。

そして彼は自分を唐突に抱きしめたかと思えば]

 ぅああああああ……っ!



[それは完全な悲鳴。嬌声だったなんて聞いた人は思えないだろう。
 途中で声が途切れたのは彼の唇が自分の唇をふさいだから。
 彼から漏れる呼気が自分の吸気となり、自分の悲鳴は彼の唾液に溶けていく。
 彼が自分を上下に揺さぶり、その衝撃でも中に入り込んだローターが感じる箇所を容赦なく攻めていく]



 も……だめ、おかしくなるぅ……!!



[狂ったように首を振り、口を開き、そこから舌をのぞかせる。
目を見開いたまま涙を流し、もしかしたら鼻水で顔もよごしていたかもしれない。
 彼の押し込みに反応した中は、蠕動を繰り返して、彼の剛直を取り込んでいく。
 半ば恐慌をきたしたような悲鳴と共に、ある瞬間にふっと目から光が消え、がくん、と彼の腕に倒れこむと]

[寄り掛かる人肌を享受しながら視線を隣に向ける。質問の意図を探るように、或いは質問の補足を待つみたいに。そうして少し考える素振りで、見えない主語を推測しようとするが解釈の幅が広い。

どうして。彼の言葉を心の中で反芻する]


 君はどうしてだと思う?
 ……なんて、聞かれても困るね。


[無数にある候補の中から、それらしい回答を探り当てようとして諦めた。自分でも掬い上げられないなら、信頼出来る第三者に委ねてみる。

彼の同調に安堵すると同時に、心の安寧を得ることを許さない自分自身がいる。どう言い訳を並べても、どれだけ赦されても。けれど、彼に拒絶されなかっただけでも十分に特別と幸福を感じている]

[服を与えなければ、万が一外に出られても出歩けないだろう。……という発想が全く無かった。監禁して自由を奪っている。なら出来る限り他の権利まで取り上げたくない。それが「普通」の愛し方だと思っていたから。

彼の言葉を「したくなったら困る」と解釈したが、無自覚なのか確信犯なのか、彼の誘惑に流されまいと理性を保つのに苦労した。これ以上したら立てなくなるんじゃ……いや、その方が都合が良いのか?なんて、邪な企みも過ぎった。散々煽られて、理性と感情を振り回されたら当然仕返しもしたくなる。既に洗い流したらしい中を確認しようかとも思ったけれど、自分の箍を外してしまいそうで思い留まった]


 ……瑠威? 怪我するといけないから、
 あちこち触らない方が良い。


[子どもじゃないんだから、触って良いものとそうでないものの区別はつくだろう。分かっていても、彼が傍を離れると手元の作業が疎かになってしまう。視界に入らないと声を掛けたり、返事が無ければ様子を見に行ったり。過保護過ぎると思う一方で、彼の姿が見えなくなるとどうしても心が落ち着かなかった]

[彼から母親を遠ざけなければ、と思っていた。
彼女の存在は、彼が追い詰められた原因のひとつだと考えていたから。だというのに私は彼女と同じ──それより直接的で、むしろ酷いやり方で束縛しようとしている。

銀色の手枷は歪んだ精神性の証明だ。
そう認知出来る間はいつまでも慣れないのだろう。
面倒そうな顔をするどころか、嬉しげで従順に見える彼にも]


 すまないが、使わせて貰うよ。
 君が「いい子」だと思えるまでは。


[ひんやりとした金属の輪を、彼の右手とベッドの手摺に繋いだ。さっきみたいに病室を自由に歩き回らないように。彼の左眼に「目薬」を点した時より余程緊張して、使い慣れないのもあるが辿々しい手付きになる。

──でも、必要なことだから。

そう思うことで無心になろうとする。
何も考えるな、]


 ……あぁ、すぐ戻る。また後で。


[するりと彼から視線を逸し背を向ける。
罪悪感の裏にある、束縛を許容されることへの倒錯した悦びを自覚する前に]

[外観からして広いだろう院内を歩いても、あまり人の気配を感じない。途中で洗濯室に寄って、洗濯物を機械に託しておいた。白衣を着てはいるが、やっていることは家事や介護に近いので不思議な心地がする]


 好きな食べ物……、か。


[彼の言葉を思い出し、記憶を辿る。
気遣いからの提案とも知らず、自分に興味を持ってくれたのだと単純に嬉しく思った。だから真剣に献立を考えたくなったのだが。食に頓着がないことに気がつき、頭を悩ませる。私一人で食べるなら正直何でも良いけれど、……]

[ビニール袋を手に提げ、病室に戻る。
「ただいま」と言って、ベッドの上から動けない彼が変わらずそこにいるのを確認し、頬にキスをする]


 売店で買ってきた。
 ブラックだけど、大丈夫か?


[サイドテーブルにコーヒーとサンドイッチを二人分並べる。結局、普段食べ慣れている組み合わせを選んだ。食堂のメニューでも良かったけれど、すぐ帰ると約束したので近場で済ませた。

それから白衣のポケットから鍵を取り出し、彼の拘束を解く*]



[ 翠の星が人の手により宵闇から引き摺り出され、
  主宰であるアレイズ=クロウリーは凄惨な事件を最後に
  此世の舞台から消え、二度と見つからなかった。

  彼が友と呼んだ男と設立した求道の家は
  国内からの厳しい目と次々にトップを失い弱体化した事実により
  復活は成されず、両団体そのものもまた
  度重なる各地の革命運動、独裁政権の誕生や世界戦争と
  激流の如く時代の流れに呑まれ消える。

  ――――アレイズの想定に反し、
  秘書が友の遺した団体を引き継ぎ拡大する未来は訪れなかった。

  悪魔が体現し、報復と共に我が仔を攫って行った為に
  真に力を持つ魔術師さえ確保すれば良いという認識からは
  教会も改めざるを得なかったのだ。

  
魔術師の心を翳らせていた感情も、
  悪魔の介入の真の意図も、神僕に悟れる筈も無い。
 ]



[ しかし、その後も本土から離れた島に位置するかの家は
  建物だけは使われぬまま数十年に渡り残り続けた。

  観光に訪れ、時に自身の創作の材料とした好事家達のように
  オカルトの一つとして消えた魔術師やその思想を求める者が
  保護しているからだ、とされているが。

  科学の発展とかつての迫害により、
  表立った活動を辞めるしか無かった悪魔崇拝者達が
  この地に心の拠り所を求めているというのが正しい。

  夜も深い刻、雨の中濡れた草むらに踏み入り近づいていく
  未だ少女といってもいい齢の女性もまた、そうだった。
  汚れた壁に蔦が這い、全ての窓とドアは板で塞がれ
  廃れた家など、何も知らなければ関心を向ける対象にならない。

  彼女の表情に宿る憂いと陰が、唯の見物客ではないことを物語る
  その胸には沈み彫りの技巧が施された装身具があった。 ]



[ そのブローチが、歩みの最中突然外れ落下していく。
  慌てて伸ばされた細い指を掠り、すれ違った瞬間
  不可解で非科学的な、黒い靄を噴出する現象が始まった。

  差していた傘が持ち主の手を離れ、夜露に濡れ転がる。
  本能的に距離を取り口許を覆い声も出ない彼女の前で、
  靄は人型へ寄り集まり、見る見る内に背の高い男へ完成してゆく。

  黒髪と黒服と異様な白肌で構成される彼が所有する色彩は、
  爪と両眼に宿している、鮮やかな黄色ただ唯一のみ。

  だが、目前の女性へと注ぐその丸い瞳にすら黒が含まれる。
  ――まるで狩猟の時を待つ猛禽類のようであった。 ]



此処には何も無い
どこを探しても、クローリーの魂に会えはしない

[ 突然の出来事、全てを知る口振りに驚愕する彼女が
  男の呼ぶ古き魔術師の名が自分の知るそれと発音が違うなど、
  気づく余地も無く、知ったとして理由が分かるわけもなく。

  次々と語られる内容と彼のペースに呑まれてゆく。 ]

可哀想に。知っているよ、お前の父親に起きたこと
立派な仕事をしていたのにな
摘発されたマフィアの報復で……さぞ無念だったろうね?

おまけにその上司は奴らと繋がっていて、その罪を死人に着せた
これ程酷い話があるだろうか。なあ?
何故神はお前達家族を助けてはくれなかったのだろうね

[ 装身具に描かれた姿に、
  歴史の陰で信仰され続けていた悪魔に瓜二つの男は

  今や社会で権威を喪失している教会を、
  失望により彼女が縋る対象から外れた宿敵を鼻で嗤い
  それからふ、と優しい笑顔を作った。
  年齢を定かとしない見目が、不気味な程一気に幼さへと傾いた。 ]



でも、オレなら復讐を助けてやれる

神も法も今は忘れて、お前の心の赴くままに願いを告げてご覧?

[ 作り物であることを隠してすらいない表情、
  甘く告げられる悪魔の誘惑。

  しかし、家族を襲った不幸と人々の裏切りに
  邪教に救いを求める程絶望した彼女にとってその誘いは
  こうして“彼”が応えてくれた事実は

  神に同胞に見捨てられた己に闇が齎した、
  願っても無い奇跡であった。 ]



いい仔だ

おいでよ


[ 震える声が、しかし確かに悪魔に答えたその時
  黒混じりの黄瞳が、真紅へと転じる。


   ────まるで返り血を浴び、染められてしまったように。*]



 …!
 アルカード……!!


[ 此方を包み込む、ひやりとした馴染みある冷気。
よかった、と安堵するより早く ]

 
『ああ、よかった』
『これでちゃんと予定通り』


[ 先程まで話していた、聞き覚えのある声。

 その声が響くのと同時に、
 それまで澄み渡るように晴れていた空から六本、
 巨大な氷柱が此方めがけて急降下してくる。 ]


 ……っ


[ 咄嗟に身を竦ませたわたしを庇うように
 彼の腕がわたしを引き寄せた。 ]

[氷柱などは大して問題ではない。
我の中心をなしている人型の、その手を頭上に翳せば
忽ちのうちにそれらは全て砕かれ黒ずんだ雨粒へと姿を変えて
地上に注がれていく]


 ぐ…っ、 かは……ッ!?


[娘を此方に引き寄せた途端。

彼女を引き寄せた腕に、その身体を搔き抱いた我が身を灼く痛みに、堪らず低く呻く。

―――…その痛みには、覚えがあった。
娘に触れるたび、日を追う毎に強くなっていったあの感覚
それをもっとずっと、強くするとこうなるだろうと思われるような、そんな痛み。]

[……なんだ? 何が起こった?]


『驚いているのですね』
『さきほど、彼女に拡張魔術バフをかけました。
彼女の持つ光の魔力が増大するように』


……なるほどな。
随分と、小賢しい真似をするではないか。


『ええ。万が一逃げられたとき、
おそらく彼女は貴方と合流するだろうと思いましたから』

『きちんと貴方がたの性格を把握できているか、
わたくしとしては少し自信がなかったのですが』

『アウローラさんも、
彼女の影響下にある貴方も
とても素直な可愛らしいひとで、本当によかったわ』

[艶やかに笑うマティルダ
…話には聞いていたし、実際に遠目から見たこともあったが。]


―――…実に不愉快な女だな、貴様は。


[こんな女の世界を守るために、
娘は我に破滅を止まるよう働きかけたのか?
こんな女のために、
あの娘は暗闇でひとり泣いていたというのか?


全く以て、解せぬ。
全く以て……腹立たしい。
目の前のこの女は、あの虚無に我を突き落とした
忌々しい光の女神に、とてもよく似ている]*

 




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