人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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[――…あれから、どれくらいの年月が流れたのか。
今となっては最早、嘗ての自分を思い出すことも難しい。


永い永い時間、己の存在を糧に生まれてきた世界の外で
己は存在し続けた。
そのあいだ、幾度となく声が我が許へ届いた。

それは世界を呪う声。
悲しみや怒り、絶望。
世界の内にいるものには届くことも響くこともない、
そんな微かな声が我が許に届くたび。
我は此の地へと姿を現した。]



「大好き。これを毎日言うことができるなんて、
 俺はとても幸せものだ。これからも頑張って、
 ……独り言はここまでにしよう。」


汗を吸っているような彼女が着ていた服を
洗う前に一瞬嗅ぎ、ふっと笑みを浮かべて
手洗いをすることにした。
本当は1回くらい袖を通しても怒られないかと
考えたけれども、彼女に多分色々と言われてしまうと
思ったので、何もせずに、匂いを嗅いだだけは許されたい。
部屋に戻ったら魔法ですぐに乾燥させ、
彼女が眠っているベッドの中に彼も戻ることにした。





「愛してるよ、ミン。
 また起きたら、食事にでも行こう。
 …………ふぁ、…気持ちよく眠れる…」


彼女を抱きしめて、ふにっと唇を頬に当てて。
彼女同様落ち着いたのか、
瞼が落ちてきて微睡みに沈んでいく。
旅はこういうことがあってもいいと思っているから
彼女も怒らないであろうし、
これもひとつの思い出と思えば、大丈夫。
まだまだ2人だけの時間が続くと夢見て。**



[特段、我自身が世界を滅ぼしたいわけではない。
否、我自身はこの世界のことなどどうでもよかったのだ。


それでも、我が許へ聞こえてくる声を
…暗闇の中、聞こえてきた小さな囁きを、
誰にも顧みられることのない嘆きを
捨ておくこと等、できなくて。
我はその度、その声の主に寄り添おうとして、
そしてそのたび、光に阻まれ続けてきた。


この世界を継続させようという、光の女神と、
より強い人の子の意志に、我は何度も退くこととなった。]

[数多の人間が、我にさまざまな破滅を望んだ。

我に知性を求めず、
ただただ純粋に破壊のみを求める者も居れば
恋人や失くした己の子の変わり、
都合の良い存在として己を求めてくる者もいた。

我に知性や意志など求められることはあまりなかった。
そもそも人の子は災厄に自我を求めたりなどしない。
だから、自分は他者に求められるまま、
己の在り方を変え続けた。
声も口調も人格も、己を呼ぶものの望むままに。

だから―――…あの娘は、
我にとっては何もかもが初めての存在だった]

[娘は破滅を望まなかったが、
代わりに、我には望まれた役割があった。

娘の『友達』になれという願い。
知識として知ってはいても、具体的なところは我自身、
理解の及ばぬ概念であった。

だから、学ぼうとした。
書物から、娘自身の言葉から。
破滅を望まない、この世界にとっては
より多くの命が何を考え、求めるものか
我は、それが知りたかった。

そして娘にも此方から言葉をかけた。
己の物語を、己自身の選択を大切にしろと。

たとえ、この世界の誰に省みられることがなくても、
我にとっては、我を喚び寄せたその声のほうが
その想いこそが重要だったのだから。]

[そして、娘と共に在るようになって、
人の子の在り方を学ぶうちに。
我の心には次第に迷いが生まれてきた。

我は愛など知らない。

もし、娘が求めるものが他のなにかであったなら
我は何と引き換えてでも、娘の願いを叶えようとしただろう。

だが、我は愛など知らない。
愛した記憶も、愛された記憶もない。
そも、己自身が他に愛されるような、そんな存在ではないだろう。
娘の願いは叶えたいが、己にそれを果たすことができるとは思い難い。

この世界を破滅させることには何の感情も湧かないのに
ただひとりの娘に幸せを与える方法には散々思い悩む。
こんなことは、初めてだった。]

[―――結局、我はまた、
何もできなかったということだろう。
嘗て我をあの世界に喚び寄せた者たちに、
何もしてやれなかったのと、同じように。

……。

暗闇のなか、こうして思い出すのは。
初めて娘と出逢ったときの涙と、
我があの世界から消失する直前の、
あの泣き顔ばかりであるのだから]*

―― ――

 ……ここ、は。

[ 彼を追いかけて空へと落ちた、
 その先にあったのは何もない真っ暗な場所。

 上下左右の感覚もない。
 眼を閉じても開けても、見える景色は何も変わらない。]


(……ああ)


[此処が、彼の居た世界なんだ。]

[まだ小さな頃、貴方を想って泣いたことを思い出す

あのとき思い描いた暗闇よりもずっと、
此処は暗くて、広くて、寒い。
わたし自身の存在すら、曖昧に消えてしまいそうだけど。 ]


 ……。


 アルカード。
 聞こえているのでしょう?


[ 目の前の暗闇に、声を響かせる。

 わたしたちの生きる世界が生まれる前、
 その前に存在した闇こそが彼であるならば
 今、わたしの目の前にある闇の世界はきっと彼そのもの。

 だから、きっと、わたしの声も聞こえているはず。
 わたしの存在も、わかるはず。 ]

[ ぎゅ、と胸の前で祈るように両手を重ねる。
 目の前のあまりにも巨大な暗闇に、
 怖い気持ちがない訳じゃない。

 でも、それよりも、
 ……貴方がわたしの前からいなくなるほうが
 もっとずっと、恐ろしくて、悲しい。
 世界の外、この闇の中に貴方を一人でいさせるほうが
 わたしは、嫌だ。 ]


 わたし、貴方に謝らなければならないことがあるの。

 ゆうべのわたしの話に
 貴方からのお返事を、わたし、まだ聞いていません。


[ あのときは、気恥ずかしさが半分。
 残りの半分は、拒絶されたらどうしようと
 そんな不安から、貴方の返事を聞かないままでいた。

 そのくせ、きっと大丈夫だろうなんて
 心のどこかで貴方の優しさに甘えていた。 ]



 ねぇ、アルカード。
 初めて出逢った頃、貴方はわたしに言いましたよね。

 大切なことは、わたしが選ぶか選ばないかだと、
 わたし自身の物語に、貴方が必要か否かと。


[ 何も見えない暗闇に、そっと両手を伸ばす。
 わたしは此処にいると、そう示すように。]


 わたしの物語には、貴方が必要です。


 此処に来る前、
 「幸せになれ」と貴方に言われました
 でもね、貴方がいない世界で、
 わたしが幸せになれるなんて思えない。


[ たとえ、誰に人並みの幸福を説かれたとしても
 きっとこの気持ちは変わらないし、譲れない。
 たとえそれが、貴方であっても。 ]
 
 
 どうか、わたしの幸福を決めつけないで。

[ それから、すぅ、と深呼吸をひとつ。 ]


 わたしは、貴方に傍にいてほしい。
 貴方と一緒に、生きていきたい。

 わたしが幸せでいるためには、
 貴方が必要なんです。
 そして、何より。

 ……わたしが、貴方を幸せにしたいんです。
 貴方を、愛しているから。

[ だから、]
 
 
 貴方にもう一度会いたいです、アルカード。

 貴方に触れて、貴方と共に生きていたい。
 貴方と、命も愛も全てを分かち合いたい。


[ どうか、この願いを叶えてほしいと、
 差し伸べた手を強く、握りしめた。 ]**



[ ふたりしかいない、
 ふたりきりの場所で
 ふたりだけの誓いを交わす ]


 私も愛してる。
 何があっても ――潮音の側にいる。


[ もう1人きりでかなしい思いはさせない。
 幸せな花嫁は微笑む。
 
 しあわせだよ ]



[ 青い炎は揺らめいた。
 気づいてくれた? ……なんて
 本人が変化に気づくのは ――もう少し先の話?
 今はきっと目の前の 潮音に自ら魅了されている。 


 白い無垢なドレスは足元で
 あなたの色に
めてと 誘う ]

 



[ おそれと、きたいと
  贅沢だなって褒めてもらって
  今から何があるのかな、……こわい。
  うれしい、しあわせ、

 

  
  わたしだけ。 ―流歌だけの
  潮音でいて、と願いながら 

  
  ちろ、と赤い舌を出したら



  ゆらめく陽の灼きつくすような 光。
  きれい     きれい       ああ ]


 

 


  ……ひ!あっ!ひおん、ひお……



[ 痛くてしかたない、でも
  その瞳にとらえてもらえるなら 私
  何度だって 名前を呼ぶ。

  そのせいで血がさらに溢れることも厭わない。
  涙を流しながら、    ただひとりだけを。 



  その瞳に潮音自ら刻む文字が映るようなことがあれば
  私は幸せ過ぎて、また死んじゃったかもしれない。

  ……絶え絶えになりながら、痛みに泣き叫びながら、
  ドレスをあなたに作り変えられた色で染めながら


  ゆびさき、私から流れる血の色をすくって
  潮音の頬をなぞる ]

 




 
Luca








 貴方を捕らえ離さない罪の名を。 **


**

 
[ひおん、と呼んでくれるたびに
 かわいい舌が裂けて
 僕の口腔内、美酒が溢れる。

 ああ、もう────、
 そんな事をしたら
 痛みが増すだろうに、……愛おしい子。

 止めるどころかそのいじらしさに感けて
 舐って、啜って、尖りのある喉を動かし続けた。

 美味しいね。かわいい。良い子だよ。

 青を映す瞳に込めて伝えながら。]
 

 

  ……ン、……ふふっ……あはは!


[頬の上を滑る指の動きで
 記された文字を察した。

 それは罪であり唯一の赦しだった。
 差し込むことを望む一条きりの光。

 悪魔を受け入れてくれる告解室など
 この世の何処にもありはしないのだから。]
 

 

  っぷ、は……嗚呼、もォ……
  かわいすぎてどうしよう……


[貫いていた牙を抜き、口を離せば、
 溢れる血が惜しく舌舐めずりをして飲み込んだ。

 羽毛のような優しさで包んで
 誰より何より大切にしたいのにさ。
 意地悪な僕がだいすきって
 えっちな顔で締め付けられたのまで
 思い出したら……、止まれない。

 止まらなくて良い、ってことだよなァ……?]
 

 
[右手で前を寛げて肉竿を取り出したら
 その手で左膝を抱え上げて
 とろとろと二人分の体液を溢す秘裂に
 容赦なく捩じ込んでしまう。

 立ったままだから重力が位置を固定して
 先ほどより子宮を愛してあげやすい。]


  ……あ、ハ……流歌のナカ、最っ高……
  僕を美味しくたべてね

  前でも、後ろでも……


[犯す孔は一つのみならず
 黒尾が横を通り抜けて流歌の臀部に回り込めば
 ハートの形を返したような尾の先端が
 前からあふれる滑りを纏い、慎ましい窄まりへ。

 ぺろぺろと皺を舐めて許しを乞う。]
 

 
[少しでも嫌がるようなら
 そちらの処女を奪うのは
 今度にしてあげるけど。

 尻も臍も口も眼孔も鼻も耳も尿道も……、
 流歌の孔は全部僕専用の孔だから。

 その内ぜんぶ犯し尽くしてあげるね。]
 

 
[────突き上げる。
 尻たぶと脚とを鷲掴む手の指は爪ごと喰い込み
 その細い身体には衝撃を逃す自由すら与えられない。]


  ……ッ、そう、流歌の好きなところ、だけど

  ちょっと子供っぽいところが、すきだな
  付き合ってから、潮音呼びになったけど
  たまにしーくん、って呼ぶじゃん

  あれもすき


[突くたび身体中に刻んだ傷口がぱくぱく開いて
 彼女の身体を幾重にも彩っていく。
 ああ、とてもきれいだ。
 こんな芸術存在しないね。誰にも見せてやらないけど。]
 

 
[────突き上げる。疲れを知らず只管に。
 子袋ばかり執拗に壁越しに突き続ける。
 後ろが許されていたならそれも加勢し腸壁越しに。

 なぜだろう。
 今なら叶う気がするんだ。]


  るかちゃん、て呼んでたのも
  僕はすきだったよ
  なんでやめちゃったの

  かわいかったのに、なぁ……


[僕らの子も、もしできたら絶対にかわいいよね。
 だって流歌がかわいいんだもん。]
 

 

  ……ハァ、……ふふ、
  挙げ切れる気がしないなァ

  かわいい流歌の全部がだいすきだよ……ッ


[紅に染まる唇に口づけを。

 一度だけで済みはしないだろう
 血も汗も飛び散らす種付けは
 物言わぬ十字架だけが見下ろしていた。*]
 

【人】 酒屋の息子 ヤスヒサ

―その後―

[もどかしさを味わう他ない。
力になれない申し訳なさを抱えこみ、御用聞きを重ねたある日、彼女が口にしたのは、思いがけない言葉だった。でる―――その言葉と、片付いた室内。それを見て、まず思ったのが彼女に会えなくなるのでは。

そういうことだった、けど。]

 え?

[そうだ、彼女は強い人だ。
ふんわりとした雰囲気と柔らかな優しさを持っているとともにしっかりとした大人の女性だ。自分が思うよりも自立している。だからこそ、彼女の支えでもありたいし、彼女に頼られる存在になりたい。

眼をぱちくりさせて]
(3) 2022/06/01(Wed) 20:25:34

【人】 酒屋の息子 ヤスヒサ


 その、旦那さんとは?


[今更な事を聞き。
彼女が離婚したことをしれば、ああ。と手を口に添えただろう。新しい連絡先を教えてもらい。それを見つめれば、彼女の方を見。]
(4) 2022/06/01(Wed) 20:29:53
 




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