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人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


潜る:望月 ロビン鹿籠 吉弘
対象:鹿籠 吉弘、判定:混濁なし

【独】 経理課 望月 ロビン

/*
じゃ〜〜〜〜〜この日の能力行使はパスで 女の子には なんか 聞けない はずかしくて
(-1) redhaguki 2022/09/28(Wed) 21:04:17
望月 ロビンは、今日も朝風呂の帰りにひょこっと催しを覗きに来て。
(a0) redhaguki 2022/09/28(Wed) 21:09:26

【人】 経理課 望月 ロビン

「……」

昨日とおんなじく、ほんのり上気した肌を浴衣に包んで朝食会場にやってきて、
脱落者とみなされないよう一応はゲームに参加する意思を見せて顔を出して。
それで、まず流された映像を見て、昨日とおんなじように無言のまま迎え入れた。
茶化したりもしないし、やたらにわかったふうにコメントするでもなし。

「……」

ただ昨日と違うのは、全くなんとも口を開かないままモニターを見ているということだ。
(3) redhaguki 2022/09/28(Wed) 21:47:26

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+7 忌部
「Vad,」

耳慣れないだろう言葉が口をついて出た。別段意味があるわけじゃない。
ただ驚いて、何、と言っただけ。自分の声を聞いて喉をチューニングして、やり直し。

「ごめん、聞いてなかった、今。
 なんだっけ、ええと……あ、と、社長の話?」

まるでさっきまで会話してたように取り繕ったもののてんで的はずれだ。
びっくりしたままのアクアブルーが、混乱したまま見下ろしている。
(6) redhaguki 2022/09/28(Wed) 22:07:54

【独】 経理課 望月 ロビン

/*
注釈。
なんでそんなに驚いてるんだろうって感じではあるんですが、
「よしんば好意を持ってたりセクシーだなって色気を感じる相手が居たとして、
 そうした関係でもないうちから詳細に色ごとの想像なんてしないだろう、
 だからその、なんとも頭の準備が追いついてなくて、すごくびっくりしてる」
ということみたいです。そうなんだ……
(-9) redhaguki 2022/09/28(Wed) 22:10:53

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+10 忌部
「…………」

今のは間違えたな、というのはわかった。っていうのがすぐに感じられるくらいわかりやすい顔。
実際のところ人より多弁で身振り手振りも多い、けっこうお喋りな男としては珍しい態度だ。
何か口を利こうとして手を軽く挙げて、第一声が出てこなくて口を閉じる、というのを繰り返す。
そう長い間ではなかったが、話題も出ないし目が泳ぐ。
そのうちに完全に困り果てて、フローラル系の匂いのする金髪をぐしゃ、と手の内で潰した。
他の人と言葉を交わせるくらい十分な沈黙があってから、ようやく息を吐く。

「信、……今日。……
 ……、別のところで、夕飯食べよう。
 迎え行く、……うん」

散文というにも意味の通らない言葉を一方的に向けて、一人で頷いて。
なんとなくしっかりしない足取りで、朝食会場を離れた。また今日も、皆と食事を共にしない。
(10) redhaguki 2022/09/28(Wed) 22:29:23

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

「……そう考えてしまう気持ちは、わかるよ。他人にとっては受け入れがたいものの筈だ。
 キミは頭がいいから、想像出来るのはいいことだ。そのせいで自分を責めすぎてる。
 いいよ、言いたいことは口に出して言えたほうがいい。伝えることを諦めないでくれて、ありがとう」

普段からそういうふうな思考のために前に出てこれないのだろうな、とか考えを巡らせる。
言葉を遮らないように、過度な期待が逆に相手を押し潰してしまわないように。
ゆっくりと相槌を打ちながら、相手の言葉を一つ一つ拾い上げていく。
何をすべきだろう。慎重に思い描いて、姿勢を低くして顔を覗き込む。

「自分に自信を持てるなんてのは難しい話だ。身を引いたほうが楽だと考えてしまうんだろうけど。
 そうだな。僕や社長、忌部課長はさ、出来ればそういう人たちを評価してあげたいんだ。
 瑕疵に着目するより、能力や才覚を振るえる場所を作って、受け入れたいと思ってる。
 ……あの子ならもうちょっとうまく気持ちを考えてあげられるんだろうな……」

気持ちの楽になるような励まし方なんてのは、あんまり得手するところじゃないらしい。
どう言えば弱さを受け入れた上で安心させてあげられるものか。
ゆっくり、厭と感じれば逃げられるようにちゃんと段階を踏みながら腕を伸ばす。
手を添えて、腕の内側に巻き込んで。そうっと包み込むように、抱きしめようとする。

「大丈夫、気にしなくていいよ。僕はありふれた当然のことをしてるだけだ。
 キミ一人のことで困ったりしない。自分の周りの人を助けたいのは普通のことだ。
 特別情けを掛けたり同情したりってわけじゃない、誰でも出来ることだよ。
 きっと多分僕だけじゃなくて、キミの周りの人だってキミの力になりたいと考えてる。
 キミの言う通り希望的観測かもしれないけど、少なくとも僕はキミを失いたくは、ないな」

あくまで仕事の話ではある、と言えばドライになってしまうかもしれない。
だが、部署は違えど同じところに属する仲間の力になりたいのも失いたくないのも、本心だ。
(-67) redhaguki 2022/09/29(Thu) 3:49:37

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

折りたたまれた退職届を見て、少しは安堵したように見えた。
これで何もかも解決というわけでは無いまでも、少しでも前を向けたなら、それでいい。
机と一つ除いた椅子をすっかり片付けて元の通りにしたなら、昼時へ相手の言う通りにしておこう。
朝にそうしたのと同じように気軽に肩を叩いて、その場は解散する。

夜になって、相手を待って。

扉を開けた先にはごくありふれたふうに、浴衣を着てなんとなく過ごしてたような姿があった。
薄手の着衣は整え直してはいるものの、そろそろ折り目も熟れて身に馴染みはじめている。
なんてことのない待ち合わせみたいに、穏やかに微笑んで相手を迎え入れた。

「よかった。ちゃんと着てくれて嬉しいよ。
 悪いね、ちょっとさっきまで遊んでてさ。卓球してた。
 そんなに動いてない筈だけど、汗臭かったらちょっとかっこ悪いな」

ボディオイルか何かだろうか。バニラやトンカビーンズ、アーモンドのような甘い匂いがする。
普段から似た匂いの香水をつけてはいるものの、風呂上がりはそれが少し強い。
焼き菓子みたいな温かい匂いは、鬱陶しくない程度に嗅覚に絡む。
なんとなしに部屋の中に招いてしまったし、望月の方はそれを気にした様子もない。
ベッドサイドに腰掛けて、珍しく相手を見上げる。

「どうしようか。場所、移動する?
 リラクゼーションルームとかなら体も傷めないだろうけど。
 誰に見られるかもわからないのは何処いっても変わんないな、ははは」
(-68) redhaguki 2022/09/29(Thu) 4:11:36

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「そろそろ僕たち、体力づくりしとかないと後が怖いよ?
 運動目標とか習慣づけくらいなら僕も付き合えるけど」

もうお互いに三十の半ばになりつつあるのだ。若いままの習慣じゃいられない。
帰ったらなにか計画しようね、なんて気軽に言いつつ、今はそれどころじゃない。
男同士の真剣勝負だ。

「いいよ、何賭けようか。あんまり思い浮かびやしないけど。
 後で考えるって感じだけど、何か負けたほうがお願いなんでも聞こうか」

今考える時間をとるのがちょっと惜しい、というのもある。
適当な回答を出しつつ、白球をポンポンと卓球台で跳ねさせて様子を見る。
別段卓球に詳しいわけでもないのでコンディションを見れるわけでもないけど、なんとなくやる。

互いにあったまってきたところで、最初のサーブを相手のコートに打ち出した。
大きな体躯が卓球台を挟んで動いてるのは、やけに威圧感があるやらで逆に滑稽かもしれない。
カッ、カッと跳ねる音は耳に気持ちいいものの、それを悠長に聴いてる場合でもない。
確かに動きづらそうではあるものの、元々の運動神経でなんとか無様にならずには済んでいる。

/*
即席卓球ルールを作ると長くなりそうなのでいい感じにざっくり。
(77)2D100-60(望月)と(56)(98)2d100(忌部)のダイスで対決しましょうか。
↑これは例の提示なので出た数字は気にしないでください〜。
こちら体格不利で大体三割減のパワーです。合計した数の多いほうが勝ち。
なんとなく二本交替のサーブでやりとりしてるイメージ……
(-69) redhaguki 2022/09/29(Thu) 4:29:29

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

/*
変なんなっちゃったな。
一応大文字のD、[[XDY±Z]]が全部合計してくれる出し方で、
小文字のd[[XDY±Z]]だとバラバラに出力する出し方みたいです。
(-70) redhaguki 2022/09/29(Thu) 4:31:25
望月 ロビンは、それはそれとして今日も朝食の後は忌部の部屋移動を手伝って荷物持ち。
(a13) redhaguki 2022/09/29(Thu) 7:49:10

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「ええと……確かにどこ行ってもは、ありますけどここは他の皆が確実に寝に来ますから……」

それならリラクゼーションルームがいいです、とこくりと頷く。
同じように備え付けの浴衣に身を包んでいるが、こちらはまだ皺も少ない状態で乾かしたばかりの髪はまだ少ししっとりとしていて、風呂上がりなんだろうことが容易にわかってしまうことだろう。

いつも香ってくるあなたの匂いは、わかりやすく、そして甘い。
性癖のこともあるけれど、自分はこれに酔わされているのではないか? と思いながらも実際嫌な気は普段からしないのだからそのまま酔わされておこうとも思うのだ。

あなたと連れ立って部屋をでた後は、カメラもあるからどうしたって誰かに見られる可能性はあるというのに、人目を少しだけ気にしながらリラクゼーションルームに向かって、その扉を開いて入った。

こういう場所は、店員を伴う場所の場合、マッサージを受けながらその話に兆してしまうために来たことがない。
ここの場合は温泉の後の休憩場の意味合いもあるのだろう、店員が常駐し接客するタイプというわけではないようだ。
もうほとんど人は部屋に帰ってしまうような時間だから人はまばらで。
奥の方にはカップルなどで楽しめる個室タイプもあり、それならそっちの方がいいのではと、小さな個室の中に入っていく。

「…………はじめて来ました、こういう場所」

あなたの場合は慣れてそうだなぁと、頭一つ分くらいは目線の違うあなたを見上げた。
(-73) eve_1224 2022/09/29(Thu) 8:26:29

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「やだなあ運動習慣…………」

何せキミにつきまとうのを、行き先がジムというだけで回れ右するような男だ。素直に飾り気も何もない言葉がぽろりと漏れた。
遊びとして動くのなら、今の通り、多少はやる気も出るのだけどと、ラケットを表、裏と、くるくる回りながら、誰に八つ当たりをするわけにもいかずに唇を尖らせ。
男がしても可愛いしぐさじゃない。

「おっしゃ、じゃあやりますかあ。
はは、いいねえお願い権。んじゃあ負けられないねえ……!」

素直にここで賭け事に金銭を持ち出したら怒られてしまうのだろうな。だから黙っておいた。姑息。

打ち合いが始まれば、特に手を抜く気はない真剣勝負。
運動自体は嫌いではあれど、そう極端に不得意とまではいかなかった筈ではあるが、もう30も半ば。状況は……。

(38)2D100-20



/*
ご提案ありがとうございます。
後半体力の問題で失速する筈ですので、こちらもほんのりと1割減のデバフをかけておきます。
(-76) ankopanda 2022/09/29(Thu) 8:43:58

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

/*
先に卓球の結果振っチャオ
(43)2D100-60
(-78) redhaguki 2022/09/29(Thu) 9:02:03

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン

「望月さん……? ありがとうだなんて、そんな。
 っ、あ、おっきぃ……。
 あの子……いえ、僕にとっては十分どころかこんなことされたのははじめてで。うわ、あ、あ、ちょっとすみません」

抵抗する気分にもされず、注がれる言葉に呆気にとられれば腕に抱かれ、吸い込まれるように抱擁をされた。
心臓が激しく鳴り響き頬が紅潮する、俯いた顔が鍛えられた望月の体躯の真横にあって落ち着かない。
誰でもと言われても一つ一つ不安をほどき溶かしてくれる人もそういない、素直な思考で受け取った体温と言葉に鹿籠の身体は熱っぽくならないはずがなかった。

「そ、そんなこと言われたら…………う、うぅ……。
 一人で嬉しくなってしまいますね……こんな状態なのに。
 評価等、は頂いているものや処遇で……つ、伝えられています、足りないなんてことは、なく……」

自分の中の甘やかな感情と劣等感が混ざりあって思わず身動ぎをする、申し訳ない気持ちになりながらもこれ以上抱かれれば意思とは沿わず体が勘違いしてしまいそうだ。
それなのに、一歩後ろに下がれば解放してくれるであろうこの腕を惜しく思ってしまう心が情けない。

「そんなにみていてもらっ、て、有難うございます。
 お手数をお掛けしまして、……いや、うぅぅ、本当にすみません、……あの…このままで
また撫でてもらってもいいですか……
(-79) toumi_ 2022/09/29(Thu) 9:15:53

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

そう、と一言応えて一度部屋の中に引っ込んで小さなサコッシュを手に取った。大した荷物じゃない。
並ぶ上背はいつも背筋が伸びていて印象は大きく変わらない。寛げていないというわけではないが。
男二人廊下を歩いていたって別段傍から見た時におかしな点があるわけじゃない。
仮に誰とすれ違ったところで、堂々と挨拶くらいはしただろう。そういうことを恥じる人間じゃない。
自分に自信があって、揺らぐこともなく何かを為せて。恵まれて育った人間だ。

「そうなんだ。……一人じゃないうちに色々試したらいいよ。旅行中にさ。
 一人では勇気の出ないことでも誰か居たなら心強いだろ?」

己でなくとも、誰かであれば。きっと、手助けしてくれる人は相手の周りにいる。そう信じている。
人気も少ないスペースに入ると、なんとなく言葉数も少なく目線で会話するようにしてブースに入る。
成人男性二人、ましてや基準より大きい人間が入るとなんとなく窮屈な印象だ。
奥のクッションを手でぎゅうぎゅうと整えて場を馴らす。清潔な匂いがした。
奥に座って両足を投げ出し、悠々と相手を見る。やっぱり表情はいつもと変わらない。
緊張もしていないし、嫌がりもしない。
特別喜んだり役得とも思わないけど、目の前のものに手を差し伸べることができるのは、幸福だ。

「ほら、おいで」
(-81) redhaguki 2022/09/29(Thu) 10:33:09

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

堂々としていれば、上司と部下が二人で歩いていたからといって誰が不思議に思うだろうか。
そんな事、冷製な頭をしていれば考えずともわかるというのに、今の自分にはそれがわからない。
それくらい、自分は緊張してしまっていた。

だってそうだろう。
子供の頃物を教えてくれる先生に例外なく劣情を抱いて恋をしたかのような錯覚をしたように、似たような想いを、これまでの経験上わかっていながらも抱いてきたのだから。

「いや……少なくとも店員さんに迷惑をかけるような所にはいけませんよ。
 ホテルの食事で、配膳の時の説明を受けるのも苦しいっていうのに」

もう隠すこともないから、自分もいろんな物を避けて生活しているのだと白状する。
一人でゲームするのは気楽だから好き。
テレビを見るのは、解説者やキャスターの説明や解説に、勝手に欲情して一人でヌかなければならなくなるから苦手なのだ。

部屋に入って、いくつか置いてあるクッションを集めるのを手伝って出来た柔らかい場所は、これからの情事には必要なものだ。
おいで、と手を差し伸ばされれば、どきりとして、おそるおそるその手を取った。
思えば……薬であったり、性癖を刺激されてもいない状況でこういうことになるのは非常に珍しいことだ。
あなたにおいては、常に欲を乞える先生みたいなものだから、常に欲をはらんでいるという事に他ならないのだけど。

「は、い……」

そうして優しくエスコートでもされるかのように、あなたの足の間に膝をついてそっと肩に掴まるように手をおいた。
あなたの顔が普段よりも近くて、長いまつげさえしっかりと見ることができる。
その事になんだかもう、情事に慣れない生娘にでもなったかのように、心臓をばくばくと跳ねさせていた。
(-85) eve_1224 2022/09/29(Thu) 11:42:33

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

いつも相手を足下に寄ってきた毛並みの悪い猫みたいに見下ろしている目も、今はちょっと真剣だ。
どうしたって高低差も不利なフィールドに跳ね返る球を追って、剥き出しの腕を振る。
ほとんどのことにおいて有利を取れる体格も今だけはハンデになってしまっているのか、
振るった腕の下を球が跳ねて飛んでいくたびに悔しそうに眉を寄せた。アツくなっている。
単純に、今は勝負がすごく楽しい。

「これっ……もしかして不得意なのわかってて仕掛けた?」

邪推すら入る。不満げな声をしてるくせに、口角はにやついている。
一点取られたら一点取り返し、リードを奪ったかと思えばまた並ばれるの繰り返し。
うまくミートすれば力の差で叩きつけられるのに、ちょっと搦手を打たれるだけですり抜ける。
苦手というのは本当らしくて、あなたが少し打ち込んだだけでも翻弄されているのがわかるだろう。

同点に持ち込み、どちらの勝ちも安定せずに耐久戦になだれ込む。
やけにいい勝負が続いていたのもそこまで、力任せの一打を立て続けな打ち込んで、
甲高い打球の跳ねた音がようやく、どちらに軍配が上がったかを告げた。
(-89) redhaguki 2022/09/29(Thu) 13:17:27
望月 ロビンは、昨日の夜に大きな声で「勝ったー!!!」と叫んだ。
(a17) redhaguki 2022/09/29(Thu) 13:18:22

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

此方とて普段はのらりくらりと生きてはいるが、勝負事を真剣に出来ぬ程愚かではない。
腰を落として構える姿は運動嫌いの男にしてはそこそこ様になっている筈だ。打ち返すこと自体に腕力が必要もなく、瞬発力こそ必要なれど動く範囲が限られて来れば、まだキミとだって渡り合える。
あえて低めの球を中心に攻めたとしても卑怯とは言うまい。
出来る限りの戦法で、勝ちに行くべく。

「これならいい勝負できるかもなあって打算は、っ、あったなあ?
ロビンちゃんにさあ、ちょっとばかり、勝ってみたい時だってあんのよ、オレにもさあ……っ!」

それでも瞬発力は足りない。
スマッシュを打ち返せるほどの技量もない。
一点を取り、取られと繰り返させる攻防が続けば息も上がって、珍しく汗だくになって、浴衣だってちゃんと着てはいないんだから、まあ、後半は垂れてくる襟が邪魔になって上半身をはだけさせた。キミの前なら問題あるまい。

「────っ、  あーーー。くっそぉ……!!
負けたあ…………」

最後の一打。
跳ね上がる球が台を打ったのち、高く上がって己の手の届かぬ場に落ちる。
その頃にはぜえぜえと呼吸するたび音が鳴るひどい有様で、ラケットを持ったそのまま、その場にぺたんとへたり込んだ。
(-92) ankopanda 2022/09/29(Thu) 13:55:39

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

「うん。忌部課長だったらさ、僕よりもっと上手に心に寄り添ってくれるんだろうなって。
 もっとずっと、鹿籠クンのしんどい気持ちとかわかって、軽くしてくれるんだろうって思うよ」

自分よりもっと相手の近くにいるだろうあの子は、きっともっと親身になってくれるはずだ。
ここにいない人間への信頼がある。普段はそばについてあげられるんだろうということに安心する。
叶うなら、そこに根を張ることでもっと本人が安定したならいいのだが。

「でも、そう。伝わってるならやっぱりその時々の気持ちの問題で、弱虫とか……キミの言う、そう。
 自分で自分をどれだけ貶めてしまうかが問題になってくるんだろうな。
 そればっかりは短絡的に解決できるものじゃあないんだろうけど」

別段小柄というわけでもないものの今は他者の腕の中に収まってしまっている体を、
しっかり受け止めて落ち着かせる。先の様子を見たのだから、体温の上昇もその理由もわかっている。
その上で、身の内を蝕んでいるのだろうものを拒絶したりはしない。

「これでキミの気が楽になるなら、いくらでも撫でてあげるよ。
 落ち着くまでこうしてる。逃げたり引いたり、遠ざけたりなんてしないよ」

髪に頬を寄せ、ほんの僅かに重さを乗せて。
背中を回った腕は手先を頭の後ろに伸ばして、子供にそうするみたいに優しく撫でた。

/*
ほんの少しの悪戯心
(-139) redhaguki 2022/09/29(Thu) 21:48:00
望月 ロビンは、ほんの少しの悪戯心に任せて、耳朶を食んだ。
(a20) redhaguki 2022/09/29(Thu) 21:49:05

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

「堪えが効かなくなったって、僕が居るだろう。
 それにどっちみち、普通の店員ばかりでもないよ、ここは」

果たして無機物だけならまだしもどこまで社長の手が入っているのやら。
まあ確かにだからといって安心できるものでもないのは仕方がないのだろうから、
空論めいたものを勧めるのはその辺りでやめにしておこう。

人より大きい手先を重ねて、するりと抜けるように手首に絡ませ、
誘導するようなゆるい力で腕をそうっと引く。足の間の体との距離を僅かに詰める。
頬を寄せ、耳元でリップノイズを響かせながら浴衣の袂に手を掛けた。

まだ風呂上がりの熱、あるいは新たに灯り始めた熱を手の平の窪におさめて、
湿度を持った手付きで肩先から背中へとゆっくりと触れていく。
日常的な手の触れ方とは違う、明確な意図を持って触覚を刺激する体温がある、
手指の先にひっかけられて帯まで落ちきらない浴衣の布地がようやく背中を露わにしたところで、
音がするほどに息を吐いてから、耳元へと問いかける。

「……怖い? どうしてほしい?
 どこに、どんなふうに触れてほしいかな」
(-152) redhaguki 2022/09/29(Thu) 22:56:44

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「あ〜はは、疲れた……なんだか変に体が凝りそうだ。
 普段鍛えづらいところを動かした気もするし、悪い負荷の気もする。変な感じ」

窮屈なフィールドに向かい合っていた体を伸ばして、大きく背中を曲げる。
着用物に対して無理な動きばかりしたものだから、こっちも合わせが随分崩れている。
珍しくみっともない姿で胸元を晒したまま、へたり込んだ相手の方に近付いた。
勝ち誇るほうが先、なんてのはなんだかこれまた珍しく子供っぽい。

「どうする、一本で終えておく?
 というよりかは、あれか。部屋まで帰れそうかい?」

潔く上裸になった相手のほうがいっそ健康的な見た目ですらある。
肩に手を置き様子をうかがうのは、頭が冷えるごとに相手の疲労具合理解もしたため。
呼吸が落ち着くまで、くらいの気持ちで背中を軽くなでさすった。
(-153) redhaguki 2022/09/29(Thu) 23:05:40

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「え……店員も社長の息がかかってるんですか……?」

流石にそれは予想してなかった、という顔だ。
この会社にはもう慣れたと思っていたが、まだまだ青かったのかもしれない。

強引ではなく優しい力で導かれるように腕を惹かれて、身体がゆるりと傾いて一歩、膝が前に出る。
弱い耳にリップ音が響いて、脱がせやすい浴衣にするりと手が入ってきて、簡単にはだけられてしまった。

「あ……」

「……っ、キス、してください……深い、ものを。
 耳も、弱くて……、そ、う、してたら……もう全身、どこでもよくなってしまうので……」

耳に息がかかってゾクゾクと身を震わせているから、その言葉には嘘はないとわかるだろうか。
説明を求めるような問いかけは、自分にとって罠でしかないけれど。
それでも逃れられないし逃れるつもりも、余裕もなくて、ぽそぽそと小さな声をあなたに届ける。

男だから優しく抱かれずとも構わないし、酷くされてもヨガれるくらいには開発されきった身体だけど、その優しさが別の何かを刺激してるようにすら思えた。
(-158) eve_1224 2022/09/29(Thu) 23:22:12

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「二本目、やったらあ、多分倒れちゃうねえ……」

床に座り込んだ姿勢のまま、ラケットを団扇代わりにぱたぱたと揺らせど、風は微々たるものだ。
あっちい、とぼやきながら、日に焼けぬ肌がほんのりと赤く。

浴衣が邪魔でいっそ脱いでしまえたらいいが、流石に人目のある場所だ。その辺りはどれだけ阿呆なこの男でも自重した。

「風呂浴びて今日は寝るよ。
腕のいいマッサージ師に見てもらわんと明日動けなさそうだあ」

肩に触れる手で、そばにいる事に気付けば、全く情けない姿であろうと自嘲気味にへらりと笑いつつ、一度肩にある手をぽんと重ねたのちに立ち上がった。

「あ、そういや、お願いごと、なんにするのお?」

勝者の特権。何にするか聞いていない。
(-172) ankopanda 2022/09/30(Fri) 0:13:04

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

素直で、それでいて控えめな言葉だ。いじらしさに思わず息だけで笑った。
唇に目を遣る。目の動きがゆっくりと据わる。厚さ、唇の形に目を留めて。
背中側から引いた腕が首元を伝って顎に触れ、指先が顎の細さから骨が歯槽に至るまでを上る。
輪郭をなぞる目線は明らかに熱が籠もっていた。その意味はあなただったらわかるだろう。

「何が欲しいのか、言えてえらいね。
 ご褒美をあげるから、こっちに顔を向けて」

不安定な姿勢のままの相手の体に合わせて顔を寄せる。
初めは唇の端に唇が掠るだけ、それから二度、三度と繰り返す度に粘膜の合わせが大きくなる。
バードキスを重ね、鼻筋を触れ合わせる。半分コーカソイドの混じる顔貌の起伏は目立つ。
瞬く睫毛が擦れる音まで聞こえそうだけれど、それさえ唾液の跳ねるような音に掻き消える。

は見合わせた唇が柔くふやけそうになるくらいに、ようやく舌先が咬合面に触れた。
差し込んだ舌が吐息を割るように唇をこじ開け、粘膜の上を這う。
ゆっくり、ごくゆっくりと。焦らすような行いが、心臓の音を際立たせる。
鼻から漏れる音が息苦しさを伝える。舌は、酸素の代わりに熱を求めて歯の根をなぞって、
混じり合った唾液が薄ら甘く感じるまで、口の中を犯していく。
溢れた唾液が口端からこぼれるのを感じて、ふ、と唇を離した。

「……普段は、どうしてる? 解説だとか声だけで最後まで出来てしまうのかな。
 僕のこと想像したりだとかするのかな、瑛」
(-177) redhaguki 2022/09/30(Fri) 0:38:08

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「それは大変だ。……冗談だよ。ほら、床は冷たいって」

たぶん相手ほどは汗をかいていないだろうけど、それでも流れ落ちる線はいくらか。
肌の上を落ちるもどかしさに耐えかねて袂で汗を拭いた。少しだけ、行儀が悪い。
疲れてほどけかけた髪ごと、ダラけたように後頭部に一瞬だけ額を預けた。
ちょっとだけ、皮膚の反発があってバウンドしてすぐに離れる。

「僕はどうしようかな、これくらいなら拭くだけでもかまわない気がするし。
 少し夜風に当たったら汗も引く気がするから、それでいいや」

風呂から上がったばかりだというのに。かといってもう一回入るのもなんだか妙な心地。
ようやく浴衣のあわせを正して、使い終わった卓球道具を片付けはじめる。
緩んだ髪は一旦ほどいてしまったほうがいいだろうと髪ゴムを外す。
軽く頭を振ったなら、僅かに汗と、いつも通りの匂いがした。

「折角だから、この権利はもうちょっと取っておこうかな。
 今は頭も疲れちゃってるし。そのうち、考えておく」
(-180) redhaguki 2022/09/30(Fri) 0:48:57

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

だからキミの香りはちょっとばかり良くない。
いい加減そろそろ慣れたらいいのだけど、珍しく着崩していた浴衣や、汗を拭う仕草にどうしても覚える艶。

渋い顔をする、一瞬。

「そっかあ。
んじゃ一人風呂を満喫してきますかねえ」

「明日には考えとけよお、お願いごと。
んじゃまあ、今日のとこはおやすみロビンちゃん」

ちょうどキミがやってきた方角に風呂があるだろうから、とりあえずは乱雑ながらくしゃくしゃになった浴衣の袖を通した後に、卓球台にラケットなどを戻して、ひらりとキミに向かって手を振った。

汗だくのままでキミにまとわりつくのも問題だろうから、今日はこれくらいにしておこうと別れを告げ。
どうせまた、朝風呂で一緒になるだろうから同じ時間を過ごす刻を急く事もないかと、一人でふらふらと、相変わらずの姿勢の悪さで歩き出した。
(-186) ankopanda 2022/09/30(Fri) 1:22:50

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

目の熱さが、変わった。
こんな自分にでも少しは興奮してもらえるのかと、少しだけ嬉しくなって近づいてくる唇に合わせて目を閉じた。
触れるだけのキスでも気持ちがいいと感じたのは、いつぶりだろうか……?

「ん、ぅ……っは」

優しく入り込んできた舌に自分のものを絡めて応えると、段々と互いの体の熱も高まってきた気がする。
歯の根に舌が這うと、わかりやすく身体をびくりと跳ねさせてそこが気持ちのいいポイントなのだと示してしまう。
更に大きくなった心臓の音がうるさくて、性的な行為にこんなに緊張したことがあっただろうかと思うほどだ。
酸素がだんだんと足りなくなって、頭がぼうっとしてきた頃、ゆっくりと離れていく舌を追いかけて口から出た自分の舌にきらめく唾液の糸が出来て、ぷつりと切れて落ちていった。

「え……と。……っ、
 一人でするしかないときは……考えたこと……あります……。
 かちょ……、ロビン、さんだったら、優しくしてくれるんだろうな、とか……
 沢山、触れてくれ、るんだろうな……とか……」

急に名を呼ばれてびくりと震えた。
名前で呼ばれたのは、きっと初めて。
今だけの特別だ。
だから、合わせるように下の名前であなたを呼んで、恥ずかしそうにはにかんだ。
(-198) eve_1224 2022/09/30(Fri) 2:27:18

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン



「いつもより優しくして、もらいましたから正解ですね……?
 ふふ本当に二人は尊敬しあってて、羨ましいです。
 こんなこと起きなければもっと自然に聞こうと思ってたのに……」

声色と言葉の端々から伝わるのは馴染みが深そうな彼らの関係だ、まだ入社二年の自分は気のおけない同僚も存在していない、それ故にとても羨ましかくあこがれていた。

「はい解決は……善処したい、です、……!!
 ……〜〜ッッ、はぁ……っ、……
課長の手だ……


明らかに先程とはうって変わってあまやかな声を出せば思わず口をふさいでしまう。抱き締められ、頭を撫でられただけでこれほどまでに喜べるのだから他のところまで触れられたらどうなってしまうのか。

それはちょっとした悪戯心で、過剰にも跳ね上がった肩と声、手は再びしがみつくことに。
顔を動かせず視線だけ下ろしたまま、離れることもしたくなくて身体を震わせる。

「ひあっ……!あ、ぁ。すみ、すみませ……っ……びっくりして、」

これ以上は迷惑になりかねない熱を逃がすように長く息を吐いて、短く吸う。ゆっくりと冷まそうとする姿は滑稽かもしれないが必死であった。
(-217) toumi_ 2022/09/30(Fri) 11:45:39

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

相手が己の何からどんなものを感じ取って、どうしてそれを良しとしないのか、なんて。
伝えられていないのだからはっきりと理解してるはずもなく、止めることもできない。
ほんの短い間だけ重ねられた手を、肩に置いた形のまま指先に少し寄せるだけ。
触れたり、近付いたり。何の惜しげもなく傍にあって与えるのを望むだけ。

「何かいい案が考えつくといいけれど。勿体ぶってジュース一本てのもね。
 おやすみ、信クン。また気が向いたら、勝負か何かやろうか。
 ……今度は卓球以外、かな」

汗ばんだ匂いに少しだけ首の傍で鼻を動かして、

多くない手荷物を片手に卓球場から出る。
卓球でも問題はないし相手にも目がある勝負ではあるものの、
せっかくだし此処で出来ることをもうちょっとあれこれと工面したくはある。
なんにせよ言葉の意味するところは違えど急くことがないと考えているのは、おそらく同じ。
手を振って送り出して、その日の夜はそれまでで。

朝、
また同じように待ち合わせて相手を待つ――前に。

温泉が開いてすぐの時間に滑り込んで、先に脱衣場に入った。
一応、スマホから先に入ってる旨のメッセージだけを飛ばしておいて、
入り口で待ちぼうけさせないようにだけ気を回しておく。

昨日と同じようにシャワーの方で髪と体を洗い、ボディローションを肌の上に伸ばす。
甘い匂いが誰かしらの感性を刺激しているなんて知らないことだから、
別に気を遣うでもなく逆に意識してそうしているでもなく。

トリートメントを流して、水気のまだ残る髪を軽作業をしやすいように結い上げた。
そんなことをしているうちに相手が入場したなら、軽く手を挙げて迎え入れたりなんかする。
(-222) redhaguki 2022/09/30(Fri) 12:36:45

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

平時のそれより弾んだ息を、落ち着かせ過ぎてしまわないように繰り返す。
少しだけ意地悪な問いかけの間に、空いた手は体の稜線をなぞっていく。
華奢ということはないものの、望月に比べれば細い体は腕の中に収まってしまう。

「……そうか。
 それじゃあ、想像よりかは満足させないといけないな」

一瞬、僅かばかり声音は固くなる。求められるものすべてを与えられるわけではない。
背骨に沿うように背中を下りて、帯に掛かったところで脇腹をするりとさする。
親指を前に出して、腰骨に張った皮膚を撫でた。その下にはまだ布で隠された下肢がある。
布越しに腿を撫で下ろす手の、親指だけが骨より内側を通る。焦らすような動きだ。
性格なのか、相手の性質に対しての歩み寄りなのか。もどかしい責めが繰り返される。

「ね、瑛。見ていてあげるからさ。
 このまま自分で、浴衣から何から脱いで、裸になってごらん。
 そうしたら、ほかにどこを触ってほしいか、僕に教えて」

口づけのために正面にあった顔が耳元へと反れる。ゆっくり、センテンスを切るような声で。
吐息の混じってかすれさせたような声が耳朶をなぞり、首筋に唇を落とす。
(-233) redhaguki 2022/09/30(Fri) 16:57:33

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

体つきそのものも細く、華奢そうに見える。日のあたってない髪も細そうだ。
梳くように撫でる指は上げられた声に一瞬動きを留めるものの、また同じように続ける。
驚きはするものの、さほど悪い気はしない。部署は違えどかわいい後輩だ。

頭を撫でていない方の手で背中を押して、凭れ掛かりやすいように支える。
足元がおろそかになっても問題のないように。相手くらいだったら一人分は軽いもの。
いたずらをしかけた当人は、小さく笑うだけで詫びもしなければ放しもしない。
踊るように頬を寄せて、あつい頭を肩の辺りに転がしてしまう。

「キミも結構、難儀してそうな子だ。
 ……理解してあげられる人間が増えたことで、少しでも楽になればいいんだけどね。
 大丈夫だよ、なんていっても大声出して人が来るのはいやではあるか」

ちら、と廊下の並びを見る。店員が捌けて暗がりになった区画が一つ。
昼間の時間帯だけ空いているカラオケ施設のようで、今はロープを渡して締め切ってある。
ひとつひとつの動作程度で大げさな反応がもらえることは、
別段それが特別なものではないことは承知の上でも悪い気がするものじゃない。
それに。丹田の辺りに渦巻く熱は、望月のほうだってこのままにするのはちょっと味気ない。

「もし、根本的な話ではなくてさ。今の状態が一人で解決できなさそうで、
 すぐさま落ち着くことが出来ないのだったら、少し、手伝おうか?」
(-240) redhaguki 2022/09/30(Fri) 18:14:13

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン


確かにここまできて、ジュース一本はつまらないなと。別れ際に笑った、次の日。

先日の運動から抜け切らぬ疲労は、やはり30も半ばという年齢と日頃の行い、運動不足が祟ったもの。
それに合わさって朝の気だるさもあるのだから、約束がなければちゃんと起きる事が出来たのか怪しいものだ。下手をしたら発表の際にすら爆睡を決め込んでいたかもしれない可能性すらある。

くぁ、と欠伸の為に大口上げながら、目的の場所へとやってくる。
瞼はまだちょっと重いが、携帯の通知は既に見ているから入り口をそのままくぐり、脱衣所へと。
いつもと同じ、乱雑に浴衣を脱ぎ散らかしてくしゃくしゃと丸め、下着や荷物と一緒に籠に押し込めば、いつもの石鹸その他一式を持ち。

「……ぉはよ……はやいねえロビンちゃん……」

寝起き、ろくな水分も取らずに来たのか声もカッスカスだ。手を挙げるキミにまるで招かれるよう、ぺたぺた足音を立てながら隣へと歩いていく。
(-251) ankopanda 2022/09/30(Fri) 19:44:30

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

扉を開く音で気付いて、やあと軽く手を挙げる。
こちらは早起きも慣れているのかさほど苦にしていない、ように見える。
床面に広がる泡をお湯で流して、足元も綺麗にしておこう。
もともと濃くない髭も剃り落としたあとで、顔貌の雰囲気はいつもどおりだ。

「おはよう、信クンは随分眠そうだね。あの後大丈夫だった?
 脱衣所に洗面台通じてただろ、水飲んでからのほうがいいんじゃない。
 さして目立った量でも無いだろうけど、お風呂入ったら汗かくよ」

いつもよりも低い声に、心配半分。気安い声掛け程度に流してもいる。
何から何まで保護者みたいに気を回しているわけではない、多分。そう思っているつもり。
気遣わしげにも思えるように、隣に来た相手の荷物をひょいと取り上げて、
一部は木の椅子と湯おけが並ぶ洗い場のほうにおいて、石鹸類と髭剃りやらいくつかは、
頭の上の高いところに吊り上げるみたいに持ち上げられてしまった。

「今日はこれ、没収」
(-252) redhaguki 2022/09/30(Fri) 20:03:28

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「んん、さっきよりは目も覚めてきたけどねえ……。
昨日は風呂を寝室にするところだったなあ」

危うく寝落ちかけたと告白を。
寝ぼけ眼ながら水分不足を指摘されれば、今更ながらに、ああ、それもそうかなんて。
丁度キミが荷物も持ってくれたものだから、一旦戻ってみようかと踵を返しかけたが、一部の没収を食らって、頭にクエッションマークが浮かんだ。まだ頭の回転がそこまでよろしくない。

「子供にするみたいな取り上げ方するねえ。
じゃあオレ、今日洗わずに風呂入ることになるよお、怒られそうだなあ」

監視員などはいないから、誰に咎められる話ではないけれど。
一応、わずかながら存在する倫理観から、困ったなあと首を捻った。呑気だ。
(-255) ankopanda 2022/09/30(Fri) 20:17:01

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「危ないなあ本当。お風呂で寝ちゃダメだよ、ましてや広いんだから。
 ちゃんとついていってあげたほうがよかったかなあ、いや真面目にね」

家の湯船でも洒落にはならないのに、大きな風呂場じゃ一回姿勢を崩したら沈んでしまう。
声の調子は普段どおり穏やかでさほどやたらに深刻そうにいうようなものではないものの、
結構有り得る話だな、なんて気を取り直したりした。

荷物を取り上げたほうはにこにこしている。
水を飲んでおくならどうぞ、と促すままに、隣の洗い場から椅子を引きずって座った。
座高より脚の方が長い人種とはいえ、もとの背丈があるからそれなりに視線の高さは勝つ。
相手が戻ってくるのを待ちつつ、自分の持って来たボディソープ類を前に並べる。

「せっかくだし髭だけじゃなくて丸洗いしてみようかなあと思ってさ。
 一回の使用でそう変わるものじゃないだろうけど、
 こういうのの手入れって結構健康につながるものだし」
(-256) redhaguki 2022/09/30(Fri) 20:26:45

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「湯舟で寝るのは寝てるんじゃなくて気絶って聞くけど、昨日のアレはガチで寝落ちだったなあ……あー…………まあ、とりあえず飲んでくるかあ」

荷物の奪い合いのような無邪気なじゃれあいを出来るようなテンションの高さではなかった。
身を清めたばかりのキミはきっと一段と甘い香りがするだろうから、様々に鈍い今で丁度良いのだろうが、一生このままいるわけにいかない。とりあえずは水分補給するだけでも変わるだろうと、来た道を、ぺたぺた、また足音を立てて戻っていく。

洗面台の蛇口から水を流せば、手のひらで雑に掬って、二度、三度と口に流し込み。
再びそちらに戻ってくる頃には腕で口元を拭いながら。

「丸洗い。響きがコインランドリーじみてるねえ。
…………ん? ロビンちゃんが洗う気?もしかして?」

並べられる一式のそばに、椅子が二つ。
うち一つに腰を下ろすキミ。首を捻った。本格的に子供扱いではないか?と。、
(-257) ankopanda 2022/09/30(Fri) 20:38:28

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

いかにもブランドものらしいパッケージングのシェービングクリームに、
横からボディソープ、シャンプー、トリートメント二種と並ぶ。
適度に説明くらいはするものの、覚える必要もない話だからある程度省略。

「いや、頭だけ。顎はさすがに気を遣うし、他人がやるのは怖いからさ。
 あと体のほうも手回らないからさすがにね。でも頭のほうはほら、順番わからないだろ。
 いちいち説明するのもおせっかいだし、付け方とかも一応あるものだから」

さすがにそこまでは子供扱いすぎるし。
なんていっても、今が子供扱いじゃないかどうか、他人に判断されないとわからないな。
まあ座って、なんて促しつつシェービングクリームを手に取る。
女性用のアフタートリートメントとかみたいな逆三角形のケースだ。

「使い方……はわかるか、さすがに。子供の頃とかってどうしてた?
 僕は父さんのやつ借りてたから、どこもこういうものだと思ってたんだよね」
(-259) redhaguki 2022/09/30(Fri) 20:55:40

【人】 経理課 望月 ロビン

「野球?」

日本での生活は長いけど、はてなんだっけ。
こんなところでベースボールは出来なさそうなのは確かではある。
浴衣の袖の中に腕をまとめるように組んで、首を傾げて周りを見る。

「説明いただけますか、社長」

口調はのんびりと、単純にわからないから聞いているときのやつだ。
皆並行しているような雰囲気があるから、代わりに聞いたみたいなところもある。
(26) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:05:55
望月 ロビンは、へえーなんて歓声をあげたりしていた。
(a25) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:22:02

望月 ロビンは、「あれ、やらないの?」と隣の部下に尋ねた。まだこの遊びの真髄を理解していないのかもしれない。
(a27) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:27:17

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部
「ああ、なるほど。みんなでやるのか。
 そうしたら僕もちょっと頑張らないといけないな」

一通り説明を聞いて納得。それに言われた通り部下だけにやらせるわけにもいかない。
どこまで想像出来ているやらは不明ではあるが、とりあえずは乗り気だ。
軽く腕まくりなんかして勝負に臨む。
(27) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:39:07

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部
>>+26 忌部

「うん? うん。
 社長とジャンケン勝負すればいいんだよね?」

説明はきちんと聞いて、流れは理解した。多分聞き逃しはないはず。
社長の言うことが突飛なのはこの旅行開始以来ずっとそうで、今更驚きはしない。
まあ、さすがにはっきりリスクに直面したら躊躇はするかもしれないが。

「永信クンは参加しないの? なんだか珍しいな」
(30) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:46:47

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>+28 忌部
僕も勝つけど……?


何の問題があるのだ、という顔。

「曲りなりに勝負を仕掛けられておいて、引き下がるっていうのも格好悪いだろう。
 そのほうが僕らしくないと思わない?」
(32) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:56:31
望月 ロビンは、グーpon! 勢いよく手を振り上げた。
(a30) redhaguki 2022/09/30(Fri) 21:59:48

【人】 経理課 望月 ロビン

(34) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:00:11

【独】 経理課 望月 ロビン

/*
パンツ何色にし〜よお
(-261) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:13:37

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「……幸先悪いな……」

野球拳の内容そのものよりも、勝負に負けたことに対して軽く食らっている。
且つ、隣の彼の順番に倣って浴衣の帯に手を掛けた。貝の口を解いて帯を畳む。
袖を中指で押さえたまま袂を開いて、肩をするりと露わにした。
脱ぎ捨てて放り投げるのもなんとなく体裁が悪く、軽く畳んで椅子の上に置いて帯を乗せた。

身につけているのはスリッパと靴下と、腕時計にネックレスのみ。
黒のローライズブリーフだけの格好は案外間の抜けたふうではないものの、
負けた象徴だと思うと悔しいのは確かだ。ちょっと表情はぶすくれている。
(38) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:15:21

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+32 忌部

「キミだって負けてるだろ、一緒に。次も勝負だからね、信」

社長の勝負とは別の対決が始まりつつある。
(39) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:17:10
望月 ロビンは、拳を鳴らし足首を回して、気合を入れて手を上げた。グーpon
(a34) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:20:32

望月 ロビンは、じっと己の拳を見つめている。
(a36) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:21:06

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>+35 忌部
「へえ、二日連続で負け越すんだ。いいけどね、僕は。
 この旅行は僕の勝ち越しかあ」
(41) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:24:54
望月 ロビンは、あ、小物からでも良いんだ……と思った。 #4日目野球拳の部
(a40) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:26:20

望月 ロビンは、女性の負けを目の当たりにするとさすがに目が泳いだ。 #4日目野球拳の部
(a41) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:29:03

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>+38 忌部
「まだ勝負決まってないだろ。
 ……でもやっぱり負けでいいってことないんだな。
 だったら最後までこっちも負けるつもりはないよ」
(44) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:33:54
望月 ロビンは、謎の気迫のままに、パーpon
(a43) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:35:01

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「……二回目……」

先程拳を見つめていたのと同じように、今度は掌を見つめる。
あいこが二回目、脱衣確定。
あと二回のうち一回でも負けたら全裸、二回負けたらオーバーキルだ。
じゃんけん、弱いのかもしれない。

傍のチェアに手を掛け、片足ずつスリッパから足を抜いて靴下を履く。
帰路のビジネスカジュアルに合わせて持ってきたから、あんまり普段遣いらしくないやつ、
黒のナイロンソックスをするすると脱ぎ捨てて、帯の傍に添えるように置いた。
一応、腕時計とネックレスも外し、改めて裸足をスリッパに置く。

「ちょっときもちわるいな、裸足」
(46) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:39:52
望月 ロビンは、忌部に負けを咎められて普通に悔しい。 #4日目野球拳の部
(a46) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:41:24

望月 ロビンは、富武 瑛の肩をポンポンと叩いた。頑張ろうね。
(a48) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:47:48

望月 ロビンは、牧野瀬の肩も叩く。僕たち総務部、開発には負けていられない。
(a49) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:50:35

望月 ロビンは、腰に両手を当て、息を吐いて。負け越しのてを振り上げる。
チョキ
(a52) redhaguki 2022/09/30(Fri) 22:55:54

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「……」

こればっかりは潔く躊躇なく、となかなかいかずに眉間の皺に指を当てた。
しかも周りも負けている。総務部はみなじゃんけんに弱いんだろうか。

「不甲斐なくて悪いね雲野さん……」

派遣で来てるのにね。一応形だけは謝罪はしておこう。
社長に講義して脱衣を取りやめるわけでは、まあ、ないんだけど。
(51) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:01:40
望月 ロビンは、なんで怒られてるんだ。不満げな表情でキレてる人の方を見る。
(a54) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:03:12

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

仕方ない。本当〜に嫌だったら見なかったことにして踵を返せばよかったのだし。
プライド……もといボーナスと天秤に掛けてこの場にいるのは己だ。
勝負に乗っておいて待ったを掛けるのは自分自身が許さない。

「はあ。……じゃんけんってコツとかあるのかな。
 心理戦なんて話、眉唾ものだと思っていたんだけれどね」

そういう向きも無いわけじゃないのかもしれない、なんて考えつつ。
いい加減渋っているのは格好が悪い。負けた上に見苦しいのは厭だ。そういう思考。

ゴムの部分に細くブランドの名前が入った黒の下着はそもそものつくりがキツめで、
よくよく目を凝らせば内容物のシルエットがわかってしまうようなやつだ。
両の指を掛け、膝下まで薄っぺらい布を剥ぎ下ろす。普段より仕草は乱雑気味。
靴下を脱いだ時と同じように、椅子の背に手を掛け膝を横に曲げるようにして、
片足ずつはだしの足を抜き去った。体温の残るそれを、軽く畳んで帯の上にパサリと置く。
(54) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:14:48

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

肉体の厚みや太さもしっかり感じられるくらい鍛えた体は、まあ他人に見せて困るものじゃない。
それなりの人数の前でなかったり、同僚の女性の前だったりしなけりゃ恥じるものでもない。
ないんだけどな。今は負けの屈辱も重なってなんとも言いづらい。眉間に皺を寄せる。

形や長さをしっかり整えた金のアンダーへアだとか、
日本人らしい膨張力はない代わりに元から見栄えのする大きさをするそれだとか、
それを恥じたり隠したりもせず、堂々と背筋を伸ばして立って最後の勝負を待つ。
負けたらどうなるのかは、後で考える。
でももうボーナス無くなっちゃったな。少しだけ悲しいお知らせです。
(55) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:21:24
望月 ロビンは、渋い顔。朝風呂で見たのと変わらないだろ。
(a55) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:23:31

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「女性陣が負け越してないのがいいやら、悪いやら」

同じ状態になっているのが同部署の人間だから変な心強さがある。
あまり状況はよくはないけど。少なくとも目をそらしたらなんとかなる話でよかった。
次には目をそらした程度でなんとかなる話ではなくなるのかもしれないけど、まあ。
それとしてこちらは興奮はしてないし、彫刻めいて堂々としている。
その自分への自信はどこからくるんだろう。環境かな。
(57) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:34:34
望月 ロビンは、気合を入れ直し、最後、最後? の勝負に出る。
パー
(a58) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:35:38

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

思考。
開いたままの手を社長に向かって挙げる。

「……女性陣の退場をお願いしてもよろしいでしょうか……」
(58) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:38:49

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>+48 忌部
「なんなんだ今日の突っかかり具合」

なんでこんなに怒られているんだ。珍しい態度なのは確か。
なんとも無様な姿なのは確かなので、それに関しては言い返し様がない。
(59) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:41:25

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>+49 忌部
何が???


「担当外ってなんだ。社長の期待にはちゃんと応えるよ僕はちゃんと」
(60) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:44:18

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>61 >>+51 富武・忌部
「別に喧嘩してるわけじゃないよ、言いがかりつけられてるだけで……」

ルールから外れたことはしていない。ジャンケンに弱かっただけだ。
向こうの言っていることの論拠がわからなくて眉間に皺を寄せる。

「なんで信に咎められなきゃいけないんだい、役職待遇は同じだろ。
 それに僕だけ免除してもらうっていうのはみんなに対して不公平だよ。
 まだホラ、勝負も終わってないみたいだし。集中して、ね?」
(62) redhaguki 2022/09/30(Fri) 23:55:33
望月 ロビンは、僕の勝ち負けは信には関係ないだろ信には。
(a63) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:01:48

望月 ロビンは、最早ただただ勝ちたいがために、グーpon
(a66) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:06:38

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

周りの手を見て、もう一周くらいして。
ひとまずわかることは唯一つ。

「……雲野さん、お菓子パーティおめでとう」

敗者からは拍手を送っておこう。よかったねえ。
(63) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:11:38

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「まあ、さておき。結局僕らは何をすればいいんでしょうか。
 結構人数自体は揃いましたけども」

漠然と想像はできるものの、一応回答は仰いでおくべきだろう。
聞きたくないって人もいるかもしれないが、ひとまず例ぐらいは聞いておきたい。
(65) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:19:31
望月 ロビンは、避けられませんでしたー#4日目野球拳の部
(a72) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:25:34

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

>>66 雲野
「と、」

言い合いをしていたら注意がおろそかになってしまった。普段はない話。
相手が姿勢を崩してしまわないように、服の上から腕にぱっと手を伸ばす。
目測を誤って突き飛ばしたり掴み残ったりってことはない、多分、きっと。さすがに。

「悪いね、よく見ていなくて。帰れそうかな、出口は向こうだよ」

なんて声を掛けはするものの、全裸ではあんまりかっこうがつかない。
(67) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:28:45

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+55 忌部
ちょっと鼻白む。たぶん、今まで十年いくらのうちでそういう態度を取られたことは無い。
もしくは、あんまりない。これまでの旅行でも似たようなことはあったのかもしれない。

「許さないって言われても。……本当にどうしたんだい急に。
 何が気に食わないのだかわからないけど、二人共同じ目に合うんだから別にいいだろ」

なんでそこまで怒られているのだか見当もつかない。
心当たりがないってことはない――いや、やっぱり無い。

「どうしたら納得してくれるんだ、キミは」
(69) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:52:43
望月 ロビンは、ちょっとハラハラしていたけれど、雲野が無事に帰れてよかった。ひと安心。
(a76) redhaguki 2022/10/01(Sat) 0:56:52

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

腕の中に収まって長い髪が身体に触れたから、くすぐったさに、ふ……と声を漏らす。
20cm以上の身長差は、まるで男女のようだなと思いながら、撫でられ焦らされもどかしい気持ちを高められていく。
ふるりと震えてその肩に手を添えて掴まって、気がついたら体の熱がまた1度、上がった気がした。

「え、と………は、ぃ」

耳元で囁かれて、その気持ちよさに震えて。
おそるおそると、帯に手をかけするすると解いていく。帯が落ちてしまえば、はだけていた浴衣は簡単に前が開いてぱさりと地に落ちてしまい、下半身まで肌が顕になった。
元々あまり日焼けはしてないが、下半身ともなるとその白さは増していて、色素の薄い髪色とあまり大差がないようにすら見えるか。
黒いボクサーを下ろすのは些か勇気を要したものの、それでも恥ずかしげに俯きながらそれも下ろしてしまった。
髪とおそろいの下生えは量こそ普通なものの柔らかそうで、足の付根の中心には、ゆるく硬度を増したそれが、まだ完全には立ち上がることなくそこに鎮座していた。

「胸、も。俺の……も、触って、ほし……い、です。
 ぉ、俺も、ロビンさん、に気持ちよくなって欲しいから……あの、俺にもさせてください」

直接的に性的な言葉を別に好まないのは、ナレートフィリアの一つの特徴だ。
あくまで解説や説明に興奮しているだけで、性的な言葉に興奮するかどうかについては人並みなため、口にする恥ずかしさに直接的な単語を用いない。
それでも内容はちゃんと伝わるよう喋っているから、ぞくぞくと湧き上がるものは感じている。

貴方がこれで満足出来たかはわからないけれど―――――。
(-269) eve_1224 2022/10/01(Sat) 1:01:49

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+56 忌部
「だから、信が決めることじゃないだろう? 一応社長のお願いなんだし。
 それに別に僕は今までキミに汚れ役だとか汚れ仕事だとか、押し付けてきた覚えもない。
 それとも今まで仕事なり何かなりで、キミに不利益を押し付けたと、思うことがあった?」

毅然として応えはするものの、内容はほんの少し不安が混じる。
もともと相手が卑屈になりがちなのは理解しているものの、もしその一端が己にあるなら。
口頭だけで突っぱねるのもそれはそれで避けたい。腕を組んで考える。全裸で。
どうしたらいいものやら、納得してもらえる方法は。場をしらけさせないものとなれば。

「だから、それだとこれまでの余興を丸無視することになるだろ。
 ……どうしてもっていうなら、そうだな、わかった。

 僕とキミとで、勝負して決着をつけるか」
(71) redhaguki 2022/10/01(Sat) 1:16:03

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン

「……心身にかかる負担面では、性癖がバレることで大怪我をしているのですが……でもたくさん出来たら変わるのかもしれませんね……?それって皆さんがえっちな目で見られてるのを了承していることになるのですが僕って一体……。
 ああでも、このあと望月課長に嫌われたとしても、好きでいることもやめられませんから……
結局思い出に浸ることになるんですよね、ハイリスクハイリターンだ


こうして慰めてもらって撫でてもらえたことは忘れません、そう呟くのが根性の別れのように言うところはまだまだ悪い癖だ。
本当に誰かと思考が似ている、後でそれに気づくことになるのだが先の話だ。
殆ど誰も暴くことがない髪や白い肌は女性的とは言わずとも清潔感に溢れてる。気まずく、ただ撫でられているだけなのに歓んでしまう体を受け止めきれないが事実としてわかっていたのだからこれは、自分が悪いのだ。
写真越しの貴方ですら、気分がそうなってしまうのだからはじめからこうなることはわかっていて。それでもやめられなかった己の意思はかなり性の欲求に対して弱かった。

「え……?
 …………………………」

一人でするなんて、嫌でも慣れている。
この旅行に来るまで殆ど触らせたこともない体で、自分の手だけがこの体を暴いていたのだから。だが、その言葉に含まれた魅力的な提案の意味がわからないわけでもなく。

「わ、わずらわせるだけなんて耐えられない、ので。
 ……僕なんかでよければお礼もさせて下さい。色んなお手伝いできますから」

背中の服をぎゅっと最後に掴めば、貴方の言葉に誘われ熱い息を吐いた。
(-276) toumi_ 2022/10/01(Sat) 1:29:49

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+57 忌部
「はは、」

少し困惑に偏っていた表情も、相手の言葉と表情とで少し緩んだ。
話がシンプルになったというのもそうだし、二回目の勝負というのもそう。
軽く肩を回して準備運動、なんてほどのことをするわけでもないが。

「そう来なくちゃね。負けるのイヤだって怖気づかれちゃ困る。
 僕が勝ったら僕はきちんと社長のお願いに基づいてお楽しみを受けるし、
 信クンが勝ったら僕のぶんも引き受けてもらう、ってことで。
 男らしく一回勝負ってことで、いい?」

一回りくらい大きさの違うだろう拳を同じように突き出す。
ここからが本番、とばかりに構える。
(72) redhaguki 2022/10/01(Sat) 1:42:59

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+58 忌部

「言うね。結果は同じなんだいキミより弱いかどうかはわかんないじゃないか。
 お望み通り、また負け下してあげるよ。ちゃんと覚悟してね」

最早結果如何がどうというより、勝負そのものが目的になってきた気がする。
威勢を張るように顎を反らしてから、ちょっと笑って、表情を引き締める。

「じゃーんけーん、」 グーpon
(73) redhaguki 2022/10/01(Sat) 1:58:17
望月 ロビンは、大きな声で「勝った!!!」と叫んだ。両手を上げて勝利のポーズ。
(a78) redhaguki 2022/10/01(Sat) 1:59:57

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン



流石に体も洗うなどと言い出せば強めに断らなければならないところであったし、その心配もしていただけに、頭だけとなれば、まあ、いいのではないかと最悪の想定を逃れたためにハードルが下がってしまった。

キミのそばにある空き椅子に腰を下ろしてから。

「人に頭洗ってもらうなんて、床屋以外でいつぶりだあ?
っていうか床屋でもこんな豪勢なもん出てこないな。

ガキの頃なあ……家にあるもん使ってたなあ。なんかCMとかでよく見るヤツ。安いの」

水色だか何だったかの。
まあ日本の一般家庭によくありそうなシャンプーの名前を口にした。
どこまでも安価な小市民の生活が身に付いている。
(-281) ankopanda 2022/10/01(Sat) 2:06:28

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+59 忌部
「ははははは。信クン、ここ一番の勝負に弱いんじゃない?
 一発勝負だと勝負運落ちるのかもね。三回勝負くらいだったら目が有ったんじゃない」

少し勝ち誇っている。勝てたっていうのはやっぱり嬉しい。
膝ついてまで悔しがってる肩を、これ見よがしにポンと叩く。自分の方が強かったなあ。

「やるよ、勿論。ていうか、信だって自分のタスクがあるでしょ?
 あんまり社長を待たせるのもなんだし、早いとこ選ぼうか」
(74) redhaguki 2022/10/01(Sat) 2:24:05

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+60 忌部
「はは、受けて立つよ。なるべく有利不利のない勝負を選ぶとしようか。
 なんにせよ次が最後の勝負になるかもしれないし、お互いに頑張ろうか」

立ち上がるにあたって手を貸したりはする、多少勝ちの余裕はあるかも。
今、件のお楽しみの内容が眼前にないからこそ気軽にやりとりできる話でもある。
どうして相手がこれだけ気落ちしてるのかなんてのはやはり納得しきれないものの、
とりあえずは一緒に連れ立って、お楽しみと向き合いに行くとしよう。
(75) redhaguki 2022/10/01(Sat) 4:04:32

【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン

/*
返信が遅すぎて麺がくたくたバナナスパです。

思った以上に生活リズムの乱れから全てが暴れていて、
このまま続けていくとかなりの確率でズルズルしそうなので
次か次の次辺りか、きりの良い所で暗転がいいかも……のご連絡に伺いました。
全てがメチャクチャメチャクチャこちらの都合で申し訳ない〜〜……!!
(-295) unforg00 2022/10/01(Sat) 6:06:37

【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン


もちろん、あなたが言いふらすなんて想像はできないけれど。
それでも多少の予防線は張っておきたくなってしまうもの。
自分だったら、言わないでくれと念押しされていなかったら
ごく親しい人に頼み込まれたら教えてしまいそうなものだ。

「ああうう、わかってますよ〜……
 
というより流石に緑郷の手には余るというか〜……


愉快げなあなたに対し、情けなくもにゃもにゃと口籠りつつ。
見下ろす体躯は何度見ても一般的な成人女性のそれと相違ない。
つまり社長と同じように何某か使っているのか、
或いはそもそも"そういうもの"か。

ともかくそうあたりを付ける事は、
ある程度この会社に馴染んでいる者ならさほど無理のある話、
という事も無いだろう。事実あなたは察しが付いたらしい。
そして、その事に気付く程度にこの会社に染まっているなら
もはや引くだとか拒絶だとかは今更だろうし。

「………うーん、そうですねえ…」

興味本位、が悪い事だとも思わないし、前置きした通り
緑郷は絶対に性癖に沿っていなければ嫌、というわけでもない。
この性癖を誰にも知られたくなかったのだって、
必要以上に身構えられて、交流の妨げになる可能性があるから。
理由はただそれだけと言えばそれだけだ。
(-296) unforg00 2022/10/01(Sat) 6:07:45

【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン


つまりこれは単なる悩むフリ。
ほんの暫しの思わせぶりな間の後に、悪戯っぽく笑って。

「なーんちゃって。
 緑郷、それなりに趣味嗜好はありますけど……
 それはそれとして、触れ合いなら何だって大好き、というのは
 相手にしていてつまらない女だと感じますか?」

「あ。それとも……男の方がよかったりします?」

そうでなければ喜んで、と続けようとして。
ふと思い立って、やっぱり冗談めかしたようにそう付け加えた。
冗談と捉えても、そうでなくとも。
(-297) unforg00 2022/10/01(Sat) 6:08:21

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

目の前で繰り広げられるストリップに目を留める。
指先が帯に掛かって、伴って支えを失くした浴衣が床に落ちるまで。
わかりやすく視線は誘導される。下着の黒をしげしげと見つめてから、ちらと表情を確認して。
最後の一枚が恥部を露わにするまでを、青い目が追いかけている。
一部始終、目をそらすこともなく。裸になっていく様子に遠慮のない視線を投げかける。

「よく見せて」

今まで見えていなかった下肢に手を添え、太腿を厚い掌が撫でさする。
普段目にする機会のあるはずもない白い肌と臀部を、引っ掛かりのない指がなぞる。
見えない後ろ側の形を触覚で露わにしているような、熱っぽい触れ方だ。
辿って、前に回ってきた手が胴と足の付根に指で線を引いて……
下生えの先をくすぐったところで、ぱたとクッションの上に手は落ちた。焦らしている。

「わかった。そうしたら姿勢はラクにしたほうがいいね。
 こっちに寝そべって。そうしたらお互いに手を伸ばしやすいだろ」

座る位置を横にずらして、相手が寝そべれるだけのスペースを開ける。
欲情した熱の混じる目は、それでも慈しむような柔らかいものだ。
一時的にでも満たされるように、それが何かのよすがとなるように。
(-308) redhaguki 2022/10/01(Sat) 12:11:08

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

まるでこれで何もかも終わりみたいな言い回しだ。困ってしまうな、と眉を寄せる。
髪を梳く手は止めないまま、宥めるみたいに細い髪をなでつけて。

「多かれ少なかれ、みんなそんなもののような気がする……っていうのが、ここまでの見解かな。
 僕は他者を勝手に性的なものとして眼差しているのを恥じていたけど、
 でもそれを口にした時に僕は、同じような人を傷つけてしまったから。
 もう少し自分にも寛容にいることが、他人の心を楽にしてあげられるのかな、と思い直したよ」

相手には己のことは伝えていないから、実感として同じ、というのは伝わらないのだろう。
けれども少なくともこの数日での心境の変化は、伝えたならば何かの材料にはなるだろう。
チークを踊るように寄せた体は、服の上からでも僅かに骨の起伏や張った肉の厚さがわかる。
それだけ近くに居ても忌避感や拒否がないことが、何かしらの足しになったならいいのだが。

「素直でかわいい子だな、鹿籠クンは。
 そもそもキミのほうだけ僕の情報を集めてるなんてのも、不公平な話だ。
 僕はキミが、キミ自身のことを教えてくれたなら、少しうれしい」

表面上のことばかりではなく、勿論今から行われることを通じてのことも。
手を取るように誘導しつつに、明かりのついていない物陰のほうに連れて行く。
個室のほうまで行かずとも、待合室には幅広のソファが並んでいる。
ちょっと"休憩"するくらいなら、これでも十分だろう。
まあ、監視カメラにしろ盗撮アプリのカメラにしろ、誰も見てないってことはないし。
だったら逆にどこで何をしたって、それほど迷惑な話ではないはずだ。
(-311) redhaguki 2022/10/01(Sat) 12:36:10

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「確かに、床屋だったらそうか」

床屋。と、美容院。そう大きく指すものは変わらないはずなのに、
実際の店舗としての充実性や価格帯には隔たりがかなりあるのだから不思議だ。
ほとんど別のサービスと言っても差し支えない気がする。

頭の上からシャワーを浴びせて髪を湿らせてから、シャンプーを手元に出す。
相手の髪になじませるようにしながら泡立てる。その時点で花みたいな、柔らかい匂いがし始めた。
しっかり頭皮までマッサージするように洗い上げてから、またしっかりとお湯を当てて流して。
泡を落としきった髪に何度も指を通す。短い髪から水気を切るのは、自分の髪より一苦労だ。

「父さんも髪長かったし、髭も気を遣う人だったからな……
 普段の身だしなみを教える人からの影響てのも、あるんだろうな。
 あ、他のことやってていいよ。髭はちょっと怖いかもだけど、体洗うくらいは」

隣の容器を手に取る。
シャンプーよりも少しテクスチャの重たいトリートメントを、
毛先のほうにつけるように伸ばしてなじませていく。
やっぱり毛量や長さが違うと目分量というわけにはいかなくて、ちょっと慎重だ。
(-313) redhaguki 2022/10/01(Sat) 12:50:46

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「ふ、ぁ……はい」

従順に、触れやすいように膝立ちの足を肩幅くらいに開いた。
太腿と臀部を撫でる手が妙にいやらしくて、ぞくりとした感覚に身体が震える。
それでも胸も、これだけで立ち上がってしまった男根も、後ろの窄まりも、大事な所は触れてもらえないもどかしさはどんどん募って、欲ばかりが高められていってる気がした。

「ん……、ッふ」

了承を貰えた嬉しさで目を細めながら、言われるままに横たわってあなたを見上げた。
柔らかい金髪の髪も、鍛えられたがっしりとした大きな体も、何もかもが扇情的だ。
優しい瞳の中に小さな欲を見つけた気がして嬉しくて手を伸ばした。
この形でやることはもう、わかっている。
まだ見たことが無いのではあれど、この体格差だ。
きっと自分のものより大きいはず。
上手く出来るか不安は少しあるが、それでも気持ちよくなってもらえるように頑張ろうと心のなかで意気込んだ。
(-314) eve_1224 2022/10/01(Sat) 12:50:46

【秘】 経理課 望月 ロビン → 人事課 緑郷 溢

/*
了解です〜〜〜仕方ない仕方ない。
どこからでも切れるようにしておくので、いい感じにしてください。
白茶の賑わいになろう、おれたち。


「はは、他の子たちがどうだってのも僕はわからないしね。
 キミの欲するところが満たされるような人がいることを祈っています。
 ……実際のところ僕は案外どっちでも構いはしないんだけどね。
 どうしても求められる向きっていうのはあるから、仕方ないしそんなものだ」

背の高い女性が、友人間の間でも男性的な役割が求められがちであるように。
人間てのは己の姿かたち、環境から与えられる役割に順応していく。
これは敢えて説明しないことだけど、多分、求められるままに組み敷いたとて。
その嗜癖を満たすような、崩しがいを感じるほど愛苦しい仕草なんてのは、多分しない。

「いいや。僕は素敵な人だと思う。寛容なのは悪いことじゃないよ。
 ……ふふ、どちらがなんてのは問われて答えられるものじゃないけど、
 僕は女の人もすきだ。キミくらい聡明で思慮深いひとだったなら、尚更」

冗談めかした掛け合いも、同じくらい嫌いじゃない。
相手の背中が固い壁や調度にあたらないように手を添えつつ、腕を回してみて。
耳打ちのために丸めた背中はそのままに、相手の体に己の体を添えた。
くすくす笑い合うような声が、耳元の小さな空間で響き合っていた。
(-316) redhaguki 2022/10/01(Sat) 13:08:00

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「いやあ、せっかくならロビンちゃんのお手並み拝見ってことで。
床屋でも頭洗ってもらうとき気持ちいいよねえ。
タオルとか被せてくるからつい寝ちゃうんだよなあ。

髭もうまく剃ってくれるから、そんときだけは顎もつるつるだしねえ」

古き良きところに行っているのだろう。
おそらく昔、父親に連れられていったところに今でもずっと通っている。
きっとキミには縁のない世界と予想はつくから、今は生えたままの顎髭を摩りながら、普段はそう見れぬであろう己の姿を語って聞かせる。

とはいえ、洗い方の何もかもが己の知っている作業と異なるシロモノ。水気を切る作業すら、一体何をしているんだかと鏡越しにキミを眺めていよう。

「ロビンちゃんの髪もオレからしたら十分長いけどねえ。
それなのに、サラサラで手触り良さそうだ。
普段の手入れの賜物なんだろうねえ。あー、オレならめんどくさくて絶対無理だなあ」

今、やってもらっていることを、毎日と考えれば。
それだけでうんざりした。人事であるのに。
(-318) ankopanda 2022/10/01(Sat) 13:17:56

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン

「……傷、つけた。そうですよ。
 
望月課長に想われて嫌な人がいるわけないじゃないですか。

 僕は理由を持って皆さんを好いています。貴方のこともカリスマがあってミステリアスに見えて、
 その体躯や甘いマスクは女性社員だけじゃなくて男性社員からも憧れられています。
 外見や噂だけでもこんなに気になっていたのに声をかけてもらって気遣われたら
 もっと傍にいたがる社員の方が多いに決まってます。
 忌部課長は振られ続けてると笑ってましたが頼み方や内容の問題であったと思いますので
 たくさんいろんな人から……尊敬されてる人だってよくわかりました。

 そんな人に性的な視線を向けられて嫌なわけがありません、いえ、言い切るのはあれかもしれませんが……」

先程からの情報に加えて連ねていくのは貴方を考え続けてきたが故の見識だ。外側だけしか見えていなかったあなたがほんの少しでも知れる度に心が潤っていった。
少なくとも自分の異常性は心得ているが、好かれてしかるべき人、というのは存在していると思っている。どうあがいても開発部より総務部の方が人気も高いだろうと勝手に思っている。

導かれるがままに、勝手に考えていた理想よりもはるかに越えた本物を前にしたときその歩みも興奮も無事ではなく。
少しもつれながらも人気のないその場所にたどり着けば、誰に見られてるか等気にならなくなっていた。

「僕、ですか……?
 僕は……は、皆さんの恥ずかしいことととか……
 
そっちの趣味以外でしょうか。

 ……アロマが好きで自分の体を整えるのが趣味です。
 マッサージも肌や体を健康に保てて本当に好きです。
 癒されますし何より、自分も気持ちが楽になりますから。
 最、近……は筋トレが興味があるのですが、如何せん時間がなくジム以外でどうにかならないかを考えていたり……?です」

こんなのでいいのだろうか、と恐る恐る見つめながら機嫌を伺っている瞳はすぐには変わらない性格を示している。
彼の言うとおり清潔感があるその姿は他人に見せるためでもなくストレスや体のケアの意味が中心のよう。筋トレをしたくなったのもあなたの話を聞いてからなのは、恥ずかしいので黙っておくことにした。
(-323) toumi_ 2022/10/01(Sat) 14:58:03

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

読み聞かせでもするように、互いに向き合ってマットレスの上に寝そべる。
片方が一糸まとわぬ姿でさえなければ、もうちょっと安穏とした風景だったかもしれない。
広いとは言えないブースの中で、大きく距離も取らず向き合って。
擦れ合う足元は、互いの熱と表面にかいた汗を感じられるくらいには触れ合っている。

視界が遮られないよう、顔は互いの表情が確認できるくらいには離してはいる。
お互いの体の間を腕が通えるくらいの隙間に両腕を通す。
体の上にある方の手は相手の上体に、下敷きになっている肩から伸びる方は下肢の付け根に。
ペッティングの間は口元がフリーになる代わりに、言葉で補填する。

「胸、感じるの? 普段から弄ってるのかな、それとも誰かにしてもらった?
 あんまりきっかけがなければ、着目するようなところじゃないと思うんだけど」

左手が相手の胸筋の間に触れる。明らかな起伏があるわけではないのだろうけれど、
引き締められた体は指先に感じられる弾力がある。
胸部の形を辿って乳頭の指が触れ、側面を磨くように指の腹がゆるゆると擦る。

右手は腹筋から臍へ、丹田の下までつうとなぞっていって、
色の薄い茂みの合間から伸びる性器の根本から先へと掌で包み込むようにホールドした。
やわやわと握り込んで、長い指が幹を絡め取る。じわじわと、上下に扱く速度は早くなりつつある。
(-324) redhaguki 2022/10/01(Sat) 15:00:12

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「ああ、わからなくはないかな。こそばゆさより、リラックスする感じが勝つ。
 横にされてるのもあって結構眠たくなる……けど、今のところ寝たことはないかも」

他人の前で寝てしまうほど気を抜く、てなことはあまり無いほうの人間だ。
顎つるつる、と聞いてなんとなく後から顎元をさすった。当たり前だけどざらざらする。

毛先までトリートメントを馴染ませてから、流して、また水気を切って。
もう一度今度はまた別のトリートメントを馴染ませて……なんて工程はさぞや面倒なことだろう。
これを機に己をケアするためのものを変えたり、なんてのは期待できなさそうだと、
人の後ろで諦め混じりにちょっとだけ笑った。

「こっちは体洗ったり髭剃ってる間までなじませておいてから、最後に流す。
 シェービングクリームと、ボディソープのほうは別に説明必要ないよね。
 せっかくだから体洗った後こっちの、ボディローションの方も塗っといたらいいよ。
 日焼け止め塗るような感じで扱えば大丈夫」

後の工程はそれほどこっちが構わなきゃいけない話ではない。
何をしてほしいか、説明を終えたなら小さくまとめていた腕足を軽く伸ばした。
ついでに、なんとなく面白がって、相手が身ぎれいにするまでの工程を眺めているだろう。
(-325) redhaguki 2022/10/01(Sat) 15:12:11

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「寝ないのお?
あの微睡み、気持ちいいよお。今度寝てみなよお。
……って言っても今度まで覚えてないだろうしなあ」

いつもならば、ここで、じゃあお礼に洗ってさしあげましょうかあ、なんて手をわきわきさせるのが常の行動の男が、キミの前では何ともおとなしいものだ。
まるでやる気がないのだろう。中断、となったらしく、手が離れていけば、勝手に己の頭へと手を伸ばし。
何やらぬるりとする己の髪の感触に、うへえ、と顔を顰めた。失礼な。

「多すぎるってえ……そりゃそんだけの大荷物になるなあ」

別に見られたところでどうって事もない。
手から洗い始めて、胴や腋、下半身に至るまで泡まみれになっていくのも、纏めてざばりと桶に溜めた水で流す。
ボディローションも言われるがまま、手に取ったところで……、ああ、と小さく声が出る。
別にキミは何も悪くないのに、その甘い香を嗅ぎながらへの字口を作り。……無言のまま塗りたくろう。加減なんてさっぱりわからないから薄く伸ばすとは言っても塗りすぎたかもしれない。

シェービングフォーム自体は何があるってわけじゃない。
持ってきたT字の髭剃りで泡ごと髭を剃り落としていこう。

「こんなん見てて何が楽しいんか」

視線には気づいているから、眉を寄せて苦笑いだ。
(-327) ankopanda 2022/10/01(Sat) 15:35:14

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

さて。如何わしい道具が並び、それぞれに相応しい罰が待ち構えているほうまで歩く。
といっても受け渡しが主文であって、実際に誰が何をされるか、は隣り合わないんだろう。
何をやらされるのだろうなあ、なんて呑気な顔をして社長の方まで行って。
手渡されたのは、貫通型の電動オナホールだ。割りかしシンプルな罰。

「コレですか。……ああ、サイズ大きくしても性能に差異が出ないようにのテスト。
 こういう小さいものだと微細な違いで満足度に差が出そうではありますね、確かに」

実際のところ性器の大小で道具の使い勝手が違うかどうか……なんてのは、
所持者自身がそれを比較できるわけではないのだから、データは取りにくそうだ。
とはいえこうした、マスターベーション用の道具は別に慣れ親しんだものではない。
漠然と用途や使い方はわかるものの、電化製品の域にまでなるとちょっと手なりではいかない。
社長から説明を受けつつ、こんな構造になってるんだなあなんて見ている。
外部の機械部分、インナーカップ、それに装着する実際の柔らかいホール部分。
ここにこだわりがあるんだよ〜なんて話を感心しながら聞いている。全裸で。

「ああホールはもともと前後で分かれてるから、洗浄しやすくなっていると。
 ローションを注入して、……? ああはい、そうか。当たり前ですね確かに、
 勃たせてからじゃないと入れられないか、ふつう」

ローションを塗布したホールを受け取って。やや重い家電を片手に持ってから、指摘されて頷く。
黄金の茂みの下、まだ平常時のままの性器に大きな手を添える。
親指の付け根で表皮を扱き、先端に向かって絞るように手を動かし、また戻す。
取り立てて言う事のない話。いくらか人目のあるところで性器をシゴいているのを除けば。
僅かばかり腹のほうから体温が上がるのを感じて漸く、屋外の風が吹き付けるのもわかる。
柔らかかった陰茎は段々と手の中でそそり立ち、じんわりと染み出した先走りが馴染む。
手の平の中で水気が伸ばされて、かすかな水音が風に乗る。長い指の間から、薄い血色が覗いた。
事務的な手付きで擦っているにも関わらず、時折腹筋に力が入ってひくついた。
(76) redhaguki 2022/10/01(Sat) 16:02:33

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「……っ、自分でなんて、しな、い
 触られて……いつのまにか、気持ちよく、ん」

対人でしか影響を受けない性癖を持つだけに、身体の開発を行ったのはほぼほぼ他人だ。
何もなければ自分で弄る必要もないくらいには犯すか犯されるかをしてきたが、それでも必要になった時は抜くくらいしかしていない。
それくらい慣れた身体であるはずなのに、今は生娘にでもなったかのように従順で大人しい。

胸に触れられるだけでもゾクリとしたが、その頂にある突起は男を誘うようにぷっくりと腫れ上がっている。
大きく硬度をもったあなたの陰茎を擦り、腰を近づけるようにして男根同士が触れ合えるようにすり寄った。

「は……ぅ、ん……ッ
 こう、いうの、は、初めて……きもち……ぃ」

普段はもっと性急に高められてしまうから、このもどかしさが味わい深く感じる。
じわじわと高められていく快感とともに熱い息が漏れ、顔を上げて舌を寄せて自分よりも背の高いあなたの胸元を舐めて、その気持ちよさをあなたに伝えた。
(-339) eve_1224 2022/10/01(Sat) 16:44:58

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

十分ホールに挿し込めるくらいになったところで、ようやく手を放す。長い性器が撓った。
こういうシチュエーションに慣れているわけではないから、片眉はちょっとひそめられがち。
ようやく薄桃色のホールの入口に亀頭をあてがい、狭い人工の穴の中に男性器を押し込んだ。
その時点でも、柔らかい素材が押し返す感覚に長く息を吐くくらいの刺激はある。
ほんの僅か、いつもよりも薄く目を細めて性器を包む機械を見下ろす。

「う、」

電源を入れた途端、困惑混じりの声が発つ。形の良い眉がぐっと寄せられた。
駆動した機械の刺激は己、あるいは他者によって制御されているものと違って遠慮がない。
静かなモーターの音に、素材の間で巻き込まれたローションが空気を孕んで破裂する音、
見た目には大きく変わらないものの、それだけでもどんな風になっているかは想像がつく。
激しい快感に負けて若干腰が引けている。それくらいの技術力がここに集約されているのだ。
普通どおり息をしようとしても、絶えない快楽が邪魔をする。開発部の努力はすごい。

「……く、ぅ……。なる、ほど。ちょっとすごいですね、これ。
 感想? ……、ぁあえっと、っ、絡みついて、……休めない、な……」

人と人との交わりであれば呼吸の合間なり間合いがあるものを。呼吸をするタイミングが掴めない。
結果、予期しない不意を突かれて、他者とセックスをしている時よりも声がはっきりと乱れる。
そうだろうそうだろう、ホールも色々種類を出してるんだよ、なんてのは社長の声。
製品説明に律儀に相槌を打っているせいで、時折低く唸るような嬌声が上がってしまう。

無機物の肉襞は回転運動と共に幹を撫で回し、人間の体の内側よりも複雑な動きで刺激する。
ぐっと目を細め、歯を食いしばる。息をする度に何度も腹筋に力が入り、快楽を我慢している。
モーターの動く音そのものは従来品よりもずっと静かだというのは社長の言。
そのせいで、唸るような喘ぎ声ばかりが響いてしまう。自分自身は必死でわからないけど。
じんわりと、露わになった肩や背中にも血色が浮かんでいる。軽く叩かれたみたいに真っ赤だ。
(77) redhaguki 2022/10/01(Sat) 16:57:47

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「は、ー……ぁ、そんな、激しい動きなわけじゃ、多分ないんですが。
 ゆったりなのが、……ぃっ、余計、緩急が際立って……」

こういう時、なにか縋るものがあったり他にやることがあったらいいのに。
片手サイズの筒の中で行われているだけのことには、何とも抗いようがない。
行き場の無い手が、長い前髪をぐしゃりとかきあげた。ほとほと困り果てた顔。
薄く開いた口で息を吐く。深呼吸出来る余裕はなく、浅い呼吸が繰り返されるだけ。

息を吸う間隔が短く、はっきりとしてくる。視線は床の一点に。
何か、というわけでもなんでもない僅かな床材の濃淡をぼうっと見つめるだけ。
そうしている姿を見ていた社長が、表面のスイッチだけ操作してやっと離れていった。
状況や好みに合わせてモードを自在に変化できるようになっている。
今のモードはフィニッシュに適した、亀頭周りのツイストに特化したもので――。
途端に眉間の皺が深くなった。鋭く息を吸う。内股に力が入って筋肉の形が浮き出す。

「……っ、おっ……、……」

数分あったかどうかのうちに、喉を震わすような低い声を吐いた。
臀部に力が入り、ぐっと腰を前に突き出す。深く、深く溜息をついて、姿勢を正す。
落ち着いてから機械の電源を切り、射精を終えて萎え始めた性器を抜いた。
非貫通型のホールの入口から遅れて、つうと粘度の薄い精液が溢れる。
肌の表面にはうっすらと汗が滲み、血色の浮き出た肌は夜気に晒されて目立つ。
首筋に溜まった汗を腕で拭って、やっと気分を落ち着かせた。

どうしようか。そう思っていると、元あった位置に戻して大丈夫との回答。
確かに勝手に慣れない人間洗ったりして破損があったら困るのは確かなので、納得。
担当員に渡して、自分は陰部をノンアルコールのティッシュで拭き清めてさっぱりしたところ。
周囲の混乱はよそに、こちらはさっぱり落ち着いて自分のぶんの罰ゲームを終えましたとさ。
(78) redhaguki 2022/10/01(Sat) 17:41:44

【人】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

「いや貴重な体験をありがとうございました。
 僕のほうはこれで終わりで大丈夫ですか、そう?
 そしたらもうちょっと見届けたら退場しますね、社長もご苦労さまです」

一発抜いたからなのか、それとも業務上の余興として割り切っているのかこちらはもう平常。
手先や汗を拭ったなら、自分は一足お先に下着を履き直して浴衣を着る。
帯まできちんと締め直したなら、もう普段となんら変わらない様相だ。
テラスの椅子を引いて座って、もうちょっとだけ同僚達の痴態を眺めてから帰ったとのこと。
(79) redhaguki 2022/10/01(Sat) 17:45:57

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

変な顔をしているのを、愉快なものみたいに見ている。不快そうにされても自分の瑕疵じゃないし。
確かに持ち運ぶのは随分大変だし、旅行用に詰め替えるにしても結構半端な量だし。
だからといって苦労しているような顔をしないのは、この男の生来の性なんだろう。

「はは、結構面白い。キミだって物珍しがってただろうに。
 残業で疲れてへとへとの時なんかは、それくらい早いほうがいいだろうなあ」

トリートメントをすすぎ落とすのがなれないなら、先みたいにシャワーを持って手伝ったりもする。
それも終わったなら今度こそ、軽くかけ湯をしてから湯船につかった。
相手が来る前に洗い上げた体は、ちょっとばかり表面は冷えてしまっている。

「いつもよりコンディションいいんじゃない、なんて犬か何かみたいだな。
 信クン、うちの猫に似てるんだよね。毛足が長くてぼさぼさでさ。
 櫛通してもすぐ暴れるから、全然落ち着いてくれない。前、写真見せたっけ」
(-360) redhaguki 2022/10/01(Sat) 18:57:07

【独】 経理課 望月 ロビン

#4日目野球拳の部

ステンレス製のテーブルに肘をつき、軽く握った拳に顎を預けて眺めている。
それぞれ同じ部署内の部下にあたる人たちのことも眺めてはいるものの、
一番目を留めてるのは、ドラム缶の中の触手に蹂躙されている彼の姿だった。
スライムのときとは違いちゃんと社長以下の管轄のもとだから、止めたりは勿論しない。
普通じゃありえないような目に合わされていることを、ただじっと見つめていた。

多分、己のこうした姿を見たくもなければ、彼はこうなっているところも見られたくないんだろう。
そういうのは特にここ数日で顕著になってきて、段々と理解も進んできた。
けれど、実際にはそんなこともなく、自分は相手の痴態も目を背けることなく見れるし、
相手に見られたところで構わない。そういうところは、言ったところで理解されやしないのだろう。

彼がこういう目に合っていることよりも、現実として自分がこういう人間であることを、
彼がなかなか認めてくれないということのほうが、少しショックなくらいでさえあった。
彼は、もしも自分の嗜癖を知ったなら。
それは理想と違う話だと、幻滅するんだろうか。
湖底のような青緑色の瞳が、ただただじっと、見つめている。
(-361) redhaguki 2022/10/01(Sat) 19:05:01
望月 ロビンは、別に複雑そうな顔なんかもせず。にこっと笑って手を軽く挙げた。
(a80) redhaguki 2022/10/01(Sat) 19:05:56

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

洗い落とすのはひどく雑に、桶の水をまた浴びようとして、それだけじゃきっと足りないだろうからキミからの手厚いフォローを受ける羽目になったんだろう。

「物珍しさはあるけどさあ……」

ぶつくさ。
結局、最初から最後まで、何もかも、キミの手厚い介護をうけて今日の朝風呂までの準備は終わった。
濡れたままの髪は、いつもよりも柔らかでしっとりと、短い髪ではあるが、触っていてどこまでも落ち着かず、手のひらでくしゃくしゃとしていたならば……。

「人のこと、そんな愛玩動物と一緒にするのやめてくれるう?
ネコが可哀想だよ、ネコが」

まさに、毛をくしゃっとしていたものだから、その猫を真似たみたいで、思わず口元がへの字口。
意識してたわけじゃないぞとわざわざ一言添えながら、キミと共に湯船につかった。
ふと触れた肌も何だかいつもと違う気がして、ますます落ち着かない。何せ己からあの甘い香りが漂うのだ。

解釈不一致だ、とまた不貞腐れた。
キミが知る由もないが。
(-365) ankopanda 2022/10/01(Sat) 19:59:09

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

「はは、そういうことかな?
 何にせよ、僕がそういう目で誰かを見初めることを許されるならさ。
 多分、他の人も同じように多くの人に許容されてるんだと思うな」

多分違う気がする。けど、わざわざそれを否定したり訂正することに必要性は感じない。
だから、どういうことがあったんだ、なんて弱音は当然口にされないし、それでいい。
代わりに、なにやら褒められたことについてはきちんと受け取っておこう。
少しばかり遠回りはしてしまったもののつまるところ、案外この会社の中に置いてでいえば、
そういう姿勢や視線は許容されている、ということ。あの開発部の中なら特に。

待合室は広く、その空間の大きさがなんとなく言いようのない心細さを感じさせもする。
何となく足取りの危なっかしそうな様子は手先から伝わってきていただろうから、
途中で転んでしまわないように気をつけてソファへと座らせよう。

「ああ、ちゃんと趣味あるものだな。いやさ、あんまりこれといって無いのかなって。
 あんまり自分自身を卑下するから、自分に関わるものとか自分の機嫌の取り方だとか、
 そういうものがわからないんじゃないかなあって思って。
 そうでないなら安心した、けどね。
 ……うん、僕が聞きたかったのはそっちの趣味の方も。
 だってそうじゃないと、キミがどうしてほしいのかに応えてあげられないだろ」

体を寄せたまま、相手をソファに先に座らせる。
L字になったソファはどちらに向けても背中をつけやすいし、頼りにしやすいだろう。
怖いか、なんて。ちょっと首を傾げて聞くだけは聞いてみる。
(-367) redhaguki 2022/10/01(Sat) 20:19:13

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

「……ああ、なるほど? キミは結構、人の手を借りてきたんだね。
 じゃあどこでもそれなりに、性感を得ることはできるわけだ。
 あんまり早くに気をやってしまわないように気をつけてあげないとね」

言い方はあくまで婉曲に。主観が入らないように、あるいは入ったと思われないように。
袂まできっちり合わせた浴衣は、けれど洋装ではないのだからずらされれば簡単に肌を晒す。
脚を絡め、引き寄せる。比較的細身の体は引き寄せるのだって簡単だ。

指先は腫れた乳頭を潰したかと思うと、触れず避けるようにその周りをなぞる。
焦れったさが勝って溜まってきただろう頃に、親指と人差指でひねるように摘む。
緩急のついた責めを繰り返してるのは、どれくらい感じるのかを試してみているのかもしれない。
己の胸元に触れた感触には、満足したようにゆっくりと息を吐いた。

「いいよ、気持ちよくしてごらん。ただそうだな、出来たら一緒に。
 キミの手を使って両方扱いて、一緒に達せられるように頑張ってみて」

下着の下、まだ外気にさらされていない陽物に触れる手があったなら。
自分の方も体を近づけて、二つの性器が触れ合わせられるように手伝いはしておこう。
まだ完勃にはいたっていないだろう性器はしかし、平常時のままでもそれなりの大きさだ。
割りかし、肌にぴったりと張り付いた下着から取り出して相手の性器へと添えて、
触れられていた相手の手をとり、そのふたつを握らせる。
(-370) redhaguki 2022/10/01(Sat) 20:45:41

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「ははは、かわいそうなもんか。どっちも大事だよ。
 信クンはいつも、毛並みの悪い猫が足元に寄り付いてきたみたいに寄ってくるだろ」

そのくせ首輪はつけさせてくれないんだよな、とは言わない。
別に、無理に首輪をつけさせるつもりもないから、それでいい。
自分自身じゃ納得のいってなさそうな髪を、こっちからも手の平で触っておく。
一回きりじゃそう長くも持たないだろうけど、うん、触り心地はいい。
ついでに、いつもよりすっきりした顎元も。

「今朝も発表があるだろうし、適当にあったまったところで上がろうか。
 今日か明日か、何か時間のある時に改めて温泉も巡りたいな。
 なんだかこう毎日いるとお気に入りが決まってきちゃって、新規開拓できてない気がするよ」

色々と施設は遊んだものの、実のところレジャーらしいところばかりだな、なんて。
ぼんやり、もう数日の予定を頭の中で企てておいた。

温まって、上がって。体を拭いた後に、思い出したように相手に近付いて。
まだ洗い上がりの頭を向こう向かせて、別の容器を手に取った。

「……あ、そうそう。
 上がった後につけるやつも、あります」

先に自分の髪につけてから、手の平の上に乳白色のミルクを出して。
相手がちゃんと従ってくれるなら、頭を洗った時と同じく髪につけさせる。
こう、こんな感じに広げる、だとか指南も一応添えておこう。
(-371) redhaguki 2022/10/01(Sat) 20:57:16
 


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