[たくさんの仲間。
灯火が消えても、人はいる？

炎がなくなったから、もう届けることは出来ない。
だから、遠慮も、羞恥も、横に置いて。
言葉を伝えよう。]

……おはよう、ループレヒト。

はろはろ、こんにちは。
見えない君をじぃっと見てみたら提灯持った羅刹に見えたよ。
いない君の事が分かるのに何してるか見えないのが寂しいや…

あれぇ。見ない聞かないじゃ見守れないよぅ。
普通に、普通に。
種を蒔いてお水をあげて、じっくりことこと。
るーに、ぽんっと芽が出たなって思ったら
幸せのお手伝いが出来るようになるのかな？

……って、ボクは思うけど…
トレイはボクよりずっと行動的だから、我慢のし過ぎも
よくないのかなぁ……
みんなが幸せになるといいのにな

はろはろ、はろうぃん！
わわわ、ドロシーの目は山をも見通す！
ぼくはね、ぼくはね、ポーカーしてた！
言葉で伝えれば、さみしくない？

見守るのはよいよい？
そっと見守る？
普通に、普通に。
芽が出るには、お日様もいるな。
肥料もいるかな？
お水は任せて！

うん、みんな幸せだと、ぼくも嬉しい。
ぼくは幸せ。
こうしてお話してくれるお友達ができたから。
我慢じゃないのだ、試練なのだ！

[聞こえた声に、笑顔を浮かべる。
表情さえ見えるか分からないけれど、変わらず手を振った]

トレイ、おはようでした。
そしてもしかしたら、次声を伝えられるのは明日のハロウィンかもしれないから。

おやすみ。いい夜を。
そして、また明日だ。

[ひらり、ひらり。
少し先取りしすぎているかもしれないけれど、未来の挨拶を]

！

[お返事が返ってきた！
嬉しくて、頬が緩む。]

お、おはようでした。
こんにちは。

うん、おやすみなさい。
……また、明日。

[明日を約束できることが嬉しくて。
灯りはないけれど、伝わったらいいなと、
心臓を押さえた。]