［彼女も伸び上がってくれるけど>>3:G6
　自分も少し屈んで
　わしわししてくれる両手をお迎えに行く。

　尻尾を揺らして
　気持ちいいって目を細めた。


　ナーにまた褒められちゃった。
　うれしいな。
　次はもっと上手になって
　ぜんぶ脱がせてあげるからね。

　彼女がくるんって外してくれた、まるいやつ。>>3:G7
　あとでルーもやってみよう！
　って、ほっそりした２本の足を
　フクから抜きながら考えたのは一瞬。

　あとは、もう
　匂いを付けたいって
　そればっかりになってしまったから。］
　

　　
［気持ちを素直に伝えれば
　彼女は、おふろの床にぺたりって座って
　見上げてくる。>>3:G8

　その姿に、胸がきゅんってなった。］



　　　なんで、ナーは
　　　いつもいつも
　　　こんなに かわいいのかなー？

　　　けど、誰にもあげない。

　　　ぜんぶ、ぜんぶ、ぜーんぶ！
　　　ルーのだから
　　　おしっこ、かけるね。



［彼女も望んでくれてるのが
　うれしくって
　興奮気味にまくし立てると
　まずは、彼女の足の先に狙いを定めた。］
　

　
［いつもは片足を上げて
　できるだけ高いところを狙うから
　ちょっと変な感じもするけど

　彼女に、自分の
　濃ゆい匂いを付けられるなんて
　わくわくと
　そわそわが
　カラダ中を駆け回って、いそがしい。

　こくん、と
　唾を飲み込んで、それから。


　しょろろ、ろろろ……


　最初は、ちょっと外して床にこぼれちゃったけど
　手で支えたら、じょうずに出来た。

　膝の先から太ももを通って
　彼女の匂いの
　いちばんする奥へとかけていく。］
　

　


　　　んっ…、　ナー　きもちい…



［だいすきなナーに
　自分の匂いがべったりと広がっていくのが
　どうしようもなく堪らない。

　出す気持ちよさとは違うナニかが
　ゾクゾクって
　背中を上って来て、熱くなる。］
　

　　
［でも、もっともっと
　ルーの匂いに染まってほしいから。

　興奮の息を、はぁっ…と吐きながら
　お腹のくぼんだところ
　ぺろぺろ舐めると
　ナーがよろこんでくれる
　ふたつの膨らみと尖った先にも
　生温かい体液をかけ、どんどんと遡って行く。］



　　　ナー…は、　ルーのだよ…っ、



［避けられることがなければ
　そのまま、肩、首と北上していき
　さらには顔や髪にも
　噎せ返るような匂いを
　浴びせかけてしまったに違いない。

　足の先から頭のてっぺんまで
　彼女の全ては、自分のものだと主張することに
　戸惑いも躊躇もないから
　1.5リットルが空になるまで止まらなかった。］*
　

　
［かわいいって>>G5
　じょうずって褒めてくれるから>>G6
　調子に乗ってしまう。
　これでイイんだ！って、うれしくなって。

　良いことも、悪いことも。
　ナーが、ぜんぶの基準。

　おしっこかける時のやり方も
　かけられる方の作法も
　ナーが正解。

　せっかくのナーのカラダを
　隠しちゃうタオルは、
　ちょっとだけ、もどかしいけどね。］
　

　
［けど、その薄手のタオルごと
　ぐっしょりになって
　浮き彫りになったナーの凹凸と

　気持ちいいって言葉どおりに
　唇から漏れ出る声に>>G7

　なんか、
　もぞもぞっていうか
　むらむらっていうか……、キた。］
　

　
［欲、なんて
　むずかしい言葉は知らないけど、
　情欲と共に強まった
　独占欲を浴室に響かせれば

　ナーが応えてくれようとして
　口に入ったのは流石にびっくりした。>>G9］



　　　　……っ、！



［きゅっとチカラが籠もった分
　余計に勢いが増す。

　けど、ナーは
　口を閉じるんじゃなくて
　もっと開いて受け止めてくれて。>>G10］
　

　
［その、喉を鳴らして
　美味しそうに飲み込んでくれる姿に>>G10
　すごく強い、ゾクん…！ってヤツが
　カラダの内側を走り抜ける。


　　　（ナーのナカも
　　　　ルーで、いっぱいにする…っ）


　強い衝動のままに
　ありったけを彼女に注ぎ込んだ。

　多すぎた分が唇から伝って
　はだけてしまった
　白くて柔らかい両胸をなぞっていく。>>G11

　もう、なにもかもが……すごかった。］
　

　
［余すところなく出し切って
　空っぽになった筈なのに
　満たされて満たされて、いっぱいだった。

　一瞬、ぽーっとしてしまったけど
　ふるり…
　カラダの震えに我に返る。］



　　　ナー、すき！
　　　だいすきっ、あいしてるっ！

　　　…っん、む…　　ちゅ、く…



［すとんと重力に任せてしゃがみ
　飛びつくみたいに
　頬を両手で挟み込んで
　口のナカを舌でめちゃくちゃに探った。

　唇の内側も
　ルーの匂いでいっぱいなのが
　すごくて、すごくて、うれしくて。

　たくさんたくさん、しあわせを確かめた。*］
　

　
［おそらく、初めてのディープキス。

　深く深く差し込んだ舌でまさぐって
　ナーの内も外も
　自分の匂いでいっぱいになっていることを
　たっぷりと実感した。

　

　けど、息継ぎはあまり上手く出来なかったから
　しばらくすると苦しくなって
　ぷは、っと離れて、］



　　　はぁ…っ、　はぁ…　は…っ、



［犬の時の名残みたいに、息を吐く。

　その時、あることに気が付いたんだ。
　気づいたっていうか…、閃いたというべきか。］
　

　


　　　今度は、ナーが
　　　ルーに匂いつけてくれる？

　　　おしっこ、しーって　いっぱいかけて…！



［素晴らしい思いつきを、嬉々として告げる。

　彼女の匂いでいっぱいになることを
　想像したら堪らなくて、

　催促するみたいに
　えっちな仲良しするところ、
　さっきから甘い匂いをさせてるところ>>G9に
　顔を寄せる。］
　

　
［たくさん洗ってたって
　鼻の利くルーには分かってたよ。

　おんなじような、
　ツンってする匂いがあるからね。
　ナーのは、ここから出るんだってこと。


　タオルは、べしょって横に落として
　膝を割り開き

　ぺろン、

　さっきまで彼女の口の中にあった舌で
　早く！…って撫で上げた。］*