人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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視点:

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【人】 底知れぬ ニア

みーつけた
(61) 2021/07/06(Tue) 22:26:23
ナフは、広間roomに来た。
(a88) 2021/07/06(Tue) 22:33:26

ナフは、バルコニーroomに移動した。
(a89) 2021/07/06(Tue) 22:34:16

ニアは、アリスの汚れを可愛いレースのハンカチで、軽く拭った。
(a90) 2021/07/06(Tue) 22:36:32

【置】 怠惰なる白蛇 ラサルハグ

【吊り懇願】
投票するかは個々人の任意です

────
この船の噂は真実だ。


────
この船では、時折乗客が姿を消す事がある。


────そして時折、従業員の中に

      
どこか見覚えのある者が増えるのだ。


────
それらには、ラサルハグという乗客が一枚噛んでいる。


そんな噂が、俄に広がり、実しやかに囁かれつつある。
誰もが声を大にはせず、けれど確信を持って語っている。
噂好きの乗客の間で囁かれ、情報通の奥方が話に花を咲かせ
それは誰でも、何処でも耳にする事ができる。

ラサルハグは、逃げも隠れもしない。
今日も、甲板の端で佇んでいる。
(L5) 2021/07/06(Tue) 23:00:23
公開: 2021/07/07(Wed) 0:00:00

【置】 怠惰なる白蛇 ラサルハグ

だってそれは、自ら撒いた、自身へ繋がる手掛かりだから。


もし、それらを知って、報復を望む者があるならば
自分にできる最後の事は、それを甘んじて受ける事だ。
内部へ潜入する為の手引きを望むなら、それでもいい。
これは決して贖いなどではない。


これもまた、与えられた役、その為すべき事の一つ。
そして、全てはなるべくしてそうなった。それだけの事だ。
(L6) 2021/07/06(Tue) 23:00:52
公開: 2021/07/07(Wed) 0:00:00
ラサルハグは、甲板の端で佇んでいる。
(a91) 2021/07/06(Tue) 23:01:08

ラサルハグは、今はまだ、眠るわけにはいかない。
(a92) 2021/07/06(Tue) 23:01:21

ニアは、お気に入りのハーブティーを飲んで、ほっこりしている。
(a93) 2021/07/06(Tue) 23:08:56

キファは、受けた2ダメージがちょっと痛む。
(a94) 2021/07/06(Tue) 23:24:37

ニアは、彼に面白アイテムを7本プレゼントした。
(a95) 2021/07/06(Tue) 23:45:37

呻いた。

緩慢なる衰亡 ラサルハグは、メモを貼った。
(a96) 2021/07/07(Wed) 0:00:58

ニアは、必ず取り立てる。
(a97) 2021/07/07(Wed) 0:21:56

「銃弾は慣れているなら面白みもないし外しましょう、手榴弾は確実性が薄く見栄えが良くない。
 …ああそうだ、服も必要ありません。"今のあなた"をお客様にしっかり見せて差し上げなさい。
 綺麗なあなたが傷付いて行く様を"お客様"はお望みのようですから。」

そうあなたに命令しながら資料を捲り、そばにいた黒服にとある記述を指差し見せる。
騙され利用されることばかりの青年はそれでも他者を動かすことに長けている、意図を察した黒服たちが動き出す。

あなたへ何人分もの腕が伸びて容赦なく服を奪っていく。その途中、肌を掠めなぞっていった指もあっただろう。
そうしている間にも鑑賞室の上方から降ろされた両手首に用いる拘束具は太く、躾のなっていない手を封じるのに多大に役に立つことが伺えた。彼の不躾は足にも言えたことではあるが、痛みにもがく足の惨めさこそが"あなた"には求められている。

あなたが拘束される様を眺めながら青年は金属製の杖を手に取る。そうして後方から後方からゆっくり歩み寄り、右斜め後ろから小さく震える声があなたの耳に届き、

「──"お客様"に、ご挨拶しましょうね」


ただその行為を命令されたロボットであるかのように、あなたに頭を垂れさせるように、あなたの後頭部目掛けて杖を振り下ろした。
この程度では死なない。この男なら死なない。私の腕なら死なない。ただ、互いに痛いだけ。


/*
確定多めにしますがよろしいですわよね? あなたは 甚振られる者 なのだから。

「軍人にお綺麗さを求めるなんて夢見る処女かよ。……チッ」

綺麗は他者にいう言葉であって、自分が言われる言葉でもない。
それを求めている客が居たら『こんなもの見てる暇があれば適当に売春なりしてきたらどうだ』と進言したいくらいだ。

服を自身で脱ぐのならば別に抵抗はない。何ならパイのせいとは言え、レストランで思い切り自分から脱衣してたような男だ。強制的に脱がされる事に舌打ちするものの、如何せん人数が多い。

『どうせなら一人くらいは使えなくしておいてやろうか』と反射的に思って手が出るのを察したタイミングで、拘束具にまず手を封じられる。足癖の悪さも比じゃないが、この状況では黒服を蹴飛ばすくらいしかできない。むしろ惨めさの方が目立つだろう。

そうしている間に服も一瞬で奪われる。概ね2日目と変わらない。しいて言うなら、背中に明らかに情事の後に出来るような細かい傷が多いが、目を逸らすような酷い傷がある訳でもなく、鍛えられた筋肉もあり見れない身体ではない。
──半年の間、■■されていたにしては“綺麗”な部類だ。これを保つのも苦労した事だろう。


「趣味悪。もう少しセンスあるかと──ぐあッ、ガッ…!!」

殴られる気配は分かる。悪態を吐いていて口を開けていた結果、舌を噛むなんて馬鹿な事はしなかったが、鍛えようが一瞬目の前の視界が点滅する事も、衝撃に一瞬呻く事も、無理やり頭を下げさせられるのも避けられない。頭を上げようとするも、杖で制されればそれ以上上げるのは困難だろう。
……何より、聞こえてくる声の震えに気づかない程鈍くもない。


何を震えてんだか。自分の痛みなんて全然痛みでも何でもないだろうに。

【人】 新人クルー ゲイザー

>>57 アルレシャ

「それでも、アルレシャ様は声をかけてくれたから。それがとても心強くて、とても嬉しかったんです。
…そうですかね?私のパイで少しでも喜んでくれる人が居てくれると嬉しいです。」

どんな時でも。
明るさと喜びがあれば、きっと乗り越えていけるはずだから。
希望とまではいかないけど。少しでも誰かがそういう気持ちになってくれれば嬉しい、と。彼女は思うのだ。

「…えへ。ちょっとクサすぎましたかね?でもこういう事は口にしてきちんと相手に伝えないとですしね。うんうん。
…人を…どうでしょう?職業柄ですかね?人と触れ合う職業ですし…こういうところでは特に、お客様をよく見ておかないとと思って…。
…くじですか?…そうですね。…それじゃあ、お言葉に甘えて。」

初日に比べれば残っているパイが何処か寂しげに見える。
一つ皿に盛ればナイフとフォークを使い、口に運んだ。
(2)1d100
(62) 2021/07/07(Wed) 5:47:28
ゲイザーは、ある意味では”ハズレ”パイを引いた。ただただ美味しい。
(a98) 2021/07/07(Wed) 5:48:12

新人クルー ゲイザーは、メモを貼った。
(a99) 2021/07/07(Wed) 5:51:48

【人】 ルビーの花 アルレシャ

>>62 ゲイザー
「貴方のパイがあったお陰で、朝の食堂を楽しみに思っていた人もあると思うわ。
 だってふふ、ひとコーナー任せられる期待の新人だもの。いつか有名になるかもね」

激辛パイはひと騒ぎ起こしたかも知れないけれど、激甘パイにも人は来たし。
彼女は知らないかも知れないけれど――ざわめく騒動のなかでも、それは光になったのだろう。
現に女も、惹かれるように今日はここへ来た。それが、証左になっている。

「ふふ。運命は自分の目で見定めなさい、ということかしらね?
 ……もうこの船旅も折り返しになることだし、どう、何か身になるものはあったかしら?」

啓示が顕れないというのも、またひとつの啓示なのかもしれない。
(63) 2021/07/07(Wed) 7:46:54
ナフは、祈っている。
(a100) 2021/07/07(Wed) 10:41:10

ナフは、紫の光が目に焼き付いている。
(a101) 2021/07/07(Wed) 10:43:42

【人】 新人クルー ゲイザー

>>63 アルレシャ

「最高の褒め言葉です。そう言って頂けるなら…やってきたかいがありました。本当に。
 ……コーナーを、任せ…?…お、
オホンッ
 え、えへ…実はですね…このコーナー勝手に私が作っちゃって。こっそり、内緒で。だから任されてるわけじゃないんです。貰ってるのはパイを焼く許可だけなんです。実は。」

でもそう言ってもらえて嬉しいです。そこで少女は言葉を区切る。
なんやかんやで色んな人にパイを食べてもらえた。
味だけが取り柄の散々なパイも沢山作ったけど、彼らは笑いながらも許してくれた。
それはこの上ない幸福なのだろう。

「…むむ。…そうかもしれません。残念。的確なお告げを期待したんですけど。……身になるものですか?」

少女はう〜んと悩むように首を傾げて、
静かに首を横に振った。

「…どうでしょう。”苺色の瞳をした聡明なレディ”の話とかするべきなんでしょうけど…。
……難しいですね。なぁんにも…ままならなくて。」

そう呟いて、残ったパイの最後の一口を運び、嚥下した。
(64) 2021/07/07(Wed) 10:44:32
ゲイザーは、噂を知った。
(a102) 2021/07/07(Wed) 10:48:38

キエは、ボル(10)7n10を頼んだ。きっとボルジュウを作ってくれると信じて。
(a103) 2021/07/07(Wed) 12:02:54

【人】 ルビーの花 アルレシャ

>>64 ゲイザー
「まあ、そうだったの? でも、誰も止めに来たりするようではないし……黙認されてるのかしらね?
 だったらいいんじゃないかしら、船の人たちも意外と寛容……なの、ね」

無邪気に語る言葉はほんのりと語尾を凍りつかせながらも。ぱ、と懸念を笑顔で覆い隠す。
通りがかるスタッフ達も難色を示すような顔をしては居ないようだし。……噂を思えば、それは不気味なほどに優しいのかもしれないけれど。

「私? ふふ、貴方に声をかけた人は、きっとたくさんいるのじゃない、人気のパイ焼きお嬢さん?
 ……それとも何か、思うところでも、あった?」

からかい混じりに言いはするものの、貴方の表情の翳りに全く気づかないわけではないのだろう。
きっと同じことを思い浮かべているのかもしれない。ほんのりと声量を抑えて、周りに聞かれないようにする。
(65) 2021/07/07(Wed) 12:34:02

【置】 ディーラー サダル

女の話をしましょう。

女は特徴などあまりない平凡な家庭で生まれた子供でした。一つ挙げるなら父親が無類のギャンブル中毒で、多額の借金を作って母親に逃げられたことくらいですが、そんな話も周りにいくらだって転がっています。
特別、何か取り柄も不幸も運命とやらも持たない至って普通の貧しい女の子でした。

ある日女が家から帰ってくると、父親がリビングの真ん中で首を吊っていました。
呆然としながら眺めていると、扉を壊さんばかりの勢いで殴りつけてくる人たちが押し寄せてきました。
父親が借りていた金融業者の人たちです。
まだ大人の庇護を受けてもいいはずだった少女に抵抗をする術など持っていません。

少女だった女は彼らに連れて行かれました。
借りたものは返さなければならない。当然のことですよね。
(L7) 2021/07/07(Wed) 12:44:05
公開: 2021/07/07(Wed) 13:00:00

【置】 ディーラー サダル

皆さんは裏カジノについてご存知でしょうか。
賭博が禁止されている国などにある隠れた賭博場。チップをお金に換金することもできるそこでは、「あともう少しなら勝てる」と泥沼にハマった客に金を貸す所謂闇金融の人間が手を組んでいることもしばしばあります。

サダルと呼ばれる少女が連れて行かれた金融業者も、違法なカジノと関わりがありました。
少女は身を売る一方で、時折サクラとしてカジノに紛れ込み相手を泥沼に突き落とす役割も任されていたのです。

そこで少しずつ女はカジノに関して学んでいきました。悪い事に手を貸す為にはまず基本的なゲームのルールを覚えなければいけませんから、その点だけは自分に手をあげる大人たちも真面目に教えてくれたのです。
全てを巻き上げられた女が、人を傷つけることしかできない女が、唯一覚えることのできた技術でした。
(L8) 2021/07/07(Wed) 12:44:35
公開: 2021/07/07(Wed) 13:00:00
サダルは、休憩中。カレーライスfoodを食べながらほどほどに休んでいます。
(a104) 2021/07/07(Wed) 13:10:17

テンガンは、ミックスジュースdrinkを飲んで体力を養った。
(a105) 2021/07/07(Wed) 13:13:43

サダルは、ミックスジュースを飲む警備員を見て意外だな〜って顔をした。可愛いですねテンガンさん。
(a106) 2021/07/07(Wed) 13:19:58

テンガンは、大人なのでほんのりと会釈をしました。どうも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(a107) 2021/07/07(Wed) 13:20:50

キエは、テンガン2damageダメージ与えた。
(a108) 2021/07/07(Wed) 13:23:54

サダルは、「さては薬の件覚えてます?」と立ち上がりかけましたが耐えました。大人なので。このやろ。
(a109) 2021/07/07(Wed) 13:24:49

テンガンは、2のダメージでも割としんどい体調だ。
(a110) 2021/07/07(Wed) 13:27:47

ラサルハグは、"取引"の相手が何か変な事をしている気がしてきた。
(a111) 2021/07/07(Wed) 13:34:06

ニアは、
にぁー
っす。
(a112) 2021/07/07(Wed) 13:46:11

ナフは、朝食も昼食もとらなかった。
(a113) 2021/07/07(Wed) 13:46:16

テンガンは、ケガの状態が良くなったのでそれなりに変なことをし始めている。ボル(3)1d10も食うで。
(a114) 2021/07/07(Wed) 13:46:29

ラサルハグは、元気な負傷者をベッドにでも縛り付けておくべきだったかと反省した。
(a115) 2021/07/07(Wed) 13:53:50

キエは、気づかれないようにテンガンのボル3に昨日の薬をすこ〜しだけ混ぜた。効果はニアのメモを参照のこと。
(a116) 2021/07/07(Wed) 13:59:01

テンガンは、(9)1d10
(a117) 2021/07/07(Wed) 14:00:09

【人】 灯る幸災楽禍 テンガン


「?」

何も起こらない、ように見える。

だが。

僅かな、違和感。

、何か──
えた。
(66) 2021/07/07(Wed) 14:03:01

【人】 灯る幸災楽禍 テンガン


「!!!!!」

 何とテンガンの
!!!!!!!
(67) 2021/07/07(Wed) 14:04:04
サダルは、なんか…なんか物凄く見覚えのある七色の予感が…する……!!!
(a118) 2021/07/07(Wed) 14:05:00

サダルは、キエのゲーミング髪の毛をもらった記憶をちゃんと持っています。
(a119) 2021/07/07(Wed) 14:05:28

サダルは、あ゛ぁ゛あ゛あ゛ーーーーーー!!!!!!!
(a120) 2021/07/07(Wed) 14:05:52

ラサルハグは、お手上げです。
(a121) 2021/07/07(Wed) 14:06:47

キエは、嬉しくなった。
(a122) 2021/07/07(Wed) 14:07:21

サダルは、精神年齢が変わっていた時の記憶が戻ってきて顔を覆いました。ああああ
(a123) 2021/07/07(Wed) 14:09:20

テンガンは、困っています。無言で。メチャクチャ。
(a124) 2021/07/07(Wed) 14:09:44

ラサルハグは、ラサルハグだって困っています。
(a125) 2021/07/07(Wed) 14:11:14

品性、センス、そういったものを気にする青年がこのような下劣な行為を選ぶ意味。
資料を手に指示を出し舞台を整え、震える声を隠せずに、躊躇いはあれど悩みはなく杖を振り下ろした意味。
それは全て"いつか"をなぞった喜劇の一端をなぞっている事実に帰結するものなのだが、"今のあなた"はいつ気付くことになるのだろうか。


賓客達はとうにこの"演者"の意図に気付いたらしく、拍手と歓声が場に満ちる。
思い思いの声が、欲望が、そう在れと、要望を、並べ立てる。

おやこれはあの時の、粋なことをしたものだ
"調整"されているのでしょう、どこで「変わる」か賭けましょうか
同じ演目は二度見る必要がない、さあ、見せろ、屈しろ、

──真に愉快でおぞましく甘美な"ショウ"を我々に見せてくれ!


「…よくできました。」

あなたの頭を制していた杖が左右に二、三度動いて髪を乱し、それから支えの手を失って鈍い音とともに床に落ちる。
"お客様"は手加減を望まない。与えられた指示でもそのようだった。であれば、無駄な焦らしもなく淡々と奪っていくだけだ。…あのような姿から今の姿に戻せる手段があるのならば、当然、これから行うことであなたを殺すことはない。
ちょうど、
眼球一つくらいなら掬い取れるであろう、
"それ"を手にあなたに迫る。

「けれど駄目でしょう。お客様に「足りない」ものをお出ししては。…ああ、だからこそ"あなたはそうされた"し、あなたはそうなるのでしょう。
 "半年"でここまで戻されたのも、きっと、そのような意図が、あったのでしょう。」

青年は、じっとあなたの"右目"を見つめている。

空き時間にボル(4)1d10を与えられたかもしれない。わからない。空き時間ありますか?

ラサルハグは、従業員のスケジュール管理はちゃんとしています。この船では労働基準法が遵守されています。
(a126) 2021/07/07(Wed) 14:35:52

労働時間的にはホワイトなこの船のことがよく分かりません。気にするところそこ?

ラサルハグは、多分『商品』は完璧に管理されるべきなのだろうと考えています。
(a127) 2021/07/07(Wed) 14:39:53

ボル族じゃなくても美味しければいいと思っています。チョコクロワッサンfoodが美味しいものかどうかについてはさておき。

自分のランダムダイス結果は比較的勝ち組だと思った。媚薬とにゃん以外。

ラサルハグは、(5)1d10杯のコーヒーが飲みたい。
(a128) 2021/07/07(Wed) 14:47:05

テンガンは、右眼が虹色ですごく困っているが、明日には元に戻るだろう。
(a129) 2021/07/07(Wed) 16:29:59

「ぐっ!……随分、鈍ったか?今回は随分──」

「────“今回”、は……?」


意識もなく自覚もなく『自然』に滑り落ちた言葉。脳を介さず口から漏れた言葉が、ようやく耳に入って、己は発した言葉の意味が理解できない。そちらに思考が割かれて、漸く頭を上げられるようになった事も気付かず、俯くままである。

 今回?前回?鈍るってなんだ?
 ここに来た記憶なんてある筈ないのに、
 どうして今、“前より大した事ない”と思った?

観客が騒めく。ただ、自分が
“少し顔を上げるのが遅れただけ”
で彼らは思い思いに歓喜し、落胆し、好奇に湧き立つ。何かの試合の結果を観戦するかの如く、ねちっこい視線が纏わりつくのを感じる。

 
「──チッ!っ、さっさと続けろ、……よ?」

──まずい。わからないけど何かがまずい。
考えては行けない。これ以上思考を割いてはいけない。ただ無で暴行を受け続ければ、時間が流れる。痛みがあれば思考も多少は飛ばせる。そうしなければ、
……そうしなければ、何?


その思考を振り切る様に突如顔を上げて、仮面越しでも明らかにわかる敵意を隠さずに吠え散らかす。困惑ごと掻き消す威勢は、目の前の“彼”が持っている物で、呆然と止まった。

『前回』も男は同じ様な反応で吠えて、先を促していた。目の前の相手が持つ物で一瞬動きが止まった。何も変わらない。

──ただ
“前回”は、殴られて即座に吼えていた
のが、
“今回“は、何か迷うような間があって、遅かったから。


男が何に戸惑い、混乱しているのか、『内容が同じだからか?』『これぐらい誤差では?』『でもあの狂犬が──』と口々に議論が交わされている。

男は、ただ“彼”の言葉を聞いて、何も理解できない事を言う彼から、目を背けたくなるのを真正面から見据え続けるのが、精一杯だった。

【人】 遊民 ハマル

>>60 ニア
「あ?これはなんだ?」

スーパーハイテンションなハマルでしたが、いまはむむむーと怪しげな瓶を観察しています。

「これもバクチなのか?
 ハマルにはただの水にしか見えないぞ!」

(4)1d10
(68) 2021/07/07(Wed) 17:35:00
ハマルは、4 幸せな光景が見える薬 の瓶を手に取っています。
(a130) 2021/07/07(Wed) 17:36:32

【人】 凄腕占い師 キファ

>>7 ハマル

「ん……
 選ばれたらって、もしかして先代の夜の王から直々にってこと……?」

部族の中から選ばれた、最も実力のある酋長のようなものだと思っていたようで。
自らの認識に齟齬が生じているような感覚に、視線をそちらから外しながら思案します。
おそらくは概念的な存在なのだろうと夜の王に対しての認識を改めていきます。

「まあ、誰しもが憧れるだろうね。勝ちまくりモテまくり……なんでもできる、なんて」

どこか自分を遠ざけて他人事のように言います。決して、馬鹿にしているわけではないようですが。
栄華を極めしものは必ず衰えていく定めにあると、占い師はこの世の無常さを強く意識しています。
(69) 2021/07/07(Wed) 18:28:05

【人】 凄腕占い師 キファ

>>69 ハマル

「……それなら話が早い。とはいえ、私もルールを知っているくらいだけど」

用意されているトランプの山札を手に取り、テーブルにカードを五枚並べます。
一瞬、様子を伺うようにきらきらと眩い輝きを放つ瞳を見上げる形で一瞥しました。

「チップを賭ける、配られた手札を見て、もっと賭けて乗るか降りるかを決める。
 乗ったなら手札のカードを交換するかを選ぶ、最後にできた役が強いほうが勝ち……」

((card45))((card22))((card19))((card28))((card45))
(70) 2021/07/07(Wed) 18:30:02

【人】 凄腕占い師 キファ

>>70 ハマル

「これならスリーカード。
 ダイヤの9かハートの2を入れ替えて、フルハウスでも狙うところかな」

「……本当は手札を見せずにするものだから、カードが配られた時点で他の人の様子を見て、乗るか降りるかの駆け引きをするものなんだと思う……たぶん」
(71) 2021/07/07(Wed) 18:35:11

【人】 凄腕占い師 キファ

>>23 サダル

「……灰になってしまわないようにね」

垣間見えたものを前に、ただそれだけを呟きました。
占い師として何気なく口に出た忠告の言葉だったのかもしれません。

「そうしようか、ここだと騒々しすぎるものね。
 機を見るに敏……今日は……少し、運が良いかもしれないな」

涼しげな笑みに小さく頷いて承諾します。
青いカクテルを見て『ラッキーカラー』だとひとりで思いながら。
(72) 2021/07/07(Wed) 18:49:47
青年は黒服へ指示を出しあなたの口を無理矢理開かせる。眼前にちらつかせるのはきっとあなたにとっては見慣れた錠剤、あなたの使い慣れた催淫剤だ。

「これが何かはご存知ですね?ええ、ご想像の通りのものではありますが、飲むか飲まないかはあなたに一任します。ですが、早めに飲むことをお勧めしますよ。一秒でも早く苦痛から逃れたければ、一秒でも早く快楽を得たいのであれば、すぐに嚥下するといい。」

それをあなたの咥内に放り入れて、あえて優しく語り掛ける。苦痛にもがく様も快楽に乱れる姿もどちらも賓客好みのものであり、どのタイミングでどちらを選んだとしてもあなたが見世物として機能し"お客様"の要望通りになることは避けられないのだが、さあ、あなたはどうするだろう?

自分を見据え続けるあなたを見ていた青年の様子がほんの少しだけ変わる。
なんとか震えも苦痛も出さないように耐え虚勢を張り付けていたはずの口の端がひくりと動いた。それは幼子がしゃくりあげる前のほんのひとしぐさのようにも、ふと込み上げてきた歓喜に打ち震えているようにも見える。
ああ、己を押し込めていた『常識』という枠組みが軋みを上げている。嫉妬に由来する憎悪から生まれ出でた新たな『怪物』の卵にひびが入った。

もう、声は震えていなかった。

「──さあ皆々様ご唱和ください、テンカウント参りましょう。
 
…10、9、8、7、6…


青年の声に合わせて狂った男の声が、嗤った女の声が、ひとつまたひとつと重なり、反響し、あなたが奪われるその瞬間への期待を膨らませていく。
あなたの仮面をずらし青年は手に持つ"それ"を近づけていく。

あなたの右目がさいごに映したのはどんな景色だっただろうか。青年はそれが『怪物』の瞳であることを願いながら、
ゼロカウントともに"抉り取る"ことだろう。

【置】 緩慢なる衰亡 ラサルハグ

「──死なないように処置をしてください」

「あなた達の…この船の所有する技術なら、容易な事でしょう」

「             」

「──こちらで命を助ける事と引き換えに、
      
その方の身柄をそちらへ売り渡す


「そう"取引"をしました」

「             」

「──では、後の事は任せます」

「         」

「──はい、」

「"期日"については、わかっていますよ」
(L9) 2021/07/07(Wed) 19:26:52
公開: 2021/07/07(Wed) 19:30:00

【人】 新人クルー ゲイザー

>>65 アルレシャ

「そうかもしれません。お客様の迷惑になってないなら放ってく…感じなのかもしれません。
 ……寛容…なんですかね?もはや興味がないのかなって思えるくらいなんですけど…。」

穏やかな笑みに隠された意図を何となく感じ取る。
彼女もまた、”噂”を知っている人物なのかもしれない。
噂の事を考えれば、従業員という立場上、少しばかりの気まずさを覚えた。
だが言葉にはせず、少女はただ困ったように笑ってみせた。

「私の身になった事といえば、やっぱりお客様と交流が持てた事ですから。本人の前で話したほうがいいかな〜と思いまして。
 ………。…大切なものを、…失ってしまって。守り通す機会はあったのに。…私は自分の弱さで…それを手放してしまって。」

言葉をポツリポツリと零しながら、何もなくなった皿をぼんやりと見つめた。
少女は後悔を口にして、そしてハっとしたように顔をあげた。

「ごめんなさい、こんな話。明るい話したいのに。」
(73) 2021/07/07(Wed) 19:26:54
ラサルハグは、既に手引きは終えている。
(a131) 2021/07/07(Wed) 19:26:59

【置】 緩慢なる衰亡 ラサルハグ

「…………時間だ」

────刻が来た。

期日は過ぎ、けれど未だ仕事は終わっていない。
送られた"通達"に目を通して、独り嘆息を零した。

「ああ、」

どんなフィクションよりも鮮烈なこの舞台
その幕切れは、実にあっけないものだった。
(L10) 2021/07/07(Wed) 19:41:45
公開: 2021/07/07(Wed) 19:50:00
ラサルハグは、深夜の廊下へ踏み出した。
(a132) 2021/07/07(Wed) 19:42:01

ラサルハグは、『スロウス』は、舞台から降りた。
(a133) 2021/07/07(Wed) 19:42:10

サダルは、何かを考え込んでいます。
(a134) 2021/07/07(Wed) 19:43:55

【人】 底知れぬ ニア

>>68 瓶を使いたい皆

「まー多分大丈夫だとは思うッスけど……」

「マサムネ」

罪もそれほどない執事を理不尽が襲う!!
(74) 2021/07/07(Wed) 19:48:07
ニアは、マサムネが(6)1D10飲んだのを見た。
(a135) 2021/07/07(Wed) 19:49:26

【置】 新人クルー ゲイザー


▼日記

噂を知った。
名前を聞いてもピンとは来ないけど。
この人がいなければ、私はあの人のこと、失わなくて済んだのかな。

ううん、これは責任転嫁だ。
真実は、ちゃんと自分の目で見極めなくちゃ。
噂がどう転んで、『ラサルハグ』なる人物がどうなるのかは…わからないけど。

私は
Gazer
なんだから。



…噂が本当の時は…………。
(L11) 2021/07/07(Wed) 19:50:01
公開: 2021/07/07(Wed) 19:55:00
ニアは、マサムネの服がはじけ飛ぶのをみた。びっくり。
(a136) 2021/07/07(Wed) 19:52:06

ニアは、マサムネに本気で謝罪した。
(a137) 2021/07/07(Wed) 19:54:34

ナフは、もう逃げられない。
(a138) 2021/07/07(Wed) 19:55:22

【人】 底知れぬ ニア

「あの、ええ。言い訳はないです」

「ど、どなたか誰か、着るものを」
(75) 2021/07/07(Wed) 19:56:27
サダルは、ディーラーの制服に手をかける。
(a139) 2021/07/07(Wed) 19:56:33

悪い子 ナフは、メモを貼った。
(a140) 2021/07/07(Wed) 19:57:15

ニアは、マサムネが無表情で昆布cosmを着用するのを見ていることしかできなかった。
(a141) 2021/07/07(Wed) 19:57:37

ゲイザーは、もう間違いたくない。
(a142) 2021/07/07(Wed) 19:58:12

サダルは、用意していた服を身に纏う。
(a143) 2021/07/07(Wed) 19:58:22

テンガンは、
賭けを始める。長い長い、賭けを。
(a144) 2021/07/07(Wed) 19:58:50

【人】 底知れぬ ニア

「それはちがうとおもうんすけど」

せめて布を持ってきて

イブニングドレスcosm
(76) 2021/07/07(Wed) 19:59:05
サダルは、一人呟く。「……私は、ディーラーである前に、船で働く人間である前に……」
(a145) 2021/07/07(Wed) 19:59:38

「…………ッ」

焦りで表情が崩れる。
不敵な、或いは不機嫌な面構えが保てない。

痛みには慣れている。
慣れているからと言って苦しくない訳ではない。限度がある。
そして、鍛えられる部位と、そうでない部位がある。

無理やり突っ込まれた薬を飲めばマシになる。
即嚥下すればまだ間に合うかもしれない。わかってる。
わかってる。知ってる。

散々『この日』から使って来たのだから知っているに決まってる!

でも、
結局『前回』も『今回』も選ぶ選択は結局、

「ア、ッグ……あああああぁぁぁぁっっっ!!」


悲鳴の方向性しか選ぶことはなかったのだけれど。

サダルは、「私は、勝負師だ」
(a146) 2021/07/07(Wed) 19:59:59

 




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