人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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素崎 真斗4432 貴戸 高志
普川 尚久8435 黒塚 彰人
黒塚 彰人3839 南波 靖史
貴戸 高志3839 南波 靖史
榊 潤3839 南波 靖史
南波 靖史3839 南波 靖史
市川 夢助0043 榊 潤

処刑対象:南波 靖史、結果:中断

貴戸 高志! 今日がお前の命日だ!

[犠牲者リスト]
貴戸 高志

事件:幽界の歪み

本日の生存者:素崎 真斗、普川 尚久、黒塚 彰人、榊 潤、南波 靖史、市川 夢助以上6名

黒塚 彰人は、ベッドに腰掛け、手招いた。
(a0) 2021/09/23(Thu) 21:20:05

【人】 3839 南波 靖史

 
「………………???」

カメラを渡されると聞いてやってきたのに、
なぜか直前で取りやめられた。

皆の総意か、誰かの指示かは不明だが。
ただワクワクしていた所で寸止めされた気分である。

「?」

南波靖史はこの感情がわからない──
(0) 2021/09/23(Thu) 21:48:29

【人】 9949 普川 尚久

 もう何度目かの発表、その前。いつも通りにコーヒーを水筒に入れて食堂に待機していた。
(1) 2021/09/23(Thu) 21:49:11
えむというのはああいうものなのかなぁと思いました。風評被害を重ねるな。

南波 靖史は、俺えすもえむもどっちもできるよ。わかんないけど。と念を送った。
(a1) 2021/09/23(Thu) 21:51:19

【人】 9949 普川 尚久

「……?」

 何かトラブルがあったらしい。端末をいじりながら流していた。念波の一切は読み取らなかった。朝食何にしようかな。
(2) 2021/09/23(Thu) 21:53:07
(3日目廊下)

「ありがとう、迷彩」

最後に頭をそっと撫で、貴戸はルームメイトを抱えてその場を後にする。ルームメイトと呼ぶにはやけに優しい手つきで体を掬い、やけに温かな視線を腕の中で眠る少年に注いでいたが。


(3日目続き) >>迷彩

しばらくして蹲る貴方の耳をくすぐる靴音がやってくる。

「待たせたな。お前の行きたいところに送り届けよう。立てるか?歩けるか?」

まだ放置されていたのであれば闇谷の衣服を回収し、几帳面さが滲む手つきで畳んで手提げ袋に詰めた後。
ぽすん、と軽く頭を撫でる手と共に声が再び降ってくる。

貴戸

貴方が再び訪れた頃には、もう少年の涙は引っ込んでいた。
乱雑ではあるが、中途半端に下ろしていたズボンも上げている。
逆に言えば、それ以外はそのままだった。

「……」

行きたい所。
そう言われた真っ先に思い浮かんだのは、
最も行きたくない所だった。


「オレの部屋は絶対行きたくない。
 それ以外だったら、どこでもいい」

あの性悪なルームメイトは、きっとこのことを知れば揶揄うはずだ。
 
加害者

『同じ』になれて良かったな、と。

食堂にて。

普段通りトレーを持つ……わけではなく。その手にはカメラが渡されている。

取り止められた南波を見やり、それから再びカメラに視線を落とし。遠慮することもなく出るままにため息をこぼした。

「……そんなに撮りたそうにしているのなら、俺のを渡してやりたいぐらいだ、南波。
俺は外の人間が喜びそうなものも撮れる器用な奴だと思って二回続けてお前に投票したぐらいなのだから」


──まだライトはついていない。
そして聖句もまだ聞こえてこない。

区切りの良い時間なのにこれと言う事は、
余程アレは“あの子”の言葉を気にしているのだろう。
……遺憾だがそろそろ認めるべきか。
その“気にする”には私も含まれている。


「よくわかりましたね。ありました。
 アレにとっての存在意義が下手すると丸ごと変わるお話を、とある方とされていまして。まあそれがアレにとって良い事かはわかりませんけども」

何より“私”が今出ようと思えた発言の意味を考えると、酷く珍しい事だが、貴方の会話に応えようと思った。
稀に一方的なツッコミを入れたくなって出た時は除くとして。

皮肉で言われているのは当然理解しているが、生憎別に気分を害すほどの心も持ち合わせていない。
正確には、他者と「会話」をしたのは何年振り?十数年振り?
うろ覚えだが、まあそれのせいで別に刺々しさなど気にならなくなってるのもある。

「つまりは今、アレがそぞろな気分で空っぽだから“実は隠れていた私が見えてる”って感じですね。まあ、聞き耳を立てたくなる話だったので、私も前に寄ってたせいなんですけども。

……アレに見つかりたくないんですよね」


朝になっても食堂に来ない。

寝起きが悪い方ではある。今も昔も規則正しく生活してきてない。でも、今日は食堂に来ない。

一人分にしては多い量のサンドイッチや手鞠寿司を持ってきて席に着いた。

端末から号外記事を眺めている。漢字だらけで、母の名前があること以外は殆どわからなかった。

母を愛している。今までも、これからも。

母が二人いる。尤も、母と慕うのは片方だけだが。

3日目迷彩

即答されて頷く。貴方が水面下で何を抱えているかも気付かずに。
貴方と貴方のルームメイトの間で何があったのか知る由もない。だから、単純に人がいるであろう場所は嫌がっているのだという推測しかできなかった。

「分かった。それ以外の場所で休もう。
今お前に必要なのは心と体を休める時間だ」

頭を撫でていた手を肩へ。とんと優しく撫ぜてから「掴まって立つといい」とそっと手を貴方に差し出す。断られてもどこ吹く風。気にすることなく涼しい顔で移動を始めるだろう。

【人】 9949 普川 尚久

>>3:+38 やかましいよぉ、鏡沼さん
 適当な発言を信じたような発言が聞こえたが、違ったら本人が訂正するだろう。特に何かを言おうとは思わなかった。

「んー……まぁ、そうな。僕らがここに居るのは、そう。
 でも、なんだろうな」

「その『ちょっとだけ』がどういうところで、
 どうしてかっていうのが分かったら、
 もっとちゃんと『普通』が出来るよって話さ。僕がしたのは」

 席を立って、食器を持つ。鞄は脇に挟んで行った。

「こうやって何かをしてもらってお礼を言える『普通』は、
 間違って『ちょっとだけ』の方だと思わんてね」

 そう言葉を投げれば、食器を片付け戻ってくる。

「ただいま。僕このまま帰るけど、あと何かある?」

 あなたの椅子の背もたれに軽く手を掛けて、見下ろしていた。
(3) 2021/09/24(Fri) 0:06:24

【人】 4274 素崎 真斗

>>3:32 南波
「お酒……は、ほとんど……お前が飲んだだろう」

それしか言えなかった。
質問が続くと二の句が繋げれなくなるのは悪癖だ。
だけどどうしようもなく思い出してしまう母の怖い目に、今もまだ囚われている。

”真斗は子供なんだからこんな問題わからなくて当然じゃない”
”この子をいくつだと思って”
”真斗だって勉強なんかより他のこと一緒に外で遊びたいはず”
”いいの、真斗はそのままで”
”いい子ね、そのままでいいの、私が守ってあげるから”

いい子にならなきゃ、母さんに嫌われてしまう。

言うとおりにしなきゃ、見てくれなくなる。

母さんは元気な普通の子供を愛していたから。

「俺の世界には、母さんしかいなかった……からね」

それが良いのか悪いのかは、わからない。
(4) 2021/09/24(Fri) 8:01:16
貴戸

「……ん。ありがと」

礼節に欠ける少年としては珍しい言葉だった。
遠慮がちに手を取り、ようやく立ち上がる。鞄を引き摺りながら、緩慢な動きで貴方に続く。
時々、割れた皿の破片を踏んだ。

【人】 3839 南波 靖史

>>4 素崎

「……世界に、母さんしかいない?」

その言葉に、何か引っかかりを感じた。喉に小骨でも詰まったような小さな違和感だけど。最近これに近い感覚を頻繁に覚える。

自分に両親はいない。
それは確固たる事実で、当然の事で、だからこそ皆のその問いの返答に何か心が落ち着かなくなるのが、酷く──酷く、何だろうこれは。
不安?焦燥感?或いは、まだ知らない感情?


   
物凄く大切な何かを、忘れている気がした。


「……一気飲みしたから酔ったかも。
 なんか、気持ち悪くなって来た。ちょっと捨ててくる……」

率直に吐くと言えばいいのに。
別段飲みなれまくっている訳ではないから当然と言えば当然だ。だからきっと、感じた違和感も慣れない酒のせいに、違いない。

またね、と律儀にそんな返事だけして、ふらふら立ち去るだろう。
(5) 2021/09/24(Fri) 11:31:37
食堂にて一人分にしては多い料理を二つに分けた後。
自分一人では食べる気が起きなくて、ふとぼんやりと手遊みにカメラをいじりながら食堂の窓の向こうを見やる。

窓からあまり離れていない場所で、二匹のトンボが仲良さそうに身を寄せ合っている姿が目に止まった。

「…………」

カメラの電源を入れた。

蜻蛉の交尾を撮影し始めた。

駆けつけた色んな大人に怒られた。

芸術点の高い美しいお辞儀で謝罪した。「ですがハメ撮りってこういう……」


朝。
朝と言っても完全に朝の定義から外れている時間。
昼。昼である。

今日も罪のないトンボがハメ撮りの刑に処されている。


「…………〜、」

大欠伸。
眠気を隠すこともしていない。
ダラダラのろのろと
ルームメイトの向かいの席へ腰を下ろした。



怒られた。我ながら意表を突く名案だと思ったのだが。ほら、外の人間だって人以外の交尾を見たい気分だってあるかもしれないし……知らんけど。

「……」

虫の交尾の映像を削除し、嘆息する。手の中に収まるカメラがやけに重く感じて、困ったようにとんと爪で機器を小突いた。

撮影、どうしよう。

天丼は如何なものかと思った。

闇谷

「!」

小豆色の瞳がにわかに丸くなる。
けれどその変化も一瞬のこと。瞬き一つ行えば、普段浮かべる仏頂面に戻っていった。

「……暁。おはよう。調子はどうだ?」

軽い挨拶をしつつ、既に取り分けていた手鞠寿司やサンドイッチをずいずいと貴方に寄せるだろう。

貴戸


「……………ん」

寝起きのローテンション。
貴方を一瞥すると、ぐりぐり瞼を擦ってから

「おはよ」

朝飯は食べない派だが
貴方が渡してくれるものなのでモソモソと口にする。



「腰が悲鳴をあげてる以外は元気。」


それを元気と言うのだろうか?

闇谷

「それは元気と言わないんじゃないか?」


思わず口にした。

「……俺の異能が誰かを癒すものであればよかったのだがな。痛みを感じないようにすることは出来ても傷や疲労の回復は出来ない。
今日は大人しく休んでいろ、暁。何か欲しいものがあるなら言うといい。代わりに動こう」

貴方がやってきたのを見て漸く自分も食事を取り始めたが、そのペースは普段と比べて明らかに落ちている。表情こそ分かりにくいが、貴方を心配そうに見ているのが原因かもしれない。

貴戸

ぐるりと視線を巡らせて
食堂内に、元気な最年少の姿を探し
居ても居なくても、んー、と呟く。

「や、いいよ。
 貴戸にはもうかなり助けて貰ってるし
 歩けない程じゃないし………、」

貴方の手を煩わせる程では、と言い掛けて。


「……甘えて良いんだっけ。
 じゃー甘いもん食べたい。持ってきて。」

村の更新日が延長されました。

 なおひー、静かな方がタイプ?
貴方の背中を見送りながら、言葉を反芻する。
『ちょっとだけ』、どうやら『トモダチ』の定義が違うらしい。見方が違うらしい。……あと、なんだったっけ。そもそも、『どうして』だったっけ?

「――難しいねぇ」


小さな言葉を吐き出し、近づいてきた足音と差した影に首を動かして貴方を見上げる。

「おかえりぃ。
んー……ううん。なんにもないや。なんにもないから、見かけたなおひーに声かけたの。お腹も空いてたし。
なおひーは暇〜?……って聞くと忙しいって言われそうだねぇ」

そもそも厳密に言えば今は暇な時間なんて、あってないようなもののはずだが。

端末を操作し、画面を見ていた。

普段なら教誨で使われる部屋に、ニュースキャスターの音声が反響する。
設置されたテレビには、夕方のニュース番組が流れていた。
それをただ眺めている。
観るのではなく、瞳に映しているだけだ。

笑顔のリポーターが、百貨店の催事場から中継をしている。
画面の中は、見たこともない果物でいっぱいだった。

甘いものを物色した。ヌガーsweetを見つけた。

 リョウちゃん
「リョウちゃんだ。何見てるのぉ?」

ひょこりと、扉から顔を覗かせる。
そのまま貴方の返事も待たずに部屋に入り、近づいていく。

「美味しそうだねぇ。食べたいものでもあった?」

リポーターの声と共に切り替わっていく色鮮やかな果物と、賑わうフロア。
こことは無縁の世界を眺めながらそう問いかける。

先日貴方が何をしたか、知らない訳ではない。
それでもこの少年の貴方への態度はいつも通りだ。
だって、まだ自分には向けられていないのだから。

 




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