人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志



『ルータイル』。

 さんきゅ。」

珈琲を受け取り、一口。
貴方に淹れてもらうとなんだか美味しく感じる。
(-253) osatou 2021/09/27(Mon) 1:19:55

【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人

小豆色の視線は波風立たない水面のような落ち着きを保ちながら貴方に注がれている。それでも、内側を荒らす不快感に耐えかね貴方が表にそれを露わにしない限りは気付くことなど出来ないのだろう。

首元の痕はさして気にも留めず、受け取ったタオルで拭える分だけ肌の上で滑らせて身を清めている。

「……。そうか。よかった、お前にも望むものはあったんだな。貰えるかも分からないものなのは少々気になるが……まあいい」

表情こそ変わらないものの、その声はにわかに柔らかくなる。
それ以上語ろうとしないことに気が付けば、自分に投げかけられた問いに意識を向ける。

「俺にもある。ちゃんとした形で与えられるかは、どうだろうな」

貴方と同じ言葉をもってそう返答した。
(-254) もちぱい 2021/09/27(Mon) 1:22:22

【独】 9949 普川 尚久

これは行動が変わらないので半分以上は事前に用意していた文章の榊秘話。たすけて。準備していた文章見直せていないの。おれはなにをしていた?? レスが返って来たら見返す事になるからいいのわよ。よくないのわよ。たすけて。
(-255) Vellky 2021/09/27(Mon) 1:24:51

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……む。
『ルージュ』


自分の珈琲を飲みつつ答える。雲行き怪しくなってきた。
(-257) もちぱい 2021/09/27(Mon) 1:27:05

【独】 9949 普川 尚久

えっちと向き合え……この時間はもう寝て起きたらで良くない? そうします。
(-256) Vellky 2021/09/27(Mon) 1:27:16

【秘】 0251 鏡沼 創 → 9949 普川 尚久

>>15
あ、軽くなった〜と貴方への負担も考えず呟く。
ふと漂った香りに、中身出ちゃってるのかなと薄ら思った。


そのまま止まらずに近くの部屋に入り、足で扉を閉める。

「着いたよぉ。……ベッドまで行く〜?」

バタンと閉まる扉の音を聞きながら、そう声をかけた。
(-258) sym 2021/09/27(Mon) 1:32:11

【墓】 0251 鏡沼 創

暴行現場を見た。
集まってなにやら騒いでいるのも。

みんな大変だなぁと、他人事のように思いながらそれを眺めていた。
だって他人事だもの。
自分に振るわれなければ、何が行われようと構わなかった。
……あ、でも早く仲直りしてもらった方が変な空気にならなくて楽だなぁ。

そんな事を思いながら皆が解散していくのを確認して、ちょっと遅れて食堂へと向かった。
(+81) sym 2021/09/27(Mon) 1:37:34

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「そういう時って『じゅ』と『じ』の
 どっち準拠だった?
 まあいいや、
 ひっくり返しただけみたいで悪いけど
『ジュール』
。」

カップを机に置いて
また貴方の膝に頭を乗せた。

「貴戸が悪いんだぞ。」
(-259) osatou 2021/09/27(Mon) 1:40:47

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……手強いな。持ちかけてきただけのことはある。

『留守番電話』


頭が再び膝の上に乗ると、先ほどと同じように丁寧に頭を撫で始めた。
(-260) もちぱい 2021/09/27(Mon) 1:45:44

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


『ワゴンセール』

 いや暇つぶしのつもりだったんだが……
 ここまで真剣になるとはな。」

瞳を細めて
貴方の手の温もりを楽しんでいる。
(-261) osatou 2021/09/27(Mon) 1:50:23

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「遊びであろうと全力で挑まなければ失礼だからな。
……む。…………。
『ルーブル』


考えている間だけ手の動きが疎かになった。ぴたりと止まったり、指がぴこぴこ動いたり。考え事があっても表情には出にくいが、指先だけ動かすのが癖のようだ。
(-262) もちぱい 2021/09/27(Mon) 1:54:01

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


貴方の指の動きに気が付いた。

「…………えー、
 うーん、
『ルチル』
。」

そっと手を捕まえて
指先に口付けを落とす。
(-263) osatou 2021/09/27(Mon) 1:58:58

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……っ、
『ルノワール』


口づけを落とされればぴくりとかすかに跳ねてから強張った。
言葉で直接抗議はしないが、空いた手で貴方の額を髪の上からぺちと戯れ程度に叩く。
(-264) もちぱい 2021/09/27(Mon) 2:02:28

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


「なるほど……? はじめからか。
くすりはいらない、きらいなんだ、つかうの」

ああ、得心いった。
つまり俺の異能は、世間からもこの催しからも必要とされていないわけか。
ここに居る間、耳に付いた制御装置が外されるまでは、一切それは使われることは無く。使うつもりもない。
それに対して、不満も違和感も何も感じなかった。
それが、おかしいことである違和感は存在する。
俺という人間が、抑えられ、異能という特技を使えないことが不満にならないわけがないのだ。
では何故、そんな感情がなくなっているのだろう。
全く見当も付かない。
(-265) toumi_ 2021/09/27(Mon) 2:06:22

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

「――――っ、……ぁ」

快楽は無くとも視界が制限される中、ぬち、と自分が拓かれていくのを感じれば、いやでも様々なものに敏感になる。
1本、2本。異物感は、そこから増していき、3本、4本目にもなれば、流石に声を漏らさずに居ることは出来なかった。
裂けるような苦しみでは無く、圧迫感と"異物"感。入れられたことのないものが、感じたこともない感覚を伴って、己のナカで蠢いている。気持ちが悪いのに、ソコを掠めるとビリッと電流が走るような刺激が身体をむしばみ震える肌と漏れる声が、それをあなたに知らせた。

いくらか解されれば次第に後孔は緩んでくる、酒のせいで抵抗する力は鈍く、もし影に抵抗する感覚を感じられてるのならそれに。無ければ後で、彼を押さえつけていた肌に抵触した部分が赤くなっているかもしれない。
それが、本能や自発的に反抗したのか、生理的な反応で逃げようとしたのかは別としてだ。

「も、……いれる、な…ぁっ……!」

何本だ? 数えたくもない、何が入っているんだ。影の異能であることは、察している。
だから、"これ"は、何なんだ。締め付ける度に感じられる複数と、受け入れている事実が何よりも気持ちが悪い。それにゆっくりと熱く反応し始めている、己の身体に対してもだ。
(-266) toumi_ 2021/09/27(Mon) 2:07:43

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志



「るみ、……
『ルミノール』
……。」

ぺちされたので
仕方なく手を離した。

「……終わらん気がしてきたな。」
(-267) osatou 2021/09/27(Mon) 2:08:41

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……。暁。分けにしないか?」

再び優しい手つきに戻る。

「……終わらない気がするが、どちらかというと追い込まれていたのは俺だったからな。続けていたらお前にも負けていたかもしれない。いつその時が来るか分からないが」
(-268) もちぱい 2021/09/27(Mon) 2:14:07

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「まあ、
 ずっと
る責め
した俺も悪かった。」

そうして勝負は引き分けとなった。
先に仕掛けて来たのはお前だが……と
ちょっとだけ唇を尖らせてみせた。

「俺お婆ちゃんっ子でさ、
 子供の頃によく負かされてたんだよ。
 年の功には勝てなかったな。」

ごろんと体勢を変えて
貴方の腹に顔を埋める。何となく落ち着くらしい。
(-269) osatou 2021/09/27(Mon) 2:27:46

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「いいや。それも勝つ為の立派な戦術の一つだ。そして俺の策よりお前のものが上回っていた。誇れ暁」

よくやった、と腹に顔を埋めてきた貴方を褒めるようにぽふぽふした。

「成る程な。その強さはお婆様との戦って掴んだものか。どうりで勝てないわけだ。

……負かされたとしても、こうして戦術などを身に付けていけば差がある知識量をカバーする事だって出来る。
やりようはきっとある筈だ、いつかお婆様に勝てる日も来るだろう」
(-270) もちぱい 2021/09/27(Mon) 2:36:52

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「んや、勝ち逃げされてる。」

ぽふぽふを受けて機嫌が良くなり
ぎゅっと顔を押し付けた。

「今年入ってすぐかな、寿命で。
 うち両親も早くに亡くなってるから
 生活の知恵は全部お婆ちゃんから。年の功、強いぞ。」

普段と変わらない声色で
欠伸をしながら語る。
(-271) osatou 2021/09/27(Mon) 2:46:46

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


「ンぐっ、……っ……」

自分よりも体格の良い男の太い指。それで上顎を擦られる度に息苦しさから声が溢れ、舌を指で嬲られる度に、吐息混じりの言葉を封じられた音が漏れる。

  でも、まだ。

  まだ、やだ。してくれないなら、
  甘く飲ませてくれないなら、

  ほら、早く破りなよ。『ただしい子』を。
  面倒だと喉奥に突っ込めばいい。
  飲まないお前が悪いと無理やりすればいい。
  できないのかな、模範囚さん。

  それほどまでに、
  早くここを出たい何かがあるのかい?


貴方の視線に目を細めて、抵抗の意思を緩めない視線を交わす。苛立ちか、愉悦か、その瞳に映る感情がどちらかだけなら、今くらい花を持たせてやろうとも思ったが。

そんな目をされたら、自分で飲む気なんて消え失せた。意地でも君に判断させる為に。……あは、錠剤。結構溶けて頭回ってるのかも。でもそれは相手も同じだろうから、その選択を心待ちにする昂りは、薬のせいにしていいかな。
(-272) poru 2021/09/27(Mon) 2:51:29

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

手が一瞬止まる。
貴方の頭から少し離れて、彷徨うように宙を泳いだ後。
そろりと優しく貴方の髪の上に戻ってきた。

「……悪いことを聞いたか。すまなかった。
……ああ、でも。お前はお婆様から沢山贈り物をいただいたんだな。良いことだ。
俺がお前に完全に共感するには難しいかもしれないが、大切な人から何かを貰う喜びなら理解できる」

ぎゅうとくっついてくる貴方の頭を、丁寧に撫でながらそう紡ぐ。
(-273) もちぱい 2021/09/27(Mon) 2:59:10

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志



「全然。
 謝られる方が何か、
 こっちこそ聞かせて悪かったと思うから
 いつも通りで大丈夫。」

事実として割り切っている。
だからこそ、外に未練が少ないのもあるが。

「へえ、大別な人から。誰だ?
 貴戸の家族の話って聞いたこと無かったかも。」
(-274) osatou 2021/09/27(Mon) 3:06:15

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「?お前だが」
(-275) もちぱい 2021/09/27(Mon) 3:07:15

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「───えっ?」


素で驚いた。
俺?

「なんかあげたか?
 ケーキ? また作るか。」
(-276) osatou 2021/09/27(Mon) 3:12:49

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

表情の変化こそなかったものの。
くす、と吐息混じりの笑みが薄い唇の隙間からこぼれ落ちた。

「お菓子もそうだが。何も見えるものに限った話じゃない。
お前とこうして過ごす時間、お前の好意そのもの。

お前が俺に向けてくれるもの全てだ」

髪を梳き、その間から見える肌へと指を伸ばす。頬を静かに撫でながら、語りかけるようにゆっくり貴方へ想いを伝えた。

「俺が家族から貰ったものなんて、貴戸という家を栄え絶やさず繋ぐ為に必要な技術や知識くらいだ」
(-277) もちぱい 2021/09/27(Mon) 3:22:55

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「…………」

くすぐったい。
手の感覚が、貴方の言葉が。

「言って良かった。好きだ、って。
 ……実は何時からかって覚えてないし、
 何が好きってのがある訳じゃないんだよな。
 気付いたら、好きだった。
 好きだと気付いたら、もう全部が好きになった。」

腕を伸ばしてぎゅっと抱きしめる。

貴方はあまり家族の話をしない。
こんな場所に来るくらいだ、話して気持ち良くもないのだろう。

「まあ、悪くないな。
 お前をいちばん好きな人間は俺なんだってのは。」
(-278) osatou 2021/09/27(Mon) 3:31:07

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「……。
俺は別に自分の事を好きとも嫌いとも思っていないが、それでもお前に好かれる部分がある人間だとは思っていなかった。お前と違い、自分勝手で薄情な人間だからな。
……だから、今もまだ信じられないでいる」

抱きしめてくる貴方が愛おしくて、絶えず頭を撫で続ける。

「ああ。俺は自分が満足に呼吸できる場所さえあればそれでよかった。その為に一人になったとしても文句なかった。

でも……お前のおかげで、日々を過ごすのが『楽しい』と思えるようになってきたんだ。一人きりなら例え生きやすくなったとしても、そんな感情を抱くことは難しかっただろう」

口元を綻ばせる。
自然に浮かべるようになったこのはにかみも、一人で生きる事を決めていたらきっとずっと縁のないものだっただろう。

「俺はお前が一番好きで、お前さえいてくれればそれでいいんだ」
(-279) もちぱい 2021/09/27(Mon) 3:42:30

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「……最初は、カタい奴だと思った。
 気が合わないかもなって。お前、ほら、几帳面だし。
 それでも一緒に過ごしてたらさ、
 意味分からん事し始めたり、負けず嫌いだったり、
 目が離せなくて、
 ………名前を、呼ばれ始めた頃には、多分、好きだった。」

そこからは、好みが全部貴方に染まった。

「……もうお前は、一人にはならないよ。
 頼まれたって離れてやらない。」

そっと腕を離して貴方を見上げる。


「──嗚呼、お前って、そんな顔するんだな。」
(-280) osatou 2021/09/27(Mon) 3:58:33

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

好きという感情はもっともっと甘ったるいだけのふわふわしたものだと思っていた。
それなのに、自分の中に生まれた好きは愛しくて愛しくて、たまらなく嬉しさが募って押しつぶされそうになるほど苦しくなってしまうものだった。

「ああ。願わくば、ずっと傍にいてほしい。
お前で満たされる幸福を知った今、お前がいなくなってしまったら。
…………もう世界のどこにいっても、満足に呼吸ができる場所なんて無いだろうから」

その苦しさと嬉しさが混ざり合い、涙となって飛び出そうとしてくる。ああ、嬉し泣きとはこんな風に生まれてくるのだろうか。

「……自分の顔のことなどよく分からないが、もし変化が生まれたのだとしたら。それはきっとお前のお陰だ、暁」
(-281) もちぱい 2021/09/27(Mon) 4:10:36
 




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