7734 迷彩 リョウ(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/24(Fri) 21:22:21 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+22 ……果物はミキサーに詰め込まれると、 粉々に砕かれスムージーへと生まれ変わる。 リポーターが試飲を始めた直後、 画面が慌ただしいスタジオに切り替わった。 若いアナウンサーがスタッフからコピー用紙を受け取っている。 コメンテーターたちにも同じ物が配られているらしい。腰を低くしながら走るスタッフが、カメラの前を横切った。 (+23) 2021/09/24(Fri) 21:24:04 |
7734 迷彩 リョウ(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/24(Fri) 21:24:33 |
7734 迷彩 リョウ(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/24(Fri) 21:24:56 |
7734 迷彩 リョウ(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/24(Fri) 21:25:15 |
7734 迷彩 リョウ(匿名)は、メモを貼った。 2021/09/24(Fri) 21:25:38 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ (+24) 2021/09/24(Fri) 21:26:48 |
普川 尚久は、ふら、とテレビのあるその場所を訪れていた。目の前で画面を見るその人と同じ名字の誰かの話がされていた。 (a4) 2021/09/24(Fri) 22:03:33 |
普川 尚久は、なんとなく、そのままそこに立っていた。 (a5) 2021/09/24(Fri) 22:03:44 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>9 ママ なおひ〜〜〜!(クソデカ文字装飾略)「あ〜。だから料理してる人、多かったんだぁ。……オレはここでしたい事、あんまり浮かばないなぁ」 いつもと変わらぬ間延びした声を出して、にこにこと見上げる。視線がかち合うことはきっと、なかった。 そもそもこの少年は以前から趣味という趣味がなかった。 読書はたまにしていたけれど、それも話題のため。料理は火も刃物も扱うから避けていた。 故に、鏡沼も貴方と同じくだらっとしたり、今のようにヒマそうにしている誰かに声を掛けている事がほとんどだっただろう。 「ほんとぉ?じゃあお話しようなおひ〜! 普通の事とか好きなご飯の話とか、いろいろ〜」 お茶飲みたいだのなんだの言ったりしながら、貴方と暫しお喋りをしただろう。 (+25) 2021/09/24(Fri) 22:09:22 |
普川 尚久は、肉豆腐が気に入ったらしい。闇谷と話せそうな時に話そうと思っている。 (a7) 2021/09/24(Fri) 22:16:13 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+22 >>+23 >>+24 リョウちゃん そうなんだぁと、返事をする前に。聞き慣れた速報の音に画面へと視線を戻す。 以前聞いたニュースかも。よく覚えていないけれど。苗字が一緒だなぁ。 ―――死んじゃうんだなぁ。 「あれが、リョウちゃんの?」 視線を貴方に戻す。 貴方の笑顔を見て、へらっと笑った。 「似てないね」 ―――切り替わった画面の中で、海を見ながら『家族』が笑う。 先ほどの女性と隣の少年のようだった。 偽物の家族はどれだけ寄せても、本物にはなれない。 本物の家族はどれだけ忌み嫌われても偽物になれない。 「なんだってって、どんな事してもらったの?」 (+26) 2021/09/24(Fri) 22:47:13 |
黒塚 彰人は、室内へ意識を傾ける。そのニュースと彼らの話を、冷めた顔で聞いていた。 (a11) 2021/09/24(Fri) 23:02:15 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+26 カガミン 「 そりゃそうだよ、他人だもん 」目線はテレビに向けたまま。 「でも血の繋がった家族だよ」 口角は上がったまま。 「どんな事……うーん、たくさんあるからなぁ」 コマーシャルはまだ続く。夕方という時間帯故か、家族向けの内容が多かった。 スーパーで買い物をする家族。 新居で暮らす家族。 食卓を囲む家族。 全ての笑顔が、似ていない。 (+27) 2021/09/24(Fri) 23:27:18 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+26 >>+27 それでも少年は笑う。 「ね、カガミンはさ。 どんなオレのことも 友達 って言ってくれる?」「仲良くしてくれる?」 大人たちからの口止めは、少年にとってあまりにも曖昧だった。 母の罪を言うなとは言われていないし、 己の異能について言うなとは言われていない。 ……それは明言されていないだけで、全て言外に示されていたが。 そんな遠回しな言いつけが、少年に伝わる筈もない。 (+28) 2021/09/24(Fri) 23:28:49 |
普川 尚久は、初めて知ったような相手の反応に、ん?となった。 (a13) 2021/09/25(Sat) 0:25:24 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+29 >>+30 カガミン 「そっか、そうだよね。ヘンなこと聞いてごめんな?」 貴方に顔を向ける。 可笑しそうに笑って、また正面を向く。 「オレね、いつも誰かの身体にいるんだ」 「その身体ね、母さんがいつも用意してくれてた」 「母さんはすごいんだ」 チャンネルを回す。既にどのチャンネルも似たようなものだ。 目的の内容を見つけたのか、リモコンから手を離す。 その番組では、犯人の動機についての解説がされていた。 貴方にちら、と目線をやる。 見ろ、ということらしい。 (+31) 2021/09/25(Sat) 1:01:06 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c15) 2021/09/25(Sat) 1:01:28 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c16) 2021/09/25(Sat) 1:01:45 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c17) 2021/09/25(Sat) 1:02:07 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+29 >>+30 「別に誰の体でもいい。 ……ああいや、今より小さいのはヤダな。 今より大きい体なら、誰だっていいんだ」 椅子に背を預け、僅かに遠くなった画面を眺めた。 「もしこの身体を着替えたくなっても、 カガミンとカガミンの友達には手を出さない。 約束するよ」 少年の言い分を信じるなら、相手は誰でも良いのだろう。 わざわざ知人友人に恨まれる人間を選ぶメリットもない。 (+32) 2021/09/25(Sat) 1:03:08 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+31 >>+32 『リョウちゃん』 いつも誰かの身体に いつも用意して ―――あぁ。 本当に 『血が繋がっていない赤の他人』 で『血の繋がりのある家族』 ……あるいは『そうであった』のだと。理解できた。 なんでだっけ? 理解した。 きっと些事だ。 促されて視線を移したテレビから流れる音声を聞く。 貴方の声を聞く。思考に結論を出す。 「そっかぁ」 「それならいいや。心配しなくても、リョウちゃんは『トモダチ』だよぉ」 へらっと笑った。 鏡沼創の認識している『トモダチ』のようなものだと、理解をした。 その上で、自分に害がないのならと貴方を容認した。 「……その身体、今はもう『リョウちゃん』だけ?」 (+33) 2021/09/25(Sat) 2:37:37 |
普川 尚久は、榊に、ぺち。 (a14) 2021/09/25(Sat) 3:33:19 |
普川 尚久は、榊に、ぺち…。 (a15) 2021/09/25(Sat) 3:34:11 |
【人】 9949 普川 尚久 (10) 2021/09/25(Sat) 4:31:55 |
9949 普川 尚久は、メモを貼った。 (a16) 2021/09/25(Sat) 4:40:55 |
【墓】 4432 貴戸 高志>>+21 闇谷 指をぴたりと止め、貴方の様子を伺う。 フードを引っ張る仕草を見やりながら脳裏で誰かの声が蘇る。 ……本当なら恋人同士がするようなことで、してるのが誰でも、 見たら恥ずかしくて、見られたら恥ずかしくて、 二人だけでするはずの秘め事で。 「……ああ、すまない。配慮が足りなかったな。 次からは二人きりの時だけにする」 一度菓子を置いて淀みなくそう答えた。 ……ああ、もしかするとこれも秘め事にするべきことなのだろう。暁には悪いことをした。 ……。 ………………? 何かが頭を引っかく。引っかくが、その正体が掴みきれずに思わず小さく首を傾げた。それも些細な事でしかなかったから、すぐに貴方の話に耳を傾けることにしたが。 「これか。厨房を覗いたら最後の一皿だったんだ。食べ足りなかったらまた後で頼むとしようか」 なお、この後どこかの参加者によって白と黒のヌガーが振る舞われる事になるが……二人は果たして手に取るのか。それはまた別のおはなし。 (+34) 2021/09/25(Sat) 4:59:02 |
【人】 3839 南波 靖史 (11) 2021/09/25(Sat) 5:19:56 |
【墓】 4432 貴戸 高志>>+36 闇谷 「???ああ、分かった。 暁、そんなにあのお菓子が気に入ったのか……覚えておくか……」 厨房へと立ち向かう貴方を見送った。あまりの勢いだったので目はまんまるだし首はこてんと傾いた。堅物人間のテンションだけ置いてけぼりだ。 それからしばらくしてやって来た貴方の皿に視線を注ぐ。 先程自分が持ってきた物と違う見た目に、少しだけ興味が芽生える。 「うん?随分早い補充だな。だが先程俺が持ってきた物とは些か中身が異なるみたいだな。味も違うのだろうか……」 続くように菓子を手に取り、口へひょいと運んだ。 すぐに効果はやって来ないが、後ほど18%発情するだろう。 (+37) 2021/09/25(Sat) 5:51:11 |
【墓】 4432 貴戸 高志>>+38 闇谷 「色合いなどが微妙にな。違うと思うが、どちらにせよ満足いく味なら問題ないな」 貴方が和菓子を、特にみかん大福を好んでいることは覚えている。だからこそ、ヌガーを面白い勢いで食べ進めている光景が少しだけ珍しく映ったのかもしれない。 もう一つおまけに摘みながら、一瞬流れた貴方の視線を追いかける。視線の先にあったのは端末だ。でもそれだけでは疑問も何も浮かぶことはなかった。すぐにお菓子や貴方へと目を向けるだろう。 どれだけ穏やかな時間を過ごしていても、貴戸の手元には朝食の席に置くにしては無粋な撮影機器が異物のように鎮座していた。その存在感はまるで逃れる事はできないと言外から伝えてきているようではあったが、本日手渡された少年はまるきり無視をした。 今は貴方と過ごすひとときを楽しみたい。 あまりに拙い現実逃避かもしれない。けれど、それでもいいと少年はルームメイトであり想い人でもある貴方としばらく他愛もない話に興じるだろう。 腹の奥底に火が灯ることに気付くのは、そして己に課せられた義務に苛まれるのは、まだもう少し先の話。 (+39) 2021/09/25(Sat) 6:50:28 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+33 カガミン その笑顔を見れば、目を細める。 少年は友人関係に疎い。それよりも、利害関係の方がずっと単純だ。 貴方との関係は、無知な少年にも分かり易い。 「よかった〜。皆さぁ……あ、母さん以外だけど。 身体が違うだけでオレだって信じてくれないんだもん。 でもカガミンなら大丈夫だね。またすぐ友達になれる」 心底安心した、という口振りで笑い続ける。 が、問い掛けには目を丸くする。 笑顔が消え、数秒間の無言。質問の意味をすぐに理解できなかったらしい。 「……うーん?どうだろ。 どっちも……みたいなこと言われたかも。 身体調べた時にオッサンたちが色々話してたけど、 何言ってんのかよくわかんなかった」 恐らく。 貴方は、人格について尋ねたのだろう。 しかし意図を測り切れなかった少年からは、ズレた返答が返ってきた。 ひとつの身体にひとつの人格。 この少年の中で、それは当然であり、前提であったから。 (+40) 2021/09/25(Sat) 7:48:38 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c18) 2021/09/25(Sat) 7:49:07 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c19) 2021/09/25(Sat) 7:49:31 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c20) 2021/09/25(Sat) 7:49:54 |
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。 (c21) 2021/09/25(Sat) 7:50:12 |
迷彩 リョウは、指切りをする。……小指に込められた力は、指切りにしては少し強かった。きっと、不慣れなのだろう。 (c22) 2021/09/25(Sat) 9:56:31 |
【墓】 0251 鏡沼 創>>+40 『リョウちゃん』 この少年も難しい関係がわからない。 ふたつに分けてしまえば事足りたのが少年の世界だ。 単純な関係で満たせてしまえたのが、少年の世界だ。 「そりゃあそうだよぉ。だって見た目って大事じゃん?オレだって、この話聞いてなかったらまったく違う人が自分はリョウちゃんだ〜って言い始めても、すぐには信じられないもん〜。 でも、もう聞いたから。次はすぐにトモダチになれるねぇ」 言葉を紡げない貴方を、笑みを消した貴方を、見る。 「あはは。言葉が足りなさ過ぎたかな。 その身体にも、前は誰かがいたんでしょ? そのヒトはまだそこにいるのかってコトだよぉ」 貴方の中心。心臓のあたりを指す。 「リョウちゃんが新しいリョウちゃんになったら、元のヒトに戻るのか。それともなんにもなくなっちゃうのかって思ったの」 『鏡沼創』はひとの保有できる人格はひとつではないと、理解している。 (+41) 2021/09/25(Sat) 13:30:05 |
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