人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【独】 7734 迷彩 リョウ

>>+91

PLは泣いてる
リョウちゃんは何もわかってない顔してる

どうして
(-319) 2021/09/27(Mon) 16:53:56

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「怒ってない。
 これから知っていってくれ。」

くすくす笑う。
貴方のおかげで、
表情には喜色が浮かぶばかりだ。


「触って欲しい。高志に。」


名前を呼ばれはじめた頃から密かに始めた、
貴方の名前を呼ぶ練習が、この頃やっと役に立っている。
(-320) 2021/09/27(Mon) 17:00:06

【置】 9949 普川 尚久


「素直に努力する子は応援したくなるな、上手くいくといいね」

 そう寄り添うように言って、返ってきた言葉に対して
 『ああ、うん、やっぱりなぁ』なんて思ったことだけを、
 僕は形にしたことにした。
 きっと誰も良いことだなんて言いやしない。  
 だからお揃いの少年に向けた言葉は素直だった。




「小さな失望が沢山積み重なってそ。可哀想に」

 そう嘲るように言って、返ってきた言葉に対して
 『
            
』とか思ったことを、
 僕は全然形にしていない。
 ただ、この後からは出来たら叶えたげようと思った。  
 お揃いが素直にいやだった。鏡に映したみたいなとこに居ないでほしい。




「そうしてほしい気分だったから」

 そうなんでもないように言って、返ってきた言葉に対して
 『悪いことをしたな』と思いそうになったのを、
 僕は形にしなかった。
 別にどうでもいいと思ってくれると思ったから、頼んだのに。なぁ……。  
 悪いことなんてしなかったから、自己満足だけ後でしに行こう。



ちょっとした何かくらいは、叶っていいはずなんだよ。ああいう人ら。
(L1) 2021/09/27(Mon) 17:10:41
公開: 2021/09/27(Mon) 17:10:00
9949 普川 尚久(匿名)は、メモを貼った。
2021/09/27(Mon) 17:10:46

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

笑う貴方につられるように、少年もまた表情を和らげる。貴方が笑っていると、自分も嬉しくなる。

「ああ、知っていきたい。
…………沢山教えてくれ、暁」

今だけ呼ばれる特別な名前。
くすぐったそうに、まぶしそうに目を細めて反応する。
名前を呼ばれるだけでこんなにも温かな気持ちになるなんて思わなかった。

「暁、好きだ」

なんて捻りのない言葉だろう。胸の内にある気持ちを表すものにしては非常に物足りない。
だから、言葉の代わりに行動で示そう。触れ合って気持ちを伝えよう。

背中に腕を回して、二人で共に畳へと沈もうとする。
狭い箱庭のなかで続く狂った宴、その合間のわずかなひととき。
長いような短い時間の中で、少年は真っ直ぐな「好き」を貴方に贈るのだった。
(-321) 2021/09/27(Mon) 17:14:17

【独】 9949 普川 尚久

>>L1
鏡沼さんにも同じように思っているはずなのに、
鏡沼さんだけ理由を思い出せないんだよなぁって。

だから、トモダチだからが理由だね。
(-322) 2021/09/27(Mon) 17:18:15

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>【食堂】 >>+91

立ち上がった貴方に、少年は目を丸くした。
大したことを話したつもりなど、微塵もなかったから。

死ねと言われたことが悲しかったわけじゃない。
自分の夢を、生きる理由を、
ちっぽけなものだと扱われたことが悲しかった。


貴方の感傷が、理解できない。

「やっぱりそうだよね?
 ここで死んだら、同じじゃないもん」

故に。
的外れな言葉を、そうと気付かず平然と返した。

「でもさ、でもさ。望まれて産まれただけじゃ、」

ほんの数年で見える世界と常識は一変した。
無学な少年でも、大人達が何を言わんとしているかは察しがつく。

「────生きるのを許された、ってことにはならないよ」


これは曲論だらけの少年が学んだ、数少ない正論だ。
(+92) 2021/09/27(Mon) 17:22:34
普川 尚久は、「ね。全然同じじゃないの」 一部だけ拾って、呟いた。>>+92
(a66) 2021/09/27(Mon) 17:25:42

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

「っ、はっ、……あっ」

ゾクゾクと背筋に走る不快感と快楽。鳥肌が立つようなこの感覚はどちらのものかすでにわからなくなっている。
激しいともつかず、確かに質量を増やし続けられるそこは、己の体の一部であることを否定したくなるほどに変わり始めていた。

どれもが触れるだけのもどかしさを与えてきて、   と強請る浅ましさに嫌気が差した。

「こえ……?」

いやな予感が、する、イヤな予感がした。だけど、

「あげ、たく……ないっ……ふぁっ、ぁっ、…」

甘い声も、俺の声も聞きたくない、縋るように助けてと、口だけが動いた。なにかが、これ以上来る前に。怠惰に揺れた瞳は眠気に連れて行かれることを拒んだ。
(-323) 2021/09/27(Mon) 17:26:36

【独】 9949 普川 尚久

えっちありがとう。たすけてくれ。たすけてくれ。えっち。は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おれこれからこの人につっこむ文章書くの? どうして????
(-324) 2021/09/27(Mon) 17:29:14
貴戸 高志は、少年の言葉の何処かを拾い上げて食事をつつく箸を一瞬ぴたりと止めた。>>+92
(c62) 2021/09/27(Mon) 17:34:35

貴戸 高志は、何事もなかったかのように食事を進める。ふと家族の事を思い出したが、もう関わりのない話だ。
(c63) 2021/09/27(Mon) 17:35:27

【赤】 3839 南波 靖史

 
「へぇ。珍しい事を言いますね。非なるとは散々言われましたが、
 “似てる”が入っているのは初めてです。どう言う事ですか?」

気だるげな顔から少しだけ疲れが消える。
少し前に期待して、また落胆する羽目になったから止めようと思ったのだが。これは期待とは少し違う、同類の可能性への興味だからいいだろう。

「別に“お前”でいいですよ。気付かれたくないって言いましたし。
 下手に名前をつけると、アレにバレると困ります。

 ……アレの中では私、もう消えた事になってるので。
 思い出すと暴走しかねませんから。私の事大好きすぎるので、あの子」

最後の最後、気を抜いたせいか、
今までの声色と違って少し苦笑に近いものが零れた。
(*5) 2021/09/27(Mon) 18:36:41

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「運営の、……いや。違うな。
ここの上の人間に呼ばれていたんだが、少なくとも調子に乗っているやつらの声は聞けると聞き及んでいたが、全くもってなかったらしい。どうせ伝達ミスか俺の怠惰のせいなんだろう」

なんだか、ぼんやりと瞳を揺らせば、勝手に部屋に入ってくるらしい。
あまりあなたに意識を向けている様子はない。

「……誘った手前、あとのことを話そうと思ってな。
ただの縁だ、戯言と思っていいんだが―――きっと一人ぐらいには覚えてほしかったんだろう」

聞いてくれるか? とは聞かなかった。お前は舞台に上がった大根役者だ、そして共犯者はひとりでに語る。あなたに勝手にその役を押し付ける。
それでいい、お前を一人前だと決めつける。

「俺は、あと少しで。
いなくなる。

愉快に踊れるのはあと数日だろう、なにかしてほしいことはあるか?」
(-325) 2021/09/27(Mon) 18:38:10

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤

「ほんなら、」

 言うや否や、ごぽりと蠢いた影が口を塞いだ。形の定まり切らないそれは中にまで広がって、歯列を撫ぜ、舌をさらって弄ぶ。噛みついても妙な弾力が返ってくるだけで、なんにもなりやしなかった。

「……見えてないけど、見えてない方がいいよな?」

 ぐわん、一瞬、天地が分からなくなったかもしれない。影が動いて、あなたをひっくり返した。身体を前に折っての前傾姿勢。
 尻を突き出す形になるのと、顔を見られているのと、どっちがマシなんだろう。顔なんてもう殆ど隠れてしまったから、その点で言えばそのままの方がまだ良かったのかもしれない。

 腕は前の方で絡め取られて、少し下。流し台か調理台かは分からないが、それくらいの高さの辺に手が触れた。影達と違う、形のある物。
 力を込めても込めなくても、体勢は大して変わらない。身体はしっかりと支えられている。快楽による行き場の無い衝動をぶつけて誤魔化しやすくなっただけだ。

「・・・・・・・・・・・・」

 無言のままに引き抜かれた粘液濡れの細い影達は、今度は頭をもたげているあなたの性器に触れた。あなたのナカでぬくもった体温が、そのまま移ったようななまあたたかさだった。
 雁首をつつき、竿を上下に扱いて、睾丸を転がす。遊んでいるかのようだが、子どものそれよりは明確に目的を持っていた。

「あのさぁ、、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「……いいや。口はずしたくなったら、自分の肩叩いておいて」

 あなたの上と下以外から、水音が聞こえ出した。
 彼の短い呼吸も。
(-327) 2021/09/27(Mon) 19:04:05

【独】 9949 普川 尚久

Si おれたちはなさけない。
(-326) 2021/09/27(Mon) 19:04:43

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「俺は人の思考は知らないからわかんないね」

嘘。
少なくとも、相方と相談はしていた。
適当でも、指示を受けた訳でもない。
この男は納得しない限り、選ばない。意外にも意固地だから。

「別に?潤くん、元々俺たち側だったし。
 特別なにか思い知らせてやるー。とかそう言うのもないでしょ。

 だから俺、伝えに来ただけ。後でビデオカメラ持たされるだろうから、頑張ってね。ってさ」

それじゃ、と。何時もより早口でそう伝えて、何か呼び止めなり制止がないなら立ち去ろうとするだろう。
(-329) 2021/09/27(Mon) 19:10:10

【独】 9949 普川 尚久

この無言は何? 耳塞ぐかなぁって思ったけど、急にそこまで何もかもが分からない状態になる方があれかもなって思ったやつなのだわ。声聞かれたくはないからしいて言うなら塞ぎたいけど。何するよ〜とかの声は掛けていた方が不安はないよなと思いたすけて(PLがまろびでる
(-328) 2021/09/27(Mon) 19:11:41

【赤】 8435 黒塚 彰人

「俺も、人間ではないからだよ」

 ちらりとカメラを、マイクを気にする動きを見せつつも。
 記憶を選り分け、言葉を選んで話を続ける。

 最も簡単な方法と知りながらも口を噤むことを選ばなかったのは、たぶん、ただ話をしたかったから。
 同類への――普通でないものへの、期待。それをこの男も有していた。

「異能によってうまれた生き物。
 ……まだ人間として認められていないと言えばいいか?」▼
(*6) 2021/09/27(Mon) 19:24:39

【赤】 8435 黒塚 彰人

「『父親』が……俺を作った、あの人は。
 そうだな。俺のことが、好きだったんだろう」

 瞼を伏せ、言葉を吐く。
 笑いの一つも零れていないのに、どこか穏やかな声色をしていた。

「おかげさまで、難儀している。
 ――で? お前、“アレ”は“お前”をどう好いたんだ」

 少年に倣って、呼び分ける。
 消えたはずのお前の話を、聞いてみようかと思った。それが短くとも、長くとも。
(*7) 2021/09/27(Mon) 19:28:48

【赤】 3839 南波 靖史

 
「成程。私の場合は、一時期は半共存のような形でしたが。
そちらはそもそも“別個体”として存在は出来るんですね。

それ、アレが知ると喜ぶから教えてあげるとどうですか?
最も私が見ていない際に、そう言う会話は出ていたかもしれませんが。あくまで私は“本元”ですし、近いのはアレの方でしょうから」

別段、今の『南波靖史』をしている異能は、自分が人ない事を隠してはいない。話に流れがあれば、容易に話していた。

それでもまさか“自分と同じ異能そのもの”が居たとは想像だにしていなかっただろうから、知ると喜ぶのはそうだろう。

 ▼
(*8) 2021/09/27(Mon) 19:56:36

【赤】 3839 南波 靖史

 
「そうですか」

貴方の気にする先を、視線の先を薄ら確認する。
この状況で、全てを正直に話す気がない──そもそも不可能な事も勘付いている。

本当に貴方の言う相手が『父親』なのか、違う存在なのか。気にはなったが確かめられる状況ではないけれど、どちらにしてもその声色だけで少しだけ慰められた気分になった。

……自身の異能に対しての罪悪感は、0ではないから。


「中身や記憶が同一なのかは、気になるし本当はお話したかったのですが。……もうあまり時間もないでしょうし、それは“全部終わった”後に。気が向いたらアレに話してあげて下さい」

この演劇が終演を迎えた時、ここまで監視も盗聴も厳重じゃない──個人の会話同士くらい、誰にも聞かれない時間が生まれる。それは、この役職についてる自分だからこそ、知っていた。

 ▼
(*9) 2021/09/27(Mon) 19:58:49

【赤】 3839 南波 靖史

  

「──この現代社会における、」

「“ただしい好き”と言う感情を、持って生まれませんでした」



それを指す対象は、これを語る『本人』か『自我のある異能』か。或いは──『両方』なのか。そのどれかは、語らない。

「どう好いたんだ」の問いに、ただ。
「うまれつき他者の事を正しく愛せなかった」
と、付け加えた。

曖昧な言葉のそれは、少なくとも『ただしさ』を重視する社会では、許される方向性の愛ではなかった事は理解できるだろう。
 
(*10) 2021/09/27(Mon) 20:02:51

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 4432 貴戸 高志

 ちろりと、姿勢はそのまま、視線だけを隣へ向けた。

「さあな。……この企画が、テストを兼ねているんだろう。
 及第点が取れれば、それなりに与えられる」

 そのはずだ。
 
……本当の願いは二度と、叶えられない。
それは不許可ではなく、不可能。不可逆。
同時に、不道徳ともされた。だから、誰にも明かしはしまい。


「なあ、お前。……高志。ここを出て、どうする」

 また、いつかと似たような言葉を重ねて。
 今度ははっきりと思い出した。夢を描く、少年の顔を。
(-330) 2021/09/27(Mon) 20:13:25

【墓】 1117 闇谷 暁

>>【食堂】
>>+92


口を一文字に結ぶ。
具材が沈殿していく味噌汁の色が、薄くなっていく。

貴方はいつだって変わらず、理解してくれない。
けれどそれで構わない、理解し合うだけが『友人』ではない。

だから。

生きるのに許可なんて、いらない。

 誰の許可が必要で、
 誰にダメだと言われて死ぬんだ。
 もっと好きに生きて、良いんだよ……」

好き勝手に、言葉をかける。

「リョウは、
 誰かに許されないから死ぬのか?」

貴方からそんな言葉が出た事が悲しいと、
そんな想いだけは、知って欲しいから。

「だったら俺は、
 お前が死ぬのを許したくない。」

             
正論なんて、くそくらえ。
(+93) 2021/09/27(Mon) 20:19:02

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「……結局、その程度か」

誰に対しての言葉だったか。
あなたに対してにしては、少し空虚で。
自分のことにしては、他人事のような声色。


「……お前、あの異能は、はじめから使えたんだよな。
この、趣味が悪い企画が始まってから。
……俺は使えるようにならなかった。
……なぁ、俺の研いだものの方が必要とされていないと思わないか?」

本当に使われていないハサミはどこの誰だろうな。

「それではごきげんよう、いい写りは期待するな」
(-331) 2021/09/27(Mon) 20:24:59

【独】 7734 迷彩 リョウ

レス返そうとすると頭の中の某民俗学者が出てくるので困ってる
俺は今リョウちゃん 
リョウちゃんはそんな難しいこと言わない
(-332) 2021/09/27(Mon) 20:29:50

【秘】 4432 貴戸 高志 → 8435 黒塚 彰人

「そうか。及第点以上を取れていることを祈ろう。文武両道であれと幼少からきつく言われてきたが、こんな分野は初めてだからな。未知数だ」

流れるような動作でネクタイを結ぶ。さして時間がかからないうちにいつも通りのきっちりした首元に戻った。
作業を終えて、手を下ろす。

小豆色の眼は、ゆっくりと貴方を見据えた。

「どうするも何も。ただ生きる。それだけだ。

俺にとって何より大切な者と共に生きて、なんてことない日々を過ごす。

真実はどうあれ俺もあいつも罪を犯した人間ということになっている。だから少なからず指を差され、心ない言葉をぶつけられるかもしれない。

あとは……そうだな、俺は今まで貴戸という家の都合のいい存在として首を絞めながら生きてきたから、俺の意思で選んだ明確にやりたいことなどまだ決まっていない。世間とずれた夢を持つかもしれない。

恐らくきっと、確実に、外で生きる道は前途多難だ。
……それでも、俺はそうしたいと思ったからする」

面白い話ではなくてすまないな、と最後に言葉を添えた。
(-333) 2021/09/27(Mon) 20:39:19
貴戸 高志は、闇谷の話の途中で箸を滑らせて落とした。>>+93
(c64) 2021/09/27(Mon) 20:41:53

貴戸 高志は、箸を拾い上げて席を立つ。少しだけ、胸が苦しくなった。
(c65) 2021/09/27(Mon) 20:42:20

普川 尚久は、ごちそうさまでした。そのまま話を聞いている。
(a67) 2021/09/27(Mon) 20:43:04

貴戸 高志は、箸ごと手を冷水に浸しながら考え続ける。
(c66) 2021/09/27(Mon) 20:44:39

貴戸 高志は、思考の海に浸り続ける。人は、いつから人に許可を求めるようになってしまったのだろう?
(c67) 2021/09/27(Mon) 20:45:11

【独】 4432 貴戸 高志

「何がダメなんだよ」

 お前はダメじゃないよ。


「誰の許可が必要で、誰に叱られて、
 どうしたらWいけないWじゃなくなるんだよ。」

 お前は何もいけなくないよ。


「俺の幸せをお前が決めるな。」

 お前の側に居られたら幸せだよ。


「俺は好きにしてるし、好きに生きる。」

 お前が好きだよ。


「俺の好きな奴のこと、WなんかWって言うな。」

 辛いね。頑張ったね。


+++
これをぶつけられた貴戸高志が、許可の話で動じないわけがないんだよ
(-334) 2021/09/27(Mon) 20:52:24

【秘】 9949 普川 尚久 → 遊城 憲義

「命令と許可って違うんですよ」

 きっと分からないだろうから、そんな言葉は飲み込んだ。
(-335) 2021/09/27(Mon) 20:52:50

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


すきだ、それだけの短い言葉で綻んで笑い合える。
嗚呼、言ってよかった、なんて
可愛らしい感想を胸に抱えて。

「高志の事ももっと知りたい。
 好きだ、好き過ぎて、……幸せ過ぎる。」

貴方の温もりが包み込んで来て、
二人で地に沈んで、笑って、
体の底から混ざり合って。

「お前のこと離さないから、
 お前も俺を離さないでくれ。」

貴方の全てが自分に向いていることが、こんなにも誇らしい。


こうして、少年院での時間は
細やかな幸せも、ほの暗い混沌も、何もかもに等しく進んでいく。
(-336) 2021/09/27(Mon) 20:52:53

【赤】 8435 黒塚 彰人

「そうか」

 少年の話を聞いて。短く、もはや口癖に近い三音節を返した。

 
ただしく在れない生き物は、それでもまだ、ただしさを求めている。
たとえ未練がましいと言われようと。
この房の中、朽ち果てるのは御免だった。


「……気が向いたらな」
(*11) 2021/09/27(Mon) 20:55:53
黒塚 彰人は、手を伸ばし、“お前”の頬を一度、撫ぜた。
(a68) 2021/09/27(Mon) 20:56:30

【置】 0043 榊 潤


タイムリミットはもうすぐだ。慌ただしく上の連中は何かを用意していて。
思い残すことが無いわけではないが、彼らに挨拶をする必要があるだろう。
適当にばらまいただけのあの環境は、上の人間にお気に召しただろうか。
そして、褒美が与えられたとして。俺に意味をなすものなど無いのだが。

榊潤の罪は、既に全て証明されている。
"事故"で病院を経営していた両親を亡くして製薬会社を率いる叔父に引き取られ、裏で麻薬の密売人をしていた。
それが悪事だと知る前に、たたき込まされ、そのクスリの正体を知ってもそれが罪であるとは認識することが出来ない。

罪は、軽い。一年もすれば出されるものだ。だから"出所"は近い。


―――眠れなくなったのはいつからだった。
―――それは何年前だった?
―――一体いつから、俺は。

―――17の誕生日を祝われたのは、何年前だ?


教わったことが本当ならば。
今の俺には、どうでもいいことなのだが。
(L2) 2021/09/27(Mon) 20:57:12
公開: 2021/09/27(Mon) 23:55:00

【置】 8435 黒塚 彰人

【プロフィールカード】
 番号:8435
 名前:黒塚 彰人(クロツカ アキヒト)
 年齢:推定18歳

 異能:
伏せる
クローン生成。昨日までの己の複製を生成可能。

 収容歴:6年(うち、当院に1年数ヶ月)
 犯罪歴:
保護者
 殺人罪、および複数の余罪により死刑判決、執行済み。

保護者
未成年への暴行罪、および複数の余罪により服役中。

     
それにより保護処分とされている。

 ひとこと:「これでいいでしょうか」
      
「開示する必要があると思いました」

 同室:迷彩リョウ
(L3) 2021/09/27(Mon) 20:57:17
公開: 2021/09/27(Mon) 21:00:00
黒塚 彰人は、プロフィールカードを書き換えた。
(a69) 2021/09/27(Mon) 20:57:25

 




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