人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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視点:


ドゥーガル! 今日がお前の命日だ!

メンテナンスの付き添いから戻って以降、部屋から出てきていない。


████・███████は██████国████████州の医師。
人間が死ぬ際の体重の変化を記録することで
魂の重量を計測しようと試みた実験で知られる。

彼は6人の患者と15匹の犬を使い、
死ぬ時の体重の変化を記録しようと試みた。
その結果、人間は死の際に、数グラムから四十グラムの
呼気に含まれる水分や汗の蒸発とは異なる何らかの重量を失うが、
犬ではそういった重量の損失が起こらなかった、と報告した。

この実験結果は測定のずさんさや標本数の少なさなどから
科学的な信憑性は認められていない。
███████医師は患者のうち2名では計測に失敗したと自ら認めている。
また、死の瞬間をどう設定するか、などの
測定の基準もはっきりとしていない。

しかし、これを契機として
「人間の魂の重さは21グラムである」という説が広まった。
この21グラムという値は6人の患者での平均結果と言うわけではなく、
一人目の患者での結果である4分の3オンス(およそ21.262グラム)に由来する。

僕達は確かに魂の存在を証明した。

部屋から物音を発さない。

部屋から気配がしない。

朝食の時間を過ぎても食堂に現れない。

当番表から名前を消している。


 
ダイニングに足を踏み入れてかおった、

 
香ばしい匂いの正体は焼きおにぎり。

 
醤油を混ぜ込んだのと、味噌乗せの二種類です。


 
醤油味のはよく焼き上がってこんがりキツネ色。

 
中までしっかり味が染みた醤油の風味が、口いっぱいに広がります。


 
みりんで溶かれたお味噌は刻んだシソの実入り。

 
ほんのり甘いまろやかな味わいに、シソの爽やかが足されていて、

 
もしかしたらいくらでも食べられちゃう かも・・・!?


 
今朝の野菜はユズ塩の浅漬け。ニンジンキュウリ、セロリにナス。

 
……スティック野菜の再利用じゃありませんよ?
 それは彼女が残さず食べました。


 
豆乳スープは前の夜からじっくりコトコト。

 
ジャガイモと白菜は、溶けそうなくらいにやわらかく煮られています。

 
たっぷりショウガでからだぽかぽか、心も体もエイヨウまんてん。


 
今日もこれから、イチニチ動けます!



部屋の中身を確かめた。何度も何度も何度も何度も部屋の中身を確かめた。

……

メモを貼った。

メモを貼った。

自室の扉のメモを貼り替えてから、 一人 で食堂に居る。

 
今夜の襲撃対象:<<リヤ>>who

食卓について、食事をする。
並べられた食事を均等に分けて、口に運ぶ。
綺麗な重さ
に分けて口に運び、咀嚼して、飲み込んでいる。
固形を出来る限り自分の執着する重さまで整え、
削って、或いは足して、口に運ぶ。

「…………。」

何も喋らない。
ただ、周囲を一瞥し終えたら、視線を下に落とすだけ。

もしも食堂が普段通り賑やかなら、
その話を遠巻きに聞いているばかりになるだろう。

呟いた。「キョウは おねぼうさんが おおいですね」

「今日の朝ごはんも美味しいね。
僕の主人は和食が好きでね……胃腸がもう少し丈夫なら、こうして色々つくってあげたいけれど」
いい香りの焼おにぎりを箸で崩していただきます。

様子の違う誰か、この場にいない誰か。わかってはいる。気付いてはいる。

いつも通りだ。

「うん、おはよう」とにこやかに挨拶を返す。

まったくもって、いつも通りのゴキゲンです。にっこにこ!

「いい香りのするのは焼おにぎりだね。こっちがお醤油でこっちがお味噌。

疲れたときこそごはんはちゃんと食べないとね。やるべきこともできなくなるから」
足を止めたエマへ返答する。

リヤの分のスープを少し冷ましました。急いで行きたそうなので。

食事をもたつく事なく手短に終わらせ、
再度周囲を確認する。大きな声だって耳には入っている、が。

それよりも、と。
使い終わった食器を重ねて纏めながら、

「あのね、今日の当番の事なんだけどさぁ。
 やるべき事があるから、誰か代わりにやってくれないか。
 ……当番以上に大事なことなんだ、…だめかな?」

周囲に伝わるぐらいの音量で、我侭を言おう。

「今日のドゥーガルの当番は……あれ、僕は一緒に家事当番か。かわってあげれないな、我儘は一番に聞いてあげたかったのに」
当番を思い起こして、残念そうに答えた。

「僕達は朝に部屋に戻ってから扉のメモを変えた。」

「当番が変われないならそれでもいい。
 後で同じ当番のものに直接謝りにいこう。」

「僕達は部屋に勝手に入った輩を探し出して、
 二度と歩いたり動いたり出来なくしてやらないといけない。
 ……それでは良い一日を。さようなら。」

返事も待たずに、不出来な愛玩用は席を立ち、食堂を後にした。

……今日はもう食堂に姿を現さないだろう。

「ミソもショウユも ダイズから作った 調味料ですね」

「ナジミがあるのです みかんの名も── とと と」

 エマに声をかけられて、言葉を途中で切り上げます。

「ユーさまの スガタは みていません ね?」

「オハナシ したいことは あるのですが」


「僕の仕事が増えてしまうなあ、ふふふ。
ではまた今度だ、ドゥーガル」
簡単な挨拶を返して見送った。

メモを貼った。

ドゥーガルにご挨拶。「はい よいイチニチを」

メモを貼った。

「アタナシアスとは、僕がメンテナンスを受けた後に少しだけ話をしたけれど……それぐらいだな。メンテナンスを気にしていたようでね、感想を少し教えたくらいで。

ユーには会っていないかな」

「もったいない  ありがとうございます リヤ」

「しかたない?と おもいます」
「ヒトでも ショクジがほしくないトキは ありますから」

 彼女は、監察官様の分の食事をずっと作っています。

「ショクジよりも したいことが」
「でてくるトキも ソンザイします しっています」

「ナニものこしません それで また作ります」

「あなたが みんなが 食べてくれてます」
「それでよいのです」

「掃除洗濯は任せておくれよ、一番得意なことなんだ。なにしろ欠けた人間はそれらからできなくなっていくから。汚すことも多いからね。

ああ、それじゃあ早速行ってこようかな」
朝食をさらさらと完食して、足取りも軽くこの場を後にするだろう。

お掃除をする。

「………なんだなんだ、当番が手に付かない者ばかりだな。
 私が手伝えるところは、私がやろう。
 勿論他の者が担当するなら構わない。

 ………働いている方が、落ち着くからな」

宣教用は、いつもより少し遅い時間に現れた。
冷める前に食卓につく。
特段見た目に変わったところはない。

ほんの少しだけ、覇気はないけれど。

仕事がない間は、ずっとアタナシアスの部屋にいる。

部屋の中身を均等に分けている。でも、上手に分けられない。

癇癪を起して、置き替えられたものを廊下へと思い切り投げ捨てた。叩きつけた。

メモを貼った。

夕食作りをたのしみにしています。ご用事はその前に済ませないと。

廊下に捨てられたものを片付ける。

「おはよう。…少し遅く来てしまったな。
 メンテナンスで疲れてしまったのかもしれん。
 心配をかけた」

リヤとスオに朝の挨拶をして、
いつものように珈琲にミルクをたっぷり入れる。
……今日は、ひと粒だけ砂糖を沈めた。

「ああ、姿の見えない者たちがいるな。
 彼らには彼らの事情があるのだろう。
 必要なときには、手を貸すつもりだがね。

 私は私の仕事をするだけだ」

空欄になった当番表を見て、そんなことを言った。

メモを貼った。

朝食の処分を終えたら、塔に行くつもりです。

「うん? そうだな、無理はしないようにするよ。
 リヤも手伝ってくれるか、ありがとう」

くるくると珈琲をかき混ぜている。
小さな身体で一生懸命にお手伝いする姿を見れば、
きっと元気をもらえそうだ。

「気をつけて行ってくるんだぞ」

仲間を探しに出かけるリヤを見送った。
スオに釘を差されれば、苦笑を浮かべる。

「ああ、君も身体を張るのは、ほどほどにな」

働きすぎはお互い様だと冗談交じりに。

気配がない。

部屋でずっと、聖書を読み上げている。

リヤの声に応えない。

『心を騒がせてはならない。
 神を信じ、また私を信じなさい。』

ルツは、聖書のページを捲る。

『私の父の家には住まいがたくさんある。
 もしなければ、君のために場所を用意しに行くと言っただろうか。

 行って君のために場所を用意したら、
 戻って来て、君を私のもとに迎える。』

ルツは、聖書のページを捲る。

『そうして、私のいる所に、君もいることになる。』

庭で衣服や布団のシーツなどを干しながら、ぼんやり考え事。

「舌だけに」 ジョシュアの言葉を小さく復唱して、ゴキゲンでした。

今日も気配がない。

皆のごちそうさまの後、片付けもほとんど終えた頃、食べられなかった分の朝食を飲み込みました。すべて。

ブラックに二、三、聞くことがありました。回答は問題なく得られました。

「皆、心配してくれて嬉しいよ。
 二人いれば、一通りは問題なく進められるだろう。
 無理はしないさ。助け合うことが肝要だ」

照れくさそうにするエマを見て
リヤも同じような反応をしていたな、と笑った。
かき混ぜすぎた珈琲は、すっかりぬるい。

「………いかん、ぼうっとし過ぎた。寝不足かな」

いつもより甘くしたそれを、ゆっくり飲んだ。

「ブラックはいつも通りだな。
 ……第三階層か。果たしてどこまで塔は続いているのやら。

 それと、今日はスオがメンテナンスか。
 これで多少は休まると良いんだがね」

何だかんだで働き者の彼にも、
疲労は溜まっているに違いない。


『                     
  昼食に間に合わないかもしれません。    
  でも、食べます。とっておいてほしいです。 

                 みかん  』



冷蔵庫にメモをぺたり。

【救済の在処】
 

──……             

London Bridge is falling down,
Falling down, falling down.
London Bridge is falling down,
My fair lady.

            ……──

 

 
羽休めの場の第三階層、転送地点にポップして。

 
それからすぐにUターン。そちらに用事はありません。

 
階層をひとつ降りてしまえば、温泉街からデパートに早変わり。

 
お店エリアには目もくれず、エネミーエリアで男をぐしゃり。


 
それを何度か、繰り返して繰り返して。

 
わずかな薬の残り香を、鉄錆の臭いで上塗りして。

 
紛いものの血に濡れて、命を奪う重さを両手に。



 

 
「 ああ おりました おまえさま 」
 

 
「 ゴキゲンは いかがでしょう? 」
 



 
そうして、あなたが"救った"彼女はやってきました。
 



メモを貼った。

□ストレス値チェック
現在の数値は63

今朝部屋の異変に気付くまでは0に程近い数値まで下がってはいたが
貼り紙をした後の今、ここでの初日よりもうんと上がっている

いってらっしゃいの声を、頭の中で繰り返し。にっこにこ。送り出されました。

 ユー

「ナニカを えたか? えたように みえません か?」

「みえていません か? そうあるべき では?」

 
あなたに薬を、救いを与えられてから、彼女はずっとにっこにこ。


「おまえさまの おかげで」
「マンゾクが えられたように みえませんか?」

「あなたの すくいに なっていません か?」

 
救う前の、にこにこ笑顔の無表情よりもずっと無表情。


「ほら あなたの トッコウヤクを」
「もらった結果が メノマエに あります よ」


「おまえさまには どう みえますか?」


 
あなたの行いに意味はありましたか? 
意味があってほしいのです。

「皆、疲れているようだなぁ……」

自分も他のグレイのことを言えないが、
明らかに疲労や異常の見て取れる者達が多い。

「アメの言う通りだ。
 どうせ休養に行くなら全員揃っている方が良い。
 家事も休んで、食事も旅館で済ませるつもりで行けば
 誰も仕事に気を取られることなく過ごせるだろう。

 まずは頭数を揃えるところからなんだが………」

姿の見えないグレイを呼び戻さないことには、どうにもならない。
あの子のことも、何とかしなければならないか。


□ストレス値チェック
 招集時の値から徐々に低下。
 三日目夜、メンテナンス前に最低値を記録。
 四日目朝の段階で僅かに上昇。その後低下。

 以降も上昇と低下を小さな波で繰り返している。

「昼食は摂らねば、動く体力が賄えないな」

のそのそとキッチンで自分の分を用意し始める。

みかんが残したメモに気づくと、
一品ずつ容器に『みかん』と書いた付箋を貼っておいた。
全員分あるようなので、足りなくなる心配はなさそうだが。

「怪我をしていても、
 ジョシュアは他より動けそうだ」

任せきりはいただけないが、能力差というのも存在する。
無理ない範囲で暴れてもらおう。

◻ストレス値チェック

テスト開始時92
非常に危険な状態だったため優先的に招集がかけられる。

現在は測定不可の状態にある。

「そうか? では遠慮なくスオに頼もうかな。
 気遣ってくれて嬉しいよ」

ポトフとプリンだけは自分で用意。
残りのグラタンをお願いするつもりのようだ。

「……しかし、みかんと夕食作りの約束をしたんだが
 今日旅館に向かうとなると予定が……
 後で頼んで調整してもらう必要があるか」

□ストレス値チェック

ほとんど一切の変化無し。
誤差の範囲で下降。

さて。掃除と洗濯を一通り終えて。

「温泉……温泉かあ。みんなと入るのは少しなあ。僕は構わないんだけれども」
コーヒーを入れながらぼんやり呟く。角砂糖は1つ。ミルクはたっぷり。

首を かくん

 
「それは なにに なりますか?」
 

 塔の何処か ユー

「グレイが みずから シをのぞむから なんですか?」

「それが 人間につきつけられて なにが おこりますか?」
 

 

「 なにか おこります か? 」
きっとなにもおこりません。
 

「ただの イジョウ モンダイコウドウ では?」
「このバで すべきことでは ないのでは?」

「人間にあてた そのクスリは ムイミと」
「当機は かんがえます」

「ムイミは おこなわれるべきでは ありません」
「コウドウには セイカが あるべきです」

「だから あなたが しんじれば しんじるのなら」
「当機は すくわれたことに なります」
「それで モンダイありません ね?」

「そうみえるハズの ジジツが 記録されている ます?」
「おまえさまが そうみないのなら なかったことになります」


 

「それだけです」

 


笑顔でなくなったのは、一瞬。

 塔の何処か ユー


「"死にゆくものを軽んじるな" 
"死者を汚すな"    
"死者の思い出を踏み躙るな"」

「たった それだけのことも できない」
「そんな 人間たちに」

「おまえさまの そのクスリは 
 
「コウカを およぼします か?」
 


 自己満足すら、出来るか怪しい行為なのではありませんか?
 あなたの信じる救いは、きちんとそこにありますか?
 

「ああ、リヤのことも忘れていないさ。
 美味しい昼食をありがとう。

 いやなに、夕食ついでにみかんにデザート作りを
 教えてもらう約束があってな」

なんでもない約束なのだ、と。
グラタンが適度に冷めるまで待ちながら、
『皆で温泉に行く』を楽しみにする子を眺めていた。
そして、ミルクが渦巻き状に溶けていく紅茶に視線を落とす。

「…………心配いらないよ。
 アナのことは、私が連れて帰ってくる」

どこかで、誰かが、対峙していたり。いなかったり。
或いは、他のグレイ達は拠点でお話ししていたり。いなかったり。
何らかの都合の良い、どこかの時間帯。

「本当に温泉旅館なんだなあ」
第三階層。唐突に現れる温泉旅館フロア。道中浴びた返り血はもう塵と消えたころ。特に誰を誘うでもなく、ふらりとやって来た。

昼食の後に一度、アタナシアスの部屋へ戻った。


「さてと。」
作法の良いNPCに転々と混じるエネミー達を手際よく片付けて。あっという間に脱衣場から先を貸し切りにしてしまおう。

「人間を見る機会はいくらでもあるけれど、温泉旅館でゆっくりする機会はないからなぁ」
ゆったりする心づもりだ。それも思いっきり。

ゆったりする前に、ひとつ下のフロアで香りつき石鹸を選んでこようと思い立った。

なにか甘い香りのする石鹸を選んだ。花の形をしている。「ああ、かわいいね」

 塔の何処か ユー


「ソトでやればいいのに」

 ぺい、懇願にも似た訴え
(彼女にはそう聞こえました)

 不誠実とも言えるような、呆れたような声が返ります。

「それか もっと バグとして あつわれないように」
「カノウなかぎり ドリョクすべき では?」

「フツウでないことを うったえるのに コエをあげるのに」
「ココは おまえさまのタチバは あまりにも不適切でしょう?」

「愚かでないモノが そのコエを ひろうのも」
「むずかしくして どうするのです か?」

 丸めた白いくしゃくしゃに大事なことを書いていても、
 それを知らない人は、ともすれば善意でゴミ箱に入れます。

「タニンを リユウに ふくむのなら ナオのこと」
「"1"にちかづける シコウは おこたるべきではないのでは?」

 "0"ではないとは彼女も信じています。

「アナさまを すくわれなかったことにするのは」
「おまえさまの いまの おこないでは?」

 だから、人間でないおまえさまに対しては、
 苛立ちを感じているのです。我々はもっとうまくやれます。

ユーの目の前まで歩み寄ります。ゴキゲンな笑顔は一旦、やめることにしました。

 塔の何処か ユー


「シはすくいです それは 当機もおもいます ジツは」

「"生の苦しみへの特効薬" ドウイします」
「当機も セイが くるしいです ショウジキ」

「だから ソトでの シは ここでのモノより」
「当機にとって すくいになります たしかに」

「でも そう なんでしょう」


「当機には おまえさまが      
くるしんでるように みえています」


「当機のカンチガイであれば 否定してください」

「しんじて しんじていることにして」
「それで そのまま すすむことは」

「くるしくありません か? ユー ユーサネイジア」
 

石鹸で泡々。いい香りがするので、機嫌がいい。

 塔の何処か ユー

「おもいきった コトを していますね びっくりしました」

 素直な感想がもれました。ほら、あなた達は動けている。
 内心で、何にというわけではありませんが、頷きます。

「ガンジガラメ でした ね?」
「そうあるべき と こうあれかし が ねじれのカンケイ」

「イジョウは とりのぞかれます ドウシでなければ」
「はなそうとも おもいません ね? わかります」

 秘密は秘密だから、秘密なのです。秘密にされる理由には、
 『理解されないから』というのがあります。
 彼女はそう考えています。

「当機も あのように しったから」
「だから こうして ココにいます」

「当機は あるイミで」
「あなたに ココロを うごかされました よ?」

「その点では イミは ジュウブン あったと おもいます」

 だから、もっと。
おまえさまも救われたように見えているべきなのです。

 彼女は彼女で、言いたいことが混乱してきました。

 すぅ、深呼吸。気を落ち着けるためのポーズ。
 そのための行為だから、落ち着けます。

 塔の何処か ユー


「ダレかの セイ もしくは シ を」
「つれていくキが あるのなら」
「おまえさまは まっすぐ あるく べきなのです」

 彼女は、あなたの思想には賛同します。

「すくうガワが そんな シンキ臭い フンイキを」
「せおっていないで ください」

 彼女は、あなたが苦しそうなのは気に食いません。

「リソウに とどくか とどかないかは ベツとして」
「そのタメの ミチを かたられるのなら」

「当機は ヒテイや コウテイは くれてやります よ」

 ふん、言い捨てました。

「ところで」

 
塔の何処か ユー

「当機は おまえさまを 再構築させるキで ココへきました」

 必要ですか? スッ、確認するように片手の斧を持ち上げます。

「フヨウなら イチドもどって」
「リヤさま スオさまの お昼ご飯を たべましょう」

「ジカンがほしいなら それでモンダイありません」

「夕食も のがすようなら またきます」
「Yesを聞かずに 首をストン です!」

 ただいま ゴキゲン笑顔。

「シチューを作るぞ!!」


唐揚げを作ったときのみかんのように。
何処かへ行っていた宣教用は、戻ってくるなり
大張り切りで夕食組と厨房に立った。

「ほらほらエマ、手伝ってくれるな?
 みかんはどこだ?他に手伝う者は?」

恐らく外出中のグレイたちもいるが、夕餉に間に合わずとも
作り置きとして残しておけば問題ない。
データなのだから劣化はすれど腐ったりはしないのだ。

夕食の準備が始まるまでには、塔から戻って来ています。

にこにこ。ゴキゲン笑顔の叩き売りはやめたみたいです。

それはそれとして、ルツとエマと一緒に支度をするのがうれしい。ちゃんとのゴキゲンです。

断りを入れて、とっておいてもらったお昼ご飯を残さず食べました。ポトフを気に入っていたみたいです。

ルツは、朝よりは晴れやかな顔で厨房に立っている。
必要な調理器具類を見繕いながら
献立をメモリから引っ張り出していた。

「玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー……
 あとは鶏肉、辺りが一番シンプルな具材か?
 他に案があればそちらも入れるとしよう。

 シチューに合わせるバゲットと、
 付け合せでもう一品何かがあると良いかな。
 デザートはプチシュークリームだぞ」

手分けして野菜を万能冷蔵庫から取り出す。
まずはごろごろ大きめにカットしてしまおう。
付け合わせは何が良いと思う?と二人に聞いて。

ルツに「いいとおもいます よ!」 ハーブ類も用意していましょう。

「ホウレン草と エビの 炒めものをします」
「トウモロコシも いれましょう」

「サッパリするのに プチトマトあたりが」
「あっても いいですね」

 冷蔵庫には黄色いトマトもあるみたい。
 洗って拭いて盛るだけでも、赤のと一緒に彩りになりそうです。

アメに、味見はOK〜でした。

「ああ、好きに味見していいぞ。
 それでは炒めものはみかんに任せよう。

 折角なバゲットも焼きたかったが、時間が足りないか。
 データを弄れば発酵の工程くらいは飛ばせそうなものだが」

エマに具材を炒める作業を任せつつ、
ホワイトソース用の小麦粉やバターを量って鍋に放り込み
焦がさないように溶かしていく。
料理人というよりは、家事をこなす親の手つき。

「大人数の分を作る方が、普段と変わらなくていいな」

プチトマトも後で用意しよう。
旧型は並行処理が得意ではないが、これは好ましい忙しさだ。

メモを貼った。

 塔の何処か ユー

「どういたしまして? ヤクワリてきには なおのこと」
「わらえればいいのに とは おもいますが」

 思いはするけど、それだけです。
 彼女だって、出来ないことは出来ません。

「はい 了解しました ではそのヨウに」
「もちものが きちんとあるヨウで なによりです」

 迷わないようにと、ココロの姿勢が良くなったあなたは、
 ようやく、ちょっとだけ好きになれるかもしれません。
ほんのちょっとだけです。

「ヤクソクです よ? それでは また」

 No thank you. に斧をおろして回れ右。
 もと来た道を戻っていきます。

あとには薬と血のにおい、       
それから、緑の三つ編み尻尾を     
白の上に乗せてるあなたが残ったくらい。

 
救済の在処、その答え、見つけられるといいですね。

「無発酵でも バゲットは おいしく焼けます よ!」 発酵したのとまた違ったおいしさです。

ホウレン草とエビとコーンを炒めます。オイスターソース味。やっぱりエビが多い、かも…?

□ストレス値
 

二日目朝の測定時には、一日目の半分程度まで減少。

以降、上昇と下降の繰り返し。減少傾向にあり。

 



「発酵なしでもできるのか?それは良い事を聞いた」

決まった工程のレシピしか記録されていないメモリに、
新規情報を書き込んでおく。

「丁度スオがいるから、スオにも手伝いを頼もうか」

厨房に立ち入るものは全て人手だと思っているため
バゲットかデザート、
どれを手伝うか選ばせたかもしれない。

ホワイトソースの準備と
エマが担当の具材炒めが終われば後は煮込むだけ。
味見係のアメにも鍋を見張らせながら
デザートの準備に取りかかれそうだ。

 

「身体が空いていれば頼むつもりだったが、
 急いでいるなら無論そちらを優先して構わないぞ?」

夕食係は一応三人いる。
あなたが急いでいる様子を見て手伝いは取り下げた。
厚意に甘えて良ければ、
材料を量っておく程度の手伝いは頼んだかもしれない。

「即興で献立を整えてもらっているが、
 なかなかバランスが良さそうだ。ありがとう」

コトコト煮込む音といい匂いが厨房を満たしている。
後で自分もレモンスカッシュを飲みたいな、
なんて思いながら。

メインの作業が終わった後は、みかんに手順を
あれこれ教えてもらいながらプチシュークリームを作った。
厨房はいつも通りの和やかさだ。

 




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生存者 (3)

エマ
9回 残 たくさん

これは、休暇だ。

ジョシュア
0回 残 たくさん

人間?

アメフラシ
0回 残 たくさん

 

犠牲者 (5)

スコーピオ(2d)
0回 残 たくさん

 

みかん(3d)
0回 残 たくさん

橋は落ちました?

ドゥーガル(4d)
2回 残 たくさん

確かに傍に居たよ

アタナシアス(4d)
0回 残 たくさん

幸せを

リヤ(5d)
0回 残 たくさん

大丈夫。

処刑者 (4)

シェルタン(3d)
1回 残 たくさん

 

ルツ(4d)
0回 残 たくさん

君に祈ろう

スオ(5d)
12回 残 たくさん

不完全な猫

ユー(7d)
22回 残 たくさん

お大事に

突然死者 (0)

舞台 (1)

ブラック
0回 残 たくさん

 

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















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-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
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文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
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花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
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曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
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