17:46:14

人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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【人】 “観測者” 処暑

 
  …………………………


[ 改めて名乗られた名前に、私は暫く黙っていた。>>169
 灯守りを号の名で呼ぶ、というのは、私にとって、自分に踏み入れられたくないという線引き。
 自分からも踏み入らないという、距離を置くためのもの。

 けれど、 ]


  …………………………はい
  …………エアリス、さん


[ それが“友人”の形であるのならば、そちらに沿おうと思う。
 踏み入る事を望んで、踏み入られる事を許そうとするのだから。

 初めて音にした、雪のしずくが、ぽつりと落ちる。 ]


  ……私は…………呼ばせるような名前が、ありませんが
  ……………処暑で、構いません。……今は


[ まだ、“私”の名を口にする事は出来なかったけれど。
 何れ、呼ばれても良いと思える日が来るのかもしれない。
 不透明な未来は分からないから、今論じるつもりはない。

 けれど、彼女が「処暑」でも「ななし」でも他の名前でも呼ぶことを決めるなら、それを受け入れるつもりはある。 ]
(235) 2022/01/30(Sun) 17:42:53

【人】 “観測者” 処暑

 
  ………………………それでは、また、お会いしましょう
  ……エアリスさん


[ 何時も通りの会合の、少し珍しい事象が起こした、小さな変化。
 私にとっては、この日は、忘れられないものになるのだろう。** ]
(236) 2022/01/30(Sun) 17:43:20

【人】 “観測者” 処暑

[ さて、パーティーの場が閉じられる時が近付いてきた。
 皆が此処から去るというのならば、私も此処に留まる意味はない。
 そんな頃だったか、白露の彼女に声を掛けられたのは。>>200 ]


  …………………………白露さん

  …………はい、お疲れ様でした
  ……?


[ 言葉を出すのを迷う様子をじっと眺める。
 詰まる様子は気にしないけれど、そうまでして私に何の用だろうか、という思いはあった。
 差し出されたのは――手紙。
 益々、私に話し掛けた訳が分からず、不思議に思う。
 一応受け取れば、彼女はお辞儀をして去っていってしまった。 ]
(237) 2022/01/30(Sun) 17:44:54

【人】 “観測者” 処暑

 
  ……………………


[ 残された私は手紙を開けた。
 大寒の彼女……エアリスのように誰かに渡しておいてとも言われなかったので、私に宛てたものだろうと。
 
 手紙の内容は、私の“趣味”が気になった、というもの。>>201
 ……そういえば、白露の彼女が会合へ初参加だったならば、この私の姿は初めて見るものだろう、という事に思い当たる。
 私自身が“観測”されていたという事を知ってそうだったのか、と思いはしたけれど、
 もし彼女が私にそれを聞いたとしても、私と彼女では、会話の成立に時間がかかるだろうとも思う。
 故に……彼女の言うように、こうして手紙でやりとりをする方が私達には合っているのだろう。
 ……今まで気付かなかったのは、隣の灯守りであっても、距離を置いてきた故、か。 ]
(238) 2022/01/30(Sun) 17:45:30

【人】 “観測者” 処暑

[ それから、手紙はもう1枚。
 白露域に私を招待したい、というもの。>>202>>203
 ……私は未だ、殆ど外には出ない。
……出られない。

 誘いは有り難いけれど、そういうことは全て、処暑域の行政職員に任せておけばいい。

 ……唯、彼女が、隣の灯守りとして関係を深めたいと思っているならば、これについては少し考えた方が良いだろう、とも思う。 ]
(239) 2022/01/30(Sun) 17:46:08

【人】 “観測者” 処暑

[ 後日、白露の彼女の元へと、その手紙は届くだろう。]


『 白露さん

  お手紙ありがとうございました。
  私は皆さんを観察して、その記録を手帳につけています。
  灯守りと蛍という存在が、気になるのです。

  白露さんと同じように、私も話すのは得意ではありません。
  ですので、こうした手紙のやりとりは、私達に合うのかもしれませんね。 』


『 展示会へのお誘い、ありがとうございます。
  ですが、私は領域の外へ出るのが好きではありません。
  申し訳ありませんが、そちらへは行けません。

  但、貴方さえ良ければ、展示会の様子を教えてください。
  文字でも、絵でも、言葉でも、貴方が私に話したいと望むなら。
  ……貴方の領域に足を運ぶ努力はしようかと思います。 』


[ 最後に『処暑』と署名の付いた、隣人への手紙。
 淡々とした、簡潔な文は、常のものでありながら、声よりは幾らか雄弁。
 これから長い付き合いになるのだろうと思いながら、私は彼女からの返事を、きっと待っている。** ]
(240) 2022/01/30(Sun) 17:47:48

【人】 灯守り 雨水

 
[その手紙が届いた時。ぼくは固まった。>>223


 レシピに忠実。うん、それは基本。
 ……基本、
きほん……



[村雨がどうしたー? と声をかけてくるけど耳を素通り。
 あれだけ、お料理が上手な人にぼくが作る……?

 深呼吸。]


 なせばなる。



[ぼくは開き直った。
 立春さんは親しい方だと言えるし、優しい人だし。なんとかなる。
なってほしい。

 ぼくはペンを取り出して返答を書いた。]
 
(241) 2022/01/30(Sun) 17:59:40

【人】 灯守り 雨水


[『 立春さんへ

  早速のお返事ありがとうございました。
  お料理上手なのすごいです。

  わかりました。村雨に伝えておきます。
  是非とも来てください。嬉しいです。

  コツの伝授もありがとうございます。
  レシピに忠実なのはやはり大事なのですね
  頑張ります。

  この前の会合で作ると約束しました。
  そこまで上手でもないですが努力します。
  白露さんは立春さんを褒めると
  嬉しそうだったので>>80、仲良しですね

  前置しておくと、本当に素人です。
  ですが食べたい、と思って頂けるのは
  嬉しいのでお望みならば頑張ります。

  百貨店は是非。
  可愛いのを見つける自信がないので
  そこは頼らせて頂きます。

  
雨水より 』 ] 

 
(242) 2022/01/30(Sun) 18:01:23

【人】 灯守り 雨水

 
煮込み料理にチーズをのせてみるとか……?

 と、早くも頭の中で何を出せばいいのかな
 と悩み始めた。

 思いきってしまえば、その時は楽しみでもある。
 村雨に立春さんがよろしくだって、と
 立春さんもぼくの手料理希望だって、と伝えて
 
 お買い物も楽しそうだな。と
 顔が緩んだ。
 可愛いお洋服とか選んで貰えるかな

 枚数が減ったシンプルなレターセットを見て
 嬉しいと思う気持ちが、ぼくの心をくすぐった。]**
 
(243) 2022/01/30(Sun) 18:02:06

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 領域の私の部屋。
 洋室でありながら床の間のように作られたスペースに、それは置かれている。

 夕焼けの海を模したテラリウム風の、半球状の器。
 その中で灯るのは、
黄金色
の私の灯り。

 外見は変わっても、灯りの色はそのままに。 ]

 
(244) 2022/01/30(Sun) 18:29:29

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私が『処暑の灯守り』になって、長い時が過ぎた。
 “彼”は私に民を託し、処暑域の魂の管理を任せた。
 けれど、私はそんな彼の思いを延々と踏みにじり続けている。
 統治の殆どは職員任せであるし、魂の送り迎えさえ……私には、他の灯守りのような慈愛はないだろう。
 唯、義務的に生まれ行く魂を迎え、死に行く魂を送っている。
 私が初めて送った魂の中には、ユラの魂もあったのだと思う。
 しかしそれも分からない程、気にもしない程、無関心だった。

 ずっと変わらず、責務に従って淡々と熟している。

 処暑域の人間に対して、不義理を働いているという自覚はある。
 唯、それに対する申し訳なさなんて、最初から持ち合わせていなかった。 ]
 
(245) 2022/01/30(Sun) 18:30:00

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 長い時が過ぎた。
 本来ならば、彼と二人、穏やかに過ごしているはずの時まで。

 だけど、私は未だに彼の事を忘れられない。
 自分の灯りのように、心は未だ、何時かの
夕焼け
の海にある。

 普通の人間であれば、そろそろ寿命、と言える歳。
 もし苦しみと言えるものから解放される事を願うなら、『証』を受け渡せば死ぬ事は出来る。そんな、二重の意味で絶好の機会。
 ……だけど私は、そうする事も選べない。
 私が死んだところで彼に会えないことは分かっているのだから、意味を感じない。
 それならば、私は彼との思い出を抱いて共に“生きて”いたいと思ってしまう。
 彼を思い返し、その度に彼を殺して、それでも彼の影を追いかけ続ける。


 もうひとつの理由は、『処暑の灯守り』を託せる人間が居ないこと。
 彼が死の際に触れた悪意。
 そうでない人間に託す事が彼の想いだとして、私には、人間の全てが悪意に見える。
 ――人間にきちんと向き合うことを放棄しているのだから、当然のことだ。

 だから、それならば、私が持ち続けていたいと思う独善。
 私は、私の選択で世界が悪意に曝されるのを、酷く恐れている。
 ]
 
(246) 2022/01/30(Sun) 18:33:07

【人】 “観測者” 処暑

 
[ しかし灯守りも万能ではない。
 いずれ私も、魂への負荷で苦しむ時が来るのだと思う。
 そうなれば私は『証』を投げ出すだろうか?
 ……否、きっと、灯りが負荷に食いつぶされるまで、“生きる”ことを選ぶのだろう。

 ――そうして苦しみながら死んでいく、というのは、報いとして相応しい最期であるのだろうと思う。
 ]
 
(247) 2022/01/30(Sun) 18:33:53

【人】 “観測者” 処暑

 

[ しかし私は、長い生の中で、    
  他の“灯守り”という存在に触れた。 ]


 
(248) 2022/01/30(Sun) 18:34:23

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 世界にある24の統治域、そこに座す、24人の灯守り。そしてその下に付く蛍達。
 魂の管理者たる彼彼女らは、世界を守るために、人々を守るために、存在しているように見えた。

 しかし、私は“灯守り”にも様々な事情があることを知った。
 世界を愛する人も居れば、世界を疎む人も居る。
 普通の人間とは一線を画しながらも、普通の人間とは変わらない心の動きをすることもある。

 だから、“灯守り”を知ろうと思った。
 彼彼女らが“世界”へと向ける想いを知れば、何か分かるのではないかと思ったから。

 「人々を守る」と称される灯守りは、何を考え、何を思いながら、その位に就いているのか。
 それを知ることが出来れば、私は、―――― ]
 
(249) 2022/01/30(Sun) 18:35:19

【人】 “観測者” 処暑

 

[ ―― 世界をまた、
きになれるのではないか、と ]


 
(250) 2022/01/30(Sun) 18:35:47

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 元々の
カナミ
は、世界や人間を研究する学者だった。
 だから、本当は、私はこの世界が好きだった。
 けれど、“灯守り”となってからは、世界への興味も、すっぱりと失くしてしまっていた。

 ……そこに、答えがあるのかは分からない。
 もう数十年も続けている事。未だに、はっきりとしたものは見つからないのだから。
 けれど、もう一度世界を好きになれれば、私はまた笑える日が来るのかもしれない。

 それに私は、灯守りと蛍を見守る事が好きだった。
 好奇心が強いという、自己さえ喪失していた私に、灯火ひかりをくれた人たち。
 答えを探すだけではなくて、その日々は、単純に楽しいものだった。
 だから私は、何時しか心穏やかに過ごせるようになった。 ]
 
(251) 2022/01/30(Sun) 18:36:21

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 私は“観測者”だ。
 故に傍観者でもある。
 積極的に灯守り観測対象に近付くつもりはなかったけれど、
 ……『処暑の灯守り』としての繋がりも、増えているように思う。
 それは、嫌ではない。これを、嬉しいと表現するかは、分からないけれど。

 そして何時か、唯の『カナミ』として、誰かと向き合う日が、来るのかもしれない。 ]

 
(252) 2022/01/30(Sun) 18:37:25

【人】 “観測者” 処暑

 
[ “灯守り”というものは、これからも代替わりを続けながら、世界と共にあるのだろう。
 私の灯りいのち尽きるその時までは、その時々の灯守りたちを、見守り続けたいと願う。

 ――それが出来るのなら、それは“私”の幸福と言える。 ]
 
(253) 2022/01/30(Sun) 18:37:48

【人】 “観測者” 処暑

 
[ 白かった手帳は、随分とインクで黒く染まった。
 そんな分厚い記録思い出
と、それから2通の手紙
を手に、私は中央域を後にした。 ]
 
(254) 2022/01/30(Sun) 18:38:15

【人】 “観測者” 処暑

 
[ “外”は夜であっても、今はまだ、
夕景
に染まる、
黄金色
の領域。
 そこを、一際強い風が吹いて行く。

 さて、“会合後”の灯守り達はどうしているだろうかと、
 今日も私は“観測”する。** ]
 
(255) 2022/01/30(Sun) 18:38:55

【人】 灯守り 白露

[宴酣の時
さてそろそろ解散、という空気の流れが漂いはじめて
わたしも帰ろうと、広げた荷物を片付け始めた

荷物の中には、少しばかりの招待状>>203があって
刷り上がったばかりのものを少しだけ持ってきたものであった
持ってきたは良いがどうしようかと会場を見渡して…]

 ……
立春様っ


[ふと帰ろうとする背を見たのなら、荷物もそこそこに慌てて声を掛けた
こんなもの、いつでも渡せはするのだけれど
-なんなら送っても良いのだから
- 、今が良いと思ったので]

 ……えと……
 こ、今度……展示会を、するんです……
 ……来て、
ほしい……です


[ずい、と渡すハガキ
もちろん、もうすぐ立春ということもあり、お祭りの準備などで忙しいであろうこともわかっている
それでも、来て欲しかったのだ
わたしの住む街に、わたしの住む白露に
忙しいと渋い顔をされたなら、しゅんとしつつもハガキだけでも、と食い下がるつもりである]

 ……
待ってる……

 茉莉お姉ちゃん……

[去り際に、微笑みひとつまたね、と手を振り
呼ぼうと思い続けていた名前を呼べたなら、満足そうに笑っただろう**]
(256) 2022/01/30(Sun) 18:42:52

【人】 灯守り 立春

[更に新しい便箋を1枚、取り出して
今度は柔らかな桜色のインクを選び取る。


『 雀さんへ

   先日のパーティーでは、
   お話してくださりありがとうございました。
   春分域の桜について
   本当に嬉しそうに語ってくださる雀さんを見て、
   花咲く春への楽しみと期待が高まりました。
   
   満開の桜の下、ピクニックシートを敷いて
   お姉ちゃんと広げるお弁当の中身はどんなものが良いか、
   今から真剣に悩んでいます。楽しい悩みです。

   雀さんも、春分さんとご一緒に
   お花見に行かれるのでしょうか?
   お二人はどんな時間を過ごされるのでしょうか。

   見どころやおすすめの場所なども、ありましたら
   また是非教えていただけると嬉しいです。 』  ]
 
(257) 2022/01/30(Sun) 19:32:34

【人】 灯守り 立春


[  『桃のタルトも、桜のケーキも
   桜のフレーバーティーも今年もまたいただきたいので
   桜の咲く頃には幾度となく『陽だまり』さんに
   お邪魔させていただくことになりそうです。

   ご相談なのですが
   練りきりや錦玉羹はお持ち帰り出来ますか?
   昨年は自分のことでいっぱいで何も出来なかったので
   今年はきちんと先代を弔いたいと思っています。

   春分さんにもよろしくお伝えください。
   それでは、また。近いうちに。

                     立春より 』

三色団子の絵の描かれた切手を桃色の封筒に
ぺたりと貼り付けて、送り出した。]*
(258) 2022/01/30(Sun) 19:32:57

【人】 小満末候 麦秋至

―― 会合後/真・麦ちゃんのポトフ ――


[約束されていた宴会、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日のポトフはコンソメスープを使わないで、
お肉から染み出るうまみと野菜のうまみ、
そして各種香辛料ハーブやスパイスの味わいを合わせて、
あっさりだけどコクのある味に仕上げました。
隠し味は八角という名前のスパイスです。
小満さまの厨房にはいろんなスパイスがあるんですけど、
この八角は星図盤に書いてある星みたいな形をしているんです。
香りが独特ですのでほんとうにちょっとだけ入れました。

楽しく召し上がってくれると嬉しいです]
(259) 2022/01/30(Sun) 19:33:14

【人】 小満末候 麦秋至

[雨水さまが持ってきてくださったお肉類を見て、>>195
「これなら沢山ポトフが作れる」と口走ってしまったためでしょうか。
わたしは宴会の席で一品ふるまうことになりました。
お肉類、わたしが雨水域にいた時に食べたものとは、ランクが違うと一目見て思っていた。
お金を節約して高級店ではお買い物しませんでしたし。
正直緊張したけれど、うまくできたようでよかった]

あ、あの、どうですか、これ。
わたしが作ったポトフなんですけど。
雨水さまが持ってきてくださったベーコンやソーセージも、
入っていますよ。ほら!

[文字通りごろごろとした大きさに切られた野菜に混じって、
ごろごろと厚切りにしたベーコンが入っている。それを指差した。
断られなければ向かい側に座って、
食べるかどうか、それを見守った]
(260) 2022/01/30(Sun) 19:35:03

【人】 小満末候 麦秋至



    …………。


[じーーーーーー……。

会合後のパーティーの時のチュウくんとは、
互角な目力比べができそうな勢いだった。

彼女が美味しいと言ってくれたなら、
飛び上がる勢いでよろこびました]

[嬉しくても涙が出るということを、わたしは経験したばかり。

だから、雨水さまが人知れず涙ぐんだのを見ても、
ただ、それが拭われるのを見守っていた。
灯守りだからって泣いてはいけないわけでもない、そうでしょう?*]
(261) 2022/01/30(Sun) 19:37:14

【人】 “小雪” 篠花

ーー雪見温泉ーー


 ええ、そうね。とても綺麗だわ。


[目を奪われている子を見てくすくすと笑う>>231

蛍雪の功とはよく言ったもので、雪も仄かな明るさを纏っている。
空に浮かぶ月の明るさと、舞い散る雪の協奏はとても幻想的で。
風情のある光景にほう、と感嘆の息を漏らした。

後で冬至の君には感謝しておかないと。
お礼に手作り菓子を作ろうと奮闘するのは、もう少し先の話。


汚れを落としてから湯船に浸かれば、自然と息を吐く。
至情の極楽とはこのことかしら。]
 
(262) 2022/01/30(Sun) 19:39:20

【人】 “小雪” 篠花

 
[彼女が紡ぐ長い長い話には、目を瞑り、黙って耳を傾けていた>>232

旅先で起こったこと、聞いたこと、見たこと。
楽しかったこと、悲しかったこと。感動したこと。

同じ景色を見ることはできないけれど、
目を瞑れば、同じ経験を感じることが出来る気がして。

唄が闇夜に融けるようなら、ゆっくりと目を開いて。
目を合わせる>>233。]
 


 …………。
 ……私がね、今まで蛍を迎えなかったのは、
 先代小雪のーー兄のことがあったから。


[視線を逸し、訥々と語り始めるのは自分のこと。]
 
(263) 2022/01/30(Sun) 19:39:42

【人】 “小雪” 篠花



 兄は私に号を譲りたいと言っていたけれど、
 私は兄に灯守りをやっていてほしかったの。
 ……いいえ、違うわね。側にいてほしかった。
 それまでずっと、兄のそばにいたから、
 いきなり放り出されるのが怖かった。


[遥か遠い過去の自分を見つめて。]


 だから、手紙1つで何処かに消えた兄が許せなかったの。
 何処にも行かないでほしかった。
 子供だったのね。いつか別れは必ず来るのに。
 それを認めたくなくて、荒れていたのよ。

 だから蛍を迎えなかった。
 八つ当たりしてしまいそうというのもあるけれど、
 何れ来る別れに、堪えられそうになかったから。


[今なら温泉が全てを溶かしてくれそうだから。
誰にも語ったことのない本音を落としていく。]
 
(264) 2022/01/30(Sun) 19:40:06
 




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