人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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ネコジマは、いろんなものが綯い交ぜになったこころでわらって、
(a20) 66111 2022/07/17(Sun) 12:45:33

【秘】 気狂 ネコジマ → 夢中 ユメカワ

猫島には生きてる理由があるし、生きたくない理由もあるし、
死ぬ理由があれば、死にたくない理由もある。

 

「さて、猫島はどの幸福地獄を選びましょう」
 
皆が言ってくれている守るとか 助けるとかを信用していないわけじゃなくて。
そういう可能性も、全部ひっくるめた上で、猫島はこう言うのだ。

 
(-33) 66111 2022/07/17(Sun) 12:46:12
ネコジマは、ただ、わらった。
(a21) 66111 2022/07/17(Sun) 12:46:21

【秘】 気狂 ネコジマ → 夢中 ユメカワ


「……なんて。大丈夫です、ちゃんと考えられますよ」

「こう言いながら、決まっているんです。
 今すぐ決められないだけです」

「ああいや、んー……今決まっていないところが
 決まらないと決められなくて……?」

「それだから、はっきり言えないだけで。
 口に出したら、そうならなかった方の答えが
 さみしくなっちゃうから。それでも、」

「夜が明けてしまうまでには答えは出ているから 
  
「だから、大丈夫です」

 
(-34) 66111 2022/07/17(Sun) 12:48:05
ネコジマは、猫島はほとんど迷っていない。道を決める要素は、あとひとつだけ。
(a22) 66111 2022/07/17(Sun) 12:48:34

【秘】 陽炎 シロマ → 気狂 ネコジマ

「……んん、花火かぁ。
 まあ……、やっても構わないよ。
 私は後ろで見てるからさ」

管理状況も悪い建物である。
これから急に保護をしたとしても、もう遅いだろう。朽ちるのを待つだけだ。
それに、この校舎自体に執着があるわけでもない。

「くれぐれも、自分が燃えないようにね。
 焼け死ぬのは苦しいから……」

もう己が燃えることは無いと、わかっていても。
炎の雨は、どうしても。

「全員集めるのかい?」

しかし先生が暗い顔をしていては、心配させてしまうかもしれない。努めて平静を装って。
生者、死者、幻……それらを含めて『全員』と呼んだ。
(-35) wazakideath 2022/07/17(Sun) 15:29:47
ネコジマは、先生の許可をもらえて、息を吐いた。緊張していた顔が少しゆるむ。よかった。
(a23) 66111 2022/07/17(Sun) 16:46:41

【秘】 気狂 ネコジマ → 陽炎 シロマ

>>-35>>a23

「んー……いない人は、いないんじゃねぇすかね。
 猫島も、栗栖ニイがいなかったらいませんし」

猫島 稔という奴は、今日に起こった非現実的なことを
受け入れているようで、目を逸らしていて、
そして現実から逃げきれないでいる。

「ほんとうに、みんなみんながいるだなんてことに
 なるんだったら。それなら」

「……猫島が、くるしいくるしいになっても、
 みんな、みんなで花火をするのがいいです」

経験したことのない苦しみを軽く見ているわけではない。
ここを運命のわかれ道だと決めているだけだった。

あなたの努力は実を結んでいるようで、
猫島はあなたが火を恐れているだなんてちっとも思わなかった。
(-36) 66111 2022/07/17(Sun) 16:48:41

【秘】 夢中 ユメカワ → 気狂 ネコジマ


ああやっぱり、できる事なら君の傍に居てあげたいなと思ってしまう。
きっと大丈夫じゃないのに、笑って大丈夫を言う君が寂しくて。
それが死者の傲慢だという事に気付いているのかいないのか、
きっと誰も聞きはしないし、語られる事も無いから定かじゃない。


「……ねえ、稔。俺は稔が頑張ってるの、邪魔したくないから」

隣を歩く君の頭にそっと手を伸ばして、
触れられたなら、やっぱり優しく髪を梳くみたいに何度か撫でた。
触れた手はきっと冷たくはなくて、血で汚れてもいない。


「応援してるから」

それから、いつか君がくれた言葉を返した。
きっと今の君は自分と同じで肯定が欲しいわけじゃないから、
いつかの君と同じ、これはただ身勝手な言葉だ。
(-37) unforg00 2022/07/18(Mon) 4:27:42

【秘】 夢中 ユメカワ → 気狂 ネコジマ


「だから俺、ちゃんと待てるよ」

君達が答えを出すまでにもう少し掛かるなら、待っていられる。
君達が生きてしなければならない事があるなら、待っていられる。

ずっとは待たない。君達がこれからを生きていく限り、きっと自分達は
いつかは記憶に埋もれて色褪せて、遠い過去のものになってしまうから。
いつか大人になってしまう君達と、大人になれずに終わってしまった自分達が
その時も友達のままで居られる保証なんて、何処にも無くて。


「ここに来てくれた皆の事が好きだから。ずっと」

君達には、たくさんのものを手放させてしまったけれど。
そんな自分が多くを望むのは、きっと高望みなのだけど。
それでもやっぱり、できる事なら皆一緒が良い。
皆と過ごしたあの日々が、かけがえのない時間の事が、ずっと好きだから。

皆もきっとそうなのだと、信じて疑っていないから。
(-38) unforg00 2022/07/18(Mon) 4:28:37

【秘】 夢中 ユメカワ → 気狂 ネコジマ


「また会いに行くからさ」

だからきっと、夢川はまた君達の前にやって来る。
『また』が来るのがすぐの事でも、少し先の事でも。
何れにしてもその時は、やっぱりちゃんとそこに居るはずだから。


「みないふり、しないでね」

だからその時も、目を逸らさないで、と。
寂しがり屋を免罪符にしてちょっと強引なお願いをするあたり、
やっぱり昔から、なんにも変わっていなかった。
(-39) unforg00 2022/07/18(Mon) 4:29:10
ユメカワは、きっと笑っていた。
(a24) unforg00 2022/07/18(Mon) 4:31:51

ユメカワは、昔からなんにも変わらない。これまでも、これからも。
(a25) unforg00 2022/07/18(Mon) 4:32:31

ネコジマは、「しませんよ」 ひとこと、それだけ言っていた。
(a26) 66111 2022/07/18(Mon) 6:00:12

【秘】 陽炎 シロマ → 気狂 ネコジマ

「……そっか。
 稔が苦しいのは、私も苦しいけれど……。
 君がその方法を選んだとしても、私は止めないよ」

まるで境目をぼんやりと見つめているような子だ、と思った。
両方に足を着けている、と言った方が良いだろうか。
一言で表すならば、『狂い』になってしまうが。
その様に、何だか親近感さえ抱いてしまう。

苦痛だと知っていても尚、選んだとしたら。
貴方の想いは、それ程強いのだろう。
もしくはそれ程に、狂っている。

ああ、来てくれないかなあ。
君のような子にこそ、この
いとま
で笑って欲しい。


「──みんなで一緒にいたい気持ちは、わかるつもりだからさ」

少女はそっと微笑んで、肯きをひとつする。
その横顔は、今までの笑顔とは違って。
ほんの僅かに、憐れみが滲んでいた。
(-40) wazakideath 2022/07/18(Mon) 12:04:53

【秘】 不知 ミナイ → 陽炎 シロマ

「わからないからと
 停滞と巻き戻しを続けるところはさすがとでも言おうか。
 確かに話にならなくて残念だ」

「予想や推測はは正しいのに、な。」

人でもなく。先生ふりをしているだけの存在なんて。
一瞬の夢ならば許してやれとでも? 否、関わることが間違いだ。
どうすれば、わかるようになるのか。
わかる頃には多分疲れきっていて、それはしゃくだなぁとか。
ため息をつけば、なんとなく、手首をさすっていた。

「人は何もしなくても勝手に死ぬよ
 君たちが、いようといまいと関係ない」

「人集めも、寿命まで待てばいいのに。
 今後は生きることを邪魔されないことを願ってるよ。
 いきたいときにいきたい場所にいく、
 現代人は昔にはとれなかった、勿体ない選択がとれるようになっているんだから」

「君たちもいつまでも迷子になってないで。
 次の機会には前を見せられることをお祈りするよ」
(-41) toumi_ 2022/07/18(Mon) 18:37:05

【秘】 陽炎 シロマ → 不知 ミナイ

「……ああ、人は何もしなくとも死ぬ。だが、その頃にはとっくに変わってしまっているだろう。それが嫌なだけだよ。
 鶏だって、一番美味しい時に絞める。
 米だって、炊きたてが一番美味しい。
 いつだって、今が一番美しいんだ」

人は変わらないと口にするけれど──そんなものは嘘だ。
今この瞬間の貴方は、今しか存在し得ない。
時代が変われば人も変わる。それこそ、世捨て人として暮らさない限り。
昭和ならともかく、この情報化社会で孤立して暮らすことなど不可能だろう。
変わらない物など、この世にあろうか。


今後について話題に上がれば、「さてね」と他人事のように切り出す。

「邪魔するか否かは生徒達次第だ。
 せっかくだし……時代に倣って、私も行きたい場所に行けるようになろうかな。
 上手くいくかはわからないが……」

生前は、いきたい時にいきたい場所にいけなかった。
生徒から学ぶことだってあるだろう。
白間コズヱの考える理想の教師は、生徒の意思を汲む大人だ。きっと現代人である彼等から、これから多くを学ぶ。
とはいえ。
停滞の中にある者同士で交わす言葉は、きっと偏っている。
それは既に、彼女が“生徒が望んだ”というだけで全員招こうとしていたことからも明らかだ。


「しかし、ね。生き物は日々変わっていく存在だ」

「──私達はいつでも歓迎するよ。
 現実に疲れたら、いつでもおいで」

最後に、まるで実家から貴方を見送るような言葉を添えた。
(-42) wazakideath 2022/07/18(Mon) 21:59:41

【秘】 甚六 カナイ → 泣き虫 ウラミチ

東の空が白みはじめた頃合い。

「なんしとんの」

頼りなげな声が、ぽつんと校舎のどこかに浮いた。
見慣れたパーカーを着て、フードを深く被って。
短パンから覗く脚がひょろりと伸びて、小さな背丈で見上げる。

今度は、幻だって言わせない。
言わない。ぼくらはまだ、ここにいる。

「うらみち」

きみの近くに、すぐそばに寄る。きっと同じ温度だ。
もう、冷たくなってしまった。
(-43) 榛 2022/07/20(Wed) 21:16:48
ネコジマは、わかってもらえてうれしい。
(a27) 66111 2022/07/20(Wed) 21:25:03

ネコジマは、滲んだ程度のその憐れみを、心配なのだと思った。だから、
(a28) 66111 2022/07/20(Wed) 21:25:08

【秘】 気狂 ネコジマ → 陽炎 シロマ

 


 
(-44) 66111 2022/07/20(Wed) 21:25:40
ネコジマは、わらって頷いて、それで先生と別れていたのだった。
(a29) 66111 2022/07/20(Wed) 21:25:48

【置】 友達 ネコジマ

【屋根裏】

「──そすね。長かったと思いますよ、猫島も」

「君は猫島よりも我慢がたくさんできるいい子なんですね」

「はい、考えておきます」

「考えておくだけですって」
(L2) 66111 2022/07/20(Wed) 21:33:18
公開: 2022/07/20(Wed) 21:35:00
ネコジマは、鏡に向かってそんなことを言っていた。>>3:a0>>L2
(a30) 66111 2022/07/20(Wed) 21:34:02

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ



「…… 
うれしい
 、…?」


(-45) 榛 2022/07/20(Wed) 22:01:58

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ


「わけ」

「ないだろ」


(-46) 榛 2022/07/20(Wed) 22:02:03

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ

「………………」

「……けど」 「まぁ は」


とん、とん。
ゆるやかなリズムで、背を軽くたたく。

「………… 
くるしいんだな


……ぼくは、まぁが死ぬのは… いやだ



あたたかい身体をぎゅうと抱え込んで、考える。
難しいことばっかで、ほんとう、ぼくにはひとつも向いてなくて。
うまくできないことばかり、だけども。

ぼく
 の…」

こればっかりは、あきらめたくなくて。
無い知恵しぼってきみに言う。

(-47) 榛 2022/07/20(Wed) 22:05:50

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ

 
 
ぼくら
の、こと」

「きらいになったら、死んでもいい ぞ」

(-48) 榛 2022/07/20(Wed) 22:09:17

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ


これから出会う、いいこと、嬉しいこと、楽しいこと。
ひとつだって取りこぼさないでほしいから。
そうじゃないこと。
嫌なこと。悲しいこと。苦しいこと。
ぜんぶ、ぼくのせいにして。


(-49) 榛 2022/07/20(Wed) 22:12:16

【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ

 
きみがいっときでも、死にたいって思った世界で息をして。

ぼくのこと きらいになるまでずっと、そうしてて。

 
(-50) 榛 2022/07/20(Wed) 22:13:03

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】

と、と、と。 

お骨のかんかんを抱えて、猫島は教室に戻ってきた。
教室には誰がいるだろう。誰もいないだなんてことは、きっとない。
 


「ただいま」
 

 
きょろ、室内を見回して。
真ん中あたりの空いてる席に缶を置く。さみしくないね。
それから教室に置いていた花火の袋を開けて、何本か缶の横に添えた。

続けて、動かない身体たちの──確か利き手だったと、
猫島が記憶している方の手に花火を持たせて。
抜き取った靴紐なんかで、落ちないように結びつけていく。
(16) 66111 2022/07/20(Wed) 22:22:45

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>16

「ん?」

「はい、花火です」

「花火、してもらうんすよ」

「みんなで花火。するつもりだったでしょ?」

「先生にも、ちゃんと許可もらいました」
 
(17) 66111 2022/07/20(Wed) 22:24:12

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>17

「んー…?」

「猫島はどうするかわかりません、んん…」

「けどたぶん、遅刻か欠席になるんじゃねぇかな」

「猫島はもう少しやることがあるんで」

「だから猫島のことは待たないで始めていてください」

「ああでも、うん。そすね、すぐは困ります」

「……はい、はい。そのくらいでお願いします」
 
(18) 66111 2022/07/20(Wed) 22:24:49

【人】 気狂 ネコジマ

【みんなの教室】 >>18

「じゃあ、猫島は行きますね」

「うん」

「それじゃあ、また」
 
(19) 66111 2022/07/20(Wed) 22:27:05
ネコジマは、笑顔で別れを告げて、みんなの教室を出て行った。
(a31) 66111 2022/07/20(Wed) 22:27:20

ネコジマは、あの時にはまたねを返していなかったのにね。>>a15
(a32) 66111 2022/07/20(Wed) 22:27:28

【人】 幸福 ライカ

【???】>>14 ユメカワ


「おは────、」

よう、と、自然に吐きかけて。
ぽかんと君を見つめていた。

「……あ、うん。
 痛いとか、感じない……かな。今のところは。」

君が居て、隣で笑って。
それだけで、まあいいかなんて思えてしまうのだから
つくづく、自分は君に甘いのだろう。
──そしてそれは、永遠に。


「調子………今度こそ……、」

ふつふつと思い起こせば、
あの時
の恐怖がぞくりと背筋に走り
僅かに身を震わせる。

「……深雪、」

上目に君を見上げれば、
甘えるように腕を伸ばした。
(20) osatou 2022/07/20(Wed) 22:39:24
ライカは、君を抱き寄せて、
(a33) osatou 2022/07/20(Wed) 22:39:36

ライカは、口付けをひとつ。
(a34) osatou 2022/07/20(Wed) 22:39:44

ライカは、「……おはよう、深雪。」
(a35) osatou 2022/07/20(Wed) 22:39:55

【赤】 先生 シロマ

 

出席を取ります。

 
(*0) wazakideath 2022/07/20(Wed) 23:03:36

【赤】 先生 シロマ

……色とりどりの炎が、花を咲かせた後。
どこかで、少女が教鞭を執っていた。

鳥飼
。」

夢川
。」

司馬
。」

来家
。」

山中
。」

名前が増え、賑やかになった出席簿を満足気に読み上げる。
その声は隠し切れない程の喜色が溢れていた。

「……ふ、ふふ!
 すごいなぁ、こんなに沢山!
 体育の授業だって色々できるようになるね……!」

前回との違いは、更に名前が増えたことと──最後にもう一名分、空欄があった。

「さて、さて。
 もしかしたら、遅刻かもしれないし。少し待っておかないとだ」

欠席かもしれないけれど。
時間は幾らでもある。
時計の針が進まないのだから。
(*1) wazakideath 2022/07/20(Wed) 23:06:44
ネコジマは、みんなの自転車を昇降口に運んだ。鍵がかかってた都会組のはちょっと大変でした。
(a36) 66111 2022/07/20(Wed) 23:27:39

【神】 友達 ネコジマ

──花火が始まる直前頃、メッセージ。

『教室で花火、しますか? しませんか?』

『みんなにはしてもらうんすけど』

『しないんだったら、帰りましょう』

『猫島は昇降口にいます』

『花火が始まったら、
 来なくっても猫島は帰っちゃいますからね』
(G1) 66111 2022/07/21(Thu) 6:42:43

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

ほんのわずか、途切れた言葉には一度首を傾げかけて。
それから、続く言葉には、やっぱりどこかいつも通りの延長線上。
そっか、なんて零して、けれどほんのすこし安堵の息を吐いて。

「ん、………」

ふと視線が合わされば、懐くような腕に引かれるまま。
そっと顔を寄せ合って、触れ合う温度は確かにそこにある。
これからもずっと。


それが何であったとしても、形のないものが今もなお君を苛むなら。
これから何度だってこうして遠ざけてしまおう。
今は確かに二人こうしてここに居るのだから。

きっともう、離れ離れになる事だって無いから。
(21) unforg00 2022/07/21(Thu) 8:38:55

【人】 夢中 ユメカワ

【???】 >>20 ライカ

「……うん」

何の憂いも無く、いつかの日々の続きを、君と一緒に居られる。
たったそれだけの事が、どうしようもなく嬉しくて。
たったそれだけの事が、あんなにも難しかったから。


やっぱり自分ってどうにも単純な人間だ、なんて思いながら。
やっぱり自分は君の事が好きで仕方ないらしい、とも思って。
今この心の内を満たす喜びを、上手に言葉にできる気はしないな。

だから、添えるように君の背に回した腕に緩く力を入れて。
もう少しだけ、擦り寄るように肩口に顔を埋めて。
微睡みの中に居るような心地良さに、息吐くように笑みを零して。

きっと暫しの間、そうしていた。
(22) unforg00 2022/07/21(Thu) 8:39:35
ユメカワは、しあわせだ。
(a37) unforg00 2022/07/21(Thu) 8:39:43

【秘】 君の ユメカワ → 幸福 ライカ

 
 
「だいすき」
 
(-51) unforg00 2022/07/21(Thu) 8:40:20
 




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