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【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 ダニエラ 君はやっぱりどこか、自分によく似ていると思った。 どんな理由であれ【A.C.A】に所属していたんだ。 地獄にひとりで落ちてしまえばいい、落ちてしまいたい。 そう思う心はまだ、ずっと、胸の内にあるまま。 だと言うのに、お迎えがなかなか来ないから こんなに留守番して、ここまで残ってしまった。 まぁ最後じゃなきゃ、未来の話はきっとなかった。 誰かとの未来に笑う自分が、許せなかったから。 別に、今も許せているわけじゃあないが──。 あの物好き達の顔を思い浮かべてまたため息が零れかけた。 多分、惜しいと口にしたのが自分の敗因だった。 案外、責められるよりも責められない方が苦しむらしい。 暫くはそこに身を下ろして、生きていこうと思う。 勿論、石や罵詈雑言も歓迎しているよ。 マゾヒストじゃないけどね。 #specchio ▼ (28) sinorit 2023/09/24(Sun) 20:18:57 |
【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 >>28 ダニエラ 「…あぁ、最後だよ。本当の、本当にね」 繰り返すのは、嘘じゃないよともう一度伝えたくて。 君の本当の心までは理解出来ないが、 そのひとつの事実に、男はひとつ安堵する。 もしもまだ心配なら二人の名を伝えようかとも考えたが、 問題なさそうなので浮かべた顔に頭を振ってかき消した。 「………ありがとう」 こんな色気のない口説き文句で、 落とせるとは考えていないし思いもしない。 それでも、真っ直ぐに伝えることが今出来る全てだったから、 君が誘いに乗ってくれたその事実にまた安堵して、 強ばっていた肩の力を抜いた。 ──瞬間、意識が一瞬点滅する。 まだ全てが終わった訳ではないというのに、 どうやら力を抜きすぎたらしい。 再び君の様子を確認すれば、既に君は立ち上がって。 #specchio ▼ (29) sinorit 2023/09/24(Sun) 20:19:55 |
【人】 リヴィオ>>23 >>24 >>25 >>28 >>29 ダニエラ …まずい。意識が飛んでも何を言いたいかは大体分かる。 「…………はは」 分かるのだが、まずは笑って誤魔化そうとする。 誤魔化す必要はないが、感じた圧から逃げたくなったせいで。 体を逸らして少しだけ距離を取り、悪足掻きをする。 「……いや、えっと。あー………はい、そうだね。 それについては、うん……俺も諦めるとするよ………」 そのまま少しだけ悪足掻きを続けようとするが、 流石に君が諦めたのに、諦めないのはどうかと思った。 病院に行ったら長めに拘束されそうだが──。 「…病院へのデートも付き合ってくれるかい?」 仕方がない。医者に怒られるよりも君の方が恐いんだ。 デートの前にデートに誘って、 君の時間を長めに頂戴するとしよう。 熱の本当の理由を向かう途中で明かそうか。 出来れば、怒らないでいてくれると助かるよ。 …あぁ、そうだ。語るついでに言いたいことがもうひとつあった。 多分、辿り着くまでに時間はまだあるだろうから。 #specchio (30) sinorit 2023/09/24(Sun) 20:20:49 |
【秘】 corposant ロメオ → 暗雲の陰に ニーノ「心配だから来た」 「遅くなってごめん。もう少し早く来る予定だったんだけど」 声を聞けばほっとしたような表情で、 少し屈んで目線を合わせた。 仕事の合間に面会に来たのだとロメオは言った。 「ここって物の受け渡しは可能? うちの店のパン持ってきたんだけど、食えるかな」 「……………聞きたい事もあるし」 そう言って目を細め、右手の甲の有様を見る。 「お前が捕まったって聞いてびっくりしたんだ。 ホントにろくでもねえ法律だよ」 (-218) susuya 2023/09/24(Sun) 20:22:44 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → corposant ロメオ頬を撫でられる度に蕩けた視線を送り喉を鳴らす。 すっかりいつもの威厳とプライドは落としてきているようだ。 「何って……お前が、欲しい……。 好きにして、いいぞ……?」 ゆっくりとわざとらしく告げるのはいつもの何でも良いとはワケが違うからだ。 今は受け身ばかりで甘えてはいるが、この身はいくらでも慣れている。 いざというときも、貴方が止めたいのなら好きに止めれば良い。 そんな意味を込めつつ、ここで理性を取り戻したくもなくて貴方の喜色に目を細めた。 ――普段の姿も、今のこれもきっと貴方なのだろうと。 「好きにして、良いが…………キス、は」 今時生娘のようにキスを特別視しているわけでもなければ、唯一視をしているわけでもない。 それでも、敢えてしないという選択肢を常に採っていたのは、何故だったか。 ……された覚えがほぼないからで。 まともな愛情を受けたことがない人間は愛情の伝え方が分からないという。 不器用な物を受けて正しく歪んで受け取っている、その分バランスが悪くこんな風に体調を崩すのだ。 「……付き合ってる人間もいない、から、問題はない……」 いないよなと一度目を閉じ考えて、浮気をできない人間は頷いた。 それにしても目の前の男はキスをたくさんしてきたのだろうか。 それは…………何処か言葉にできない感情がよぎって考えるのを止めた。 (-219) toumi_ 2023/09/24(Sun) 20:27:33 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「こんなもの抵抗なんてしない」 殴られたぐらいで、とあっけらかんと。 「……?」 「俺が好きなものを受け入れるのと、 お前が俺を受け入れる……? のになんの関係があるんだ?」 不思議そうにこてんと首を傾げる。 その二つがなんの関係性を持つのかわからない。 (-220) toumi_ 2023/09/24(Sun) 20:27:46 |
【念】 傷入りのネイル ダニエラそういえば。 女はこの日、勤務中、このアジトに1人だけ人間を招いた。 部屋の隅に置かれたボストンバッグを預け、 自分のことを何一つ告げぬまま 、2人は別れ、今に至る。結果として、その後のリヴィオ・アリオストとの対面を思えば、正しい判断だったのだろう。 女が不在の今も、この一室の明かりはついたまま。 デスクの上には、女がもらった大切な贈り物たちが並んでいた。 (!1) oO832mk 2023/09/24(Sun) 20:31:13 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 幕の中で イレネオ愛国心など振り返れば抱いたことがなかった。 だからこそ男にとって、眼前の人が抱く肩書はあくまでその人の一部でしかなかった。 今もそう。だから隔たりは消えない。 「ぃ、」 ペン先が回ればまたくぐもった声が落ちて身体が跳ねる。 指先は退けられるままに離れることだろう。 その間にも注がれてゆく言葉を耳はまだ拾い上げ。 滲む視界に移る姿は普段と全く変わらなかった。 これがあの職場だったら、どんなに。 「……そ、ですか」 痛みが遠退いていたから少しばかり落ち着いていた鼓動は。 たったそれだけの刺激でまた煩く脈打ち始める。 覚悟の形をまだ知らない男が持つ限度など知れているものだ。 だからその恐怖にまた、飲み込まれてしまう前に。 「ねえ、イレネオせんぱい」 尋ねる。 これがきっと、最後の問い。 「…………オレって、警官、向いてるかな」 (-221) mspn 2023/09/24(Sun) 20:37:27 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → favorire アリーチェ男は貴方の様子を見つめていた。 どうにも全く何も気が付いていないと、そういうわけではないように思えたから。 ただもう少しと深掘りした内容を聞けばまず目を瞠って。 「……聞いて、くれたんですか? あはは……そっか、ありがとうございます。 こうしてアリーせんぱいが捕まっちゃったのは、心苦しいけれど…… なんだか、うれしいな」 それが必ずしも己の為とイコールにならなくても。 いなくなったことで貴方が気にしてくれていたという事実がうれしかったから。 そっかあ、ともう一度噛み締めるように呟いて、手を包んでくれる貴方の手をもう片方で撫ぜた。 で、ひとつ問いを投げようとしたのだが、その前に。 「…………」 自分の呟きに関し貴方が伝えてくれたことには、はた、と瞬いた。 「……たしかに、そうかも。 …………え?そうですね。 怒ったからって、暴行するのはよくないですよね……」 今になってちょっと怒りが湧いてきている。 とはいえ本人が目の前にいるわけではないので鎮めつつ。 「アリーせんぱいも、マフィアに家族が……いるんですか? 知らなかった……し、仕方なくないです!駄目!……だから。 そっか、そういうことだよなあ……」 (-222) mspn 2023/09/24(Sun) 20:49:36 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ「じゃあ何されたら抵抗するのさ……?」 素朴な疑問である。 殺される以外なら良いとか言いそうで、ちょっと怖さすら感じた。 「……だからね。 受け入れてもらえるのなら、同じだけ受け入れたいだろって話。一方通行じゃ、そんなの……友達ですらないじゃないか」 そんなに分かりにくい話をしてるかな? とこちらも首を傾げた。 (-223) eve_1224 2023/09/24(Sun) 20:50:10 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → corposant ロメオ「謝ること、べつに……」 ないよ、と。 伝えながらもなんだかこわかった。 自分と関わりがあるところを見られて、貴方まで捕まってしまうんじゃないかということが。 そう恐れているくせに、どうにも。 「……パン」 ぐう、とお腹が鳴った。身体はどうにも素直なものだ。 恥ずかしくて若干視線を逸らしつつ。 「いいと思う……。 あ、でも、その、格子越しでいいから。 忙しくなかったら、あれ……あーんしてほしい。 手、これだから……」 左を動かせば右も動く仕様になっているので、もれなく何をしても痛む。 どうにもスプーンが上手く持てずに、食事が碌に取れていないゆえの空腹だった。 「オレが捕まったのは……あはは。 いると、都合悪かったんだろうな」 「ろーにいはだいじょうぶ?大変なこと起きてない?」 (-224) mspn 2023/09/24(Sun) 21:02:31 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ「こんなことで魘されてたまるか」 口が悪くなってきたがもう咎める者がいないとわかれば少しだけ気が楽になった。 それもつかの間、一瞬で気が重たくなるのは仕方ない。 今から行われるのは快楽を貪るための行為ではなくただの逃避と暴力だ。 苦しめるのはまだ出来るが、力不足が否めない。 体格のこともある、文字通り全体重でもかけて力を込めなければければ貴方を楽にすることなどできないだろう。 完全に前を開けさせたあと、一瞬だけ考え込むように動きを止めたがそれだけだった。 そうして手加減なく腕を掴み上げながらその冷えた身体に付けていくのは噛み跡だ。 貴方を昂ぶらせる為に少しでも熱になる刺激を与えていく。 まずは、肩から。何もないその場所に躊躇はもうしなくて。 吸い込まれるようにその肌に顔を引き寄せられれば無遠慮に、それでいて丁寧に血が出るまで強く強く噛み付いて跡を付けていった。 上半身を降りていくように身体をずらし歯型を残していく。 これが甘い逢瀬であったのならば、散らされたその歯型は花びらのようだったかもしれない。 「は、……いい体してるのに。 温泉に行って血行を良くするんだったな」 貴方をとん、と改めてソファに押しつける。 古いマットが衝撃を受け止め、軋んだ音と乾いた埃を立てる。 優しさをそこに加えてはいない、あくまでも機械的に努めているつもりなのだから。 貴方のズボンと下着をずらしていき、これまでの刺激でどれほど反応しているかわからないそれを取り出す。 それでも思わず、息と口に溜まったつばを飲みこんだ。 そのまま覆いかぶさるような影を落としながら、両足の間に体を滑り込ませ。 腰を持ち上げ、浮かせ、自分の膝上に引き寄せると貴方の下半身に顔を埋めた。 高低差のせいだろう。その光景は貴方にも全て見えているようだったが、その時どんな顔をしていたのかは伺ったりなどはしなかった。 (-225) toumi_ 2023/09/24(Sun) 21:07:09 |
【秘】 corposant ロメオ → 門を潜り ダヴィード「大丈夫だよ。不安のデカさは伸びしろのデカさだ」 手伝いならいくらでもするからさ、と いつもみたいな事も言った。 過度な期待を寄せているわけじゃない。 けれど可愛い後輩を応援してやりたい気持ちは強いのだ。 「応援してるぜ〜。 オレもな〜んかまだやる事多くなりそうな気がするし…… 負けてらんねえなあ」 とはいえこちらに出世欲というものは殆どなく、 現状維持に努めるばかりだが。 回って来る仕事をこなすうちに昇格の知らせでも届こうものなら、露骨に嫌な顔をするのはこの男くらいなものだろう。 「アーハハ。お使いありがとさん。 たまには頼む側の感覚も思い出しとかなきゃあな」 「……さて、そろそろ行くかな。 今日は仕事しながら遊ぶんだ」 半分ほどになったコーラのペットボトルを持って踵を返す。 「またなんか美味いもんあったら持って来るわ〜」 そう言って、後ろ手にふらふらと手を振った。 呼び止めなければそのままどこかへ行くだろう。 (-226) susuya 2023/09/24(Sun) 21:13:41 |
【秘】 favorire アリーチェ → 暗雲の陰に ニーノ「だって、あんなの誰でも冤罪ってわかるわ。 よりによってこうして誰よりも素直で頑張り屋さんなのに、 なのに……あんな見せしめみたいに、って思って……」 困惑めいた怒りが沸き上がりそうになるも、 貴方が片手で手を撫でてくれるからそれもゆっくり落ち着いて。 「うん、よくないわよ。今度会ったら抗議しちゃわないと…… でも……ダメだけど、気持ちは少し、わからなくはない。 ここの人、マフィアに肯定的な人が結構多いから、 マフィア嫌いな人は居心地がよくないのかも、って少し思うわよね」 自分もマフィアについては比較的肯定派だから、 ほんの少し申し訳ない思いがない訳でもない。 最も、だからと言って傷つけられるのは困るのだが。 「うん、いるわよ。誰よりも……大切な人。 私が別のマフィアに襲われてた時も助けてくれた事があるの。 ……ニーノと同じ日に捕まっちゃって、酷く暴行を受けていたから、……だから、何とかしたかったんだけど……」 気付けば檻の中。こうなってしまっては待つしかない、と項垂れた。 (-227) poru 2023/09/24(Sun) 21:17:39 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 暗雲の陰に ニーノ「……はあ。 とある女の言葉を信用した」 「お前のことを好いていそうだった。 そして、例の取締法の悪意に晒されることを拒んでいた。 だから、こんな他人がやめろと言うより 態々ここに入れることで何か考えてることがあると思ったんだ」 9割ぐらい正直に話した。男が知ってる情報などこの程度だ。 本音を聞き出すことはできたかもしれなかったがしなかった。 ここまで言えばもしかしたら貴方は誰かに思い当たってしまうのかもしれないが、もう、やはり誤差だろう。 この純粋であった、されど真っ直ぐに理由を求める存在言われてしまえば良い。自分はそれに嘘などつけなかった。 「俺が謝りに来たのは、 牢屋の中は無事かと思ったら治安が悪い上に そんな手の怪我をすることを想定しなかったことだ。 こっち調べておけばよかったな、……まあ、女の頼みは断りきれんかったかもな。 ガキより美人を優先した、……こう言うと 俺は悪くないかもな 」そして急に開き直り始めた。女性ファーストであるので。 (-228) toumi_ 2023/09/24(Sun) 21:21:15 |
【秘】 corposant ロメオ → 暗雲の陰に ニーノ「だってもっと早く来たかった。 心細い思いさせるかと思って……」 そう言うロメオに怖がっているような様子は見えなかった。 看守を気にする素振りも無く堂々としていた。 「や、そうだろうな。待ってろ」 そう言って取り出したのは塩バターのフォカッチャだ。ベーコンも入ってるから腹に溜まるだろうと思い、バイト先のパン屋でちゃんと買ってきたものだ。 「ほら。あーん」 一口サイズに千切って、貴方の口へ運ぶ。そちらの咀嚼に合わせてそれを続けるだろう。 水分はパックジュースを持ってきたので、牢の間から差し込むからストローを吸ってくれればいい。 「ったくよお。いい加減にしてほしいよな。 もう警察やめちまえよ、お前」 「オレん周りもバタバタしてるよ。何とかやってるけど」 「……その手さ」 そうして、気になる事を尋ねようと。 「やられたろ。尋問か、拷問か……」「……同僚に」 「イレネオ。イレネオ・デ・マリアって奴か?」 ──潜めた声で少し踏み込んだ質問をした。 自分の持っている情報と嫌な予感を掛け合わせて、 知っている名前を一つ挙げ。 (-229) susuya 2023/09/24(Sun) 21:30:54 |
エリカは、それでも店を開いている。いつも通りに。 (c24) 66111 2023/09/24(Sun) 21:32:19 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ「拳銃か、いいね。それじゃあそうしよう。 防がれる心配も無いし近接より反撃の可能性も低い。 隙さえつけば相手が銃持ってても抜かせないで済む」 頷いて、いい選択だと。 「OK、使い方は流石に分かるな? ちゃんと狙いを定められるようにしなきゃあなあ……。 後は……いいものが欲しけりゃ手配できる。 ちっとばかしコネがあんだ、サイレンサーだってあるぞ」 万が一仕留めきれずに、なんてもやもやすることは避けたい。 それならば威力のあるものを選んで、 確実さを求めるのもいいだろう。 「そういう事さ。人による」 やりたい事をやるためのカッコつけた理由付けでしかない。 正義だ悪だとのたまう奴は、決まって言い訳がましいのだ。 好きにしたいなら、何も言わずに好きにしたらいい。 「それなら死体はわざと残すか? うっかり人目に付くのは避けたいが、 それは人払いでも頼めば済む話だしな」 「悪党の数だけ眠れない夜の数があるだろうよ。 安心させてやりてえよな〜」 ……自分たちも悪党である事には変わりないが。 (-230) susuya 2023/09/24(Sun) 21:53:35 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペ昨日に明日休むと聞いていなくて、 今日に休むとの知らせもなかったのだから、 あなたが今日ここに来ることは知れていて。 それはいつも通りのことだから、彼女もまた、いつも通りに。 ここは上等なホテルでもない。 彼女はタオルを持って雨に濡れたあなたを迎えたりはしなかった。 が、入ってすぐのところに清潔なタオルが置かれていただろう。 一言二言の挨拶の後に、「片付けておいてくれ」なんて言われたりして。 * * * そうして営業を始めたその場所で、息をするのはふたりだけ。 何を言うでもなく過ぎる時間はきっと居心地の悪いものでも なかっただろうが、少々味気ないのも確かで。 口を少し開いて、暫くそのままになった彼女がそこにいた。 自分から話を振るだなんてことを、 彼女は随分と長くしていなかったものだから。 あなたは向こう数分間そのままの彼女が何か言い出すのを 待つこともできるし、あなたの方から何か話すこともできる。 (-231) 66111 2023/09/24(Sun) 22:14:26 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → corposant ロメオ「ロメオさん、言いましたからね。 応援して、困ったら手伝ってくださいね」 いちいち言質を取るような言動をする。 これはただ嬉しくて、貴方の言葉を反芻している状態に近い。 先輩が嫌がることを変わるのも後輩の務めだと言う。 貴方が面倒で無理な仕事を無茶苦茶に詰め込められるのを見ていられないから、代わりに上に行って文句を言う。 そういう原動力もあってもいいのかもしれない、とふと思った。 「ム、……他に必要なものあれば、また送ってください。 良い子の後輩が何でも買ってきますよ、先輩!」 あと俺、いつでもお腹空いてる奴だと思われてないだろうか。 あんまり間違っていない気がするのがちょっぴり情けない。 そんなことを思いながら、貴方の背を見送った。 (-232) NineN 2023/09/24(Sun) 22:17:51 |
【置】 傷入りのネイル ダニエラマフィアを幇助する目的で、 【A.C.A】のメンバーを探り盗聴器を仕掛けた 出頭し、そのように己の罪を告白した女が逮捕された。 女もまた波魔であったために、余罪は多いとされ尋問の手配がとられることとなる。 それを待つまでの暫しの時間、檻の中での待機を命じられた女は落ち着いた様子だった。 ただ痛いだけならいくらでも我慢してやれる自信はあったけれど、 爪を剥がれるのは少し嫌だなと小指の爪を撫でていた。 (L4) oO832mk 2023/09/24(Sun) 22:23:53 公開: 2023/09/24(Sun) 22:30:00 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「俺とお前じゃ許容範囲が違うだろ……? 違う人間で同じものを求めてどうする」 「……俺は浮気はしないが付き合った人間に浮気をするなと言わんぞ……。 友達もなあ、ただついていきたいと思うかだろ……。 俺がこうしてたから真似したとか言う苦情は受け付けんぞ」 友達と呼べる人間は多くない、だが彼らは自分と同じようなことをしようとしない。 価値観は似ているところもあるかもしれないが暴力はやはり拒むだろうな。 「何を、されたら……。 さあ…………殺されなければ……」 ひとまず貴方の想像した通りの答えを返してやった。 思いつかなかったから、多分一番出しやすいものを出しただけ。 (-233) toumi_ 2023/09/24(Sun) 22:27:32 |
【秘】 リヴィオ → 暗雲の陰に ニーノ怯えさせたい訳じゃない。 だから、何もしないよと一歩の線引き。 いつもならもっと、違う形を取っていたけど。 "いつも通り"はもうやめだ。 本当は憧れられるような存在ではないんだって、 知られてしまっても、もうそこを曲げるつもりはない。 伝えた天気の話、ちゃんと理解してくれたようだから 本当はもうこれで、立ち去るべきなんだろうが。 もう少しだけ、君の顔を見ていたい気分だった。 だから、君との会話はもう少しだけ続いていく。 その場から動こうとしないまま、 名を呼ばれて「なんだい?」と柔く問いかける。 怖がらせたい訳じゃ、ないんだ。 そうして問われた内容に、 普段は見せたことのない驚きを隠さない表情で君を見つめる。 そこにはきっと、動揺も含まれていた。 だって俺は、【A.C.A】のひとりだ。 …でも、 俺の本音で君に伝えても構わないだろうか。【A.C.A】なんて関係ない、本当の俺で。 緩く左手を握りしめ、一呼吸の後口を開いた。 「………あぁ、勿論」 「君と話す時間はいつだって、楽しいものだったからね。 次も、楽しみにならないわけがないだろう」 (-237) sinorit 2023/09/24(Sun) 22:40:04 |
【独】 また、歌う カンターミネ「……はあ?」 思わぬ《情報》に女は耳を疑った。 看守の噂、じゃなきゃ収容室の噂だ。 ダニエラ・エーコが『自首』した、と。 その正体こそA.C.Aであった、と。 それを聞いてこの女はと言えば。 「ほんとにおてんばだな……俺のお姫様は。 ……尋問、されるんだろうな。 ……いや〜〜〜〜尋問されないでくれねえかな〜〜〜〜」 大変自己中心的に、そんな風に呟いていた。 ぬあー、と頭を抱えた時に、肋骨が軋んで痛かった。 (-238) shell_memoria 2023/09/24(Sun) 22:43:12 |
ニコロは、熱に浮かされている。 (c25) ぴんじぃ 2023/09/24(Sun) 22:46:05 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ「僕が言うのも何だけど」 「もう少し自分を大事にした方がいいと思うよ、キミ」 真顔で言った。 本当に殺されなければ良いって思ってるなんて、予想外もいいとこだ。怖すぎる。 「どうして、僕が危害を加えられることには怒って喧嘩をするなんて言うのに。 自分が危害を加えられることには無頓着なんだよ。 僕だって、キミが怪我をしたり襲われたりしたら嫌に決まってるだろ!」 嫌がってほしいんだよ、そういうのは。 頼むからと。そんな気持ちであなたを見た。 僕だって、喧嘩しに行ってやる。 (-241) eve_1224 2023/09/24(Sun) 22:47:20 |