人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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【墓】 翠眼の ダビー

>>【4日目・バーナード】
あなたの表情が崩れる様を、あなたの喉が快楽を拒むのも、そうして多大なる苦痛を背負うのも、そのどれもを見て、全てを受け止めて、
──ふつり、と何かが切れる音がした。

「く……ッくく、あはははははは!!!!!」


哄笑。ああ、苦しい、悲しい、痛い、辛い、耐えられない──
笑いを堪えるなんてできそうにもない!

欠けてしまった『常識』の内側から、割れてしまった卵の内側から、口にするのもおぞましい怪物が顔を覗かせている。

観客の反応はまちまちだ。苦痛の声に悦ぶ者、『前回』と同じ展開に呆れる者、あなたの反応でささやかな賭けをしていた者達の身勝手で他人事な感想戦。あなたの失った右目をスプーンの上で転がしていた青年は観客の皆々様に掲げるようにしてその"珠玉"を見せ、あなたと向き直り。
あなたが見ていても見ていなくても、青年自身の喉奥に転がし、やがて嚥下した。
言っただろう?『お前をひと欠片たりとも譲ってやれない』と。


「ああ、惨めで、かわいそうで、不幸なバーナード・フェデラー。
 よくよく頑張ったあなたにもご褒美をあげましょう。」

言いながら青年は手枷につく鎖の長さを調節させ、黒服達に運ばせたベッドの上にあなたを横たえさせることだろう。青年もまたその上に乗り、あなたの脇腹辺りから首筋にかけてくすぐるような、煽るような口付けを落として。ほっそりとした美しい手指が、それをなぞるように撫で上げて行く。
かつてあなたが青年にそうしたように。
(+2) uni 2021/07/07(Wed) 20:49:54
翠眼の ダビーは、メモを貼った。
(c20) uni 2021/07/07(Wed) 21:26:26

ダビーは、"仮面を被った従業員"だ。
(c21) uni 2021/07/07(Wed) 21:29:36

【秘】 翠眼の ダビー → 灯る幸災楽禍 テンガン

あなたが横目に見た青年の肩や首筋には、多少なりとも薄くなりはしたものの未だに噛み痕やそれに類する痕が残っている。女のものではないとなればこの男と親しい人間など限られているし、誰によるものなのかはすぐに分かるだろう。

カメラを向けられた青年はそこになってようやく拒絶の素振りを見せている。不躾な手を知っているはずの身体はしかし、"その"不躾な手じゃないからこそ不快になるのだと明確に理解して複数の手から逃れようとする。

「──…っ嫌、だ…」

拒絶をしたところで意味はないし寧ろそれは"お客様"を喜ばせるだけなのだが。事実、その姿をも嘲り、思い出したように『ショウ』の感想を
共演者の名
とともに投げかけていく男達はカメラを近づけ、しっかりと湯の入った洗浄器具を持って来ている。
あなたの窄まりよりは少しだけ緩い青年のそれは、男達の僅かな慣らしを経て洗浄の工程に入って行く。
(-11) uni 2021/07/07(Wed) 22:10:25

【秘】 翠眼の ダビー → 喪失者 アンタレス

/*
かわいいアンタレスちゃんへ。お手紙の件について結局返せないままここにきてしまったわ、ごめんなさいね。
あなたからいただいたお手紙の内容が本当にびっくりするくらい正だったからその内容でメモ書いちゃったわ(最初は愛人の子設定でもいいなーって呟いてたんだけどアンタレスちゃんの設定打診が最高過ぎてそっちに傾きましたわ)。

もし"仮面の従業員"を探すというのならこちら打ち合う覚悟がたくさんあります。他ならぬ妹のことですから。
ただ、多分白窓の進行が死に絶える気配ありけり、そういった意味で賑やかしとして表で動いてもいいのかな?と思っている次第ですわ。

必要であれば表で探して頂けたら飛んでいきますの。全力でお相手させていただきたく思っているわ。
もうすっかり最終局面、お互い無理のない範囲で最後まで頑張りましょうね。愛を込めて。
(-15) uni 2021/07/07(Wed) 22:31:15
ダビーは、なんとか【スペシャル☆アニマルパイ】を確保することができた。(3)1d3時間、シマウマanimalの特徴を持つ。
(c24) uni 2021/07/07(Wed) 22:33:28

ダビーは、なんだかとってもシマウマだ。
(c25) uni 2021/07/07(Wed) 22:34:40

【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー


終ぞその姿を見つけられなかった友人の名が耳に入ると、思わず動揺を露わにする。仮面の下、ではあるが。

突然の言葉から、思考が定まらない。バーナードとダビーが、彼らが、友人たちが、この船で──?

考え事など考慮してくれるはずもなく、細い玩具が窄まりの入り口を抉じ開け、念入りに浅く掻き回す。
くち、くちと音を立てて垂れる液は潤滑油、だけじゃない。感度を高めるような効能も含まれているようだ。

未経験の自分では、それ単体では明白な快楽とまではいかない。が、全身を甘く愛撫されるのをよそに、ひたすらに肛の感覚を刺激され。
撮られているというのに、玩具が引き抜かれる際に、余韻を追いかけるように尻を僅かに前後に揺らしてしまう。

それが大層お気に召したのか、嘲笑の声がまた一つと増える。とんだ変態だと揶揄をする、ような。

一息吐く暇もなく、“仕込み”の済んだそこへ注入器の先端が差し込まれた。それなりの量の微温湯が注がれていくたび、嫌な汗が背を伝い落ちていく。

「……っ、く、……!」

尊厳への冒涜にも等しい行為が行われようとしている中で、隣からも、嫌悪を表すような声が聞こえてくる。

ああだとしても、俺はまだ“恵まれている”方なのか。悪趣味なショウを幾度目にした自分は、既に麻痺してしまっているのかもしれない。
(-18) backador 2021/07/07(Wed) 23:08:34

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

「ハッハー、俺の口から答えを聞きたいのかいダビーお坊ちゃん?今日は機嫌がいいから答えてやろう。「同類」だからさ。逆に言うと、それくらいしないと“潰れる”ってアドバイスしてやったのもそう言う事だ。さっきの、生半可な快楽じゃなかっただろ?」

本当に最初から狂気の適性がない人間にこの男はそもそもこんな抱き方はしてこなかった。するとすれば適性がある男か、何らかの加害を加えられた場合の仕返し時である。

「受け入れる側ばかりが『おもてなし』じゃねぇよ。それこそ昨日の抱き合いこそ『おもてなし』の典型的な一礼の一つと思うがね?勿論礼として挙げてるのは攻めながら抱くという形だけで、お前に向けた言葉は本音だけどな」

サラリと照れの様子一つ見せずに告げて、何か決意を込めた言葉に満足そうに口元を緩める。そう。これくらい気概がないとつまらない。常に狙ってくる獰猛な奴を叩き潰し屈服させてこそ、真の性感を得る。この船に乗った時から男の好みは何一つ変わっていない。

「もう物足りなくなったかい?
 昨日は事足りてる的な事言ってたように思えたが」

媚薬の効果もむしろ薄れて来た頃だろう。求められるのは満更でもないが、あえてそう尋ねる。軽く頬にキスをしてから、肩に顎を置いて答えを待つ。
(-35) poru 2021/07/08(Thu) 0:23:51

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

/*
と言う事で、4日目調教も秘話になりましたし改めてお返事させて頂きますわ。と言っても余りに長く返してしまうと互いに負担になるので、手短にさせて頂きますわね。

こちらこそ「長すぎて返信し辛い文を送ってしまったのでは!?」と直後に焦って転がっていたんですけど、お返事拝見させて頂いて色々と安堵しましたわ。ハンカチを差し出すので使って下さいませ!

一言だけ、
「聞いてたんかーーーーい!!!!」
ですわ!!
でも安堵しましたわ。心臓ドキドキバクバクでしたわ。暗殺ロール遂行も了解ですわ。私、誠実と言うよりは基本すぐにあわあわテンパる小心者なんですけど、そう言って頂けるととても嬉しいですわ。私のロールでそこまで思って頂けて幸せですしこちらも沢山楽しませて頂いております。終わったらまたぜひお話しして下さいな!

PS:よしよしは全然いくらでも!と言うんですけど、
ダビー、目覚めた結果むしろよしよし別の事の方が喜びませんこと?

----------
あとはロールのお話ですけど、3日目時空はここで暗転して終わりにしておきます?ナフが暗殺者の件、実は話すかもとは思ってたんですけど、ここで言ってたら3日目のダビーの行動が変わるかもしれませんし、5日目のフリー会話(これは表でも秘話でもどちらでも問題ないと思いますわ)とかを作って会話の方がいいかしら?

4日目をとりあえず返していきますわね。秘話になったので遠慮なく喘げますわ!照れ解除ですわ!いきますわよ!!
(-37) poru 2021/07/08(Thu) 0:38:54

【秘】 翠眼の ダビー → 灯る幸災楽禍 テンガン

「…ん、っ…あ、は、…っ」

あなたの身体では未だ拾えぬ内壁での熱を拾えてしまう隣の青年は、それを当然知っている男達の手によってわざと執拗に肌と入口を嬲られて腰を揺らす。
青年にとってはお前がこの程度で悦ぶ浅ましい者なのだと、あなたにとってはやがてお前もこういう惨めな者に変ずるのだと、それぞれに教え込むように男達が下卑た笑みで嘲った。

青年の下腹の昂りが僅かに高まって行く間にも幾度となく微温湯が注がれ腹の内を満たし、膨れさせ、尊厳の凌辱が近づく度にソファの背もたれを強く掴む指先が白んで。

「いやだ、ぐッ…う、もう──…!」

頭を左右に振って尻を引こうとした青年の下にバケツが用意され、逃れようとしたその責の代償として腹を抱え押し込む形で引き戻されて、
…バケツを青年の尻に注がれていた湯が叩く音がする。小さい呻き声があなたの耳に届いたかは分からない。
(-42) uni 2021/07/08(Thu) 0:53:14

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

「不本意ながら、色々なものが繋がった。なるほど、…あの時点で俺ばかりお前に理解されていたの、少し腹立つな…面の皮が厚いというか…。」

否定をしない時点であなたからのアドバイスが的外れではなかったことが伺えるだろう。それを本心から不本意だと思っていることも。
あなたに普段通りの声音で投げかけられた『本音』については嬉しい感情も当然あれど羞恥も沸いてくるのでなんとも言えない顔をしている。処女を惜しんだり性行為に恥じらいを覚えたりするような初心な人間ではないが、それにしたって散々な行為だったことは間違いない。

「昨日のは結果はどうあれ"わるいあそび"なんだろう?
 遊びじゃないセックスを望んだところでおかしくもあるまい。
 お前は"お前の物"を愛でる行為を何と呼ぶんだ、バーナード?」

同じであれば馬鹿だと笑うだろうし、異なるのならその名を覚えることだろう。減らず口を叩き合いながらも所作ばかりは優しいこの時間も当然好きではあるが、自分達の本性を思えばこんな誘いのほうがきっと面白い。あなたにキスされた頬でそっと擦り寄ってからそんな質問を投げかけた。
(-51) uni 2021/07/08(Thu) 1:42:20

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

/*
御機嫌ようお嬢様。お嬢様ですわ。丁寧な文章ありがたくってもう本当に拝んでおりますわ。こちらもぱぱっと手短に。

GM様にも「お前のことすげーきづかってる連絡受けてるよ」って言われてハエエエエエエエエンそちらも色々大変なのにこっちのことまでエエエエエンオビョビョになりかけました。なったかもしれない。ビョ。手始めにハンカチ(7)1d10枚使いますわ。

「聞いてたんかい」についてはもう!お互いにですわ!あちらもこちらの事情(ヤってるしくっついている)を知っているのに、匿名非匿名問わずでよろしくしてるアピ
(しているように感じる行為を)
してきたりダビーvsナフの構図に誘導
(しているように感じる行為を)
してきたりで…
ずーーーーーっと強奪の気配が見えたので…マジで気が気じゃなかったんですわ!!!

(これはお嬢様もバーナード様も悪くないですし私も
「選ばれたのは私だが?負け犬は黙ってな」
って顔をしていればよかったんですが、とにかくダビーが暴れて……)
終わったらぜひお話しましょうね。愛を込めて!

PS:目覚めた後モードだと別の事の方が喜びますわね。ただ可愛いバーナードを可愛がるのもバーナードに雌にされるのも好きなのでまちまちですわ。

------

そうですわね、ナフが暗殺者の件を聞いていたら3日目に助けに行かなかったでしょうね………(渋面) ナフの件を聞くのなら5日目フリー会話希望ですわ。表の賑やかしにも若干貢献できるかもですし。

いえーい4日目秘話で喘ぐバーナードを見せてくださいな!抱きますわ!わたくしあなたを抱きますわ!愛を込めて!!!
(-54) uni 2021/07/08(Thu) 2:05:15

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

【4日目】

「ぐッ……ハ、……っ、く」

仮面の下、窪みでしかなくなった右目から滴り落ちる血が口に入って、吐き捨てたい衝動に駆られた。何度も流れてくるから意味がない。じくじく疼く痛みと、現在どうなってるか想像したくない。……最も、頭痛に加えて目の痛みも継続的に与えられる事で少し気が紛れるのは不幸中の幸いか。

──元々、もう飛べない目だった。
死角が存在していた時点で空に戻るのは不可能だった。

それでも僅かな可能性に賭けて足掻いた結果、よりによって海の上で、立場も、人権も、目も、体も地に縫い付けられるように引き摺り落とされた。

 操縦士が空を飛ぶ夢は、二度と見る事はない。
 永遠に空を見上げて、海の上を揺蕩う道しか残されていない。

 
残されてるのは、狂った陶酔の“トリップ”だけだ。

 
『半年前』から、自力で立つ道すら失われていたのだけれど。


「……は、はッ。愛されてる、ねぇ。でも、気を付けな、坊ちゃん。緑目だけ、が。嫉妬を湛えてない訳じゃ、ない。……手遅れかもだが」

──ちゃんと“目”に焼き付けている。
掬われる瞬間も、“生まれた姿”も、己の物として取り込む姿も。俺の目なんて取り込めばこうなる結果は当然だったのかもしれないが、それでも弾けたように笑う様子を見て、
微かに口元が歪む。


  同じだけ堕ちて欲しい。俺が堕ちるなら同じか、もっと、何処までも。
  ここが愛おしい世界と思えるくらい、深く。
 

「派手な床で、腰を痛めない対価が目にしちゃ、ベッド一つで、少々取り立てが過ぎないか、ね……、ッ、はぁ……く」

先程苦悶の叫びを上げていた癖に、息も絶え絶えに紡がれる言葉は少しずつ流暢に戻る──はずだった。身体に触れられるまでは。

目を失うまで飲むのを堪えていた薬は吐き出させて貰える事はなかった為、叫びの直後に同時に飲み込んでいる。まだ、目の痛みは視界が度々白くなるように痛むが、その時間ももう少しな事に、ピクリと撫でられる度に跳ねる身体が少しでも藻掻くように動く姿で逆に明白となる。
(-55) poru 2021/07/08(Thu) 3:18:51

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

「カマもかけまくってるしな、普段から。言わないだけで多いぜ結構。ま、お前が自分の事を話してくれたのがデカいよ。自分の事を何も話さない人間だと仕草とかからしか判断できねぇし。屑〜って言う割によく話す気になったねぇ」

面の皮が厚いと言われて全く気にしていない。本当に面の皮が厚い。何かしら昨日の事を思い出している気配を感じたので、少し機嫌がよくなった。完全に開き直られるよりは、やはり羞恥を抱いてくれる方が可愛げがある。

「俺の“物”なんだから“あそぶ”だよそりゃ。愛でる行為?かぁ。……お前それ愛でるって言われたいんじゃねえの。いいよ別に“愛でる”でも。なあダビーちゃん。愛でて欲しい?ん??」

顎をずっと肩に乗せたままダルダル喋っている。んー?と寄り添われた事に満更でもない声を出している。別段べたべたスキンシップが嫌いな訳ではない。どっちかと言うと好きな部類だ。そうでなければそもそも軟派なんてやっていない。最も、それ以上にゴロゴロしている方が多いのはまた別の話だが。
(-56) poru 2021/07/08(Thu) 3:37:27

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

【4日目】
「ええ、愛しています。嫉妬に取り殺されたとて本望、手遅れなのは今更だ。」

ここに"生まれ堕ちて"しまった以上、もう外の世界では生きられない。饐えた精の匂いと甘い血の味に満ちた贅と狂気に彩られた世界はいずれ、今までの人生で組み上げてきた常識という枠を粉々に打ち砕く。そうしてしまえばもう二度と外で呼吸ができなくなるだろう。
 
  何処までも堕ちよう。何処まで堕ちようが何に身をやつそうが、それでも。
  愛している者がいる世界であれば、きっと、何処であろうと心地良い。
 

「ベッド一つだけではありませんよ。これからもっと快楽を差し上げます。…知っているでしょう?」

その薬の効果。喉仏に唇を寄せてちゅ、ちゅと数度軽くキスを落とす。催淫剤の効果が表出するのを導くようにあなたの陰茎に手を伸ばし、ゆるゆると手指で輪郭をなぞるように弄ぶ。手中の熱がじわじわと硬さを増してくる様がなんとも愛しく、いじらしく、──壊したくなる。あなたの首筋に強く噛みつきながら昂りを強く擦り上げた。
(-69) uni 2021/07/08(Thu) 11:57:05

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

「…状況が状況だからなりふり構っていられない、というのはある。伝えることで騙されることもあれど託せることもあるからな。……万が一俺が堕ちた時は、ゲイザーがあの子の力になってくれるはず。かける保険は多いに越したことはない。」

あなたの機嫌が若干上向いたのを察すると恐らく勘付かれたのだろうと思い眉を寄せてそっとそっぽを向いた。分かりやすくではなく他意はない動きであると見せたいが故だが、これも気付かれそうではある。

「人の肩で喋るな振動が来るんだこっちは、ああもう…!違う、愛でられたい訳じゃない、でも遊びは腹が立つ、…何も考えられないよりはずっといいか…愛してやるのもいいが、…愛された方が気分はいいな、」

一応は、と控えめに付け足しながらあなたの肩に顎を乗せる。頬を寄せているから例えこちらを見られたとしても見えるのは耳程度だろうと思っている。慣れない言動を自分からやっておいて自分が居心地が悪いと思っているのは本当に失敗した。
心地良いと認めるのが気恥ずかしくて。
(-73) uni 2021/07/08(Thu) 12:27:41
ダビーは、目を逸らし口元を覆った。
(c45) uni 2021/07/08(Thu) 12:31:05

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

【4日目】
 
「ハ……そうだな、おはようダビー?
 生まれ変わった気分はどうだい?」

皮肉と本心の祝辞を。
新たに開花した怪物に讃美を。
人を殴るのですら躊躇していた男が、人の眼球を食すようになって、それが境界線だったなら。
背筋がゾクゾクする。俺と言う男で普通を生きていけた人間の人生がいとも簡単に壊れるのが。その感情の先が強く自分に向けられれば向けられているほど、“もっと気持ちいい”。
──真の怪物の条件とは、何だろうか。

「……は、……っぅ、……あー…くそッ」

先程殴られ、抉られた痛みが、鈍化して行く。催淫剤が急速に身体に回って行くのを感じて、拘束されて動けない手の拳を強く握る。色が白くなるほどに。悔しさとこれから変化した自分の身の変化に少しでも抵抗するように。無論、何の効果もないのだけれど。

「は?……芸が、な、っぃい!?…ぁああ!?」

首筋に噛み付かれただけで射精しかねない快感が走るのに、その上で貴方の手自ら擦り上げられると、余りに呆気ない程に、皮肉すら最後まで言わせて貰い情けない姿のまま、白濁をぶち撒けて、筋肉質の体を汚すようにかかる。──薬の効果とは言え、あまりに感じやす過ぎると、内心困惑を隠しきれない放心した顔になった。“資料”を持つ貴方なら、当然の事だと理解しているだろうが。

この方法が何か勿論、覚えている。自分の行う情事の、しかもつい最近のやり方だから何をなぞっているのかは理解している。ただイッた直後の真っ白な脳裏の片隅で、本当に行為をなぞるだけで終わるのかと疑問が過った。
(-87) poru 2021/07/08(Thu) 17:52:15

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

「あの子、アンタレスの事か?本当に大事にしてんだねぇ。俺とどっちが大事なんだよ」

お決まりの文句で遊んでいる、様に見せかけて、この巧妙に感情を隠しやすいほんのひとつまみ程度の“本気”が含まれてるのに気付くだろうか。

「ああでも俺も保険はちゃんとかけてるぜ。お前の分、どうにかなるようにってしっかりとな」

その保険の内容を改めて思い出してまた上機嫌になった上に、変に隠そうとする様子で気づいた……と言うよりは、もし偶然であっても“思ったんだからそうだろう”の精神でイジってくるのであまり変わりはないかもしれない。

「ふぅん?そんなにお前が“名称”を気にすんならもうちょっと考えてみるか。保留って事で。お前から提案してきてくれてもいいぜ?採用するかは別だけどな」

「そりゃあ、愛される方が嫉妬しないで済むからな。俺もお前も完全にその気質だろうよ。ところでこの体勢同士だとキスできねぇけどいいのか?」

言いながらも体勢は自分からは変えない。これはこれで心地よい感じだし、媚薬も抜けてきた今、急ぐ必要もないだろう。落ち着いているからか、少しだけふわふわとした眠気が来て目が眠そうなのを隠さない。
(-89) poru 2021/07/08(Thu) 18:24:11

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

【4日目】
「とても、とても気分がいい…そう、これだ、──快楽だ。」

嗤う青年の瞳が潤んでいるのは高揚に由来するものか歓喜による煌めきか
、それとも砕けた心から滴る血か
。いずれにしても不可逆の変化として青年を蝕み行くものであることだけは間違いなかった。

呆気なく精を吐き出す姿、普段余裕綽々な彼の放心顔、そのどちらもに苦痛高揚を覚えてくつくつと笑う。
この顔を誰よりも近くで見ているのは、この顔を今与えたのは、
他の誰でもない俺だ。

あなたの肉体の上、肌に乗る白濁を掬い上げるしぐさで伸ばしてから頬に塗りたくって微笑んだ。あなたの片脚を己の肩に乗せれば窄まりがスポットライトの下にさらけ出され観客はくすくす笑った。

「堪え性がないですね、バーナード。誰が果てて良いと言った?
 …ああでも、無理はありません。大好きなお薬と大好きな精をたくさんの"お客様"から賜ったあなたはもうすっかり雌として出来上がっているんですものね?思い出しなさい、快楽に溺れなさい、あなたが"何"なのか私が思い出させて差し上げましょう、…」

俺を見ていて。


小さく付け足された声と同時、あなたの窄まりをねばつく液体を纏った指が撫で探る。さて、こちらはどうだろう?あなたの自覚は?真実は?全てを奪いつくされたあなたの身体に拒絶できるような力はあっただろうか?
(-90) uni 2021/07/08(Thu) 19:04:37

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

「アンは俺ともあなたとも違う、住む世界の違う人間を『区分け』するのは当たり前だろう。俺の隣に並び立てるのはあなただ。どうした、妬いたか?
 …俺の分…誰にどういう…?」

あなたの軽口に含まれている"本気"に気付いているのかいないのかあえてからかうように尋ねてみるも、あなたがあなた自身ではなく自分の分を気にかけていたというのは初耳な上にどうして自分なのか分からずに困惑が声に滲んだ。

「愛し愛される行為であるのなら『愛し合う』でいい、と俺は思うが。…愛だのなんだのを並べるのが嫌だというのならもう少し考える。」

そう言いながらどこか名残惜しそうに腕の力を抜きあなたを解放する。あなたの頬に触れてキスのひとつでも振らせようとした時に眠気をたたえる目を見て、どこか幼子を気に掛けるような笑みを浮かべた。頬に触れていた手をするりと髪へと持っていき優しく撫で、これから投げかける返答次第ではともにベッドに転がることになるだろう。

「…ふふ、なんだ、眠いのか?眠い時は寝たほうがいい、キスもセックスもこれからいくらでも重ねられる。」
(-91) uni 2021/07/08(Thu) 19:37:24
ダビーは、諸々の大惨事が起きていることは知らず、ボル(9)1d10を作っていた。
(c115) uni 2021/07/08(Thu) 19:55:14

【秘】 灯る幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー

耳から入って来る、青年の淫猥なおと。声に、水音に、直視することはないからこその想像で、より自身の羞恥が増幅されていくような気がする。そこに”いやらしさ”を聞きだしてしまうのは、やはり何処までも毒されて、堕ちて行っている証左か。

尻に、脇腹。肌を滑っていく手のせいで、勃ち上がったそこにも手が伸びる。

「ッ、ん゛、……───ッ……」

もどかしい快楽が腰に集まっていくのも相まって、押し寄せる生理的欲求に抗えず、腰を落として息んでしまう。

カメラが舐め回すように、余すとこなく痴態を写していく。奪われていく。尊厳が、人を人たらしめる何かが。

複数回に分けて相当な量を受け入れた尻が震えて、温水を溢れさせる。
擬似的な排泄を許してしまった絶望に付け入るように、背徳的な快楽を身体が拾って、思わず息を呑んで。

撮られてることを、隣に顔見知りがいることを殊更意識して。強く歯軋りをした。
(-95) backador 2021/07/08(Thu) 21:13:31

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

【4日目】

快楽、と躊躇なくそう答える姿は、あらゆる刺激によってうっすらとしか見えないけれど、もし滲む目が見えたとしたら、一瞬微笑んだ事だろう。元から狂人ではなく、そうでない人が狂人になるからこそ、大罪に満ち溢れた心の飢えが満たされるのだから。

ぐ、と頬に塗りたくられる生温かさと生理的嫌悪に顔を曇らせながら顔を背ける。貴方の笑顔は好きだけれど、その笑顔は自分の痴態ではなく、それ以外のもので見たかったのに。
 言い知れぬ背徳感と変に震える情動の意味を知りたくないから。


「……ボケたか?……薬は、飲んじゃいるが、客からなんて、いつ──ん、ぁ、ひっ……あ、ああっ、あっ!?」

人生で一度も男に抱かれた経験がないとは言わない。けれど“男の知る現実の中では、片手の指で数えられる程度”の数しかない。まして客なんかとったつもりもなければ、“雌”扱いされる程喘いだ記憶もない。
当たり前だ。彼の体が作り替えられたのは、3桁で済むかすらわからない回数を受け入れたのは、半年前のその日以降なのだから、心は処女にも等しいもので、でも体は、


解さずとも液体を纏っているなら、貴方が大して力を入れずとも入り口付近に触れるだけで、そこは驚く程すんなり入り、否、最早咥え込むに近い動きをする。ズブズブと指が沈むだけで自然と声が上がる。

──しらない、しらない、しらないしらないしらない!

 
 『おかしいんだ、こんな身体な筈じゃ、何で』

 ──薬が違うのか?初めて不安を覚えて、縋るような目で貴方を見る。
 “なあ、知ってるだろ。俺がこんな風になるはずないんだよ!“

 貴方を捉えた目が、そう切実に動揺と
救い
を露わに訴えている。


散々暴かれ犯され開かれた身体は、貪欲で、かつ『お客様』を受け入れる為にただの穴ではなく、こんな事の為に鍛えられていた訳ではない筋力からの締め付けで、挿れるモノなら全て『接待』する様に咥え込もうとするだろう。
(-98) poru 2021/07/08(Thu) 21:51:55

【秘】 陶酔飛行 バーナード → 翠眼の ダビー

「妬いた。まあ別に区分けしてんならいい」

指摘されればバレてるだろうと、最早隠す努力を早々に投げ捨て堂々と伝えてくる。

「だから保険だよ。もし、万が一──
俺が”堕ちたら“そん時はお前も一緒に”堕としてくれ“
って。
傍に居ないと愛してやる事も、見てやる事もできないだろ?」

誰に、とは言わないものの、おおよそ正気とは思えない──
狂気に近い“道連れ宣言”
を、名案とばかりの酷く明るく上機嫌な声で、悪びれず当然であるように伝える。傍にいるのが当然としか、貴方の人権なんて何一つ考えていない、ただ傲慢で自己中心的で欲深い、そしてそれが最善だと本気で考えている。

「まあ、色々動き回ってるんでね、これでも諜報員だし…気ぃ抜いて寝れる時間も殆どないし……お前の隣ならもう少し寝付きが良くなりそうだから……」

寝るなと言われれば起きていられるくらいだが、撫でられると心地良さそうに目を閉じる。──先程、上機嫌に貴方に告げた発言の主と同じとは思えないくらい、穏やかに微睡んでいる。
(-101) poru 2021/07/08(Thu) 22:06:02

【秘】 翠眼の ダビー → 局所的幸災楽禍 テンガン

青年の呻きには羞恥とほんの僅かな快楽が滲み、念のためにと再度注入器を尻に咥えこまされれば小さな喘ぎとなって呼気に乗った。一度目の屈辱感を、疑似的な排泄による身を震わせる快感を知っているからこそ、ますます快楽ばかりが深まって昂りもなお一層強まっていく。

脇腹を撫で腰を撫で太腿へ。太腿から尻へ。時折いたずらに竿を弾かれれば甘い吐息が漏れ、仮面をつける青年の緩み始めた口元をもカメラは捉える。あなたの口元とてこの後何かしらで緩むことに期待されているのだ、歯軋りする様もまた恍惚のための布石としてカメラに写されることだろう。
どうにか耐え忍ぼうとしているあなたと僅かに流されかけている青年との対比はきっと"お客様"にもご堪能いただけるものとなる。

そうしてまた"洗浄"を終え、内部が十分に綺麗になった確認を終えるとバケツが撤去される。代わりに何か──あなたに見覚えはあっただろうか──半透明でテラテラとした"モノ"が近くまで運ばれた。誰かに掬われたわけでも模られたわけでもないその液状の生き物は意志を持つかのようにゆらりと"立ち上がり"、照明の元で艶やかに輝いている。
(-104) uni 2021/07/08(Thu) 22:43:19

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

【4日目】
あなたの快楽に喘ぎ震える姿を数多の男が、幾人かの女が、照明が、仮面が、翠色の目が、捉えている。青年のたった一挙動にすら震えるいじらしさを見ればもうそこまでの抵抗はないと判断されたのだろう、穿たれた右目には応急手当とともに止血が施されていき一旦は塞がるが、また後になって右目の治療のために暴かれることだろう。

「ほら、分かるでしょう?こんなにするっと入って、…ああ、いい具合だ。ナカも声もよっぽど丁寧に教え込まれたんでしょうね、お客様も多く喜ばれたでしょう。
 バーナード、あなたが壊れてしまうまでは。」

青年はあなたの窄まりから指を抜き、青年自身もまた、あなたに飲ませた薬を飲みこむ。
指程度でこんなにも啼き、陰茎を擦られて白濁をぶちまけたあなたは、その内に雄を受け入れたらどうなってしまうのだろう?
青年の衣服を捨て去るしぐさに合わせて動いた黒服達が青年の身体を無遠慮に撫で、あなたの醜態と催淫剤によって発情に招かれた身体はあなたのための昂りを準備する。それは正しく"あなたの知っている同じ薬"の効果で。
男2人の重量に軋んだベッドの上、あなたの精と汗と血に濡れた肉体に青年の影が落ちる。

そこまで多くの時間をともに過ごしたわけでもない俺でも理解できる。
お前の言いたいことも、お前の感情も、
お前の心に寄り添うのならかけるべき言葉も、全て解っている。

──けれど、"私"は"演者"で"あなた"は──

つ、と瞳の端から一筋の涙が伝っていった。


「──
"従業員"
バーナード・フェデラー。あらゆる暴力、あらゆる凌辱、あらゆる快楽を覚えた惨めで幸福なあなた。
 ……"半年前"よりもどうか、この舞台で愉しんで。」

言うと同時、青年はあなたの昂りを責め立て。己の下腹で疼き狂う熱を纏った陰茎であなたの『接待』に応じるだろう。
(-105) uni 2021/07/08(Thu) 23:31:26

【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー


性感に対する経験の薄い身体に快楽を刻み付けるように至る部分を擦り、弄られる。それだけに飽き足らず、薬品によって感覚を鋭敏にされた尻に念入りな“洗浄”を施され、そのせいでくぐもった声を噛み殺し切れずに漏らし、調教の成果を男達に詳らかに伝えてしまう。

もう堪える気力は残ってない。直腸内に注入されたそばから、一瞬の虚しい我慢の後に温水が迸り、それなりの水嵩となったバケツに水音を響かせる。歯を食い縛って、努めてカメラに対しては強情を張るものの、どうしても物欲しげに尻が揺れる。自分でさえ触るどころか、見たこともないような部分が数刻でより“客を楽しませる為”に作り替えられていく……

一段落がつき、振り向いて。ようやくその本か何かでしか見たことないような、流体の生物。それを視界に収める。ああ、確かあれは……“スライム”とか言ったか。

二人は並んだ椅子の上で屈むことを命じられる。嘆息をしてソファから立ち上がり、それを機に共に恥辱の限りを尽くされる相手の様子を窺うが──雰囲気に呑まれたような口元を確認して目を伏せた。
先ほどに比べて、より排泄を連想させる姿勢をとらされて。曝け出された肛門が、やけに熱い。羞恥心と、散々教え込まれた快感が焼き付いている。
そしてその後ろには躙り寄る不定形の何──何が行われるか、想像に難くはない。

(-112) backador 2021/07/09(Fri) 0:09:37

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔飛行 バーナード

「…ほう?妹に嫉妬するのかお前。安心しろ、愛しているのはお前だけだよ。
 その保険は全く可愛くないが…二人とも堕ちなければいいだけの話だ。万が一俺を"堕とせる"ようならそれでも構わない。もし俺だけが"堕ちない"まま下船を迎えたらお前を買って"物"にしてやろうか、そうすれば置いて行かずに済む。」

あなたの狂気を受け止めて若干苦笑はするもののほんの一瞬でそれからはいつも通りの態度になった。堕ちないように足掻く意志はあるものの、それが叶わぬ予感がじわじわと背後から近づいてきているのを感じているから。
そしてその"予感"は互いが思う以上に早く青年を捉えることになる。


それから青年にしては穏やかで優しい色をたたえた瞳があなたを見つめ、猫のようだと一つ笑った。そっと抱き寄せるしぐさでベッドに二人で転がり、青年もまたあなたの隣で脱力して。許されるのならばあなたを抱きしめ、眠りに誘うようにその背を優しく叩くだろう。

「諜報員、か…その話は寝起きにでも聞かせてもらおうか。今はただ安心してお休み、バーナード。」 
私の愛しい人。




/*
御機嫌ようお嬢様、お嬢様ですわ。ダビーがどんどんデレていくのを恐れおののきながら眺めておりましたわ。5日目時空…始めて参りましょうか…壊れた二人で幸せを紡いでいきましょうね。愛を込めて。
(-114) uni 2021/07/09(Fri) 0:20:20

【秘】 局所的幸災楽禍 テンガン → 翠眼の ダビー


「ん、……ぉ゛ッ……!」

殆ど拡がりのない後孔にぴとり、と体をつけると、易々と、“形を持つ流体”が侵入していく。それに留まらず、臀部を覆うように肌に纏わり付くスライムが、太腿へと、睾丸へと、背中へ、それから前へと、好き勝手に滑り伸びていく。

胸や竿に到達したそれは不規則に敏感な所を搾ったり弾いたり、今度は満遍なく流れていくように撫ぜたり。その間にも尻穴から休みなく粘性の身の毛もよだつ何かが注がれていく。幾ら力を込めて締めようとしても、ぬるぬるとした感触のソレには何の抵抗にもならない。

「くそッ、ぐ、───ッ!、
 ……っふ、ぉ、んんッ゛……!」

同じ辱めを受けている彼への気遣いさえ吹き飛ぶほどの強烈な圧迫感、従って齎される排泄欲求、人の手とは違う快楽に、身体が屈服していくのを感じてしまう。嬌声も、淫らに身体を揺らがせてしまうのも、抑え切れなくなる。

椅子に手を突き、強く握りしめて何とか耐えようとするものの、腕まで辿り着いたスライムがその自由を奪い、まるで吊り下げるように両手を上に。徹底的に嬲られる身体の全てが男の、あなたの目に、カメラに晒され、暴かれた。
(-116) backador 2021/07/09(Fri) 0:32:30

【秘】 翠眼の ダビー → 局所的幸災楽禍 テンガン

男達から命じられソファから立ち上がった青年の太腿を湯が伝い落ちる。ゆるりと振り返った先にいる"生物"の異常さに少し腰は退けていたが、押し出されるように尻を叩かれて椅子へと近づいた。椅子までの道なりに青年から垂れた水滴がぽつぽつと垂れている。
椅子の上で屈む、となれば当然突き出されてしまう尻の中央、ひくつく窄まりまでをもカメラは映す。雄を知る青年が全く異なるモノを受け入れる姿を収めるために。

「ひ、ッあ……、…ぐ、ぅ…ッ!」

嫌だ。来る、腹の中に、知りたくないものが、明確な熱を与えにくる。
スライムから滲み出た粘液が内壁を撫で、襞にもしっかりを塗り込まれていくそれは発情を促進させる効果もあるのだろう、満たされれば満たされるだけ声音は甘くなっていく。
窄まりの周りに、内股に、陰茎にまとわりつく。足の付け根をなぞるようにして腹を通り胸をも弄ぶ。尻に注がれる熱の恐ろしさに耐えかねて引きはがそうと伸ばされた手首はそのままスライムによって拘束され後ろ手で固定されることになってしまった。
胸と尻を突き出しそのどちらをも弄ばれている姿はあなたとは明確に異なるものなのだが、そこに排泄欲求と性的快楽が満ちている点だけで言えば限りなく近しいものだろう。

淫蕩の中で二人は踊る。腰を揺らし、髪を乱し、声質の異なる啼き声が水音とともに空間に満ちていく。あなたのことを気に掛ける余裕もない青年はしかし、あなたの腕が導かれれるさまに気付いて自然とあなたのほうを見遣って。

「あ……っあ、…ふ……! んぅ、──ッ、は、」

自分と同じように屈服していくあなたが快楽に溺れる姿に、快楽を拾っている様子に、ほんの少しだけ見入ってしまい──ばっと目を背けて目を閉じた。
見てはいけない、
きっといつか見慣れてしまうのだろうけど、
彼の尊厳を守らなければ、
きっとどの道時間の問題だけれど、
思考が渦巻いている間にも抑えようと試みた声はまるっきり抑えることもできず口の端から垂れた涎がスライムと混ざり合った。
(-122) uni 2021/07/09(Fri) 3:47:48

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー

【4日目】

「……ぅ、ぐ……」

じり、と脳裏が焼けるように痛い。
薬が周り、くり抜かれた目は手当てをされ、その部分すら痛みじゃなく快楽に切り替えさせられてるのに。

「っ、…は、……はっ、はあっ……」

過呼吸に近い苦しさが襲う。息が上手く吸えない。“あの時”と同じだ。変な写真がばら撒かれていて、カッサンドラの蘊蓄を垂れていた副船長の、副船長、の──

その単語を脳が拒絶する。思考する度に血管が切れてるのではと思うくらいの頭痛と目眩。“搭乗受付をする時”から目眩に、乗ってから定期的に頭痛を味わっていた。

 
『──俺は、ここに来たことが、ある?』


目の前で貴方も薬を飲んで用意している様子すらも視界に入らない。男が明らかに狼狽え、壊れ掛けている事に気づき出した観客の耳障りな人を使ったあらゆる感情の声すらも耳に届かない。

聞こえるのは、脳裏に繰り返すには、意味深に何度も言われた不審な言葉。

──不審?違う。“考えないようにしていた”だけ。
そんなことがある筈ないと、目を背けていただけ。


 ▼
(-123) poru 2021/07/09(Fri) 7:30:51

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー

 
『もう、国に、
 あんたの居場所はないってことも知らないんだろうな』


 「……嘘……」
しかししながら、この船でかけられたあらゆる言動が、

『あんたは、この船の副船長と同じ目に遭ったことがあるはずだ。
 思い出せないか?バーナード・フェデラー』


「……嘘、だ……、……嘘、全部全部……」
先程からの妙に生温い“研修”とやらの違和感が、

『こうして二度も捜し求めた真実を、
 再び身を以て知る事ができるのだから』


「……こんなの嘘、嘘に決まって……
 ……嘘ッ、……嘘ッ……
やめ、やめろッ…!!」


『二度も』『お客様』『壊れて』

ズキンと一際傷んだ視界に映るのは、今と同じ光景。何処か俯瞰するような視点は、今と同じような状況で、ただただ仮面を被った“演者”が違うだけ。知ってる。だってこれは。

  
俺の初めての“研修”の記憶。
   ──じゃあ、『今』の俺は、何なんだ?


「……ぅ、や、……ぁ、……あッ、……は……」
脳裏で沢山切れたあらゆる物が、逆に一つに繋がっていく感覚。
一つの線になる感覚。
俺、は──


 ▼
(-124) poru 2021/07/09(Fri) 7:46:45

【秘】 陶酔トリップ バーナード → 翠眼の ダビー

 
『──"従業員"バーナード・フェデラー。
 あらゆる暴力、あらゆる凌辱、あらゆる快楽を覚えた惨めで幸福なあなた。』


「嘘だ……嘘…ッ!!嘘嘘嘘ッ!俺は!俺は…ッ!」


絶叫がシンとした会場に響き渡る。生理的だけではない本当の涙は次から次へと止まらず、錯乱状態に陥って暴れようとも拘束するだけで、その行為自体がさらに記憶を刺激する。

『"半年前"よりもどうか、』


叩き付けられた言葉に対する反応が既にそれが“現実”だと言うことを雄弁に物語っている。いまやあのいけ好かない澄ました笑みも見下した余裕も、どんな苦痛でも捨てなかったプライドも。仮面の様な小さいこれでは、全てが拭い去られ、“素顔”を羞恥の元に晒された事を隠し切れない。

「嘘だあ゛あ゛あ゛あぁあああああああぁあああぁああッああァぁ!!!!
───ッ゛、ぁ、あ、うああ゛ああァぁあああああああああああぁぁぁぁ!!!!」


何かが、壊れた音がした。


絶叫している中、黒服に抑え込まれながら『接待』として、幾度も幾度も幾度も咥え込んだ陰茎が突き立てられ、痛みではなく快楽しか貪れないのを理解した瞬間、最早その声は絶叫ではなく、嬌声混じりの泣き叫ぶ悲鳴でしかなくなった。

大の屈強な軍人だった男が、全てのプライドを折られ、蹂躙され、見世物として泣き叫ぶ様子が、見る者の嗜虐心を煽り、熱の様に纏わりつく数多の視線は、目の前の彼ですら、誰一人助けるものはいない。
(-125) poru 2021/07/09(Fri) 7:47:03
ダビーは、与えられた役割を果たした。
(c142) uni 2021/07/09(Fri) 10:01:08

ダビーは、"演者"の仮面の裏で、彼もまた、
(c143) uni 2021/07/09(Fri) 10:01:35

【秘】 翠眼の ダビー → 陶酔トリップ バーナード

ごめんなさい。ごめんなさい。…ごめんなさい。
あなたが苦しんでいるのに手を差し伸べることができない。
あなたが泣いているのに抱きしめてやることができない。
あなたが壊れ泣き叫ぶことにどす黒い陶酔を覚えてしまう。


「ふ……っはは、は、ああ…あ、…は……」


口元が歪み震える。漏れた吐息は笑みのような軽さで吐き出されているのに、瞳は陶酔を湛えながらもぼろぼろと絶えず涙を零す。
今の私は、俺は、何処にいる?

何度も何度も繰り返し青年はあなたへ己の雄を突き立て、前でも後ろでも幾度となくあなたを追い込む。焦らすよりも容赦なく精を吐かせ肉体の浅ましさを突きつけ続けるほうが…今この時から『解放』されるのをちらつかせたほうが『屈服』させるためにより効果的だと判断して。

「分かったでしょう?思い出したでしょう?もう、あなたに残された道は一つだけ。あなたがやるべきことをきちんと終えるまで、あなたが自分の意志でそれを選ぶまで、"研修"は続きます。
 屈服しなさい、口にしなさい、あなたが"誰の物"なのか告げなさい。」

逃げ道はここにしか用意できない。
観客からすればただ"繋がる相手"に対しての屈服を示す言葉があなたにとっては"愛する恋人"に対しての屈服・所有を示す言葉になる、…あなたは青年の真意に気付くだろうか、翠眼が訴えかける甘い逃げ道に気付くことができただろうか。

「──ッ言え!バーナード!!
 俺に屈服したとッ、お前は俺のものだと、
 言ってみろ!!!!」
(-133) uni 2021/07/09(Fri) 10:54:39
 




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