人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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ニアは、パンを焼きました。
(a10) 2021/07/07(Wed) 23:07:49

ニアは、そのパンを焼却しました。
(a11) 2021/07/07(Wed) 23:08:21

【人】 底知れぬ ニア

【スペシャル☆アニマルパイ】

『woof woof! meow meow!
食べたら意味がわかるよ!

PS.時間が経てば治るよ。安心してね。』

「げーざーちゃんぱねーっすねぇ」

わたくしore駱駝animal
マリー→蝶々animal
カワイクされたマサムネ→アリバチanimal
悪夢の中のパトリック→animal
(10) 2021/07/07(Wed) 23:38:57
それが何かもわからないのに「嫌だ」と繰り返している。

【人】 底知れぬ ニア

「わ!!
マリーさんカワイイ!!

ニアはマリーに飛びつきました

ニアはお耳が出てまつ毛が伸びて
唾を吐き捨てるのが上手くなりました

マサムネも羽は生えていますがそれどころではない

パトリック元々良かった体格がもっと良くなりました。
それどころではない。
(11) 2021/07/07(Wed) 23:45:20
/*
グラトニーとテンガン様はじめ各位ご連絡ですわよ!

テンガンのれっちっち触手責め機械姦研修、スロウスことラサルハグwithエンヴィーでいかせていただきまーす!よろしくお願い致しますわね!

挑発するかのように、腰に手を当てた。

ニアは、キエを善意からプールまで押しやってあげようかと思いました。
(a12) 2021/07/07(Wed) 23:52:59

/*
助かる……エッチな触手お願い申し上げる……

キファは、ペンギンだ。鯱の特徴を得たキエを遠巻きに警戒している。
(a13) 2021/07/08(Thu) 0:07:12

キエは、気合でパイを食べ続けている。2枚めに突入し、(2)1d3時間の間チーターanimalの特徴を得た。
(a14) 2021/07/08(Thu) 0:22:54

キエは、強靭な足と凶悪な顎を備えた水陸両用の最強生物となった。
(a15) 2021/07/08(Thu) 0:24:11

キファは、は人間に戻ったのでキエの事はもう怖くない。
(a16) 2021/07/08(Thu) 0:28:08

ニアは、キファペンギンさんを抱っこしていーっすか?
(a17) 2021/07/08(Thu) 0:28:46

ニアは、ちょっとしょんぼりした
(a18) 2021/07/08(Thu) 0:29:04

キファは、間が悪かった。
(a19) 2021/07/08(Thu) 0:31:05

キファは、バラエティ番組に出演した経験があるので、こういったときにはどうすればいいかも全部わかっているよ。
(a20) 2021/07/08(Thu) 0:32:50

キファは、は再び【スペシャル☆アニマルパイ】を食べた。(2)1d3時間金魚animalの特徴を得る。
(a21) 2021/07/08(Thu) 0:33:24

キファは、ペンギンにはなれない……
(a22) 2021/07/08(Thu) 0:36:01

チャリ、と鎖が擦れる音がして。
また今日も始まったかと薄く目を開ける。
ここで繋がれて毎日ショーに出されて、
心も摩耗してきたころに、冷や水を差し込まれる感覚があった。

「なっ……!?」

少年が。裸で壁に繋がれたオレに覆いかぶさってきている。
手足の拘束は普段よりきつくなっており、身動きが取れない。
少年は切羽詰まった顔で爪で傷を残すような無遠慮さで、
俺の胸板を、腹筋を、首筋を欲望のままに這わせる。

予想外の『客』の襲来に、流石に顔が歪む。
相手の意を探ろうとその表情を見ようとして、
少年の向こう側に強化ガラス越しの肥客が居るのを見つけた。
好色満面の顔でこちらを見てくるその欲には覚えがある。

成程、そういう趣向かと、吐き気を催した。

――少年はこれを、やらされているわけではない。
ただ全てが自分の意思でもないのだろう。
欲の吐き出し先を、下卑た大人たちに差し出されて、
行き場のない若さが抑えきれないだけだ。

その若い欲の暴走を、それに成す術がないオレを見て、
楽しむ者たちが、この行為の"意思決定者"だ。

吐き気がする。反吐が出る。
この先、この経験が齎す人生の陰を考えると、
金を持つ者の傍に生まれる者も、
金を持たない者と同じくらいに不幸であると思った。

少年が、どう発散していいか分からない己の欲に戸惑い、
初めての経験にオレの身体を切り傷や噛み疵だらけにしていく。
初の褥に作法なんてないのは当たり前だが、
それが鎖で繋がれた相手なら、こうもなる。
征服欲と独占欲と性欲のない交ぜになった感情を向けられ、
必死なその少年の形相に大きくため息を吐いた。

「そのままでいい……聞こえてねェフリしろ。
 焦んじゃねェよ。逃げやしねえ」

後ろの大人たちに聞こえない声で言うと、
それでも貪りの対象から声を掛けられたことで戸惑いが混じる。
歳の頃は15くらいの餓鬼に、無理な話かと息を吐いた。

……馬鹿野郎が。本当に。

「……ゆっくりでいい。
 したいようにしろ。今から少し声出すがビビんじゃねえぞ。
 俺が目をつぶったら思い切り顔面を殴れ。手加減すんなよ」

言って、大きく息を吸い込み。

「テッメッ!! 離せこのクソガキ!!
 オレを誰だと思ってやがる、天下のムルイ――」

目を瞑る。戸惑いが感じられるが、頬に走る衝撃。
……いい子だ。笑いが出る。

興を載せた。悪くない。

少年がぎこちなくも乱暴に、躰を貪り始める。
下手糞な愛撫に、躰が反応しやがるのは癪だったが、
相手に痛みを与えるよりは100倍マシだった。
挿入れる場所を探りやがったのは殺してやろうかと思ったが、
無事接合すると腰の辺りが互いに震える。……最悪の気分だよ。

「っ……っ……」

乱暴で、己の快楽しか考えていない腰の動き。
少しは分かって来たのか、指先も撫でるような動きになってきた。

オレは痛みと異物感に吐き気を抑えながら、
ただ揺らされるがままになっていた。

その少年の必死な顔が。
――金に踊らされ、狂わされたかつての自分と重なり。
貫かれながらも、俺は大人に見えない角度で微笑んでいた。

「………ごめんな。
 ………救って、やれなくて」

それは、誰に対しての言葉かは分からない。
少年も急にそんなことを囁かれて、困惑した顔でオレを見る。

そこに愛情はなくとも、身体の刺激で男は容易に果てる。
限界が近いようで、少年の動きにも余裕がなくなってきた。

きっとこの経験は、この少年の人生を歪める。
金が人の人生を狂わせて、誰もが正しくなんて生きられない。
勝つ奴が居れば同じ数負ける奴が居て、
そのたくさんの屍の上に立てるのは一部だけだ。

「っ……でもな。狂っちまった人生の先も
 ………案外っ、悪く、っねェからよ。
 真っ当にっ、誰か好きっ、になって、"お前は"っ、
 ……幸せになれよ」

褥には似合わないセリフだが、
この奈落に居るオレが言ってこそ、意味がある。
一つ亡くせば、全てが終わるわけじゃねェ。
一度負けがつけば、這い上がれないのが人生じゃねェ。
その果てに、こんな船の上で逢える奴だっている。

だから。
――自分に賭けることだけはやめんじゃねェぞ。    。

最後に、強く"締める"と。
少年はあっさりと絶頂に導かれた。

凶つ"嫉妬"の悪狼 サダルは、メモを貼った。
(a23) 2021/07/08(Thu) 1:44:49

吐き気が込み上げてきて、口元を手で覆った。

【人】 遊民 ハマル

>>4:69 キファ
「具体的には知らないんだけど、選ばれたら夜の王に"なる"ものなんだ。
 だからハマルは会った事もないぞ!」

キファの認識はおおむね正しいでしょう。
そうですよね?
……無視ですか。まぁいいですけど。

「こればっかりはキファにも譲れないからな!夜の王になるのはこのハマルだから!」

あなたがどう思おうがハマルの目指すものは変わりません。
気づかないというよりも気にしていないと言うべきですね。
(12) 2021/07/08(Thu) 9:30:07

【人】 遊民 ハマル

>>4:70 >>4:71 キファ
「なるほどなるほど!ばっちり理解したぞ!
 もともとはムルイジとやったみたいな駆け引きの遊びだけど、今回は練習みたいなものだな!」

キファに倣ってハマルもカードを引きます。

((card11)) ((card45)) ((card27)) ((card41)) ((card51))
(13) 2021/07/08(Thu) 9:30:40
暑いほどのスポットライトが当てられる。灼熱の中にあるようだった。
仮面をつけた従業員達はなにやら大仰なセットをステージへと持ち運んだ。磔台のようにも見える。
木製の台を運び終えた従業員達は、今度はナフと呼ばれた少年を持ち上げ、着衣の一切を剥ぐ。
その体は、台の上に乗り上げさせられた。まるで処刑される直前の光景のようだ。

「さあ皆様、ご覧ください。我らの前より逃げ出した天上の虎の姿を。彼は再び我らの楽園に足を踏み入れてくださいました、そして……、
 『エンジェル』の演目に投票されたチップの数はいくらであると思いますでしょうか、本日はそれを彼に当てていただきましゃう!」

『命の価値は天使の為に!』
『命の価値は天使の為に!』
『命の価値は天使の為に!』

まるで一切に示し合わせたかのような声があちこちから上がる。それは次第に合唱のように膨れ上がった。
女はそのフレーズが、大層お気に入りらしいーー命の価値は貴方が決める。

【人】 遊民 ハマル

>>13 キファ
「これは…難しいな。
 このままだと役なし。6と2をチェンジしてストレートを狙おうかな!」

ぺいぺいっ。
((card48))((card03))
(14) 2021/07/08(Thu) 9:35:11

【人】 遊民 ハマル

>>14
スン
(15) 2021/07/08(Thu) 9:41:05

【人】 遊民 ハマル

>>4:74 ニア
「……ほんとか?」

目の前ですごいもの見ちゃったんですけど!?

「ニアのこと……信じていいのか?」

瓶を持つ手がぷるぷるしています。
(16) 2021/07/08(Thu) 9:43:19
身を隠すものすべてが取り払われる。その端正な顔を隠す仮面を除いて。

少年は、台を見上げた。
罪人を磔にする十字架。
自分には似合わないはずなのに。

だって。何もしていない。

「投票された…チップの、数…?」

何を言っているのかわからなくて。
頭の回っていない様子で、少年は今この場における王に問いを返す。

耳を塞ぎたくなるような、大合唱が更なる恐怖を煽って。
その返答すらもろくに頭に入っては来ないかもしれないのだけれど。

【人】 底知れぬ ニア

>>16ハマル、ニアもしらない。

「さぁ、ハマルとoreの運次第かな。
 飲みたいなら飲んでも良いけど」

あっカードをシャッフルしているぞコイツ


「賭けましょう?」
(17) 2021/07/08(Thu) 9:54:36

【人】 遊民 ハマル

>>4 誰とも知れない声

「これも遊びなのか?」

ぽつり。
途切れてしまった声に言葉を投げます。
当然返ってくるわけもありません。

「……ムルイジはどこに行ったんだ?」

挙げられた名の中でひっかかった人が居ました。
緑色のバクチを教えてくれた人。
数日前からとんと姿を見ません。
彼の声が言うには画面の中に隠れているという事ですが、さてどうしましょう。
ハマルはそんなに強くありません。
けれど。

「ムルイジなら王も咬み殺せるって言うかな」
(18) 2021/07/08(Thu) 9:56:02

【人】 遊民 ハマル

>>17 ニア
「そこは大丈夫って言うところだと思うぞ!」

怖いっすよ〜なんちゃって。

「?カードも使うのか?」
(19) 2021/07/08(Thu) 9:58:54

【人】 底知れぬ ニア

>>19

「私は瓶1こ出すけど
 ハマルは10から好きなだけベッドする。
 負けた方が飲む。」

「それにメリットがないと思うなら、わたくしoreとハマルで
 『情報』をかけましょう?」

「ど〜お? 他になんかいい案があるなら教えて」
(20) 2021/07/08(Thu) 10:14:34
まず、体は仰向けに台の上に横たえられた。首に輪を嵌めずり落ちないようにしているが、シリコンを噛んで傷が出来ないようには配慮されている。
腕はやはり透明の覆いのつけられた箱の中へと入れられた。腕の下にはクッションがあって、力を抜いても壁に当たらない。
ただ、腕のすぐ横に何か……モーター式で駆動する、鋸刃のような大掛かりな器具が横たわっている。
それは腕よりも太く、差し詰めカートゥーンのドリルにも似た、でも全く違う……有刺鉄線のようにとげとげした何か。

足元には何かのペダルがあった。数は三つ。透明のアクリル玉覆われているが、膝下を全て入れないとならず、しかと膝が天井に引っかかって足を抜きにくい。
ペダルにはラベルが張られている。客席にもナフにも見えるように表裏にしっかりと。
そこにはこう書かれている。『200万ドル』『5000ドル』『4.65セント』。
ところで、貴方が暗殺を請け負った報酬というのはどんなものだっただろう? 実費に換算し、経費を差し引いて、感情的な値を差し引いて。
貴方の命の価値はいくらだった?

「ナフ、選択肢は三つ。あのペダルを踏んで解答するのよ。
 ペダルを踏むと軽い電流が流れます。痛めつけるためではありません。ペダルから簡単に足を離さないようにするためです。
 チョンっと踏んですぐに引き上げてはつまらないし、賭けにもならないでしょう?
 貴方が己の価値を考えるの。正答はひとつだけ。命の価値はいくらでしょう、貴方の命の価値はいくらでしょう?」

動揺も冷めやらないだろうに、女はそっと囁くとすぐに客席の方を向いた。パチパチと拍手が二人を迎える。
スポットライトとカメラは正しくナフの方を向いて、貴方が主役であることを指すように惜しみなく飾った。

「皆様、固唾を呑んでお見守りください、じっとですよ……彼が怯えてしまわないように。
 命の価値は、
 命の価値は、
 命の価値はーー」

船の狂気が抜け殻だった自分に満ちているのを感じる。

罪悪感こそ抱けど、
暗殺者の彼が友人の破滅を喜んだように。

画面の下で
牙を剥いて笑みを浮かべた。

少年は、酷く震えている。
横たわっている器具にも、女の声にも、置かれた状況そのものにも、恐怖を感じて。

「お、おれ の 命」

考えろ。考えろ。考えろ。

家族には、好かれていたと思う。
友達は、多くはなかったけれど。

踊り手は、家族が教えてくれた舞いを広めたくて。
殺しは、小さな弟妹を育てる母親を助けたくて。
―――選択肢がなかったとはいえ、身を犠牲にして、貢献してきたはずだ。

あの人以外の、
誰にも褒められなくても―――



「痛いのは、嫌だ……」

200万ドルの価値は、ないだろう。
けれど、4.65セントでは家族を助けられない。

それならば――――答えは。

少年は、青い顔のまま
『5000ドル』のペダル
に、足を、入れた。
電流を警戒して、奥歯に力を入れている。

許されることを望んでいる。

助けてほしいと思っている。

底知れぬ ニアは、メモを貼った。
(a24) 2021/07/08(Thu) 10:52:04

【人】 遊民 ハマル

>>20 ニア
「んーよくわからないからニアの言う通りでいいぞ!
 賭けるのはこの瓶!」

(7)1d10
ハマルは安請け合いします。
よく分からないけど面白くなってきましたからね。

「『情報』を賭けてもいいぞ……といってもハマルは賭けられるような事はたぶん知らないけどな!」
(21) 2021/07/08(Thu) 10:55:52
ハマルは、7 肉体or精神年齢が変わる薬 を賭けました。
(a25) 2021/07/08(Thu) 10:57:39

【人】 底知れぬ ニア

>>21
「ん、おらoreハマルのことなんも知らないっすから」
「いっぱい知りたいんすよ」

「ん〜、どういう経路で、この船に乗ったの?」
 「渡すなら麿oreの経緯でも良いけど」

ムイくんの状態でもいいよ


((card45))

「ブラックジャック、ポーカーでもいいけど」
(22) 2021/07/08(Thu) 11:06:52
「命の価値は、5000ドル!」

笑い声がオーケストラの演奏を掻き消すようにこだまする。
ぴり、と電流が走るものの、細い針を刺したような鋭い痛みはあれど心臓を蝕むほどではないだろう。
けれども確かに足の動きは縫い止められるように硬直して、ペダルから足を離すまでには時間がかかる。
その、一呼吸深く肺に酸素を入れるように時間。たったそれだけの時間。


ギャルルルルルルルル!



凄まじい轟音を立ててモーターが回転した。
左腕を捕捉している回転鋸はまず最初に肌に棘を引っ掛けて、シーツを巻き取るかのように皮膚を引き剥がした。
真っ赤な肉が露出して、思い出したかのように遅れて鮮血が噴き出す。容器の中に血は溜まることなく、繋がれたチューブから台の下のケースに流れていった。
回転鋸は止まらずに肉を轢き潰し、フォークで何度もステーキを引っ掻くように細い粗挽きを作り出した。
端々に見える白い芯は骨だろうか? 辛うじて当たらないものの、身動ぎをして暴れたならばそれも同じように巻き込まれるのだと言うのは想像に難くない。

少年の腕は側面の半分の肉をごっそりと抉り取られ、もはや自分の意思で動かすのもむずかしいほど原型を無くしてしまった。

「おや、これはこれは。どうやら間違えてしまったようですね?
 選んだのは中間。思い切りのなさが不安を生んでしまったのかもしれない、悲しいことです……。
 さあ、ショウはまだ終わっていませんよ。ナフ、さあ、選び取りなさい。
 貴方の命の価値は?」

喜ぶ
客たちの顔を一人一人覚えている。墜とされても変わらない猛禽類の瞳だ。

その光景と、更にその光景を見てる奴を自分が見ていたら生き生きしていた。

【人】 凶つ"嫉妬"の悪狼 サダル

今日の朝食。昨日の思い出。明日の予定。
誰も彼もが朗らかに語るあたたかな日常の話。けれど、そんなもの赤の他人にとっては全てノイズでしかない。

様々な話題で溢れかえる賑わいの中を、黒い人影が縫うように突き進んでいく。四肢を包むダークスーツ。飾り気のない装いの中で、パステルグリーンの十字の髪留めが浮いている。
今日はもうディーラーの制服を脱いでいる。再び袖を通すことはない。

「……」

歓声をあげる賓客たち。空間を彩る合奏。ひっきりなしに行われる拍手喝采。
女は通信機から聞こえる饗宴の様子をBGMに、乗船客の中へと紛れ込んでいった。

/*
五日目冒頭に記載し忘れましたが、もしサダルと話したい方がいらっしゃいましたらご自由にどうぞ。口プロでもビンタするでも背中から刺すでもお応えします。置きレスでかなり低速なのはご容赦を。
(23) 2021/07/08(Thu) 12:08:45
電流は大した痛みではなかった。
ほっと息をついて――――

「………ぇ」

何が起こったのか、分からなかった。
凄まじい音がして、何かが刺さるような鋭い痛み。
皮が剥がされ血が噴き出すのを、腕がズタズタにされていくのを、呆然と見て。
一度機械が止まって―――

「あ ああああぁあああっ!!痛い、いたい…っ!!!
 なんで、腕 おれ おれ、まちがって…っ!!」



初めてあった頃の落ち着いた雰囲気はもはやなく、喉を潰すのではないかと思わせるほどの声を上げて、涙をぼろぼろと零している。
痛みに慣れていないのは本当で。
痛い事をされないように、機嫌を損ねないように必死で生きてきたのだ。

少年は、舞いをしなやかに見せるための腕を失った。

それでもまだ、この遊戯は終わらない。

早くこの痛みから解放されたくて。少年は、足を引き抜いて、『4.65セント』のペダルを踏んだ。
自分の価値なんてどうだっていい。早く解放されたい。

サダルは、エンヴィーは、奔って降りた舞台の様子を聞いて口元を歪めて嗤っている。
(a26) 2021/07/08(Thu) 12:16:02

喜びしか分からない。劈くような悲鳴の先にあるものしかわからない。

全ての感情が喜びに支配されている。矛盾した気持ちに気づけない。

笑いながら、酷く胸を締め付けられた。

惨憺たる歓楽の一齣をただ舞台の袖から見ている。

骨に刃が当たって、痛みと恐怖で泣きじゃくっている。

目を逸らし口元を覆った。

幼い頃から母親によって丁寧に手入れされてきた左腕を失った。

少年は悲鳴をあげ、血飛沫は容器の口から少年の顔へ、胴体へも血を飛ばす。そばで補佐する女も例外ではない。
真っ赤な衣装に更なる絢を重ねながら、少年がよく見えるように顔の血を拭ってやった。美しい顔を皆に見てもらえるように。
少年の勇気を讃えでもするかのように、客席からは拍手喝采が上がる。見世物としてはとても喜ばれているらしい。
一度の痛みを与えられても、ショウは平然と、終わらない。

「命の価値は4.65セント!
さあ果たして彼の選択は……おや!」

まるで道端に美しい花でも見つけたかのように声を上げる。それはすぐにやはり、モーター音にかき消された。
高速で回転する刃が少年の残った腕を引き裂いたのだ。
刃には糸のように細い血管や神経が絡み、カツカツと引っかかる音を立てながらそれでも止まらずに奔らせる。
チチ、と火花でも散らすように鳴っているのは、肩まで繋がる組織を巻き取って引きちぎる音だ。
電流に呼び止められた脚がようやくペダルから離れる頃には、両腕は揃いの傷を抱えていた。

「さあ、残るペダルは後一つ。
 皆様はどう見受けましょう、これにも仕掛けがあるのかどうか?
 いいえ、神は彼を見放さず天上へと迎え入れてくれるでしょうか。
 拍手でお見送りくださいませ、彼の勇気ある第一歩を!
 命の価値は━━」

最後のペダルは、『200万』。それは彼の命の価値に、見合っているだろうか?

少年は再び与えられた痛みに、劈くような悲鳴をあげる。
意識を失うこともできず、頭は朦朧とし 視界は霞んで赤色しか写さない。

暗殺のためにナイフを振るった右腕も失い、肩につながる骨すらなくして、
少年は元々抱えていた望みも捨てたかのようにただ
「死にたい」
と思った。

自分に価値なんてない。だから、早く 早く楽にしてほしい。

嗚咽だけが、響く。

【人】 底知れぬ ニア

>>5:23
「お、さっちーうっすうっす」

「オフっすか?今日のげーざーちゃんのパイは」
   「
最高っすよ!!


うん、素直に電話切ったんだね。


「この後お時間があれば、遊びに行きませんか?」
「美味しそうなアイスとかあって……」

……少しの沈黙

「おしごとじゃ
ない、から、
だめ?
ですか?
]
(24) 2021/07/08(Thu) 13:19:25
 




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ハマル
0回 残 たくさん

新規〇

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0回 残 たくさん

 

キエ
8回 残 たくさん

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キファ
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ゲイザー
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壊れましたわ

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5回 残 たくさん

いますわ

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