人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「死は、死だろう。そこでおしまいだ、全てが終わる」

「続いたものは、また別の話だ、別の人間の物語」

「俺も、死にはしない、きっと。終わるだけだ」

「だが他人が言う死と、かわりはないだろうか」

まだ、誰にも話してない。話したらなにか変わるのか。
憂いているわけではないが、その相手に残すべきものであるかがわからない。ここまで記録をされ続けられているという事実がすべてを麻痺させていた。

「……続きが、ないそうだ」

「俺は、進めない。不死でもない、不老とも少し違う」

「ここ一年を永遠に消され続けて繰り返している」

触れられた瞳は動かない、これは、ずっと前についた傷だ。
治ることもない、だが――もう二度とこの傷以上に、怪我を負うことはないのだろう。たとえ、腕がもげても、何をされても戻ってしまう。先の未来、ずっと。
一年が経てば元(17)に戻る、進めない身体に"されている"。

「だから、今ならなんだってできると思って。尋ねている。
お前たちのために、なれると思ったんだが……不要か? この場で異能もろくに扱えない人間では」
(-83) toumi_ 2021/09/28(Tue) 20:11:08

【墓】 0043 榊 潤

>>20 素崎

「一理、あるな。投げつけて暴れる人間だと思われてるのか、俺たちが。その状況にしたのはお前たちだというのにな」

適当なことを言いながら、写した映像はあなたをアップしていき、そのままネクタイに手をかけた。

「撮影役になればいいと聞き及んでいたが、楽しいものが映れば連中も喜ぶと思わないか?
お前だって早く出られるようになる。一石二鳥だな。 
個人的難点は人前であることと、片手が塞がっている、まともに慣らすつもりがないところだ」

何という暴言、そして甘くない誘い。
簡単にはねのけられるものかもしれないが、逆を取れば……。
人前でなく、片手が塞がっていなければまともにやる可能性がありそうなもので、この誘いに限らずこの男はすべて冗談を言っているようにあまり見えないのが不思議なところだろうか。
(+27) toumi_ 2021/09/28(Tue) 20:19:29

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

今まで感じたことのなかった、穏やかでかつ激しい快楽と迫りくる刺激とパニックになりそうな思考を整理する。

ふと、意識が途絶え、涙をこぼした。
(-84) toumi_ 2021/09/28(Tue) 20:22:47

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

「っ……」

よみがえったのはいつかの記憶だ。

「……、……」

薬に犯されていない脳が、快楽を、理解して、身体が翻弄されている。
生理的な涙ではない、何かの感情からあふれ出した涙はその頬を伝って、汗と他の液体と混ざり合った。

「……、…す…て」


言葉を発さない存在が、好きだ。
文句を言わないで、従う存在が好きだ。
自分を脅かさない存在が好きだ。

今目の前に居るのは、誰なんだ。何なんだ?


(-85) toumi_ 2021/09/28(Tue) 21:21:30

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

あなたが果てたと同時に、ゆらりとその影は動いて、腕が解放されて。

その肩を叩いた。

口が解放されて、言葉が発せられるようになって。



「…た…す、けて」

少年のように、弱々しく声をかけた男はあなたを緩く腕を伸ばし、その身体を押し、体重をかける。

「おさまらない、痛いのはイヤだ、苦しいのもイヤだ。
 "普通"に、愛してくれ」

別人よりかは幼くなった言葉を使い甘く言葉を吐けば、持て余された身体で誘う。

「お前が抱いてくれないのなら、俺が抱く」

そして、やはり理不尽を残しながら。
榊潤は片目であなたをようやく捉えた。
(-86) toumi_ 2021/09/28(Tue) 21:23:01

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤

「ん、ん……、…………そぉ……」

 熱を吐き出したそれを余韻なく引き抜いて、域を整えようとして。発された言葉に、目が覚めたような気分になった。
そっか。

あなたが振り向いた時、彼は影の塊に抱きついているようだったが、
手が伸ばされればそれらは形を崩した。水が地面に落ちてくみたいだった。

 かけられた体重を受け止めて、
 黒を捉えてきたマゼンダを通り過ぎて、背中に両手を這わせる。


「いたいのはいや、そうね。
 
 
苦しいのもいや、そうね。

 
僕だってそうさ。どっちも、いやよ」


 
「あいしてあげないけど、ほしいものはあげる。

 
愛しているように思えるモノはあげられるよ」

「 それでいいなら、あげる  

 

「それでいくないなら、僕じゃない誰かに求めな」


 
「君がほしいんは、君の“普通”? 

 
それとも、僕の“普通”?」
 
(-89) Vellky 2021/09/28(Tue) 23:30:24

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤

 

「 たすけたげるよ 榊さん。君が僕の手を引くのなら 」
 

毒みたいな、それでいて甘い囁きだった。
(-90) Vellky 2021/09/28(Tue) 23:31:39

【墓】 0043 榊 潤

>>21 素崎

「……ほう?」

なるほど、引き受けたか。
それならばとあなたにカメラを渡して、そのまま談話室のソファーにでもあなたを投げ込む。
やけに軽々しくあなたを持ち上げて運べば、躊躇なく上に乗っかって、膝を割り込ませながらその顔を見た。

「……どこぞの誰かのように公開プレイがお望みか?
 俺はどちらでも結構。ましてや抱かれる側でもないので」
(+30) toumi_ 2021/09/29(Wed) 2:11:22

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久

愛は要らない、だけど、あの時の俺は欲しかった。
だからいまこうやって呟いている、今きっと酔っている、そして眠っている。

榊潤は二重人格などではない、だから普通の感性を持っている。
何よりも知っている、その普通を。そして、普通で無いことを。

「誰の普通、かは、」

「―――俺のものでも、お前のものでもない」

俺たちは普通じゃない、らしいぞ。しっていたか?
望む者は"同じ"なのにな。普通、が、お前もわかっていたか。

「欲しいだけ、だ、よ」

その手を取ろうか、俺は欲張りなんだ。
いざな
        
いだ

誘ったのはどちらか、抱かれたのはどちらだ。
欲しているのが俺だけだとお前は思うのか?
俺は、そう思わんが。たまに鏡のように見えるお前は、普通をほしがったか? それを訪ねる余裕は今の己には無かった。
そのまま快楽と堕落の海に溺れてしまったから。

妙にまぶしくて、気色が悪い海だったことは、酒のせいで忘れてしまったが。
(-103) toumi_ 2021/09/29(Wed) 3:39:44

【墓】 0043 榊 潤

>>25 素崎

「……それは残念、いい点数稼ぎになると思ったんだが。
持っていくしかないか」

ため息をついて、比較的素早い動きであなたの口に飴を放り込ませようとすれば、甘い香りを漂わせる。
食べても食べてなくても、カメラを抱えさせたまま個室に運び込むことにした。

「素崎、知っているか」

軽々と運んだその先、ベッドにまたその身体を放り投げてから後ろ手に鍵を閉める。
投げられても痛みは不思議と感じなかった。布団のおかげかもしれない。

「俺しか見ていない舞台で、何をされても文句を言えんぞ」

ため息を付きながら一歩近づき、その頬を撫でた。
(+39) toumi_ 2021/09/29(Wed) 16:17:52

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「……薬漬けで意識がない中犯されるのと、顔を見たままならどちらがいい。選ばせてやる」

なんとも、暴君的な言い方。
だが、どことなく普段よりは……わずかに。
ほんの少しだけ気遣っているような。
選ばせている雰囲気が見受けられる。

「……無理強いはよくないので」

それは、どの口が言うのだろう。
(-115) toumi_ 2021/09/29(Wed) 16:18:44

【墓】 0043 榊 潤

なにか食べようと食堂でイギリストーストfoodドーナツfoodを作って適当においたが。
ふと気になる香りを思い出してコーヒーの缶を見た。

流れで今までいたキッチンを見る。

「……、……」

照明は普通だ、床も汚れていない。
それなのに、不快な思い出が過る。

「……コーヒーの匂い。
……俺はあの時、普川に何を口走った?」

気がつけば85くらいの粉が沈んでいるカップが生まれていた。
(+44) toumi_ 2021/09/29(Wed) 16:40:26

【墓】 0043 榊 潤

>>+45 朝食堂

「入れ直して、普通に牛乳を飲んだほうがいいんじゃないか」

通り過ぎざまにあなた達の前に。
薄紫のナフキンの上に乗せた、粉砂糖がまぶしてある揚げたてから少し冷めたドーナツを置いていく。

ついでと言わんばかりに、
闇谷の前に比較的100%よりも薄い85%粉のコーヒー
をコトン…と置いた。
とても丁寧な手付きで。

「(ドーナツは)うまくできたと思う、それでは」

そのままイギリストーストをかじって通り過ぎて行こうとした…
が、しばらく眺めていたりするのでそのへんにいるらしい。
(+46) toumi_ 2021/09/29(Wed) 16:52:50

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤


「その程度、って、何?」

去ろうとしていた足が止まる。去ろうとする貴方の腕を掴んで引き止める。声に、視線に、あからさまな不機嫌が乗っている。

「俺、潤くんに何かした?したならいって。人間を傷付けるわけには行かないからさ」

更に珍しい仏頂面が乗った。……貴方が並の感性を持っているならそろそろ気付くだろう。この男、怒っているのではなく、何かしらに拗ねている。

「思わない」


「ふざけるなよ。異能の俺が異能を使えるようになりやすいのは当然の話だ。それ以上に、この企画の趣旨として俺の異能が『便利』なのは理解してるだろう。

誰が使えなくとも、俺が使えるのはむしろ当然な話だと思うけど?ハサミの話はなんにも関係ないんだよこれはさあ」

異能だ。人間であるだけで、在り方が違うのに。
目の前の男が何を濁して何を考えてるのかわからない。
ただ、俺を否定して、勝手に希望の可能性だけ示唆して、何だこの言い草。構ってちゃん仲間か?南波は段々、変な方向に怒りだしてきた。

「ただ、俺は潤くんの異能を正確には知らないから答えづらい。だから聞くよ。潤くんの異能なんなの」

「その言い方、『ただしい大人たち』に価値を認められでもしたかったようにしか聞こえないけど?」
(-123) poru 2021/09/29(Wed) 17:12:14

【墓】 0043 榊 潤

>>28 普川

やけに明るい部屋。
退屈はしないが、同室者の機嫌で俺の気分も変わる。
当たり前のこと。

「……ああ、負けたんだったな。そうだった。
 言うことがあるのならどうぞ」

どうやらお時間はあったそうだ。
(+47) toumi_ 2021/09/29(Wed) 17:22:43

【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「……本当最悪だな。
 あぁ……薬に頼らないと満足させれない、とか?」

選ばせてくれるだけ良心的な気もするが、なんの抵抗もなくやられるのも少々腹が立つ。
そう思っての挑発的な態度は貴方にどう写るだろう。

とはいえ、笑うことを忘れた表情筋のない顔は、ピクリとも動かないのだが。
(-132) eve_1224 2021/09/29(Wed) 21:16:35

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「乗ったな」

わからなくていいなんて言わないさ、できる限りをお前にしてやろうとしている。
だが、……すべて伝えていいかとは悩むことはある。
あえて自分のことを告げていない自覚があるからだ。

「―――……俺の異能は」

「俺は、俺の異能がわからない。
全て、忘れさせられている。自分の意思では無く、他の誰かに。
使うことも、存在することも、許されていないのでは無いのか?
『ただしい大人たち』に否定されたようなものだといえないか?
考えるよりも前に、事実だと感じる。この諦観の理由は、――終わりが近いからだ」

取られた腕を暫く眺めて、どうしてやろうかと考えて、ため息をついた。


「お前は、使われているだけ。俺は羨ましく思う。
そして今、お前からその質問を聞けただけ悪くないと思っているんだ」

「俺は、お前の異能で幸せは感じられなかったが。
お前に異能を使われたことは幸せなんじゃ無いかと思っている」
(-139) toumi_ 2021/09/29(Wed) 23:29:09

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤


「潤くんが俺に優しかったのは、自分の姿を俺に重ねてたから?」

「俺を変に励まして希望を持たせることを行ったのは、自分に言い聞かせるため?」

異能は、異能の己は『まるでAIみたいな考え方をするのに、変な所が感情的』と言われた。AIは知識がないと理解ができない。変に含みを持たされても読み解けない。その癖半端に自我があるから、読み解けない事が腹立たしくなる。

それでも、今、何か釣られたようにも思えるが、貴方が伝えようとしてくる何かの真意を捉えようとして浮かんだ推論がそれだった。自信などわからない。は今これしか導き出せなかった。だから、己は問を重ね続けるしかできない。

「ねぇ、ただしい大人のこと、潤くんは好きなの?使われたいってなんで?あんなこと言ってたのに?」

(-146) poru 2021/09/30(Thu) 0:14:11

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤


「ひとつ、まだ何も知らない俺が言えることは」

「物より存在してはいけない人間は、いるんじゃないの。だって、『ただしい人間』は己の利益に則ってただしいをしてる。だから『そいつらにとって』は、許されない人間も世界にはいっぱい居るだろうね」

腕を掴んでいた事にようやく気づいて、その手を離した。降ろすべきか迷うかと思ったのに、その手は余りに自然に貴方の頬に触れて、撫でる。何か、こういう時はそうするのだといつの間にか教えられたように。

「でも俺、そんなの関係ないから」

「俺はそんな事どうでもいい。ただ好きな潤くんが存在して、生きててくれて、薬盛るヤンチャしつつパン焼いてくれて」

「異能の俺と会話してくれる君を、世界の人間の全てが許さなくても、」

「人じゃない俺は、俺に優しくしてくれた榊潤は『存在していい』と『俺は君に生きてほしい』と、何にも阻害されずに言えるよ」

「……潤くんは、それでも大人からの承認が欲しい?まあ、俺、人一人分にすらならないから、他の人ならもっと潤くんを救える言葉、かけられたのかもだけど」

異能であることを嫌と思ったことはなかった。奉仕する喜びがあった。好きな人が笑っていてくれることが幸せだった。人でなくてもそれができると信じていたから、俺も幸せだった。

でも、それを否定されて。『いてほしい』の願いも人と違って小さくなるなら。

初めて自分が異能なことを、嫌だなと思った。
(-147) poru 2021/09/30(Thu) 0:17:10

【墓】 0043 榊 潤

>>29 普川

「お前に知られたくないこと……?」

「……、……」

「誕生日を迎えたいこと」


榊潤は不老でも不死身でもない、歳を取らない身体でもない。
不眠でもない、薬に耐性などない、ごく、普通の人間である。
だからこそ――その身に起きている異常を覆す術を知らない。


「今日は寝たい……」

機嫌が悪くなさそうなあなたに聞こえぬ様に呟いて。
暇つぶしの本を投げれば、時間も関係なく毛布に包まった。
(+63) toumi_ 2021/09/30(Thu) 20:24:11

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤

「そうか」

 カリ、と眼帯を爪で引っ掻いた。特に何を意図した訳でもない、手慰みのような動作。
 長く息を吐いて、もう一度。そうか、と呟きを落とした。

「俺には、無いな。不要だ」

 ……生憎。他人の命を賭して望むほどのことなど、一つも持ち合わせてはいなかった。
 それから、「お前こそ望みはないのか」と問いかけた。ロバの耳だ、と嘯いて。
(-172) 榛 2021/09/30(Thu) 22:49:36

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「……、……」

「逆だな」

「薬を使わないと満足できないのはこっちだ」

あなたの体がだんだんと熱を帯びてくる、飲ませられたのは媚薬のたぐいだろうか。
そのまま覆い被さりあなたの頬を撫でれば首筋をなぞる。

「早く選べ。
 ……ただの見世物だこれも、出来るだけ気持ちよくさせるためには使えるものは使うさ」
(-182) toumi_ 2021/10/01(Fri) 2:28:15

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「…………欲しい、な?」

焦がれているなんて、いわないが。

「それがないと、……俺ですらない」

奪われている感覚が常にするんだ。

「そんなのが許せるか」

こんな世界、憂いて、必要ないなんて思わせないでくれ。
俺がこの世界を見るということは、世界は俺を見ていないと俺が思っていることだ。

(-211) toumi_ 2021/10/01(Fri) 16:28:14

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「お前が、異能……何度聞いても変な話だ。
人にしか見えないのに。こうして触ってくるのに」

たしかに互いにここにいるのに、認められないのか。

「……自分に言い聞かせるためだけじゃない、お前のためだった」

嫌なほどわかって、期待をしてきた。今の自分には時間がない。
自分に言い聞かせる体をとって、頷いて、お前にも聞いてほしい。

「お前が。世界をまだ広く見れるんだと伝えたかった」

お節介だ、"薬"を使った快楽が俺にとっての幸せではないのは明確だから。

「使われたいのは、必要とされる俺が、道具のように思うからだ。
それは、俺じゃなくてもいい人形だ。
そんなことは、お断りだ、俺に価値をつけて使用をしろ」

お前だってそうだろう。
多くに使われるのだけが幸福か?
お前がかわりにされ続けている世界は幸福か。

「お前のように、俺を見た存在を」

俺のようにお前を見ようとしたやつを。

「無碍にするようなことを、されたくない」

(-212) toumi_ 2021/10/01(Fri) 16:34:02

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「……憂いているわけでもない、だが。俺では行動ができない」

「誰かに、求めないと俺は俺にすらなれない」

「そんなのは、みじめだとおもわないか」

俺はすでにここにいるのに。

「だから俺は、今この俺は語らない。
 だから、……もし、おまえが幸せに気づいて。
 俺をまだ幸せにできると思うなら、他のやつに認めさせたいと思うなら。
 一度や二度で、諦めるなよ。あと数十年、大人をやれるんだから」
(-213) toumi_ 2021/10/01(Fri) 16:34:27

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「……お前たちの望みが叶うことか?」

このお前ら、の等に何人含まれているか。
それとも一人であるかは放り投げた。

「その為になら、いくらでも取り高になってやろうとは思う」

軽く抱いてやろうかと、息を吸うように言葉を吐き出して。
まともに眼帯を外さなかったなと、思い出して。
この瞳になった理由を……思い出せなくて。

「一つ、明確なものがあるが。
その望みはお前にできない、大人たちにさせるものなんだ。
どうか、いつかに。俺のことを、忘れて[覚えていて]くれたらそれでいいぞ」
(-214) toumi_ 2021/10/01(Fri) 16:47:07

【墓】 0043 榊 潤

>>33 普川

「死にはしないらしいが、死んだほうがマシか」

「……わからんな。近寄るな、食うぞ」

あまり冗談でもなく、性のはけ口にでもするぞと暗に呟く。
結局心地よい揺れにまぶたを閉じながら、
そのまま眠りに落ちることができるのか。
それともまた手を伸ばしたか。

「……呼吸を止め続けたらなんとか寝られる……」

どうせこの部屋は暗闇が来ないから。
お互い、安眠もできやしないだろう。
(+73) toumi_ 2021/10/01(Fri) 17:31:34

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤

「そうか」

 敷きっぱなしだった布団の上へ、胡坐をかいて座る。
 膝に頬杖をつき、断るよ、と言葉を投げて。
 とん、と空いた膝を、空いた手の甲で打った。

「――逆なら、断らないが」

 どうだと目で問う。
 そうしながら、さて、この瞬間のことを俺はいつまで覚えることになるだろうかと自問した。答えは未だ、返らなかった。
(-222) 榛 2021/10/01(Fri) 19:10:24

【墓】 0043 榊 潤

>>39 普川

「……プライドではなくて」

なんと言えばいいのか。

「……他人に管理される生き方は、もう嫌だと思っただけだ」
「だが俺だけでどうもできないから、知られたくなかった」

「……」

「……、殺されるのか?」

「それでも、いいがな」

死にたくないから、こんなことを言える。
生きたいから、どうでも良くない。
生きられるのなら。溺れるぐらい、苦しいぐらい、構わないだけだ。
(+74) toumi_ 2021/10/01(Fri) 19:31:17

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「…………お前俺よりうまく人を抱けるのか……?」

基準点。
快楽を与えること。
行為をつつがなく行えること。
後処理をきちんとできること。

榊潤は一回の行為でどれか2つぐらいしかできない。
疲れる上に、怠惰であるからだ。

「……遊びそこねたから。
 抱かせてやってもいいぞ、寝かせてくれ。
 ここ連日眠いのに寝れん」

まさかヤってる最中に寝るとでも言うのだろうか。
それとも睡眠導入剤代わりのスポーツだろうか。

「見下されるのは嫌いだから俺が上でいいか」

提案のときの謙虚さと、しおらしさのわりに。
言うことは、然程、変わらないようであった。
(-234) toumi_ 2021/10/01(Fri) 20:22:51
 




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新規◎秘話◎

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市川 夢助
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犠牲者 (5)

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闇谷 暁(3d)
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かかってこい

鏡沼 創(3d)
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貴戸 高志(4d)
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si俺達は昔から

榊 潤(5d)
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俺は置きで戦う

処刑者 (3)

迷彩 リョウ(3d)
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ギャハハハハ……

南波 靖史(5d)
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ぴよぴよ

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