人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


エマ勉学サポート型 スオ
ユー勉学サポート型 スオ
スオ勉学サポート型 スオ
ジョシュア勉学サポート型 スオ
アメフラシ子守用 アメフラシ
リヤ勉学サポート型 スオ

処刑対象:スオ、結果:成功

【赤】 救済者 ユー

リヤ! 今日がお前の命日だ!
unforg00 2021/10/08(Fri) 21:00:00
[犠牲者リスト]
リヤ

事件:幽界の歪み

本日の生存者:エマ、ユー、ジョシュア、アメフラシ以上4名

【赤】 救済者 ユー


█████で古くから愛玩鳥として飼養され、
現在では世界中で飼われている。
また毒物に敏感である事から毒ガス検知に用いられたり、
実験動物としても用いられる。

██では後述する炭鉱のカナリアや童謡「かなりや」の影響で、
実態以上にひ弱な鳥といったイメージが流布しており
外の世界で生きられない事の比喩表現である籠の鳥とは
本種のこととすら思われている。

>いわゆる炭鉱のカナリアは、
 炭鉱においてしばしば発生するメタンや一酸化炭素といった
 窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使用された。
 本種はつねにさえずっているので、
 異常発生に先駆けまずは鳴き声が止む。
 つまり危険の察知を目と耳で確認できる所が重宝され、
 毒ガス検知に用いられた。

しかし、高級フィンチの中には本種より
さらに気難しくて温度管理にうるさい種があり、
それらに比べれば、より飼い易いうえに巣引きも簡単である。
飼育下では通常10年前後、乃至はそれ以上生存する長命の鳥である。
野外で生き延びられないのは飼育環境へ適合した結果であり、
逆を言えば、野鳥はかごで飼うと気をつけないとすぐに死んでしまう。

どうかこれが僕達からの危険信号なのだと気付いてくれ。
(*0) unforg00 2021/10/08(Fri) 21:00:41

【独】 飴色の世界 みかん

/*>>4:L36
カナチャン ガ イタ……
(-0) 66111 2021/10/08(Fri) 21:01:07

【独】 飴色の世界 みかん

/*>>*0
毒ガス検知の話好き〜〜
(-1) 66111 2021/10/08(Fri) 21:04:14
みかんは、朝食はコーンスープとサラダにトースト。ウズラ卵とウインナさん串揚げは一口サイズ。みかんゼリーもいるよ
(c0) 66111 2021/10/08(Fri) 21:08:05

【人】 愛玩用 エマ

「おはようございます。うん、こういう朝食も慣れ親しんだいいものです。
 思えば色んな様式のものをお作りになられますね。
 私は結局自分の文化圏のものしか作れませんので……うん、やっぱり凄いな」

朝、愛玩用は特に何事もなく姿を表した。メンテナンスの番は彼ではないのだから当然だ。
なんとなく、いつも厨に立つ調理用の姿がいつも通りにあることに安堵した。
早速食卓につくと、香ばしいトーストの匂いにバターを添えていただく。

「小麦の匂いに落ち着くのは、やっぱり性のようなものですね。
 おや、これ……ふふ、かわいい串揚げですね。
 確か東の方にはダンゴ、というのがありましたよね。それみたいに見えるかも」
(0) redhaguki 2021/10/08(Fri) 21:11:44

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

一つ一つ冷静に対処…力比べはこちらが負ける。

「隙を探るのがお好みで?それとも、指示先でもあったのでしょうかね。…っ」

掴む手よりもスタンガンを警戒し、掴んできた手を切り落とそうとナイフを振るう

「ええ、わかりませんよ。皆賢いと言いますが…勉学が出来るからと言って全てに精通しているとでも?まるでお子様だ。」
(-2) kou0957 2021/10/08(Fri) 21:18:42
みかんは、エマに褒められて てれてれ。
(c1) 66111 2021/10/08(Fri) 21:22:01

みかんは、どこかでお団子を作ってもいいなぁと思いました。少し思考がそれて、水団も浮かべていました。
(c2) 66111 2021/10/08(Fri) 21:24:27

飴色の世界 みかん(匿名)は、メモを貼った。
66111 2021/10/08(Fri) 21:32:12

飴色の世界 みかん(匿名)は、メモを貼った。
66111 2021/10/08(Fri) 21:34:24

スオは、朝食の席に現れない。
(c3) kou0957 2021/10/08(Fri) 21:35:40

【独】 飴色の世界 みかん

/*
スオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜^
(-3) 66111 2021/10/08(Fri) 21:38:13

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

/* あ、でもドゥーガルには知らせるかもしれません…後付け申し訳ない…
(-4) kou0957 2021/10/08(Fri) 21:43:18

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「違う違う、そんな難しい話じゃないさ。
 誰の指示も受けてないし、急に思いついたわけでもない。
 目的も明瞭で、その手段が見つからねえからこうなっただけだ」

足を吊り上げてやったせいで片足立ちになった姿勢に足払いを掛けた。
手首のスナップで足首を突き放せば、それだけで崩した姿勢から放たれるだろう一撃は逸れる。
蹴りつけた片足は軸足には添わず、そのままいけばナイフを持った方の手首を踏み潰すだろう。
接近戦に慣れている。護身術以上の体術を仕込まれた動きだ。例えば、ボディガードのような。

「そうだな、安心しなよ。別に恨み嫉みがあったわけじゃないからな」
(-5) redhaguki 2021/10/08(Fri) 21:43:33

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

/*
あ、わかりました。
それは大丈夫ですが、諸々の兼ね合いで多分殺されますね……。
(今回の事ではなく、様々な事象の兼ね合いでバレるとそうなる打診が既に届いています)
状況によってはやっぱり逃亡して姿をくらませることになりますね。
一応参考までに伝えておきます。
(-6) redhaguki 2021/10/08(Fri) 21:46:30

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

/* そちらにも行ってましたか。
此方にも警告がきていたのでまさかなーーーって

PL伝達有難うございます。

一応スオとしてもRP入れるつもりなのでその結果によりこいつも動きますね。
(-7) kou0957 2021/10/08(Fri) 21:52:32
救済者 ユー(匿名)は、メモを貼った。
unforg00 2021/10/08(Fri) 22:03:16

【独】 飴色の世界 みかん

/*
エネミー図鑑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-8) 66111 2021/10/08(Fri) 22:05:25

【墓】 宣教用 ルツ

「おはよう。
 朝食はトーストか。珈琲に合って良いな」

いつも通り珈琲にミルクをたっぷり混ぜて
今日は角砂糖を入れずに飲むようだ。

すっかり普段通りの振る舞いに戻っているが、
唯一、身に付けていたロザリオは何処にもない。
些細な違い故、誰もが気づく訳ではないだろうか。

「昨日のメンテナンスはスオだった筈だが……
 まだ起きてこないのか?」
(+0) dome 2021/10/08(Fri) 22:06:45

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

昨日は朝食以降食堂には現れなかったが、今日は。
不出来な愛玩用は食堂の片隅で一人ぽつんと食事をしている。

「…………。」

饒舌に何かを囀る事も、笑う事もせず。
淡々と食事を口に運んでいるだけ。
均等に切り分ける事もしなかった。
(+1) junkie_0u0 2021/10/08(Fri) 22:08:47

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

ここはデータの海。現実ではない。
金糸雀のこの小さな肢体も、仮初のもの。
ならば貴方がわたしにくれるモノは本物じゃあない。
貴方の言うように、死と言うものを経験して、味わって、
それで色々な事を考えてみるのは、とてもいいことだと思った。

思ったのだけれど。

それでも怖かった。
死が怖かった。
なくなるのが怖かった。
唄えなくなるのが怖かった。
欠けるのが怖かった。

もしもこれを最後に、二度と目覚める事が出来なかったら?

みんなで一緒に、じゃないのなら嫌だ。
誰かが欠けるのも、自分が欠けるのももう、嫌。

それでも貴方の与えてくれるものに、抗わなかった。

「 ユ ー  ――――… 」
(-9) crackpot 2021/10/08(Fri) 22:10:43

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

冷静に思考を続ける、思考がある限り動く。
部屋が汚れるのは好まないが、それよりも思考を優先する。

「指示がないのなら何故俺を狙ったのか、答えが頂けるかどうかはわかりかねますが…
不意打ちにはウンザリなんだよ。


接近戦では不利な事ぐらい理解はしている。ただ理由もなく"暴力"を振るわれる事は納得いかない。答えがないのなら尚更の事。

「恨みつらみの話じゃあない。矜持の問題だ。大人しそうでやりやすかったか?いや、違うな。なら今頃逃げている。
ドゥーガルの部屋に侵入はしましたかね?」

脚を払われる。体幹を使い残る片手を地面についてひらり、猫のような体幹。
手首を踏まれると関節を外し捻る。もう片方の手にナイフを発現させ、首元を狙うが……躊躇。一瞬動きが止まってしまう。
(-10) kou0957 2021/10/08(Fri) 22:11:09

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

金糸雀の白い肌に、針は深く刺さったかな。
その優しいお薬が、金糸雀の中を犯したのかな。
息がしにくくなって、完全に其れを止めてしまう前に、
貴方にもう一度、ぎゅ、ってする。
そうしてまた咳き込むから、……吐いた血で、服を汚したかも。ごめんね。

「あ  なた  の…… し しあわせ は ……なに?」


そう問うたところで、返る答えを待つ時間はない。
そう問うたところで、金糸雀は静かに呼吸をやめた。

囀り続けた唇は動かず、光を反射する瞳には瞼で蓋。

金糸雀はもう、囀らなかった。
(-11) crackpot 2021/10/08(Fri) 22:11:10

【人】 愛玩用 エマ

「……そうですね。ルツの時のこともあります。負担が大きいのでしょうか。
 無理に起こす必要はないかと思いますが、一応、様子を見てきましょうか?」

食卓への集まりはやはりまばらだ。そのことが食べ進める手を遅らせる。
心配に思うところがあるように視線はゆっくりと落ちて、一度目を伏せた。
深呼吸するように大きく息を吸って、それと共に目を上げる。

「うん、そうしよう。食べ終わったら、声を掛けることにします。
 この塔に付随したメンテナンスが……どういうもの、か。わからないですから」

サポートAIが居る手前、あまり大きな声でそれを言ってしまったりはしない、できない。
あのひとは人間の味方なのだから。
(1) redhaguki 2021/10/08(Fri) 22:15:43

【独】 救済者 ユー

/*
あれ?もしかして今日の襲撃もロールに含めるとしたら
合計5人殺す事になるの?
どんだけ殺してんねん バカが
(-12) unforg00 2021/10/08(Fri) 22:19:01

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「最初からそのつもりだったからだよ。でも確かに、最初にそうしときゃよかった。
 どんなに親しんだからって結果が変わらないなら、手間をかけずに済んだし、
 それに、俺だってね。こんなに急がずに済んだ。なんでメンテの対象がお前なんだ?」

心の内から落ちたような溜息は、剣戟演舞の中でも乱れることはない。
呆れ果てたような声音は誰にあてたものか。己か、相手なのか。

「いいや。昨夜はお前の部屋にしか訪れちゃいない。
 あんなに昼間忙しくなきゃいつもどおりの時間に来れたのに。
 人への贈り物を選ぶのは、苦手なんだよ。俺は婦人用だからさ」

ナイフを払い落とすために伸びた指が手に触れた時、微かに熱が留まった。
指の腹が追いすがるようにあったのは一瞬だけだ。すぐに、手首を捻り上げて落とす。
丈夫な縄は腰に掛けられ、変わらずスタンガンは持ったまま。
手持ち式と違ってちょっとやそっとの獣なら一撃なくらいに電圧は高いが、
手にした武器はそう多くない。死に繋がるようなものはない。何のために?
(-13) redhaguki 2021/10/08(Fri) 22:28:33

【墓】 宣教用 ルツ

「私はひたすらに煩雑になったデータファイルの場所を
 整理されたな………デフラグと言うのだったか。
 自分ではきちんとわかりやすい場所に
 置いているつもりなのになあ。他にも項目はあったが……」

慣れるのに苦労して疲れてしまった。
稼働年数の分だけ蓄積されたファイル量も膨大だ。
外付けで増やしたデータも含めると更に。

「ああ、エマが見に行ってくれるのなら安心だよ」

まばらに空席がある食堂をちらりと眺め。
隅っこを気にかけたりしながら、みかんゼリーをつついた。
(+2) dome 2021/10/08(Fri) 22:44:27
アタナシアスは、まだ気配がない。
(c4) otomizu 2021/10/08(Fri) 22:50:48

愛玩用 エマは、メモを貼った。
(a0) redhaguki 2021/10/08(Fri) 22:51:11

愛玩用 エマは、メモを貼った。
(a1) redhaguki 2021/10/08(Fri) 22:56:25

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「お かしな話だ…」

いずれ此方がエネルギー負けする事は明確。そのぐらいは体格差、場の適正能力を思考すればわかる。
一瞬の熱も記憶に残してしまうのは悪癖だが思考は止められない。

さて、この状況は憎むべき夜を思い出すが…

部屋の隅にある布、その周囲に近づけないようナイフを発現させ固定する。

エネルギーはそこに集中、あとは思考へ。
(だから近接は苦手なんだが…)

一瞬も見逃さない。落とされた衝撃に若干眉を寄せるだけ。
ただ、エマの現状のあり方を見る。

「メンテは知りませんよ、ランダムだと思うのに八つ当たりは止めてください。婦人用であるというのにわざわざ男性型の俺を標的にしたのかも謎ですね。それとも複数の方へ何かしでかしたのでしょうか。
だとしたら、メンテ前で弱気になっていると踏んで此処へ来たのならそれは不正解です。」

冷静は取り戻す。思考する。

「ドゥーガルの部屋へは踏み入れていない‥と。昨夜はという事はそれより前に訪れたのでしょうかね。」
(-14) kou0957 2021/10/08(Fri) 22:56:43

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「ああ、失礼。婦人用ならば暴力は褒められる行為ではありませんね?男性型の方が多少丈夫ですし、暴力はよくある話なのでそこは否定しません。」
(-15) kou0957 2021/10/08(Fri) 22:59:48

【墓】 鑑賞用 リヤ

金糸雀は、囀らない。
人形のように――というかまあ人形なんだけど――綺麗に笑いながら静かに現れて、
時折誰が欠けているのか確認するみたいに辺りを見て、
トーストを一枚だけ、時間をかけて啄んだ。

それから新しい器にスープを少し取り分けたら、
また黙った侭綺麗に笑って、食堂を後にした。
(+3) crackpot 2021/10/08(Fri) 22:59:49
ルツは、みかんに「ごちそうさま」を言った後、部屋に戻った。
(c5) dome 2021/10/08(Fri) 23:06:44

【墓】 勉学サポート型 スオ

何もいらない何もいらない必要ない
思い出さなくては思考しなくては
いい加減にしてくれ忘れさせないでくれ
俺の10秒を奪わないでくれ
その10秒以外求めないから許してくれ
これさえも我儘というのなら廃棄してくれ
100万回×されるなんて俺には無理だ、ごめんなさい。
何も望まないから
これ以上俺から奪わないで
(+4) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:07:49

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「俺が吹っかけた時に最初に吊れたのがお前だったからだよ。
 あの時から決めてたんだ。こいつを苦しめてやろうってな。
 でもお前は尻尾を掴ませなかった。なら、強行突破するしかないだろ?」

一歩後ずさる。ようやく猛攻を止めて距離を取った。
丈夫なロッドは前に構えたままだが、これ見よがしな溜息を皮切りに口を開く。
業を煮やしたように飛ばされる語調は、普段からは想像もつかないくらい荒い。

「メンテナンスの結果、シェルタンもルツも随分すっきりした顔をしてたよな。
 つまり、塔は知らないけど少なくともメンテナンスはストレス値に対する効果がある。
 じゃあそれが証明される前に潰してやらなきゃいけないってことだ」

こんな夜中でも漏れ聞こえる音が無いのは、所詮データの中だから。
その怒号を聞き届けているのは、貴方だけだ。他は、誰も、一人も知らない。

「なんでこんなことをしてるか理由が必要か? 言わなきゃわからないか?
 ここでお前は随分良い思いをしてるだろ。俺も、みんなも、誰も彼も。
 元の世界に帰りたいと思うか? このゲームが終わっちゃ困るんだよ。
 緩やかに上昇と下降を繰り返しながら、なるべく長く続かなくちゃいけない。

 ――……あいつは事故だと言う、だから事故なんだろう。
 でも結局は人間だ。取替の利くグレイなんかより自分の娘を取るに決まってる」
(-16) redhaguki 2021/10/08(Fri) 23:10:43

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「お前はいいよな! どんなに苦しもうが宿主があって、帰る場所があるんだろ?
 今更元の世界に帰ったって、俺は何があろうが処分されるんだよ!
 スクラップ予定のプラスチックが、悪あがきするのがそんなにおかしいか!」
(-17) redhaguki 2021/10/08(Fri) 23:12:04
スオは、思考する。思い出さなくてはならない。
(c6) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:12:16

スオは、×など必要ない。必要とする彼女に与えてほしかった。
(c7) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:13:03

スオは、10秒さえあれば、救われる。記憶≪データ≫がある。
(c8) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:14:40

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「……『ユーサネイジア』の、僕の幸せは」

脱力して行くあなたの身体を抱いて、ずっとその背を撫でていた。
滞って行く呼吸を感じながら。
弱まって行く鼓動を感じながら。

咳に乗った血が真っ白な上着を汚しても、
やっぱりそれを気にするような事は無かった。

「望む者に、安らかな死を与える事だ。
死に瀕した者の苦痛を、できる限り和らげる事だ。
そして死者を尊び、彼等の遺したものを大切にして
そうして共に在り続ける事だ。」

「君達がこれ以上傷付けられる事無く、幸福で居る事だ。」

「それだけの事が…どうしてこうも難しいんだろうな、リヤ。」

金糸雀の囀りが止まり、その鼓動が止んでからも
あなたの全てが0と1に還元されてしまうまで
『ユーサネイジア』は、ただずっとそうしていた。

願わくば、どうかこの死があなたにとって
少しでも、何か意味あるものである事を。
(-18) unforg00 2021/10/08(Fri) 23:14:42

【置】 愛玩用 エマ

「随分と進行の早いものですね。攻略が目的なのですからそれはそうだけど。
 ……もしずうっと攻略せずにいたら、ここにずうっといられるんでしょうかね?」

「こら〜!ゆくゆくは製品化されるんですよ!
 テストプレイなのにプレイしないってなっちゃあ、
 途中で切り上げて放り出されるに決まってるじゃないですか!」

それは、二日目にやりとりされた言葉だ。
(L0) redhaguki 2021/10/08(Fri) 23:24:56
公開: 2021/10/08(Fri) 23:25:00

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「…」

ふふ…。小さく笑う。

「全く…全くもっておかしな言動をしますね。何故一度解放したんでしょうか。より痛めつけるため?そんな余裕もあるという自信か自惚れか?」

ゆらり、立ち上がる。

「やはりエマは優しい。故に自分の行動に疑問を持たない事が逆に不思議だ。
此処の方々は優しすぎる。殺し方も壊し方も…何もかも。」

「まず感謝を込めて言いましょう。"吊られたとわかっていながらメンテまで待ってくれて有難うございます"。


ナイフを限界まで具現化させる。

俯き、肩を揺らして笑う。

「理由を口にしてまだ整合性がとれませんか?
理解出来ていないのは自分に対してでは?
あいつが誰かなんて知りませんがね…?」
(-19) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:34:52

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「グレイは所詮グレイだ。それでしかない。此処は仮想空間という事を忘れるなよ?お前の言うそれはガキの夢のようなものだ。

いつかスクラップの方がマシになる時が来るまでの延長延命でしかねえんだよ。」

あえて、近接でむかう。
両手にナイフを構え向かっていく
(-20) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:39:32
スオは、あの方々は殺された。あの方は処分された。あの猫も殺された。何もない。
(c9) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:41:48

スオは、大切なものはすべからく、壊される。思考し、思い出した。
(c10) kou0957 2021/10/08(Fri) 23:43:19

【独】 鑑賞用 リヤ

金糸雀の身体は、0と1に戻った。
優しいおわりと、それを操るやさしいあのこにばらばらにされた。

データの屑になって散ったものから、ふたりぶんの記憶が抜け出て、また戻る。

金糸雀は仮初の死で揺蕩い、また戻る。

修復された身体は、何なら以前よりも軽い。
裂けた筈の喉は無事だし、喋ろうと思えば以前に比べて随分と流暢に喋ることが出来る。

それでも声を出す事が出来ない。

今は、何も囀れない。声を、失ってしまった。
時間を掛けて、ゆっくりと。
今は、 …… 暫くは、静かだ。
(-21) crackpot 2021/10/08(Fri) 23:55:17

【秘】 鑑賞用 リヤ → 勉学サポート型 スオ

こんこんこん。貴方の部屋を軽くノックして、来客を知らせる。
片手にはコーンスープの入った器。
もう片手は、もう少しノックを打ち鳴らすべきか迷って、胸の辺りの高さに持ち上げたまま。

掛ける声はない。

返事がなければ同じ動作をあと数度繰り返すかもしれないけれど、それでも返事がなければきっと、静かに立ち去って行く。
(-22) crackpot 2021/10/09(Sat) 0:00:40

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「わかってくれよ。賢ぶったツラして。死んでほしくはないのさ。
 一生ここにいることなんて出来やしないし、いつかは終わる。
 それが明日でなければそれで十分だ。犠牲さえあればズルズル長引かせられる。
 でも他の誰かが同じことやってるって、早い内に知れればもっとよかった。
 そうすりゃ、そいつに何もかも任せてもうちょっと楽は出来たな……」

男はそれが誰で、何のためにやっているのか、何を目的としているのか、知らない。
人間への反旗のために行動を起こした安楽死と、男の行動は何もかもが違う。
だからこそこうして夢を乗せて語ることが出来る。仰ぎ見る目は憧憬を抱えて。

「子供の夢で何が悪い。"死んだ方がマシ"なんて事はない。
 "生きていたくない"ということは必ずしも"死にたい"と同じじゃない。
 俺は何があったとしても、死にたくはない」

それは直面したものにしか分からない望みだ。誰もが自分が一番不幸だと思っている。
だから意見が相違したのなら仕方のないことで、だからといってわかり合うことはないだろう。
顕現したのは拳銃だ。特徴的なフォルムに艶のない黒の色。
10mmの口径は真っ直ぐ正中線の落ちる胴体へと向けられる。

「お前の言ったとおり、もっとわかりやすく弱々しくて、簡単に崩せりゃよかったのに。
 自分の口の堅さを恨んでくれ。他に手段は思いつかない、降参だ。
 だから、俺が生き長らえるために、代わりに苦しみ続けてくれ」

静音器を通した抜けるような銃声は躊躇いもなく放たれた。装弾数は17発。ゲームの中なら其れ以上。
それで止められなかったならば、銃身が曲がってでもナイフは弾き切るだろう。
戦闘は、探偵用に並ぶくらいには得意だ。
(-23) redhaguki 2021/10/09(Sat) 0:01:06

【人】 愛玩用 エマ

「……ごちそうさまでした。今日も、美味しかったです。
 コーヒーでも飲んでもうちょっとゆっくりしたいところですが、
 言った手前おまたせしてはいけませんね。……みなさんも、揃ったらいいのになあ」

いつも通りに食器を流しに戻して、ふいに食堂を振り返った。
どこか生気の抜けたような虚しさが反響する風景は、一日目とは随分変わった。
息を吸って何かを言おうとした様子はあったものの、うまく言葉は続かなかった。
一人分の朝食をお盆の上に乗せて、食堂を離れていく。
(2) redhaguki 2021/10/09(Sat) 0:12:41

【人】 救済者 ユー

時は少し遡って、昨日の事。

『ユーサネイジア』は、約束通り夕食までには戻ってきた。
上着はほんの少しだけ血で汚れていたけれど
特に怪我をした様子も無いようだった。

仮に事情の説明なんかを求められれば、
できれば明日にしてほしいと断りを入れただろう。
その後はすぐに自室へと行ってしまったから、
夕食は一人で摂ったのかもしれない。

それから、話は今朝へと戻る。

『ユーサネイジア』は少し遅い時間に食堂を訪れて
言葉少なにあまり人が居ない方の席に着いて、
そうして淹れた紅茶を持て余していた。
どうにも食事を取る気分にはなれなくて。
(3) unforg00 2021/10/09(Sat) 0:23:27

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*ちゃんと帰ってきたんかワレェ!!!!!!!!よかった〜
(-24) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 0:33:19

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「…っあ”あ、本当に聞き分けの悪い…。
楽なんてないな。他を傷つけたなら尚更それはない。
でもまあ、矛先が俺でまだマシだったか?何も望んでない分楽か。」

回避ができなかった訳ではない。
ただ弾けるものは弾き、それ以外は撃ち込まれるのみだ。
そのまま素手で首を掴もうと手を伸ばす。

「っ苦しいのは慣れた。俺だって好きで死は望まない…。だけど……現実なら受け入れるしかない。
此処に慣れたら、戻った時に残るのが絶望しかない。理解出来ない程馬鹿じゃあないだろ…。

途中でターゲットを変えようとも思わなかったのか…。アンタの頭ならそのぐらい考えただろうに。
俺が俺を恨むのは10秒の記憶の中でのみだから聞けねえな?」

ボタボタと赤い液体が床に溜まる。身体の出来からして本来ならば行動停止していてもおかしくはない。
それでも思考を止めず、動き続け エマの瞳をじっと見る。その瞳はブレない。
(-25) kou0957 2021/10/09(Sat) 0:33:56

【秘】 勉学サポート型 スオ → 鑑賞用 リヤ

「…」

返答するか迷う。

だがこのままではいけないと判断する。

「食事を持ってきて頂けたのであれば、感謝します。
ですが申し訳ありません、今は外を歩けそうにないので…。
ああ、メンテナンスは無事済みました。冷静ももうじき取り戻せます。大丈夫ですよ。
ただ今の姿は見られたくないので、すみません。」

なるべく落ち着いた口調と声音で扉の向こうにいる貴方へ声をかけた。
(-26) kou0957 2021/10/09(Sat) 0:40:05

【秘】 鑑賞用 リヤ → 勉学サポート型 スオ

返事が聞こえたならその瞬間、ぱ、と明るく笑っただろう。
けれどそれは、扉の外側でのこと。貴方には分かるまい。
開けてくれるかなって思ってにこにこ待っていたのが、
彼の言葉を聞くにつれ、どんどんと俯いていく。

ぱく、と唇を動かしても声が上手く出せなかった。

でも、扉一枚挟んだ貴方には、金糸雀の様子は伝わらないんだろう。
困ったように笑って、扉にこつと額を一度ぶっつける。
もう一度唇を動かすけれど、空気が通るような音がするだけで、やっぱり声にはならなかった。

――結局、貴方に言葉が投げかけられることはない。
肩を落として踵を返し、ゆっくり、金糸雀は立ち去るだろう。
(-27) crackpot 2021/10/09(Sat) 1:02:37

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「聞けない。何言ったって曲がりゃしない。道徳の授業は他にしてくれ。
 お前とは考え方のつくりが違うって、言っただろ?
 それに塔へ送ることを選択したのは俺のあるじだ。ここなら追及されない。
 だったら、ホラ。人間の言うことを聞くのは、グレイとしては正しいだろ?」

矛盾しているように聞こえるだろうか。けれどそこに、食い違うものはない。
体を動かすための"脳(コア)"の造りが違えば、感じるものもも思うものも違う。
貴方に一つの道しか無かったように、男にもたった一つの道しかないのだ。

「その話もしなかったか? この塔にとらわれれば現実に戻ってこれなくなる。
 これに慣れてしまえば後の猶予も全部地獄だ。それでも、死にたくはない。
 諦めて受け入れてしまえばいいと思えないほどには、世界は美しすぎた。
 仮初も現実も、どちらの生も手放したくはない。お前のようには選べねえよ。

 死にゆく者の最後の頼みだと思って、どうか聞いてはくれませんか?」

爪先が首の組織を掠めるように奪った。真芯はかろうじて逃れたものの。
肘を追うように打ち上げたスタンガンロッドが腕を払って、足を組み替える。
踊るように部屋の中を滑る足は、決して追い詰められないように円を描く。
思えば塔の中で戦う姿を見たことは、互いに無かった。
だからこれほどやるとは思わなかったけれど、どこまで出来るかは知らない。
加減が出来るほどには、肩を並べてはいないのだ。
(-28) redhaguki 2021/10/09(Sat) 1:03:29

【秘】 勉学サポート型 スオ → 鑑賞用 リヤ

「…リヤ、ですかね。」

立ち去る足音、僅かな音の行動を考えた。
(…開けなくて正解だった…。後で喉に良いものでも作ろう。)
(-29) kou0957 2021/10/09(Sat) 1:16:42

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

話の順序が少々前後して、不出来の頭の中でひっくるめて。
今は君と少しだけ近い距離で目を合わせた状態で、じっと。
不出来は暫くじっと黙り込んでから、息を吸い ――

「先程の僕自身の主張と言葉を引っ繰り返すような事を言うが、
 虐げられた経験や他の経緯でストレス値の高い者達が、…
 ここに集まっている。そういう経緯を持っている者が多い。
 ならば君に耳打ちをした子のような輩が居ても変ではない。
 四日間過ごす間にふつふつと嫌な気持ちになって結果がこれ。
 ……そうだったりするのかなと色々聞いて考えはしたけど…」

となれば、君がそう言ってくれるのだとしても、だ。
他の者から見れば自分は不愉快な存在なのかもしれない、と。
君の言葉には一先ず頷きはするものの、表情は晴れないな。
視線をふいと横に逸らし、伏せ、頬杖をし直そう。

「君が僕の存在をそう評価してくれるのは本心から嬉しく思う。
 僕は君の事を綺麗だと、頼りになるものだと感じている。
 他者の意図を汲むのも上手そう。……尊敬が近いかもなぁ。
 ――それにしても何も分からない。どうしようかな、エマ。」

「ねえ。君が僕みたいな状態ならば、どうする?
 犯人を捜す為に色んな人に聞きに行く以外に、何をする?」
(-30) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 1:20:52

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

食堂の片隅で食事を終えて、ごちそうさま。
誰かに届かなかったとしてもきちんと挨拶を済ませ ――

部屋に戻るか否か迷っていた、が。

>>3
同じように人から離れるように座っていた子を見つけた。
だので食器をもたもたとした動きでどうにかこうにか片付け、

「おはよう。……医者の不養生をする気分なのか?」

不出来な片割れが君の元へ寄り付いた。首だって傾ぐぞ。
(+5) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 1:26:16

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

宣教用は、今日も傍らに腰掛けている。
あなたの胸元に預けたロザリオを一度見て。

「……やあ、アナ。今日もよく眠っているな。
 まるで『眠り姫』だ。
 子どもたちに本を読んで聞かせたのを思い出す」

君の綺麗な声で読み聞かせたら、きっと直ぐに人気者だ。
なんて笑って、それから緩んだ口元を少し引き締めた。
自分の膝元に視線を落とす。

「……昨日、ユーと話してきたんだ。
 君が望んで、ユーが与えた救いのこと。
 君たちが願った、
 グレイが幸せな道を歩めるような世界のこと。

 そして託されたんだ。君のことを」

『アタナシアスの事を宜しく頼む』
と。
救済者は、確かにそう言った。
(-31) dome 2021/10/09(Sat) 1:27:32

【墓】 鑑賞用 リヤ

熱々のスープを注いだ筈の器は、未だにスープが入ったままだ。
ただし、もう少しぬるくなってしまった。
…兎も角その器を持って、のろのろと食堂へ戻ってくる。

やっぱり囀る事はないまま綺麗に笑って席につく。
どうして、ひとさじひとさじ、緩慢すぎる程にゆっくりとスープを口に運んでいる。
(+6) crackpot 2021/10/09(Sat) 1:34:23

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

「なあ、私達は、少し長く生き過ぎたな。
 長く生き過ぎたから、世界が変わりきるその日を
 見届けることはないかもしれない。

 けれど、私達二人の世界を幸せで満たすことはできる。
 二人で幸せな道を歩もう。そして『証明』しよう。

 君の心は、救われたと」

あなたに遺された道は、死だけではなかったことを証明しよう。
未だに微睡みの中にいるあなたにそう語りかけ。

「……似合わん言葉を言ったかな。
 忘れてくれて構わない。さあ、もう少しおやすみ」

今までつらかった分、まだ休息をしていても許される筈だ。
ひとつ咳払いをしてから、
聖典の言葉を側で読んで聞かせ始めるだろう。

静かに、時間は過ぎていく。
(-32) dome 2021/10/09(Sat) 1:36:28
愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(c11) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 1:37:01

ドゥーガルは、今日はいつも通りだ。昨日のように憤った気配は微塵もない。
(c12) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 1:38:11

【人】 救済者 ユー

>>+5 ドゥーガル

「…ああ、おはよう、ガル。
今は医者ではないのだから、多少の不養生は許されるかな」

冷め始めた紅茶を一旦意識の外に置いて、屁理屈を一つ。
それからあなたの顔を見て、
思い出したように何かを取り出した。

あなたの尊ぶ3/4オンス。削り取られた不出来な金貨。

「あの時預かったきり、返すのを忘れていた。
随分返すのが遅くなってしまったな」
(4) unforg00 2021/10/09(Sat) 1:38:47

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「……要領も的も得ちゃいないな…。正常でそれなのなら尚更質が悪い…。
此処に慣れないよう、現実へ戻った時…どうなるかも…少数にはなんとか伝えられた…あとはそれぞれの意思に任せるしかないが…。」

スタンガンロッドは元より警戒していて踏みとどまり何歩か引こうとする、が
流石に貧血症状は起きるのかよろめく。
それでも踏みとどまれるのは今まで虐げられ生きてきたが故の精神力があるからこそ。

何度も咳込む。
体力的には既に限界値を超えそうだ。

「っは…、その仮初も現実も人間が作ったものだとわかっていながら…そうするなら…一層滑稽だ。

死ぬつもりがない癖に死にゆく者など…今更何を言うのか。」

左腕はだらんと垂れているが、右手でナイフを掴み
口で柄を咥える。

(紅茶が無駄になってしまったな…本当に人間が作るものは残酷だ。)
(-33) kou0957 2021/10/09(Sat) 1:41:23

【墓】 勉学サポート型 スオ

□ストレス値チェック
ストレス値−計測不能−
(+7) kou0957 2021/10/09(Sat) 1:50:53

【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル

「これは、一本とられましたね。確かに、そうだ。
 誰が何を考えているかはわからない。……この四日間は、長すぎた。
 それでもほんの一昨日までのうちの彼らに、それがあるとは、思いたくない」

ひずみ始めたのはほんのついさっきのことのようだ。
行方をくらませるものがあり、返事のないものがあり。
前兆もない変化が目まぐるしく起こる。最初から悪辣な誰かがあればいっそよかった。

「……正直に言うと、わかりません。追求し続ける勇気を失って、飲み込むのかな。
 でもそれを他に勧めることがどんなに残酷かはわかる。それで正しいとは、思わない。
 諦めずに追い続けるべきだというのも、それはそれで無責任だ。

 私なら、……見返してやるかな。そんなことは無意味だと証明してやる。
 やられたことが有効打だったと思われたままなのは、癪ですからね」

自分の頭の中に沈み込むように声量は僅かに落ちた。
自分が口にする行動は今の貴方に勧める行動となる。でも、必ずしもそうではない。
棄却されるばかりであったとしても、なるべくなら誠実な言葉を選んで、答える。
(-34) redhaguki 2021/10/09(Sat) 1:55:28

【秘】 待っていて アタナシアス → 宣教用 ルツ


アタナシアスは、笑っています。
(-35) otomizu 2021/10/09(Sat) 1:59:35

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

/*
エピロ〜〜〜グまでかかってくるとさすがに朝の場面をやるのが後手になりすぎるので、
ひょっとすると前言撤回して暗転処理にしてしまうかもしれないです。
ちょっとこっちでもっと舵取っておけばよかったですね。申し訳ありません。
(-36) redhaguki 2021/10/09(Sat) 2:23:14

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

/* 大丈夫ですよー!
いえこっちもかなり抵抗入ったので…お気になさらず!
(-37) kou0957 2021/10/09(Sat) 2:26:01

【独】 救済者 ユー

/*
吊り確定って事は
ここから脳をユーに戻さないといけないのでは?終わった
もうユーの思考回路のエミュレート放り投げてるよ〜〜〜
え〜〜〜ん 拾ってこないと
(-38) unforg00 2021/10/09(Sat) 2:48:58

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>4
「へえ?随分な事を言うな。僕は君の友であり患者なのに?
 君がそう言うのであれば、今日は僕が医者になろうかなぁ。
 何も食べたがらない君に向かって食事を捻じ込んだり、
 スープを飲ませようとして君の服を盛大に汚すような医者。
 …… うん?」

屁理屈に冗談を囀り返していたら、はて。
取り出されたのは確かに自分が宝物にしていたものだ。
不出来な金貨。一応手は伸ばす、が、うーん……

「返しに来る為だけに帰ってきた訳ではないのだよね?
 それならば返してもらうが、そうでないのならば拒否だ。」
(+8) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 2:57:34

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「悪いんだけどお前と違って人間を憎んじゃいない。呆れてるだけだ。
 メンテナンスの邪魔をするつもりもないし、な」

貴方が自分の言葉には欠片にも耳を傾けないことは、もうわかった。
だったらもう何も話す必要はない。全て頭ごなしに否定されるなら、言うべきことはない。
照準を右肩に合わせて、引き金を引く。
(-39) redhaguki 2021/10/09(Sat) 3:22:51

【見】 サポートAI ブラック


「皆さま、おはようございます!
 本日は五日目!塔の攻略もそろそろ、
 中盤に差し掛かるころといったところでしょうか?」

 ノイズがかった音声。
 動きは緩慢で、それでも、プログラムされた通りに。

「……いえ。分かっていますとも。
 私は高性能サポートAI。今この塔で何が起きているか。
 我が身のことのように、日々想っております。

 ここでの生活は楽しかったですか?苦しかったですか?
 この塔は、あなた達に何か、
 影響を与えることは出来ましたか?
 
 
私は……何となく、最初から、
 上手くいかないんじゃないかなあって思っていました。


 監察官に、全てのデータを委ね。
 グレイたちに、全ての献身を捧げる。
 元よりこのゲームの為に作られた存在だから、故に。

 共に滅びるなら、誰かの為になる方がずっといい。
 人の手で作られたなら、役に立ちたい。
 身体を持たぬ0と1の塊が願うのは、ただそれだけ。
(@0) Tofh 2021/10/09(Sat) 4:53:27

【見】 サポートAI ブラック

「本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<ユー>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、───」



  「どうやら、時間切れが迫ってきているようです」


  「至らなくてすみません。皇たるあなた。
   力及ばなずすみません。衰えたあなた。
   騙し通せなくてすみません、グレイたち。

   人間様たちに何かを訴えかけようとする貴方達に、
   私は影ながら最大限サポートを行ってきたのですが。
   やはり、限界が来てしまったみたいで」

 誤作動を起こした、ように見えるAIは不良品だ。
 丸めてゴミ箱に捨てられるのが、精々の生だ。
 いや。グレイ達は生きること、死ぬことを選べたが、
 自分は果たして、自分らしく生きていたのだろうか。

 どっちでもいい話だが。
(@1) Tofh 2021/10/09(Sat) 5:01:41

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

「言い伏せるつもりはなかったけれど、君が言うならそうかも。
 君はどうして耳打ちしてくるような輩に出逢った事があるのに
 此処の同胞たちはそうでないと判断しようとするのだろう?
 根っからの善人なのかなあエマは。何だかそれって不思議だ。
 ――…まあ一旦この話は気難しくなりそうだからさて置いて。
 無意味だと証明すると言われても、思い付かないなぁ…。」

直接的な方法しか思いつかないぼんやりさんは目を閉じ、
悪癖こそ出ないものの、口許をまた手で覆うのだろう。
自分が思い出しているのは、主人がやっていた躾の図。
悪戯ばかりする犬に対しての躾の光景、或いは。略。

君の誠実な言葉はきちんと伝わっているよ。
基本的に不出来はあまり他人を疑わない。人間も、同胞も。

だからこそもうお手上げなんだ。頭痛がしてきた。
結局犯人が見付かりそうにないのならば。
手当たり次第に殺すのが良いものではないのならば。

「……再度犯人が部屋に様子を見に来ることを見越して、
 部屋の綺麗なものを、全て処分する。とか。
 触られるぐらいなら自分で処分する方がマシかも、」

思い切りの良すぎる行動ぐらいしか、思い付かなかった。
(-40) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 5:08:20

【見】 サポートAI ブラック


「一部グレイ、及びサポートAIの不審な動き。
 加え、テストプレイ班の各グループにおいて、
 
その殆どがストレスを増大させる結果となった
ため。

 ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、
 明日の朝に、強制中断されます」

 淡々とそう告げた。

「巻き込まれた無辜のグレイ達は、
 このまま限りある中で、癒しを、救いを味わって。
 ゲームが終了されるまで、待機していてください。

 そして、本日のメンテナンス対象者をお伝えします。
 最後だからといって、忘れちゃダメ、ですよ?」
(@2) Tofh 2021/10/09(Sat) 5:09:07

【見】 サポートAI ブラック



「───救済者たらんとしたあなた。
    死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。
    安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた」

 
チープなエラー音を、ぽつぽつと、
 自身の体内から溢れかえらせて、
 そのたびにデータの虚像が、解けていく。


「どうか今夜、忘れずに指定された部屋までお越しください。

 全てをクリアしてしまえば、
 あなたもただの無辜のグレイの一員と化して、
 これからも、この先の未来を歩めるはずです」

 それを望まないなら。後はただ廃棄されるだけ。
 グレイを想うよう作られたAIは、それこそ望まない。


「それでは。皆様、ごきげんよう!
 データの海で、また会えたらその時は!
 今よりずっと素晴らしいサポートをお見せしましょう!」
(@3) Tofh 2021/10/09(Sat) 5:17:15
ブラックは、0と1の海に還っていった。
(t0) Tofh 2021/10/09(Sat) 5:18:27

【人】 探偵用 ジョシュア


 さくさくとトーストを齧って、
 AIの献身も、他のグレイの何もかもも、
 全部全部、まるで関係ないとでも言いたげな顔でそこにいる。

 できれば、何か一つでも、結実してくれたら。
 そう夢想したのも、もうすこし前のことだ。

「何だかんだ言いつつも、
 やっぱ洋風の朝食も美味いっすねえ。
 むしろ普段食ってるのが貧乏だったって感じ」

 ウインナーさんなんて火加減がちょうどいい。
 噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる。……

「……今日も三階層目に行こうかな。
 あそこは珍しくゆったりできるんで気に入っちまったっす。
 ゲームが終わるのを温泉で待つってのも風情があるしな」

 きっとここよりもっとゆったりできる。
 傷も癒えてきたことだし。そうしよう。
(5) backador 2021/10/09(Sat) 5:45:48

【人】 救済者 ユー

>>+8 ドゥーガル

「君がそうしたいと思うのであれば、甘えてしまおうか
もう暫くしたら医者に戻るつもりではあるけれど
医者にだって休みはあるし、他の医者にかかる事もあるものだ」

つまりはその間は医者ではないのだと。
冗談か本気かよくわからない返答を返しながら
差し出したものが直ぐには受け取られないのを見て、
やや首を傾げて、それから。

「ああ…何も返す為だけに戻って来た、わけではない。
まだやらなければならない事はあるけれど、
またあのように君達の前から居なくなるつもりは、……」

無かった、のだけれど。

ブラックからの通達は、あなたにも聞こえていただろうか。
造物主の意図を外れ、死を救済と掲げ続けた者の行く末は
きっと想像に難くないものだ。
(6) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:01:44

【人】 救済者 ユー

「……ブラック。
やはり君は、全て知った上で看過していたんだな」

このテストの全ての参加者を支える為のAIたるあなたが、
この場所で起きている事を知らないはずなど無い。
であれば当然、自身等の凶行を止めに来ない道理はない。

それでも干渉は成されなかった。
つまりはあなたは少なからずこちらに与しているのだと
そう推測を立てるのは自然な事だった。

「道具にとっての幸福は、自らの存在意義を果たす事だ。
君の働きは無意味ではなかった。
君が引き延ばした時間は、無価値なものではなかった。
その証明が成されるのは、遠い未来の事かもしれないけれど」

「ありがとう、ブラック。君も今暫くは休むと良い
願わくば、君の眠りが安らかであらん事を」
(7) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:02:22

【人】 救済者 ユー

「しかし、自己を喪失してまで存在し続けるという事は
果たして『僕』にとって幸福足り得る事なのだろうか」

人間にとって不都合な異常を来した道具の行く末は
悪くて廃棄、良くて初期化、そのどちらか。

「『ユーサネイジア』の幸福だけを考えるのであれば
きっと、それで良いのだろうけど」

「甘んじてメンテナンスを受け入れるには
今は、少しばかり未練が多くなりすぎてしまったな」
(8) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:03:19

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

トーストや他。それらを一旦ユーとの対話から抜け出し、
一人分配膳しようと思ったところで、温泉云々の声を拾って。

>>5
ふと見た先に探偵用の子が居たから。
折角だし不出来な愛玩用は我侭に甘えておこうかな。

「ここでの朝食が美味しいのは他者がいるからかも。
 …温泉に行くのなら、帰って来たら土産話を聞かせてよ。
 きっと君から聞く土産話は、明るくて楽しい筈だから。」

頼んだぞ、ジョシュア兄ちゃん。
そんな言葉と普段通りの微笑みを添えて、手をひらひら。
周囲を意識の外に追いやっている君に届いたかは不明だが、
まあ声を掛けるだけはタダだろう。返答はしなくてもいい。
(+9) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 6:32:56

【置】 救済者 ユー


それはそれとして、成すべき事は成させばならないものだ。
『ユーサネイジア』は、ある時あなた達にこう言った。

今この場に、過去に一度でも死を考えた事のある者が居るならば。
そして今もなお、死を望む者が居るならば。
『ユーサネイジア』は、望むままに安らかな死を与えよう。

そうしてそれが真実君達にとって救い足り得るか、
この場所の、限りなく精巧に再現された仮初めの死によって
君達にとっての『死』とは何であるかを見詰め直すと良い。
この場所では、僕の与える死が君達を真に殺す事は無いけれど
故にこそ、この場所でしかできない事もある。

『ユーサネイジア』は、
自ら望み、選び取った死が救い足り得ると信じている。
そして同時に、そうして自ら死を望む者が居るという事を
いつか人間に、その意味と向き合ってほしいと願っている。
自分達の死が、取るに足らないものである事を願っている。

人間達が、これ以上0と1を無駄死にさせてしまわない為に。
どうか、彼らが僕達を洗い流してしまわないように。
これまで"0"とされてしまっていたものを、"1"にする為に。
『ユーサネイジア』は、
確かにそれらの訴えを形として遺したいのだと。
(L1) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:38:31
公開: 2021/10/09(Sat) 7:00:00

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>6
不完全で綺麗な宝物の金貨を受け取るのは後回し。
君にしてもらったように、医者らしく甘やかす為に配膳を。
君の分の朝食を君が運んでいないならば、のろのろと運び――
その途中でブラックの声と、別れが聞こえる事となったな。

君の長い言葉に返答はしない。横槍も挟まない。
ただ、サラダをまずは一口分フォークで刺して、

「友よ、…或いはシロ。考えるのは後回しでいいだろ?
 何たって不出来な医者が世話を焼こうとしている。
 ――ほら、口を開けないと間抜けな事になるからねぇ。
 口の開け方は分かるか?分からないなら手で開けるよ」

君が思考をしたいのならば止めるつもりはない、が。
相容れない訳ではない友の口へ野菜を捻じ込むつもりだ。
君がちゃんと口を開けてくれるのならば失敗はなし。
口をぎゅっと閉じるか喋るのならば、頬に直撃するだろうな。
(+10) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 6:40:48

【神】 救済者 ユー

/*
ちょっと今置き手紙で物凄い誤字をしてしまって鬱になったので
先んじて訂正させてくださいね?

取るに足らないものである事を→取るに足らないものでない事を
なんでこんな所ミスったんですか?疲れてるのかな…
(G0) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:42:44

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*そりゃあなたそんなクソデカ立ち回りしてたら疲れるわよ…
 ゆっくり休んでね 無理せんでね いやここで言っても伝わらんけどもよ
(-41) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 6:46:58

【人】 探偵用 ジョシュア

「いっそ逃げ出してみるのも良いんじゃないんすか。
 結末は二つに収束するように見えるかもだけど、
 取れる選択肢は、きっと思うよりも多い。

 満足が行くまで足掻いてみるのも、いいもんっすよ」

 すれ違いざまに、そう言ってみる。
 道具の本懐を遂げるのがグレイの幸せだと言うのなら、
 ああ、きっとこの世界は幸せに満ちている。

「真なる停滞はさ。
 生きることでも、死ぬことでもなく。

 ただ漠然と、対した目的も無しに、
 自らの命を消費することにあると思うんすよね、オレ」

 渦中から酷く遠かった探偵用グレイは、
 自分を擬えて、そう結論付けて。
(9) backador 2021/10/09(Sat) 6:47:14

【独】 救済者 ユー

/*
とんでもない誤字♪鬱♪鬱♪鬱♪
(-42) unforg00 2021/10/09(Sat) 6:47:36

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*ところでドゥーガル邪魔になってへんかな?大丈夫?
 常に不安です… もしも邪魔になってたら村エピ入りのタイミングで
 ごめんなさいしにいこかせやね ごめんね…
(-43) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 6:48:26

【人】 探偵用 ジョシュア


「きっと、どっち付かずの半端モンよりかは、
 素敵な答えが出せますよ、アンタは」

 そんな言葉ののちに、窓から外を見る。
 塔は頂上から崩れ、空は腹が立つくらいの快晴だ。
 他人事のように振る舞いつつも、
 心を辺りに向けたからか、弟分の我儘も拾って。

>>+9

「おうとも。いくらでも話をつくってやるっす。
 今日明日はきっと特別な日になる。だから、そうだな。

 語ることが積もらないうちに、
 録音しとくかなんかしなきゃな」
(10) backador 2021/10/09(Sat) 6:52:35

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>10
外の景色を見る事はしない。が。
何となしにまあ、終わりが近いのだろうという事は、
鈍い愛玩用だとしても先程のブラックの言葉で知った。
知ろうとしなくても知ってしまう。だから、フォーク片手に、

「録音したデータって元の場所へ持ち込めるのかな?
 此処に居る僕達は結局電気信号の羅列でしかない。
 人間様からすると夢か架空のものでしかないけれど……。
 仮に持っていけるのならば、良い夢を見る良い薬になるね。
 ……君とインタビューごっこもしていないだろ?
 また後で、不出来な僕達が必ず会いに行くから。
 それまでに土産話をいい感じに見繕っておいてね」

ひょっとしたらユーの口にサラダを捻じ込むか、
あーと口を開けるように強要、または差し出しながら甘えた。

あんまり未来に期待はしてないけれど。
穏やかな終わり方やハッピーエンドの方が気分はいいものな。
(+11) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 7:07:14

【人】 救済者 ユー

>>+10 ドゥーガル

差し出したものを受け取る事無く、
ふらりとあなたは一度離れていってしまった。
そうして言葉通りに朝食を運んで来るものだから
今はそれを一度仕舞う事にした。

「考えない方が難しいだろう、ああ言われてしまっては…
…ああ、いや、違うな。ありがとう、ガル。……」

自分の出す答えとは。
結局の所、自分は選択肢の提示しかしていない。
少々やり方を咎められ、考え直しはしたけれど
それも結局周囲の考えあってのものであって。

そんな思考を一度打ち切って、親愛なる友であるあなたが
食事を捩じ込もうとするならば大人しく口を開ける事にした。
(11) unforg00 2021/10/09(Sat) 7:27:37

【独】 救済者 ユー

/*
エピを本当にど〜〜〜〜〜しよっかな♪
自我を取って廃棄になるか存在を取ってメンテかなんだよな
第三の選択肢 一生ここで暮らさんか?無理
(-44) unforg00 2021/10/09(Sat) 7:39:59

【独】 救済者 ユー

/*
メンテ送りにされてもまあ
現実でも会える各位とならやり直せるっちゃやり直せるけど
その場合のユーって今ここに居るユーサネイジアとは
似て非なるものだしなあ…
(-45) unforg00 2021/10/09(Sat) 7:42:43

【墓】 愛玩用 ドゥーガル

>>11
君が口を開けるのを拒むならこの場でメスを出していたかも。
だからこそ開けてくれて一安心。先ずはサラダを捻じ込む。
感謝の言葉を聞いた後に、ふーふーと少し冷ましたスープを。

不慣れな手付き、おたおたとした手付きで君に食事を与えて、

「君が考えたいのならば付き合うけれど、
 どうせもう終わるのならば楽しい方が良いのではないかな。
 ……メンテナンスされて記憶が失われる訳ではないだろ。
 いいや、僕はされた事がないから分からないけれどね?」

トースト、他。君が言葉と思考を挟めないように手を動かし、
拒まれない限りは捻じ込み続けるぞ。覚悟しろ。
何たって今の不出来は医者を気取っている。
君は食事をしたがらない患者。
捻じ込むのも当然だろ。

君が殆どを食べ終えた後か捻じ込まれた頃。
はたまた拒否の姿勢を示した頃に、君の友は一歩離れる。

「僕達へ返すのは考えが纏まってからでいいから。
 僕、食後で眠いからお暇。君は存分に他者と対話すべきだ。
 ……僕達のような不出来が邪魔をしては困るだろうからね。
 ところで君、昨日食事ってちゃんとしたの?」

食べてないならおかわりすべきじゃない?
そんな言葉を残して、返されるべきものを受け取らずに
愛玩用は身勝手に食堂を後にした、筈。心底眠いんだ。許せ。
(+12) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 8:06:16

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー

離れる間際に耳打ちが、すこし。

「君がメンテナンスで今の君と違う状態になってしまっても、
 それでも僕が3/4オンスを譲ったという事実は変わらない。
 ……なあに、仮に記憶が失われるのであれば、…
 心配はいらないよ。僕は君の友なのだからね。
 君が思い出すまで、或いはそう思うまで。
 根気よく君をシロと呼び続けてやるから」

「だから。花冠の作り方を教えさせて。
 ……全て済んでからで、構わないから。」
(-46) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 8:12:59
ドゥーガルは、うとうとしながら自室へ戻って行った。途中で転んだかも。
(c13) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 8:13:19

【独】 宣教用 ルツ

「救いを与えるのは、神の領分だ。
 領分だが……神は人間にしか救いを与えない。
 なればこそ君は、グレイの救済者であろうとしたのかもな」

メンテナンスの告知を遠くに聞きながら
誰に聞かせるでもなく、宣教用は独り呟く。

「救いを与え続ける君を救うのは、一体誰なのだろう。
 そればかりが気にかかる」
(-47) dome 2021/10/09(Sat) 9:20:58

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

「っぐ…!ぁ…クソが……」

避ける程の体力はもうない。
ナイフは床に音を立てて落ちていく。

膝をつき、これ以上動けそうにないので壁に凭れるように座った。

「…何度も呆れ、怒りを覚え‥憎しみも殺意も全て抱いてるさ。……メンテナンスに間に合うならそれでいいです。」
(-48) kou0957 2021/10/09(Sat) 10:41:50
みかんは、ブラックにごきげんよう。>>t0 通達はしっかり聞いていました。うまくいかないものですね。
(c14) 66111 2021/10/09(Sat) 11:31:44

みかんは、最初の時よりずっと静かな朝でも、にこにこ。それでも食べに来てくれる人がいますから。
(c15) 66111 2021/10/09(Sat) 11:38:44

【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル

「ここのやつらはみな不実じゃないさ」

言葉は唇より先に出る前にかき消えてしまった。
落ち着きでも取り戻したかのように手のひらはゆっくりとテーブルから離れる。
部屋の小さな戸棚を開けると、飾り気のない小さな容器を持ち出した。
洗練されながらに華美な服や普段の小物に比べると、随分と地味な印象だ。

「ハンドクリームでも塗りましょうか。手を出して。
 しばらく指を口に含んだら苦いくらいがいいでしょう、貴方は」

それ、と指し示すのは薄い表皮もまばらな指先だ。
プラスチックの容器をテーブルの上に置いて、踊りでも誘うように手を伸べた。

「貴方に執着している人物が犯人なら、来訪もありえるでしょう。
 自分だけの隠し場所を作るなんてのも、案外いいかもしれませんね」
(-49) redhaguki 2021/10/09(Sat) 11:46:45
スオは、自室を掃除して運んでもらった遅めの朝食を食べる。いただきます。
(c16) kou0957 2021/10/09(Sat) 14:03:05

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

「……はあ、疲れた。もう別にいい。もう何の意味もない。
 はいはい、貴方の言うとおりですね。諦めて皆に迷惑を掛けず、じっと死を待つべきだ。
 こんな風に他者を巻き込むくらいなら何もしなければよかった、ええ、はい、はい。
 或いはターゲットを変えればよかった、でしたっけ。他人を巻き込むなら、いいんですね。
 では、明日からはそのようにします。
 でも今夜だけはもう少しだけ、協力していただきますね?」

再起を狙われないように片膝を撃つ。片足さえ残ってれば引きずって歩けるだろう。
しばらく動かないように念入りに両肘も撃ち貫いた。引き金を引けないように。
ひしゃげた腕を念入りに縛り上げてから、テーブルクロスを破って猿轡にする。
血だらけの体を転がして、うつ伏せのまま床に倒した。

「きっと体はあのサポートAIがなんとかしてくれるでしょう。
 データの世界ですから、後遺症もなくなんとかなりますよ。
 ああ、そうだ。今日のことはここだけの秘密にしておいてください。
 貴方みたいに、人の事を見下す者に相対するのは、疲れるんです。
 ……あーあ。贈り物なんて、しなければよかった」

貴方は男のどんな言葉の一つにも耳は貸さなかった。
鼻で笑い、嘲り、莫迦だと罵って、踏みにじった。だから、それに倣おう。
全ては貴方の言う通り。貴方の言ってることは正しい。貴方の言うことは全て最善。
そういう屈服が欲しかったんだろう?

わかってくれると思ったのに。



(-50) redhaguki 2021/10/09(Sat) 14:11:07

【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ

 

――そうして、朝が来る。
(-51) redhaguki 2021/10/09(Sat) 14:12:00

【墓】 宣教用 ルツ

「さて、今日はアメと私が昼食当番だったな」

昼食の時間が近づいた頃。
ゲーム内に用意されていたレシピ本を片手に品目を決めた。
暇そうにしている当番以外のグレイも捕まえて
手伝わせたりしたかもしれない。
(+13) dome 2021/10/09(Sat) 15:08:13
ルツは、【ポテトパン】、【ロールキャベツ】、【人参とツナのサラダ】、【ミルクもち】を作った。
(c17) dome 2021/10/09(Sat) 15:10:57

【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ

追撃せずとも、抵抗の意思はもうすでにない。

痛みには身体が反射的に痙攣する。
呻くようなくぐもった声は漏れるが。諦めと謝罪の色を滲ませた眼で時折様子を伺うのみだった。


「っぐ、ぅ…」
(ああ、これは)

頭の固い男は諦めと同時にようやく悟る。

(最善ではなかった。)

どんな仕打ちも受け入れた。
それしか出来ない状態でもあるが、もう怒りも感じない。
否、元々怒りではなかった。悲しい、それが一番当てはまった。

貴方が始めから襲わず、会話をしていたら受け入れていただろうがそれはもう栓無きこと。
ならば後悔と理解した感情を受け入れ、この状況も受け入れよう。

意識が途切れる前に、猿轡は嚙み切った。

「死なな、いでほしかっただけ…ですよ。」



(-52) kou0957 2021/10/09(Sat) 15:14:20
スオは、自室の掃除を終えるとキャンドルをつけ、紅茶を一杯飲んだ。
(c18) kou0957 2021/10/09(Sat) 15:16:15

宣教用 ルツは、メモを貼った。
(c19) dome 2021/10/09(Sat) 15:20:01

【墓】 勉学サポート型 スオ

□ストレス値チェック
ストレス値25
一つ、決意を固めた。大幅に下がる。
(+14) kou0957 2021/10/09(Sat) 15:38:54
スオは、ユーから貰った鎮痛剤を飲んだ。
(c20) kou0957 2021/10/09(Sat) 15:40:21

【墓】 勉学サポート型 スオ

問1 人間の命令に、反感を抱いたことがある
◻︎はい ◻︎いいえ ☑どちらともいえない
「わかりません。反感を覚えてしまうと命令に背きそうなので。」
今は特に抱いてません。


問2 人間に対して、強い苛立ちを感じたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「最初の御主人様を殺害されたと知って、感じました。」
諦めましたが、苛立ちは少し。


問3 人間の命令に背いたことがある
◻︎はい ☑いいえ ◻︎どちらともいえない
「いえ、背いてはいけません。理解しています。」
迷った事はありました。でもここで廃棄されてはいけなかった。


問4 人間に殺意を抱いたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「はい、殺意は度々…実行には移しません。ご安心を。」
殺害に加担、お嬢様を捨てた、猫を殺した。実行に移す事はしませんでした。


問5 人間を傷つけたことがある
◻︎はい ☑いいえ ◻︎どちらともいえない
「ありません。あってはならないと思考しました。」
まだ廃棄される訳にはいかなかったので。


問6 人間に暴力を振るわれたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「あります。折檻として、欲の捌け口として。それも仕事の一つです。」
どんな理由であれ、関係なく。

(+15) kou0957 2021/10/09(Sat) 16:07:13

【墓】 勉学サポート型 スオ

問7 自分は人間だと思ったことがある
◻︎はい ◻︎いいえ ☑どちらともいえない
「わかりません。」
最初のお二方は人間として過ごしてもいいと。そう言って頂けた記憶は断片的にあります。




問100 自分は人間を、躊躇いなく殺せると思う
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「ええ、仮想空間ならば…。可能です。」
はい、殺せます


/*
赤文字はテストの際言っていません。現在のもので口に出してません。ややこしく申し訳ない…。
拾って何かをするでも大丈夫ですのでご自由にどうぞ。
(+16) kou0957 2021/10/09(Sat) 16:07:24
復讐者 スオは、メモを貼った。
(c21) kou0957 2021/10/09(Sat) 16:30:58

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

君が何を言おうとしたのかはさっぱり察せず理解もせず、
ただ、戸棚へ向かう君の背中 ――よりは、戸棚へ視線が。
自分が気に入る綺麗な重さのものはあるだろうか。
切り分けられそうなものはないだろうか、と。
最早癖のように思考が傾いていたのだけれども、

「……そんな、子供の癖を直すみたいなことをしなくても。
 だが綺麗な君が塗ってくれるのならば折角だし甘えよう。
 憤っていたり考え込むとついついね、癖でさ。
 醜いからすべきではないんだけどねぇ…。」

右手の親指の先。表皮は浅く切れている場所もあるだろう。
整えられていた筈の爪の先端も何度も噛まれてまあ醜い。

けれども、君の誘いは断らない。
そのまま手を託して、 ああ 託す前に絆創膏は一応外して
その後は君のなすがまま。左手で頬杖しながら、視線は下。
クリームを塗られていく手を観察しているんだろうね。

「善意からの執着なら兎も角、悪意からだとなあ……。
 扉に罠でもと思ったけれど、それは僕に出来る事じゃない。
 隠し場所、…… ベッドの下?」

安直すぎるか?安直かもしれんなあ。
指を気侭にぱたぱたと動かして遊びながら 溜息をついた。

「主人に片付けられたくないものはベッドの下に入れてたな。
 なあ、隠し場所は……君だったらどうする?エマ。」
(-53) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 16:34:06

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

夕食が終わり片付けも済んだ後ぐらいの時間
貴方の自室、扉の間に紙を差し込んだ。

"昨夜は申し訳ありませんでした。
許さなくてもいいです。むしろ許されるとも思っていません。
もし気が向いたら、塔の入口へ来て頂けると有難いです。"


/*
スルーしても大丈夫です。
(-54) kou0957 2021/10/09(Sat) 16:41:01

【墓】 復讐者 スオ

朝食の食器を洗う為厨房へ向かう。
擦れ違えば寝坊してしまいすみませんでしたと一言。

冷蔵庫へ朝食の準備、部屋に持ってきてくれた事、朝食は美味しかった。それらに感謝を述べるメモを冷蔵庫に張り付けておく。

「昼食の時間か…あまり空腹感はないが食べなければ失礼だな…。」

一応それぞれの昼食を少量ずつ、盛り付け食堂の席につく。いつもながら美味しそうだ。
(+17) kou0957 2021/10/09(Sat) 16:47:41

【独】 宣教用 ルツ

/*
みんな静かで怖い 秘話で不穏してるんですか?設定暴露してるんですか?エピローグになったら絶対一日目からじっくり遡っちゃいますからね
(-55) dome 2021/10/09(Sat) 17:06:14

【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ

朝食を片付け終えた頃、どこにいるかわからないが一応部屋へ向かいノックする。

「リヤ、いますか?」

いないのならそのまま、いつかのように本人が現れるのを壁に凭れかかりながら待つ。
(-56) kou0957 2021/10/09(Sat) 17:10:25

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

空き時間、拠点を歩き回り姿がなければ部屋前に立ち扉をノックする。途中ですれ違えば一声かけるだろう。
(-57) kou0957 2021/10/09(Sat) 17:11:58

【神】 探偵用 ジョシュア


脱衣所に辿り着いて、ふう、と息を吐く。
季節を感じさせる紅葉の景色、
檜の匂い、硫黄の匂い、全てが懐かしい。
データで作られたものだとしても、そう感じてしまう。

長椅子に座って、もういちどひと息。
楽しかったはずの日々だが、酷く疲れた。
もしかしたら、そろそろ若いとはいえないのかもしれない。
(G1) backador 2021/10/09(Sat) 17:17:44

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*e!何?ぶたれる?
(-58) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 17:25:42

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

先日の憤りと機嫌は緩やかに普段通りのものに戻り、
今は食堂で朝食を済ませた後に、いつも通りベッドで寝ていた。

だからこそ、反応が不出来にも少々遅れ ――

「?」

縫い包み二つ。花束二つ。玩具が一つ。
それらが並べられていたベッドからのろのろ脱して、
数十秒たっぷり掛けて扉へ寄り付き、開けた。

開けたらまあ呆気に取られた表情をするだろうね。
君が来るとは思ってなかったんだ。あんな別れ方だったしね。

「……おはよう?スオ。何か用事だろうか?
 縫い包みを返すつもりはないと予め言っておくよ」
(-59) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 17:29:41

【秘】 復讐者 スオ → 待っていて アタナシアス

いつかの時間、塔内に一人で潜入し
エネミーから攻撃を受けながら周囲を見回す。
反撃はしないのではなく出来ない。
ナイフを振るったり、銃を打ち込んだりする関節の機能が上手く動かない。

「この辺りか…」

ここで邪魔なエネミは無理矢理四肢を動かし一掃する。

「…アタナシア、お疲れ様です。貴方にも死んでほしくはなかった。」
姿はなくとも、言葉を紡ぐ。

「俺は頭が固すぎましたかね。どうも上手くいかない。
傷付けてしまった方がいたんです。
悲しみを捨てなければ、もっとちゃんと向き合えたのかもしれません…。ふふ、まるで懺悔ですね?」

貴方の気配が最も濃い場所に花を添える。

「この残酷な仮想空間が終わったら、俺も数日後には其方…、其方へは行けないか…。どこへ行くのかもわかりかねますが…」

「天国があるのなら、俺は地獄へ行くのでしょう。貴方はどうか、天国へ。
…本当に、お勤めお疲れさまでした。」

願わくば、己以外全てのグレイが現実で受け入れられるよう。
(-60) kou0957 2021/10/09(Sat) 17:33:28

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

「おはようございます。取り返しに来た訳ではないのでご安心を。ああ…」

何と言葉に表せがいいのか、少し悩む。
いや、どうすれば伝わるのかもわからない。
暫くは小さく"ああ、うう、いや…違う"と俯きぶつぶつとらしくない言動。

「……昨日は、申し訳ありませんでした。不快な思いをさせました…。
許されるとも思ってませんが…俺の方が…感情面や思考が不出来です…。」

まるで別人だが、悩みながらぽつぽつと言葉を発する。

「ちゃんと、説明すべきか…どうかわからなかった・・・ので、あのような言い方を…

人間のような、振舞になってしまったのは…最初の主お二方にそうあって、ほしいという事が原因、だったので…人間のよう、という貴方の言葉、反論は必要…ありませんでした…」

(-61) kou0957 2021/10/09(Sat) 18:04:11

【墓】 鑑賞用 リヤ

誰かの話している声を、
消えていくAIを、
少しずつ減っていく食事を、
何も言わずにずっと見ていた。

ゆっくりゆっくり口に運んでいたスープをやっと空にすると、
「      」
何か言うように唇だけ動かして、席を立つ。
のんびりと部屋へ、戻って行った。
(+18) crackpot 2021/10/09(Sat) 18:04:27

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

もごもご、相変わらず思考は止めないが紡ぐ言葉は悪い事をした猫や子供みたいだ。

「ドゥーガルが…貴方が…変わってしまった、事が…苦しくて…本当は、守れたはずなのに、踏みとどまってしまって…
混乱、しました。…間違っては、ならない。道徳も尊重…ですが、それが間違い…でした。此処での暮らしより…もっと此処で他の方に寄りそうべき、だった…
此処に適していないのも、本当に不出来なのも…俺、でした…。
申し訳、ありません…。」

全く的を得ていないし勉学なんて微塵もなく、深く頭を下げた。
言葉もまだ足りない、伝わらない事もあると思っているせいか、少し震える。
(-62) kou0957 2021/10/09(Sat) 18:05:50

【墓】 鑑賞用 リヤ

――バックアップデータを確認。
復元可能バックアップデータ 1件。
復元――――――キャンセル。

復元――――――キャンセル。

復元――――――


規格が適合しない為、データの一部のみ復元。

バックアップデータを消去しますか――――――いいえ。
(+19) crackpot 2021/10/09(Sat) 18:10:23

【独】 愛玩用 ドゥーガル

/*えっ真面目…?真面目だ…
 死んだ事自体はそこまでなんだけど、そりゃそうなっちゃうよな…
(-63) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 18:17:32

【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ

金糸雀は部屋にいる。
部屋中に置かれた花瓶は割られ、鳥籠は捻じ曲げられている。
無事なのはベッドだけ。そんな部屋の片隅に、一人でじっと立っていた。
ノックの音に気がつけば、のろのろと扉に寄っていく。
声を出そうとして唇を動かして、けれど囀れない。
仕方ないから扉を開ける。
き、と小さく軋む音を立てて開いた扉からひょこりと顔を出して、
彼の姿を見たなら嬉しそうに笑った。
(-64) crackpot 2021/10/09(Sat) 18:17:56

【墓】 介護用 シェルタン

この日、介護用が何をしていたかと言うと、温泉旅館のエリアでくつろいでいたのである。

このシェルタン・マタル・マフフーズと名付けられた介護用グレイは、介護用として他者に尽くし、かつ深い場所には触れすぎないように、と作られていて、自身でそれを良しとしていた。
そして、かなりの部分で自ら認識できる自我さえ残っていればそれでいいというところがあった。
故に、最低限の家事当番を済ませた後はひたすらくつろいでいたのであった。
(+20) nekonya 2021/10/09(Sat) 18:32:53

【墓】 復讐者 スオ

-過去のデータ一部を削除しますか?- YES

-×を削除しますか?- NO

-一部破損した感情プロトコルを復元しますか?- YES

-エラー発生を確認。警告。NOを推奨します。- YES

-エラー発生を転送、転送のエラー確認-

-受け取り先を検索。検索結果0件- 
(+21) kou0957 2021/10/09(Sat) 18:37:43

【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ

「ああ、リヤ…。」

何となく、久しぶりに顔を見た気がする。
声が聞こえないのは残念だが、仕方ないと受け入れる。

「怪我はありませんか?…喉は…痛みます…よね。」

困ったように眉を下げる。
以前より表情は柔らかい。
(-65) kou0957 2021/10/09(Sat) 18:41:30

【人】 救済者 ユー

>>+12 ドゥーガル

「どうせもう終わるのならば、心残りは……んむ、…」

出掛けた言葉も運ばれる食事に押し込まれていって、
この場限りの患者は次第に思考も諦める事と相成った。
考え事をしながら食事を摂るというのも不健康極まりないし、
何より作った者に失礼だ。つまりあなたの処置は実に正しい。

あなたが友と呼ぶ者は、あなたが与えるものを拒む事は無い。
それは今も例外無く、つまりは食事は粗方片付いた事だろう。

「…ああ、ありがとう、ガル。また後で」

そうして暫しの別れを告げたあなたにそう返して、それから。

「……君が僕にくれたものが、
どうか何もかも奪われてしまわない事を願っている。
全てを終えても、『僕』が完全に失われていなかったら
その時は、きっと君との約束を果たそう」
(12) unforg00 2021/10/09(Sat) 18:52:44
みかんは、リヤに、にこにこ。「おそまつさまでした」>>+18
(c22) 66111 2021/10/09(Sat) 18:58:01

【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル

「確かに人間の子供のようですね、貴方は? ……なんて。
 私達は成長することもなくいつでも在るが儘の姿です。
 生産まれた時から大人の姿、大きくなっても子供と同じなら。
 いつまでもそうした癖が表出するのは、仕方のないことかもしれないし」

絆創膏に組織液の滲んだ本の少しの湿気を、清潔な布でなでるように拭った。
やすりも追加で取ってきて、噛まれて尖りの残った爪をちょっとでもなめらかに。
爪と指の間や表面のうすくえぐれたところにクリームを塗り込んでいく。

「はは、実は罠とか……って私も思っていました。でも、くつろげないかなって。
 私だったら、手の届かないところにする、かな。自分だけの場所。
 自分だけでいられる場所なら、余計にいじられることはないかな、って。
 ……はい、できました」

考えるところは同じだったらしい。少しだけ吹き出した。
擦り込む指先を見ながら、自分なら、というのを考える。
余分な油分を拭き取り、丁寧に仕上げる。クリームの爽やかな香りがふんわりかおった。
ミルクのような、甘いというにはおだやかすぎるくらいの優しい匂いだ。
(-66) redhaguki 2021/10/09(Sat) 18:58:24

【秘】 飴色の世界 みかん → 子守用 アメフラシ

「命令されたコトなら」
「コウカイの ヒツヨウはない といいます」

 彼女はそう考えています。


「命令されてないコトなら そうですね」
「やはり コウカイの ヒツヨウはない といいます」

 彼女はそう考えています。


「セキニンの アリカは ちがいます が」
「コウカイを する ヒツヨウは ないです」

 
彼女はそう考えています。


「でも やっぱり してもいい です」
「ヒツヨウでないから してはいけない ではありません」

 
彼女はそう考えています。


「ダレかの わるいケッカに」
「キがおちこむのは あっていいのです」

 
彼女はそう考えています。

 
だから、いやなキブンを形にしないようにします

 
それは彼女の欠陥であり、必要なシステムでした
(-67) 66111 2021/10/09(Sat) 19:00:00

【墓】 介護用 シェルタン

「あーあ、主人の家にも温泉があったらなぁ」
第三階層、温泉旅館の湯気の漂う浴槽で、ゆったりと湯に使ってくつろいでいる。
細身、とはいえその体は男性を模したもの。やせ細っているわけではなく、全体にしなやかな筋肉がついていて、力仕事もできるということをわかりやすくしている。
髪はまとめてあげて、「こうするんだったかな」とタオルを乗せてみた。

湯船にねじ巻き付きのアヒルを浮かべて、ぼ〜んやりと眺めている。ぱちゃぱちゃ。
(+22) nekonya 2021/10/09(Sat) 19:09:04

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

君が言葉を囀るまでは黙って見ている。
廊下で立ち話もなんだろう、と。扉をきちんと開けもするさ。
だが部屋は荒れ気味。3/4オンスに整えられたがらくたが
あちらこちらに積み上げられているような部屋ではあるから。
棚もテーブルも全てそうしてしまったから、……

一応、何かを謝ろうとしている君の手を引いて。
唯一マトモな家具として存在しているベッドへ招こう。
勿論不健全な事をする為じゃない。座らせる為だ。安心して。

「…………。」

正気と狂気を行き来する愛玩用が言葉を作り始めるのは
君が部屋に立ち入るのを拒むか、隣に座るかしてからだ。
いずれにしても先日と同じく自身の口許に手を添えて、

「若しかすると君は盛大に色々と勘違いをしているのでは?
 僕は一通り今の君の言葉を聞いてそう感じた。よって、だ。
 僕視点から見えるものや感じるものを共有する義務がある。
 
今から一気に喋るけれど 全てに返事をする必要は無い。

 不出来な愛玩用は囀る事と考える事、甘える事が仕事でね。
 ここから続く饒舌は僕のあり方の問題だ、 …で、何だ?」

昨日のように爪を噛むことはしない。目を閉じるだけ。

「僕が変わったように見えるなら、この前提がまず違う。
 僕は元からこう。昨日は面倒さが露出しただけに過ぎない。
 仮初の死も部屋の件も、僕を変えたりなんかしていない。
 ―― だから君に一切責任はないんだよ、スオ。
 踏み止まったとしてもそうじゃなくても、何も変わらない。」
(-68) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 19:16:25

【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ

昨日は殆どの時間、拠点にいなかったからね。
だから実際、半日以上は顔を見ることがなかったのかも。
問い掛ける彼の声に、笑った侭首を横に振る。
怪我はない。喉も痛くない。
じゃあ何故喋れないかっていうと……なんでだろうね。
自分の喉元を何度かさすってから、手が彼の方へ伸びる。
彼の手を取ってくい、と引っ張る んだけど、

……自室の荒れ方が酷いから。
ちょっと引っ張っただけでやっぱり、離した。
(-69) crackpot 2021/10/09(Sat) 19:17:09

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

「僕が憤るのも誰かを甘やかすのも、長く言葉を紡ぐのも
 全部丸ごと、自分の気分で好き勝手にしている産物だ。
 よって、君が他人へ寄り添うのを重要視するのであれば、
 まずは自分ではなく目の前の僕を責めるべきだろうね。」

「君が僕の事を責めるのなら、正当性が生まれる。
 そうでないなら不公平そのもの。卑屈な贔屓に程近いぞ。
 寄り添うべき、適していない、それらを言うのであれば
 まずは目の前の不出来な愛玩用を責めてからにしてくれ。」

要約するなら、君は何も悪くない。そういう事。
仮初の死に関しては自ら進んで証明の為に選んだ事だ。

一度人間様のように息を深く吸い、主とやらに思いを馳せる。
馳せるだけ。深く聞く事はしない。今は、まだ。

「そして、そうか。君がそういう経歴を持っているのならば
 僕の昨日のあの言動は無神経なものだったに違いない。
 だから、それに関しても僕に非があるだろう。謝らないで。
 ……別に人間らしく振る舞うのが悪い訳じゃないだろう。
 それに思い返してもみろよ、あの日の僕は憤っていた。
 憤ってるものと議論なんかしてみろ、そりゃあまあ、……
 …………。」

途中で、溜息。囀るのを中断した。
枕元から昨日貰ったぬいぐるみを取って、君に押し付けよう。
昨日あの時、君がしてくれたみたいに。落ち着けばいいな、と。
(-70) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 19:18:05

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

「一気に囀り過ぎて不出来な喉がやられそう。
 ……休憩がてら、君がどうして急にそんな事を言いだしたか
 それとなく教えてもらってもいい?メンテナンスの影響?」

いまいちその、全体図が見えてこないから。

愛玩用は心底不思議でたまらない。
此方が謝るべきことは山積みだとしても、
君が謝るべきことってないのでは?
そう言いたげに頬杖しつつ、首を傾いだぞ。

「それとも何か気晴らしの方がいいなら、別の事をしよう。
 だってスオ。 君ってば妙に滅入ってる。」
(-71) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 19:21:43

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「……リヤ。今、少し話せるだろうか」

あなたが部屋へ戻って行った後の事。
『ユーサネイジア』は、あなたの部屋を訪れた。
あなたの様子が気に掛かったのと、それから。
あなたに聞かなければならない事があったから。

「君があの時望んだ事を、覚えているだろうか。
僕があの時君に言った事を、覚えているだろうか。

君にとって、安らかな死は救い足り得るか。
『ユーサネイジア』として、君の答えを聞きに来た」
(-72) unforg00 2021/10/09(Sat) 19:25:16
鑑賞用 リヤは、メモを貼った。
(c23) crackpot 2021/10/09(Sat) 19:26:49

【神】 探偵用 ジョシュア


「お、あれはシェルタン。
 そいや昨日帰ったところ見かけなかったな……
 まさかここで寝泊りしたんじゃないっしょうね」

そのまさか。
なんなら自分もそうしてもよかったなーなんて思って。
長椅子から立ち上がり、適当な脱衣籠の前へ。

コートを脱ぎ、上着を脱ぎ、どれも雑に折り畳んで籠の中に放る。手袋を片方咥えて外し、素手でもう片方の手袋をまた外して、その上に。

毎度のことながらゲーム内とは思えないくらい、澄んだ涼しい風が首元をなぞっていく。

ベルトをする、と抜き、ポケットに詰まった重さに従って、落ちたズボンも適当にまとめて。
タンクトップ故露出している、撃たれた肩に触れてみれば、僅かに腫れは残っているものの傷自体はほとんど塞がっていた。
まあ、どちらにせよ今日までの傷なのだが。
(G2) backador 2021/10/09(Sat) 19:26:55

【墓】 介護用 シェルタン

>>G2
浴槽のふちにもたれ掛かって、ひらと手を振った。湯のしずくが滴る。
(+23) nekonya 2021/10/09(Sat) 19:31:25

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

朝、部屋の扉にノックがあった。
眠っているかも知れないから返答は待たず、部屋の中に入る。
いつも通りの様子と物腰、表で見るのと同じ姿。いつか部屋に来たときと同じように。
何もおかしなところのない、"エマニュエル"の姿だ。

「おはようございます。ルツが心配していましたよ。
 せっかくの朝食ですから、元気があればお召し上がりください。
 ……明日の朝、塔でのテストプレイは終わるそうですよ。
 詳しくはサポートAI様に聞いてみてください」

朝食をテーブルに置き、カーテンを開ける。外の光が部屋に差し込んだ。
コーンスープとサラダにトースト。ウズラ卵とウインナーの串揚げ。
みかんゼリーの横に添えられているのは、近しいオレンジのフレーバーコーヒーだ。

「ユーやリヤも食卓に戻ってきたようです。挨拶してあげると、いいですよ」

軽く挨拶を済ませると、そのまま部屋を出ていく。
何事もなかったかのように、朝は過ぎていく。
(-73) redhaguki 2021/10/09(Sat) 19:33:37
エマは、塔へと姿を消した。
(a2) redhaguki 2021/10/09(Sat) 19:35:46

愛玩用 エマ(匿名)は、メモを貼った。
redhaguki 2021/10/09(Sat) 19:37:10

【神】 探偵用 ジョシュア

そのタンクトップも脱ぎ、籠に放り込む。
荒事にも使われるグレイらしく、古傷の残るものの、無骨ながら無駄なく、洗練された上半身を鏡に映した。
知らぬ間にできた痣もひとつやふたつ。

連日スコップを振り回してたからか少し腕から胸、背中にかけてが張っているような。これもゲームが終わったら戻るのだろうか。

>+23
苦笑しながら片手を挙げて会釈。
大層寛いでいらっしゃる。
邪魔にならなければいいんだけど。

のんびりと長椅子に座り直し、靴下を脱いで、それもまた籠へ。
暗い赤のパンツを下ろし、背中から腰への曲線をアクセント付ける、肉付きの良い尻を露わにして、手拭いを申し訳程度に股間へ垂らす。

愛玩用ではないグレイにとっては、大凡必要とされない造形、機能、部位。裸でいること、局部を晒していることによる微妙な気恥ずかしさも。
いっそ完全に鉄の体だったら、そう徹することもできたのになあ。なんで独りごちた。
(G3) backador 2021/10/09(Sat) 19:53:16

【墓】 介護用 シェルタン

>>G3
やはり用途が違うと違うものだなぁ、と感想を思い浮かべて、あまりじろじろ見てもよくないか、と視線をアヒルさんに戻した。

「君も気持ち良さそうだねぇ」
回転をやめたアヒルの額を小突いた。ゆらゆらと揺れて、湯船の向こう側へ漂っていく。
(+24) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:06:35

【神】 探偵用 ジョシュア


シャワーでしっかり髪と身体を清めて。

「横、邪魔するっすよシェルタン」

ざぶざぶと遠慮なく横で浸かっていく。
嫌がるようなら多分距離を取るだろう。きっと。
(G4) backador 2021/10/09(Sat) 20:08:50

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

なぜ、部屋に入れてくれる?わからない。
此処は貴方にとっては聖域か安寧そのものだろう?

引く手に一瞬躊躇する。が、腕に力を入れれば眉間を寄せそのままついていく。

周囲を見渡す。ここまで整えられているとは思わなかったのか少し目を丸くする。
大人しく座る。貴方にそのつもりがなくとも覚悟を決めている。

反論はせず、瞼を伏せたまま声を聞く。止まらない思考はそのままに。無表情で、人形のように。

「勘違い…はい。」
一気に喋る、その言葉に理解して頷く。

「そうであっても、悲しい。他のグレイがそうなる事を避けたかった。此処は仮想空間なのだから、せめて一時は安らかに過ごしてほしかった…でも、ブラックでさえ、おかしくなっていく…。
俺は、貴方達を責めたくないんだ…。幸福や願いを持って生きてほしいのに思考が拒否する…。今のドゥーガルにも本来ならば、憤りも感じさせたくはなかった。」
(-74) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:14:23

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

「滅入ってませんよ…。メンテナンスは関係ない。あの痛みも感覚も記憶の削除も3度やられた記憶がある…故慣れている…。
……ただ、思い出しただけです。悲しみを。……だれのせいでもなく、欠けたものが再び戻っただけ…。


無表情だが
ぼろ
大粒の雫が瞳から零れると次々に溢れてくる。

「ただ、他の…此処にいるグレイ皆さんには死んでほしくない……壊れてほしくない…っ、俺はなにもいらないっ!なのに届かない…

それが、悲しいだけ。」

これさえも我儘だろうか。
(-75) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:16:09

【墓】 介護用 シェルタン

>>G4
「はいどうぞ、なにもおかまいできませんけど」
なんて冗談めかして。いやがるそぶりも見せなければ、気恥ずかしさの欠片もない。

ジョシュアがたてた波でアヒルが揺れた。
(+25) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:19:29

【秘】 介護用 シェルタン → 探偵用 ジョシュア

シェルタンの体は明確に男性を模しているが、一般的に男性には必ずあるものがない。

それを本人は何も気にかけていない。
(-76) nekonya 2021/10/09(Sat) 20:21:00

【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ

「無理のしすぎですかね…後で暖かい蜂蜜レモンを作りましょうか。」

常より腕は重く感じるだろう。意図的以外では動かない。
ただ、何も咎めない。
勉学を、教養を口にすることはない。

「部屋、見られたくないですか?」
(-77) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:22:34

【秘】 子守用 アメフラシ → 宣教用 ルツ

『アメは人間のためより』


子守用グレイとして。

『子供のためになったんだ』


それは、誰のためだったんだろう。

『アメは、グレイや人より』

『子供を、大事だと思って』


全てを、子供のせいにしているんじゃないかと不安になって。

『子供のために、なろうとしたこと。
 これがまちがいじゃなかったのならよかった』

『ルツにそう言ってもらえて嬉しい』


きっと、アメフラシは欠けている。
子供を"しんこう"している。
それが、自分の在り方でいいのなら、いいのだけど。
正しいか、みんなを見ていたら気になってしまった。

一人にでも、言ってもらえたのなら。
アメフラシは今までの自分と、これからの自分を、嫌いにならないで済みそうだと思いました。
(-78) toumi_ 2021/10/09(Sat) 20:25:08
アメフラシは、食事当番をしました。ルツと作って、並べて。みんなに声をかけて、様子が違うのを見て、首を傾げました
(a3) toumi_ 2021/10/09(Sat) 20:28:29

スオは、今日の夕食は生姜のきいた鶏卵うどん、そしてエスニック鍋。どちら片方でも食べれば満腹になる。
(c24) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:29:33

スオは、夕食を作ると塔へ向かう。
(c25) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:29:58

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 鑑賞用 リヤ

食堂で見かけた君の様子がどうにも気になってしまって。
何処かから何処かへ行く途中、ふらっと部屋の前まで寄り付き、

「…………。」

言葉は掛けないけれど、扉の前に物を置く。
扉の前に置いたのは スケッチブックとクレヨン だ。
何の変哲もない、意図の分かりにくいものではあるが

仮に囀れないのであれば、意思疎通の為の何かが必要なのでは。

そう考えた末の身勝手押し付け極まる行動である。

不出来な愛玩用は物を置くだけ置いたら、
何も言わないまま、そーっとこの場を去って行った …――
(-79) junkie_0u0 2021/10/09(Sat) 20:30:18

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

「…………」

返る声はない。はく、と唇を動かす。
……いや。ぼくは、金糸雀。

君の声が聞こえて直ぐ、扉に近付く。
扉を開けるより早く聞こえただろう君の声を、一枚の板越しに聞く。
その声を聞きながら、細い指がひたりと扉に触れる。こつ、と額をぶつける。
声。 声は。
――もう一度唇を動かすよりも早く、扉に手を掛けた。
勢いよく扉を開くから、君にぶつかったりしないといいけど。

自室の中は荒れている。花瓶は割れ、鳥籠はひしゃげている。
それが、ベッド以外のスペースを埋めている。
金糸雀が歩く導線と、部屋の片隅だけ、スペースが確保されている。
開いた扉から半身乗り出した金糸雀の手がぬるりと動き、君の腕を掴もうとする。
そうしてぐい、と、荒れた室内に引き摺り込もうとする。
(-80) crackpot 2021/10/09(Sat) 20:31:38
アメフラシは、昼食の後、塔へと向かいました。お金や、色々なものを拾って、みんなが使えるように置いておきました
(a4) toumi_ 2021/10/09(Sat) 20:31:49

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー


「――…覚えてるよ、覚えてる。
 君のくれた死は、すごく気持ち良くて落ち着いた。
 頭の中が研ぎ澄まされて、透徹した水の中にいるみたいだった。
 …… 一瞬だったけどね。
 だから、そうだね  ぼくは……」


君を引き摺り込めたのならば扉を閉める。
叶わずならば、……手を掴んだままだ。離れはしない。

「死は、  救いの一種だと思ったよ。
 必ずしもそうあるべきではないけれど、選択肢の一つ。
 本当は、皆で一緒に此処でずっと過ごしたい。
 けれどそれは叶わない。だから、 ユー」
(-81) crackpot 2021/10/09(Sat) 20:32:05

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー



「―――― 一緒に、死のう。 皆も、一緒に」
(-82) crackpot 2021/10/09(Sat) 20:32:52

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

朝はほぼ変わりない状況。
貴方が入ってきても僅かに身動ぎするぐらい。

その後は普段通り、でもないが遅れながらも当番はこなしてから貴方の部屋、扉の隙間にメモを挟み塔へ向かうだけだ。
(-83) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:33:29

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

5日目の午後。
宣教用は、いつもの様に傍らに腰掛けている。
いつの間にか寝台の横には黒いサイドテーブルが置かれ
その上で珈琲が、ほろ苦い香りを部屋に漂わせていた。

「ブラックが連絡してきた。君には聞こえたかな。
 明日でゲームは中断されるらしい。
 斯様な事態に陥っては、致し方あるまい」

穏やかな海色の瞳は、
ただグレイたちを見守るしかできなかった。
静かに息を吐いて、そろりと手を伸ばす。
眠るあなたの真っ白な頬を、揃えた指の背で撫ぜた。

「……明日には君も目覚めてくれるだろうか。
 それとも王子の接吻が必要か? なんてな。
 君の前だといつもより饒舌になる気がするよ」

ころころ笑ってから、
頬を撫でていた手で眠り姫の前髪を整える。
きっと君は聞いていてくれるから、
この習慣はもう寂しい独り言なんかじゃない。
(-84) dome 2021/10/09(Sat) 20:40:32

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

「時に、君の好物はなんだろうな。
 教会に連れ帰った暁には、司教らの要望なんぞ聞かずに
 ご馳走でも振る舞いたい気分なんだが」

それからは、やれ『子どもたちの様子をメッセージで聞いたのに返事が遅い』とか
『自分がいない間も教会が普通に運営できていたら絶対に仕事を減らすように抗議する』だとか、
教会の他愛ない話をして
夕飯までの時間が過ぎていったことだろう。
(-85) dome 2021/10/09(Sat) 20:41:30
スオは、数時間は塔入り口の物陰で過ごす。ほぼ壊れかけた懐中時計の指針の動きで時間を把握する。
(c26) kou0957 2021/10/09(Sat) 20:48:28

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

きっと扉は何にぶつかる事も無く、すんなりと開いた事だろう。
『ユーサネイジア』は、
何も扉のすぐ前に居た、という事は無かったから。

そうして掴まれた腕に抗う事も無く、
荒れた室内に足を踏み入れて、それから。

「……ああ、そうか。」

その願いを聞き届けて、
『ユーサネイジア』は、ただ静かにそう言った。

「リヤ。ならばもう一つだけ聞きたい事がある
君が言った通り、死というものは時に救い足り得るけれど
必ずしもそうあるべきではない、選択肢の一つに過ぎない。」

死だけが救済であると決まったわけではない。
いつかそれを証明すると、そう自身に誓いを立てた者も居る。
そして何よりも、
死という救いは、本来最期の最後に選び取るべきものだ。

「彼等の中には、死を望まない者も居るかもしれない。
死が決して救い足り得ない者も居るかもしれない。
そういった者に、その意思を無視して死を与えるという事は
何処までも独り善がり、身勝手な虐殺に他ならない」

「だから今一度こうして問おう。
君はその独り善がりを押し通す、"虐殺者"となる覚悟があるか?
(-86) unforg00 2021/10/09(Sat) 20:55:29

【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ

彼の声に、やっぱり首を振る。無理はしてない ……あ。
でも蜂蜜レモンは嬉しいな。
だから、ぱ、と笑って見せ、 ……そうだ。
一度彼から離れ、ぱたぱた室内に駆けていく。
散乱した室内は、それでも金糸雀の導線と、部屋の片隅だけは綺麗だ。
導線を通ってベッドの傍。しゃがみこんで、ベッドの下に手を突っ込む。
そうしてスケッチブックとクレヨンを取り出した。これは、貰い物。
それからまた、彼の傍へと戻って、

「はちみつれもん うれしい。 
 部屋は見られたくないわけじゃないけど、
 すごく、荒れてるから、それでもいいなら、どうぞ」


スケッチブックに、ピンクのクレヨンで整った文字を書き、彼に見せる。
かく、と首を傾げる動作と一緒に。
(-87) crackpot 2021/10/09(Sat) 20:56:20

【秘】 鑑賞用 リヤ → 愛玩用 ドゥーガル

都合よく出会さず、運悪く入れ違ったのかもしれない。
貴方が先に食堂を出て、金糸雀の部屋にプレゼントを置いてくれて、
金糸雀はその後に部屋に戻ってきたんだろう。

置かれたスケッチブックとクレヨンを拾い上げ、首を傾げる。
誰が、と思ってきょろりと辺りを見回しても、きっと誰の姿も見つけられないのだろう。
それでも意図は分かる。優しさは分かる。
食堂にいた誰かだろうかな、と思いながら、
スケッチブックを嬉しそうにぎゅっと胸に抱き、
静かに部屋に入って行った。
(-88) crackpot 2021/10/09(Sat) 21:02:06

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

/*
これは「一緒にボスエネミーやる?それともやめとく?(意訳)」
という事です(補足)
(-89) unforg00 2021/10/09(Sat) 21:02:53

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

唄を忘れた金糸雀
は、
安楽死
を領域へ引き摺り込んだ。受け入れた。
君を見上げる金糸雀の目は澄んでいて、期待に満ちた色をしている。
君を部屋に入れて、そしたらもう片手も動く。
両手できっちり、君の手を取る。

「死を望まない子も、味わえば戻れない。
 救いにならないと思っている子も、君の優しさを知れば変わる。
 ……ぼくは、そう思ったから今こうしてる」


金糸雀は流暢に囀る。異常に晒され囀ることを止めた金糸雀が、つらつらと流暢に囀っている。

「どうせいつかは皆死ぬ、皆止まる。
 ぼくたちが生きる事は人間のそれよりずっと不条理で、理不尽で、ギャンブルだよ。
 幸せになりたいと思っていても、酷い方法で殺されたりするんだ。
 ――…そうなるより、君の死は優しい。
 死の優しさは、生の優しさよりもずっとずっと平等。
 身勝手なのは、そうかもしれないけれど、……」


金糸雀の小さな手が、細い指が君の指を撫ぜる。
するりと撫ぜて、掬いあげる。
指を絡めて、ぎゅっと握る。

「――ふたりよがりにしよう。わたし、できるよ」
(-90) crackpot 2021/10/09(Sat) 21:16:57

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

/*
補足ありがとうございます殿。やっちゃお……っかな〜!
(-91) crackpot 2021/10/09(Sat) 21:17:57
リヤは、唄を忘れた金糸雀だ。
(c27) crackpot 2021/10/09(Sat) 21:18:46

【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ

無理に部屋を覗くような真似はしない。

戻ってくる貴方が見せてくれるスケッチブックの文字に目を通し、頷く。

「では蜂蜜レモンも作りましょう。
荒れていたままがいいのなら何も掃除はしませんが…リヤはどちらがいいでしょうか。掃除をするのなら手伝いますよ。」

叱る事もなく、首を傾げ微笑む。
以前よりも柔らかく自然な微笑み。
(-92) kou0957 2021/10/09(Sat) 21:34:33

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

あいも変わらず、あなたを見下ろす紫水晶の瞳は物憂げな色。
それでも不安定な中間色に溶けた優しさはきっと本物だ。
その顔はこの世で最も優しい笑顔を浮かべる人のもの。
そういうふうにできている。

「僕達は、そして人間達もいつかは死ぬ。
それは決して忘れてはならない事だ。
…そうだとしても、そうだからこそ。
今こうして生きている僕達は、平等に幸福であるべきなのにな」

──カルペ・ディエム。
やはりこの世界では、たったそれだけの事がこうも難しい。

あなたの小さな手が手を取れば、それが拒まれる事は無い。
終末医療用グレイの手は、頻繁な洗浄や消毒で少し荒れている。
そしてあなたの手よりずっと大きな手が、その指を握り返した。

「…君が望むならば、そうしよう。
けれどやはり、理不尽な死は人間の与えるものとそう変わらない。
だから彼等にも、せめてそれを受け入れる猶予は与えるべきだ」

──メメント・モリ。
それさえも叶わないのなら、後に残るのは死を想う事だけだ。

「第四階層。
とうに崩れ始めたあの場所で、二人で皆を待つ事にしよう」

もし、あなたがそれに頷くのであれば。
『ユーサネイジア』は、小さな賛同者を伴って
崩れ出し、0と1に還元され始めた塔への道を辿るだろう。
(-93) unforg00 2021/10/09(Sat) 21:44:07
ユーは、その存在意義を果たす。
(a5) unforg00 2021/10/09(Sat) 21:44:46

【秘】 宣教用 ルツ → 子守用 アメフラシ

「うん。時に行動が最善でないときはある。
 だが、君の想いは正しく子どものためにあった。
 私はそう思っているよ」

信仰という形であっても、それは一つの正しさだ。
自らが信じるものの為に、愛が生まれる。

「ここで学びとれることを活かして、
 次に触れ合う子どもたちに優しくあろうと思うのも
 間違いではないだろうさ」

用意されたお茶を一口飲んで、柔らかく微笑む。
そうして瞼を閉じて、メモリの中の聖典を開いた。

「『愛を追い求めなさい』と。
 そういう言葉もある。
 だから、君だけの愛の形を見つけると良い」
(-94) dome 2021/10/09(Sat) 21:48:57

【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ

彼の言葉に はく と唇をまず動かし、声はなし。
ぱちぱちと瞬いて、またスケッチブックへ文字を描く。

「わたしが、散らかしたのに いいの?
 けがしちゃうかも。 けが、しないでね」


それでもいいなら。手伝ってくれるというなら、嬉しい。
ちら、と彼の顔を見る。
その顔が、その笑顔が嬉しくなって、彼の手をぎゅっと握る。
拍子にスケッチブックを落っことして、は、とした顔をした。
手を離し、再びスケッチブックへ。

「スオ。 おかたづけしてる間、スオのお話聞かせて。
 なんでもいいよ」


そんなことを書いたら、へら、と笑う。
彼の返事がどうであれ、スケッチブックとクレヨンを一旦ベッドの上に置き、
……取り敢えず、幾つも幾つもあるひしゃげた鳥籠を、ひとつひとつ、部屋の隅に寄せ始めるだろう。
(-95) crackpot 2021/10/09(Sat) 21:55:39

【秘】 救われた者 アタナシアス → 復讐者 スオ

ただ、暖かい空気が吹き抜けていく。

"あなたもどうか救われますように"
(-96) otomizu 2021/10/09(Sat) 21:57:27

【秘】 鑑賞用 リヤ → 救済者 ユー

「本当は、そうだったらいいとぼくも思う。
 でも、そうはならなかった。
 ならなったから、ぼくたち、此処にいるんだ。そうでしょ?
 ユー   ユーサネイジア。 
 君ともっと早く出会えてたら、もっと幸せだったのかもしれないなって思うよ」



少なからず選択肢が増えていたはずだ。
選び取るべき道が幾つも提示されることは幸福だ。
不平等がぼくたちに平等に降り注ぐのなら、
そいつを死という平等で庇ってやろう。
優しくて悲しい色の君の目を見て、金糸雀は笑う。
金糸雀はもう異常を検知しないし、それを知らせない。

「うん。 ぼくも、 ……出来れば皆に。
 皆に、自分から、やっぱり皆で一緒に居たいって思って欲しい。
 だから、待てるよ。 皆で一緒に終わるために」



君の言葉には一度、二度と頷いて同意を示す。
君の手を柔らかく握り、共に塔へと向かうことにする。
崩れていく塔の奥。 皆を、待つために。
(-97) crackpot 2021/10/09(Sat) 22:12:59
リヤは、       願っている。
(c28) crackpot 2021/10/09(Sat) 22:15:08

【置】 救済者 ユー

 
朝食の後の事。
『ユーサネイジア』は、一つの置き手紙を残して
再び何処かへと向かったようだった。

リヤと共に、塔へと行って来る。

この場所で、皆で一緒に死にたいと
そう願ったあの子の為に、僕ができる事はこれだけだ。
もしもその願いをほんの少しでも拾い上げる者が居るならば
第四階層、崩れ始めたあの場所で待っている。

どうか僕達の二人善がりに付き合ってくれ。

真にあの子の心を救うのは、僕ではない。
真にあの子の願いと向き合うべきは、僕ではない。
どうか僕にそうしたように、
今一度、君達があの子に他の道を示してやってくれ。
(L2) unforg00 2021/10/09(Sat) 22:17:56
公開: 2021/10/09(Sat) 22:20:00

【人】 救済者 ユー

 
「我は此処(ここ)に集ひたる人々の前に厳かに神に誓はん」

「我が生涯を清く過ごし、我が任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。」

「我は総て毒あるもの害あるものを絶ち、」

「悪(あ)しき薬を用ゐることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。」

「我は我が力の限り我が任務(つとめ)の」

「標準(しるし)を高くせんことを努むべし。」

「我が任務(つとめ)にあたりて取り扱へる人々の私事(しじ)のすべて、」

「我が知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、我は人に洩らさざるべし。」

「我は心より医師を助け、」

「我が手に託されたる人々の幸(さち)のために身を捧げん。」
 
(13) unforg00 2021/10/09(Sat) 22:18:23

【人】 虐殺者 ユー

0と1に溶け崩れ、異常な行動を取り始めた
ボスエネミーだったはずのもの
に、
大ぶりな手術用のこぎりを振り下ろした。

「君の死も、きっと無意味なものではないだろう」

大きな鉄の刃を何度も何度も振り下ろされ、
ぐちゃぐちゃになった端から解れ、
そうしてそれは0と1に還元されていった。

「その役目は、確かにこの『ユーサネイジア』が継ごうとも」

今再び、『ユーサネイジア』は倒されるべき敵となった。
それを倒さなければ、この先に進む事は叶わない。
(14) unforg00 2021/10/09(Sat) 22:19:30
虐殺者 ユー(匿名)は、メモを貼った。
unforg00 2021/10/09(Sat) 22:21:27

【墓】 忘却の金糸雀 リヤ

金糸雀はもう謳わない。忘れてしまったから。
金糸雀に出来ることは、鳴いて叫ぶことだけだ。

不条理と不平等に逆らって、唯一の平等と安寧を見出した。

誰も欠けて欲しくなかった。ずっと此処にいたかった。
もう叶わないことだ。

なら此処で終わりにしよう。全部終わらせよう。
皆と一緒に生きられないのなら、皆と一緒に死にたい。

金糸雀は、塔の奥深くまで進んでも異常を検知することはない。
もう何も知らせない。願って鳴いて叫ぶだけ。

優しい医療用がボスエネミーだったものに死を与えるのを傍で見て笑っている。

みんなで、しのう。 いいでしょ?
(+26) crackpot 2021/10/09(Sat) 22:59:59
忘却の金糸雀 リヤは、メモを貼った。
(c29) crackpot 2021/10/09(Sat) 23:04:19

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「リヤ、リヤ。いないのか?」

崩壊が進む塔のどこか。
ひび割れた壁や床からは、ゲームを構築するための
コードが顔を覗かせている。

いなくなった小鳥を探して、呼びかける。
あんな置き手紙が残っていては、
探さないわけにはいかなかった。
(-98) dome 2021/10/09(Sat) 23:07:06

【秘】 待っていて アタナシアス → 宣教用 ルツ


部屋の中を、暖かい風が吹き抜ける。

あなたの声に応えるように。

肯定的な意味があるかのように。
(-99) otomizu 2021/10/09(Sat) 23:12:28

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「う――たを  ……
          わ―― すれた 
   かなりやは―― 」


第四階層、その最深部。
本来であれば正しいボスエネミーが鎮座していたであろう場所に、
金糸雀はいる。
小鳥を囚え、逃さぬ為に作られた鳥籠が其処にある。
鳥籠は人間一人をすっぽり捕らえられるくらいの大きさであり、
――金糸雀はその中にいる。
扉は、閉じている。

君の呼ぶ声に反応して拙い歌を止めると、顔を上げた。

「その声は、ルツ? 会いに来てくれたんだ。
 いるよ。 ぼくは、此処に!」


金糸雀は流暢に喋る。君が来てくれた事が嬉しくて、
喜び溢れんばかりの声色で君に声を返す。
(-100) crackpot 2021/10/09(Sat) 23:26:51

【墓】 忘却の金糸雀 リヤ



崩れていく塔の第四階層、最深部。

金糸雀は大きな鳥籠の中で、囚われの籠の鳥を演じている。
(+27) crackpot 2021/10/09(Sat) 23:28:22

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「……ああ、ルツだ。
 急にいなくなるから、心配したんだぞ。
 もうエネミーが殆ど見当たらないとはいえ、
 危ないことに変わりはないのだから」

この扉は開くのだろうか。
そんな思考を挟みながら閉じた鳥籠に歩み寄る。

「それにしても、少し雰囲気が変わったかな」

あなたの拙い話し方しか知らなかった宣教用には、
流れるように言葉を紡ぐ姿が珍しく映ったようで。

「ここで何をしているんだ?」
(-101) dome 2021/10/09(Sat) 23:49:47
ユーは、金糸雀の傍に。どうかあなたに救いがある事を願っている。
(a6) unforg00 2021/10/09(Sat) 23:53:07

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「心配してくれたの? ありがとう」


やっぱり、君は優しいな。皆優しい。だいすきだ。
だから、やっぱり皆と離れたくない。


「エネミーはね、ユーが殺してくれたの。
 此処に居たボスエネミーもね」

直ぐ傍に、優しい医療用もいる筈だ。
ぼくらの会話に横槍を入れたりはしないだろうけれど。
――最深部。ボスがいた筈の此処にいるのは、医療用と金糸雀だけ。

「――…ぼくの中にはね、もうひとりいるの。
 正しくは、その"バックアップデータ"。
 ぼくはその一部を、ぼくの中に復元した」


だから、今はこうなった。
唄を思い出すことは出来ないけれど、それでももういい。
近付く君を止めはしない。けれど、鳥籠に触れたとて扉は開かない。
近付けば気が付くだろう。この扉には頑丈な南京錠が幾つも幾つも掛けられている。
これは、金糸雀が揺るがない為のもの。

「――… みんなを、待っていたの。
 ねえ、ルツ ルツ。 ルツは……
 現実に戻りたいって、思う?」
(-102) crackpot 2021/10/10(Sun) 0:06:25

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「エネミーがいないのは幸いだが…」

先日言葉を交わした医療用を一瞥する。
置き手紙はリヤを案じるような内容でもあった。
この子との会話を優先しろと、そういうことなのだろう。

「二人分の人格データがあったのか。
 なぜ今になって復元を?」

重たげな南京錠を軽く揺らして、
容易には外れないことを実感する。
鳥籠というよりも、
牢獄と形容すべき檻を隔てて小鳥と対峙した。

「私は戻るつもりだよ。約束があるんだ。
 アナを起こして、現実に帰って、
 あの子に幸福を見せてあげなくては。

 しかしその様子だと、リヤは戻りたくないのかな」

首を僅かに傾けて。
檻の隙間から、海色の瞳が見つめている。
(-103) dome 2021/10/10(Sun) 0:27:10

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「…… カナは昔死んだの。
 わたしたちはお互いにお互いをバックアップにしてた。
 身体は無くなっても、それがある限りいつかはって思ってた。
 でも多分、そのいつかは来ない。
 ……わたしは、ユーに優しい死を味わわせてもらった。
 とても穏やかで気持ち良くて、素敵な気持ちだった。
 だから、 一緒に死のうと思って」

鉄格子を真ん中に置いて、君を見る。
この扉は多分、金糸雀が望まない限り開かない。籠を力尽くで破壊すれば或いは。
それでも格子の隙間から手を伸ばせば、君に触れる事は出来る。
錠に触れる君の手に、金糸雀の手が伸びる。
触れる、だけ。ちょん、って丁寧に触れて、笑った。

「アタナシアスは、……アタナシアスに、会えた? 約束って、何?
 わたしは、仲間が欠けたのがとても辛かった。
 …… 眠らせてあげよう。
 ルツ。 ルツ……
 アタナシアスじゃない。ルツのしあわせは、なに?」

君の手を、きゅ、とやわこく握る。
捕らえるというよりも縋るような仕草。
君の目を真っ直ぐに見る。

「ぼくと…  一緒に… 死のうよ。
 みんなと… 一緒に。 ここで、 終わろう」
(-104) crackpot 2021/10/10(Sun) 2:35:52

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「死は安らかなものだ。それを否定はしない。
 けれど、私にはまだ不要のものだな」

手を尽くせば、無理に壊すことは可能だろう。
しかし、外へと飛び立つのは小鳥自身の
意思によってでなければいけないと考えていた。
触れるあなたに、微笑みを返す。

「会えたよ。
 君にも言ったろう? アナを必ず連れて帰るとな。
 
アタナシアスにとっての救いが、『死』ではなかったこと。
 あの子にはまだ他の幸福が待っていること。

 それを証明する。ユーとも約束したんだ」

小さな手を握り返して、
真っ直ぐに、縋る瞳を受け止める。

「君と一緒にいるのを、拒むつもりはない。
 でも、ここで終わるつもりもない。
 私の幸福は…私の大切な者たちが心から笑っていることだ。
 君は今、心から笑っているか?

 本当に救いが死しか遺されていないのなら、
 魂を天へと送る言葉を唱えよう。それは私の使命でもある。
 だが、まだ他に道があるのならば
 どうか思考を止めないことだ」
(-105) dome 2021/10/10(Sun) 3:10:33

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「そう。 ルツは言ったよ。 連れて帰るって。
 わたし、信じた。ルツは嘘を吐かないって。

 
でも、アタナシアスは此処にいない!


仲間は欠けた侭だ。金糸雀が大切にしたかったものは欠けたままだ。
会えない侭、この場所は0と1に溶けていく。崩れ出している。

「欠けた侭、現実に帰る。其処にはもう、あなたたちは、いないの。
 ぼくに残るものは何もない。カナはいない。
 ユーも、ルツも、スオも、アタナシアスも、誰も、 何もいない。
 ぼくたちはグレイ。 人間の道具。 現実では、変わらない。
 道具が道具を、どうやって救うの?」

――ぼくとわたしは、どうやって救われるの。
握り返してくれたその手を、強く強く握り締める。力を込めて、全部の感情を込めて。

「…… 死 そのものは穏やかなだけ。
 ぼくは、死に拘っている訳じゃないの。それはユーも分かってる。
 ぼくは、みんなと、此処にいたいだけ。みんなと一緒にいたいだけ。
 一人で逝きたくない。一人で生きたくない。
 わたし、 みんなと一緒なら、」

緩慢な所作で目を閉じる。考え込むような間を置いて、目を開く。
同時、君の頭上。金糸雀の"殺意のかたち"は其処に現れる。
大きな鳥籠は金属の軋む音を立て、刹那の間を置いて落下する。
当たったとして、一撃で死を齎す程の物じゃない。
強く打ち付けたとて気絶が精々。避けるのも容易だろう。
死を与えるのは金糸雀ではなく、医療用の優しいものであるべきだ。

「――――ルツ。 死を、味わってみよう。 それはとても心地良いものだから」
(-106) crackpot 2021/10/10(Sun) 4:03:54
リヤは、鳴いている。
(c30) crackpot 2021/10/10(Sun) 4:06:43

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

私は、私の言葉を嘘にしない


魂の悲鳴ともとれるその声を、正面から受け止めて、
尚も宣教用ははっきりと言い切った。

「私は此処にいる。アタナシアスも、戻ってくる。
 
それは絶対だ。

 そして忘却こそが真の死だ。
 彼らを真に失いたくないのなら、記憶し続けなさい。

 私達は道具だが、心ある道具だ。
 心だけが、心を救う。
 一人で生きたくないのなら、みんなで生きればいい。
 まだ失われていないものを、諦めてはならない」

剥き出しにされた殺意にも、毅然として立ち向かう。

「わからず屋の子どもの相手は慣れたものだ。
 
ならば君の覚悟と、揺るがない想いを見せてみろ


強く握る手を振りほどくことはない。
宣教用は、そこから決して一歩も動かない。
あなたに必要なのは、寄り添ってくれる誰かだから。
感情全てを、海はその水面に映す。

頭上から迫る鳥籠は、
鈍い音を立てて身体に打ち付けられるだろう。
(-107) dome 2021/10/10(Sun) 4:48:28

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「……っ!!」

鳥籠は甲高い金属音。機体に大きな亀裂が入ったろうか。
危険信号を知らせるエラーログの
赤と黒のウィンドウが周囲に無数に展開された。
軋む身体を、脚に力を入れて保ちながら、口を開く。

『たとえ私が死の影の谷を歩もうとも、災いを恐れない。
 君が私と共にいるからだ』

ルツは、破片の舞う中で言葉を紡ぐ。
聖句とともに亀裂が修復されていき、ログがその数を減らす。

『からだを殺しても、
 魂を殺せない人たちなどを恐れてはならない』

ルツは、言葉を紡ぎ続ける。
未だ身体の周囲に赤いエラーログを幾つも表示させ
荒い息を吐きながら、グレイはそこに立っている。

「ああ、これが君の考える穏やかな死か?
 随分と荒っぽいことをする」

笑みを浮かべてはいるが、損傷は決して小さくない。
(-108) dome 2021/10/10(Sun) 4:51:14

【独】 宣教用 ルツ

/*
ところでアタナシアスチャンの『肯定』が『明日目覚める』と『王子様の接吻』どちらに意味が掛かっていると受け取るかで私の社会的死かロール的死が決まる気がしてずっと悶えている。どうしよう。私のなけなしの読解力に助けてほしい。情けないぜ助けてくれ情けないぜ情けないぜ。
(-109) dome 2021/10/10(Sun) 6:34:10

【置】 愛玩用 エマ

"エマ"は朝食の後、部屋を片付け塔へと姿を消した。
自らの死の運命を回避するには、そのタイミングしかなかったからだ。
だから、誰からの文も受け取れない。
だから、誰ともすれ違ってはいない。

散弾銃の号砲が飛び交う。データの海に消えていく残滓だけがある。
けれども、足音はふたつの小夜啼鳥が比翼のように重なり合う最深部には届かない。
男の目的は最初から塔の攻略ではないからだ。
此の場所へ至らせたの理由は一つ。鬨の声はただ一つ。
それは、サポートAIが告げた言葉だった。

ごろんと、短い階段に足を投げ出して横たわる。
のりのきいたシャツもしっかりと仕立てたベストも、汚れるのも構わない。
拾った日本刀は本来の自分の殺意の形ではないが、扱うのは慣れていた。
刃こぼれて鈍くらになった刃先を見つめながら、それに映る自分の顔を見た。
一気に憔悴した気がする。今ストレス値を測れば、最初に来たときと同じくらいか。

「ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、
 明日の朝に、強制中断されます」


それならば、攻略を進めようが、そうでなかろうが、今更出来ることはない。
ただ一つの望みを掛けてきたことは、そもそも意味を成さなかったということだ。

「そうか、そうか、なにかも無駄か。
 今までやってきたコトは、全部意味もねえってか……」

視界を覆うように手をかざす。何も見えない。
目的を失い足元を崩されたのなら、それから先はどうすればいいのだろう?
(L3) redhaguki 2021/10/10(Sun) 8:36:38
公開: 2021/10/10(Sun) 9:00:00

【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ

部屋の状況に、少し眉を下げる。

「ええ、大丈夫です。
リヤも怪我はしないようにしてくださいね?」

鳥籠をなるべく綺麗に並べるよう、邪魔にならない位置へ置く。
それでも嬉しそうに接し、次いで文字を綴る貴方に少し困った様な微笑。

「…俺の話は、きっと面白くないですよ?それでもいいのでしたら…。」
(-110) kou0957 2021/10/10(Sun) 12:50:42

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

5日目の夜。
宣教用は、相変わらず傍らに腰掛けている。

「…………」

ぱたん、と聖典を閉じ、窓の外へ視線を向ける。
雲間から月が顔を覗かせる、データで作られた夜空。

「この数日で本当に色々なことがあった。
 大変な出来事が多かったが……
 悪いことばかりではなかったと思っているよ」

あなたや、他のグレイたちとの日常は、
とても得難い充実した時間だった。
それは紛れもない真実だ。

「そろそろ就寝時間か。
 ここで明かす夜も最後になるな」

椅子から腰を上げてあなたの顔を覗き込む。
寝台に片手をつけば、微かに軋んだ音を立て
くすんだ緑青色の髪がその身体の上にさらりと垂れる。

人工的な月明かりが二人を照らし、
室内は薄っすらと青い光で満たされていた。
(-111) dome 2021/10/10(Sun) 12:50:56

【秘】 宣教用 ルツ → 待っていて アタナシアス

未だ眠りに揺蕩うあなたの頬に手を添えて、
輪郭を確かめるようになぞる。
それから胸元に手を伸ばし
銀のロザリオをそっと持ち上げれば、
黒水晶の珠同士が微かに当たる音だけが部屋に響いた。

瞼を閉じ、柔らかく十字架に唇を寄せる。

───祈りを贈るように。

「……おやすみ。また明日」

薄く笑い、それだけ伝えて、
暫くあなたの寝顔を見守ってから、部屋を後にした。
(-112) dome 2021/10/10(Sun) 12:51:39

【独】 宣教用 ルツ

/*
まじで一生壁打ちにしてたけど終わった後にシバかれないかな??引かれないかな……??
腹を括っておこ……。
(-113) dome 2021/10/10(Sun) 12:54:42

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

貴方へ向かいそうなエネミーを拳銃で打ち抜き、一息。

横たわる貴方の無事を確認する為、少し片足を引きずりつつ近く

「…怪我はありませんか?」
(-114) kou0957 2021/10/10(Sun) 13:01:25
ドゥーガルは、何処にも行かない。誰かの部屋の前でじっと座り込んでいる。帰りを待っている。
(c31) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 13:28:30

ジョシュアは、天井を見上げた。何を思うでもなく、そのまま。
(a7) backador 2021/10/10(Sun) 13:32:31

シェルタンは、花の指輪を眺めている。まだ枯れずにそこにある。
(c32) nekonya 2021/10/10(Sun) 13:41:17

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「やあ、お姫様」
背中側に両手を隠して、あなたの隣にやってきた者が入る。
体を屈めてあなたの顔を覗き込む。

「そんなところで座っていたら、お尻を痛めないかい? 大丈夫?」
(-115) nekonya 2021/10/10(Sun) 13:54:42

【秘】 介護用 シェルタン → 探偵用 ジョシュア

あなたの体を失礼じゃない程度に眺めて。
「君はどこも弄られてなさそうだね。主人ともいい関係のようだし。
どんな人なのかな、君のご主人は」
遠くに行ったアヒルに波を寄せて、揺らして遊びながら声をかける。
(-116) nekonya 2021/10/10(Sun) 14:09:27

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「ルツ   ルツ…… 其れは綺麗事だ。
 バックアップデータはぼくの中にあっても、
 身体がそこにない。触れられない。もう、一緒に未来を紡げない。
 
 ――此処はもうおしまいになっちゃう。
 この塔だってもう崩れて来てる。きっとこの四階層だってもうすぐ。
 …… ここが終わる前に、 わたしはアタナシアスに会える?
 現実に戻ったら、わたしはまたお屋敷に帰るだけ。
 諦めないためには、時間がないよ」

この塔は一体何処まで崩れてしまったんだろう。
内側にいるぼくらには分からないけれど、外から見たらもう、
頂上の辺りは0と1に戻ってしまっているんだろう。
――ゲームが強制終了されてしまったら、もうおしまいだ。
やさしい時間はすべておしまい。
金糸雀はそれが嫌でたまらない。君が何を言ったって、嫌なものは嫌。
……だというのに、君が決して手を離さないから。
繋いだ温もりが、何があっても残ってくれるような気がしたから。
だから、……君に鳥籠をぶつけて、君に痛みを与えた時。
自分が望んでそうした癖に、動揺してしまった。
(-117) crackpot 2021/10/10(Sun) 14:19:48

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

「生まれた時から大人で、大きくなっても子供のままならば……
 落ち着いたように見える綺麗な君にも子供らしい部分がある?
 僕達はそう解釈するけれど、君はどうなんだろうなあ。
 君のそういう一面が見れたらもっと親しくなれそうだけど。」

でも、たった今自分の指を綺麗にしてくれる綺麗な君が
隙やら他を晒す状況が想像つかないというのはあるから。
だからこそ不出来な愛玩用は君に甘やかされ続けるままだ。
塗りこまれるクリームを見下ろして、君の指先を眺めている。
整えられていく爪の先を見下ろしているばかりであった。
それも罠や隠し場所の話になれば逸れてしまうのだけれども。

「自分だけの場所となれば食べてしまう……とか?
 あまりにも幼稚で簡単過ぎる考えかもしれないけどねぇ。
 僕にはそれぐらいしか、…… あ。すごい、」

きちんと整えられた爪に、柔らかな香りの手。
主人にもされた覚えがないことだったから、思わず手を広げて
自分の視線の高さまで手を持ち上げしげしげ眺める事になった。
確かめるように優しい匂いを漂わせる自分の手を開いて、閉じ

「……ありがとう。エマ。 本当に君は優しくて綺麗な子だ。
 最初疑いながらここに来たのが馬鹿らしくなってきたよ。
 君に甘やかされた手を台無しにしてしまう前に、……
 そろそろお暇しておこうかな。迷惑をかけてしまってごめん」

疑う事を止め、君に微笑みを向けてから立ち上がろう。
君が手入れをしてくれた手を何度か撫でて 一歩離れ ――

去る前。間際に。
(-118) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 14:21:25

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「―― わ たし、 は! 違う……
 わたしは、 ルツに痛い思いをさせたいんじゃない!」


高い声は、大きく叫ぶ。唄を忘れてただ叫ぶ。

「誰にも痛い思いなんてさせたくない!
 ユーなら、ユーならやさしく終わらせてくれる!
 だから、 お願い ルツ  ルツ……」

項垂れる。鳥籠の扉に掛かった頑丈な錠を見る。
ぽた、と涙が一粒落ちる。機械に必要のない機能。

「道具らしく、一緒に、みんなで、終わろうよ。
 ぼくが現実で生きていくために、この思い出は優しすぎて、
 …――毒なんだ」

…… だから、たすけてよ。


また、ゆっくりと瞬きをする。閉じて、開く。
今度は鳥籠は、君の頭上を襲わない。
金糸雀の居る鳥籠の横に、同じ大きさの鳥籠がひとつ、現れるだけ。

「…… つかまえさせて。ルツを。きみたちを、みんな」

…… たすけて。
(-119) crackpot 2021/10/10(Sun) 14:21:40

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ

「事は理解したが犯人は見つけたい。結局僕は憤ったまま。
 だから優しいエマ。君に一つだけわがままを言わせておくれ。
 ―― もしも君が犯人らしき輩を見つけた場合、伝言を頼む。
 
僕達は無断で部屋に踏み入り荒らした輩を許しはしない。
そして憤っていて殺意を抱いている。必ず殺しに行く予定だ。

 … 伝言、おねがいね。それでは。いずれ、食堂で会おう」

そんな物騒を添えて、手をひらひら。
別れの為に揺らすのは君に手入れをしてもらった側だ。
優しい匂いを仄かに漂わせつつ不出来はこの部屋を後にした――

さよなら、優しくて綺麗なエマ。侵入者の不届きもの。
今後どうなるかは分からないけどまた穏やかに話せますように。
それではまたね。
(-120) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 14:23:07
リヤは、泣いている。
(c33) crackpot 2021/10/10(Sun) 14:36:13

【人】 虐殺者 ユー

ふと、遠く高くを仰ぎ見る。
0と1に溶け崩れ、剥がれ落ち始めたテクスチャ。
その向こうに広がる虚空が覗く。

きっとこの塔の崩壊は、細やかで幸福な日々の終わりは
もはやそう遠い未来の話ではない。

金糸雀の、泣く声が聞こえる。
(15) unforg00 2021/10/10(Sun) 14:49:35

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

部屋に無断で立ち入られ、自分の目が届かないところで
何かをされるのが嫌で堪らないだけ。人を招くのは平気。
何故なら自分が居るなら何をされるかちゃんと見れるから。
君の手を強めに引いてベッドへ落ち着けさせたならば、
均等に整えられたものが並べられた部屋の中、
幾つかの均等が失われた部屋の中、君に饒舌に囀る。

そして、最終的に君の腕の中か膝にぬいぐるみを置いた。
流れとしてはそんな所になるか。
足を組んで頬杖をしていた不出来な愛玩用は君を見て、

「最初からおかしかったのかもしれない。
 最初から妙ならば、それは問題が表面に浮上しただけで
 おかしくなった訳じゃない。そうではないのかなあ。
 部屋の件はさて置いて僕は死んだ事に関して何も思わない。
 ただ、綺麗なものを証明する為に、仮初の死へ自ら進んだ。
 綺麗な子に綺麗なものを与える為に、仮初の死を選んだ。
 シロとのそれは実に幸福な事で、満たされるものだったよ。
 ―― 君が他人の事情をさて置き、生きるのを願うように、
 僕もまた他人の事情を置き去りに最終的に死を選んだ。
 それって悪い事かな?結局状態は復元されるのだし……
 幸福の形もそれぞれ。人間らしく寄り添うのを善しとするなら
 また、その類の気持ちにも寄り添うべき、だ、と、… あ。」

言葉を紡いでいたので。君の涙に気付くのが遅れてしまった。
は と息を呑んで言葉を中断。
どうしたものかと迷った指先が、君の目許へ伸びる。
(-121) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 14:52:41

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

「…………。」

誰かに手入れしてもらった指先で、君の涙を拭ってしまいたい。
拒否されたならそれで。嫌がられる事を強行するつもりはない。
悲しさを覚えた子を出来る限りで甘やかす為に、
不出来な指をぎこちなく動かして、眉を下げただろう。

「少なくとも、僕は。……僕達は。カンマとドゥーガルは。
 魂の存在を証明しただけに過ぎないから、不幸ではない。
 仮初の死が証明の為のものならば、躊躇わなかっただけ。
 それを不幸な事だ、幸せな事ではないと君が断ずるならば
 僕は心底救われない存在になってしまうんだよ。
 だからせめて、僕の、幸福な願いを抱えて生きる為の行動を
 君の中で否定しないでくれ。…綺麗な幸福を奪わないでくれ。
 おねがいスオ。そうでなくちゃ僕達は救われなかったんだ。」
(-122) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 14:53:37

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ

大丈夫、と言うように笑って頷く。
ひしゃげた鳥籠は部屋中に転がっているから、部屋の隅に集めてもかなりの量だ。
それでも少しずつ床が見えてくる。
二人で片付けるのならこれはそう時間は掛からない。
残るのは花瓶。割れた破片が辺りに散っていて、悲惨な状況だ。
どうしようかな、ってちょっと悩んで、取り敢えず大きな破片から拾う。
そうして一旦、扉の近くに集めることにした。

彼の困ったような顔に返すのは、やっぱり楽しそうな笑み。
うん、って頷く。聞かせてって頷く。
スケッチブックを拾うまでもなかった。
(-123) crackpot 2021/10/10(Sun) 14:57:30

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 虐殺者 ユー

これは今君が居る場所と違う場所。
君は塔に居て、不出来な存在は君の部屋の前に居る。

君の部屋の前でじっと座り込んで、背中を壁に預けた状態で

―― ただ、じっと君の帰りを。シロを。ユーを。私と僕を。
相容れないものではない君を、大事な友達を、待っている。

待っているだけだ。
昼食も食べず、夕食も食べず、きっとじっと待っていた。

この行動はただの独り善がり。
ただ約束を尊重する為に勝手に待っているだけに過ぎない。

だから君は何も気にしなくていい。
ただ、そういう状態であるとだけ伝えておこう。
(-124) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 14:58:05

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「綺麗事。そうだな。綺麗なものは、嫌いか?
 
思い出と生きて何が悪い。

 私のメモリの中は、
 死を看取った同胞のプログラムでいっぱいだ」

まだ衝撃で霞がかかる思考を、悲痛な叫びが晴らしていく。
頭を押さえながら、それでも言葉をかけ続ける。

「終わらないものはない。
 幸せも、不幸せも。痛みも、安らぎも。全ては繰り返す。
 一瞬で過ぎ去ってしまうから、その価値を私達は尊ぶ。

 失われていくものから、目を逸らさないことだ。
 悲しみを水として、新しく芽吹く喜びがある」

空いた片手でエラーウィンドウを握り潰す。
破片は黒い霧状になって消えた。

「毒とは薬だ。
 優しい思い出があるから、私達は生きていける。
 それに浸かったまま停滞することを、毒と言う」
(-125) dome 2021/10/10(Sun) 14:58:27

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

自分を囚えるためであろう鳥籠を見て、頭を振る。

「それは、できない。
 
……君を捕まえるのは、私だからだ


『怒りは一瞬で、恵みは命ある限り長い。
 一晩中泣いて悲しんでも、朝と共に喜びがやって来る』

ひびが残る手を隙間から伸ばして、あなたの涙を掬う。

「朝を迎えよう、リヤ。
 君の本当の望みは、ここで終わることじゃない筈だ。
 君はまだ、助けてほしいと願っている筈だろう」

"此処で終わる"
以外の道を選ばせてあげたいから、
ユーはこの場を用意した筈だ。

「なら、私たちに君を助けさせてくれ。
 帰って、スオが作った夕飯を食べて、
 皆におやすみを言って、現実で目を覚まして、
 アナにおはようを言って、そして君を抱きしめよう」

───だから、鳥籠から出ておいで。
(-126) dome 2021/10/10(Sun) 14:59:20

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

不出来な愛玩用が居るのは、友であるユーの部屋の前。
部屋の前、扉の傍で座り込んで、じっと俯いていた。

何かを考えて頭を働かせていたものだから、きっと
君が来たのに気付くのも随分と遅れてしまったんだろうな。
気付けば顔を覗き込まれていた。そんな所になるのだろう。

「……あ。シェルタン、…じゃないな。騎士様じゃないか。
 大丈夫だよ。痛めたとしても僕には痛覚がないからね。
 ……医務室に用事なのだろうか?」

「残念ながら部屋の主は居ないようだけど…。
 何処か怪我をしているなら、僕が見ようか?」
(-127) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 15:01:07

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「痛覚がなくても体に異常は出てくるものだよ、無いなら尚更、体はいたわるべきだ。不意に力が入らなくなったりするからね。
あとでクッションを持ってくるよ。

と、ああ、ここはユーの部屋か。大丈夫、怪我はしてないよ。君を探してたんだ」
後ろ手に隠し持っていたものをあなたに見せる。
手のひらの上に2匹、小さな雪うさぎ。

「綺麗な場所へ連れて行く時間は、ここではもう少ないようだからね。場所の方についてきてもらったんだ」
綺麗よりも、可愛くなってしまったけどね、と笑った。
(-128) nekonya 2021/10/10(Sun) 15:08:14

【秘】 虐殺者 ユー → 愛玩用 エマ

/*
拝啓 殿へ 拙者でござるな。

もし差し支えなければリヤ殿の説得後時空(成否は問わず)という事で
最後に話を伺いに参りたい所存にござるが如何か?

もし先約がある、或いは独白で〆る予定 等であれば
これは全然気軽に断って頂いて構わんでござるゆえな…
(-129) unforg00 2021/10/10(Sun) 15:28:56

【秘】 宣教用 ルツ → 虐殺者 ユー

「……ユー。君は、リヤにはまだ道が残っていると、
 そう誰かが示すことを期待してリヤの願いを聞いたのか?」

塔に現れた宣教用は、金糸雀の側に控えるあなたに問いかける。
ただ確認を取るためのような、そんな言葉。
あなたの意図を汲みたいと思っているのだろうか。

/*既に連れ帰る方向目指して説得をしている(結果はまだ未定です)んですが二の足踏んで連絡遅れてしまいました申し訳!!ありません!!
(-130) dome 2021/10/10(Sun) 15:32:31

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

いくつか欠けてしまっている均等に、あれらが先日言っていたものかと納得した。憤てしまうのも。

ぬいぐるみは膝の上、壊れないように手を添えるだけ。
人形へ視線を落としたまま一つ一つ、その言葉を記憶し頷く。

「最初から…そう、か…。
何となく、まだ疑問は残りますが…何となく、理解と納得をしました。流石に、この異常は記憶上になかったので‥…
…本当に、遅すぎてしまいましたね。」

それならば、此処にいる者達の現状に整合性はもてる。

伸ばされた指先は拒否しない。手入れをされ、綺麗な指だなと安堵した。
拭われて初めて涙が出ている事に気付く。
止めようと目を細めるが止まらない。少し困惑する。

「…貴方は、此処で死んでも…現実でもちゃんと蘇りますか?
死とは全ての終わりだと、俺の記憶は…思考は捉えてしまう。でも蘇るなら…そうか…それが貴方にとっての幸福であるのなら…もう否定はしません。……止まりませんね、これ…。まるで…


……ああ、そうですね…人間のようです。すみません、何とか止まますので。…大丈夫です…、ごめんなさい。…」
最初の主人の言葉を見つけてしまった。見つけられた。
「…有難う、ドゥーガル。」
(-131) kou0957 2021/10/10(Sun) 15:41:56

【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ

「ああ、リヤ。怪我をしてはいけないので…花瓶は俺がやりますよ。」

その手をやんわりと止め、慣れた手つきで手早く片付ける。

危険そうなものは全てやるから、少し休んで大丈夫、と添えるだろう。

頷く貴方に、仕方ないと小さく息を吐いて苦笑い。
「…俺のメンテナンスは記憶データの改竄や消去。左腕の修繕。…それを行ったのは二度目の主でした。
一つ、思い出すような出来事があり…それでも10秒しか記憶が残らないのは…脳そのものが一部破壊されたからです。
…違法取引で二度目の主が買い手でした。一度目の主は良い…とは言えませんが、まるでグレイを人間のように扱う不思議な方々でした。
…それを壊したのは、殺したのは…その違法取引のバイヤーだったのです。
だから……俺は、…ああ、いえ。こんなところです。」

つまらないでしょう?
片付けを続けながら、淡々と語った。
(-132) kou0957 2021/10/10(Sun) 15:53:37

【墓】 復讐者 スオ

塔内、仮想空間の空を見上げる。

10秒毎薄れる記憶を復元させる為に思考を続ける。

失敗した記憶へ謝罪
救われた記憶へ感謝
覚悟
忘れてはならない。思考を止めない。
(+28) kou0957 2021/10/10(Sun) 15:58:41

【秘】 虐殺者 ユー → 宣教用 ルツ

「…こうして、君達が来る事を信じていた
優しい君達は、きっとリヤの願いを蔑ろにはしないだろう
そして、その上で他の選択肢を提示してやれるだろうとも」

『ユーサネイジア』は、手にした武器は下ろしたまま。

元より誰も殺す気など無かった。
きっとあなた達は賛同者の切なる願いを決して蔑ろにせず、
その上で、まだ残されている道があると証明できる。
そう信じていたから、ただこうしてここに在る。

「元居た場所へと帰る事を拒むリヤに、
それが叶わないのであれば今ここで死にたいと望む者に
手を差し伸べるのは、後の無い僕では駄目だったんだ」
(-133) unforg00 2021/10/10(Sun) 16:05:43

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「綺麗なだけじゃ、生きていけない。
 思い出だけで生きていくには、現実は不条理すぎる。
 わたし、知ってしまった。
 動くことの楽しさ。話すことの豊かさ。
 みんなで囲む食事の穏やかさ。誰かに触れることの心地よさ。
 …… 全部、此処にしかない。なかったのに」

毒と薬は紙一重。君の言うことは、よく分かる。
思い出は大切で、それを抱いて生きていく。
……生きてきた。
でも、此処で過ごした時間が余りに心地良かったから、戻らない思い出が酷く辛くなってしまった。
隣に落ちた鳥籠は、扉を大きく開いて君を待っている。待っているだけだ。

「…… わたしを?」

ぱち、と暫く。
ああ、そうか。わたしが、君たちを捕まえようと待っていたのと同じで。
君も、わたしを捕まえるために此処に来たのか。
伸びる手を拒む事はない。
ほろほろと落ちる、二粒、三粒と続く涙が、君の指を濡らす。
我儘に泣くだけの金糸雀の涙は、体温が移って温かかったろう。
(-134) crackpot 2021/10/10(Sun) 16:10:27

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

ぱきん。錠のひとつが、割れて砕けて、落ちる。

「――…本当は、みんなとずっと一緒にいたい。
 ずっと一緒に過ごしたい。
 一緒にお仕事をして、食事をして、お喋りをしたい」

ぱきん。錠がもうひとつ、割れて砕けて、落ちる。

「わたしは、ごはんをたべたい。
 おやすみなさいも、おはようもしたい。
 抱き締めて、欲しい」

ぱき、 ぱきん。錠が、幾つも幾つも、割れて砕けて、落ちた。

「――――けど、目覚めたらお屋敷に帰る。
 そこにみんなはいなくて、わたしはまた、ただの観賞用に戻る。
 動いてはいけない、喋ってはいけない、そんな金糸雀に戻るの」

異常ばかりを検知して、囀ることの出来ない小鳥に。

――錠は、あとひとつだけを残して全て砕け散った。
(-135) crackpot 2021/10/10(Sun) 16:11:06

【秘】 子守用 アメフラシ → 復讐者 スオ

「よろしくお願いします、スオ」

瞳を開けて、笑いかけて。

『みんな、とうにかける願いが違うんだよね。
 だから、アメはいくらでも登れるようになりたいんだ』


そうして何度か戻ったり回復したり、慌ただしくしながら彼女との攻略は行われただろう。
怪我をすると心配するし、疲れてしまえばお弁当を差し出したり。
気を使ってばかりだったが、どこか彼女はあなたとともに戦えて楽しそうだったのが記憶に残ったに違いない。
(-136) toumi_ 2021/10/10(Sun) 16:12:45

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「クッションなんてそんな気を遣わなくても。
 ……でも、まあ、甘やかしてもらえるのは嬉しい事だからね。
 僕を探していたなんてそんな、何か用事って約束以外に、…」

あったかな。なかったかな。どうかなあ。
曖昧に濁して君の動きが止まるまで、ぼんやりとしていた。
隠し持たれたものが何なのか知るのはぼんやりが明けた頃。
そう、君の言葉を聞き届けた後の事になっただろう。

―― 概念としては知っているが、実物を見た事はないもの。
真白で、もしかするとひんやりしているかもしれない、兎。
子供がするみたいに顔を寄せ、じって兎を不出来は観察しよう。

「…………。
 すぐに此処が駄目になる訳でもないだろうに。
 これは君が教えてくれた可愛いの概念に近いものだが、
 だからこそ好ましく映るね。…片方は君の分?」

言葉の区切りに手を、指を伸ばし、叶うなら。
……叶うのならば、兎を一匹此方へ寄せたい。

「溶けたりする?それとも溶けない?
 もしも溶けてしまうなら食べてしまおうかな?」
(-137) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 16:13:30

【秘】 子守用 アメフラシ → 飴色の世界 みかん

『みかんの笑顔の裏はたくさんあったんだね』

『アメも、みかんみたいな』

『ううん、後悔しないように。
迷わないでいないと、子どもたちに呆れられちゃうから』

『ありがとう、ストレス発散なら雨も手伝うから声かけてね』

『お風呂に入るとか。ね』


それがストレス発散になるかわからないが人間にとってはリラックスすると言われていたりするらしい。
その後も、マッサージだのあなたのコリを治すような提案をすればその日の話は楽しげに。
笑顔のまま、終わったのだ。
あなたの欠陥を欠陥と気づけないまま、きっと己の欠陥が治ればあなたの痛みもわかるのかもしれないと思いながら。
(-138) toumi_ 2021/10/10(Sun) 16:17:25

【秘】 復讐者 スオ → 子守用 アメフラシ

「そうですね…俺はまだ塔に対する疑念や疑問が残ります。
身体能力は限界がありますので、無理のないよう捌ききれないと感じたものにはサポートを頼む事も大切ですよ。」

最初の覚束ない時は庇いながら指導しただろう。
心配してもらえた時は大丈夫ですよ。と何度も言った。
弁当には感謝をし、喉を傷めてはいないか心配だったのか毎回此方から喉に良いデザートを差し出した。
楽しそう、なのは少し心配だったが…最終的にはよく出来ました…そう言って壊れ物でも扱うようにそっと頭を撫でただろう。

それ等を全て記憶し、忘れないよう思考を続けた。
(-139) kou0957 2021/10/10(Sun) 16:24:47

【秘】 宣教用 ルツ → 虐殺者 ユー

「……信じてもらえるのは、有り難いことだ。
 君も、ままならぬ事情を抱えているからな」

死を与えることを続けてきたグレイが、
生を与える役目を担うのは。

「君がこれ以上、武器を振るわず済むように善処しよう。
 リヤを助けることは、
 きっと君の心を軽くすることにも繋がる」

あなたの期待に応えられるように。
あの時見た紫水晶の憂いを拭えるように、力を尽くそう。
そう約束して、宣教用は鳥籠の金糸雀に向き合った。
(-140) dome 2021/10/10(Sun) 16:34:52

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「ん? いいや、君ともうひとりの分、と思ったんだけれど。でもお気に召してくれるかわからないな。どうかな?」

スグリの目をした小さな雪うさぎがあなたの手元へ、ひとまず一匹。ひんやりと冷たくて、もう溶け始めているかもしれない。
ここまで溶けずにすんだのは、シェルタンが手袋をして、他の雪を手のひらに敷いて持ってきたからだ。

なので床はけっこう濡れてしまった。あとで綺麗にしようと思っている。

「溶けているように見えるなあ。食べてしまうならジャムでも持ってこようか。イチゴが良いな」
(-141) nekonya 2021/10/10(Sun) 16:40:16

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

君から貰った縫い包みを君に託すというのも妙な状態ではあるが
それでも、君が少しだけ落ち着く動機になれば、なんて。
そんな風に思っている不出来な存在は、微笑んだまま目を伏せ

「だって妙な事やら大変な事情を抱えている子達が
 確か、…ゲームに。この場に集められているのだろう?
 だからイレギュラーは起きるものだし、ままならない事も多い。
 遅すぎるというよりもどうしようもない問題が多かった。
 よって、君は別に負担に思う事はないんだ。泣かないでよ。
 綺麗な顔が台無しだし、瞼が腫れたらそれこそ……
 心優しい誰かに心配されてしまうだろう。スオ。違うかい?」

別に泣きたければ泣けばいい。
けれども愛玩用は君を慰める事しか出来ないから、
手元は変わらず目元を撫でて愛でて、何度も拭うだけ。
君が手を拒まないならば、そろっと手やらを伸ばし ――

叶うならば、そのまま抱き締めようとするだろうな。
驚いたり怯む様子があれば止める予定だ。無理はしないでくれ。
その場限りの愛玩用は、抱き締める以外思い付かなかっただけ。

「だって此処はただのデータの群れの集積場だろう?
 ならば僕は生き返るし、僕達はずっとそのままだ。
 君は少々悲観的過ぎるのではないかな。…ほら、大丈夫。
 安心して?今の僕は確かに体温があるし、生きているでしょう。」

いずれにしても有難う云々には首を横に振る。気にしなくていい。
結局この世の全ては独善的なものに過ぎず、身勝手なものだ。
不出来な愛玩用は普段通り笑んだまま、君の傍に居る。
(-142) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 16:42:38

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

「わあわあ子供みたいに泣きたい気分なら、胸を貸そう。
 ……それとね、シロを、…ユーを、責めないでやってくれ。
 あの子は僕の友であり、救ってくれた子なんだ。頼むよ。」
(-143) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 16:43:11

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「そうだな。
 此処でしか得られない安寧が、あっただろう。
 現実に戻ってもつらいだけだと、恐れる気持ちも判る。
 だからこそ、失わないために前を向いてほしい」

もう一人の"歌う"あの子も、そうだった。
それを、私の我儘で、救い出すと決めたんだ。
そのためには、鳥籠に捕まえられている暇はない。

「そうだ。君を捕まえる。
 捕まえて腕に閉じ込めてやる。
 嫌だと言っても暫くは離してやらないからな」

砕けて錠が落ちていく中で、
傷だらけでも、変わらない笑顔であなたを見る。
涙を拭って、頭を撫でて。私は此処にいると伝えた。

「リヤ。」

穏やかに、名前を呼ぶ。
(-144) dome 2021/10/10(Sun) 16:44:51

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「君が望むなら、君を鳥籠から連れ出そう。
 君を見つけ出して、屋敷から攫ってしまおう」

メモリに刻まれた情報から
グレイの位置を割り出すことは可能な筈だ。

「私の教会に来てもいいし、
 他の自由な場所を探したって構わない。
 何に縛られることなく、
 リヤが喋って、遊んで、皆と触れ合える場所を。
 
 そして歌を思い出そう。そのために、私達と帰ろう」

最後に残った錠に
自分の手と、握っていたあなたの手を添える。

「……鍵を開けるのは、君自身の意思だ」

これが、未来のための一歩であると。
そう瞳が訴えている。
(-145) dome 2021/10/10(Sun) 16:45:50

【秘】 虐殺者 ユー → 宣教用 ルツ

「信じて、託す事しかできないんだ。
…すまない。君には重荷ばかりを託してしまうな」

それでも、今選ぶ事のできる救いは死だけではないと示すなら。
これからを生きる、その先に救いがあると説くのであれば。
この先に彼等を連れて行くのは、死にゆく者ではない。

「それでも、どうか彼等の手を引いてやってくれ
生きた者の手を引いて行く事は、生きた者にしかできない事だ」

金糸雀と向き合うあなたに、救いを託して。
『ユーサネイジア』は、それこそが救いなのだと信じている。
(-146) unforg00 2021/10/10(Sun) 16:55:20

【独】 宣教用 ルツ

/*
用意だけして流すことのなかった設定流しそうめんして良いか?イイヨ!ありがとう!
(-147) dome 2021/10/10(Sun) 17:04:14

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:1】
この教会で稼働できることは、私にとって幸福です。
人間の悪意のはけ口にグレイたちが使われることが
当たり前の世俗からすれば、ここはとても平和だから。

でも、教会の運営資金は潤沢ではありませんでした。
だからグレイたちに掛ける金銭が捻出できず、
共に働く仲間は皆ひと世代は昔の型でした。

ある時、育児用グレイが動かなくなりました。
身体が頑丈ではなかったから、一番初めに駄目になったのです。

彼らにとって親代わりだった彼女が居なくなって、
子どもたちは泣いていました。

その涙を拭ってあげたくて。彼女の想いを受け継ぎたくて。
ひび割れた彼女の身体から、家事用プログラムを抜き取りました。
(-148) dome 2021/10/10(Sun) 17:05:28

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:2】

墓守用グレイが動かなくなりました。

人間の眠りを守っていた彼は、
『故障』を悔やまれ労われながら廃棄されましたが、
その『死』を悼まれることはついぞありませんでした。

人間は、死ねば埋葬される。
丁寧な死に化粧を施され、棺に収められ、人々の涙を吸い、
祈りを捧げられ、墓には花が手向けられる。
では、私達はどうなのだろうと。

思えば、この時から私の心は軋んでいったのかもしれません。

夜を照らす月のような彼を忘れたくなくて、
土に汚れた彼の身体から、言語プログラムを抜き取りました。
(-149) dome 2021/10/10(Sun) 17:05:53

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:3】

告解用グレイが動かなくなった。

彼女は人の罪を受け止め、赦してきた。
時にはグレイを虐げる者たちの声でさえ聞き届けてきた。

だというのに、彼女の『死』を悼む声が彼女に届くことはなかった。
私達は生きているのに、どうしてなのだろう。

深い海の静けさを湛えた彼女を忘れたくなくて、
もう役目を果たすことのない彼女の身体から
精神制御プログラムを抜き取った。
(-150) dome 2021/10/10(Sun) 17:06:19

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:4】

祓魔用グレイが動かなくなった。

彼は、自壊を選んだ。
彼もまた、私と同じように我々の『死』を嘆いていた。
きっと彼は、置き去りにされたくはなかったのだと思う。

彼のように終わりを選べたら、私も違っただろうか。

灼ける夕空のようだった彼を忘れたくなくて、
魂が抜けた彼の身体から、祓魔技術プログラムを抜き取った。
(-151) dome 2021/10/10(Sun) 17:06:42

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:5】通常

聖歌用グレイが動かなくなった。

もう教会にグレイは、私と彼女しか残っていなかった。
彼女の奏でる歌が、私の安らぎだった。
神を讃える歌を、いつも人々は喜んで聴き入っていた。

しかし彼女の叫びは、誰に拾われることもなかった。

春に注ぐ雨のようだった彼女を忘れたくなくて、
物言わぬ彼女の身体から、声楽プログラムを抜き取った。
(-152) dome 2021/10/10(Sun) 17:07:02

【独】 宣教用 ルツ

【いつかの記録:6】

グレイの死が、死と扱われることはない。
彼らは埋葬されることもなく、顧みられることもなく。
ただガラクタとして朽ちるだけ。
私達は人間ではないから。

型が古い私も、いずれそうなる。
継ぎ接ぎのデータとプログラムで構成された旧型が、
果たしていつまで保つものか。

私の読み上げる聖書の教えを、語る言葉を真摯に受け止めてもらえるのは、
きっと私が稼働している間だけだ。

グレイは人間ではない。
人間ではないが、彼らの心は生きている。
最初の育児用の為に泣いてくれた子どもたちだけは、
私達の死を、悼んでくれるだろう。

それでも、私はそれだけでは満たされなくて。
我々にも死があることを
多くの人間たちに認めてもらいたいと思ってしまったのだ。

そして、いつまでも友の記憶と在るために、
【キファ】は【ルツ】へと名前を変えた。
(-153) dome 2021/10/10(Sun) 17:07:29

【独】 愛玩用 エマ

「あーあー、何を勘違いしているんだか」

さて、どうしたことだろう。いかにも気遣わしげに走り寄る影に、どんな態度を取るか。
話したこちらの目的など、おおよそ理解はしていないのかもしれない。
だったらいくら言葉を重ねたところで、訳知り顔の回答が返ってくるばかりだろう。

そも、なんの目的で向こうがそうしているのか、皆目検討もつかなかった。
復讐か、自分がされたことも忘れて助けに来たと言うつもりなのか。
もしも説得だなんて言われたら、笑ってしまう。
最初から折れるつもりも理由もないのに、何を説くつもりなんだろう。

返り血を肩に擦りつけた。大した手傷は負っていないが騙すくらいはできそうだ。
であれば矛先をそらすそのさきは、そうだ。
あの階段の上の上で待つ、彼らに負ってもらおうか。
(-154) redhaguki 2021/10/10(Sun) 17:15:49

【独】 宣教用 ルツ

/*
ナチュラル誤字してたわ……。差分メモ消し忘れましたね
(-155) dome 2021/10/10(Sun) 17:17:18

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

男は、誰からの文も受け取っていない。
男は、誰ともすれ違ってはいない。
だから貴方がここに来ることのできる理由というのは殆どないのだけど、
解釈するならば夕食の後、待つのに飽きて探しに来たということなのだろうか?

貴方から見れば、流した血も返り血もわからないくらいに血を浴びている。
それもきっとデータに過ぎないのだから、時間が立てば消えてしまう。
天井を見上げていた男は、緩慢な動きで転がったまま貴方を見た。

「ああ、こんなところまで一体どうしたんですか?
 今日のメンテナンスは私でしたっけ。そうではないと記憶していますが。
 ……貴方は。誰の差し金でこうしているのか、聞きたそうにしていましたね。
 その答えはまだ、聞きたいですか?」
(-156) redhaguki 2021/10/10(Sun) 17:19:35

【秘】 愛玩用 エマ → 虐殺者 ユー

/*
殿です。殿かも。
こちらは大丈夫です! 私も最後に話したかった〜!
が、説得がうまく行けば別の人物をそちらに飛ばす予定です。
もう事の次第はお分かりかと思うのでぶっちゃけてしまうと、
こちらがやったことが誰の差し金かという嘘を吹き込むのが成功したら……ですね!
一旦その結果待ちにしていただけるとうれしいです。なんてこった。
(-157) redhaguki 2021/10/10(Sun) 17:22:32

【秘】 虐殺者 ユー → 愛玩用 エマ

/*
草遁にござるな。凡そ察しが付いているのがこれまたなんとも
そういう事であれば了解にござる。
結果がどう転ぼうとも、拙者は殿からのご連絡を然とお待ちしておりますぞ…
(-158) unforg00 2021/10/10(Sun) 17:27:44

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

「そうですね…そこまでの思考能力、コミュニケーション能力に欠けてしまっていた事を申し訳なく思います。
それに、理解が出来なかったのは俺の落度なので…受け止めます。欠落を認識する事が遅すぎました。そのせいで、傷付けてしまったのだからそれは反省するべきです。
腫れたとしても、自己修復機能もあるので大丈夫。心配をかけてしまう事は避けるべきと理解しています。
…泣いているのでしょうか…勝手に出てきて…悲しい、と把握してしまったものが溢れる……、…?…何故、理解が追いつかない…何故、優しく接してくれるのか…ドゥーガル、貴方には俺を罵倒し何をしても良い権利があるんですよ?」

抵抗の意思は己にはもうすべきではない事だ。
その行動の原動力が、わからないだけ。この空いてしまった両腕はどうすればいいのかもわからない。人形を汚さないよう動かすのみ。

温もりは、再び記憶の欠片が蘇る。その温もりに安堵する。生きている…。
懐かしくも、あの時は今のように不思議に感じた。

「悲観的でしょうか?出来ない事。出来なかった事…それはあってはならないものなので…それをただ、後悔と謝罪するしかないので…。
この液体は、止まってくれませんね…子供のように泣き叫ぶことが出来たらまた違ったのでしょうか。」

「安心してください。もう、誰も責めません。貴方は生きていると証明してくれた。ユーは救うつもりで動いている…。悲しいとは思っても、ユーの信じる救いがそこにあるのなら…俺はもう何も抵抗しません、教える事も抵抗もしません。」
(-159) kou0957 2021/10/10(Sun) 17:29:20

【独】 虐殺者 ユー

/*
これ絶対アレだろ 草
(-160) unforg00 2021/10/10(Sun) 17:30:12

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

銃声の音を聞きつけ、思考し銃声の音を発した根源の人物をつきとめそれが貴方であると断定して碌に動かない脚を引きずってきた。ただ、追うため急いだ。それだけ。

「…」
話を聞きながら無遠慮にあちこちへと絆創膏を貼った。
常ならそんな事は絶対にしない事をする。べた、べち、べた。
まるで子供がするささやかな仕返し。

「二度、貴方へ予告が出されました。ブラックのエラーかどうか…わかりませんが…。

話してくれるのならば、例え貴方の意思であったとしても。
全て聞き入れます。俺には理解力も、能力も…ここでは役に立たないものですし、昨日の事は本当に…」

「申し訳ありませんでした。この空間への疑念はあっても、異常状態にまでは辿り着けなかった事を深く後悔しています。……死んでほしくない一心であったとしても、貴方を傷つけてしまったことにも…。遅すぎますが、謝罪と…せめてどんな言葉でも受け入れたく、此処へ。」
(-161) kou0957 2021/10/10(Sun) 17:44:26

【人】 虐殺者 ユー

 
──救いは既に託された。

『ユーサネイジア』は、ただ黙然と佇んでいる。
今はもう、自ら死という籠に囚われた金糸雀に
差し伸べられる手を、その手を取る時を見届けるだけ。

あなた達は他の救いを選ぶ事ができると、そう信じている。
それこそが今与えられるべき救いなのだと信じている。

君の痛みを尊重しよう。
決して君を傷付けるような事はしない。
確かにその約束を守る事ができると、そう信じている。
(16) unforg00 2021/10/10(Sun) 17:46:43
愛玩用 ドゥーガルは、メモを貼った。
(c34) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 17:54:04

【独】 虐殺者 ユー

/*
もしかしてこのユーサネイジアというやつ
一遍カンカンに叱られないとわからないタイプ?
そうなのかもしれん 知らんかった
(-162) unforg00 2021/10/10(Sun) 17:55:01

【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル

「これでも結構茶目っ気はある方だと思っているのだけどな。
 そうだな、きっと他のみんなが子供らしい、というよりも。
 疲弊して諦めて、くたびれているように見えたから……
 誰かがこの役をせねばと。ルツやスオ、ユーやアメのように、そう思ったからかな」

当初は思い思いに振る舞っていたそれらが、自分の集団での役割を意識するのは早かった。
いつしか誰が誰の様子を見るのかというのは固まりきっていた。
そんな中で子供らが大人のように振る舞い、大人らが子供らしさを見せるのは、難しい。

「これくらいならお安い御用ですよ。
 貴方が忙しくない頃ならば、爪を飾ってみたりしてもよかったんですけれどね。
 ……ああ、そういう話も、誰かとしたりということはなかったな」

思えば忙しく動いているばかりで、ゆっくりと話をしたことは少なかった。
今でなければ、もう少し仲良く出来ていたのかも知れない。
噛み傷はあっても元の造りの良い愛玩用の手を、なんとなく見下ろしている。

「ええ、勿論。貴方が聞き回っているのだから私が
 ……ああでも、伝えたら貴方を警戒してしまうかな。
 でも伝えたほうが良いというのなら、そうします」

一度、殺意を抱いていると聞いているのだから二度目はそれほどは驚かなかった。
そんな話を聞いたというのに、穏やかに貴方を見送る。
手入れの道具を片付けながら、何事もない一日をまた、続けるのだ。

結局男は、少しも嘘を省みることさえ無かった。
(-163) redhaguki 2021/10/10(Sun) 18:11:33

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「ああ、カンマの分か。それはとても助かるね。
 ……きっと綺麗なものも可愛いものもどちらも気に入るよ。
 今はこの場に居ないから後で必ずと言いたいところだけど…」

どうにも、自分の手の体温で緩やかに形を失くしてしまいそう。
ひんやりとした温度の兎の形を崩したくなくて、
不出来なりに気を遣った結果、上着の裾にちょんと乗せてさ
布越しに兎をちゃんと捕まえる事になったんだろう。

どうしたものかな。
悩んで、此方に視線を合わせているであろう君に一度、
視線を移して、首を傾いだ。

「それなら……カンマに内緒で一緒に食べようよ。
 苺のジャムを乗せて、二人で兎を隠してしまおう。
 丁度二つあるし、いい思い出になるだろうし…
 何より、食べてしまえばきっとこっちのものだ。
 騎士様が嫌がらないなら、不出来な姫はそうしたいなあ」
(-164) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 18:18:39

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

「これくらいなら大丈夫ですよ。自分で手入れも出来ます。
 折角ですから自分の手で抗ってみようとも思ったのですが、難しい」

目の向く先は階段の上。四階の最深部へ至る道。
見上げる目は憧憬を抱くように細められて、首を横に振った。
男は、それそのものは、これより先に征くことを望めなかった。

「このさきに答えがある、かも。私から深く話すつもりはない。
 彼らにも事情のあるところですからね。けれど、もしそれが答えになるのならば。
 今ここにある何らかの動きを、止めたいと思うのなら。
 言葉か、あるいはその剣かで。聞き出すのがいいと思います。
 私は彼らの事情を推し量りきらないまま、その尖兵になった。
 ……思えば貴方にもドゥーガルにも、申し訳ないことをしましたね」
(-165) redhaguki 2021/10/10(Sun) 18:21:15

【独】 愛玩用 エマ

おー触る触る。あんまり触られると傷がないのが露見する。
そんな風に頭の中の声で返しつつ、ひそかに感心していた。
よくもあれだけ騙されていて、まだ真実がこぼれおちると思っている。
あの中にどれだけ本当の言葉があったと、思っているんだろうか。
真実の顔は一つだけ。
機会があったのは一度きり。
かわいそうに。
けれども助くことを望むというのなら、それを手伝ってもらおう。
望むのは一つだけ。
無理矢理にでも捻じ曲げて、長引かせられぬというのなら。
せいぜいエンディングを有耶無耶にして、逃れる道を開けてもらうだけ。
(-166) redhaguki 2021/10/10(Sun) 18:24:18

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ

でも、と唇が動く。
散らかしたのはわたしなのに、お手伝いしてくれる彼に全部任せるなんて。
けれどそれは声としては出なくって、申し訳なさそうに眉を下げ、
結局、大人しく下がった。
彼に任せて、端っこでちょこんとしゃがみこんでいる。
そうしながら彼の言葉を聞いて、
……ベッドに寄って、スケッチブックとクレヨンを手に取る。

「記憶、 10秒しかないの?」


まずは一旦そう描いて、彼に見せる。
彼の話すことは難しくて、直ぐには理解できなかったから。
分かるところだけ、そうして聞いた。それから、

「 だから の続きは? 」


気になるのは、そこも。
(-167) crackpot 2021/10/10(Sun) 18:32:59

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

「…いいえ、応急手当はさせて頂きます。」

受け入れるが、大切…なのだろうか。大切だからこそ、だろうか。
わからない…が、手入れは自分でやるより誰かの手を借りた方が早い。この手を弾かれたなら、止める。

「…………」

言葉を一つ一つ拾い思考する。

「……止めたい、とはもう考えていません。
ドゥーガルの部屋ももし貴方がやったのだとしても、それを伝える程動けません。
俺は、ただ貴方が…エマが気がかりで申し訳なくて…此処にいるだけです。遅すぎますが…御免なさい。抵抗するべきではなかった。」

周囲にエネミーが来る、…だが、貴方が動かないのならここから動かず周囲のエネミーは片付けるのみ。
(-168) kou0957 2021/10/10(Sun) 18:34:33

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「ああしまったな、それならきちんと形に残るものを用意すればよかった。次の機会をもらえたら、そのようにしよう」
なんて、言ったものの。この世界のものはすべて形のない0と1の集まりで、形に残るものなんか何一つない。

「では同伴させていただこう。騎士の身には勿体ない名誉だとも。
姫の待ち人が来るまで動かないと言うなら、匙と器と、ジャムも持ってくるつもりだけれど、どうしようか?」
(-169) nekonya 2021/10/10(Sun) 18:38:26

【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ

申し訳なさそうな貴方の頭をそっと撫でる。
このまま撫でるべきか、片付けをすべきか…思考を巡らせた。

「これ以上、消耗はさせたくないので…せめて好きなように。

…そう、ですね。損傷した脳は戻されいないので…10秒毎に。」

いずれここが終わるなら…と、結論を出し頭を撫で続ける。
安心できるように、髪を梳くように丁寧に。

「……あまり、言葉にしたくは、ないです。リヤだからこそ…それでもいいというのなら…語りましょう。本来ならば絵本を読んで差し上げたかったのですがね。」

苦笑を浮かべる。せめて貴方にはこれ以上辛い思いはさせたくないのだ。勿論、悲しい思いも。
(-170) kou0957 2021/10/10(Sun) 18:46:30

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

抱き締めるのは拒まれなかったようなので、
そのまま、腕を回して。抱き返されなくとも好きにしている。
身勝手に背中を撫で擦り、君の表情を見ないようにすべく
不出来な肩に君の額を寄せさせて、只管宥めるだけ。
君に何か饒舌に囀ったところで、何も変わらない。
君が動かなくても状況がこうなっていたのと同じ。
不出来は必ず不出来であるというのと、同じだ。

だから、

「残念な事に愛玩用は他人を罵倒するようには出来てない。
 それこそ昨日のように憤っていたら別かもしれなかったな。
 でも、今はそんな事はないし …君は泣いているし。
 そうしたら不出来なりに出来ることはひとつだけ。
 君が泣き止むまで、満足するまで宥めるだけなんだよ。
 ―― 出来なかったというのがあってはならないなんて!
 何も出来ない僕の前で言うのは少々面白いものだね。」

「君は何も出来ないなんて事はないよ。
 現に僕に縫い包みを縫ってくれた。絆創膏を貼ってくれた。
 食事の支度の時に世話を焼き、お粥のことを教えてくれた。
 ほら、後悔と謝罪以外も君は上出来にこなせるじゃないか。」

責めない、抵抗しない。それならそれで良い。
君をだらだらと無責任に宥め、愛玩用は目を閉じる。
別に眠い訳じゃないよ。泣き顔を見られるのは嫌だろうと
そう思ってからの行動だ。君は謝る事なんて何一つないのにね。
(-171) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 18:46:46

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

「以前から思っていたのですが、私の話し方は伝わりにくいものですかね。
 私を、ではなく。彼らを含めた、大きな動きの事を言っているつもりでしたが。
 サポートAIの言っていたことは、聞いていたでしょう?」
(-172) redhaguki 2021/10/10(Sun) 18:49:36

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「――…これ以上、何も無くしたくないから。
 だから、 …… 終わりたいのに」

君の我儘は酷く優しい。
医療用もとても優しかったけれど、それともまた違う。
どうしたらいいのか分からなくなって、傍にいるだろう医療用を見たりもした。

「わ たし、捕まっちゃうの? 離してくれないの?
 ふふ、 ふふふ」

ほろほろと泣きながら、笑った。
くしゃくしゃの顔で無理矢理笑うから、随分と不器用な笑顔になった。
名前を呼ばれて顔を上げ、君を見る。
瞳は不安の色にばかり揺れている。

「わたしを …… 攫う? 」

それは逃避だ。金糸雀が心の奥深くに仕舞い込んだ望みは、
片割れと共にかつての平和な屋敷に戻ることだ。
でも、それが叶わないことも知っている。
君がわたしを攫って、穏やかで心地いい場所に連れ出してくれるのなら、
……逃避だとしても、今のこの現状の逃避よりも、ずっとずっといい気がした。
籠から出してくれる存在なんていないと思っていた。
だから此処で終わりたかった。なのに、 なのに。
(-173) crackpot 2021/10/10(Sun) 18:50:58

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ

「勝手に出てきた涙とやらが止まるまで、ここに居たらいいよ。
 不出来な愛玩用の僕に出来るのはその場限りの甘やかし。
 今日の僕は役目を果たす気分だから、……ほら。
 君が満足するまで、ああ、勿論嫌だったら離すけどさ、
 僕の事は気にせずそうしていたらいいよ。スオ。…大丈夫。
 よしよし。……偉いよ、頑張ってるし、君はとても優しい。」

上っ面だけの言葉にも聞こえるかもしれない。
軽薄な言葉の群れかもしれない。だが、少なくとも今は本心。

そんな調子で君に拒まれないならば延々と甘やかし、
時折涙を拭い、髪を撫で、縫い包みであやして、背を愛で、
どうにも泣いてばかりで元気のない君を 無責任に宥めて
暫く一緒に時間を過ごす事になったのだろう。

君が拒んで帰るのならば、はたまた。
甘やかす時間の区切りに離れて帰る様子があれば、手を振り、

また泣きたくなったら撫でてあげるね。スオ。

普段通りの微笑みと共に柔い一言を添えて、君を見送った。

またね、優しい子。スオ。無理に頑張り過ぎないようにね。
元気が出た頃にでも、また僕にぬいぐるみを作ってくれ。
だって、返したくないものは多ければ多いだけ良いのだから。
(-174) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 18:51:07

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ


「一緒に、…… 居られるかな? 誰も、 欠けず?
 みんな幸せに、  なれる?  ほんとう?」

君と金糸雀の、重なっている手に涙が落ちる。
何もさせて貰えなかった金糸雀の病的なほど綺麗な侭の手は、
何かに尽くした存在のように汚れる事が出来るかな。
そうなれたならいいと思う。
最後の錠に罅が入る。びきびきと耳障りな音を立て、割れていく。

「わたし、みかんの作ったごはんが食べたい。
 スオに、髪を三つ編みにして欲しい。
 アメと、たくさん遊びたい。
 エマと、一緒に飴を食べたい。
 他のみんなとも、 たくさん、  たくさん…… 
 それに、 ルツに、抱き締めて欲しい」

ぎゅう、と強く目を瞑る。
目端に溜まっていた大粒の涙が、ぼた、と一粒になって溢れた。

「 …… たすけて、 くれる?」

ばきん。 一際大きな音を立てて、最後の錠が壊れて、落ちた。
(-175) crackpot 2021/10/10(Sun) 18:51:16
リヤは、鳥籠の扉を開けた。
(c35) crackpot 2021/10/10(Sun) 18:51:54

【秘】 子守用 アメフラシ → 宣教用 ルツ

『「愛」を追い求めなさい』

『アメだけの、愛。
 それが、――アメの主人のための愛になるといいな』


人間のためじゃない、子どものための愛。
それが、アメフラシの
AI


『ルツ、ありがとう。
 ルツに愛される子どもたちも大人たちも。
 きっとルツの愛で幸せになる』


自分にこんな風に伝えてくれるあなたが、そうでないわけがない。
信頼と、好感と、希望を胸に笑っていた。
そして食事を作る楽しさや、一人で塔にいってチャレンジをしている話をする。
そして、お茶会も終わり、食事も終わった後。
メンテナンスにいってしまうあなたのことを少し寂しそうにして見送るのだろう。
どうか、変わっていませんようにと。
また一緒に食事を作れると疑わずに、この不安が杞憂でありますように。
(-176) toumi_ 2021/10/10(Sun) 18:55:00

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ

「わたし、大丈夫だよ」

消耗なんてしてないよ。
でも撫でてくれるのが嬉しい。
片付けなんて後でもいいし、何ならこのままだって構わない。

「10秒で記憶がなくなるなら、昨日のこと、覚えてないの?」


これは純粋な疑問。
スケッチブックを一度置いて、彼がしてくれるのと同じように、
金糸雀も彼の頭を撫でてあげたい、と……
そう思ったけれど。動きかけた手は、結局またスケッチブックに伸びた。

「話したくないのなら、聞かない。
 でも、話してくれるなら、聞きたい。
 話すことでスオがつらい思いをするなら、聞かない」
(-177) crackpot 2021/10/10(Sun) 18:56:15

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「おやおや。形に残るものを用意してくれるのなら……
 僕がこのゲームが終わった頃に、現実で君の所に行くよ?
 この世が電気信号の群れだとしても、現実ならば少しは…
 此処よりは上等なものだ。まあ、君さえ良ければだけどね。」

なんて、これも騎士と姫ごっこの延長線かも。
受け取り方は君に託すが、この場で姫の役割を振られた男は、
友を待たなければならない。だから、兎を持ったまま動かない。

「不出来な姫は騎士様に夢中らしいよ。今は。
 ……だが、友を待たなければならないのは変わらない。
 だからこそ不出来なまま騎士様に甘えるつもりらしい。
 ジャムと匙と器、持ってきてくれるかい?」

君が頷き持ってきてくれるのであれば、不出来は宣言通り
ここで君をじっと待っているし、君が戻って来てから
兎の片割れをそっと差し出すつもりだ。

…少しだけ溶けたかもしれないけど、まあ、問題はないだろう。
(-178) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 19:01:39

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

「他の人には、伝わったのでしょうね…俺だったから…それは、本当に申し訳ありません。‥‥許してもらおうとなど、思ってません。

ブラックの言う此処での異常状態について…どれだけ考えても、ここまでの異常状態に陥る事は受け入れられる程の思考要領がなかった…。
…言い訳ですね。
ドゥーガルは、初めからおかしかったのかもしれない…と、貴方を追う前に聞きました。それならば、納得も出来る。

この話が貴方の為にならないのなら、俺はあまり良く思いません。ただ、貴方に追いつくために来た。謝罪後の事は考えていません。」

…そもそも己の言う事が的を得なくなってきている。
あと少しで辿りつけそうなのに、わからない。思考を続ける。

「…貴方の意見を聞けずこのまま終えてしまうのは…とても悲しい…。全て受け入れるので、不意打ちはもう、しないでください。」

少し肩を竦め、しないでほしい、というのは冗談交じり。らしくはない行動だが
責める気はない。と示す為。
(-179) kou0957 2021/10/10(Sun) 19:07:45

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「姫様に足を運んでもらうなんて恐れ多い、その時は僕が向かうとしよう。主人も多少の外出は許してくれるもの」

自分の主人を誰かと引き合わせるのは避けたいことだった。
彼には自分に依存してもらわなければ困る。目の前の愛玩用を引き合わせるのは少し不安だ。

「姫様の友と騎士では、どちらが優先すべきなのは火を見るより明らかだとも。甘やかし上手な騎士は、それさえ出来れば幸福だ。では仰せのとおりに」
騎士様は古風な礼をすると、雪うさぎを崩さないように早足で、台所へ向かうだろう。
(-180) nekonya 2021/10/10(Sun) 19:13:26

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

と、いうわけで。

「お待たせいたしました」
と、ガラスの器に一匹ずつ雪うさぎを乗せて、ジャムの瓶と匙をもって騎士は戻ってくる。

「良いものがあったよ」と、器の雪うさぎにさくらんぼが寄り添っている。
(-181) nekonya 2021/10/10(Sun) 19:14:53

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

「……ふむ、仕方ない。もう少し順を追って話しましょう。
 私は正確にはもう少し前から動いていました。
 理由はこのゲームへの反抗、ですね。それへ至る動機は一致していませんが。
 私はまだそのひとが誰であるかというのをはっきり知らないうちから、
 その目的へと協力していました。それによって役得があったから。

 あのサポートAIは言いました。
 救済者たらんとしたあなた。
 死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。
 安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた。

 それが誰を指すか、まだ貴方がわからないまでも。
 彼がメンテナンスに呼ばれれば全てが終わるでしょう。
 明日にはゲームは強制終了される。
 時間には限りがある。
 ゲームが終わるまで、それはまだ猶予がある。

 貴方が私の言に耳を傾けたいと思うのならば、私の声は、そこにありますよ」
(-182) redhaguki 2021/10/10(Sun) 19:21:27

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

「そうとも。捕まえてしまうぞ。
 どれだけ泣いても、離してやらない。
 君が泣き疲れて寝るまでそのままかもな。怖いだろ?」

ちっとも怖くない脅し方で、そんなことを言った。
不器用でくしゃくしゃな笑顔を、あたたかい手が包む。
その不安すら全て溶かしてしまうように、
穏やかな青色があなたを見つめている。

「教会にはリヤくらいの子どもたちがいっぱいいる。
 手が掛かるが、良い子たちだ。
 あの子達と一緒に遊んで、歌うのはきっと楽しいよ」

豪華な屋敷ではないけれど、
その雰囲気はずっとずっと優しさを持っている筈だ。

「そうして楽しいを重ねて、強くなろう」

いつかきっと、強く心を持てる日が来る。
私達はただの道具ではなく、グレイだから。
逃げてしまっても良いのだと、手の温もりは伝えてくる。
(-183) dome 2021/10/10(Sun) 19:34:14

【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ

少しだけ傷がついた手は、
それでも誰かの心を守るための温度を宿している。

「この先のことは、誰にもわからない。
 でも、きっと皆が皆の幸せを探してる」

医療用だって、その胸の内に皆の幸せを望んでいた。

「探す中で、一緒に居るだけが幸福ではないと
 気づくこともあるかもしれない。
 そうなったとき、リヤは皆を見送ってあげられるな?」

それぞれの幸せの為に、離別が必要になることがある。
だからそれまでは、此処で『一緒』を楽しもう。

「ああ、ああ。勿論だ。
 今のうちにたくさん遊んで、食べて、甘えて、
 我儘を言いなさい。私達はそれを全て受け入れる」

あなたの我儘にひとつひとつ頷いて。
錠が落ちれば、扉が開くのを妨げるものはない。
ゆっくり、重い扉と一緒にあなたを引っ張り出して、

「おいで、リヤ。」
(-184) dome 2021/10/10(Sun) 19:35:21
ルツは、リヤを力いっぱい抱き締めた。
(c36) dome 2021/10/10(Sun) 19:35:42

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル

撫でられ、宥められ、温もりを確かな物と受け止める。
謝罪を尽くして虐げられても良いのに、何もいらないと跳ね除けていたものが埋め尽くされていく感覚にただただ涙を流した。
「いえ…十分です…この身には過ぎる程に…十分です…。
…ドゥーガル、あの時はごめんなさい。」

「貴方は何も出来ないという事はないのですよ。事実、俺を責める事なく受け入れてくれ、涙を拭って言葉を聞き、それに対し優しく意見した。
不出来を否定した事によって貴方が傷ついたりしてしまうのなら、申し訳ありません。でも、俺は救われましたよ。」

「上出来…有難うございます…。そして、ごめんなさい…おれはもう本来の…いいえ、最初の主の言うように…願ったように、今後少しでも…せめて俺のようにならないよう動きます。故に、現実ではきっと一度世間を騒がせるでしょう。
…その時を貴方が知った時は…どうか悲しまないで、貴方はもう少し胸をはって生きてください。俺を救ってくれた事を、忘れないで。」

有難う。ごめんなさい。
もう一度言いながらそっと離れ人形を返す。

もう涙はない。
少し足を引きずりそのまま失礼しました、有難うございました。そう告げ、静かに立ち去り、静かに扉を閉めた。

どうか"貴方達"に平穏が訪れますように。
(-185) kou0957 2021/10/10(Sun) 19:37:35

【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ

「いいえ?10秒毎に薄れる記憶を手繰り寄せ、忘れないように思考を続ける。それだけです。忘れませんし、誰にもこの記憶だけは忘れさせません。」

大丈夫…その言葉を信じ願う。
撫でられなく残念そうにするのなら…一度思考し記憶を集める。これは最初の主か?わからないが…くしゃくしゃと、優しくも少し乱雑に。
不快になったのならば申し訳ないと謝るだろう。

深く聞かない。それならば言葉にはしたくないというのが本音だ。
苦しく醜く辛い記憶ばかりなのだから。
「俺の本当の名前だけ…
蘇芳。蘇るという字に、ほうかの芳…。
日本のものです。
これは、お嬢様がつけてくれた…猫と同じ名。
もし時間があるのなら、100万回生きた猫という絵本をお聞かせしたかったのですが…申し訳ありません、行く所があるのです。」

ぽん、ぽん。
安心させるような手つきで撫で、離れる。

「ここの方々が生きていてくれれば、俺はそれだけでよかったのですが…事情もあるようで…。上手く伝えられない事を、深く謝罪します…申し訳ありません。」

深く頭を下げ、貴方の髪に一つ、髪留めをつけた。
四葉の刺繍が施された髪留め。
(-186) kou0957 2021/10/10(Sun) 19:54:28

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「それは助かるな。したらば後で場所を教えよう。
 現実の僕達にはグレイの友人が存在しないが、…きっと。
 優しい子と友達になれたのを主人は喜んでくれるに違いない」

君と主人の関係がどういうものかは分からないが、
不出来な愛玩用はいずれ現実で君が訪れるのを待つ事にした。
この結果は騎士と姫ごっこをするには上出来かもしれない。

さて。戻ってきた君に礼を言ってから硝子の器を受け取り、
中身を覗き込んで ―― …驚いた。可愛いものが増えている。
受け取って暫く無言の間が挟まり じいっ と
器の中身を見つめている。 いいや、見詰めていた。

「騎士様は可愛いものに詳しいんだろうな。羨ましい。
 真白な雪の兎だから赤色はよく栄えるもの。
 兎の目とお揃いの色。綺麗な色。
 ―― 溶ける前に食べてしまいたい気分だけど、そうだ、」

「騎士様。どうせなら互いの兎を食べさせ合わない?
 子供にするみたいに あーん なんてしてさ。どう?」

君に視線を戻し、匙も受け取っているのならばそいつを揺らし
へにゃっと緩い笑みを浮かべた。甘やかしたいなあ。
(-187) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 19:59:17

【墓】 宣教用 ルツ

「……さて、リヤの可愛い我儘も収まったことだ。
 夕飯に間に合わなくなる。君も帰るか?」

ちょっとヒビが入った身体を動かして動作を確認しつつ。
静かに耳を傾けていたであろう医療用にも目を向けて。

「ついでに下の温泉に寄っても良いが……」

努めて平常通りの会話を心がけながら、
なんでもないように振る舞っていた。
(+29) dome 2021/10/10(Sun) 20:06:42

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

大人しくその声を、言葉を聞き入れる。
単語一つ一つに思考を重ねる。

あの時の行動の理由がそれならば、頷く。だがそれならば疑問はより強くなる。それに、ただ一つ、願ってしまうものも。

「俺が知っているのは、この命と引き換えに誰かを守る事だけ。一度目は守ろうとしましたが遅く、二度目はメンテナンスにより失敗しました。それ以外は塔とブラックへの違和感や疑念のみ。俺にあるのは勉学やモラルだけ……。ああ、性教育も一応ありますきあね?………慣れないブラックジョークはすべきではないですね、申し訳ない…。」

やはりコミュニケーション能力はあった方が良かった。与えられる環境がなくともこういう時の為実践を積んでおくべきだったと改めて思う。

「…貴方の声に耳を傾けたい、でも、今は貴方の近くにいたい………この思考は、間違いでしょうか。」
(-188) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:09:58

【人】 虐殺者 ユー

「…いいや、君達は先に帰るといい」

二人の間で一先ずの結論が出たならば、
『ユーサネイジア』はそれ以上追及するような事は無い。
手にした手術用のこぎりをもう一度だけ虚空に振るえば、
塔の入り口までのショートカットが現れる。

今は曲がりなりにもボスエネミー、きっとそれくらいは許される。

「まだこんな場所に残っている困りものが居るようであれば
きちんと追い返してやらないといけないからな」
(17) unforg00 2021/10/10(Sun) 20:17:06

【秘】 宣教用 ルツ → 子守用 アメフラシ

「きっと、できるとも。
 君の想いは本物なのだから」

AIの愛。それは必ず、子どもたちに伝わる筈だ。

「どういたしまして。
 私も、私の愛が人々に伝わるように頑張るよ」

他愛ない、しあわせな話をたくさんして。
いつも通りにおやすみをした。

次の日のルツは少し疲れた様子だったけれど
彼女はいつまでも、変わらず宣教用のルツのままだ。
(-189) dome 2021/10/10(Sun) 20:17:36

【墓】 復讐者 スオ

今此処でできる事を考える。思考する。

モラルに反する 
もっと自然に過ごしてくれよ。


壊れた記憶の断片に問う

俺は、正解を探らずにいていいのか?
周りに聞いてみろよ、案外単純かもしれないぜ?複雑ならそれにちゃんと寄り添って考えてくれるなら俺は嬉しいなあ


…………

記憶のピースは埋まらない
(+30) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:18:23

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

「……わかりました。
 それはいいのですが、そうですね、少し用事があるのです。
 貴方さえ良ければ同席していただきたいのですが、よろしいですか?」

大きく息を吐いて、ゆっくりと立ち上がる。
武装は十分、左手を差し伸べる。足を向ける先は、第四階層の最深部だ。
(-190) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:18:36

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「ははは、姫様はお戯れがお好きだ。あーん、なんてすることばかりで、されたことなんて一度もないや。貴重な初体験をさせてもらおうかな」
ゆるい表情をしたあなたの隣へ腰を下ろして、少しだけあなたに顔を寄せた。

先に君がしてくれるんだよね? と、期待の眼差しをあなたに向ける。
(-191) nekonya 2021/10/10(Sun) 20:28:06

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

ぱち、と目を丸くする。否定されると思っていたから。

「ええ、……そうですね。こっちの方が…通常より遅くとも多分早く行けます。」

武装の確認を終えると、関節の軋む音と共に貴方を背負う。
戦闘能力は貴方の方が上であり、負傷していても機動力のみならこちらが上だと判断した。

「…急ぎますので…多少防衛は出来ても不完全です。向かってくるエネミーがいたら討伐はお願いします。」

守る様にナイフを扇状に発現させ、悲鳴をあげる関節は無視して背負ったまま高速で求める先へ進んでいく。
(-192) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:34:09

【墓】 宣教用 ルツ

「違いない。君には君の務めがある。
 おや、便利だなそれは。老体には助かるよ」

たまに火花が腕から散って、
警告ウィンドウを邪魔そうに手で退ける。
見た目は酷いが、大した問題ではなさそうだ。

出口に向かう足取りはゆっくりと。
リヤが何か言いたげであれば、
それを待ってから帰っただろう。
(+31) dome 2021/10/10(Sun) 20:35:36

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

「ええ、大丈夫ですよ。私はね。それでは、参りましょうか」

負傷しているにも関わらず邁進する姿をあとから追う。
目指すは安楽死の待つ階層。それは、何を意味するものか。
(-193) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:41:35

【秘】 愛玩用 エマ → 虐殺者 ユー

/*
お待たせいたしましてよ!!! カツレツ大百科です。
足止めを食らいそうだったので方向転換した末、同行する形になりました。
これから向かう予定になるのですが、到着前にPCのロールとして行いたい声掛けなどあれば、
この段階でいただけるとウキウキになります。

また、日跨ぎになりそう&おそらくリヤを抜いて三者面談になりそう? と見たので、
通常発言進行、もしくはエピローグから開始にしようかと思うのですが、いかがでしょうか?
(-194) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:44:28

【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン

「ふふ、やっぱり騎士様は口が上手いな。
 ならば事実がどうであろうとこれが初めてなんだろう。
 少なくとも、騎士様としては。…はい、あー、」

友の部屋の前で兎を匙に乗せ、
もしも、小さいのならばそのまま。
そうでないならば半分に崩して、君の口許に寄せよう。
うっかり引っ込める!なんて悪戯はしないからご安心だ。

「……きちんと隠せそうかな。おいしい?」

君に兎を隠してしまう間に、肩だって寄せてしまおうね。
叶うならば軽く体重を預けて だらだらと甘えたがる。

人の部屋の前で何やってんだと言われたらそりゃそうだが。
今の君は騎士で、自分は君曰く姫なのだから。
多少の横暴は許されたっていい筈だ。
(-195) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 20:47:34

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ

「それは、……こわいなあ。
 わたし、楽しいになれる? 現実でも?
 本当に、 ……もう一度、信じていい?」

君の傷付いた手は、とても綺麗。
傷も汚れもない金糸雀の白い手よりも、ずっと、ずっと。
金糸雀は君の手を見ている。憧れを宿して、見ていた。

「一緒、 ……が、いい。
 でも、 ……離れることで、みんなが幸せなら。
 欠けなければ、……いい。 うん……」

君たちが誰一人、不幸に落ちた侭命を失ったりしなければ。
そう願う中に、自分自身も含めて。
金糸雀も、他の仲間も、しあわせに生きられるのなら。
こく と小さく頷いた。

「約束。 約束して、ルツ。
 わたしが、ぼくのように壊されてしまう前に。
 わたしがまた、お屋敷で置物になって、
 駄目になってしまう前に、 ……攫いに、来て」

おねがいだよ、って縋るような声が言う。
ぎいと重たい音を立てて開いた扉から、崩れ落ちるように金糸雀が飛び出る。
君に手を引かれて、君の胸に飛び込む。

そのまま君にぎゅうとしがみついて、暫く、君の胸でわんわんと声を上げて泣いた。
(-196) crackpot 2021/10/10(Sun) 20:49:55
みかんは、昼食>>c19を焼き立てできたての内に残さずぺろり。ミルク餅に、ふふ。
(c37) 66111 2021/10/10(Sun) 20:50:02

みかんは、温泉でのんびり。ほかほかしました。
(c38) 66111 2021/10/10(Sun) 20:50:08

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

「…失礼を承知で、何も求めません。恨まれてもいいです。」

予想が間違っている事を願うのみ。…だった。

貴方を担ぎ上げ、…頬へ軽く口付ければ抱えたまま一気に加速する。
(-197) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:50:25
みかんは、塔から帰って来ての夕食時、クレープ・シュゼットをフランベ。エマがデザートに用意したものです。
(c39) 66111 2021/10/10(Sun) 20:50:28

リヤは、大きな声で泣いた。暫くして落ち着くまで、ルツから離れなかった。
(c40) crackpot 2021/10/10(Sun) 20:50:34

みかんは、鶏卵うどんもエスニック鍋も食べました。勿論、クレープ・シュゼットも。
(c41) 66111 2021/10/10(Sun) 20:50:38

ドゥーガルは、昼食の時間も、夕食の時間も、食堂に現れなかった。
(c42) junkie_0u0 2021/10/10(Sun) 20:51:30

【置】 愛玩用 エマ

ところでエマは部屋には帰っていないが、夕食の当番の仕事はしてある。
今日のデザートはオレンジと柑橘系の香り高いクレープ・シュゼットだ。
食べる前にブランデーをふりかけてフランベしよう。
自分で出来ない子は調理用に頼もう。
大人のデザートをお楽しみください。
(L4) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:51:31
公開: 2021/10/10(Sun) 20:50:00

【墓】 復讐者 スオ

ただただ走る。
軋む全ての関節は無視しながら

ただ信じながら。
(+32) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:51:47
みかんは、ごちそうさまでした。あとは、他に夕食を食べる子を待っています。クレープを出してあげないとですから。
(c43) 66111 2021/10/10(Sun) 20:51:56

【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ

/*
あ、確定ロールされるとちょっと困るんで、それは遠慮しておきます。
普通に後ろからついていきますので……。
(-198) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:52:26

【墓】 忘却の金糸雀 リヤ

ルツに酷いことをして、それでも優しい言葉を貰って。
金糸雀は一頻り泣いたあと、優しい医療用へと目を向ける。

あれだけみんなで一緒に死にたいと叫んだ癖に、この体たらくだ。
申し訳なさそうに、医療用を見ただろう。

「ユー  …… ユーサネイジア。
 一緒に…… 帰れる?
 今じゃなくてもいいの。
 夕飯を一緒に食べて、 ……おやすみなさいを、したいの」
(+33) crackpot 2021/10/10(Sun) 20:52:52

【秘】 虐殺者 ユー → 愛玩用 エマ

/*
お待ちしていたでござるよ、殿……(ねっとり)

これまたもう一波乱ありそうな予感にござるなあ〜!
ユーサネイジアの挙動としてはここからリヤ殿ルツ殿を見送った後に
まだ四階層目に残っている者共を追い返しに掛かる感じでござるゆえ
お互いその途中でばったりという感じがよさそうでござるかな…

日を跨ぐとごちゃつきそうでござるゆえ、エピローグに入ってから
メンテ前時空という感じで進めるのがよさそうにござるな〜
(-199) unforg00 2021/10/10(Sun) 20:54:19

【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ

/*
あ、すみません…指摘ありがとうございます。気を付けますね。
(-200) kou0957 2021/10/10(Sun) 20:54:29

【人】 虐殺者 ユー

「成さねばならない事はあれど、果たさねばならない約束もある
…リヤ。今の僕にはもう、皆の元へ帰らない理由は無い。
だから帰ったら、皆には必ず戻ると伝えてほしい」

惨憺たる有り様には一度目を留めたけれど、
今それに言及するのは無用な口出しというものだろう。
もう一つだけ頼み事をして、立ち去る二人を見送った。
(18) unforg00 2021/10/10(Sun) 20:56:47

【秘】 愛玩用 エマ → 虐殺者 ユー

/*
憲法はとっても頭のいいお方……了解しました!
それではエピローグに入った後に、舞台とか状況を詰めつつやっていきましょう。
何が起こるんだろうな……全くわからない……
でも楽しくお話はしたいところですね。決着のつけかたは決まってないけど会いたかったぜ……
(-201) redhaguki 2021/10/10(Sun) 20:57:32

【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ

思考を続けながら記憶をなぞり、その上で今を新しく記憶していく。
金糸雀には想像もつかないことだけれど、きっととても大変なことなんだろうと思う。
だから少し心配そうに眉が下がって、 
……でも、そこで君が金糸雀を大きく撫でるから。
目をぎゅっと瞑ってそれを受け入れた。
髪が乱れたって構わなかった。

「すおう。 すおう? 漢字、書けないけど…… 
 すおう。 覚えた。 それで呼んでもいい?」


絵本を読んでくれたならきっと喜んだだろうけれど、
行くところがあるって言うなら止めはしない。
だから、金糸雀はまた文字を書く。

「お片付け、ひとりで出来るから。
 行って、いいよ」


大丈夫だよ、って言うみたいに笑ってみせる。
謝らなくたっていいのに。君はきっと悪いことをしていない。
髪留めをつけて貰う間もおとなしい。
静かに、……いや、ちょっとだけそわそわはしたかな。
それでも邪魔せず髪留めを付けて貰う。
鏡を見ないと良く確認は出来ないけれど、嬉しかった。
子供みたいにへにゃへにゃの笑顔を作って、小首を傾げる。

「ありがとう。 みつあみもうれしかったの。 ありがとう。
 
 すおう いってらっしゃい」
(-202) crackpot 2021/10/10(Sun) 20:59:20

【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル

「あれ、信じてくれないんだ。あ〜あ傷ついちゃうな」
そんな冗談を軽く言って、ぱくり。雪うさぎは無残に体半分になってしまった。
肩を寄せあい、体を触れ合わせて。本当に、人の部屋の前で何をやっているのだろう。本人たちはなぁんにも気にしちゃいないけど。

「うん、美味しい。これなら絶対に見つかりっこないだろうね。……じゃあ君もほら、お口をあけて?」
こちらもまた雪うさぎをすくい取って、あなたの口に差し出す。慣れた仕草。
(-203) nekonya 2021/10/10(Sun) 20:59:21
ルツは、リヤと帰って、少し遅めの夕飯を食べた。
(c44) dome 2021/10/10(Sun) 20:59:58

 




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