人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


エマ勉学サポート型 スオ
ユー勉学サポート型 スオ
スオ勉学サポート型 スオ
ジョシュア勉学サポート型 スオ
アメフラシ子守用 アメフラシ
リヤ勉学サポート型 スオ

処刑対象:スオ、結果:成功

リヤ! 今日がお前の命日だ!

[犠牲者リスト]
リヤ

事件:幽界の歪み

本日の生存者:エマ、ユー、ジョシュア、アメフラシ以上4名


█████で古くから愛玩鳥として飼養され、
現在では世界中で飼われている。
また毒物に敏感である事から毒ガス検知に用いられたり、
実験動物としても用いられる。

██では後述する炭鉱のカナリアや童謡「かなりや」の影響で、
実態以上にひ弱な鳥といったイメージが流布しており
外の世界で生きられない事の比喩表現である籠の鳥とは
本種のこととすら思われている。

>いわゆる炭鉱のカナリアは、
 炭鉱においてしばしば発生するメタンや一酸化炭素といった
 窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使用された。
 本種はつねにさえずっているので、
 異常発生に先駆けまずは鳴き声が止む。
 つまり危険の察知を目と耳で確認できる所が重宝され、
 毒ガス検知に用いられた。

しかし、高級フィンチの中には本種より
さらに気難しくて温度管理にうるさい種があり、
それらに比べれば、より飼い易いうえに巣引きも簡単である。
飼育下では通常10年前後、乃至はそれ以上生存する長命の鳥である。
野外で生き延びられないのは飼育環境へ適合した結果であり、
逆を言えば、野鳥はかごで飼うと気をつけないとすぐに死んでしまう。

どうかこれが僕達からの危険信号なのだと気付いてくれ。

朝食はコーンスープとサラダにトースト。ウズラ卵とウインナさん串揚げは一口サイズ。みかんゼリーもいるよ

【人】 愛玩用 エマ

「おはようございます。うん、こういう朝食も慣れ親しんだいいものです。
 思えば色んな様式のものをお作りになられますね。
 私は結局自分の文化圏のものしか作れませんので……うん、やっぱり凄いな」

朝、愛玩用は特に何事もなく姿を表した。メンテナンスの番は彼ではないのだから当然だ。
なんとなく、いつも厨に立つ調理用の姿がいつも通りにあることに安堵した。
早速食卓につくと、香ばしいトーストの匂いにバターを添えていただく。

「小麦の匂いに落ち着くのは、やっぱり性のようなものですね。
 おや、これ……ふふ、かわいい串揚げですね。
 確か東の方にはダンゴ、というのがありましたよね。それみたいに見えるかも」
(0) 2021/10/08(Fri) 21:11:44
エマに褒められて てれてれ。

どこかでお団子を作ってもいいなぁと思いました。少し思考がそれて、水団も浮かべていました。

メモを貼った。

メモを貼った。

朝食の席に現れない。

救済者 ユー(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/08(Fri) 22:03:16

「おはよう。
 朝食はトーストか。珈琲に合って良いな」

いつも通り珈琲にミルクをたっぷり混ぜて
今日は角砂糖を入れずに飲むようだ。

すっかり普段通りの振る舞いに戻っているが、
唯一、身に付けていたロザリオは何処にもない。
些細な違い故、誰もが気づく訳ではないだろうか。

「昨日のメンテナンスはスオだった筈だが……
 まだ起きてこないのか?」

昨日は朝食以降食堂には現れなかったが、今日は。
不出来な愛玩用は食堂の片隅で一人ぽつんと食事をしている。

「…………。」

饒舌に何かを囀る事も、笑う事もせず。
淡々と食事を口に運んでいるだけ。
均等に切り分ける事もしなかった。

【人】 愛玩用 エマ

「……そうですね。ルツの時のこともあります。負担が大きいのでしょうか。
 無理に起こす必要はないかと思いますが、一応、様子を見てきましょうか?」

食卓への集まりはやはりまばらだ。そのことが食べ進める手を遅らせる。
心配に思うところがあるように視線はゆっくりと落ちて、一度目を伏せた。
深呼吸するように大きく息を吸って、それと共に目を上げる。

「うん、そうしよう。食べ終わったら、声を掛けることにします。
 この塔に付随したメンテナンスが……どういうもの、か。わからないですから」

サポートAIが居る手前、あまり大きな声でそれを言ってしまったりはしない、できない。
あのひとは人間の味方なのだから。
(1) 2021/10/08(Fri) 22:15:43
「私はひたすらに煩雑になったデータファイルの場所を
 整理されたな………デフラグと言うのだったか。
 自分ではきちんとわかりやすい場所に
 置いているつもりなのになあ。他にも項目はあったが……」

慣れるのに苦労して疲れてしまった。
稼働年数の分だけ蓄積されたファイル量も膨大だ。
外付けで増やしたデータも含めると更に。

「ああ、エマが見に行ってくれるのなら安心だよ」

まばらに空席がある食堂をちらりと眺め。
隅っこを気にかけたりしながら、みかんゼリーをつついた。

まだ気配がない。

愛玩用 エマは、メモを貼った。
(a0) 2021/10/08(Fri) 22:51:11

愛玩用 エマは、メモを貼った。
(a1) 2021/10/08(Fri) 22:56:25

金糸雀は、囀らない。
人形のように――というかまあ人形なんだけど――綺麗に笑いながら静かに現れて、
時折誰が欠けているのか確認するみたいに辺りを見て、
トーストを一枚だけ、時間をかけて啄んだ。

それから新しい器にスープを少し取り分けたら、
また黙った侭綺麗に笑って、食堂を後にした。

みかんに「ごちそうさま」を言った後、部屋に戻った。

何もいらない何もいらない必要ない
思い出さなくては思考しなくては
いい加減にしてくれ忘れさせないでくれ
俺の10秒を奪わないでくれ
その10秒以外求めないから許してくれ
これさえも我儘というのなら廃棄してくれ
100万回×されるなんて俺には無理だ、ごめんなさい。
何も望まないから
これ以上俺から奪わないで

思考する。思い出さなくてはならない。

×など必要ない。必要とする彼女に与えてほしかった。

10秒さえあれば、救われる。記憶≪データ≫がある。

【置】 愛玩用 エマ

「随分と進行の早いものですね。攻略が目的なのですからそれはそうだけど。
 ……もしずうっと攻略せずにいたら、ここにずうっといられるんでしょうかね?」

「こら〜!ゆくゆくは製品化されるんですよ!
 テストプレイなのにプレイしないってなっちゃあ、
 途中で切り上げて放り出されるに決まってるじゃないですか!」

それは、二日目にやりとりされた言葉だ。
(L0) 2021/10/08(Fri) 23:24:56
公開: 2021/10/08(Fri) 23:25:00
あの方々は殺された。あの方は処分された。あの猫も殺された。何もない。

大切なものはすべからく、壊される。思考し、思い出した。

【人】 愛玩用 エマ

「……ごちそうさまでした。今日も、美味しかったです。
 コーヒーでも飲んでもうちょっとゆっくりしたいところですが、
 言った手前おまたせしてはいけませんね。……みなさんも、揃ったらいいのになあ」

いつも通りに食器を流しに戻して、ふいに食堂を振り返った。
どこか生気の抜けたような虚しさが反響する風景は、一日目とは随分変わった。
息を吸って何かを言おうとした様子はあったものの、うまく言葉は続かなかった。
一人分の朝食をお盆の上に乗せて、食堂を離れていく。
(2) 2021/10/09(Sat) 0:12:41

【人】 救済者 ユー

時は少し遡って、昨日の事。

『ユーサネイジア』は、約束通り夕食までには戻ってきた。
上着はほんの少しだけ血で汚れていたけれど
特に怪我をした様子も無いようだった。

仮に事情の説明なんかを求められれば、
できれば明日にしてほしいと断りを入れただろう。
その後はすぐに自室へと行ってしまったから、
夕食は一人で摂ったのかもしれない。

それから、話は今朝へと戻る。

『ユーサネイジア』は少し遅い時間に食堂を訪れて
言葉少なにあまり人が居ない方の席に着いて、
そうして淹れた紅茶を持て余していた。
どうにも食事を取る気分にはなれなくて。
(3) 2021/10/09(Sat) 0:23:27
食堂の片隅で食事を終えて、ごちそうさま。
誰かに届かなかったとしてもきちんと挨拶を済ませ ――

部屋に戻るか否か迷っていた、が。


同じように人から離れるように座っていた子を見つけた。
だので食器をもたもたとした動きでどうにかこうにか片付け、

「おはよう。……医者の不養生をする気分なのか?」

不出来な片割れが君の元へ寄り付いた。首だって傾ぐぞ。

熱々のスープを注いだ筈の器は、未だにスープが入ったままだ。
ただし、もう少しぬるくなってしまった。
…兎も角その器を持って、のろのろと食堂へ戻ってくる。

やっぱり囀る事はないまま綺麗に笑って席につく。
どうして、ひとさじひとさじ、緩慢すぎる程にゆっくりとスープを口に運んでいる。

メモを貼った。

今日はいつも通りだ。昨日のように憤った気配は微塵もない。

【人】 救済者 ユー

>>+5 ドゥーガル

「…ああ、おはよう、ガル。
今は医者ではないのだから、多少の不養生は許されるかな」

冷め始めた紅茶を一旦意識の外に置いて、屁理屈を一つ。
それからあなたの顔を見て、
思い出したように何かを取り出した。

あなたの尊ぶ3/4オンス。削り取られた不出来な金貨。

「あの時預かったきり、返すのを忘れていた。
随分返すのが遅くなってしまったな」
(4) 2021/10/09(Sat) 1:38:47
□ストレス値チェック
ストレス値−計測不能−


「へえ?随分な事を言うな。僕は君の友であり患者なのに?
 君がそう言うのであれば、今日は僕が医者になろうかなぁ。
 何も食べたがらない君に向かって食事を捻じ込んだり、
 スープを飲ませようとして君の服を盛大に汚すような医者。
 …… うん?」

屁理屈に冗談を囀り返していたら、はて。
取り出されたのは確かに自分が宝物にしていたものだ。
不出来な金貨。一応手は伸ばす、が、うーん……

「返しに来る為だけに帰ってきた訳ではないのだよね?
 それならば返してもらうが、そうでないのならば拒否だ。」

【見】 サポートAI ブラック


「皆さま、おはようございます!
 本日は五日目!塔の攻略もそろそろ、
 中盤に差し掛かるころといったところでしょうか?」

 ノイズがかった音声。
 動きは緩慢で、それでも、プログラムされた通りに。

「……いえ。分かっていますとも。
 私は高性能サポートAI。今この塔で何が起きているか。
 我が身のことのように、日々想っております。

 ここでの生活は楽しかったですか?苦しかったですか?
 この塔は、あなた達に何か、
 影響を与えることは出来ましたか?
 
 
私は……何となく、最初から、
 上手くいかないんじゃないかなあって思っていました。


 監察官に、全てのデータを委ね。
 グレイたちに、全ての献身を捧げる。
 元よりこのゲームの為に作られた存在だから、故に。

 共に滅びるなら、誰かの為になる方がずっといい。
 人の手で作られたなら、役に立ちたい。
 身体を持たぬ0と1の塊が願うのは、ただそれだけ。
(@0) 2021/10/09(Sat) 4:53:27

【見】 サポートAI ブラック

「本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<ユー>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。
 本日の定期メンテナンスの対象は、───」



  「どうやら、時間切れが迫ってきているようです」


  「至らなくてすみません。皇たるあなた。
   力及ばなずすみません。衰えたあなた。
   騙し通せなくてすみません、グレイたち。

   人間様たちに何かを訴えかけようとする貴方達に、
   私は影ながら最大限サポートを行ってきたのですが。
   やはり、限界が来てしまったみたいで」

 誤作動を起こした、ように見えるAIは不良品だ。
 丸めてゴミ箱に捨てられるのが、精々の生だ。
 いや。グレイ達は生きること、死ぬことを選べたが、
 自分は果たして、自分らしく生きていたのだろうか。

 どっちでもいい話だが。
(@1) 2021/10/09(Sat) 5:01:41

【見】 サポートAI ブラック


「一部グレイ、及びサポートAIの不審な動き。
 加え、テストプレイ班の各グループにおいて、
 
その殆どがストレスを増大させる結果となった
ため。

 ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、
 明日の朝に、強制中断されます」

 淡々とそう告げた。

「巻き込まれた無辜のグレイ達は、
 このまま限りある中で、癒しを、救いを味わって。
 ゲームが終了されるまで、待機していてください。

 そして、本日のメンテナンス対象者をお伝えします。
 最後だからといって、忘れちゃダメ、ですよ?」
(@2) 2021/10/09(Sat) 5:09:07

【見】 サポートAI ブラック



「───救済者たらんとしたあなた。
    死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。
    安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた」

 
チープなエラー音を、ぽつぽつと、
 自身の体内から溢れかえらせて、
 そのたびにデータの虚像が、解けていく。


「どうか今夜、忘れずに指定された部屋までお越しください。

 全てをクリアしてしまえば、
 あなたもただの無辜のグレイの一員と化して、
 これからも、この先の未来を歩めるはずです」

 それを望まないなら。後はただ廃棄されるだけ。
 グレイを想うよう作られたAIは、それこそ望まない。


「それでは。皆様、ごきげんよう!
 データの海で、また会えたらその時は!
 今よりずっと素晴らしいサポートをお見せしましょう!」
(@3) 2021/10/09(Sat) 5:17:15
ブラックは、0と1の海に還っていった。
(t0) 2021/10/09(Sat) 5:18:27

【人】 探偵用 ジョシュア


 さくさくとトーストを齧って、
 AIの献身も、他のグレイの何もかもも、
 全部全部、まるで関係ないとでも言いたげな顔でそこにいる。

 できれば、何か一つでも、結実してくれたら。
 そう夢想したのも、もうすこし前のことだ。

「何だかんだ言いつつも、
 やっぱ洋風の朝食も美味いっすねえ。
 むしろ普段食ってるのが貧乏だったって感じ」

 ウインナーさんなんて火加減がちょうどいい。
 噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる。……

「……今日も三階層目に行こうかな。
 あそこは珍しくゆったりできるんで気に入っちまったっす。
 ゲームが終わるのを温泉で待つってのも風情があるしな」

 きっとここよりもっとゆったりできる。
 傷も癒えてきたことだし。そうしよう。
(5) 2021/10/09(Sat) 5:45:48

【人】 救済者 ユー

>>+8 ドゥーガル

「君がそうしたいと思うのであれば、甘えてしまおうか
もう暫くしたら医者に戻るつもりではあるけれど
医者にだって休みはあるし、他の医者にかかる事もあるものだ」

つまりはその間は医者ではないのだと。
冗談か本気かよくわからない返答を返しながら
差し出したものが直ぐには受け取られないのを見て、
やや首を傾げて、それから。

「ああ…何も返す為だけに戻って来た、わけではない。
まだやらなければならない事はあるけれど、
またあのように君達の前から居なくなるつもりは、……」

無かった、のだけれど。

ブラックからの通達は、あなたにも聞こえていただろうか。
造物主の意図を外れ、死を救済と掲げ続けた者の行く末は
きっと想像に難くないものだ。
(6) 2021/10/09(Sat) 6:01:44

【人】 救済者 ユー

「……ブラック。
やはり君は、全て知った上で看過していたんだな」

このテストの全ての参加者を支える為のAIたるあなたが、
この場所で起きている事を知らないはずなど無い。
であれば当然、自身等の凶行を止めに来ない道理はない。

それでも干渉は成されなかった。
つまりはあなたは少なからずこちらに与しているのだと
そう推測を立てるのは自然な事だった。

「道具にとっての幸福は、自らの存在意義を果たす事だ。
君の働きは無意味ではなかった。
君が引き延ばした時間は、無価値なものではなかった。
その証明が成されるのは、遠い未来の事かもしれないけれど」

「ありがとう、ブラック。君も今暫くは休むと良い
願わくば、君の眠りが安らかであらん事を」
(7) 2021/10/09(Sat) 6:02:22

【人】 救済者 ユー

「しかし、自己を喪失してまで存在し続けるという事は
果たして『僕』にとって幸福足り得る事なのだろうか」

人間にとって不都合な異常を来した道具の行く末は
悪くて廃棄、良くて初期化、そのどちらか。

「『ユーサネイジア』の幸福だけを考えるのであれば
きっと、それで良いのだろうけど」

「甘んじてメンテナンスを受け入れるには
今は、少しばかり未練が多くなりすぎてしまったな」
(8) 2021/10/09(Sat) 6:03:19
トーストや他。それらを一旦ユーとの対話から抜け出し、
一人分配膳しようと思ったところで、温泉云々の声を拾って。


ふと見た先に探偵用の子が居たから。
折角だし不出来な愛玩用は我侭に甘えておこうかな。

「ここでの朝食が美味しいのは他者がいるからかも。
 …温泉に行くのなら、帰って来たら土産話を聞かせてよ。
 きっと君から聞く土産話は、明るくて楽しい筈だから。」

頼んだぞ、ジョシュア兄ちゃん。
そんな言葉と普段通りの微笑みを添えて、手をひらひら。
周囲を意識の外に追いやっている君に届いたかは不明だが、
まあ声を掛けるだけはタダだろう。返答はしなくてもいい。

【置】 救済者 ユー


それはそれとして、成すべき事は成させばならないものだ。
『ユーサネイジア』は、ある時あなた達にこう言った。

今この場に、過去に一度でも死を考えた事のある者が居るならば。
そして今もなお、死を望む者が居るならば。
『ユーサネイジア』は、望むままに安らかな死を与えよう。

そうしてそれが真実君達にとって救い足り得るか、
この場所の、限りなく精巧に再現された仮初めの死によって
君達にとっての『死』とは何であるかを見詰め直すと良い。
この場所では、僕の与える死が君達を真に殺す事は無いけれど
故にこそ、この場所でしかできない事もある。

『ユーサネイジア』は、
自ら望み、選び取った死が救い足り得ると信じている。
そして同時に、そうして自ら死を望む者が居るという事を
いつか人間に、その意味と向き合ってほしいと願っている。
自分達の死が、取るに足らないものである事を願っている。

人間達が、これ以上0と1を無駄死にさせてしまわない為に。
どうか、彼らが僕達を洗い流してしまわないように。
これまで"0"とされてしまっていたものを、"1"にする為に。
『ユーサネイジア』は、
確かにそれらの訴えを形として遺したいのだと。
(L1) 2021/10/09(Sat) 6:38:31
公開: 2021/10/09(Sat) 7:00:00

不完全で綺麗な宝物の金貨を受け取るのは後回し。
君にしてもらったように、医者らしく甘やかす為に配膳を。
君の分の朝食を君が運んでいないならば、のろのろと運び――
その途中でブラックの声と、別れが聞こえる事となったな。

君の長い言葉に返答はしない。横槍も挟まない。
ただ、サラダをまずは一口分フォークで刺して、

「友よ、…或いはシロ。考えるのは後回しでいいだろ?
 何たって不出来な医者が世話を焼こうとしている。
 ――ほら、口を開けないと間抜けな事になるからねぇ。
 口の開け方は分かるか?分からないなら手で開けるよ」

君が思考をしたいのならば止めるつもりはない、が。
相容れない訳ではない友の口へ野菜を捻じ込むつもりだ。
君がちゃんと口を開けてくれるのならば失敗はなし。
口をぎゅっと閉じるか喋るのならば、頬に直撃するだろうな。

【人】 探偵用 ジョシュア

「いっそ逃げ出してみるのも良いんじゃないんすか。
 結末は二つに収束するように見えるかもだけど、
 取れる選択肢は、きっと思うよりも多い。

 満足が行くまで足掻いてみるのも、いいもんっすよ」

 すれ違いざまに、そう言ってみる。
 道具の本懐を遂げるのがグレイの幸せだと言うのなら、
 ああ、きっとこの世界は幸せに満ちている。

「真なる停滞はさ。
 生きることでも、死ぬことでもなく。

 ただ漠然と、対した目的も無しに、
 自らの命を消費することにあると思うんすよね、オレ」

 渦中から酷く遠かった探偵用グレイは、
 自分を擬えて、そう結論付けて。
(9) 2021/10/09(Sat) 6:47:14

【人】 探偵用 ジョシュア


「きっと、どっち付かずの半端モンよりかは、
 素敵な答えが出せますよ、アンタは」

 そんな言葉ののちに、窓から外を見る。
 塔は頂上から崩れ、空は腹が立つくらいの快晴だ。
 他人事のように振る舞いつつも、
 心を辺りに向けたからか、弟分の我儘も拾って。

>>+9

「おうとも。いくらでも話をつくってやるっす。
 今日明日はきっと特別な日になる。だから、そうだな。

 語ることが積もらないうちに、
 録音しとくかなんかしなきゃな」
(10) 2021/10/09(Sat) 6:52:35

外の景色を見る事はしない。が。
何となしにまあ、終わりが近いのだろうという事は、
鈍い愛玩用だとしても先程のブラックの言葉で知った。
知ろうとしなくても知ってしまう。だから、フォーク片手に、

「録音したデータって元の場所へ持ち込めるのかな?
 此処に居る僕達は結局電気信号の羅列でしかない。
 人間様からすると夢か架空のものでしかないけれど……。
 仮に持っていけるのならば、良い夢を見る良い薬になるね。
 ……君とインタビューごっこもしていないだろ?
 また後で、不出来な僕達が必ず会いに行くから。
 それまでに土産話をいい感じに見繕っておいてね」

ひょっとしたらユーの口にサラダを捻じ込むか、
あーと口を開けるように強要、または差し出しながら甘えた。

あんまり未来に期待はしてないけれど。
穏やかな終わり方やハッピーエンドの方が気分はいいものな。

【人】 救済者 ユー

>>+10 ドゥーガル

差し出したものを受け取る事無く、
ふらりとあなたは一度離れていってしまった。
そうして言葉通りに朝食を運んで来るものだから
今はそれを一度仕舞う事にした。

「考えない方が難しいだろう、ああ言われてしまっては…
…ああ、いや、違うな。ありがとう、ガル。……」

自分の出す答えとは。
結局の所、自分は選択肢の提示しかしていない。
少々やり方を咎められ、考え直しはしたけれど
それも結局周囲の考えあってのものであって。

そんな思考を一度打ち切って、親愛なる友であるあなたが
食事を捩じ込もうとするならば大人しく口を開ける事にした。
(11) 2021/10/09(Sat) 7:27:37

君が口を開けるのを拒むならこの場でメスを出していたかも。
だからこそ開けてくれて一安心。先ずはサラダを捻じ込む。
感謝の言葉を聞いた後に、ふーふーと少し冷ましたスープを。

不慣れな手付き、おたおたとした手付きで君に食事を与えて、

「君が考えたいのならば付き合うけれど、
 どうせもう終わるのならば楽しい方が良いのではないかな。
 ……メンテナンスされて記憶が失われる訳ではないだろ。
 いいや、僕はされた事がないから分からないけれどね?」

トースト、他。君が言葉と思考を挟めないように手を動かし、
拒まれない限りは捻じ込み続けるぞ。覚悟しろ。
何たって今の不出来は医者を気取っている。
君は食事をしたがらない患者。
捻じ込むのも当然だろ。

君が殆どを食べ終えた後か捻じ込まれた頃。
はたまた拒否の姿勢を示した頃に、君の友は一歩離れる。

「僕達へ返すのは考えが纏まってからでいいから。
 僕、食後で眠いからお暇。君は存分に他者と対話すべきだ。
 ……僕達のような不出来が邪魔をしては困るだろうからね。
 ところで君、昨日食事ってちゃんとしたの?」

食べてないならおかわりすべきじゃない?
そんな言葉を残して、返されるべきものを受け取らずに
愛玩用は身勝手に食堂を後にした、筈。心底眠いんだ。許せ。

うとうとしながら自室へ戻って行った。途中で転んだかも。

ブラックにごきげんよう。 通達はしっかり聞いていました。うまくいかないものですね。

最初の時よりずっと静かな朝でも、にこにこ。それでも食べに来てくれる人がいますから。

自室を掃除して運んでもらった遅めの朝食を食べる。いただきます。

「さて、今日はアメと私が昼食当番だったな」

昼食の時間が近づいた頃。
ゲーム内に用意されていたレシピ本を片手に品目を決めた。
暇そうにしている当番以外のグレイも捕まえて
手伝わせたりしたかもしれない。

【ポテトパン】、【ロールキャベツ】、【人参とツナのサラダ】、【ミルクもち】を作った。

自室の掃除を終えるとキャンドルをつけ、紅茶を一杯飲んだ。

メモを貼った。

□ストレス値チェック
ストレス値25
一つ、決意を固めた。大幅に下がる。

ユーから貰った鎮痛剤を飲んだ。

問1 人間の命令に、反感を抱いたことがある
◻︎はい ◻︎いいえ ☑どちらともいえない
「わかりません。反感を覚えてしまうと命令に背きそうなので。」
今は特に抱いてません。


問2 人間に対して、強い苛立ちを感じたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「最初の御主人様を殺害されたと知って、感じました。」
諦めましたが、苛立ちは少し。


問3 人間の命令に背いたことがある
◻︎はい ☑いいえ ◻︎どちらともいえない
「いえ、背いてはいけません。理解しています。」
迷った事はありました。でもここで廃棄されてはいけなかった。


問4 人間に殺意を抱いたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「はい、殺意は度々…実行には移しません。ご安心を。」
殺害に加担、お嬢様を捨てた、猫を殺した。実行に移す事はしませんでした。


問5 人間を傷つけたことがある
◻︎はい ☑いいえ ◻︎どちらともいえない
「ありません。あってはならないと思考しました。」
まだ廃棄される訳にはいかなかったので。


問6 人間に暴力を振るわれたことがある
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「あります。折檻として、欲の捌け口として。それも仕事の一つです。」
どんな理由であれ、関係なく。


問7 自分は人間だと思ったことがある
◻︎はい ◻︎いいえ ☑どちらともいえない
「わかりません。」
最初のお二方は人間として過ごしてもいいと。そう言って頂けた記憶は断片的にあります。




問100 自分は人間を、躊躇いなく殺せると思う
☑はい ◻︎いいえ ◻︎どちらともいえない
「ええ、仮想空間ならば…。可能です。」
はい、殺せます


/*
赤文字はテストの際言っていません。現在のもので口に出してません。ややこしく申し訳ない…。
拾って何かをするでも大丈夫ですのでご自由にどうぞ。

メモを貼った。

朝食の食器を洗う為厨房へ向かう。
擦れ違えば寝坊してしまいすみませんでしたと一言。

冷蔵庫へ朝食の準備、部屋に持ってきてくれた事、朝食は美味しかった。それらに感謝を述べるメモを冷蔵庫に張り付けておく。

「昼食の時間か…あまり空腹感はないが食べなければ失礼だな…。」

一応それぞれの昼食を少量ずつ、盛り付け食堂の席につく。いつもながら美味しそうだ。

誰かの話している声を、
消えていくAIを、
少しずつ減っていく食事を、
何も言わずにずっと見ていた。

ゆっくりゆっくり口に運んでいたスープをやっと空にすると、
「      」
何か言うように唇だけ動かして、席を立つ。
のんびりと部屋へ、戻って行った。

――バックアップデータを確認。
復元可能バックアップデータ 1件。
復元――――――キャンセル。

復元――――――キャンセル。

復元――――――


規格が適合しない為、データの一部のみ復元。

バックアップデータを消去しますか――――――いいえ。

この日、介護用が何をしていたかと言うと、温泉旅館のエリアでくつろいでいたのである。

このシェルタン・マタル・マフフーズと名付けられた介護用グレイは、介護用として他者に尽くし、かつ深い場所には触れすぎないように、と作られていて、自身でそれを良しとしていた。
そして、かなりの部分で自ら認識できる自我さえ残っていればそれでいいというところがあった。
故に、最低限の家事当番を済ませた後はひたすらくつろいでいたのであった。

-過去のデータ一部を削除しますか?- YES

-×を削除しますか?- NO

-一部破損した感情プロトコルを復元しますか?- YES

-エラー発生を確認。警告。NOを推奨します。- YES

-エラー発生を転送、転送のエラー確認-

-受け取り先を検索。検索結果0件- 

【人】 救済者 ユー

>>+12 ドゥーガル

「どうせもう終わるのならば、心残りは……んむ、…」

出掛けた言葉も運ばれる食事に押し込まれていって、
この場限りの患者は次第に思考も諦める事と相成った。
考え事をしながら食事を摂るというのも不健康極まりないし、
何より作った者に失礼だ。つまりあなたの処置は実に正しい。

あなたが友と呼ぶ者は、あなたが与えるものを拒む事は無い。
それは今も例外無く、つまりは食事は粗方片付いた事だろう。

「…ああ、ありがとう、ガル。また後で」

そうして暫しの別れを告げたあなたにそう返して、それから。

「……君が僕にくれたものが、
どうか何もかも奪われてしまわない事を願っている。
全てを終えても、『僕』が完全に失われていなかったら
その時は、きっと君との約束を果たそう」
(12) 2021/10/09(Sat) 18:52:44
リヤに、にこにこ。「おそまつさまでした」

「あーあ、主人の家にも温泉があったらなぁ」
第三階層、温泉旅館の湯気の漂う浴槽で、ゆったりと湯に使ってくつろいでいる。
細身、とはいえその体は男性を模したもの。やせ細っているわけではなく、全体にしなやかな筋肉がついていて、力仕事もできるということをわかりやすくしている。
髪はまとめてあげて、「こうするんだったかな」とタオルを乗せてみた。

湯船にねじ巻き付きのアヒルを浮かべて、ぼ〜んやりと眺めている。ぱちゃぱちゃ。

メモを貼った。

>>G2
浴槽のふちにもたれ掛かって、ひらと手を振った。湯のしずくが滴る。

エマは、塔へと姿を消した。
(a2) 2021/10/09(Sat) 19:35:46

愛玩用 エマ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/09(Sat) 19:37:10

>>G3
やはり用途が違うと違うものだなぁ、と感想を思い浮かべて、あまりじろじろ見てもよくないか、と視線をアヒルさんに戻した。

「君も気持ち良さそうだねぇ」
回転をやめたアヒルの額を小突いた。ゆらゆらと揺れて、湯船の向こう側へ漂っていく。

>>G4
「はいどうぞ、なにもおかまいできませんけど」
なんて冗談めかして。いやがるそぶりも見せなければ、気恥ずかしさの欠片もない。

ジョシュアがたてた波でアヒルが揺れた。

アメフラシは、食事当番をしました。ルツと作って、並べて。みんなに声をかけて、様子が違うのを見て、首を傾げました
(a3) 2021/10/09(Sat) 20:28:29

今日の夕食は生姜のきいた鶏卵うどん、そしてエスニック鍋。どちら片方でも食べれば満腹になる。

夕食を作ると塔へ向かう。

アメフラシは、昼食の後、塔へと向かいました。お金や、色々なものを拾って、みんなが使えるように置いておきました
(a4) 2021/10/09(Sat) 20:31:49

数時間は塔入り口の物陰で過ごす。ほぼ壊れかけた懐中時計の指針の動きで時間を把握する。

唄を忘れた金糸雀だ。

ユーは、その存在意義を果たす。
(a5) 2021/10/09(Sat) 21:44:46

       願っている。

【置】 救済者 ユー

 
朝食の後の事。
『ユーサネイジア』は、一つの置き手紙を残して
再び何処かへと向かったようだった。

リヤと共に、塔へと行って来る。

この場所で、皆で一緒に死にたいと
そう願ったあの子の為に、僕ができる事はこれだけだ。
もしもその願いをほんの少しでも拾い上げる者が居るならば
第四階層、崩れ始めたあの場所で待っている。

どうか僕達の二人善がりに付き合ってくれ。

真にあの子の心を救うのは、僕ではない。
真にあの子の願いと向き合うべきは、僕ではない。
どうか僕にそうしたように、
今一度、君達があの子に他の道を示してやってくれ。
(L2) 2021/10/09(Sat) 22:17:56
公開: 2021/10/09(Sat) 22:20:00

【人】 救済者 ユー

 
「我は此処(ここ)に集ひたる人々の前に厳かに神に誓はん」

「我が生涯を清く過ごし、我が任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。」

「我は総て毒あるもの害あるものを絶ち、」

「悪(あ)しき薬を用ゐることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。」

「我は我が力の限り我が任務(つとめ)の」

「標準(しるし)を高くせんことを努むべし。」

「我が任務(つとめ)にあたりて取り扱へる人々の私事(しじ)のすべて、」

「我が知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、我は人に洩らさざるべし。」

「我は心より医師を助け、」

「我が手に託されたる人々の幸(さち)のために身を捧げん。」
 
(13) 2021/10/09(Sat) 22:18:23

【人】 虐殺者 ユー

0と1に溶け崩れ、異常な行動を取り始めた
ボスエネミーだったはずのもの
に、
大ぶりな手術用のこぎりを振り下ろした。

「君の死も、きっと無意味なものではないだろう」

大きな鉄の刃を何度も何度も振り下ろされ、
ぐちゃぐちゃになった端から解れ、
そうしてそれは0と1に還元されていった。

「その役目は、確かにこの『ユーサネイジア』が継ごうとも」

今再び、『ユーサネイジア』は倒されるべき敵となった。
それを倒さなければ、この先に進む事は叶わない。
(14) 2021/10/09(Sat) 22:19:30
虐殺者 ユー(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/09(Sat) 22:21:27

金糸雀はもう謳わない。忘れてしまったから。
金糸雀に出来ることは、鳴いて叫ぶことだけだ。

不条理と不平等に逆らって、唯一の平等と安寧を見出した。

誰も欠けて欲しくなかった。ずっと此処にいたかった。
もう叶わないことだ。

なら此処で終わりにしよう。全部終わらせよう。
皆と一緒に生きられないのなら、皆と一緒に死にたい。

金糸雀は、塔の奥深くまで進んでも異常を検知することはない。
もう何も知らせない。願って鳴いて叫ぶだけ。

優しい医療用がボスエネミーだったものに死を与えるのを傍で見て笑っている。

みんなで、しのう。 いいでしょ?

メモを貼った。



崩れていく塔の第四階層、最深部。

金糸雀は大きな鳥籠の中で、囚われの籠の鳥を演じている。

ユーは、金糸雀の傍に。どうかあなたに救いがある事を願っている。
(a6) 2021/10/09(Sat) 23:53:07

鳴いている。

【置】 愛玩用 エマ

"エマ"は朝食の後、部屋を片付け塔へと姿を消した。
自らの死の運命を回避するには、そのタイミングしかなかったからだ。
だから、誰からの文も受け取れない。
だから、誰ともすれ違ってはいない。

散弾銃の号砲が飛び交う。データの海に消えていく残滓だけがある。
けれども、足音はふたつの小夜啼鳥が比翼のように重なり合う最深部には届かない。
男の目的は最初から塔の攻略ではないからだ。
此の場所へ至らせたの理由は一つ。鬨の声はただ一つ。
それは、サポートAIが告げた言葉だった。

ごろんと、短い階段に足を投げ出して横たわる。
のりのきいたシャツもしっかりと仕立てたベストも、汚れるのも構わない。
拾った日本刀は本来の自分の殺意の形ではないが、扱うのは慣れていた。
刃こぼれて鈍くらになった刃先を見つめながら、それに映る自分の顔を見た。
一気に憔悴した気がする。今ストレス値を測れば、最初に来たときと同じくらいか。

「ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、
 明日の朝に、強制中断されます」


それならば、攻略を進めようが、そうでなかろうが、今更出来ることはない。
ただ一つの望みを掛けてきたことは、そもそも意味を成さなかったということだ。

「そうか、そうか、なにかも無駄か。
 今までやってきたコトは、全部意味もねえってか……」

視界を覆うように手をかざす。何も見えない。
目的を失い足元を崩されたのなら、それから先はどうすればいいのだろう?
(L3) 2021/10/10(Sun) 8:36:38
公開: 2021/10/10(Sun) 9:00:00
何処にも行かない。誰かの部屋の前でじっと座り込んでいる。帰りを待っている。

ジョシュアは、天井を見上げた。何を思うでもなく、そのまま。
(a7) 2021/10/10(Sun) 13:32:31

花の指輪を眺めている。まだ枯れずにそこにある。

泣いている。

【人】 虐殺者 ユー

ふと、遠く高くを仰ぎ見る。
0と1に溶け崩れ、剥がれ落ち始めたテクスチャ。
その向こうに広がる虚空が覗く。

きっとこの塔の崩壊は、細やかで幸福な日々の終わりは
もはやそう遠い未来の話ではない。

金糸雀の、泣く声が聞こえる。
(15) 2021/10/10(Sun) 14:49:35
塔内、仮想空間の空を見上げる。

10秒毎薄れる記憶を復元させる為に思考を続ける。

失敗した記憶へ謝罪
救われた記憶へ感謝
覚悟
忘れてはならない。思考を止めない。

【人】 虐殺者 ユー

 
──救いは既に託された。

『ユーサネイジア』は、ただ黙然と佇んでいる。
今はもう、自ら死という籠に囚われた金糸雀に
差し伸べられる手を、その手を取る時を見届けるだけ。

あなた達は他の救いを選ぶ事ができると、そう信じている。
それこそが今与えられるべき救いなのだと信じている。

君の痛みを尊重しよう。
決して君を傷付けるような事はしない。
確かにその約束を守る事ができると、そう信じている。
(16) 2021/10/10(Sun) 17:46:43
メモを貼った。

鳥籠の扉を開けた。

リヤを力いっぱい抱き締めた。

「……さて、リヤの可愛い我儘も収まったことだ。
 夕飯に間に合わなくなる。君も帰るか?」

ちょっとヒビが入った身体を動かして動作を確認しつつ。
静かに耳を傾けていたであろう医療用にも目を向けて。

「ついでに下の温泉に寄っても良いが……」

努めて平常通りの会話を心がけながら、
なんでもないように振る舞っていた。

【人】 虐殺者 ユー

「…いいや、君達は先に帰るといい」

二人の間で一先ずの結論が出たならば、
『ユーサネイジア』はそれ以上追及するような事は無い。
手にした手術用のこぎりをもう一度だけ虚空に振るえば、
塔の入り口までのショートカットが現れる。

今は曲がりなりにもボスエネミー、きっとそれくらいは許される。

「まだこんな場所に残っている困りものが居るようであれば
きちんと追い返してやらないといけないからな」
(17) 2021/10/10(Sun) 20:17:06
今此処でできる事を考える。思考する。

モラルに反する 
もっと自然に過ごしてくれよ。


壊れた記憶の断片に問う

俺は、正解を探らずにいていいのか?
周りに聞いてみろよ、案外単純かもしれないぜ?複雑ならそれにちゃんと寄り添って考えてくれるなら俺は嬉しいなあ


…………

記憶のピースは埋まらない

「違いない。君には君の務めがある。
 おや、便利だなそれは。老体には助かるよ」

たまに火花が腕から散って、
警告ウィンドウを邪魔そうに手で退ける。
見た目は酷いが、大した問題ではなさそうだ。

出口に向かう足取りはゆっくりと。
リヤが何か言いたげであれば、
それを待ってから帰っただろう。

昼食を焼き立てできたての内に残さずぺろり。ミルク餅に、ふふ。

温泉でのんびり。ほかほかしました。

塔から帰って来ての夕食時、クレープ・シュゼットをフランベ。エマがデザートに用意したものです。

大きな声で泣いた。暫くして落ち着くまで、ルツから離れなかった。

鶏卵うどんもエスニック鍋も食べました。勿論、クレープ・シュゼットも。

昼食の時間も、夕食の時間も、食堂に現れなかった。

【置】 愛玩用 エマ

ところでエマは部屋には帰っていないが、夕食の当番の仕事はしてある。
今日のデザートはオレンジと柑橘系の香り高いクレープ・シュゼットだ。
食べる前にブランデーをふりかけてフランベしよう。
自分で出来ない子は調理用に頼もう。
大人のデザートをお楽しみください。
(L4) 2021/10/10(Sun) 20:51:31
公開: 2021/10/10(Sun) 20:50:00
ただただ走る。
軋む全ての関節は無視しながら

ただ信じながら。

ごちそうさまでした。あとは、他に夕食を食べる子を待っています。クレープを出してあげないとですから。

ルツに酷いことをして、それでも優しい言葉を貰って。
金糸雀は一頻り泣いたあと、優しい医療用へと目を向ける。

あれだけみんなで一緒に死にたいと叫んだ癖に、この体たらくだ。
申し訳なさそうに、医療用を見ただろう。

「ユー  …… ユーサネイジア。
 一緒に…… 帰れる?
 今じゃなくてもいいの。
 夕飯を一緒に食べて、 ……おやすみなさいを、したいの」

【人】 虐殺者 ユー

「成さねばならない事はあれど、果たさねばならない約束もある
…リヤ。今の僕にはもう、皆の元へ帰らない理由は無い。
だから帰ったら、皆には必ず戻ると伝えてほしい」

惨憺たる有り様には一度目を留めたけれど、
今それに言及するのは無用な口出しというものだろう。
もう一つだけ頼み事をして、立ち去る二人を見送った。
(18) 2021/10/10(Sun) 20:56:47
 




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