人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【人】 1117 闇谷 暁

>>8 迷彩/貴戸

照れ臭そうに頬を掻く。
涙を見れば驚いたが、恋人が拭う様を微笑ましく眺めていた。
それから一歩踏み出して、二人ともまとめて抱きしめる。

「嗚呼……、うん。約束する。
 俺たちは外に出て、綺麗なものを見て、笑うよ。」

大きく広げた腕が、2人分の温度で温かい。
お節介が貴方の為になれば良い、と、願いながら。


「……リョウは、どうするんだ。
 これから……とか。」
(9) 2021/10/03(Sun) 23:41:20

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史


「……っ、ん゛、……ぅ、」

 捩じ込まれる質量に呻きながらも、無意識のうち、背が反り返ってしまう。数年ぶりに男を咥え込んだ後孔は異物を拒んで、けれどもその先にある快楽を知っている。
 痛覚すら興奮を駆り立てる材料と成り果てて、けれどもばらばらに解けた思考を手放そうとするたび、走る痛みに引き戻される。

「ゃ、そこ、……っ、〜〜〜〜!!」

 ばちばちと弾ける、脳を揺らす。穿つものから逃れようとするように腰を引く。快楽が追いかけてくる。
 ……この一時、痛みが失われたことに気づく余裕もなく、その動きはいつしか、追い求めるものに変わっていく。▼
(-85) 2021/10/03(Sun) 23:43:18
黒塚 彰人は、
愛おしむような行為に首を振り、消え入る声で、「とうさん」と漏らした。
(a37) 2021/10/03(Sun) 23:43:59

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤


「えっ?? なに??? 居らんて?????」


 無茶苦茶である。

「あったけどないなりましたよ」
(-86) 2021/10/03(Sun) 23:44:44

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史


 ――……

 どれほど経った時分か。

「あ゛〜〜〜……ああ゛っ、あ、あ、」

 揺さぶられ、知り尽くされた性感帯を責め立てられる。
 意味のない音が、律動に合わせて口から押し出され続ける。

 ――不意に、シーツの上、爪の先がかつんと何かに触れる。小さく硬いそれは、幾らか前にこの手で投げやった装飾品だった。
 摘まみ上げ、震える手で少年の手を掴む。縋るように、その指に輪を添える。きっとその行為は上手くはいかなかった。

 そうしてまた、溺れていく。今度こそ、指の一本も己で制御できなかった。もう何度目になるか、体内で脈打った熱を感じながら、理性の手綱を手放した。
(-87) 2021/10/03(Sun) 23:45:08

【独】 9949 普川 尚久

>>a37 だれかが見える人々愛おしいなと思います。
(-88) 2021/10/03(Sun) 23:46:12

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

>>-67
「……?」

寝ろといわれて、首をかしげる。同じ空気を感じた。
こいつもしかして――

「大人しく寝るのはどちらだ?
身体を好き勝手にされるのも、まさか俺だけだと思ってないだろうな」

61ぐらいの力で、あなたの足を引っかけてから押し倒そうとする。足りなかったら、多分転がされるんだが。
大人しく『はいどうぞ』と、身体を受け渡すきになぞならなかったのだ。
(-89) 2021/10/04(Mon) 0:00:28

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「学校にほとんど行けていないのは揃いだな、まともに通えたのは小学生までだ。
親が死んでからは叔父の仕事の手伝いをされていたからな。
それでパクられるなんて、面倒極まりない」

いじめに遭っていないのなら良かった、と的外れな返答をする。
嫌そうな顔に対してはちょっと気分良さそうに口端をあげた。

「それはどんな願いだ……?
ついでにきかせてくれないか。
まあ、聞かせてくれなくともこのビデオを再生しながら廊下を歩いて帰るだけだ、お前に損はないだろう」

最悪。
(-90) 2021/10/04(Mon) 0:04:12

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


「そうか、難儀だな」

察していなくもない。ただ、不機嫌の内容がその口から自分のしでかしたことだと知れたらどれほど嬉しいだろうなと思っただけだ。

「あれほど名前を呼ばれたら気づくだろう。
 ――明日には、もう言えん」
(-91) 2021/10/04(Mon) 0:09:19

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久


 文句を垂れる様子をちょっと面白そうに聞いて、それから、訝しがる声。

「……何に使う気ですか」

「戸籍と、住所。……できるだけ、人の少ない土地が良いな」

 少年の髪へ鼻先を埋めるように俯いて、呟く。初めてはっきりと口にした願いだった。
 指を組み替える。他人の温度、知らない匂いはただただ、心地が悪い。
だのに何故か、腕の中のこれを離しがたかった。
(-92) 2021/10/04(Mon) 0:12:13

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>9 闇谷/貴戸

「うん、……うん、うん」

二つ抱擁の中で、何度も頷いた。
忘れかけていた温もりが肺を締め付けて、吐息が震えた。
本当にほしい物があることを、思い出してしまいそうになる。

「……オレ、は。ここを出るよ。出て、」

生きる為には、誰かの命が必要だ。
殺して、誰かの命を奪わなければならない。


「……出て、」

 死刑

同じになりたい。
自分で死ぬ勇気が無いから。


他者にも、自分と同じように心がある。
どんな人間にも、その死を悼む人間がいる。
そう知ってしまえば、どちらの夢も叶えることに躊躇いが生まれてしまった。
(10) 2021/10/04(Mon) 0:12:27

【独】 9949 普川 尚久

>>10 ここにおねえさんがいたら、いやなさそいかたできたなぁと思いました。こっちは死ぬ方に誘う側なんよなぁ。そこの夜明けも一緒にいるからどれにしろ起こらないのだけども。焼かれます。
(-93) 2021/10/04(Mon) 0:17:36
南波 靖史は、黒塚が行った動作と、漏らした声を、聞き逃さなかった。
(a38) 2021/10/04(Mon) 0:17:50

南波 靖史は、聞き逃せ なかった。
(a39) 2021/10/04(Mon) 0:18:10

【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「最悪……」

最高の嫌がらせを受けて、酷くげんなりした様子を見せた。

「俺は学校に行かせてもらえなかっただけ。母さんが行くのを嫌がったから……その母さんは今精神科に入院してるよ」

判決の際に母親との会うことを禁じられた事を説明して、ちらりとあなたを見た。面会を禁じられたということは、ここに来る原因となった事件において、母親が酷く悪い関わりをしているという証左だ。

「願いってのは……母さんへの面会の許しを一度だけでいいからもらうこと」

叶うかどうかは、わからない。
(-94) 2021/10/04(Mon) 0:18:19

【独】 7734 迷彩 リョウ

わかってて間違えさそうとしてくるもんな、そこのおねえさん
(-95) 2021/10/04(Mon) 0:19:57

【秘】 9949 普川 尚久 → 0043 榊 潤


「言われるまでも。
なして仕込むかな企画が企画だから以上にないだろうけどさぁ


 は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。キレそう(キレてないです)

「……何? 今の内に言いたいことがあるなら聞くし、
 言われたいことがあるなら言ってやるけど」

 普川の言う今の内は、通常の形態に戻るまでの間のことだ。
報酬はまだもらっていない。
(-96) 2021/10/04(Mon) 0:21:51
黒塚 彰人は、榊の足払いを避けようとする。36くらい。>>-89
(a40) 2021/10/04(Mon) 0:23:52

【独】 8435 黒塚 彰人

/*>>a40 負けた・・・・・・・・・・・・・・
(-97) 2021/10/04(Mon) 0:24:42

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「――時間が経てばどうにかなるように見えなくもないが」

面倒だな、それは。
酷く、面倒だ。なまじ理解が出来る部分と出来ない部分があるが故に。

「なんで会いたいんだ……?
手紙や言づて。写真等で済む話にはならないのか。
それとも、出会って殺しでもしたいのか?」

この最中も素崎の喘ぎ声が漏れている。
そうリピート再生だ……最近のビデオカメラは多機能である。
(-98) 2021/10/04(Mon) 0:28:12

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


事後。こんな状況だが後始末をしなければらならない。
取り掛かろうと動こうとしつつ、

「ねえ」

「俺、君が出した言葉の意味、わかるかもしれない」

「────
靖史


外れたまま転がっていた──一瞬、貴方がもう一度着けようとしているように見えた──指輪を拾い上げて、指輪とあなたを交互に見た。

「──どうして、君は、」

「どんな気持ちでこれをはめ直そうとしてくれたの」

上を見上げた。どこを見ても同じだ。
多分この間、これすら彼は話してくれないだろうから。

あなたの意識が落ちている間に全部を済ませて、大きすぎる抱きまくらにでもするように背中に顔を埋めて、その日は眠りに落ちた──
(-99) 2021/10/04(Mon) 0:30:42

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤


 制服の胸ポケットから錠剤のシートを取り出し、一つ舌に乗せたところだった。ごく軽い、催淫剤の類。

「――っ、」

 不意を突かれ、布団の上。どさりと尻もちをついて、天井と少年の顔を見上げることになる。
 含んだ薬を飲み下し、舌打ちを漏らした。
(-100) 2021/10/04(Mon) 0:31:33

【人】 4432 貴戸 高志

>>10 迷彩/闇谷

夢、応援して貰えたの初めてかも。
 いや、何があっても叶えるつもりだったけどさ。

自分のことは自分でやる。もう失敗しない。自分の夢は、自分で叶える。


嘗ての少年の声が脳裏に響く。
外に出たなら、彼は夢を叶える為に動くのだろう。
けれど、目の前で言い淀む姿を小豆色は捉えた。
理由は分からない。事情を何一つ聞いていないのだから。

「……迷彩。もし、やりたい事を変えたいなら。変えてもいいんじゃないか?

覚えているか?俺が企画初日にお前に話したことを。施設にずっといるということを。
それが今はどうだ?俺は頑なに決めていたことを変えて、共に少年院にいると言ってくれた暁の決意も無駄にして、外へ出たいと選択した」

体を少し屈める。貴方ときちんと話すには、少しだけ距離があったから。

「──好きに生きてくれ、迷彩。

お前が俺たちに沢山笑ってほしいと願うように、俺たちだってお前に沢山笑ってほしいと願っているのだから」
(11) 2021/10/04(Mon) 0:38:19
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭をそっと撫でた。
(a41) 2021/10/04(Mon) 0:45:06

闇谷 暁は、貴戸 高志に微笑みかけた。
(a42) 2021/10/04(Mon) 0:45:58

【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤

「壊れた心と性癖と……両方まともにならなきゃでてこれないなら、あの人は一生病院の中からでられないんじゃないのかなと思うよ」

多分ね、と付け加えて呟く。
刑罰を受けない代わりに入れさせられた病院は、檻と何ら変わらないだろう。

「会わないと何も確かめられないから……かな。
 俺もまだ、トラウマが解消したわけじゃないけど……それでも少しは―――――…………。

 …………。
リピート再生はやめてくれないかな


遠い目になった。
(-101) 2021/10/04(Mon) 0:46:43

【秘】 3839 南波 靖史 → 0043 榊 潤

 
「先に一つだけ教えて」

「置いていくのって、さみしかった?」

「しなくていいなら、したくなかった?」
(-102) 2021/10/04(Mon) 0:56:20

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人


「人が少ないとこより、人に興味を持たれない
 とこのがよくない? 田舎は田舎で微妙に面倒よ、不便だし」

「ベッドタウンの中の都会じゃないとこ寄りくらいが適度かもな」

 さらさらと述べながら、あなたの動作が一々落ち着かない。なんだこいつ。
この人僕のこと別に好きなわけじゃないはずなのにな。


 はあ、ため息ひとつ。逃げるわけでない程度に少し沈んだ頭からは、石鹸のにおいがする。バラの香りのシャンプーだとか、そんなのにはちっとも手を出していない。

「知ったこと何に使うかは、言ったまんまよ。
 黒塚さんらのそういう、
 何かしたいとか、何かしてほしいとか」

「そういうのが、叶っていいと思ってんのさ」

「自己満足で勝手にやるけど、見当外れはしないでいる気。
 だから知るんですよ。言ってることそんなに分からない?」
(-103) 2021/10/04(Mon) 0:58:15

【赤】 8435 黒塚 彰人

 ――少し前までは何時でも煌々と照らされていた場所。

 様々が撤去された院の中、明かりは消え、ただの部屋へと戻ったそこで一人、腰掛けている。
 いくらかの考え事と、疲労感。静かな場所を求めていた。

 足を組み替える。
 ぎぃ。古びたパイプ椅子が軋んで音を立てた。
(*0) 2021/10/04(Mon) 0:59:46

【独】 9949 普川 尚久

>>-103 話の内容の比重の問題もあるけど、アドバイスが先にサラッと出てくんなぁ……って思いました。
(-104) 2021/10/04(Mon) 1:00:43

【秘】 0043 榊 潤 → 4274 素崎 真斗

「俺から言っても、あまり参考にはならないと思うが」

――――独り言になりそうだ。
彼はどうやったら救われるのかわからない。

「事情を知って、手助けしてくれる人間が後ろに一人居るだけでも変わるだろう。
母親がお前を愛してきても、逃げられる場所。
母親がお前を見なくなっても、行ける場所だ」

だから独り言だ、俺が欲しいとおもった人間の話だ。

「少しは融通聞かせられるように俺から頼んでやってもいい、俺は、まあまあ貢献した方だからな。
そうか、まあ、……お前が一番素直に抱かれてくれたからありがたくてだな。大事にまた見ることにする」

薬剤テロという広範囲攻撃により―――貢献度は高い。
そして謎の好感度も高かった、よかったね。素崎くん――。
(-105) 2021/10/04(Mon) 1:00:55

【独】 0043 榊 潤


独り言だ。
半永久的に異能をかけられ、制限されてる身。
この事実だけで犯罪にも思えるのに。
異能の原因である叔父は捕まらない。

今頃何処に逃げているのだろう。
ペットに首輪をつけているつもりなのか?
躾と変わらないのだろうか。
所有物である俺は、
普通に生きることすら許されないのだろうか。なんて。

少なくとも自分の"誰かに決めつけられた生き方"は。
――世界にみとめられている。
俺に向けられた異能を裁く法がどこにもない。
異能のせいか、文句を言える口もない。
なんて馬鹿げた話だろうか。

せめて愛せていたら、これぐらい。
何も不満に思わなかったのに。

愛させてくれないんだ。
(-106) 2021/10/04(Mon) 1:03:11

【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史

「さみしくなかった」

――真だ。

「したくなかったなんて考えたこと無かった」

――真だ。

「だけど、今は、きっとそう思っている。
 誰かさんに弱音を吐くぐらいには、俺は終わりたくなかったよ」

死んで消えた方が、よっぽどでは無いかと思うほどには。
残して、何も出来なかった事実が残るのは。
それを償えないのは、償いたい自分で居られないのは。
嫌だな、と思った。
(-107) 2021/10/04(Mon) 1:06:08

【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久


「言いたいことはないが。
 言われたいことはある……」

だがそれを言いたくは無いな。十分言ってもらえているのだが。

「俺を助けてくれるのなら。
 もう少し手を貸して欲しい……?」

これは言いたいことではない。
言われたいことで間違いではない。

知られたくないことの二つ目じゃないだろうか。
ちなみに知られたくないことの三つ目は、あのキッチンでの情事が想像以上悪くなくて困ったことだ。
(-108) 2021/10/04(Mon) 1:09:09

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史


 返ったのは、寝息だけだった。

 
翌日は昼過ぎまで寝ていただろうし、
起きてからは過去一レベルに不機嫌だったろうと思われる。
散々、無様を晒した後なので。
それでも最低限の会話は成り立っていただろう。それが美徳であるうちは。
(-109) 2021/10/04(Mon) 1:12:13

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>11 >>a4 闇谷/貴戸

屈んだ小豆色を見て、ああやはり他人なのだと思って。
自身の頭を撫でる手に、他人だからこんなに温かいのだと思い知る。
オレは、好きに生きるよ

かつてそう言っておきながら、本音を奥深くにしまい込んだ。
好きに生きられないけれど、それを認めたくない。
これが自分にとっての、好きに生きることだと言い聞かせてきた。

「……
、好きに。生きたい、よ」

そうして貴方たちへ返ってきたのは、
答えでもなく、決意でもなく、願いだった。

「生きたい、けどさぁ……そんなの、できないじゃん」

僕にとっては一緒だけど、世間様にとっての上からでいいね?

悪い奴を教えてほしいと告げれば、彼は言った。
世間様の思う、悪い人間。
その中に自分がいることに気付いたのは、数年前のこと。

人が死ぬというのはな、迷彩、それと同じで悲しい事なんだ。

   
自分

──悪い人間を殺せば悲しむ人間がいるなんて、知りたくなかった!

「オレは生きるなら、誰かを殺さなきゃいけないの」
(12) 2021/10/04(Mon) 1:15:14
 




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