人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【独】 マジシャン 夜長

/*
見守れられていた?!
お返事むりせず。ゆっくりまったりいきましょう。


アザレアさんこんばんはーです
わいわい
(-92) 2021/01/08(Fri) 22:12:13

【人】 宵闇 迅



 ちょっと遠いけどね。
 まあ、車でいけばすぐですよ。

 味見できるんだったか……、あ、

[クセで検索しようとして、ポケットを漁る。>>8
 けれど、そういえばスマホは充電中だった。
 今頃机の上で、音楽をスピーカーから垂れ流しながら、
 主の帰りでも待っている――のか?

 残念。
 温泉宿を満喫する妹を写真に残せるなら、
 撮っておきたかったけれど。
 そうして途切れてしまった"習慣"を、
 取り戻すにはいい機会だと思ったのに。]
(22) 2021/01/08(Fri) 22:14:48

【人】 宵闇 迅


 っふふ、

[わらわないで、と言われても。>>9
 大混乱の中、総毛立って警戒心MAXだった兄と違い、
 妹はくつしたを殉職させていたとは。
 むくれたような物言いに、泥濘んだ笑いが増幅するのも
 やむなしだろう。悪く思うな、妹よ]


 まあ、聞こえなくはない……とは思うけど。
 大丈夫だって言うなら沈まないでほしいところです。

[口が達者になった妹と、軽口の応酬が出来ることが。
 じんわりと胸の奥を温めていく。
 曖昧な言葉をパズルにして、
 彼女の思い描いた正解を見つけ出すゲームも楽しかったけれど
 これはこれで悪くない]
(23) 2021/01/08(Fri) 22:14:56

【人】 宵闇 迅

[露天風呂へ向かった妹を見送って、
 背の後ろについていた腕を、
 だらしなく座卓に投げ出して肘をついた。
 頭を支えているのも億劫で、曲げた肘に挟まるように
 座卓に凭れて目元を覆うと、そっと目を閉じる。

 雪の降っている場所は静かだ。
 そっと耳を澄ませれば、ひとの気配と、
 遠い水音さえ聴こえそうなほど、
 穏やかな時間が横たわっている。


 電話で声を聞いていても、
 記憶の中の声は、いつだって幼かった。

 おにいちゃん、と舌足らずに呼ぶ、つたない声色。
 突拍子もないことをしては兄の肝を冷やし、
 心を温め、飾らない笑顔を連れてきてくれる]
(24) 2021/01/08(Fri) 22:15:08

【人】 宵闇 迅

[ふと気を抜いた時にやってくる追想はいつだって涙で終わる。
 痺れを切らした母親に抱えられて遠ざかっていく、
 肩越しに目一杯手を伸ばして、くしゃくしゃの泣き顔で。

 彼女に笑顔を覚えておいてほしかったぶんだけ、
 自分はあの顔を覚えておこうと思っていた。

 無力だったこと。
 恩知らずと言われようが、背を蹴り飛ばしてでも、
 腕の中に引っ張り込んでやらなかったこと。
 あの子のヒーローで、いてやれなかったこと。

 ――けれど。
 成長した面差しが重なる。

 泣いてはいなかった。
 相変わらず、くるくるとよく変わる表情と、
 未だに突拍子もないことをしかねないあやうさと、
 変わらないあたたかさと、掛け値なしの笑顔を連れて。]
(25) 2021/01/08(Fri) 22:15:18

【秘】 宵闇 迅 → 埋火 真里花



[ きっとこれは自分の夢だ。 
  ――なら、もう十分だよ、と唱えようか。]

 
(-93) 2021/01/08(Fri) 22:15:33

【人】 宵闇 迅

[今の自分なら、夢を現実で書き換えてしまうことだって出来る。
 ここと同じように雪は降らないかもしれないし、
 きっとはてなあじのゼリーもないし、
 あの気の抜けたマスコットも居ないだろうけれど。

 温泉、というワードだけが重なるお隣の県の宿ででも。]


 うん、


[ぺたり、と触れる手は温かい。>>14
 閉じていた目を開けて、浴衣に着替えた妹を見る。
 思考の波打ち際は微睡みによく似ている。
 数度目を瞬いてから、にへら、と笑い返した。]


 黒が映える。
 似合ってるね。

[座卓を押しやって、足の間を叩いて招く。
 ポケットを漁った時に、ヘアゴムを見つけた。
 あんまり凝ったことはできないけれど、
 編み込んで結い上げるぐらいなら、今でも出来るから*]
(26) 2021/01/08(Fri) 22:15:58

【独】 きっと教育係 キネレト

/*
>>-87空さん
わかる。大変わかる。過去ログ読み出したらもう収拾がつかない……
杏音ちゃんかわ……露天風呂女子会も楽しそうだなぁ。
僕も割とそういうとこあるからアザレアくんを不安にさせてしまうのか……?僕の一番は君だよアザレアくん

っあ

アザレアくんんんんんんおかえりおかえり!![ぎゅぎゅー]
[からのうと…………]
(-94) 2021/01/08(Fri) 22:17:02

【独】 菊波 空

/*
皆さまこんばんはー、ってこそこそとみるやつ

>>-94 キネレトさん
そう、可愛いんだ。そしていない間になにいってるんですかーって叫んじゃう恥ずかしがりやなところとかも可愛いんだ。
[というところまでいってこちらも見守ることになるのであった]
(-95) 2021/01/08(Fri) 22:26:42

【独】 菊波 空

/*
そんなわけ?で俺も休んでしまおう。
皆さまおやすみなさい [杏音をぎゅうして退席**]
(-96) 2021/01/08(Fri) 22:27:38

【鳴】 鬼走

[彼の行動は随分と丁寧だ。
まるで淑女を抱く紳士のように丁寧に扱われるのは気恥ずかしくて。
体勢を入れ替えた拍子に、自分の中を抉る彼の肉棒が中を動くのは当然で。
それが感じる箇所を掠めた瞬間、息をのんで四肢をこわばらせてしまった。

自分に覆いかぶさる彼の顔が男らしく、一瞬歪められて。
もしかして自分で彼が感じたのだろうか。
それなら嬉しい、とふわりと笑みをこぼす。

しかし、そのまま彼は剛直を少しずつ抜いていき、縁を遊ぶように先端でいじって、またゆっくりと納めていく]


 ん………っ
 焦らすなよ………っ



[まるで中を探るような動き。
もう自分の躰の中なんか知り尽くしてるくせに。
自分を唯一、貪っていい存在のくせに。優しすぎて残酷だ。
ゆっくりと甘やかされて、逆に辛くて。
もっとしっかりした存在が欲しくて。
同じ様に指も、絆創膏の上からだけしか刺激を与えられなくてもどかしい]
(=34) 2021/01/08(Fri) 22:58:37

【鳴】 鬼走


 お前の形しか知らない………っ



[覚えさせられた彼の形。
快感の中に苦痛も同時にあったはずの時間はとっくに過ぎ去り、今では軽く唾液を絡めた指で中を探られるだけで、彼を受け入れるように形が整ってしまうくらいになっていて。
先ほどの下より、もっと確かなものが、言い聞かせるかのように押し込まれては抜かれていって。

我慢しきれなくなって、足で彼の腰を回して引き付けて、動けなくした]
(=35) 2021/01/08(Fri) 22:59:01

【鳴】 鬼走



 あんまりからかうと………っ


[そこで何か脅迫に類するようなセリフを吐きたいのに思いつかない。
例えば浮気するぞ、とか別れるぞ、とか言えればいいのにそういう言葉を思いつかないというより、思いついても、言った自分の方が落ち込みそうで言えない。
彼にダメージを与えられる言葉を持たない自分が情けなかった。

悔しいので唇を噛んで言葉を途切れさせると、腰をひねり、中を意図的に締め付けた。
腰を動かして、強引に達かせてやろうとしながら、自分の雄を両手で押さえて。
その様は彼からしたら自慰しているように見えたかもしれない*]
(=36) 2021/01/08(Fri) 22:59:19

【独】 埋火 真里花

/*
お兄ちゃんへ

中の人の心臓をいたわってソーシャルディスタンスしてくれって
いったじゃん・・・いったじゃん・・・

おひざにしゅーっ・・・はーどるがたかい・・・

真里花「わーい

PCがPLを裏切ってくる………
(-97) 2021/01/09(Sat) 0:18:01

【人】 埋火 真里花

 車……、お兄ちゃんの運転で?
 行きたいな、いつか。連れてって。

[ ポケットをごそごそした兄>>22は何かを探して
 居るようだった。
 ああ、と察して自分も鞄の中をごそごそ
 したけど、自分も携帯は持っていなかった。

 コンビニ行くだけだからって置いてきて
 しまったのが悔やまれる。

 旅行の荷物やなんかが生えてきたのだから
 生えてこないかと念じてみたけど、ダメらしい。

 じっと畳を見つめる私をどう思っただろう。 ]

 ……旅行のね、にもつ
 畳からにょんって出てきたんだよ。

 だから、出てこないかと思ったけど
 出てこない……

[ 何を言ってるかわからないと思うが以下略。
 それならそれで、仕方ない。

 笑わないでとはいったものの、尚更笑われてしまったから
 畳を見つめるのも、むくれるのも、ここまでにして、
 風呂へと向かったことだろう。 ]
(27) 2021/01/09(Sat) 0:37:43

【人】 埋火 真里花

 ほんと?

[ 似合ってるね>>26とそう言われて
 畳の上でくるんと一回転。得意げに笑って ]

 かわいいのいっぱいあったよ
 お兄ちゃんも選んできたら良いよ

[ いたものの。
 叩かれる足、にはた、と動きを止める。

 え?お兄ちゃん。私もうそこそこ大きいよ? ]

 ……ん
(28) 2021/01/09(Sat) 0:37:57

【人】 埋火 真里花

[ お兄ちゃんへ 妹のことをいくつだと思っているんですか?
 呆れる気持ち少し、はずかしさ、半分くらい。

 今でも、そこに招いてくれるのなら飛び込んでいきたいという気持ち。
 一周ぐるりと頭を回った気がするのに、
 体は自然とそちらに向かっていって、

 ここはわたしのばしょ

 そう言うみたいに、ぽすりと兄の足の間におさまった。 ]

 ……あのね、

[ 背を向けて、言うことではきっとない。 ]

 真里花、次はちゃんと笑って言うからね。

[ 何を、と問われたら。
 なんて言おうかな。

 私が覚えてた兄の顔は笑ってた。
 私が最後に兄に見せた顔は、聞き分けのない子供の
 顔だったことを、不意に思い出してしまったから。* ]
(29) 2021/01/09(Sat) 0:38:31

【独】 埋火 真里花

/*
>>3:-67キネレトさん

……?おに、お………ね………??

……お兄ちゃん、あのきれいな人は……?(すがるような目

えっと、きれいなひと………。
(-98) 2021/01/09(Sat) 1:07:43

【独】 きっと教育係 キネレト

/*
>>-98真里花ちゃん
うん?僕のことかい?
ふふ、ありがとう。

[男物の浴衣姿で小さな頭をなでなで
差し当たり性別は明かさずに去る]
(-99) 2021/01/09(Sat) 5:52:39

【人】 図書館長 アザレア

[愛し方は多分知っている。
惜しみない愛情を与える方法も。
多分、そうして育てて貰った。

けれど受け取り方は終ぞわからないままなんだ。
そう伝えればきみは驚くだろうか?]
(30) 2021/01/09(Sat) 8:46:36

【人】 図書館長 アザレア

[抱きしめられても縋ることを知らない子供だった。
そう在る事を強要された覚えはないから
もとよりそういう性分だったのだと思う。
安らぎや喜びを得るよりも
どうするのが正解なのかばかり考えていたと思う。
正解かわからないまま身体だけ育って
わからないままそうされることもなくなった。

『良い大人となった今は撫でられるだけで気恥ずかしい』

確かそんな風に言って触れられることを辞退しようとした
きみに何を思ってそれを押し付けたんだったか。

『気恥ずかしさを覚えるのが正解だったのか』
そんなことを頭の片隅で考えたこともあったのかもしれない。

抱きしめられる腕の中で、気恥ずかしさを抱けば
抱きしめてくれた父や母はそこにわたしの成長を感じ
喜んでくれたのだろうか?

なにか見返りを求められていたわけではない。
上手く受け取れず、何も返せないわたしを
それでも変わらず愛し育ててくれた。

ただ、何も返せなかった自分を悔いているだけだ。
与えてくれた分だけ何かを返したかったのだと思う。
何を返すのが正解かもわからないまま。]
(31) 2021/01/09(Sat) 8:46:57

【人】 図書館長 アザレア

[相変わらず受け取るのが下手くそなわたしは
きみが与えてくれるものも与えてくれようとしていることも
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼす。

ただ押し付けて、受け取って満たされるきみの姿に
安堵して、そこでおわりだ。
愛した分と同じだけ愛されているのだろうという
理解は頭の中にあっても
それをどう受け取るのが正解なのかはわからないままだ。
どうしたら受け取れるのか、わからないままだ。

そもそもそんな状態でどうして愛されているのかわからない。
愛されていていいのか考えるのは漸くやめた。
よくなくたって、きみはわたしを愛してくれるのだと思う。
与えた分だけ、律儀に返してくれるのだろうと思っているから
押し付けてでも与えておけばひとまずは安心できる。

受け取るのが下手くそなわたしは
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼしてしまうから
わたしが押し付けるから、同じだけ返してくれるのではなくて
たとえ最初はそうだったのだとしても、今はきっと
何も差し出さずとも与える以上に
惜しみなく与えてくれるだろうきみの想いも、なにもかも
これっぽっちも上手く見えていないのだろう。]
(32) 2021/01/09(Sat) 8:48:38

【人】 図書館長 アザレア

[だって理由がわからない。
愛されるに足るなにかを、わたしはきっと持っていない。

きみがもし同じことを言えば
例えきみが何も持っていなくとも
わたしが勝手に愛したいだけなのだと
きっと淀みなく答えるのだろう。

同じことだと頭ではわかるのに、何故だか
不器用な感情はついていってはくれないままだった。]
(33) 2021/01/09(Sat) 8:48:58

【人】 図書館長 アザレア


 暖かさを享受できる幸せに抑圧された日常からの脱却か。
 時々難しい表現をするよな、きみは。
 ……だからきみのところには文学少年少女が多いのかな。
 言葉に興味を持たせるのが上手いのかもしれないな。

 教育係の鑑だね。


[単純に他の娯楽が少ないからと、近くに図書館があるからが
本に触れる最初の理由なのかかもしれないがそれだけなら、
触れてみて合わなければそこで終わる筈だ。

小さな利用者たちが足繁く通ってくるに至る経緯の謎に
きみを据えてみると案外しっくりきて
実際のところなんて知らないけれど、
ひとり、勝手に納得してしまった。

子供たちに言葉に親しむ切っ掛けを与えるきみは
わたしにひとを愛する切っ掛けを与えてくれたひとでもある。
そういえば話の切っ掛けを作るのも上手かったなぁなんて
いつもわたしの周りを賑やかにしてくれるのは
きみだったことを思い出す。]
(34) 2021/01/09(Sat) 8:50:07

【人】 図書館長 アザレア

[ただ愛するだけでなく
愛されることを上手く受け取る切っ掛けも
いつかきみが与えてくれるのだろうと
根拠もなく、確証もないのに何故だか納得できてしまった。

不安があるとすればその切っ掛けを活かせるかどうかだが、
きみは根気強いから一度で駄目でもまぁ大丈夫だろう、なんて
いつまでも付き合って貰うつもりでいる無意識の自分には
今はまだ気づいていない。

方向性に少々問題はあれどそれだって
与えられる愛情を受け取った上で
それが尽きることはないんだと疑わず
甘えている事に相違はないんだと
今はまだ、理解することもないけれど、

いずれ、気付ける日も来るだろう。
遠くない未来に、恐らくは。]
(35) 2021/01/09(Sat) 8:51:27

【人】 図書館長 アザレア

[確かめないと躊躇ってしまうきみと
確かめることで安心を得るわたしと
確かに似ているが、随分違うのに、
やっていることは同じなのだから不思議なものだ。

求めれば受け止めてくれることを
理解したらそこで満足してしまうわたしと
どこまで求めていいのかわからず
確かめている途中のきみとの間で
夫婦らしい行為はじつに半端なままになっている。

別段どこかを最後と定めてゴールを目指すものでもないが
何の障害もなくお互い合意の上なのにいつも
互が「途中」と感じている程度で終わる行為に
いい加減不安を抱かせているんじゃないかとは思う。

思いはするが、思うだけで。
なんとなく今まで来てしまったので。
今日こそは、と。思わなくもない。

きみもそう思っているのかと思うと割とそれだけで
興奮できてしまうので、別に難しいことではない。
変な見栄を張っているだけだ。

例えばそう、今こうして裸を晒す行為と同じに。]
(36) 2021/01/09(Sat) 8:52:00

【人】 図書館長 アザレア


 きみが恥じらう様は可愛らしくて、
 なんというか、とても、目の保養になるから
 これは理解しないままでいてくれて構わないが。

 ………しっているかい?
 こういうのは恥ずかしがった方が余計恥ずかしいんだ。

 嘘でも堂々としていたほうが案外気にされないものだと
 頭で理解しているからこその振る舞いというか……


[まぁ、つまりは。当然恥らいくらいはあるわけで。
けれど女性の抱くそれよりは随分緩いものだとは思う。
なんせ性的な目で見られる要素も機会も極端に少ない。
今現在肌を晒しただけで如何わしい目を向けられているきみと
わたしとの顕著な差がいい例だと思う。

恥じらう割にはその辺りへの危機感が
彼女の中で大分希薄なのが不思議でならない。
そういう視線に脅かされることなく
ここまで育ってこられたからなのか
無防備が過ぎて気付いていないだけなのかは
彼女の場合、なかなかに怪しいところだ。]
(37) 2021/01/09(Sat) 8:54:33

【人】 図書館長 アザレア



 きみは、きみ自身の魅力を
 もう少しくらいは理解したほうがいいと思うぞ?


[これからその魅力を遺憾無く発揮しようと企んでいるなんて
知る由もないから年頃に成長した娘を
心配する父親みたいな目線になった。

そういう目線こそが彼女の不安を更に煽るかもしれない
なんて、唐変木が気付くことはない。]
(38) 2021/01/09(Sat) 8:55:35

【人】 図書館長 アザレア

[雪だるまをわんさか作ろうとしていたことを
言い当てられた気がしてちょっとドキッとしたのは内緒だ。
正しくはきみが夢中のあひるたちの数だけ、全部。

隙あらばお湯に浸かれなくしようと頭の中で画策していた。
雪だるまの形にしてしまえばきみはあひるを救出したくとも
わたしのつくったものを壊せないだろうなんて打算まで。

衛生面への気遣いももちろん大事だけれど
お湯の温度に体を慣らす意味もある気がするが……
それなりの人数の子供たちをいっぺんに面倒見るとなれば
シャワーの方が効率的なのかもしれないね。
全員に念入りにかかり湯なんてしてたら
お風呂のお湯が大打撃を受けそうだ。]


 確かに雪遊びにもってこいな量だな。
 ここなら雪かきの懸念もないし。

 
[指先を真っ赤に染めて無邪気に雪と戯れる彼女を
思い浮かべて脂下がる。
ここでなら、わたしの前でなら、
気遣う側でなく子供みたいに楽しめるのだろう。
体を冷やしすぎないよう普段は案じる側の彼女を
じぶんだけが甘やかせるのは気分がいいと思ったが……

……彼女なら子供たちを気にかけながらも
一緒に楽しむくらいの器用なことはやってのけそうだと
すぐに考えを改めた。さみしい。]
(39) 2021/01/09(Sat) 8:58:02

【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト

[そうとも、きみの台詞です。
こういうのは重ねたほうが面白いだろう?
雰囲気より笑いを狙ったのは鼻歌のチョイスと同じに
確かにきみの感じたとおり「予防線」なのかもしれない。

たぶんすこし、潔癖が過ぎるのだと思う。
性的な感情に対して、過剰なくらいに。
全く自覚はないけれど。
或いは児童書に描かれるような綺麗なだけの愛への
あこがれが強すぎるか。
その自覚は多少ある。なんせ夢見がちなもので。

愛する人に触れたいと感じる欲求が
肉欲に流されただけのものでないか、
慎重すぎるほどに自分に尋ねてしまうし
理性を忘れて求めることを愚かな行為だと思っている。

自分で教えたいろに美しく染まって綻ぶ目の前のきみに
獣欲めいた餓えを持て余す自分を野蛮な生き物のように思う。

そうではないと否定して欲しくて
きみから求められることを待ってしまうのかもしれない。

場違いなBGMをかき消されながら思う。]
(-100) 2021/01/09(Sat) 8:58:50
 




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