01:13:57

人狼物語 三日月国


105 身内村

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:ろぼ先生 夏越 清正

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[くる、と振り向けば妻がいる。
 幸せな結婚をした記憶を持って生まれて1週間で
 一緒に市役所に緑の紙を出しに行ったはずの。

 男は彼女を愛している。
 空っぽの家に取り残された時や、
 自分を受け入れてくれる土地を探して
 心許ないままさまよった時ですら
 その想いは変わることはなく。
 ──アンドロイドとしての刷り込みが消えた今も。]
(10) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 3:10:04

【人】 ろぼ先生 夏越 清正



  おかえり!


[そう、ふにゃりと笑う。
 もしかしたらさっきまでのテレビ通話を
 見られていたかもしれない照れを滲ませながら。]


  今ね、山梨のみんなとおしゃべりしてた。
  前の教え子だった健太が
  坂道を自転車で転げ落ちて骨折してたの、
  ようやく退院出来たんだって。


[季節のパフェの主役を飾る桃の作り手や、
 未だにロボットネタでからかってくる悪童共、
 その他同僚やらご近所やら、
 男の話には毎度登場する人々のことは
 清華もある程度は知っているだろう。

 それは確かに男が“ 僕 ”として生きて
 絆を獲得した人達。]
(11) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 3:24:24

【独】 ろぼ先生 夏越 清正



  みんな、“僕”だけの大事な人。

  「彼」のものじゃない。

 
(-1) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 3:25:44

【秘】 ろぼ先生 夏越 清正 → 春野 清華

[妻の中には、確かに“僕”がいる。
 しかし、彼女の心の中には「僕」もいる。

 辛い記憶が付けた傷ごと消えてしまえ、
 “僕”こそが彼女を愛しているのだから、と。
 何度打ち消しても、男の脳裏には
 時折そんな言葉が浮かんだ。

 でも、もう絶対に口にはしない。

 彼女が男に心の自由をくれたのと同じように
 男もまた彼女の心に自由をあげたい、と。
 大事な人達を持ったことで、殊更強く
 そう思うようになったから。]
(-2) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 3:35:42

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[でね、それでね、と外出から帰った母親に
 矢継ぎ早に今日の出来事を報告する子どもみたいに
 面白おかしくさっきまでの話を聞かせたら
 清華はどんな反応をしてくれたろう。

 なんとなく子どもじみた甘え方をしてしまうのは
 再度の離別への恐怖ゆえか、
 それとも未だに「僕」と“僕”と彼女の関係の
 しっくりくる置きどころが分からないせいか。]


  お店は、どうだった? 
  新しいメニューの反応とか。


[もう桃や葡萄の盛る時期は過ぎた。
 カフェでも暖かなメニューが愛される時期だろうか。
 そんなことを考えながら、尋ねよう。

 自分の店を持って、たくさんの人を笑顔に。
 そんな大事な夢が「叶った」と思えるまで。]
(12) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 4:07:28

【人】 ろぼ先生 夏越 清正



  それでね、あの…………。


[男は不意に言葉を区切って、
 握ったままのマグカップに視線を落とす。
 誰のものでもない「お客さん」のやつじゃなくて
 “僕”のマグカップが欲しい。
 前に買ったのはひどい騒動のせいで
 割れてしまったから。

 そう言おうとするのだけれど、
 誘うことで要らぬ傷を開きやしないか。
 少し心配で、頭の中で言葉を探す。
 
なるほど、言葉に出すのって照れくさいし難しい。



  あの、一緒に、お買い物行きたい。
  清華が、嫌じゃなければ。


[何度かつかえながらも、言った。
 ちゃんと目を見て。頑張った。
 ……“僕”は、「僕」とは違うのだから。]*
(13) シュレッダー 2021/10/28(Thu) 4:17:54

【独】 なごっち 夏越 清正



 だって、僕が強い男たるべきならば、
 そうである、とせめても見せかけたかったならば、
 一体どんなふうに、どんな時に笑えばよかったのか。

 誰も教えてくれなかったんだ。

 
(-3) シュレッダー 2021/10/29(Fri) 13:07:24

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[まるで、苦い粉薬を包みこんで飲み込ませる
 オブラートみたいに、薄い膜が間にあるよう。
 時々、清華と話す時に男はそう感じることがあった。
 近くにいることを許されては、いる。
 だけれどあと一歩のところで近付けない。

 だけれどそれに気付かないふりをして
 男は自分の大事な人達の話をする。

 いつか、お互いのベストな心の距離が見つかるまで
 いつまでもいつまでも待とう。
 ……そう、心に決めて。]
(17) シュレッダー 2021/10/29(Fri) 13:36:21

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[そして、獲得したデートの確約には
 素直にぴょい、と小躍りして。]


  わーい!ずっと欲しいのがあってね!
  一緒に来てくれたら、嬉しいな。


[いつか、黒い海がうねる街で選んだものは、
 男が使う間もなく割れてしまった。
 今度行きたいのは車で十数分ほどのところにある
 小さくて可愛いお店。
 男一人で入るには、ちょっと気恥しいのもあるし
 単に一緒に出かける理由が
 欲しかっただけかもしれない。]
(18) シュレッダー 2021/10/29(Fri) 13:47:15

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[「僕」とは違って、“僕”は感情を表にする。
 どうする「べき」か、じゃなくて
 どうし「たい」かを優先する。
 それが、清華が男に授けてくれた“意思”という宝物。

 だからデートの約束にけらけらと小躍りしながら
 ふと、清華の頬に手を伸ばして]


  …………ね、いい?


[肌に触れて、キスをする許可をもらうのも
 男がそう「したい」から。
 ……でもそれはお互いの意思確認が
 なきゃいけないことだから、小さな声で尋ねよう。]*
(19) シュレッダー 2021/10/29(Fri) 14:05:55

【秘】 春野 清華 → ろぼ先生 夏越 清正




  わたしはね、あなたを愛してる。


    
───WあなたWを愛したいの。



 
(-4) ななと 2021/10/30(Sat) 7:09:20

【独】 ろぼ先生 夏越 清正

/*
きゃーーーーーーーー!!!!!!
(うれしくてオフトゥンの中で転げまわるPL)
(-5) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 8:27:05

【独】 ろぼ先生 夏越 清正

/*
それをさ、清華ちゃんから言ってもらえるの、ろぼくん絶対嬉しいと思うのよ。
(-6) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 8:28:04

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[言葉にしなくても、そっと閉じられた瞳に
 意図を察して、まるで教会でするみたいなキスを
 いちばん愛する人に注ぐ。

 重ねた手は温かい。
 男にはない鼓動が分け与えられるよう。
 角度を変えてもう一度、手を頬から滑らせ
 背中をそっと抱き寄せる。

 震えてない?もう、怯えてない?
 “僕”は、君のそばにいてもいい?
 言葉に出来ない意思確認を掌に乗せる。]
(25) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:00:59

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[閉じた瞼を開いて唇を離せば視線が通い合って、
 男は照れくさそうに、ひひ…と笑う。
 自分からキスを強請ったのに、
 このつかの間満たされた空気が
 流れるのは慣れていないのだ。

 緩く弧を描く清華の唇に倣って
 微笑んでみせようとするのだけれど、
 どうしても恥じらいが邪魔をする。

 だけどそのもにゃりと不格好な唇の笑みは、
 清華の言葉で弾けて、より深い喜色に変わる。]


  いく……!え、いいの?


[一緒に泊まりの旅行なんて、あの時以来。
 数ヶ月悩んでたセレクトショップのカップが
 頭の中からぽーいとすっ飛んでいって
 男は早速、お土産にカップを買うことを考えている。]
(26) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:17:42

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[行きたいところ、というのがパッと思いつかなくて
 んー、うーん、と清華の肩に手を置いたまま
 悩んで唸ってしばし。]


  …………今度は、ビジホじゃないとこにしよ。


[インパクト大な女社長の顔が
 至る所にあるあそこじゃなくて。
 冗談半分、半分は本気。]
(27) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:22:05

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[結局、今すぐ「ココ!」となる場所が思いつかなくて
 少し時間をもらうことにした。

 写真の撮影しがいある、映え、なところがいいかな。
 今なら渓谷の紅葉が綺麗かな。
 あーでもない、こーでもない。
 PCとにらめっこしたり、
 本屋で旅行雑誌を立ち読みしたり。

 しかしいまいちピンと来ない。

 その日の夜も、ノートPCを膝に載っけて真剣な顔をして。
 不安定だと、椅子に座った手で太腿をぴちぴち叩くのは
 オリジナルにはない、桃農家の息子さんから移った癖。
(28) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:30:54

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[けれど翌朝、清華と朝食を取っている時に
 たまたまつけていたテレビの旅番組を見ていたら
 画面にものすごいものが写った。

 温泉の地熱ですくすく育った、
 ものすごーーーく大きな、
もやし。


 農家のおじさんの膝より大きく育ったそれは
 正しくは「そばもやし」という、
 スーパーで見かける「まめもやし」とは違うもの。
 それにしても、でかい。
 レポーターがそのでっかいもやしを使った料理を
 がつがつと頬張っている。

 温泉があるとはいっても、それ以外何も無い。
 だからもやしを栽培してみたのだという。
 恐ろしく映えない光景だけれど、
 なぜだか男は画面に釘付けになってしまった。]
(29) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:38:42

【人】 ろぼ先生 夏越 清正



  清華…………あれ、


[食べに行かない?と続ける。
 場所は青森だから、朝早くに出なくちゃだけど
 行って帰ってこれる距離だ。

 清華はもっと華やかなところがいいだろうか。
 でも、紅葉の山に囲まれて人も少ない場所で
 ゆっくり体と心を休めるのもいいかな、と。

 もしそれでOKがもらえたならば
 いざ、もやしといやしを求めて
 何もしない旅に出よう。]*
(30) シュレッダー 2021/10/30(Sat) 12:43:33

【人】 ろぼ先生 夏越 清正



  食べたい、とは少し違うかな。
  見た事ないじゃない、あんな大きいの。


[男も、オリジナルも、そこまで
 もやし好きではない、はず。
 不思議そうに小首を傾げた清華に
 こてん、とこちらも首を傾げながら、男は言葉を探す。]


  見た事ないから見に行きたい、が近いかも。
  もちろん食べるのも楽しみだけどさ。


[知らないものを見に行って、触れたい。
 普通はどうするべきかはともかく
 自分の気持ちと向き合ってみたい。
 そういう、気持ち。]
(35) シュレッダー 2021/10/31(Sun) 9:21:17

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[レポーターが美味しそうにパリパリ音を立てながら
 もやし炒めを平らげているが、その味は未知数。
 テレビではもやし炒めのほか
 もやしをたくさんのせたラーメンを紹介していたがさて。

 日が暮れると氷点下を下回るらしいから
 しっかり暖かいものを用意して
 男は清華とともに北の大地に旅立とう。
 新幹線とはいえ数時間はかかる道のり、
 ガイドブックを捲りながら旅程を組もう。]


  もやしのある温泉地には
  ほぼ観光できるところないね……
  弘前駅のまわりを少し観光してからいこうよ。


[弘前城や、りんご公園、ねぶたを展示した資料館。
 もう少し海が近ければホタテやイカなどの
 海鮮にありつけたかもしれないが。]
(36) シュレッダー 2021/10/31(Sun) 12:11:41

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[都心から離れるにつれて、車窓から眺める風景は
 ビルの林が次第になだらかになって、
 やがて畑の中に家が点在するようになり、
 最終的には完全に森の中へと変わっていく。

 その次々変わる景色は、カメラには収められない。
 代わりに男はつぶさに記憶にとどめようとするように
 じっと景色を眺めている。
 心做しか、北上するにつれて肌寒さを感じ
 男は首元に巻いたマフラーに頬を埋める。]


  青森っていったら、やっぱりりんごかな。


[また巡り会えた場所が桃農家だったのもあって、
 男は何の気なしに、青森でも
 おいしいリンゴを探すのか尋ねようとするだろう。]
(37) シュレッダー 2021/10/31(Sun) 13:36:29

【秘】 ろぼ先生 夏越 清正 → 春野 清華



  
例えば旅先で素敵なものを見つけてさ、
  それを使って美味しい料理を作ったら、
  もっとお客さんが喜んでくれるんじゃないか、って。

  “僕”だって、君の夢の続きが見たいんだ。


 
(-7) シュレッダー 2021/10/31(Sun) 13:48:27

【人】 ろぼ先生 夏越 清正

[しばらく続いたトンネルの真っ暗闇が晴れると、
 朱や黄に色付く木立が広がっていた。
 花の盛りのような光景に魂を奪われしばし
 黙って目を向けていたが、やがてまたその林がひらけ
 赤く色付く果実を実らせた畑がちらほら見えてくる。]


  ね、りんごなってる!


[山梨や、普段の景色と違う風景に歓喜する男は、
 数十分後、目的地に着いた途端に
 肌を切るような寒風の歓迎を受けることを
 まだ知らないでいる。]*
(38) シュレッダー 2021/10/31(Sun) 14:02:09
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:夏越 清正 解除する

生存者 (2)

清華
16回 残----pt

 

夏越 清正
9回 残----pt

すきすき

犠牲者 (1)

とある書物(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

VI(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.13 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa