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人狼物語 三日月国


109 毒房のその先で

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【人】 貴戸 高志

「初めてでこれか。やはり暁は料理の才能があるんだな。誇らしいな」

むぐむぐと咀嚼するため引き結ばれていた口元がうっすらと緩やかになっていたのは、気のせいではないかもしれない。

ご馳走様をして、可愛い家族が買ってきてくれたデザートまできっちりいただく。家族が頑張っておつかいを果たしたのだと思うと、普段よりもちょっとだけ特別に感じる味がした。

その後皿洗いやら何やら家事を済ませ、渡したいものとやらを待つ。

待っていたのだが……
(0) 2021/11/18(Thu) 21:28:59
貴戸 高志は、ぴしりと固まった
(a0) 2021/11/18(Thu) 21:29:37

貴戸 高志は、まっすぐだ。
(a5) 2021/11/18(Thu) 22:23:26

貴戸 高志は、まっすぐだ。なんかどうしようもなく大変すっごく馬鹿がつくほどには。
(a6) 2021/11/18(Thu) 22:23:44

【恋】 貴戸 高志

キューピッドの声援と今は遠いところにいる先輩の優しさ(?)を貰った後。
彼なりの応援を受け、馬鹿がつくほどの真っ直ぐさで返したけれど。

「……」

動くときは迷わず動く少年は、寝室の布団を敷き終えたままその場に佇んでいた。

お誂え向きの空間、時間。
約束したその時が、今目の前に横たわっている。
(?0) 2021/11/18(Thu) 23:23:58

【恋】 貴戸 高志

襖が滑るように開く音がやけに大きく感じられたのは緊張のせいだろうか。
それでも少年は強張りをおくびにも出さず、藤色の髪をさらりと揺らして恋人へと顔を向けた。

「……ああ」

手を取って、シーツへ招いて。
先にすとんと長い足をたたんで座った後、ゆるやかに両腕を持ち上げた。

情欲を滲ませた小豆色の視線がまっすぐ貴方を見上げている。

(?3) 2021/11/18(Thu) 23:49:00

【恋】 貴戸 高志

「おいで、暁」

両腕に飛び込んでしまったら。
あとはもう、二人で溺れるだけ。
(?4) 2021/11/18(Thu) 23:50:13

【恋】 貴戸 高志

腕の中に納まったのなら、きっと貴方は気付くかもしれない。
表面に出なかった分の感情が、藤色の少年の鼓動を煩いほどに動かしていることを。

まるでいい子だと褒めるように両腕で抱きしめる。

"初めての夜更かし"に比べたら随分と欲深くなってしまった。そうさせたのは、目の前にいる貴方だ。

「……そうだな。折角リョウが持ってきてくれたわけだし……もしかしたらその中に暁が気にいるものがあるかもしれないし……」

ほんとか?

互いがどのような好みを隠し持っているかはさておくとして、首元へ抱きついてきた貴方を優しく抱き止める。

「あかつき」

求めるように名前を呼んだ。
貴方の名前の形に震えた唇はそのまま、貴方の唇へ重なろうと近づいていく。
(?6) 2021/11/19(Fri) 0:15:19

【恋】 貴戸 高志

小さく漏れた笑みに反応してこぼした吐息は、どこか笑みを含んでいるように聞こえるだろう。

柔らかな触感が唇に乗せられた瞬間、今まで纏っていた緊張が音もなく解けていく。こうして慎ましく触れ合うだけでも泣きそうになるくらいの愛しさと温もりが込み上げてきて、たまらず貴方を抱く腕にも力が込められた。

「俺も好きだよ、暁。
 どうにかなるよう頑張って動いたから今この時がある。誇るといい」

己は何もなければきっと今もなお箱庭の中に居続けていただろうから。
手を伸ばし、隣にいていいと教わり、共に歩もうと決めたのは貴方がいてくれたからだ。

「夢なんかじゃない。夢にさせるものか。
 知ってくれ、暁。

 この熱が、この想いが……

 ……紛れもない現実のものであるということを」

偽りではないと証明するのに言葉など不要だ。
そう教えるかのように更に深く深く口付ける。
舌がこちらの唇に触れてきたことに気付けば何の躊躇いもなく口を開いて招き入れた。

舌を絡めて、唇を擦り合わせて。貴方を求めるようにその動きは激しさを増していった。
大事な家族三人で生きるのに必死だったから、こんなに触れ合うのは本当に久しぶりだった。

若い体の内側に、少しずつ熱が灯されていく。
(?8) 2021/11/19(Fri) 3:32:08

【恋】 貴戸 高志

ただ唇を合わせているだけなのにどうしてこんなにも気持ちよくて、内側がかき乱されるのか。

「…………ふ…………ッ」

背中を叩かれれば素直に顔を離す。名残惜しそうに互いの唇を銀の糸が繋いでいるのが見えた。

はふ、と呼吸を整える少年の頬も若干赤みを帯びている。それでも苦しさより貴方を求める気持ちの方が強いのだろう、物足りないとばかりに散々貴方の口内を貪った舌が艶めく己の唇をちろりと舐め上げた。

「試すって……それ…………」

貴方が手に取った中身を見やる。

(?11) 2021/11/19(Fri) 16:17:09

【恋】 貴戸 高志

乳首用クリップローター。


洗濯バサミのように乳首を挟むタイプである。

「…………痛そう…………」

素直に感想を述べた。色気がない。

「……暁。お前か俺か、どちらがそれを使ってほしい?

穴が空くほど見つめて考え込んだ後、両腕で自分の服の裾を掴み勇ましいほどに勢いよくばさりと脱ぎ捨てた。

「希望がないなら、俺がそれを使う」
(?12) 2021/11/19(Fri) 16:17:29

【恋】 貴戸 高志

「痛い思いをさせたくないのはこちらも同じだし、それなら俺の方がよほど……」

すかさず反論しようとしたものの、肌を露わにした貴方が身震いをしたのを見て言葉を紡ぐのを途中でやめてしまった。貴方の折角の覚悟を無駄にしたくないのだ。

「辛そうに見えたらすぐ辞めるからな、無理はするな」

色気など微塵もないコメントを添えながら貴方の両肩を掴もうと手を伸ばす。そのままシーツへ貴方を縫い留めるだろう。

もう一度唇を寄せる。
額、瞼、頬、鼻先、唇、慈しむように丁寧に触れていく。
そして喉元から鎖骨へ滑らせ胸に近づけば、体を起こし、ゆっくりと胸の先にある尖りに玩具を取り付けるだろう。

「…………暁…………」

これで本当にいいのか?

小さな尖りに容赦なく噛み付いている無機質な異物をまじまじと見下ろす。
困ったような声に違わず、表情もいつもより素直に困惑で歪んでいた。
(?14) 2021/11/20(Sat) 5:17:30

【恋】 貴戸 高志

強請るような視線に気付く。
落ち着いた様子の彼が自分にだけそんな視線を向けてくれるのが嬉しかった。

求められている。
応えたい。

「もどかしい、か。それはかえって辛いだろうな。
 暁に感じてほしいのは辛さではなくて気持ち良さだと言うのに。

 ああ、でも。任せてくれ暁。経験こそないが……」

(?17) 2021/11/21(Sun) 6:37:33

【恋】 貴戸 高志

「……努力しよう。
 お前がもう何も考えられなくなるほど
 快楽に耽ることが出来るように」

(?18) 2021/11/21(Sun) 6:37:59

【恋】 貴戸 高志

薄い唇は更に口付けの雨を降らせていく。

胸から腹へ、臍をくすぐるように舌を突き入れて、鼠蹊部をなぞり上げ、その先へ。

貴方が抵抗しなければ、否、少しの抵抗くらいであれば押し通してでも下衣を脱がせていった。
性器が露わになったなら、長い指を躊躇うことなくそれに絡めた。
先端をぐりぐりと指の先で弄り、幹を上下に擦り上げ、根本にある膨らみにも手を伸ばして刺激を与えようとする。

同じ性を持つ者として、快楽を拾いやすい部分を責め立て貴方を追い詰めようとするだろう。

「…………」

小豆色の瞳は、貴方の表情と下腹部を交互に見つめた。


……こくり。
喉仏が小さく音を鳴らして上下に揺れる。
熟れた果実にも似た赤い舌が、ちろりと己の唇を舐め上げた。
(?19) 2021/11/21(Sun) 6:41:34

【恋】 貴戸 高志

は、と呼吸を一つ。かすかな笑みが含まれていた。

貴方が気持ちよさそうにしてくれるだけでもたまらなく嬉しくて、少年は緩やかに瞳を細めながら指の動きを激しくしていく。

「暁……ふふ。可愛い」

滲み出した先走りを絡めながら扱けばはしたない水音が耳をくすぐった。ぴくぴくと手の中で反応するその性器すら愛おしく見えてくる。

素直に反応する陽芯を見ながら抱いてもいいし、その質量と熱を内側へ招き入れて貪る快楽もこの身は知ってしまった。

どちらでもいい。
貴方と溺れるのなら、なんだって。

全てが幸福に至るためのスパイスなのだ。

(?22) 2021/11/21(Sun) 16:52:19

【恋】 貴戸 高志

見つめ続けていたら、美味しそうに思えてきた。
貴方の全身に口付けを落としていた少年の唇は、最後に……恋人の張り詰めた熱の先に口付けを落とす。

「暁」

わざと性器から殆ど唇を離すことをしないまま声を出した。吐息混じりに名前を呼べば、きっと熱い息が性器をくすぐることだろう。

体を起こす。自分もズボンと下着を取り払おうとして、その前に一度だけ自分の手に舌を伸ばす。

「…………ん、…………っふ……」

衣服に貴方の先走りが少しでも吸い込まれていくのが嫌だった。これは、自分のものだ。
てらてらと濡れる指に赤い舌を這わせて貴方の残滓を舐めとる。喉を鳴らせば苦くも愛しい感触が胃の底へと滑り落ちて、背筋に甘い痺れが走った。

(?23) 2021/11/21(Sun) 16:52:50

【恋】 貴戸 高志

「暁」

艶めく舌が貴方の形に揺れ動く。
何度呼んでも足りない、世界で一番好きな言葉。

下着ごとズボンを下ろせば、既に半分勃ち上がりかけている少年のものが見えるだろう。

「お前が望むなら、そうしよう。
 一緒に気持ちよくなろう」

詰め寄って、熱を帯びた性器を張り詰めている貴方自身へと押し付けた。

「何がしたい?」

ひたひたと誘うように欲の塊を貴方のものへ何度もぶつける。
出来る限り冷静を装ってはいるが、自分だって限界なのだ。

小豆色の瞳の奥に焦げ付くような炎が灯る。


「…………好きにしていいよ、暁」
(?24) 2021/11/21(Sun) 16:53:57

【恋】 貴戸 高志

恋人の要望に小豆色の瞳が笑みの形にそっと細められた。

「ああ、そうだな」

どこまでもどこまでも愛しさが募り続ける。限界なんてない。

「俺だけを覚えて。俺だけを感じて。
 俺はお前のもので……

 ……お前も、俺のものだろう?」

(?27) 2021/11/22(Mon) 2:18:49

【恋】 貴戸 高志

ぎこちなく行われる愛撫に体がはしたなく乱れ、藤色が踊る。求められていることの証左に肉体は分かりやすく反応したが、それ以上に心が激しく悶えて震え続けた。

愛しくて仕方がない。
一つになるほどに強く抱きしめて、二度と離別しないよう溶けてしまいたい。

「……は、ぁ…………っ、そこ、は……」

首筋に落とされた口づけに背が緩くしなった。少年院の頃に鮮やかに咲いていた痕はすっかりなくなってしまったが、教え込まれた痛みと快楽はきちんと体と記憶に焼き付いている。

可愛らしいおねだりに一つ笑みをこぼしてから貴方の手を自身の昂りから引き剥がした。

もう我慢できない。
余裕があるように見えて、解すことを忘れる程度には冷静さも思考もぐずぐずになってしまっている。

「暁」

(?28) 2021/11/22(Mon) 2:19:12

【恋】 貴戸 高志

「俺も、愛している」

紫の瞳から一片たりとも視線を逸らさず、誓うように囁いて――熱を、ゆっくり貴方の内側に埋め込んだ。
(?29) 2021/11/22(Mon) 2:19:46

【恋】 貴戸 高志

貴方の苦しげな反応でようやく準備不足であったことに気付く。

「……ぁ、あかつき、すまな、い……」

謝罪の言葉を口にした。口にしただけだった。

狭い内壁がきゅうきゅうと締め上げてくる。
痛すぎる程の刺激に思わず呻くも、貴方が欲しくて仕方がない。

もう我慢できない。
ずっと、ずっと欲しかった。
穏やかな日常を貴方と過ごせるだけでも嬉しかったけれど、身も心も蕩けるような快楽越しに愛を確かめ合う行為も好きだった。

だって、今この時だけは、貴方は何もかもを忘れて自分だけを見てくれると確信できるから。

限りなく不自由に近い自由の檻でもないし、
限りなく自由に近い不自由の箱庭でもない。

貴方が齎してくれた本当の自由な世界で二人きり。
昔の己では考えたこともないようなとびきり甘い幸せに、泣いてしまいそうだった。

(?31) 2021/11/22(Mon) 4:43:31

【恋】 貴戸 高志

「あか、つき……、暁っ」

肩口にキスをされれば、苦しげに笑いながら体を更に密着させた。互いの体がぶつかって、クリップが揺れ動いたかもしれない。

「すまない、もう……止められそうにない……から……ッ」

柔らかな髪をかき分けて、耳朶に唇を寄せて吐息を吹き込む。

「噛んで。好きなだけ痕をつけて。
 俺もそれが……欲しくてたまらないよ、暁」

言うや否や、埋め込んだ昂りを一度引き抜いて、最初よりも勢いをつけて恋人の中を穿った。
抜いて、また挿れて。ゆっくりと、けれど確実に貴方を追い詰め始めていく。
(?32) 2021/11/22(Mon) 4:44:18

【恋】 貴戸 高志

貴方の唇からこぼれ落ちる嬌声が更に情欲の炎を燃え上がらせていく。

貴方を気遣う為の理性だって端から焦げて燃え尽きてしまえば、一つに重なるのに邪魔な玩具を外す仕草さえも荒々しさが滲んでしまった。
尖りを苛むクリップを無理矢理引っ張って取り上げ、生じた隙間を埋めるように体を重ねたものだから、直前まで虐められていた少年の乳頭はのしかかってきた体に少なからず擦れてしまったかもしれない。

「い゛ッ、く、ぅあ……っ、は…………ッ!」

首元に走る鋭い痛み。
貴方と繋がるだけで胸を締め上げるような幸福感と頭が焼き切れるような刺激が襲ってくるのに、自分にとってはすっかり快楽の一つとなってしまった痛みが与えられれば声を上げるしかなかった。

その整った顔に苦悶の色が乗ったは最初だけで、すぐにとろりと熱に浮かされたような惚けた表情へと変わっていく。

(?35) 2021/11/22(Mon) 16:52:10

【恋】 貴戸 高志

貴方を貪りながら貴方に捕食される。
互いが互いを求める行為にどこまでも溺れていく。

「っぁ、いい、そこ……っ、あか、つき……あかつき……ッ!」

生き物としての弱点である首を貴方に差し出して、与えられるものを心から嬉しそうに受け取った。麻薬にも似た苦楽に体が悦び打ち震える。

「すき、すきだ…………暁……っ
 愛してる、愛しているから…………ッ!」

ぱちゅんと肉がぶつかる音も、にちゃりとはしたなく零れる水音も、随分遠くに聴こえる。

できるだけ奥を、貴方の"いいところ"を目掛けて腰を引き、抉るようにまた押し進めて。何度も何度も恋人の内側に自分を刻み込んでいく。

視界がちかちかと明滅してきた。腹の奥底から熱いものが込み上げる。
限界が近いと本能的に理解すれば、縋るように貴方を更に強くかき抱いた。

(?36) 2021/11/22(Mon) 16:52:29

【恋】 貴戸 高志

「ずっとそばにいて」

吐息混じりにそう囁いて、
少年は愛する人の内側に熱を吐き出し震えて果てた。
(?37) 2021/11/22(Mon) 16:53:05
貴戸 高志は、愛する者が出来た。昔の自分には無かったものだ。
(a18) 2021/11/22(Mon) 16:53:52

貴戸 高志は、喪失の恐れを知った。昔の自分には無かったものだ。
(a19) 2021/11/22(Mon) 16:54:23

貴戸 高志は、自分の意思で歩き、傍にいるための努力を怠ることはない。欲しいものは自分で掴み守るのだと決めている。
(a20) 2021/11/22(Mon) 16:57:55

貴戸 高志は、けれど、不安が微塵もない訳ではない。特に、理性も知性も溶けている時であるならば。
(a21) 2021/11/22(Mon) 16:58:16

【恋】 貴戸 高志

貴方の刃が埋め込まれれば、一際高く鳴いて体を震わせた。
人の体は本来なら痛みを受け入れるように作られていない。肉体が苦痛や快楽から逃げようと無意識に離れようとしたのを、少年の心が押さえ込み、噛み付く貴方へ全てを差し出す。この身は恋人のものだ。逃げるなどと例え己の体でも許せない。

「はっ、はぁ…………、…………は……」

顔を上げないまま貴方を抱きしめ続け、呼吸を整える。
一滴残らず吐き出して、それを奥に擦り付けるように僅かに腰を揺らしたのはきっと無意識に行われたものだろう。伏せたままの少年は惚けたままだった。

スキンを被せず性行為に及んだことも、貴方に優しく尽くすことも、何もかも忘れてゆるやかな甘い海に浸っている。

「あかつき…………」

ちょうどその頃だろうか。
果てた直後特有の呆然とした状態の脳に、意識が戻ってきた貴方の言葉が染み込むように伝えられたのは。

(?40) 2021/11/23(Tue) 17:14:58

【恋】 貴戸 高志

「…………だめ、だな」

普段堅苦しい声を紡ぐ少年の声に自虐的な色が滲んでいる。それを隠すかのように、すぐに小さく笑い声が転がった。

「……お前には弱いところを見せてばかりだ。こんな筈じゃなかったのにな」

人は守るものがあると強くなれるという。
でも、自分はどうだろう。弱くなってしまったように見えて仕方がない。

好きという気持ちはたいへんに難しい。
お前は、こんな複雑なものを抱えながら共に過ごしていたのだろうか。

「暁は凄いな。眩しいよ」

藤色の髪が張り付いた肌を貴方に擦り寄せる。
強い意思も生真面目さも、恋人を過剰なまでに優しくしようとする気持ちも。
何もかもが久しぶりの情交で溶けてしまった今、ようやく少年は剥き出しの感情を貴方に晒して寄りかかった。どこにでもあるような、ささやかな寂しさと甘えが心の底に沈んでいた。
(?41) 2021/11/23(Tue) 17:15:17
貴戸 高志は、大人しく頭を撫でられて素直に笑った。
(a26) 2021/11/23(Tue) 17:15:40

貴戸 高志は、同じものを返せているか、貴方を幸せに出来ているか、本当は少しだけ自信がないけれど。
(a27) 2021/11/23(Tue) 17:16:09

貴戸 高志は、闇谷 暁が好きだ。
(a28) 2021/11/23(Tue) 17:16:23

 




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