人狼物語 三日月国


109 毒房のその先で

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【人】 探偵 闇谷 暁


「レゴ、ちゃんと片付けるんだぞ。
 踏むと痛いからな…………………………」

遠い目をした。
過去に踏んだ者だ。面構えが違う。
(1) 2021/11/14(Sun) 23:45:10

【人】 探偵 闇谷 暁


「来客用の布団はあるけど、どうするか……。
 四人並ぶと狭いだろうが、寝室に敷くか?
 リョウの部屋に二人分並べても良いが。」

とりあえず、持てなす用意をしなければ。
ちょうど食材の買い出しも必要だ、とあれこれ考える。

「……あー、
 一応仏壇、手合わせておいてくれ。」

従わなくても、従っても良い。
そのくらいの気持ちで、居間に陣取る小さめの仏壇を指さす。
置かれた写真には、
家主と似たような顔立ちをした妙齢の女性が微笑んでいる。

「後は適当に。
 俺は合間で仕事するけど、気にするな。」

広い和風の、二階建ての一軒家。

一階には居間に台所、客間、風呂トイレに、
本棚に囲まれた、散らかった仕事部屋。
奥の階段から2階に上がれば、寝室、迷彩の私室。
それから倉庫のように使われている空き部屋。

どの部屋も、襖を開ければ中を容易に確認できるだろう。
(5) 2021/11/15(Mon) 0:21:58

【人】 探偵 闇谷 暁

>>4 高志

貴方と連れ添って、台所へ足を運ぶ。
来客の姿に、懐かしい気持ちになりつつも
互いに穏やかに微笑み合う。

「そうだな、
 連絡は取ってたみたいだけど
 会うのは久しぶりになるし……」

ふむ、と顎に手を当て思案。

「作るか、豪華なの。二人で。」
(6) 2021/11/15(Mon) 0:24:25
闇谷 暁は、あーあ、みたいな顔をした。
(a4) 2021/11/15(Mon) 0:38:32

【人】 探偵 闇谷 暁

>>8 高志

「うーん……リョウ達が喜びそうなものとか。
 洋食に挑戦してみるか……?」

思い返せば、和食ばかりの日々。
互いに馴染みのある味という理由だが、
またオムライスなんかに挑戦してみても良いかもしれない。

冷蔵庫を覗き込んだりする貴方を、微笑ましい気持ちで見る。
本当に、あの頃からは考えられない姿だ。

「そろそろ買い出し行こうと思ってた所だし、
 丁度いいかもしれないな。
 高志は今日、何食べたい?」
(11) 2021/11/15(Mon) 1:10:09
闇谷 暁は、鏡沼 創へ、了解の意で軽く手を挙げた。
(a6) 2021/11/15(Mon) 1:11:12

【人】 探偵 闇谷 暁

>>15 高志

「……高志、前からそう言ってくれるよな。
 そんなに凝ったモノ作れる訳でも
 凄い上手い訳でも無いのに……….。」

はじめて手料理を振る舞った日。
貴方の言葉が嬉しくて、それが日常になって
今ではすっかり調理器具も手に馴染んできた。

「オムライス……再挑戦するか。
 カレーも簡単で良いな。」

客人へ尋ねるのを一瞥すれば
それもそうか、と頷いて
彼らの意見を聞く姿勢を見せる。


……どうやらカレーが優勢らしい。
さっとメモとペンを取り出せば、
お使いメモの用意をし始めた。
(21) 2021/11/15(Mon) 20:13:05
闇谷 暁は、不安です。
(a9) 2021/11/15(Mon) 20:14:39

闇谷 暁は、………
(a13) 2021/11/16(Tue) 0:59:08

【人】 探偵 闇谷 暁

>>25 リョウ

ポシェットよし。
やる気よし。
すごいやる気よし。

「………まあ、
 良い機会だとは思うが………
 思うが………、」

それでも心配なものは、心配。
ちら、ともう一人の家族を一瞥する。

……すぐに諦めたように頷けば
手元のメモ紙を破り、貴方へ差し出す。


「──分かったよ。
 危ない場所には行かない。
 知らない人には着いて行かない。
 まっすぐ帰ること。守れるか?」

貴方になら、きっと伝わるだろう。
自分達が貴方を心配し、大切に思っていると。

そうして貴方が了承するならば、
ぽんと背中を押して見送るだろう。
(27) 2021/11/16(Tue) 1:00:40
探偵 闇谷 暁は、メモを貼った。
(a14) 2021/11/16(Tue) 1:01:04

【人】 探偵 闇谷 暁

>>30 高志

「………」

確かに、『なんでも嬉しい』だ。
けれども貴方のために、
貴方の好きなものを作りたいのも事実で、

「贅沢な悩みばかり、
 増えてしまうな。」

夕飯の支度へ戻る貴方へ視線を向けながら
そうひとりごちた。
(31) 2021/11/16(Tue) 8:38:35
闇谷 暁は、迷彩 リョウが心配。
(a19) 2021/11/16(Tue) 20:41:40

【人】 探偵 闇谷 暁


「……おかえり」

続いて台所から顔を出す。
どこか気恥ずかしそうにうろうろと視線を彷徨わせてから
お使い人の無事を認めれば、
ほっと普段通りの表情に戻った。


「ああ……………………………」

中身を共に確認すれば、
チキンだった。

次からはメモの精度も上げなくてはなるまい。
野菜やルーなんかも問題なく、これはお使い大成功と言って過言じゃない筈だ。

「ば」


そうして取り出されるバクラヴァ。
これが四人分で300円──は本来有り得ないが、
以前からスーパー内の隅に居た事は知っている。
そろそろ値引きをされるような時期ではあった。

「よく頑張ったな、
 リョウのお陰で助かるよ。」

恋人と同じように家族の頭をひとつ撫でて
お使い成功を祝福した。

「そろそろ作り始めるか。
 ……鏡沼、中辛でも平気か?」
(39) 2021/11/17(Wed) 15:56:27
闇谷 暁は、迷彩 リョウの話へ楽しそうに耳を傾けている。
(a23) 2021/11/17(Wed) 16:03:48

【人】 探偵 闇谷 暁


さて、台所へ再び戻る。チキンだ。

「鶏肉……」

肉と玉ねぎ、にんじんに続き、
棚からにんにく、トマト缶を引っ張り出す。カレールーを一欠片少なめに用意。

「ちょっと違うのを作ろうか。
 じゃがいもが余るから、ポテトサラダとかも。」

そうして恋人と分担しながら、調理を進めるのだろう。


にんにくを微塵切りに、鶏肉と野菜を一口大に分け
バターの香ばしい匂いを広げながら──玉ねぎはしっかりと飴色になるまで炒める。

鶏肉に火が通ればカレールーにトマト缶、牛乳を足して煮込んでいけば
家庭的なバターチキンカレーが出来上がっていく。
辛いものがダメだとしても、きっとこれなら大丈夫。

「豪華かって聞かれると、微妙なとこだな。
 他にも作るか……いや既に量多いしな……。」

その合間でじゃがいもをレンジで蒸し、
マヨネーズ、玉ねぎやきゅうりなんかと混ぜ合わせる。


台所の空間、それから居間へ、ふわんと食欲を刺激する匂いが届いていく。
(40) 2021/11/17(Wed) 17:07:44
闇谷 暁は、こんな平和な時間が、これからも続いていけば良い。
(a24) 2021/11/17(Wed) 17:09:44

【人】 探偵 闇谷 暁


そわそわと待ち切れない人。
手伝いつつも感心してくれる人。
それからもてなすべき、大切な客人。

「家族に出すものだからな。」

これくらいはやれるようになりたくて、と
少年の仕事部屋には料理本も詰まれている。
照れの中に、少し得意げな表情を見せた。


……そうして調理を済ませて、家族へ配膳を任せれば
お仏壇へ白米を供えて手を合わせる。
騒がしい日常になったものだ、と小さく微笑んだ。

なんやかんやで居間に全員が揃えば
くるりと見渡し、両手を合わせる。


一人で住むには広すぎて
三人で住むにはちょうどよく
四人揃えば賑やかな一軒家に、
食事の挨拶が響くのだろう。
(45) 2021/11/18(Thu) 18:28:00
闇谷 暁は、「いただきます。」
(a28) 2021/11/18(Thu) 18:28:07

闇谷 暁は、迷彩 リョウの言葉に首を傾げた。
(a32) 2021/11/18(Thu) 19:22:14

闇谷 暁は、首を振る。「いや全く」
(a35) 2021/11/18(Thu) 19:27:10

【人】 探偵 闇谷 暁


「口に合ったなら良かった。
 こういうのは初めて作ったからな……。」

闇谷家は基本和食。
厨房に立つ二人共が慣れ親しんだ味だからだ。
実際にアレンジを加えるのは初めてだったが、
不味くないなら良かった。

ところであの鏡沼って奴、
めちゃめちゃ馴染んでるよな。


「食べたら風呂入れよ。
 鏡沼の布団、後でリョウの部屋に敷くぞ。」

お喋りが好きな迷彩のことだ。
きっと夜通し話したいだろう、との配慮に
ほんの少しの罪悪感を混ぜながら。

何を渡されるんだろうか……と
心当たりが全くない何かに思いを馳せるのだった。
(48) 2021/11/18(Thu) 19:39:59
 




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