いいねえ、次の旅行先は
　タツミヤ王国にしようかなあ。

　でも尾びれが付く魔法薬って
　なんかドキドキするよね。
　わたしが飲んだらになっちゃわないカナ！？


[ツアーの話になったら、
前々から思っていた不安？を打ち明けた。




って、思考がロマンに飛びかけたけど、
彼女…オトヒメの話を聞いて>>21
わたしはまた現実に戻ってきたのだ！]


　えっ、家が観光地なの？
　すごい、有名な場所に住んでるんだね！
　あれ…？というか有名人…？

　

　

　　そうか、の魔女さんだ！


[お話を知っていたわたしは、そこに気付いて

とテンション爆上がり。]


　オトヒメはヒメまでが名前なの？
　それともオトちゃん？オトメかな？


[でも、えらいヒトの偉さはイマイチわからない。
それがわたしなので、
特に口調とかは改まらないのだった！
案内も「その時はよろしくね！」と言って
全然遠慮しないのである。


　

　
[マジカルランドを知っていると聞いたら>>22
今度はわたしがニコニコしながら。]


　楽しいよ〜！だからね。
　エヘヘ、さっきの寝言…
　実はわたし、そこで働いてるんだ。
　こっちもオフの日なら案内できると思うから、
　今度ゼヒ遊びに来て！


[なんとなく、お互い案内する話にしちゃって。
今すぐ具体的な約束ができるわけじゃないけど、

こういうのも、旅の醍醐味って感じだよね。



　

　
[ティータイムのお誘いも受けてもらったので>>23
じゃあ何頼もっか！とメニューを開く。



わたしはフルーツサンドとプティ・ガトー3種盛りで
しっかりめのアフタヌーンティーにする。
紅茶はストレート、
最後にミルクアイスを注文して〆！

おこたの上が素敵なティーセットで埋まったら
結構優雅さも出たんじゃないかな？

わたしの話を、と言われれば喜んで。
ランドの話かな、里の話かな。聞かれたら答えたし、
わたしも海でのオトヒメの姿とか聞いてみたりした。
やっぱり、立派な尾びれ持ってるのかなーとか。
わたしの兎姿なら、今この場で披露できるけど
ヒレはそうも行かないカナって、質問だけね。]
　

　
[そうして、皿やカップが空になった後かな。
汽笛が鳴って、いよいよ出発！
車掌さんのアナウンスに耳を傾けて、>>1
それからわたしも、窓に寄って外を眺める。
]





[徐々に遠ざかるハルモアを見下ろして。
時間のせいか高度のせいか、
空の色がいっそう濃くなったように感じた。
このまま雲を抜ければ、満天の星空が見えるのかな。
しばらくの間は、夕暮れを楽しめるように
この高さを飛ぶのかもしれないけど。
きっと、上がり切る前が一番
景色の変化を楽しめる時間だと思うから、]


　そうだ、せっかくだし展望車に行ってみようかな。
　そっちの方がよく見えるかも！


[と、思い付きに顔を輝かせつつ、隣に顔を向けて。
一緒に行く？と首を傾げてみれば、
彼女の返答はどうだっただろう。]**
　

　

　心配っていうか〜。
　いや、心配といえば心配なんだけど
　新たな扉を開いちゃわないカナって
　そんな感じのデスね…

　あ、カメに乗るのは楽しそう！


[彼女の提案に、>>41
むむむ、と腕を組みながら悩んだケド
多分ナニ言ってるのかよくわからなかったと思う。

こういうのは感じるままに、なんだよ。



　

　

　ナルホド、魔法薬人気なんだね〜。
　あはは。今のトコ番う予定はナイけど、
　もしもの時はお願いしよっかな。

　でもお高いんデショ？


[つがいの話については>>42
今の所、陸海問わずそんな相手はいないから
ロマンスのネタ提供はできそうにないネ。
なので冗談ぽく、値段の話なんかしちゃって。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　

　

　そっか。じゃあオトヒメって呼ぶね。
　お姫様みたいに大事な子ってイミだよねきっと！
　バカかはわかんないけど、
　わたしは可愛い響きだと思うな。


[だから、照れなくてもいいのにって。
名前の話で、そういうそぶりが見えたなら>>43
わたしは笑って言うんだ。

いつかの案内についても、
連絡先を交換するなら気軽に応じる。>>46
オトヒメが簡単に旅行とかできる身じゃないって
わかったなら、気の長い話になるかもと思って
今のわたしの部屋は借家だから、もし引っ越す時は
手紙で知らせるねって言い添えよう。]
　

　
[わたしがメニューを見てガンガン行ってたら
オトヒメも>>47]


　あっ一口、


[つい願望がダダ漏れになってしまった！


こちらも気になるモノがあったら
いくらでも味見どうぞの姿勢！]
　

　

　　オトヒメ、リエブル族知ってるの！！？


[その質問にはびっくりして、
思わず食べる手が止まっちゃったけど。





　びっくりした〜〜。
　オトヒメ、すんごい物知りだね？
　偶然じゃないよ。わたしリエブル族だから。

　同じ名前ってワケじゃないんだけど…
　外に出てからは、なんとなく
　こう名乗るようになってさ。


[なんて普通に話しつつ、また食事を再開する。]
　

　

　マンタ？あっわかるカモ！
　マントみたいな姿の大きいやつでしょ？違う？？

　尾びれとは別かもしれないけど、
　マンタにも尻尾はなかった？まっすぐなの。
　あれはあれで可愛いと思うけどナー。


[そっちの答えにはそう返し。>>49
わたしの感覚だと尻尾になっちゃうんだけど、
お魚界ではいい感じのヒレの方が
ヒエラルキー上位とか、そういうのあるのカナ？
コンプレックスと聞いて、疑問符を浮かべた。


　

　
[そして出発後、一旦部屋に向かうと聞けば>>50
わたしは頷いて。]


　わかった、じゃあ先に行ってるね！
　またあとで〜！


[と言って、オトヒメに手を振る。

ペンギンスタッフに
おこたの上の片付けをお願いしたら、
わたしも歓談車を出て展望車に移動しよう。


　

　
―　展望車両　―

[さてさて、展望車に移動すれば
同じ目的のヒトが他にもいたかな？

まず車内を見回したわたしは、
そこにいた二人の姿に気付いて。>>45>>63]


　あ！アンジェだ〜。


[と、つい笑顔で声を掛けちゃったんだけど。
お話し中なのは見てわかったから、
手を振りつつ通り過ぎ。



ひとまず二人と少し離れた席に着いて、
おお〜！とはしゃぎながら、
今は外の景色を満喫するのだ。]
　

　

　

　
[展望車にて、交わした挨拶に
アンジェから一言が加われば>>91]


　うん！フルーツサンドと
　スイーツ尽くしでお茶してきた〜。


[と、こちらも一言で投げ返し。
詳しい説明はしなかったけど、ニコニコの笑顔で
わたしの満足度は伝わったんじゃないカナ。

アンジェの口ぶりからして、
あっちもおいしいモノを食べたんだろう。
あとで感想とか聞いちゃおっかな、と考えつつ
わたしは通り過ぎたのだった。]
　

　
[そして一人席に着き、
地上の眺めを見下ろしていた頃。

『リエブル』という声が聞こえてきたので>>115
呼んだ？と振り向けば、目は合ったかな。
それならとりあえず、また手を振ってみる。

単に話題に出ただけなら、
特に気にせず、景色へ視線を戻すけど。
追加で声が掛かるとか、
何か用事でもあるようなら
そっちの席の方に移動しようか。


　

　
―　少し前：歓談車両のティータイム　―

[兎耳人魚は確かに需要があるカモ…！？とか>>119
ロマンスはともかく、スゴイ魔法薬にはやっぱり
それに見合ったが必要になるよね〜とか>>120
そんな会話を交わして。



連絡先を交換しての締めくくりには、>>122
わたしも楽しみにしてるネ！と返し。

シェアしてもらったプリンで、さらに
ほっぺた落としつつ、ペンギンがコンニチワするのを
歓声をあげて見守った。可愛い〜！！


わたしの方もアレコレ薦めて、
どれが一番おいしかった？なんて話もしたり。
わたし的には今の所プリンが優勝カナ！
見た目は断然、ペンギン・スノードームだけどね〜。

　

　なるほどね〜、オトヒメは勉強家なんだなぁ。
　うちの里なんて外のヒトが迷い込んで来たら
　もう珍獣扱いだよ！


[リエブル族の話には、さらにそう返し。>>123



　名前は、わたしが勝手に使ってるだけ。
　名を広めても、うちの里は
　観光客誘致できるような場所じゃないしね…
　里のみんなも、特に興味ナイみたいだし…


[と、ちょっぴり遠い目になって
観光大使とかではないコトを説明した。]
　

　

　あー、まあ、ヒトと違うと色々あるよね。
　オトヒメも大変だったんだ？
　今気にしてないならいいケド。

　でもわたしは、マンタの姿も見てみたいな〜。
　大きい魚が泳ぐトコってカッコよさそう！
　お供の魚を連れてたりしてさ！


[しんみり話には一旦同調したものの、
そんな空気すぐに吹っ飛ばしてしまった。





そんなこんなで、ティータイムの時間は
楽しく過ぎて行ったのだった！]**
　

　
―　現在：展望車両　―

[呼ばれた気がして振り返り、
二人の方を見ていたら>>129
男のヒトが近付いてきたので、>>137
わたしはそちらに向き直った。]


　ん？　はい、そうだけど。
　ハジメマシテ？


[旅先で出会ったヒトに名刺をもらうなんて
丁寧な対応、わたしはなかなかナイ経験だったので
わー、とか言いながら物珍しげに受け取って。]


　へー、ユーリね。
　宝石屋さんか〜、初めてお話したかも！


[まずは名刺を眺めて、そんな感想を。
高価な石を扱うお店なら、
わたしにはあまり縁がなかったから。
]
　

　

　宝石か〜。多分買えないけど、
　見るだけでもいいの？


[お誘いには率直な答え。
悪気は全くなくて、予算の問題だった。
わたし、この旅行だって前々から貯金して、
ようやくやって来たくらいだしね。

でも、キラキラした石は綺麗だなって思うし。
見るだけでもいいなら、覗いてみたい気もして。

だからとりあえず、]


　ねー、アンジェはどうするの？


[って、ユーリから視線を移して
アンジェの方を窺ってみた。
わたしの答えは、二人次第。]

　
[ところで、ユーリのわたしを見る視線…
正確に言うと、わたしの耳を見る視線カナ？>>136
それがもし、わたしも気付くようなものだったら]


　おにーさん、兎獣人見るのはじめて？


[って、耳をひょこっと動かしながら笑ったと思う。




　

　



　うん、本物だよ。掴んじゃダメだからね〜。


[なんて、耳について言ったのは冗談だけど。





　ココで見るの？
　わたしはもう少し景色楽しむつもりだったから、
　そのくらいの時間だったらいると思う。


[って、ユーリの提案にはそう返した。>>184]

　
[アンジェが、一緒に見たいって
そう言ってくれたのも嬉しかったしネ。
待つと言った彼女の視線がわたしに向けば、>>204
ニッコリと笑顔を返して。]


　じゃあアンジェ、景色を見ながら
　お喋りして待ってようよ。
　あ、さっき何か食べてきたんでしょ？
　感想とか聞かせて！


[アンジェにはそう言って。
　
一度部屋に戻るというユーリの方にも、
じゃあ待ってるね、と言って手を振り
一旦お見送りの姿勢をとった。