人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


アクタは、紅茶を選べば、今日はちゃんと砂糖を入れた。
(a2) 2022/02/26(Sat) 22:28:40

アクタは、無理やり、なんとか、笑ってやった。「誰のせいだよ」
(a14) 2022/02/27(Sun) 1:20:38

アクタは、スマホ端末に目を向ける。「はァ!!?」
(a27) 2022/02/27(Sun) 13:14:44

【人】 演劇 アクタ


3日目、議論のち、夜が明けて、昼──と言っても、まだ朝に近い時間帯。
広場の噴水の前。仁王立ちの男が居る。

スマホのような端末で文字を打ち
誰かと
待ち合わせをしている
らしく、ソワソワ辺りを見渡した。
(2) 2022/02/27(Sun) 23:09:41

【人】 演劇 アクタ

>>@10 ユメスケ


「正直、結構待ったな。
 でも別に良いよ、僕も考え事してたし。」

何より、今日は気分転換がしたかった。

君からの名前呼びに、ん、と反応。
……少し考えて、言及するのはやめた。


「えーと、お前は触れられない物もあるんだよな。
 一緒に遊べるものを考えてたんだけど……
 例えば今ここに美術館とか建てたら、全然遊べたりしないか?」

特に触る必要はなく、鑑賞するものならば
君と共有出来るのでは、と考えていたのだ。

──勿論、生み出すのはこの男なので、
 ちゃんとした美術館が出るかと言われると、怪しい。

だけど君が賛同してくれるなら、
試す価値はあるんじゃないかと思っている。
(3) 2022/02/28(Mon) 0:48:59

【人】 演劇 アクタ

>>@11 ユメスケ


「何でだ……?」


待ったのに嘘を吐く必要が?みたいな顔をした。
この男がそういう方面に詳しく無い事が、よく分かるかもしれない。


「……え、な、何だよッ……?
 なんだ、その……文章と実際喋るのとで
 使い分けてるのかと思っ……、」

そうして、呼び方を指摘されれば
少し嬉しかった事実を隠しながら、
「ほら、出すぞ!」と無理やり話題を切り替えてやった。

ぐっと両目を閉じれば
(61)1d80%ぐらい実物に近い美術館が広場の片隅に出現する。
(4) 2022/02/28(Mon) 8:28:02
アクタは、満足そう。「よし!」
(a39) 2022/02/28(Mon) 8:30:51

【人】 演劇 アクタ

>>@11 ユメスケ


一階建ての、地域に密着しているような
小さな美術館が君の前に現れた。

内部は男が覚えている範囲の芸術品だったり、
うろ覚えの偽物がしれっと並んでいたりと
とにもかくにも、61%くらいの再現度だ。

少しだけ、美術に理解の深い男を呼ぶべきだったかと考えたが
これはこれで良いかと頷いて、自分を納得させた。


「この僕に任せれば、ざっとこんなもんだ!
 ほら、W館内ではお静かにWな。」

ぎぃ、と扉を開ければ
君を館内へと手招いた。
(5) 2022/02/28(Mon) 8:43:07
アクタは、でーと………?
(a40) 2022/02/28(Mon) 8:43:24

【人】 演劇 アクタ

>>@12 ユメスケ


「へェ。
 
嘘を吐く事で愛情表現になる
のか……。」

歪んだ認識をした。
男に実績が無い理由、多分こういうところだ。

そうして、二人きり。
囁かれた言葉を鼓膜に小さく響かせて

「ッなぁ……!?
 お前〜〜ッ……言葉のチョイスに悪意あるだろ……」


ぎい、と小さな美術館が二人を飲み込んで。
暫く、内緒話のやり取りが続いた。

(10) 2022/02/28(Mon) 18:56:28
アクタは、美術館を出た後。何かの音を聞いて。
(a55) 2022/02/28(Mon) 18:57:23

アクタは、「今何か聞こえたか、コタロー」
(a56) 2022/02/28(Mon) 18:57:56

【人】 演劇 アクタ

>>t25 >>@13 ユメスケ


「ふゥん、派手な組み合わせだな。」

ヌンッする君の隣。
あんまり便利機能を活用していない男は
ぼんやりとした感想を漏らした。
実際、どちらも容姿が華やかな二人だ。

「……あの議論場では言わなかったけど
 昨日、僕もアイドルと約束してたんだよな。内容は言わないけど。
 あいつ今頃
『も〜☆ヒメノ怒っちゃうぞ♪』
とか言ってたりして……、」

全然似てない裏声に
はは、と乾いた笑い声。

「紙袋割ったみたいな音か……」

例えば、舞台演出なら。
それをどんな場面で使うか。どんな音として使うか。

「………」

ヒメノの強かな性格を知っている。
エノの温もりを覚えている。


「……コタロー、走れるか?」
(13) 2022/02/28(Mon) 20:24:35

【人】 演劇 アクタ

>>@14 ユメスケ


「や、そういう話……だと思うんだけど
 最悪を想定して生きろって、言ってた、……友達が。」
 
           ───相手の反応を予想しながら話すといいぞ。
          ───とりあえず考えられる中で、一番悪いパターンを考えておけば何とかなる。


行ってどうするとか、どうして行くのかとか、
そういう頭は回っていなくて。
ただ平凡に、単純に、愚かに、じっとしていられなかった。


「あっ待て場所どこだっけ?」


並走して向かった。
(14) 2022/02/28(Mon) 21:56:25

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「………」

ごくり、息を呑んで。恐る恐る中に立ち入る。
ユメスケを背に庇いながら。


───生臭い鉄の匂い。
───燻された火薬の匂い。
───床に錯乱する薬、薬、薬。

───二人分の話し声。

踏み込む度に濃くなって、う、と息を漏らす。
そうして、命を奪い合う二人に
聞こえるか聞こえないか──そんな声量で、声を掛けた。

「なッ、何……してるんだ?」


人と人が殺し合うなんて発想がない男は
何かの見間違いである可能性に縋っている。
(16) 2022/02/28(Mon) 23:22:01

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

ぼろぼろの二人を視界に認めれば、信じられないものを見るように、交互に視線を向けた。

「────、」

笑う青年、うめく少女。
どちらの表情も、自分が見たことないものだ。
                                怖い。


「……あ、て、手当てか。怪我してるもんな。
 そうだな、まず手当てだな……!?


タオル。ガーゼ。消毒液。
ユメスケに示されるままに薬棚や床から拾い上げて
空気も読まずにWいつも通りWを取り繕って、苦笑を作ってみせた。

「びっくりしたッ、
 えーとまずは……アンタから。」

ヒメノへ躊躇いなく近寄れば膝を折り
立てるだろうか、と手を伸ばす。
抵抗されなければ、気休め程度の応急手当てをするつもりだ。
それで癒えるのかは分からないけれど。


「エノも、
 そんな物騒な物早く捨てて……。」

血濡れの刃物を一瞥すれば
気まずそうに目線を逸らす。
(18) 2022/03/01(Tue) 1:03:56

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「え、あ、仰向け……毛布……」

ぐっと両目を閉じればフカフカの毛布を2枚出した。
ユメスケに言われるがままヒメノの手当て──銃痕を見つけて、薄くなる呼吸を聞いて、……ダメかもなんて思いながら──とにかく、出来ることをした。
素人にできる事は限られているし、VR空間なので意味なんて無いのかもしれないけれど。


「………なんで…………
 こんなの……ダメだよ……、
し、死ぬなよ……!


言ってから、こんな場所には似合わない言葉だと思った。
じゃあ、何なら良いのか。
この状況をよしと思えない自分がおかしいのか。



「……ほら、次、エノ。」

きっと同じように、意味のない精一杯を施すだろう。
(20) 2022/03/01(Tue) 8:41:17

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……知ってるよ。」

ヒメノの生への執着の全てを理解しているとは言えない。
けど、知ることぐらいは出来ていると思うから。

「僕だって生きたいけど、
 誰かに死んで欲しい訳じゃない。
 自分でも矛盾してんの、分かってるけどさ……!」

次、とエノの傷へ手を伸ばす。──止血は殆ど済んでいるので、消毒したりガーゼを貼ったり、そんな程度。
途中でユメスケに助言を乞いながら進めた。……一命を取り留めるかどうかは、本人にしか分からないだろうが。

「……僕、まだ、
 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」


──あらかた、
素人に出来る事はやり切った。
具合はどうだろうか、とそっと距離をとり、
心配そうに二人ともを視界に入れる。

「二人とも、
 し、死ぬなよ………………」
(24) 2022/03/01(Tue) 13:38:47

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「────ぁ、」

小さな声も、伸ばされた手も、ちゃんと見ていた。
だから、矛盾を抱えた頭でぐるぐる考える前に、それを掴もうとして、一歩歩み寄って、同じように腕を伸ばして────
空を切る。



……ぱたり。
少女の小さな手が地に落ちた意味を
知らないふりは出来ない。


「……ヒメノ。」

こんな場所VR空間でも、命が尽きれば現実でも死ぬ。

「……、」

もう届かないだろうけど、と、何か言葉を掛けようとして───出来なかった。

返事が帰ってこない事が。
もう動かない事が。

人に死ねと言ってしまった癖に
……今更、人の死が恐ろしかった。

(31) 2022/03/01(Tue) 19:07:05

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……エノ!?」


だから、生きる人の音が聞こえて、少し安堵した。


「コタロー!
 こ、こっち、エノ、生きてる…………!」

さんざんアドバイスを貰った少年にそう報告して
息を吸う男に駆け寄った。

「よかっ、た……ッ
 し、死んじゃったら、ど、どうしようって……!」

恐怖と安堵。
ぼたぼたと瞳の端から雫を落として顔を覗き込む。……呼吸がある。生きている。

「立て……ないよな、
 休める場所……行きたいとこ、あるか……?」

もうじき、出廷の時間だろうか。
それでも君が望めば望む場所まで、
そして何も言わなければ、エノの部屋を探して運び込むだろう。
(32) 2022/03/01(Tue) 19:08:00

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

「……すとれっちゃあ」

病院の廊下でシャーのやつ。
全然分からなかった。


合議に行きたいと聞きつつも
そんなにすぐに体は動かない。

どうしよう。
……そんなところで、声が聞こえた。
やけに冷静に、連れてきた少年が答えた。



嗚呼、良かった!

……何か言わないと。
手を貸してくれとか、
運んでくれだとか、
何が起こったとか───



「………ひとと、人が、」

垣間見た凄惨さを思い出した男の喉は
震えた言葉を吐くだけが精一杯だった。
(38) 2022/03/01(Tue) 20:08:22

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

冷静な男の言葉を、行動する少女を、
ぼんやりと見聞きしながら
歪む視界を元通りにしようと、袖で目元を拭った。

「……ぼく、は、」

どうする予定、だったか。
エノ怪我人ヒメノ死体も、毛布をあてがって、拙い応急手当てが施されているのみで──W中途半端Wな現場をぐるりと見渡す。
……何も出来なかった。結果として、そんな心境。


「……まかせる」

自分は駆け付けただけで
止める事も、救う事も、きっと出来ていないから。


「どっちも、何とかしたくて、
 でも……ナツメ、さん、が……そうするなら
 ぼくは、………ヒメノを……。」
(42) 2022/03/01(Tue) 20:37:55
アクタは、タオルを投げられて、力無く受け取った。
(a81) 2022/03/01(Tue) 20:49:49

アクタは、「背中と、からだじゅう切られたみたいな傷が……」
(a82) 2022/03/01(Tue) 20:51:28

【人】 演劇 アクタ

>>薬局

力無く頷いて、タオルに顔を埋めて、
……名残惜しそうにエノを見つめて。


それから、ヒメノに再び近付くまで
暫く時間を掛けるだろう。

合議には、きっと遅刻する。
(48) 2022/03/01(Tue) 20:54:18
 




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